JP2016025995A - 球発射通路 - Google Patents
球発射通路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016025995A JP2016025995A JP2015207877A JP2015207877A JP2016025995A JP 2016025995 A JP2016025995 A JP 2016025995A JP 2015207877 A JP2015207877 A JP 2015207877A JP 2015207877 A JP2015207877 A JP 2015207877A JP 2016025995 A JP2016025995 A JP 2016025995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game board
- ball
- guide rail
- return prevention
- prevention valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims abstract description 34
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
Description
このようなゴト行為として近年、遊技店によって貸し出される遊技球(以下、球という)に接着剤等を介して糸を付けた球(以下、糸付き球という)を自作し、球と繋がる糸を手で保持したまま、糸付き球をパチンコ機の発射機構に装填し、糸付き球を遊技領域内に発射するという「糸ゴト」と呼ばれる不正行為が横行するようになっている。
より詳細には、糸付き球が遊技領域に到達すると、球と繋がる糸が球発射通路の一部を構成する内ガイドレールに設けられた球戻り防止弁の先端部に引っ掛かった状態となる。
そして、不正行為者は、球戻り防止弁の先端部を支点として手で保持した糸を操作することにより、遊技領域内に到達した糸付き球を自在に操り、糸付き球を遊技盤に配設された始動入賞口や一般入賞口に取り込ませた上で、手に保持した糸を繰り返し引っ張ることにより(リフティング動作)、上記遊技部品の内部に設けられた入賞検出センサーにより糸付き球を繰り返し検出させ短時間で大量な不正な賞球を得る。
このようなゴト行為は、遊技店、或いは、一般遊技者に対して与える不利益が極めて甚大なものとなるため、当該ゴト行為に対応する具体策を講じることが望まれるが、根本的な解決策は見出されていないのが現状である。
本構成によれば、糸付き球を用いた不正行為を確実に防止することが可能な球発射通路を提供することができる。
なお、上記の発明の概要は本発明の必要な特徴のすべてを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
外ガイドレール18及び内ガイドレール17は、金属、或いは、合成樹脂よりなる帯状板であって、遊技盤11の表面11Bに対して直交するように、かつ、互いに対峙して円弧状に配設される。
そして、図外の打ち出し機構により打ち出された球は、外ガイドレール18及び内ガイドレール17の間を通過し、外ガイドレール18及び内ガイドレール17の間を閉塞するように設けられた球戻り防止弁31を押し開けて、遊技領域11A内に到達する。
弁保持体38は、例えば合成樹脂からなる部材であって、弁体37を保持する係止溝38Aと、遊技盤11に対して上下方向に貫通する複数の貫通孔38Bとを有する。
図2(b)に示すように貫通孔38Bには、固定手段としての釘38Cが挿通され、釘38Cが遊技盤11に打ち込まれることにより、弁保持体38が内ガイドレール17の表面に沿った状態で固定される。係止溝38Aは、巻回して形成された弁体37の根元37Aが挿通可能な円形溝と、当該円形溝の周囲から延長する直線状の溝とからなり、係止溝38Aに対して弁体37が挿通されると、弁体37の一部である根元37Aが係止溝38A内において保持される。
図2(c)に示すように、本実施形態においては弁体37の幅X1の寸法は、内ガイドレール17の幅X2の寸法と同一或いは、幅X2の寸法より小さくなるように設定され、弁保持体38により保持された状態において、遊技盤11の表面11Bより僅かに離間した状態で弾性変形自在に取付けられる。
なお、弁体37を直接内ガイドレール17の先端部30に配設して、球戻り防止弁31を形成してもよい。
そして、球が外ガイドレール18と内ガイドレール17の間を閉塞するように内ガイドレール17側から外ガイドレール18側に向かって延出する球戻り防止弁31の弁体37に接触すると、弁体37はその弾性力により遊技領域11A側に撓み、球が遊技領域11A内に進入することを許容し、球が通過したことにより弾性力により原位置に復帰する。
弁体37が原位置に復帰した状態において、弁体37の先端部37Bと外ガイドレール18との間隔は、1つの球の直径未満となるように設定される。
つまり、遊技領域11A側に打ち出された球は、必ず弁体37に接触した後に遊技領域11Aに進入し、一度遊技領域11Aに到達した球は、球発射通路20に戻ることはない。
図2に示すように、糸付き球Pが打ち出され、球発射通路20を経由して遊技領域11A内に到達すると、糸付き球Pと繋がれた糸Qは、糸付き球Pが遊技盤11上を流下することに伴い弁体37の先端部37Bに触れることとなるが、前述の通り、先端部37Bは、遊技盤11の前方に向かって下方に傾斜する面として形成されているため、先端部37Bに触れた糸Qは、遊技盤11の前方に向かって滑るように誘導され、図2(c)の鎖線で示すように先端部37Bから遊技盤11の下方に脱落することとなる。
即ち、本実施形態に係る球戻り防止弁31によれば弁体37の延出方向端部である先端部37Bが、遊技盤11の前方へ向かって下方に傾斜するように形成されたことにより、「糸ゴト」に必要となる支点を球戻り防止弁31に作られることを確実に防止でき、糸付き球Pを用いた不正行為を確実に防止することができる。
