JP2016025488A - 情報処理システム、情報処理装置、携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、携帯端末装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】公共の場に設置された情報処理装置から無線ネットワークで接続された携帯端末装置へのデータ送信中にネットワーク接続が切断された場合でも、情報処理装置側にある未送信分のデータへの不正アクセスをさせることなく未送信分のデータの送信を再開させる。
【解決手段】Wi−Fi接続後、携帯端末20からスキャンデータの転送指示を受信すると識別子を生成し、内部に保持すると共に携帯端末20へ送信して保存させ、スキャンデータを1ページ(ファイル)単位に送信している間に接続が切断された場合、要求に応じて携帯端末20から送信された識別子を内部に保持した識別子と照合するる接続情報管理部13と、識別子が一致した場合に未送信のファイルから転送を再開するジョブ処理制御部16と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、携帯端末装置及びプログラムに関する。
持ち込んだ原稿を店内設置の複合機を用いてユーザにスキャンさせ、そのスキャンデータをWi−Fi接続されたユーザ携帯のモバイル端末(スマートフォン等)に転送するスキャンサービスを提供しているコンビニエンスストアが存在する。
無線ネットワークの場合、有線ネットワークと比較して周辺の環境の影響を受けやすいためデータ転送中にネットワークが切断されてしまう場合があるが、従来、配信装置が送信すべきデータをブロック分割しておき、通信端末にデータをブロック単位に転送している途中に通信が不能状態になった場合、通信可能状態への復帰後に未送信のブロックから転送を再開する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−135350号公報 特開2007−20155号公報
本発明は、公共の場に設置された情報処理装置から無線ネットワークで接続された携帯端末装置へのデータ送信中にネットワーク接続が切断された場合でも、情報処理装置側にある未送信分のデータへの不正アクセスをさせることなく未送信分のデータの送信を再開させることを目的とする。
本発明に係る情報処理システムは、携帯端末装置と、前記携帯端末装置を無線により接続する情報処理装置と、前記携帯端末装置が前記情報処理装置に接続されたときに、当該携帯端末装置を識別するための識別子を生成する生成手段と、を有し、前記情報処理装置は、前記生成手段により生成された識別子を取得する情報処理装置側識別子取得手段と、前記携帯端末装置からの要求に応じて、複数のデータを当該携帯端末装置へ順次送信する送信処理を実施する送信処理手段と、前記送信処理手段によるデータ送信中に前記携帯端末装置との接続が切断された場合、その切断後に接続された携帯端末装置から送られてくる識別子を、前記情報処理装置側識別子取得手段により取得された識別子と照合する照合手段と、を有し、前記携帯端末装置は、前記生成手段により生成された識別子を取得する携帯端末装置側識別子取得手段と、前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信する受信処理手段と、前記情報処理装置から送信されてくるデータの受信中に接続が切断された場合、その切断後に前記情報処理装置と再度接続して前記携帯端末装置側識別子取得手段により取得された識別子を前記情報処理装置へ送信する識別子送信手段と、を有し、前記送信処理手段は、前記照合手段による照合の結果、識別子が一致した場合に未送信のデータを送信対象として送信処理を再開することを特徴とする。
また、前記情報処理装置は、前記送信処理手段が前記複数のデータの前記携帯端末装置への送信を開始する前に、前記複数のデータの数量に応じた課金を行う課金手段を有し、前記課金手段は、前記送信処理手段によるデータ送信中に接続が切断された場合においてデータ送信を再開しないことが指示された場合に未送信のデータ分の返金を行うための返金処理を実施することを特徴とする。
また、前記送信処理手段による送信処理の再開の有無にかかわらず、送信処理の終了の際に送信対象のデータを削除するデータ削除手段を有することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、無線により携帯端末装置と接続されたときに、当該携帯端末装置を識別するための識別子を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された識別子を取得する識別子取得手段と、前記携帯端末装置からの要求に応じて、複数のデータを当該携帯端末装置へ順次送信する送信処理を実施する送信処理手段と、前記送信処理手段によるデータ送信中に前記携帯端末装置との接続が切断された場合、その切断後に接続された携帯端末装置から送られてくる識別子を、前記識別子取得手段により取得された識別子と照合する照合手段と、を有し、前記送信処理手段は、前記照合手段による照合の結果、識別子が一致した場合に未送信のデータを送信対象として送信処理を再開することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、無線により携帯端末装置と接続されたときに、当該携帯端末装置を識別するための識別子を生成する生成手段、前記生成手段により生成された識別子を取得する識別子取得手段、前記携帯端末装置からの要求に応じて、複数のデータを当該携帯端末装置へ順次送信する送信処理を実施する送信処理手段、前記送信処理手段によるデータ送信中に前記携帯端末装置との接続が切断された場合、その切断後に接続された携帯端末装置から送られてくる識別子を、前記識別子取得手段により取得された識別子と照合する照合手段、として機能させ、前記送信処理手段は、前記照合手段による照合の結果、識別子が一致した場合に未送信のデータを送信対象として送信処理を再開することを特徴とする。
