JP2016030203A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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智 坂口
友美 磯貝
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友美 磯貝
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Maki Miyake
真紀 三宅
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Abstract

【課題】良好な肌触りを有する使い捨ておむつを提供する。【解決手段】長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有した使い捨ておむつであって、液体を吸収する吸収体と、前記幅方向の両側部に位置するサイドフラップと、前記長手方向に沿って伸縮する伸縮部材と、を有し、前記サイドフラップの前記幅方向外側の端縁部は、前記幅方向外側に凸となった凸部と前記幅方向外側に凹となった凹部とが前記長手方向において交互に繰り返される蛇行状の蛇行状部分を備え、前記伸縮部材は、前記幅方向において、前記凹部の凹部頂点から、前記凹部頂点と前記凸部の凸部頂点との前記幅方向における頂点間距離だけ内側に位置する内側位置、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられていることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来オープンタイプの使い捨ておむつが広く用いられている。このようなオープンタイプの使い捨ておむつは、着脱の容易性などから、特に新生児及び乳幼児に広く用いられている。
特開平11−47189
オープンタイプの使い捨ておむつでは、着脱が容易である一方、着用時における脚繰り部分の肌触りが問題となることがある。特に、着用者に使い捨ておむつを着用させた際に、脚繰り部分のフィット性が高くなった場合には、着用者が不快に感じる場合がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、良好な肌触りを有する使い捨ておむつを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有した使い捨ておむつであって、
液体を吸収する吸収体と、
前記幅方向の両側部に位置するサイドフラップと、
前記長手方向に沿って伸縮する伸縮部材と、
を有し、
前記サイドフラップの前記幅方向外側の端縁部は、前記幅方向外側に凸となった凸部と前記幅方向外側に凹となった凹部とが前記長手方向において交互に繰り返される蛇行状の蛇行状部分を備え、
前記伸縮部材は、前記幅方向において、
前記凹部の凹部頂点から、前記凹部頂点と前記凸部の凸部頂点との前記幅方向における頂点間距離だけ内側に位置する内側位置、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、良好な肌触りを有する使い捨ておむつを提供することができる。
本実施の形態に係るおむつ1の展開平面図である。 図2A〜図2Cは、本実施の形態に係るおむつ1の各部の分解説明図である。図2Aは、前部3の分解説明図である。図2Bは、股下部5の分解説明図である。図2Cは、後部7の分解説明図である。 着用時におけるおむつ1の形態を示した正面図である。 着用時におけるおむつ1の形態を示した側面図である。 本実施の形態に係るサイドフラップ14及びその周辺の構成を説明する概略平面図である。 本実施の形態に係るサイドフラップ14の端縁部14Lgについて拡大して表した図である。 本実施の形態に係る糸ゴム27の配置により生ずる優位性を説明するための第一説明模式図である。 本実施の形態に係る糸ゴム27の配置により生ずる優位性を説明するための第二説明模式図である。 第二実施形態に係るサイドフラップ14及びその周辺の構成を説明する概略平面図である。 第三実施形態に係るサイドフラップ14及びその周辺の構成を説明する概略平面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有した使い捨ておむつであって、
液体を吸収する吸収体と、
前記幅方向の両側部に位置するサイドフラップと、
前記長手方向に沿って伸縮する伸縮部材と、
を有し、
前記サイドフラップの前記幅方向外側の端縁部は、前記幅方向外側に凸となった凸部と前記幅方向外側に凹となった凹部とが前記長手方向において交互に繰り返される蛇行状の蛇行状部分を備え、
前記伸縮部材は、前記幅方向において、
前記凹部の凹部頂点から、前記凹部頂点と前記凸部の凸部頂点との前記幅方向における頂点間距離だけ内側に位置する内側位置、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
このような使い捨ておむつによれば、凸部稜線を有する山部のみならず、凹部稜線を有する山部によっても、十分なクッション効果が得られ、良好な肌触りを有する使い捨ておむつを提供することが可能となる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記伸縮部材は、糸ゴムであることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、使い捨ておむつへの伸縮部材の接合面積が最小で済むため、肌触りへの影響も最小にすることができる。そのため、より一層良好な肌触りを有する使い捨ておむつを提供することが可能となる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記サイドフラップは、防漏シートが設けられた防漏シート設置部と、該防漏シート設置部よりも前記幅方向外側に位置する防漏シート非設置部と、を備え、
前記防漏シート設置部と前記防漏シート非設置部との境界は、前記凹部頂点よりも前記幅方向内側に位置し、かつ、前記凹部頂点と前記境界との前記幅方向における頂点境界間距離は、前記頂点間距離の2倍以上であり、
前記糸ゴムは、前記幅方向において、
前記凹部頂点と前記境界の前記幅方向における真ん中と、前記境界と、の間に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、より長い凹部稜線を有する山部を生成することが可能となる。したがって、より適切なクッション効果を肌に与えることができ、より一層良好な肌触りを有する使い捨ておむつを提供することが可能となる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記長手方向に沿って形成され、支点を有するレッグサイドギャザーを有し、
前記サイドフラップは、防漏シートが設けられた防漏シート設置部と、該防漏シート設置部よりも前記幅方向外側に位置する防漏シート非設置部と、を備え、
前記防漏シート設置部と前記防漏シート非設置部との境界は、前記凹部頂点よりも前記幅方向内側に位置し、
前記支点は、前記境界よりも、前記幅方向内側に位置し、
前記糸ゴムは、前記幅方向において、
前記境界と前記支点との間に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、排泄物が、支点を越えて製品幅方向外側へ移動したとしても、糸ゴムまでの間に、防漏シートが存在するため、排泄物は、漏れることなく糸ゴムに到達し、糸ゴムでブロックされることとなる。そのため、液漏れを適切に防止することが可能となる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記長手方向に沿って形成され、支点を有するレッグサイドギャザーを有し、
前記糸ゴムは、前記幅方向において、
前記支点よりも内側に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、レッグサイドギャザーの様子を外部から適切に目視確認することが可能となる。そのため、使い捨ておむつが着用された状態で、着用者を不用意に動かさずに、排泄物のチェックが行えるようになる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記レッグサイドギャザーは、前記支点よりも前記幅方向内側に位置する内側頂点を有し、
前記レッグサイドギャザーの前記支点から前記内側頂点までの部分のうちの支点寄り部分は、一層のみのシートからなることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、支点寄り部分は、最初に排泄物が見える場所であるため、当該支点寄り部分を一層のみのシートとすることにより、排泄物のチェックがより一層容易に行えるようになる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記レッグサイドギャザーは、前記支点よりも前記幅方向内側に位置する内側頂点を有し、
前記支点と前記内側頂点との前記幅方向における支点内側頂点間距離は、前記支点と前記凸部頂点との前記幅方向における支点凸部頂点間距離よりも大きいことが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、サイドフラップの幅方向外側の端縁部よりも外側に飛び出す部分が、レッグサイドギャザーの少なくとも一部分に生ずるため、当該一部分は特に排泄物が見え易い場所となる。そのため、排泄物のチェックがより一層容易に行えるようになる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記蛇行状部分は、長手方向蛇行状部分であり、
前記サイドフラップは、前記使い捨ておむつを着用する際に着用者の腹側に位置する前部と、着用者の背側に位置する後部と、前記前部及び前記後部との間に位置する股下部と、を有し、
前記後部には、前記幅方向外側に向かって突出し、前記長手方向に沿った後部最外端を備える後部突出部が、設けられており、
前記後部突出部には、ファスニングテープが取り付けられており、
前記端縁部は、前記後部最外端のうち前記長手方向において最も前部側の前部側端と、前記長手方向蛇行状部分との間に、前記凸部と前記凹部とが前記長手方向に対して斜めの方向において交互に繰り返される蛇行状の非長手方向蛇行状部分を備え、
前記糸ゴムの後部側の端は、前記長手方向において、
前記前部側端よりも後部側かつ前記ファスニングテープよりも前部側に位置していることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、非長手方向蛇行状部分に設けられた凹部についても凹部稜線を有する山部を作り出すことができるので、より適切なクッション効果を肌に与えることができ、より一層良好な肌触りを有するおむつを提供することが可能となる。また、ファスニングテープに余計なしわ(皺)ができることが回避され、ファスニングテープの機能が損なわれることを防止することが可能となる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記サイドフラップは、前記使い捨ておむつを着用する際に着用者の腹側に位置する前部と、着用者の背側に位置する後部と、前記前部及び前記後部との間に位置する股下部と、を有し、
前記前部には、前記幅方向外側に向かって突出し、前記長手方向に沿った前部最外端を備える前部突出部が、設けられており、
前記糸ゴムの前部側の端は、前記長手方向において、
前記前部最外端のうち前記長手方向において最も後部側の後部側端よりも後部側に位置していることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、ファスニングテープの係合可能領域に余計なしわ(皺)ができることが回避され、ファスニングテープの機能が損なわれることを防止することが可能となる。
===本実施の形態に係る使い捨ておむつについて===
本実施の形態の使い捨ておむつ(以下、単におむつ1とも呼ぶ)は、主に新生児や乳幼児を着用対象とした使い捨ておむつであり、体重が3000g以下の低体重児、特に体重が2500g未満の低出生体重児に好適に用いられる。なお、低体重児には、低出生体重児(体重2500g未満)だけでなく、極低出生体重児用(体重1500g未満)や超低出生体重児用(体重1000g未満)も含まれる。
図1は、本実施の形態に係るおむつ1の展開平面図である。図2A〜図2Cは、本実施の形態に係るおむつ1の各部の分解説明図である。図2Aは、前部3の分解説明図である。図2Bは、股下部5の分解説明図である。図2Cは、後部7の分解説明図である。図3は、着用時におけるおむつ1の形態を示した正面図である。図4は、着用時におけるおむつ1の形態を示した側面図である。
本実施の形態のおむつ1は、所謂オープンタイプの使い捨ておむつであり、図1に示すように、前部3と、股下部5と、後部7とを有する。前部3は、着用者の前部(腹側、前
胴回り)に位置することになる部分である。また、後部7は、着用者の後部(背側、後胴回り)に位置することになる部分である。股下部5は、前部3と後部7との間に位置することになる部分である。
以下の説明では、図1に示すように、各方向を定義する。すなわち、前部3から後部7に向かう方向を「製品長手方向L」とし、製品長手方向Lと直交する方向を「製品幅方向W」とする。図1に示されているCLは、製品長手方向Lにおけるおむつ1の中心を示す線である。また、図2に示すように、製品長手方向L及び製品幅方向Wと直交する方向を「厚さ方向」とし、着用者の肌の側を「肌側」とし、その逆側を「非肌側」とする。
おむつ1は、中央帯状領域12と、サイドフラップ14と、レッグサイドギャザー16と、ウェストギャザー18とを有する。一対のサイドフラップ14には、ファスニングテープ30がそれぞれ取り付けられている。
中央帯状領域12は、前部3、股下部5及び後部7によって構成された製品幅方向Wの中央部に位置する帯状の領域である(図1参照)。中央帯状領域12は、着用者によって排泄された尿等の液体を吸収し保持する部位である。中央帯状領域12は、液保持性の吸収体21を含む縦長の形状(製品長手方向Lに沿った形状)を有する。中央帯状領域12は、主に、吸収体21、トップシート22、防漏シート23及びバックシート24を有する(図2A〜図2C参照)。
吸収体21は、尿等の排泄物を吸収することが可能な液体吸収性素材を積層してなる部材であり、前部3、股下部5及び後部7にわたって配置されている。図1の網掛け部で表示された領域は、吸収体21の占める領域を示している。吸収体21は、製品長手方向Lの中央部における幅が狭くなるような砂時計形状を有する。但し、吸収体21の形状は、図1に示す形状に限定されず、単純な長方形であっても良い。また、吸収体21は、少なくとも股下部5に設けられていれば良い。吸収体21は、トップシート22及び防漏シート23に挟まれて配置されている。吸収体21を構成する液体吸収性素材としては、例えばパルプ繊維等の液体吸収性繊維や、高吸収性ポリマー等の液体吸収性粒状物を使用することができる。また、液体吸収性繊維及び液体吸収性粒状物以外の液体吸収性素材を含んでいても良い。
吸収体21の股下部5には、製品幅方向Wの両端部の前部3寄りに1対のダーツ部211fが形成されている。同様に、製品幅方向Wの両端部の後部7寄りに1対のダーツ部211bが形成されている。ダーツ部211f及び211bは、吸収体21が図1のような略釣りがね形状に切欠かれたくびれ部である。これにより、当該ダーツ部の領域で吸収体21を折り曲げやすくすると共に、着用者の身体(股下部)に合わせておむつ1を丸く立体的に変形させやすくして、おむつ1を着用する際のフィット性を向上させることができる。なお、当該ダーツ部211f及び211bの形状は図1に示される形状には限られない。
なお、おむつ1では、着用者の股間の中心部と股下部5の中心部とが一致するように股下部5の位置が設定されている。着用者の股間の中心部とは、脚の付け根の中央位置のことであり、製品長手方向Lにおいておむつ1の中心位置CLよりも前部側にずれた位置となる(図1参照)。股下部5の中心部がおむつ1の中心位置CLよりも前部側にあることにより、着用者は脚を前側(腹側)に動かしやすくなり、また、おむつ1の後部7の面積を相対的に広くすることで、着用者の臀部をしっかりと覆うことができる。
トップシート22は、吸収体21の肌側に配置された液透過性の部材である。防漏シート23は、吸収体21の非肌側に配置された液不透過性の部材である。バックシート24
は、おむつ1の非肌側の外装を構成する部材(外装シート)であり、例えば不織布で構成されている。防漏シート23の非肌側にはバックシート24が配置されている(図2A〜図2C参照)。
中央帯状領域12の股下部5では、吸収体21とバックシート24との間に、伸縮フィルム25が配置されている。伸縮フィルム25は、股下部5の中央帯状領域12に伸縮性を付与する部材である。本実施の形態では、製品長手方向Lに伸長させた状態で伸縮フィルム25が取り付けられる。これにより、伸縮フィルム25は中央帯状領域12の股下部5に対して製品長手方向Lに沿った収縮力を発現する。おむつ1の着用時においては、股下部5が製品長手方向Lに沿って収縮することにより、上述のダーツ部211f及び211bと相まって中央帯状領域12が着用者の身体に沿って丸みを帯びた形状に立体的に変形する。これにより、中央帯状領域12が着用者の股間部を包み込むような形状で保持されるようになるため、おむつ1のフィット感を向上させつつ、排泄物がおむつ1の外部に漏れることを抑制しやすくなる。
サイドフラップ14は、おむつ1の製品幅方向Wの両側部に位置する部位、すなわち、製品幅方向Wにおいて中央帯状領域12よりも両側側に位置する部位である。サイドフラップ14は、前部3、股下部5及び後部7にわたって形成されている(図1参照)。股下部5におけるサイドフラップ14の製品幅方向Wの長さ(幅)は、前部3及び後部7におけるサイドフラップ14の製品幅方向Wの長さ(幅)よりも狭い。また、サイドフラップ14の前部3における製品幅方向Wの長さwfよりも、サイドフラップ14の後部7における製品幅方向Wの長さwbの方が長くなっている(図1参照)。
サイドフラップ14は、主に、肌側シート26とバックシート24から構成されている(図2A〜図2C参照)。肌側シート26は、前部3、股下部5及び後部7にわたって形成された肌側の部材であり、例えば不織布で構成されている。肌側シート26は、レッグサイドギャザー16(立体ギャザー)を構成する部材でもあり、肌側シート26の外側の部位(図1の太点線の接合部26Aより外側の部位)がサイドフラップ14を構成する。
一対のサイドフラップ14には、製品長手方向Lに沿って伸縮するレッグギャザー15(脚回り伸縮部)がそれぞれ設けられている。サイドフラップ14の肌側シート26とバックシート24との間には、製品長手方向Lに沿って伸縮する糸ゴム27が配置されており、当該糸ゴム27が股下部5の肌側シート26及びバックシート24に伸縮性を付与することによって、レッグギャザー15が構成される。なお、サイドフラップ14と糸ゴム27については、後に詳述する。
レッグサイドギャザー16は、脚繰りの隙間からの液漏れを防ぐための立体ギャザーである。一対のレッグサイドギャザー16は、前部3、股下部5及び後部7にわたって製品長手方向Lに沿って形成されている(図1参照)。レッグサイドギャザー16は、サイドフラップ14の内側で中央帯状領域12の両縁を覆うように形成されている。
レッグサイドギャザー16は、主に肌側シート26の内側の部位から構成されている(図2参照)。肌側シート26(レッグサイドギャザー16)は、中央帯状領域12とサイドフラップ14との間の接合部26Aで製品長手方向Lに沿って接合されている(図1の太点線)。肌側シート26の接合部26Aよりも内側の領域が、接合部26Aを支点16aにしてレッグサイドギャザー16(立体ギャザー)を構成する(すなわち、支点16aの位置は、製品幅方向Wにおいて、中央帯状領域12とサイドフラップ14との境界位置と一致している)。つまり、レッグサイドギャザー16(立体ギャザー)は、支点16aと当該支点16aよりも製品幅方向W内側に位置する内側頂点16bとを有し、支点16aから内側頂点16bまでの間の部分(肌側シート26)が支点16aから立ち上がるよ
うになっている。
また、支点16aから内側頂点16bまでの間の部分のうちの支点寄り部分16cの肌側シート26の層数と、内側頂点寄り部分16dの肌側シート26の層数は、互いに異なっている。すなわち、内側頂点寄り部分16dにおいては、肌側シート26が折り返されているため、前記層数は2層となっている。そして、当該2層に挟まれるようにして、糸ゴム等の伸縮部材が設けられている。したがって、股下部5の肌側シート26の内縁は伸縮性を有している。一方で、支点寄り部分16cは、一層のみの肌側シート26からなっている。
ウェストギャザー18は、後部7において製品幅方向Wに沿って配置された胴回り伸縮部である(図1参照)。後部7では、吸収体21とバックシート24との間に、ウェストギャザーフィルム28が配置されている(図2C参照)。ウェストギャザーフィルム28は、製品幅方向Wに沿って伸縮する帯状の伸縮部材である。ウェストギャザーフィルム28がバックシート24等に伸縮性を付与することによって、ウェストギャザー18が構成される。ウェストギャザーフィルム28の製品幅方向Wの長さは、吸収体21よりも長い。このため、ウェストギャザー18は、吸収体21から製品幅方向Wの外側にも突出して形成されている。なお、ウェストギャザー18が設けられていなくても良い。
ファスニングテープ30は、後部7のサイドフラップ14(具体的には、後述する後部突出部14b)に取り付けられている(図1参照)。サイドフラップ14を構成する肌側シート26とバックシート24との間にファスニングテープ30の一部が挟み込まれることによって(図2C参照)、ファスニングテープ30が取り付けられている。
前部3には、ターゲットテープ29が設けられている(図1参照)。ターゲットテープ29は、前部3のバックシート24の非肌側に配置されている(図2A参照)。ターゲットテープ29は、ファスニングテープ30と係合可能な部材であり、例えば不織布で形成されている。ターゲットテープ29は、ファスニングテープ30を係合させるターゲット領域を構成する。なお、バックシート24の非肌側にターゲットテープ29を配置する代わりに、バックシート24の最外層の不織布にターゲット領域を形成しても良い。
そして、図3及び図4に示すように、ファスニングテープ30を、ターゲットテープ29に又は他方のファスニングテープ30に係合させることによって、おむつ1を着用させることになる。
本実施の形態の低体重児用のおむつ1の製品長手方向Lの製品長(製品を長手方向に皺なく伸長させた状態での寸法)は、210〜330mmの範囲である。例えば、体重2500g未満の低出生体重児用のおむつ1の製品長は310mmであり、体重1500g未満の極低出生体重児用のおむつ1の場合の製品長は270mmであり、体重1000g未満の超低出生体重児用のおむつ1の場合の製品長は230mmである。
また、本実施の形態の低体重児用のおむつ1のウェスト寸法は、160〜295mmの範囲である。なお、ウェスト寸法は、一方のファスニングテープ30の端部を他方のファスニングテープ30のフックシート領域のサイドフラップ14側の端部に合わせた状態で、皺なく製品を伸ばした状態での寸法である。すなわち、製品を幅方向に伸長させた状態での寸法である。例えば、低出生体重児用のおむつ1のウェスト寸法は273.5mmであり、体重1500g未満の極低出生体重児用のおむつ1の場合のウェスト寸法は220mmである。
<本実施の形態に係るサイドフラップ14の構成について>
図5は、本実施の形態に係るサイドフラップ14及びその周辺の構成を説明する概略平面図である。上述したように、本実施の形態のサイドフラップ14は、製品長手方向Lに沿った縦長の部位であり、主に、肌側シート26及びバックシート24によって構成されている。
サイドフラップ14の前部3には、製品幅方向W外側に向かって突出した前部突出部14fが設けられている。この前部突出部14fにおいては、製品幅方向Wにおいて最も外側の端が、製品長手方向Lに沿っている。すなわち、前部突出部14fは、製品長手方向Lに沿った前部最外端14faを備えている。同様に、サイドフラップ14の後部7には、製品幅方向W外側に向かって突出した後部突出部14bが設けられている。この後部突出部14bにおいては、製品幅方向Wにおいて最も外側の端が、製品長手方向Lに沿っている。すなわち、後部突出部14bは、製品長手方向Lに沿った後部最外端14baを備えている。後部突出部14bにはファスニングテープ30が設けられ、当該ファスニングテープ30によって着用者の胴回りにおいて後部突出部14bが前部突出部14fと重ね合わされるようにして固定される。
サイドフラップ14の前部突出部14fと後部突出部14bとの間の製品幅方向Wの外側端部領域は、おむつ1の脚回り開口部を形成する端縁部14Lgとなっている。本実施の形態の端縁部14Lgは、股下部5を中心として前部3から後部7にわたって形成され、製品幅方向Wの外側に凸となった複数の凸部と製品幅方向Wの外側に凹となった複数の凹部とが交互に繰り返される蛇行状の形状である。図5において、端縁部14Lgの股下部5には凸部145a及び凹部145bがそれぞれ複数形成されている。同様に、端縁部14Lgの前部3には凸部143a及び凹部143bがそれぞれ複数形成され、端縁部14Lgの後部7には凸部147a及び凹部147bがそれぞれ複数形成されている。
図6は、本実施の形態に係るサイドフラップ14の端縁部14Lgについて拡大して表した図である。端縁部14Lgは、股下部5の領域において5つの凸部145aと5つの凹部145bとを有する。凸部145a及び凹部145bはそれぞれ所定の曲率で緩やかなカーブを描く、所謂R形状であり、例えばR=6mm〜10mm程度の曲率で形成されている。本実施の形態では、5つの凸部145aがそれぞれ同じ曲率で形成され、5つの凹部145bもそれぞれ同じ曲率で形成されている。つまり、股下部5の領域に形成される凹凸は全て同じ形状である。
また、凸部145a及び凹部145bは、製品長手方向Lに沿ってそれぞれ直線的な位置関係となるように配置されている。つまり、端縁部14Lgの股下部5の領域において5つの凹部145bの凹部頂点145dはそれぞれ製品幅方向Wの同じ位置であり、図6に示されるように、製品長手方向Lに沿った同一の直線上に位置している。同様に、5つの凸部145aの凸部頂点145cもそれぞれ製品幅方向Wの同じ位置であり、製品長手方向Lに沿った同一の直線上に位置している。このように、端縁部14Lgは、股下部5において、製品幅方向W外側に凸となった凸部145aと製品幅方向W外側に凹となった凹部145bとが製品長手方向Lにおいて交互に繰り返される蛇行状の(長手方向)蛇行状部分を備えている。図6では、凹部頂点145dと凸部頂点145cとの製品幅方向Wにおける頂点間距離がw1の長さとなっている。w1の長さは、例えば2mm程度である。
なお、凸部145a及び凹部145bの形状や大きさ、配置数等は図5や図6に示される例には限られず、おむつ1の着用対象やサイズの違いに応じて適宜変更可能である。
図5で、端縁部14Lgの前部3の領域には2つの凸部143aと2つの凹部143bとが形成されている。凸部143a及び凹部143bは、それぞれ凸部145a及び凹部
145bと略同様の構成である。但し、前部3の領域においては、凸部143a及び凹部143bによる蛇行形状が製品長手方向Lに沿って形成されてなくても良い。すなわち、製品長手方向Lに対して端縁部14Lgの蛇行形状が傾いていたり曲がっていたりしても良い。