普通図柄始動部品71は、上下開放の門型に形成され、遊技盤11の前方に突出するゲート71Aを有する。ゲート71Aは、内部に近接センサー等の球検出器を有し、ゲート内を通過する球を検出可能である。また、窓12Aが閉じられた状態において普通図柄始動部品71の周囲を流下する球は、ゲート71Aよりも前側から流下することはできず、球はゲート71A内を通過するかゲート71Aを側方に逸れて流下する。
始動入賞部品72は、ベースプレート72Aと前面板72Bとの間の隙間(取り込み口)から球を取り込み可能な部品であって、始動入賞部品72の周囲を流下する球は、上方の隙間から内部に取り込まれるか、開閉体72Cが図外のソレノイドの駆動により左右方向に開放した状態において左右の隙間から内部に取り込まれる。また、球は、窓12Aが閉じられた状態において、遊技盤11表面より前方に離間する前面板72B、及び、開閉体72Cの前側から流下することはできない。
大入賞部品74は、遊技盤11に開設された図外の矩形な入賞口と当該入賞口を閉塞する開閉体74Aとから構成される。開閉体74Aは、入賞口の下方において軸支され、図外のソレノイドの駆動により、入賞口の下方を支点として前側に開放動作する。また、窓12Aが閉じられた状態において大入賞部品74の周囲を流下する球は、開閉体74Aが開放動作した状態において開閉体74Aの前側から流下することはなく、開閉体74Aに案内され入賞口内に取り込まれるか、大入賞部品74を逸れて流下する。
また、遊技盤11には、多数の誘導釘75が植設されており、遊技領域11A内に到達した球は、誘導釘75によって多様な方向に誘導されながら流下する。
以上説明したとおり、遊技盤11上には内ガイドレール17、外ガイドレール18の他、遊技盤11の表面11Bから所定の高さ(幅)前方に突出する遊技に関する多様な部品が配設されており、上述の実施形態に係る球戻り防止弁31から脱落した糸Qがこれらの部品に引っ掛かり、「糸ゴト」の支点となり得る要素が存在する。
なお、遊技盤11上に配設される部品は、上記部品に限られるものではなく、例えば球の方向を転換する風車部材、大当りの契機となる特定入賞口を有する役物機構等、窓12Aが閉じられた状態において、窓12Aとの間隔が球一個分の直径以下となる全ての部品を対象とするものである。
図3は、球戻り防止弁31の弁体37の突出高さ(幅)と、遊技盤11に植設された任意の誘導釘75の突出高さとの関係を示し、本実施形態における弁体37の突出高さは、弁保持体38により、或いは、内ガイドレール17に直接配設された状態において、誘導釘75の突出高さよりも高くなるように配設される。
より詳細には、遊技盤11の表面11Bから弁体37の側面37Cまでの距離X3が、遊技盤11の表面11Bから誘導釘75の頭部75Aまでの距離X4よりも長くなるように設定し、遊技盤11に配設される全ての部品の内、弁体37の突出高さ(幅)が最も高くなるように配設する。
よって、遊技盤11上において「糸ゴト」に必要な支点が作られることを防止でき、糸付き球Pを用いた不正行為を確実に防止することができる。
より詳細には、弁体37は、遊技盤11の表面11Bから弁体37の側面37Cまでの距離X3が、遊技盤11の表面11Bから誘導釘75の頭部75Aまでの距離X4より長い幅広部50と、遊技盤11の表面11Bから弁体37の側面37Cまでの距離X3が、遊技盤11の表面11Bから誘導釘75の頭部75Aまでの距離X4より短い幅狭部51とからなり、延出方向に向かって拡幅する形状である。
より詳細には、弁体37は、側面37Cの一部が下方に向かって漸次前方に傾斜する斜面55と、上方に向かって漸次前方に傾斜する斜面56により形成される略三角形状に形成され、遊技盤11の表面11Bから頂点Tまでの距離X3が、遊技盤11の表面11Bから誘導釘75の頭部75Aまでの距離X4よりも長く設定される。
17 内ガイドレール、18 外ガイドレール、20 球発射通路、30 先端部、
31 球戻り防止弁、37 弁体、P 糸付き球、Q 糸。
Claims (1)
- 遊技盤の遊技領域に向けて発射された球を誘導する球発射通路であって、
前記遊技盤上に配設される外ガイドレールと、
前記外ガイドレールよりも前記遊技領域側において配設される帯状板の内ガイドレールと、
前記内ガイドレールの先端部より前記外ガイドレール側に延出する球戻り防止弁と、
を備え、
前記球戻り防止弁の延出方向端部側に前記遊技盤の前方へ向かって下方に傾斜する傾斜部が設けられ、
前記球戻り防止弁は、当該球戻り防止弁の遊技盤表面に対する突出高さが、前記遊技盤に配設される部品の遊技盤表面に対する突出高さよりも高い部分を含むことを特徴とする球発射通路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015207877A JP6069457B2 (ja) | 2015-10-22 | 2015-10-22 | 球発射通路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015207877A JP6069457B2 (ja) | 2015-10-22 | 2015-10-22 | 球発射通路 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014188139A Division JP5829738B2 (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 球発射通路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016025995A true JP2016025995A (ja) | 2016-02-12 |
JP6069457B2 JP6069457B2 (ja) | 2017-02-01 |
Family