本発明に係る携帯端末装置は、情報処理装置と無線により接続されたときに生成された識別子であって、自装置を識別するための識別子を取得する識別子取得手段と、データの送信を指示することによって前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信する受信処理手段と、前記情報処理装置から送信されてくるデータの受信中に前記情報処理装置との接続が切断された場合、その切断後に前記情報処理装置と再度接続して前記識別子取得手段により取得された識別子を前記情報処理装置へ送信する識別子送信手段と、を有し、前記受信処理手段は、前記情報処理装置において前記識別子送信手段により送信された識別子に基づく照合に成功した場合に、まだ受信していないデータを送信対象として前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、情報処理装置と無線により接続されたときに生成された識別子であって、当該コンピュータを識別するための識別子を取得する識別子取得手段、データの送信を指示することによって前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信する受信処理手段、前記情報処理装置から送信されてくるデータの受信中に前記情報処理装置との接続が切断された場合、その切断後に前記情報処理装置と再度接続して前記識別子取得手段により取得された識別子を前記情報処理装置へ送信する識別子送信手段、として機能させ、前記受信処理手段は、前記情報処理装置において前記識別子送信手段により送信された識別子に基づく照合に成功した場合に、まだ受信していないデータを送信対象として前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、公共の場に設置された情報処理装置から無線ネットワークで接続された携帯端末装置へのデータ送信中にネットワーク接続が切断された場合でも、情報処理装置側にある未送信分のデータへの不正アクセスをさせることなく未送信分のデータの送信を再開させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、未送信分のデータ送信を再開しないことが指示された場合に未送信のデータ分の返金を行うための返金処理を実施することができる。
請求項3に記載の発明によれば、送信処理の終了の際に送信対象のデータを確実に削除することができる。
請求項4に記載の発明によれば、公共の場に設置された情報処理装置から無線ネットワークで接続された携帯端末装置へのデータ送信中にネットワーク接続が切断された場合でも、情報処理装置側にある未送信分のデータへの不正アクセスをさせることなく未送信分のデータの送信を再開させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、公共の場に設置された情報処理装置から無線ネットワークで接続された携帯端末装置へのデータ送信中にネットワーク接続が切断された場合でも、情報処理装置側にある未送信分のデータへの不正アクセスをさせることなく未送信分のデータの送信を再開させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、公共の場に設置された情報処理装置から無線ネットワークで接続された携帯端末装置へのデータ送信中にネットワーク接続が切断された場合でも、情報処理装置側にある未送信分のデータへの不正アクセスをさせることなく未送信分のデータの送信を再開させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、公共の場に設置された情報処理装置から無線ネットワークで接続された携帯端末装置へのデータ送信中にネットワーク接続が切断された場合でも、情報処理装置側にある未送信分のデータへの不正アクセスをさせることなく未送信分のデータの送信を再開させることができる。
本発明に係る情報処理システムの一実施の形態を示したブロック構成図である。 本実施の形態における複合機のハードウェア構成図である。 本実施の形態における携帯端末に搭載されるコンピュータのハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるスキャンデータの転送処理を示したフローチャートである。 図4Aに続くスキャンデータの転送処理を示したフローチャートである。 本実施の形態において複合機の操作パネルの表示される選択画面の一例を示した図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る情報処理システムの一実施の形態を示したブロック構成図である。図1には、複合機10と携帯端末20とが示されている。複合機10は、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、スキャンサービスやプリントサービス等の各種サービスを来客に提供する情報処理装置である。本実施の形態では、複合機10に情報処理装置を組み込むよう構成したが、情報処理装置に相当するDFE(Digital Front End)とスキャナやプリントエンジン等を搭載して各種機能を提供する複合機とを別装置にて形成してもよい。携帯端末20は、来客(以下、「ユーザ」)に携帯される携帯端末装置であり、例えばスマートフォンやタブレット端末等である。
図2は、本実施の形態における複合機10のハードウェア構成図である。複合機10は、コピー機能、スキャナ機能等各種機能を搭載しており、コンピュータを内蔵した装置である。図2において、CPU31は、ROM32に格納されたプログラムにしたがってスキャナ34やプリンタエンジン35等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。ROM32は、本装置の制御や電子データの暗号、電子データの送受信に関する各種プログラムが格納されている。RAM33は、プログラム実行時のワークメモリや電子データ送受信時の通信バッファとして利用される。スキャナ34は、ユーザがセットした原稿を読み取り、電子データとしてHDD(Hard Disk Drive)38等に蓄積する。プリンタエンジン35は、CPU31で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。外部メディアインタフェース(IF)36は、USBメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。操作パネル37は、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示を行うユーザインタフェース手段である。HDD38は、スキャナ34の読取画像等のデジタルデータを格納する。課金装置39は、複合機10が提供するサービスの利用者に対して課金を行う際に用いられる。アクセスポイント40は、Wi−Fiにより無線LANクライアント(本実施の形態の場合、携帯端末20)との間で無線LAN通信を行う。ネットワークインタフェース(IF)41は、Wi−Fi以外の通信方式にてインターネット等のネットワークを接続し、管理センタとの通信等に利用される。アドレスデータバス42は、CPU31の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。
図3は、本実施の形態における携帯端末20に搭載されるコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態における携帯端末20は、従前からある携帯端末20をそのまま利用してよい。つまり、携帯端末20に搭載されるコンピュータも従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。コンピュータは、図3に示したようにCPU51、ROM52、RAM53、Wi−Fiによる無線通信を実現する無線LAN通信インタフェース(IF)54、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示を行う操作パネル55、ハードディスクドライブ(HDD)56及びWi−Fi以外の通信方式にて外部とネットワーク通信を行うネットワークインタフェース(IF)57をバス58に接続して構成される。
なお、上記各機器10,20は、従前から存在するハードウェア構成で実現可能であり、図2,3に示したハードウェア構成は一例である。本実施の形態は、各CPU31,51で実行されるプログラムによる動作制御に特徴を有する。
図1に戻り、複合機10は、スキャンデータ管理部11、課金処理部12、接続情報管理部13、無線接続処理部14、未送信スキャンデータ管理部15及びジョブ処理制御部16を有している。スキャンデータ管理部11は、要求に応じて送信対象のスキャンデータをRAM32やHDD38に保持させたり、読み出したりするなどスキャンデータの管理を行う。課金処理部12は、複合機10が提供するサービスの利用者に対して料金の請求や徴収を行うなどの課金処理を実施する。特に、本実施の形態における課金処理部12は、課金手段として機能し、ジョブ処理制御部16がスキャンデータの携帯端末20への送信を開始する前にスキャンデータの数量、すなわち原稿のページ数に応じた事前課金を行う。また、課金処理部12は、事前課金を行ったことで返金が必要となったときには所定の返金処理を実施する。
接続情報管理部13は、携帯端末20との接続に関する情報の管理を行う。具体的には、接続情報管理部13は、生成手段として機能し、携帯端末20がWi−Fi接続されたときに、接続された携帯端末20を識別するための識別子を生成する。また、接続情報管理部13は、情報処理装置側識別子取得手段として機能し、生成した識別子をRAM33又はHDD38を用いて保持する。なお、生成手段が他の構成要素により実現される場合、接続情報管理部13は、その識別子を生成手段から取得し保持することになる。更に、接続情報管理部13は、照合手段として機能し、ジョブ処理制御部16によるデータ送信中にWi−Fi接続が切断された場合、その切断後に接続された携帯端末20から送られてくる識別子を、保持している識別子と照合する。また、接続情報管理部13は、識別子の他に、携帯端末20を携帯するユーザのICカードから読み取ったICカード情報も携帯端末20との接続に関する情報として保持、管理する。
無線接続処理部14は、アクセスポイント40を用いて携帯端末20をWi−Fi接続する。本実施の形態において「Wi−Fi接続」というのは、Wi−Fiという無線LANの規格に従って携帯端末20をネットワーク接続することをいう。未送信スキャンデータ管理部15は、スキャンデータの転送中にWi−Fi接続が切断された場合、未送信分のスキャンデータを保持する。
ジョブ処理制御部16は、他の構成要素11〜15と連携動作しながらユーザが選択したサービスの提供のためにジョブを実行する。本実施の形態のように、スキャナ34により読み取った原稿のデジタルデータ(スキャンデータ)をユーザの携帯端末20へ送信して保存させるスキャンサービスを提供する場合、ジョブ処理制御部16は、スキャンデータを携帯端末20へ送信するというジョブを実行することになる。つまり、ジョブ処理制御部16は、送信処理手段として機能し、携帯端末20からのサービス要求に応じて、複数のデータを携帯端末20へ順次送信する送信処理を実施する。更に、本実施の形態におけるジョブ処理制御部16は、データ削除手段として機能し、送信処理の再開の有無にかかわらず、送信処理の終了の際にスキャンデータを削除する。
また、原稿はスキャナ34により1ページずつ読み取られるが、本実施の形態では、そのスキャンにより形成された1ページ分のスキャンデータ毎にデータファイルを生成する。例えば、10ページ分の原稿を読み取ると、10ファイル分のスキャンデータが生成されることになり、ジョブ処理制御部16は、1ファイルずつ順番に送信することになる。なお、以降の説明では、複数ページから成る原稿の読み取りにより生成されたデジタルデータ(スキャンデータ)のうち1ページ分のデジタルデータを示す場合は特に「ファイル」と称することで、デジタルデータ全体を示す場合と区別する。本実施の形態では、ファイルがスキャンデータの送信単位となり、ジョブ処理制御部16によって順次送信されることになる。
複合機10における各構成要素11〜16は、複合機10に搭載されたハードウェアと、CPU31で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各管理部11,13,15においてデータを記憶する手段としてRAM33又はHDD38を用いる。外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよいが、本実施の形態では、セキュリティの関係上、特に断らない限り複合機10の内部にある構成を用いて記憶する。
携帯端末20は、スキャンデータ取得部21、接続情報管理部22、無線接続処理部23及びスキャンデータ記憶部24を有している。スキャンデータ取得部21は、受信処理手段として機能し、Wi−Fi接続された複合機10から送信されてくるファイルを受信し、スキャンデータ記憶部24に保存する。接続情報管理部22は、複合機10との接続に関する情報の管理を行う。具体的には、接続情報管理部22は、携帯端末装置側識別子取得手段として機能し、接続情報管理部13により生成された識別子を取得し、保持、管理する。また、接続情報管理部22は、識別子送信手段として機能し、複合機10から送信されてくるデータの受信中にWi−Fi接続が切断された場合、その切断後に複合機10と再度接続された後に内部に保持している識別子を複合機10へ送信する。無線接続処理部23は、無線LAN通信インタフェース(IF)54を用いて、複合機10にWi−Fi接続する。
携帯端末20における各構成要素21〜23は、携帯端末20に搭載されたハードウェアと、CPU51で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、接続情報管理部22においてデータを記憶する手段としてRAM33又はHDD38を用いる。また、スキャンデータ記憶部24は、HDD38にて実現する。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。本実施の形態では、ユーザが携帯端末20と原稿をコンビニエンスストア等の店舗に持ち込み、店舗に設置された複合機10が提供するスキャンサービスを利用して原稿のデジタルデータを携帯端末20に保存するまでの一連の処理の流れについて説明する。
ユーザは、複合機10の操作パネル37に表示されたサービスメニュー(図示せず)の中からスキャンサービスを選択し、原稿台に原稿をセットしてスキャンを開始させる。この原稿のスキャンに応じて、複合機10におけるスキャンデータ管理部11は、原稿のスキャンデータを保持する(ステップ101)。
スキャンデータ管理部11が全ての原稿のスキャンデータを保持すると、課金処理部12は、課金処理の実行を開始する(ステップ102)。具体的には、課金処理部12は、原稿の枚数に応じた請求金額を操作パネル37に表示して入金を要求する。ユーザは、要求された金額を課金装置39に入金することになる。このように、本実施の形態ではスキャンデータを提供する前に原稿の全ページ分の課金を実施する。
ところで、ユーザがICカードでの支払いを希望する場合、ICカードを所定のカードリーダにかざすことで課金装置39に料金を徴収させる。このとき、課金処理部12は、ICカード番号等ICカードを識別しうる情報を少なくとも含むICカード情報をICカードから読み取り、請求金額、日時等と合わせて、接続情報管理部13に保持させる(ステップ103)。