端縁部14Lgの後部7の領域には3つの凸部147aと3つの凹部147bとが形成されている。当該領域においては、端縁部14Lgは、製品長手方向Lの後部側に行くにしたがって製品幅方向Wの外側に広がり、製品長手方向Lに対して斜めの蛇行形状となっている。つまり、端縁部14Lgは、後部7において、製品幅方向W外側に凸となった凸部147aと製品幅方向W外側に凹となった凹部147bとが製品長手方向Lに対して斜めの方向において交互に繰り返される蛇行状の非長手方向(斜め方向)蛇行状部分を備えている。換言すれば、端縁部14Lgは、前述した後部最外端14baのうち製品長手方向Lにおいて最も前部側の前部側端14bbと、前記長手方向蛇行状部分との間に、当該非長手方向蛇行状部分を備えている。なお、図6に示されるように、後部7の領域に設けられる3つの凸部147a及び凹部147bは、それぞれ形状(曲率や大きさ)が異なっている。
サイドフラップ14が、主として肌側シート26及びバックシート24によって構成されていることについては既に説明したが、サイドフラップ14の一部分には、前述した防漏シート23も設けられている。防漏シート23は、図1に示すように、矩形形状(矩形形状の長手方向が、製品長手方向Lにそった矩形形状)を備えており、防漏シート23の製品幅方向Wにおける外側端部は、中央帯状領域12からはみ出してサイドフラップ14へ至っている。したがって、防漏シート23の製品幅方向Wにおける最も外側の端は、製品幅方向Wにおいて、中央帯状領域12とサイドフラップ14との境界(換言すれば、レッグサイドギャザー16の支点16a)よりも外側に位置している。
すなわち、サイドフラップ14は、防漏シート23が設けられた防漏シート設置部14cと、防漏シート設置部14cよりも製品幅方向W外側に位置する防漏シート非設置部14dと、を備えている。そして、防漏シート設置部14cと防漏シート非設置部14dとの境界14e(つまり、防漏シート23の製品幅方向Wにおける最も外側の端)は、前述した凹部頂点145dよりも製品幅方向W内側に位置し、また、支点16aは、境界14eよりも製品幅方向W内側に位置している(つまり、製品幅方向Wの外側から内側へ向かう方向において、凹部頂点145d、境界14e、支点16aの順に設けられている)。なお、本実施の形態においては、凹部頂点145dと境界14eとの製品幅方向Wにおける頂点境界間距離w2は、前述した頂点間距離w1の2倍以上となっている。
<本実施の形態に係る糸ゴム27の構成について>
上述した通り、サイドフラップ14には、糸ゴム27が設けられ、当該糸ゴム27が股下部5の肌側シート26及びバックシート24に伸縮性を付与することによってレッグギャザー15が構成されている。
ここでは、糸ゴム27について、図5及び図6を参照しつつ、さらに詳しく説明する。糸ゴム27は、おむつ1の着用時において、脚回り開口部に伸縮性を付与する伸縮部材である。すなわち、糸ゴム27は、おむつ1の脚繰り部を着用者の脚に合わせてフィットさせる脚回り弾性部材である。また、糸ゴム27は、製品長手方向Lに沿って伸縮する線状の伸縮部材である。すなわち、糸ゴム27は、その長手方向が製品長手方向Lに沿うように設けられている。糸ゴム27は、製品長手方向Lに沿って伸長させた状態で肌側シート26等に接合されている。したがって、おむつ1を着用する際には脚回り開口部を収縮させる方向に伸縮力が作用する。
糸ゴム27は、製品幅方向Wにおいて、股下部5における蛇行状部分よりも内側に設けられている。換言すれば、糸ゴム27は、前述した凹部頂点145dよりも製品幅方向W内側に設けられている。さらには、糸ゴム27は、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dから、前記頂点間距離w1だけ内側に位置する内側位置(図6において、符号L1で示された二点鎖線)、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられている。
このように、糸ゴム27を、内側位置L1又は内側位置L1よりもさらに内側に設けた理由について、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係る糸ゴム27の配置により生ずる優位性を説明するための第一説明模式図である。図8は、本実施の形態に係る糸ゴム27の配置により生ずる優位性を説明するための第二説明模式図である。なお、図7においては、図7の左図が、図7の右図を白矢印の方向から見た図となっている。同様に、図8においては、図8の左図が、図8の右図を白矢印の方向から見た図となっている。本実施の形態に係るおむつ1においては、端縁部14Lgを蛇行形状とすることにより、おむつ着用時の不快感を軽減させることができるようになっている。
すなわち、仮に、端縁部が直線状である場合には、おむつ1の脚回り開口部において着用者の肌と直接接触する「エッジ」となる部分が生ずるため、直線状のエッジが肌に押し付けられることによって、エッジ部分の形状がそのまま痕として残りやすくなる。そして、このことが着用者に不快感を与える原因となる。これに対し、端縁部14Lgを蛇行形状としたため、エッジ部分の長さが長くなり、端縁部14Lgに作用する力が分散され、着用者の肌に痕が残りにくくなる。そのため、おむつ着用時の不快感を軽減させ、良好な肌触りを提供することができる。
さらには、端縁部14Lgが蛇行形状とされ、蛇行状部分の製品幅方向W内側に糸ゴム27が設けられているため、端縁部14Lg(蛇行状部分)には糸ゴム27の収縮力が働いている。そのため、端縁部14Lg(蛇行状部分)には、収縮力に起因したしわ(皺)が発生し、このしわ(皺)を稜線とした山部が生じ得る。そして、この山部が肌に当たってクッション効果を肌に与えるため、良好な肌触りが得られることとなる。
例えば、図7の右図に示すように、糸ゴム27を、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dに設けた場合には、糸ゴム27の収縮力により、凸部頂点145cから製品幅方向W内側へと伸びた長さw1の(頂点間距離と同じ長さの)しわ(皺)ができる。そして、図7の左図に示すように、当該しわ(皺)を稜線とした山部が生じ得る。山部が肌に当たると、着用者は良好な肌触りを得る。
ここで、図7の例においては、糸ゴム27を凹部頂点145dに設けたが、糸ゴム27を凹部頂点145dから製品幅方向W内側へ離すと、図8に示すように、別のしわ(皺)、すなわち、凹部頂点145dから製品幅方向へと伸びたしわ(皺)が発生し、このしわ(皺)を稜線(この稜線を、図7の稜線と区別するため、凹部稜線と呼び、図7の稜線を凸部稜線と呼ぶ)とした山部が生じ得る。そして、この山部も、肌に当たることで良好な肌触りを着用者に提供することができる。
しかしながら、糸ゴム27を凹部頂点145dから離す程度が小さいと、しわ(稜線)の長さが短すぎて、十分なクッション効果が得られない。そこで、本実施の形態においては、凹部稜線の長さを少なくとも凸部稜線の長さ(すなわち、頂点間距離w1)並みの長さとして、凸部稜線を有する山部並みのクッション効果を、凹部稜線を有する山部に与えるべく、糸ゴム27を、凹部頂点145dから頂点間距離w1だけ内側に位置する内側位置L1、又は、該内側位置L1よりもさらに内側に設けることとした。そのため、本実施の形態においては、凸部稜線を有する山部のみならず、凹部稜線を有する山部によっても、十分なクッション効果が得られ、良好な肌触りを有するおむつ1を提供することが可能
となる。
なお、上述した山部の稜線(図7や図8の左図に示した山部の頂点)は、肌側へ向く(肌に対向する)場合と、非肌側へ向く場合とがある(どちらへ向くかについては、ランダムに発生する)。そして、肌側へ向いた際に、上述したクッション効果が発現することとなる。
また、本実施の形態においては、図6に示すように、糸ゴム27が、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dと、防漏シート設置部14cと防漏シート非設置部14dとの境界14eの間に設けられている。すなわち、糸ゴム27は、サイドフラップ14のうち防漏シート23が存在しない防漏シート非設置部14dに設けられている。したがって、糸ゴム27は、肌側シート26とバックシート24との間に挟持されていることとなる。そして、糸ゴム27は、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dと境界14eの製品幅方向Wにおける真ん中と境界14eとの間に設けられている。換言すれば、糸ゴム27は、製品幅方向Wにおいて、防漏シート非設置部14dの凹部頂点145d寄りではなく境界14e寄りに位置している。そのため、糸ゴム27が凹部頂点145dからさらに離され、より長い凹部稜線を有する山部を生成することが可能となる。したがって、より適切なクッション効果を肌に与えることができ、より一層良好な肌触りを有するおむつ1を提供することが可能となる。
また、糸ゴム27の製品長手方向Lにおける位置について考察すると、図6に示すように、糸ゴム27の後部7側の端27aは、製品長手方向Lにおいて、前述した前部側端14bbよりも後部側かつファスニングテープ30よりも前部側に位置している(つまり、図5においてL2で示す範囲に位置している)。つまり、前部側端14bbを越えるまで糸ゴム27を延ばして配置するようにしている。
このように、端27aを、前部側端14bbよりも後部側かつファスニングテープ30よりも前部側に位置させた理由について説明する。前述したとおり、端縁部14Lgは、前部側端14bbと、長手方向蛇行状部分との間に、非長手方向蛇行状部分を備えている。そのため、端27aを前部側端14bbよりも後部側に位置させれば、すなわち、前部側端14bbを越えるまで糸ゴム27を延ばして配置するようにすれば、非長手方向蛇行状部分に設けられた凹部147bについても凹部稜線を有する山部を作り出すことができるので、より適切なクッション効果を肌に与えることができ、より一層良好な肌触りを有するおむつ1を提供することが可能となる。また、端27aをファスニングテープ30よりも前部側に位置させることで、ファスニングテープ30に余計なしわ(皺)ができることが回避され、ファスニングテープ30の機能が損なわれることを防止することが可能となる。
また、図6に示すように、糸ゴム27の前部3側の端27bは、製品長手方向Lにおいて、前述した前部最外端14faのうち製品長手方向Lにおいて最も後部側の後部側端14fbよりも後部側に位置している(つまり、図5においてL3で示す範囲に位置している)。つまり、後部側端14fbを越えるまで糸ゴム27を延ばさないようにしている。
このように、端27bを、後部側端14fbよりも後部側に位置させた理由について説明する。前述したとおり、前部3には、ファスニングテープ30と係合するターゲットテープ29が設けられている。しかしながら、ユーザーがファスニングテープ30を操作する際には、必ずしもターゲットテープ29に係合させるとは限らず、後部側端14fbよりも製品長手方向Lにおいて前部側の領域が、ファスニングテープ30を係合させる可能性がある領域(以下、便宜上、係合可能領域と呼ぶ)となる。そのため、端27bを後部側端14fbよりも後部側に位置させれば、係合可能領域に余計なしわ(皺)ができるこ
とが回避され、ファスニングテープ30の機能が損なわれることを防止することが可能となる。
===第二実施形態に係る使い捨ておむつについて===
次に、第二実施形態に係るおむつ1について、図9を用いて説明する。図9は、図5に対応した図であり、第二実施形態に係るサイドフラップ14及びその周辺の構成を説明する概略平面図である。
第二実施形態に係るおむつ1の、上述した実施形態(以下、第一実施形態と呼ぶ)との唯一の相違点は、糸ゴム27の製品幅方向Wにおける位置である(なお、糸ゴム27の製品長手方向Lにおける位置は、第一実施形態と相違していない)。第二実施形態においても、第一実施形態と同様、糸ゴム27は、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dから、前記頂点間距離w1だけ内側に位置する内側位置、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられている。そのため、第二実施形態においても、第一実施形態と同様、凸部稜線を有する山部のみならず、凹部稜線を有する山部によっても、十分なクッション効果が得られ、良好な肌触りを有するおむつ1を提供することが可能となるという前述した効果が奏される。
一方で、第一実施形態においては、糸ゴム27が、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dと、防漏シート設置部14cと防漏シート非設置部14dとの境界14eの間に設けられていたのに対し、第二実施形態においては、糸ゴム27が、製品幅方向Wにおいて、当該境界14eとレッグサイドギャザー16の前述した支点16aの間に設けられている。すなわち、第一実施形態においては、糸ゴム27が防漏シート非設置部14dに設けられていたのに対し、第二実施形態においては、防漏シート設置部14cに設けられている。
そのため、以下に説明する優位性が生ずる。前述した通り、レッグサイドギャザー16は、脚繰りの隙間からの液(つまり、おむつ1内に排泄された尿や便等の排泄物)漏れを防ぐ役割を果たす。したがって、当該排泄物が、製品幅方向Wにおける外側へ移動する際には、レッグサイドギャザー16が、当該移動をブロックすることにより、排泄物が前述した支点16aを越えないようにしている。
さらに、糸ゴム27(換言すれば、レッグギャザー15)は、第二のブロック部材としての機能を備えている。すなわち、レッグサイドギャザー16は、排泄物の製品幅方向W外側への移動をブロックするが、仮にブロックできずに排泄物が支点16aを越えて製品幅方向W外側へ移動しまったとしても、糸ゴム27が排泄物の移動を止めることができるようになっている。このように、二重の仕組みにより、前記隙間からの液漏れが防止されるようになっている(糸ゴム27の方は、念のための機能である)。