ID=55303490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015207877A Active JP6069457B2 (ja) | 2015-10-22 | 2015-10-22 | 球発射通路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6069457B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615687U (ja) * | 1992-08-03 | 1994-03-01 | 株式会社大一商会 | パチンコ機の玉戻り防止装置 |
JPH11239636A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-09-07 | Daiichi Shokai Co Ltd | パチンコ機における玉戻り防止装置 |
JP2005143985A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Naito Shokai:Kk | 弾球遊技機 |
JP2007307147A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2010136757A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP5829738B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2015-12-09 | 株式会社平和 | 球発射通路 |
-
2015
- 2015-10-22 JP JP2015207877A patent/JP6069457B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615687U (ja) * | 1992-08-03 | 1994-03-01 | 株式会社大一商会 | パチンコ機の玉戻り防止装置 |
JPH11239636A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-09-07 | Daiichi Shokai Co Ltd | パチンコ機における玉戻り防止装置 |
JP2005143985A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Naito Shokai:Kk | 弾球遊技機 |
JP2007307147A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2010136757A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP5829738B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2015-12-09 | 株式会社平和 | 球発射通路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6069457B2 (ja) | 2017-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007312956A5 (ja) | ||
JP5829738B2 (ja) | 球発射通路 | |
JP5706150B2 (ja) | 球発射通路 | |
JP6069457B2 (ja) | 球発射通路 | |
JP6600600B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012120697A (ja) | 球発射通路 | |
JP2007175162A (ja) | 遊技機 | |
JPH0648762U (ja) | パチンコ機の戻り玉阻止部材 | |
JP2010158481A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2006340913A (ja) | 遊技機 | |
JP5946942B1 (ja) | 球戻り防止装置 | |
JP4448912B2 (ja) | 弾球遊技機の遊技部品 | |
JP2018038649A (ja) | 弾球遊技機の不正行為防止構造 | |
JP4417309B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6222823B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012130509A (ja) | パチンコ機の発射装置 | |
JP2021146134A5 (ja) | ||
JP2016106000A5 (ja) | ||
JP2009017930A (ja) | 遊技機の入賞装置 | |
JP6126650B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4468245B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP3659835B2 (ja) | パチンコ機の入賞装置 | |
JP5449830B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007236717A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2000334133A (ja) | 弾球遊技機およびこれに備えられる内枠 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20160823 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6069457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |