JP2016028781A - 眼科画像処理装置および眼科イメージング装置 - Google Patents

眼科画像処理装置および眼科イメージング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】解析に悪影響を与える可能性があるアーティファクトを検出するために2次元画像を利用し、たとえばONHなどの眼の領域を解析する方法および装置を提供する。【解決手段】実施形態は、光コヒーレンストモグラフィにより取得された画像データに基づき所定の定量化解析を実行するコンピュータを含む眼科画像処理装置である。コンピュータは、光コヒーレンストモグラフィにより取得された、視神経乳頭を含む網膜画像データを受け付け、視神経乳頭の2次元ビューを表す網膜画像データの一部を評価することで、所定の定量化解析から除外される領域の2次元ビューにおける位置を求め、評価によって位置が求められた当該除外される領域の外部に位置する網膜画像データの残余部分に含まれる、所定の定量化解析に関する特徴を検出する。【選択図】図5

Description

本発明は、網膜の画像を処理する眼科画像処理装置、および、網膜の画像を取得する眼科イメージング装置に関する。
眼科および他の応用において、検査対象部位のボリュームの3次元スキャンデータを生成するために光コヒーレンストモグラフィ(OCT)がしばしば用いられる。そのような部位の例として、optic nerve head(視神経乳頭、ONH。optic discとも呼ばれる)があり、これは、神経節細胞(一般に神経線維とも呼ばれる)が集合し、眼から出て視神経を形成する部位である。ONHは、強膜のちょうど後方から始まる神経の有髄化部分から延びて網膜表面に至る視神経の抹消部位である。視神経乳頭は網膜に血液を供給する主要な血管の入口点でもあり、そのため、医学的診断において有用な多くの情報をこの部位から抽出することが可能である。
そのような部位の構造的な特有性から、眼の健康状態の有用な兆候や、所定の疾患に関する発症の早期の兆候または進行を得ることができる。たとえば、神経線維の損傷や萎縮は、緑内障や、多くの神経組織の破壊を引き起こす他の重大な疾患を示すものとなり得る。同様に、神経の炎症性の変化により生じる視神経の膨張(視神経炎として知られる疾患)は、多発性硬化症の兆候となり得る。これら症状それぞれの検出は、ONHの特定と、網膜の層を区分すること(セグメンテーション)とを介して容易化される。しかしながら、隣接する網膜領域に対するONHの著しい構造的な相違は、ONH画像の層セグメンテーションを困難にしている。さらに、ONHの構造の個人差が、ONH切り取り領域などの関心領域を検出するための層セグメンテーションの正確な使用の困難性を高めている。
OCTにより取得されたONH画像に施される層セグメンテーションは、従来、ONH領域を無視していた(または、同じアルゴリズムおよびパラメータを用いてONH領域のセグメンテーションが行われていた)。可能な場合、層セグメンテーション情報を用いて3次元データセットの全体からONH切り取り領域の位置を特定するためにはさらなるステップが必要である。そして、検出されたONH切り取り領域におけるセグメンテーションの結果は、削除され、次に続く解析処理から除外される。しかしながら、ONHの近くでの構造の急な変化は、セグメンテーションのエラーや、ONHに隣接する1以上の層境界の逸脱を生ずるものであり、これは、3次元データセットからONH切り取りを特定した後にONHの区分された境界を削除する後処理を用いたとしても依然として存在する。
ONHに対して実行される層セグメンテーションへの他のアプローチは、切り取り領域が位置すると考えられる部位にマスキングを施すことと、マスクされていない領域を解析することとを含んでいた。このアプローチによれば、マスクは最大切り取り領域がマスクされるようなサイズおよび形状を有し、画像中に現れるONHの残余が層セグメンテーションのために解析される。しかしながら、そのような任意サイズのマスクは様々な異なる被検眼の切り取り領域が隠れるように十分な大きさでなければならない。その結果、被検眼に対してマスクが大き過ぎる事態がしばしば発生し、関心対象のONHの領域が解析から除外されてしまう。これら除外された領域は、被検眼に関する疾患の診断において有用な情報を含んでいる可能性がある。
したがって、当該技術分野において、解析に悪影響を与える可能性があるアーティファクトを検出するために2次元画像を利用し、たとえばONHなどの眼の領域を解析する方法および装置が求められている。
1つの態様は、光コヒーレンストモグラフィにより取得された画像データに基づき所定の定量化解析を実行するコンピュータを含む眼科画像処理装置であって、前記コンピュータが、光コヒーレンストモグラフィにより取得された、視神経乳頭を含む網膜画像データを受け付け、前記視神経乳頭の2次元ビューを表す前記網膜画像データの一部を評価することで、前記所定の定量化解析から除外される領域の前記2次元ビューにおける位置を求め、前記評価によって位置が求められた前記除外される領域の外部に位置する前記網膜画像データの残余部分に含まれる、前記所定の定量化解析に関する特徴を検出することを特徴とする。
他の態様は、光コヒーレンストモグラフィにより視神経乳頭を含む網膜画像データを取得する取得手段と、取得された前記網膜画像データに基づき所定の定量化解析を実行するコンピュータとを含む眼科イメージング装置であって、前記コンピュータが、前記視神経乳頭の2次元ビューを表す前記網膜画像データの一部を評価することで、前記所定の定量化解析から除外される領域の前記2次元ビューにおける位置を求め、前記評価によって位置が求められた前記除外される領域の外部に位置する前記網膜画像データの残余部分に含まれる、前記所定の定量化解析に関する特徴を検出することを特徴とする。
上記の概要は、ここに論じられるシステムおよび/または方法のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、簡単な概要を与えるものである。この概要は、ここに論じられるシステムおよび/または方法の広範な概観ではない。重要なまたは決定的な要素を同定することや、そのようなシステムおよび/または方法の要旨を描写することは意図していない。その唯一の目的は、いくつかの概念を、簡略化したかたちで、後述されるより詳細な記述の導入として呈示することである。
この発明は、いくつかの部分および部分の配置として物理的な形態を取ることができ、その実施形態は、この明細書において詳細に記述され、これの部分を形成する付随的な図面において説明される。
眼の特性を測定するための例示的なOCTシステムを示す。
人眼の概略的表現を示す。
網膜の一部の2次元ビューを含むOCT Bスキャン画像を示す。
ONH切り取りを含む網膜の一部のOCT画像の例示的な実施形態を示す。
画像データを処理し、画像の解析から除外される画像データにより表される画像の領域を検出するための方法の例示的な実施形態を図表的に描写するフロー図を示す。
元のOCT画像の例示的な実施形態を示す。
ILMが強調された図6(A)に表す元のOCT画像の例示的な実施形態を示す。
2つの残余部分に対して施される定量化解析から除外される領域の対向する側辺を区切るマーカーを通過して延びる一対の切断線を伴う、図6(A)に表す元のOCT画像の例示的な実施形態を示す。
除外される領域から分離されたOCT画像の残余部分の例示的な実施形態を示し、ここで、定量化解析の一部として検出される関連する特徴は、残余部分内の複数の網膜層のそれぞれを分離する境界を含み、除外される領域内のILMを任意的に含む。
ユーザに提示するためにコンピュータにより生成される表示の例示的な実施形態を示し、この表示は、集合的に単一の画像に組み合わせされた、定量化解析に関連する特徴、この特徴を特定するアーティファクト、および、定量化解析から除外される領域を含む。
OCT眼底マップ上に表された切り取り領域の位置を示す複数の2次元Bスキャンのそれぞれから取得された点群の例示的な実施形態を示す。
OCT眼底マップ状に表された切り取り領域の位置を示す複数の2次元Bスキャンのそれぞれから取得された点群の分布の近似曲線の例示的な実施形態を示す。
OCT眼底マップ状に表された切り取り領域の位置を示す複数の2次元Bスキャンのそれぞれから取得された点群に基づく乳頭領域の境界の例示的な実施形態を示す。
いくつかの用語が単なる利便性のためにここで用いられるが、これら用語は本発明の限定のためではない。ここで使用される関連用語は、図面を参照することにより最適に理解され、図面において同じ数字は同じまたは類似の事項を特定するために使用される。さらに、図面には、いくつかの特徴がいくらか概略的な形態で示されているであろう。
複数の要素に関する「少なくとも1つ」という句は、もしここで使用される場合、ここでは、これら要素の1つ、または2以上の要素の組み合わせを意味する。たとえば「第1の部品と第2の部品の少なくとも1つ」という句は、本応用において、第1の部品、第2の部品、または、第1の部品と第2の部品を意味する。同様に、「第1の部品、第2の部品および第3の部品の少なくとも1つ」という句は、本応用において、第1の部品、第2の部品、第3の部品、第1の部品と第2の部品、第1の部品と第3の部品、第2の部品と第3の部品、または第1の部品と第2の部品と第3の部品を意味する。
図1は、医学的検査の一部として対象(患者)に検査を実施するためのシステム7の例示的な実施形態を示す。図示されているように、システム7は、たとえば網膜(より具体的には、神経線維層、神経節細胞層(GCL)、神経節細胞層・内網状層(GCL+)、視神経乳頭(ONH)、神経線維層・神経節細胞層・内網状層(神経節細胞複合体またはGCCとしても知られる)など)などの眼10の部分の断面像を生成するために眼科分野において使用される画像化技術を実行する光コヒーレンストモグラフィ(OCT)システムである。眼10のこれら部分は、ここで説明される解析において関心領域となり得る部分の網羅的なリストを形成するものではない。たとえば、網膜層の外部を関心領域とすることもできる。他の実施形態は、網膜以外の眼の領域の同定および/またはセグメンテーションを含んでよく、或いは、たとえば眼10の他の部分と網膜との組み合わせを含んでよい。そのような他の領域の具体例は、ONH内の篩状板や脈絡膜を含む(ただし、これに限定されるものではない)。本開示においては、主題の方法および装置を明確に説明するために、システム7の例示として、ONHを表す画像データを収集するためにOCTシステムが用いられているが、本開示はそのように限定されないと理解すべきである。システム7は、任意の撮像装置、または、医学的検査の一部として対象の異なる空間的位置に関するデータを生成する任意の装置を含んでよい。たとえば、システム7は、本開示の要旨から逸脱することなく、内臓、筋肉、神経、血管、骨などの被検体の異なる部位に関するデータを取得するための、コンピュータによる体軸断層撮影(CT)モダリティ、磁気共鳴画像化(MRI)モダリティ、超音波モダリティなどを含んでよい。
一般に、OCTは、低コヒーレンス広帯域光源12からの光を眼10の部分に照射することと、眼10の当該部分の断面像を生成するために反射光を観察することとを含む。光源12からの光は、ビームスプリッター、ファイバーカプラなどの光アダプター14により2つに分割され、サンプル部分16は、経路17に沿って眼10に向かって進行し、参照部分18は、経路19に沿ってミラー20などの参照反射器に向かって進行する。サンプル部分16と参照部分18は少なくとも部分的に反射され、それらの反射成分は光アダプター14により合成され、合成された反射光の強度または他の特性(たとえば、波長、光の反射率など)が検出器21によって検出され、検出器21は、コンピュータ25により受信される検出された特性を示す信号を送信するために動作的に接続されている。サンプル部分16の進行距離が参照部分18の進行距離のコヒーレント長に含まれるとき、反射され合成された光の強度に影響する光干渉パターンが形成される。合成された反射光の強度は、サンプル部分16により照明される眼10の部分の特性(たとえば、組織の後方散乱、偏光など)に応じて変化する。そして、合成された反射光の強度に基づいて眼10の照明部分のそのような特性に関する情報を決定することができ、眼10の照明部分を表す(またはそれに関連する)画像データを生成するために当該情報を用いることができる。
眼10に対するサンプル部分16の進入深度は、タイムドメインでは、参照部分18のトランスミッター22のミラー20からの距離Dを変化することによって制御される。一方、周波数ドメインでは、適当な距離Dを達成することにより進入深度を制御することができ、この適当な距離Dは、固定化されていてよく、或いは、急速眼球運動や、眼の形状や、たとえば画像構築に悪影響を及ぼす可能性がある他の潜在的変数を相殺するために可変であってよく、広帯域光源または或る周波数帯にわたり波長を掃引する(たとえば、或る時間間隔にわたり周波数を繰り返しかつ順次に変化させる)代替的な光源12を利用することによって制御される。合成された反射光に対してフーリエ解析を施すことは、異なる周波数で反射された光と、眼10の異なる深さで反射された光とを関連付ける。
眼10の空間的位置により反射された光の強度を決定することを、ここではAスキャンと呼ぶ。Aスキャンは、この空間的位置の内部に延びる光のサンプル部分16(図1)の軸方向(つまり眼10の深さ方向)に配列された眼10の複数の特徴に対応する反射光の強度を検出することを含む。光の反射成分により伝達されるこの情報は、空間的位置の軸方向に沿う光のサンプル部分16が通過する構造の表示を提供する。このAスキャンは、
眼10の他の空間的位置(垂直方向の列に沿って配列された他の位置でもよい)に対して反復され、Aスキャンの垂直方向の列に沿って配列された眼10の部分の断面の2次元ビューを得る。眼10の部分の2次元断面ビューは、ここではBスキャンと呼ばれる。3次元ボリュームを作成するために、複数のBスキャンを眼10の複数のスライスとして組み合わせることも可能である。眼科分野の用途としては、Aスキャンの関心領域24の図解的な例は、網膜32(図2)の角膜から広がる領域を含んでよく、Bスキャンは、ONH38(図2)を含む網膜32の部分を含んでよい。
関心領域24を形成する組織の物理的寸法または他の定量を決定するために、Aスキャン、Bスキャンまたはそれらの組み合わせにおいて収集された画像データを解析することができる。眼科分野において使用されるOCTシステムの例を再度参照すると、眼10の網膜内層の厚さ(サンプル部分16の軸方向における厚さ)を、AスキャンおよびBスキャンの一方または双方を用いて測定することができる。たとえば、以下に詳述する網膜層の厚さを決定するために、(複数の)AスキャンまたはBスキャンに表れる異なる網膜内層の境界の差を用いることができる。
図2は、人眼10を概略的に示す。例示的な実施形態の記述の関心において、網膜32は、眼の内部34の背面に沿って配置された光感応組織である。網膜32は、光を、視神経36を通じて脳に送信される電気信号に変換するものであり、視神経36は、ONH38にて眼10から出る網膜32の神経節細胞軸索において始まる。
図3は、網膜32の部分の2次元ビューを含むOCT Bスキャン像を示す。網膜32は、相互に連絡する神経細胞のいくつかの層を有する層構造である。眼10に関する診断を行いおよび/または健康状態をモニタするための網膜32の解析を実行するために、複数の層(および任意的に複数の層のそれぞれ)をそれらの境界それぞれを特定することによって互いに区別することが行われる。図3に示すように、網膜32の層は次のようになっている。
神経線維層40
神経節細胞層42
内網状層44
内顆粒層46
外網状層および外顆粒層48
内接層および外接層50および52
網膜色素上皮54
脈絡膜56
代替的な実施形態において、上記リストの外網状層および外顆粒層48を互いに区分し、後述するように分離した層として特定することができる。線維の向きに起因するヘンレ線維層(HFL)に沿った光学的変化が、OCT Bスキャンにおける外網状層とHFL線維と外顆粒層の隣接層との間の境界の正確な識別を困難にすることがある。結果として得られるBスキャンが垂直方向に対称な形態を呈する瞳孔の部分を通して低コヒーレンス広帯域光源12からの光が衝突することにより、この現象を軽減することができる。よって、集合的な外網状層および外顆粒層48の境界を位置付けることができ、また、任意的に、分離的な外網状層、外顆粒層およびHFLのそれぞれの境界を別々に位置付けることができる。しかしながら、明確さと簡潔さのために、外網状層および外顆粒層48を集合的に単一の層として考慮する。
図3においてラインにより強調され、本技術により任意的に生成される境界58は、各層とその直接に隣接する(1以上の)層との間の境界面に存在する。内境界膜(ILM)60は、網膜32の最も内側の境界を確立する。境界58が位置付けられると、たとえば、眼10に関する健康状態の診断および/または進行のモニタリングのために、層40〜56の少なくとも1つ、2以上またはそれぞれの厚さを決定するための網膜32の画像の解析を行うことができる。
図2に概略的に示されているように、ONH38は、網膜32の窪んだ領域として表される切り取り領域を形成する。しかしながら、窪みの程度には大きな個体差があり、患者により変化すると考えるのが適当である。実際、いくらかの対象においては、全く窪みが無いことがあり、また、乳首のような外方への突出として表れることさえある。しかしながら、例示的な実施形態を説明するために、ONH38は、ここでは窪みを形成するものとして説明される。図4は、円で囲まれた切り取り領域64を含む網膜のOCT画像62を示す。図示されているように、網膜を形成する組織の輪郭はONH38の近傍において急激に変化し、それにより、網膜32の層を分離する境界58の位置を特定するために用いられる特徴を観測することを困難にする。ONH38およびそれに隣接する網膜の領域が境界位置の特定に望ましくない影響を及ぼす可能性があることを考慮して、ONH38に隣接する網膜32の領域が、網膜32の層40〜56およびこれら層40〜56を互いに分離する境界58を特定するための画像62の解析から除外される。
本技術を明確に説明するために、OCT画像の定量化を、網膜層40〜56の1つ、複数またはそれぞれの層厚の決定としてここに詳述する。しかしながら、定量化は、セグメンテーション、カップ/ディスク解析、組織薄化解析、ドルーゼンの面積/体積の算出、位置的な萎縮の面積/体積の算出、液体で満たされた範囲の定量化などを含む、他の画像解析を含んでよいと理解されるべきである(ただし、これらに限定されるものではない)。
OCT画像62の定量化の本実施形態によれば、OCT画像を表す画像データは、たとえば、定量化はOCT画像62が処理され、たとえば、定量化から除外される切り取り領域64などの領域が特定される。さらに、OCT画像62は、少なくとも除外される領域と定量化解析に供される1以上の残余領域とを含む少なくとも2つの部分(任意的に3以上の部分)に分割される。そして、少なくとも1つのそのような部分(任意的にそのような部分のそれぞれ)を定量化解析に供することができ、任意的に、所望の定量化に供された合成画像を形成するために組み合わせることができる。
定量化解析から除外されるとしてここで説明したが、除外される領域は、任意的に、1以上の残余領域として、定量化解析または同様若しくは異なる定量化解析から全体的に除外されてもよいが、そのような領域それぞれについて別々にそのような定量化が行われる。よって、除外される領域に対して実行される定量化解析は、残余領域に対して実行される定量化解析とは別に実行される。たとえば、除外される領域(たとえばONH切り取り領域64)の定量化解析は、ONHドルーゼン面積/体積の定量化、液体で満たされた面積/体積の定量化、カップ/ディスク解析、萎縮解析、篩状板の定量化、血流解析などの少なくとも1つを含んでよい(ただし、これらに限定されるものではない)。同様に、層セグメンテーション、層厚測定、組織薄化解析、ドルーゼン面積/体積の定量化、液体で満たされた面積/体積の定量化、位置的な萎縮の範囲の定量化、血流解析などの少なくとも1つを含む定量化解析に、1以上の残余領域を供することができる(ただし、これらに限定されるものではない)。
付加的に、除外される領域は、ONH切り取り領域64として以下に説明される。しかしながら、医用画像の対象の定量化解析に望ましくない影響を及ぼす可能性がある任意の領域が定量化解析から除外される領域として考慮することができると理解されるべきである。
代替的な実施形態によれば、複数のBスキャンの配列などの3次元データが得られる場合、ボリューム全体についての切り取り領域64のサイズの最初の推定を得るために、切り取り領域64または各2次元画像の定量化解析から除外される領域中の他の形態を組み合わせることができる。任意的に、切り取り領域64の推定体積またはその境界を、近傍のBスキャン情報を用いて精緻化することができる。たとえば、平行かつ連続的なスキャン経路に沿って収集された複数のBスキャンをコンピュータ25により組み合わせることにより、3次元データセットを作成することができる。これらスキャン経路は、3次元データセットを生成するために近傍のBスキャンを利用可能とする所望の向きを有していてよい。スキャン経路の向きは、垂直および/または水平などの任意の角度の直線であってよく、ONH38またはONH切り取り領域64の周りの放射状または同心円状でもよい。代替的な実施形態によれば、スキャン経路は、弧状の経路または任意の他の所望の形状の経路を含んでいてよい。
より具体的には、図5に示すように、OCT画像を処理し、OCT画像62の解析から除外される画像データにより表されるOCT画像62の領域を検出する方法は、ステップ70において画像データを受け付けることを含む。この画像データはOCT医療用モダリティによりOCT画像データとして取得されるが、MRI、CTスキャナ等の他のモダリティ)も本開示の要旨の範囲に含まれる。受け付けられる画像データは、医療機関にて構築されたローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のワイドエリアネットワーク(WAN)、またはLANとWANとの組み合わせを介して、医療用モダリティによって送信されてよい。可搬型コンピュータ読み取り可能媒体(たとえば、CD、DVD、USBフラッシュドライブ、または他の不揮発性メモリーなど)を介してコンピュータ実行可能な指令がプログラムされた処理コンポーネントを含むコンピュータ端末に、画像データを任意に伝達できるようにしてもよい。伝達の方法に関わらず、OCT画像データは、ここに説明されたOCT画像データを処理する方法を実行するためにプログラムされたコンピュータ端末25(図1)等のコンピュータにより受け付けられる。
体積測定の(volumetric)OCTスキャン中の各Bスキャンが定量化可能なように、受け付けられた画像データは少なくとも1つの(任意的には複数の)Bスキャンを含んでよく、さらに、定量化から除外される各Bスキャンの領域が、2次元ビューにおいて特定された後に、除外されるボリュームとして任意的に集合される。
ステップ72において、OCT画像62中に表れる網膜32の2次元ビュー(たとえばBスキャン)を表す画像データの一部の評価が、画像の残余部分に施される定量化解析から除外される切り取り領域64を2次元ビューにおいて位置付けるために実行される。たとえば、眼10の深さ方向における個々の、近傍のまたは隣接するピクセルの輝度および/または色を、ランドマークの位置を特定するための異なる勾配(gradients)を特定するために評価することができる。代替的な実施形態によれば、ランドマークの存在を示すために、画像データ中における所定の形状を特定することができる。ステップ72で実行される評価は、評価されるOCT画像62中に表れることが知られているランドマークの認識を含んでよい。図6に示すように、図6(A)に示す元のOCT画像62が、図6(B)のILM60の位置を検出し特定するために、非一時的コンピュータ読み取り可能媒体に格納されたコンピュータ実行可能な指令を実行するコンピュータ端末25によって解析される。ILM60は、網膜32の最も内側の境界を示し、画像データに基づくOCT画像62中に表れる強度、色または他のコントラスト勾配に基づいてこれを認識することができる。検出がなされると、図6(B)に示すようにラインを用いてILM60を強調することができる。
ILM60の検出に加えて、またはその代わりに、コンピュータ端末25は、切り取り領域64の位置を決定するために、画像データに基づいて、1以上の勾配を再度検出することができる。図6(C)に示すように、2つのマーカー74は、網膜32の層の輝度と切り取り領域64の輝度との間における実質的な勾配を示す。これらマーカーは、たとえば、ブルッフ膜の開口点または網膜色素上皮(RPE)の端点であってよいが、これらに限定されるものではない。垂直な切断線76は、マーカー74を通過し、OCT画像62の垂直方向の高さ全体にわたり、残余領域80に施される定量化解析から除外される領域78の幅を規定する。図6(C)に示すように、除外される領域78は、ONH38の切り取り領域64を含み、一方、残余領域80は、網膜32の実質的に一様で連続的な層状の部分を含む。
上記のコンピュータ端末25は、画像データに基づく所定の閾値を超える勾配を認識することにより、ILM60および/または切り取り領域64などのランドマークを自動で検出するように説明されている。しかしながら、代替的な実施形態は、網膜32の関心領域の端部や境界の位置を示す画像中の1以上のランドマークの手動での選択を含んでよい。
図6(C)に示すように垂直に向き付けされていない切り取り領域64を用いてONH38を調整するために、少なくとも1つのOCT画像62と切断線76の集合とを互いに回転することができる。
図6(C)の残余領域80から区別される除外される領域78を用いて、図5のステップ82において残余領域80に対して所望の定量化解析を施すことができる。同様に、ステップ84において、残余領域80に対して実行されたものと同じまたは異なる定量化解析を除外される領域78に対して任意的に施すことができる。代替的に、除外される領域78は、定量化解析から全体的に排除されていてよい。コンピュータ端末25により実行される定量化解析は、除外される領域78の外部のOCT画像62の1以上の残余部分78に表れる解析に関する特徴の検出を含む。たとえば、図7は、除外される領域78から分離された残余部分80の例示的な実施形態を示す。残余領域80に施された定量化解析の一部として検出された関連する特徴は、ILM60とともに、網膜層40〜56(図3)のそれぞれを分離する境界58を含む。よって、本実施形態によれば、除外される領域78が特定され、そして、残余領域80に対して定量化解析が実行される。このようにして、定量化解析が、任意的に、除外される領域78に対して全く実行されなくてよい。他の実施形態において、除外される領域78に定量化解析が実行される場合、任意のそのような定量化解析の結果を、残余領域80についての結果を与える重みに関連するより少ないまたは価値の無い重みを与える考察、或いは、残余領域80に対して実行された定量化解析の結果と異なると考えられる考察から排除することができる。
さらに、他の実施形態は、任意的に、除外される領域78および1以上の残余領域80に対して実行される定量化解析の結果を同様にまたは異なるように考慮することができるが、そのような領域それぞれに対して実際に実行される定量化解析は任意的に異なってよい。実施形態に関わらず、切り取り領域64は、除外される領域78の一部を形成するものとして特定されるので、残余領域80に施される定量化解析への当該領域78の悪影響を最小化することができる。
図7に示すように、除外される領域78中の関連する特徴としてILM60を検出することもできる。
図8は、任意的に診断目的で、臨床医に呈示するためにコンピュータ端末25により生成される表示の例示的な実施形態を示す。この表示は、除外される領域78と組み合わせて、単一のOCT画像62への集合的に組み合わせて、定量化解析に関する特徴(つまり、境界58)やこの特徴を同定するアーティファクト(たとえば、コンピュータ端末25により、OCT画像62上にオーバーレイされる境界58を示すライン)を含む。残余領域80とは別に除外される領域78を考慮しない場合、図8において境界58を示すラインは、図8に示すラインと異なる位置に配置されていてよい。
2次元Bスキャンのそれぞれに対する定量化解析処理が完了した後、同様の方法で網膜32の他の2次元Bスキャンを表す付加的な画像データを評価することにより、ステップ86(図5)において、除外される領域78の位置を任意的に精緻化することができる。この網膜32の2次元ビューおよび付加的な2次元ビューは、任意的に、隣接する平面における網膜32の断面ビューを構成してよい。3次元データに基づく精緻化を用いることなく、2次元Bスキャンに基づく任意の周辺の演算を説明するために、除外される推定ボリュームを評価することができる。他の実施形態によれば、1以上のOCT画像62に表れる切り取り領域64の精緻化された角度配向を決定するために、除外される推定ボリュームを評価することができる。よって、3次元データの当該評価に基づいて、1以上のOCT画像62のそれぞれにおける除外される領域78の形状およびサイズの少なくとも1つを、上記のような2次元Bスキャンのみに基づき決定される形状および/またはサイズから調整することができる。
上記のようにして決定された、Bスキャンのそれぞれからの除外される領域78を、除外される領域のボリュームを決定するために、任意的に配置することができる。各Bスキャンの除外される領域78を示す点群90を、図9に示すような眼底マップ89などの3次元表現中に配置することができる。個々の点は、眼底マップの用途に適さない程度に点群90が分散されて表れる標準偏差を有していてよい。点群90の分布の一般化された「最良適合」表現を提供するために、ガウシアンフィルタを用いて図10に示すようなスムースな近似曲線を作成することができ、複数の一連のBスキャンから収集された端点と同様に、標準偏差を用いて点群90の位置を特定できる。代替的な実施形態によれば、点群90の分布の近似曲線表現を生成するためのガウシアンフィルタに加えて、またはその代わりに、メディアンフィルタ、凸閉包、曲線近似、回帰分析など、ガウシアンフィルタ以外のスムージング方法または外れ値除去方法を用いることが可能である。しかしながら、本開示の要旨から外れない限りにおいて、任意の所望の補正、スムージング、フィルタリング、または他の最適化処理技術を、1、2または3次元のデータセットに対して用いることができる。たとえば、点群90の分布の2または3次元的な表現を用いてスムージングまたはフィッティングを行うことができる。3次元的表現の場合において、ONH38の向きの検出に利用可能な点群90の3次元的表現における参照面を適合することができる。そのような実施形態では、ONH38の向きの3次元的な推定により、上記のマーカー74の位置および向きの改良が可能となる。
眼底マップ89上のONH38の中心領域の位置(および任意的に半径)を推定するために、除外領域全体の推定ボリュームを利用することも可能である。そのような実施形態において、眼底マップ89を直交座標系から極座標系または楕円座標系に変換することができる。ONH38の円形構造が線形構造に変換され、よって、極座標系または楕円座標系におけるONH領域の正確な境界を求めるために経路探索またはグラフ探索の方法を用いることが可能である。ONH38の正確な境界94が決定されると、座標系が直交座標系に戻され、それにより、図11に示す眼底マップ89が実質的に正確な境界94を含むようになる。
ステップ88(図5)において、コンピュータ端末25により、上記の1以上の精緻化を含むOCT画像62を臨床医に向けて表示することが可能である。そのような表示は、図8に示す表示と実質的に同様であってよいが、3次元データに基づく精緻化を行うことなく2次元Bスキャンに基づき決定されるデータではなく、精緻化されたデータ(たとえば、更新された境界58の位置、切り取り領域64の形状など)が用いられる。
以上は例示的な実施形態を記述したものである。本発明の一般的な要旨から逸脱しないように上記の装置および方法に変更および変形を加えてよいことは、当該分野の技術者にとって明らかである。本発明の要旨の範囲における全てのそのような変形や変更を含むことを意図している。さらに、用語「含む(include)」の範囲に関し、詳細な説明またはクレームのいずれにおいても使用され、そのような用語は、クレームにおける移行用語として用いられるときの用語「有する、含む(comprising)」の解釈と同様に包括的であることを意図している。

Claims (9)

  1. 光コヒーレンストモグラフィにより取得された画像データに基づき所定の定量化解析を実行するコンピュータを含む眼科画像処理装置であって、
    前記コンピュータが、
    光コヒーレンストモグラフィにより取得された、視神経乳頭を含む網膜画像データを受け付け、
    前記視神経乳頭の2次元ビューを表す前記網膜画像データの一部を評価することで、前記所定の定量化解析から除外される領域の前記2次元ビューにおける位置を求め、
    前記評価によって位置が求められた前記除外される領域の外部に位置する前記網膜画像データの残余部分に含まれる、前記所定の定量化解析に関する特徴を検出する
    ことを特徴とする眼科画像処理装置。
  2. 前記コンピュータは、前記網膜画像データの一部の評価において、網膜のランドマークの認識を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼科画像処理装置。
  3. 前記コンピュータは、前記ランドマークの認識において、網膜の深さ方向におけるピクセルの輝度および/または色の勾配の特定を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の眼科画像処理装置。
  4. 前記コンピュータは、前記網膜画像データの一部の評価において、ブルッフ膜の開口点または網膜色素上皮の端点の検出を行う
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の眼科画像処理装置。
  5. 前記コンピュータは、前記評価によって位置が求められた前記除外される領域の位置、形状およびサイズの少なくとも1つを、前記2次元ビューに隣接する他の2次元ビューまたは3次元データセットに基づき調整する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の眼科画像処理装置。
  6. 前記コンピュータは、前記網膜画像データの一部の評価において、前記網膜画像データの座標系を直交座標系から極座標系または楕円座標系へ変換する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の眼科画像処理装置。
  7. 前記コンピュータは、表示のために、前記除外される領域と前記残余部分とを組み合わせる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の眼科画像処理装置。
  8. 前記コンピュータは、前記所定の定量化解析に加え、前記除外される領域の定量化解析を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の眼科画像処理装置。
  9. 光コヒーレンストモグラフィにより視神経乳頭を含む網膜画像データを取得する取得手段と、取得された前記網膜画像データに基づき所定の定量化解析を実行するコンピュータとを含む眼科イメージング装置であって、
    前記コンピュータが、
    前記視神経乳頭の2次元ビューを表す前記網膜画像データの一部を評価することで、前記所定の定量化解析から除外される領域の前記2次元ビューにおける位置を求め、
    前記評価によって位置が求められた前記除外される領域の外部に位置する前記網膜画像データの残余部分に含まれる、前記所定の定量化解析に関する特徴を検出する
    ことを特徴とする眼科イメージング装置。
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