ここで、第二実施形態においては、糸ゴム27が、製品幅方向Wにおいて、境界14eと支点16aの間に設けられているので、製品幅方向Wにおける糸ゴム27、支点16a間には、防漏シート23が存在する。そのため、排泄物が、第一のブロック部材である支点16a(レッグサイドギャザー16)を越えて製品幅方向W外側へ移動したとしても、第二のブロック部材である糸ゴム27(レッグギャザー15)までの間に、防漏シート23が存在するため、排泄物は、漏れることなく糸ゴム27に到達し、糸ゴム27でブロックされることとなる。したがって、第二実施形態によれば、液漏れを適切に防止することが可能となる。
===第三実施形態に係る使い捨ておむつについて===
次に、第三実施形態に係るおむつ1について、図10を用いて説明する。図10は、図
5や図9に対応した図であり、第三実施形態に係るサイドフラップ14及びその周辺の構成を説明する概略平面図である。
第三実施形態に係るおむつ1の、第一実施形態や第二実施形態との唯一の相違点は、糸ゴム27の製品幅方向Wにおける位置である(なお、糸ゴム27の製品長手方向Lにおける位置は、第一実施形態や第二実施形態と相違していない)。第三実施形態においても、第一実施形態及び第二実施形態と同様、糸ゴム27は、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dから、前記頂点間距離w1だけ内側に位置する内側位置、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられている。そのため、第三実施形態においても、第一実施形態及び第二実施形態と同様、凸部稜線を有する山部のみならず、凹部稜線を有する山部によっても、十分なクッション効果が得られ、良好な肌触りを有するおむつ1を提供することが可能となるという前述した効果が奏される。
一方で、第二実施形態においては、糸ゴム27が、製品幅方向Wにおいて、境界14eと支点16aの間、すなわち、支点16aよりも外側に設けられていたのに対し、第三実施形態においては、糸ゴム27が、製品幅方向Wにおいて、支点16aよりも内側に設けられている。
そのため、以下に説明する優位性が生ずる。すなわち、第三実施形態においては、脚回り伸縮部であるレッグギャザー15を構成する糸ゴム27が、レッグサイドギャザー16の支点16aよりも内側に設けられている。したがって、レッグサイドギャザー16の支点16aが脚回り伸縮部であるレッグギャザー15を構成する糸ゴム27よりも外側に位置することとなり、レッグサイドギャザー16の様子をおむつ1の脚回り開口部を覗き込むようにして外部から適切に目視確認することが可能となる。そのため、おむつ1が着用された状態で、着用者を不用意に動かさずに、排泄物のチェックが行えるようになる。
特に、着用者が体重3000g以下の低体重児の場合には、着用者に排便障害が生じ易く浣腸などによる排便誘導が積極的に行われる。さらに、着用者が当該低体重児の場合には、当然のことながら、ミニマムハンドリングの要請が高くなる。そのため、かかる場合には、おむつ1が着用された状態で、着用者を不用意に動かさずに、排泄物のチェックが行えることの意義がより大きくなる。
さらに、第三実施形態においては、既述(第一実施形態において説明)の通り、レッグサイドギャザー16の支点16aから内側頂点16bまでの部分のうちの支点寄り部分16cが、一層のみのシート(肌側シート26)からなっている。
支点寄り部分16cは、便などが排泄されたときに、最初に(換言すれば、内側頂点寄り部分16dよりも先に)、排泄物が見える場所である。そのため、当該支点寄り部分16cを一層のみのシートとすることにより、便などの排泄物の色が透けて見やすくなり、排泄物のチェックがより一層容易に行えるようになる。
また、第三実施形態においては、支点16aと内側頂点16bとの製品幅方向Wにおける支点内側頂点間距離w3は、支点16aと凸部頂点145cとの製品幅方向Wにおける支点凸部頂点間距離w4よりも大きくなっている。
そのため、レッグサイドギャザー16(の内側頂点16b)を、支点16aを起点にして、製品幅方向W外側に倒した際に、レッグサイドギャザー16が前述した端縁部14Lg(蛇行状部分)を飛び出すこととなる。したがって、このような形態でおむつ1が着用された際には、端縁部14Lgよりも外側に飛び出す部分が、レッグサイドギャザー16の少なくとも一部分に生ずるため、当該一部分は特に排泄物が見え易い場所となる(逆に
、支点内側頂点間距離w3が支点凸部頂点間距離w4よりも小さい場合には、端縁部14Lgよりも外側に飛び出す部分が生じず、このような場所がないため、排泄物が見えにくくなる)。そのため、排泄物のチェックがより一層容易に行えるようになる。
なお、第三実施形態においては、糸ゴム27を製品幅方向Wにおいて支点16aよりも内側に設けたため、第二実施形態とは異なり、糸ゴム27は、排泄物が支点16a(第一のブロック部材)を越えてしまった際の第二のブロック部材としての機能を有さない。しかしながら、第二のブロック部材としての機能は、前述したとおり、念のための機能であるから、省略する選択も考えられる。
また、糸ゴム27を支点16aよりも内側に設けた場合であっても、糸ゴム27は、第二のブロック部材としての機能は果たさないものの、当該内側において排泄物の移動をブロックする。また、第三実施形態においては、糸ゴム27の伸張倍率(つまり、糸ゴム27をおむつ1に取り付ける際に何倍に伸ばして取り付けるか)を、レッグサイドギャザー16の伸縮部材の伸張倍率よりも大きくしている(具体的には、前者が2.4倍に対し後者が2.0倍)ので、液漏れ防止能力をそれほど落とさない工夫が成されている。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
また、上記実施の形態においては、伸縮部材として糸ゴム27を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、伸縮部材が伸縮シートであることとしてもよい。すなわち、伸縮部材である伸縮シート(具体的には、伸縮シートが製品幅方向Wにおいて幅を有する部材であれば、当該伸縮シートのうちの最も外側に位置する部分)が、製品幅方向Wにおいて、凹部頂点145dから、前記頂点間距離w1だけ内側に位置する内側位置、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられていることとしてもよい。
ただし、伸縮部材が、糸ゴム27である場合には、伸縮シートに比べて、おむつ1への接合面積が最小で済むため、肌触りへの影響も最小にすることができる。つまり、伸縮部材が伸縮シートである場合には、伸縮シートが肌に当たる感覚が顕著に生ずるため、肌触りについて違和感が生ずる可能性があるが、糸ゴム27である場合には、このような感覚を最小限にすることができる。そのため、より一層良好な肌触りを有するおむつ1を提供することが可能となる。
1 おむつ、
3 前部、5 股下部、7 後部、
12 中央帯状領域、
14 サイドフラップ、
14Lg 端縁部、
14b 後部突出部、14ba 後部最外端、14bb 前部側端、
14c 防漏シート設置部、14d 防漏シート非設置部、14e 境界、
14f 前部突出部、14fa 前部最外端、14fb 後部側端、
15 レッグギャザー、
16 レッグサイドギャザー、16a 支点、16b 内側頂点、
16c 支点寄り部分、16d 内側頂点寄り部分、
18 ウェストギャザー、
21 吸収体、
22 トップシート、23 防漏シート、24 バックシート、 25 伸縮フィルム、
26 肌側シート、26A 接合部、
27 糸ゴム、27a 端、27b 端、
28 ウェストギャザーフィルム、
29 ターゲットテープ、30 ファスニングテープ、
143a 凸部、143b 凹部、
145a 凸部、145b 凹部、145c 凸部頂点、145d 凹部頂点、
147a 凸部、147b 凹部、
211b ダーツ部、211f ダーツ部、
L 製品長手方向、W 製品幅方向、
CL 中心位置、L1 内側位置、
w1 頂点間距離、w2 頂点境界間距離、
w3 支点内側頂点間距離、w4 支点凸部頂点間距離

Claims (9)

  1. 長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有した使い捨ておむつであって、
    液体を吸収する吸収体と、
    前記幅方向の両側部に位置するサイドフラップと、
    前記長手方向に沿って伸縮する伸縮部材と、
    を有し、
    前記サイドフラップの前記幅方向外側の端縁部は、前記幅方向外側に凸となった凸部と前記幅方向外側に凹となった凹部とが前記長手方向において交互に繰り返される蛇行状の蛇行状部分を備え、
    前記伸縮部材は、前記幅方向において、
    前記凹部の凹部頂点から、前記凹部頂点と前記凸部の凸部頂点との前記幅方向における頂点間距離だけ内側に位置する内側位置、又は、該内側位置よりもさらに内側に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 請求項1に記載の使い捨ておむつであって、
    前記伸縮部材は、糸ゴムであることを特徴とする使い捨ておむつ。
  3. 請求項2に記載の使い捨ておむつであって、
    前記サイドフラップは、防漏シートが設けられた防漏シート設置部と、該防漏シート設置部よりも前記幅方向外側に位置する防漏シート非設置部と、を備え、
    前記防漏シート設置部と前記防漏シート非設置部との境界は、前記凹部頂点よりも前記幅方向内側に位置し、かつ、前記凹部頂点と前記境界との前記幅方向における頂点境界間距離は、前記頂点間距離の2倍以上であり、
    前記糸ゴムは、前記幅方向において、
    前記凹部頂点と前記境界の前記幅方向における真ん中と、前記境界と、の間に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  4. 請求項2に記載の使い捨ておむつであって、
    前記長手方向に沿って形成され、支点を有するレッグサイドギャザーを有し、
    前記サイドフラップは、防漏シートが設けられた防漏シート設置部と、該防漏シート設置部よりも前記幅方向外側に位置する防漏シート非設置部と、を備え、
    前記防漏シート設置部と前記防漏シート非設置部との境界は、前記凹部頂点よりも前記幅方向内側に位置し、
    前記支点は、前記境界よりも、前記幅方向内側に位置し、
    前記糸ゴムは、前記幅方向において、
    前記境界と前記支点との間に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  5. 請求項2に記載の使い捨ておむつであって、
    前記長手方向に沿って形成され、支点を有するレッグサイドギャザーを有し、
    前記糸ゴムは、前記幅方向において、
    前記支点よりも内側に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  6. 請求項5に記載の使い捨ておむつであって、
    前記レッグサイドギャザーは、前記支点よりも前記幅方向内側に位置する内側頂点を有し、
    前記レッグサイドギャザーの前記支点から前記内側頂点までの部分のうちの支点寄り部分は、一層のみのシートからなることを特徴とする使い捨ておむつ。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の使い捨ておむつであって、
    前記レッグサイドギャザーは、前記支点よりも前記幅方向内側に位置する内側頂点を有し、
    前記支点と前記内側頂点との前記幅方向における支点内側頂点間距離は、前記支点と前記凸部頂点との前記幅方向における支点凸部頂点間距離よりも大きいことを特徴とする使い捨ておむつ。
  8. 請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記蛇行状部分は、長手方向蛇行状部分であり、
    前記サイドフラップは、前記使い捨ておむつを着用する際に着用者の腹側に位置する前部と、着用者の背側に位置する後部と、前記前部及び前記後部との間に位置する股下部と、を有し、
    前記後部には、前記幅方向外側に向かって突出し、前記長手方向に沿った後部最外端を備える後部突出部が、設けられており、
    前記後部突出部には、ファスニングテープが取り付けられており、
    前記端縁部は、前記後部最外端のうち前記長手方向において最も前部側の前部側端と、前記長手方向蛇行状部分との間に、前記凸部と前記凹部とが前記長手方向に対して斜めの方向において交互に繰り返される蛇行状の非長手方向蛇行状部分を備え、
    前記糸ゴムの後部側の端は、前記長手方向において、
    前記前部側端よりも後部側かつ前記ファスニングテープよりも前部側に位置していることを特徴とする使い捨ておむつ。
  9. 請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記サイドフラップは、前記使い捨ておむつを着用する際に着用者の腹側に位置する前部と、着用者の背側に位置する後部と、前記前部及び前記後部との間に位置する股下部と、を有し、
    前記前部には、前記幅方向外側に向かって突出し、前記長手方向に沿った前部最外端を備える前部突出部が、設けられており、
    前記糸ゴムの前部側の端は、前記長手方向において、
    前記前部最外端のうち前記長手方向において最も後部側の後部側端よりも後部側に位置していることを特徴とする使い捨ておむつ。
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