料金が徴収できると、無線接続処理部14は、アクセスポイント40を起動してWi−Fi接続が可能な環境を構築し(ステップ104)、その後、接続用ID(パスワード)を操作パネル37に表示する(ステップ105)。このとき、複合機10との間でスキャンサービスを実現するアプリケーションの起動を促すメッセージを合わせて表示してもよい。
操作パネル37の表示を参照したユーザは、携帯端末20に事前にインストールされているアプリケーションを起動する。これにより、携帯端末20における各構成要素21〜24による処理機能が発揮されることになる。まず、携帯端末20における無線接続処理部23は、アクセスポイント40にWi−Fi接続する(ステップ201)。また、ユーザは、アプリケーションにより表示された入力フィールドから、操作パネル37に表示された接続用IDを入力する。接続用IDが入力されることで、ユーザの携帯端末20が複合機10に関連付けられる。
続いて、ユーザは、複合機10とWi−Fi接続されたことを確認した後、アプリケーションを操作することでスキャンデータの転送を指示すると、スキャンデータ取得部は、その指示に応じて転送指示を複合機10に送信する(ステップ202)。
携帯端末20から送信されてきた転送指示を受信すると(ステップ106)、複合機10における接続情報管理部13は、携帯端末20を複合機10と関連付ける識別子を生成し、その生成した識別子を、ステップ103において保持させたICカード情報と関連付けて保存する(ステップ107)。また、これと同時に、接続情報管理部13は、生成した識別子を携帯端末20へ送信する(ステップ108)。携帯端末20における接続情報管理部22は、送信されてきた識別子を保存する(ステップ203)。なお、本実施の形態では、識別子を複合機10側で生成するようにしたが、携帯端末20側あるいは他の識別子生成用の装置で生成し、複合機10へ送信して保存させるようにしてもよい。識別子を携帯端末20に生成させる場合、携帯端末20で動作するアプリケーションにおいて生成させるようにしてもよい。
識別子は、複合機10がスキャンデータを送信すべき相手となる携帯端末20、あるいは複合機10と携帯端末20との組を識別するために用いられる一意な情報であるが、例えば、携帯端末20の個体識別番号、複合機10の機器情報、ネットワークの接続情報(接続日時、セッションID等)、店舗情報、ジョブ情報(ジョブID等)、スキャンデータに基づく演算等により生成してよい。
続いて、ジョブ処理制御部16は、携帯端末20からの転送指示に応じてスキャンデータを転送単位である1ファイルずつスキャンデータ管理部11から取得して携帯端末20へ順次送信する(ステップ109)。本実施の形態では、送信が正常終了する度に送信したファイルをスキャンデータ管理部11から削除するが、全てのファイルの転送が終了した時点でまとめて削除してもよい。
携帯端末20におけるスキャンデータ取得部21は、送信されてくるファイルを受信すると、スキャンデータ記憶部24に保存する(ステップ204)。
ところで、コンビニエンスストアで利用される電子レンジは、スマートフォン全般でサポートされている2.4GHzの周波数帯を使用しているため、データ転送時に電波干渉による遅延や途絶が発生しやすく、このため、有線接続と比べると無線によるWi−Fi接続は切断が生じやすい環境にある。このようなネットワーク環境のもとで、Wi−Fi接続が切断されることなく全てのファイルの送信が正常に終了すると(ステップ109でN)、スキャンサービスが終了し、後処理の実施のためにステップ119に処理を移行する。
一方、全ファイルの送信が終了する前に、すなわちスキャンデータ送信中にWi−Fi接続が切断されると(ステップ110でY)、スキャンデータの転送は一時中断されることになるが、ジョブ処理制御部16は、このとき中断された日時を保存する(ステップ111)。そして、ジョブ処理制御部16は、送信していないファイルをスキャンデータ管理部11から取得し、中断日時と、接続情報管理部13に保持されたICカード情報及び識別子と、を関連付けして未送信スキャンデータ管理部15に保存させる(ステップ112)。保存する際、暗号化しておく。未送信スキャンデータ管理部15に保存されることになったスキャンデータ(以下、「未送信スキャンデータ」とも称する)は、スキャンデータ管理部11から削除する。なお、本実施の形態では、未送信スキャンデータを接続情報管理部13に保持されているICカード情報及び識別子と関連付けするが、ICカード情報及び識別子を未送信スキャンデータと合わせて未送信スキャンデータ管理部15にまとめて保存し、接続情報管理部13から削除するようにしてもよい。
なお、スキャンデータの送信が正常終了した時点でまとめて削除する場合、送信済みかどうかを示すフラグ情報等を各ファイルに対応付けしてスキャンデータ管理部11に管理させるようにしてもよい。
Wi−Fi接続が切断されたことでスキャンデータの転送が中断された後、ジョブ処理制御部16は、データ転送の再開の是非を問い合わせる選択画面を操作パネル37に表示する(ステップ113)。この選択画面の表示例を図5に示す。
選択画面には、Wi−Fi接続が切断され、スキャンデータの転送が中断されていること、転送が中断される前までに送信が終了している原稿の枚数、未送信スキャンデータを保持している残り時間などのメッセージに加え、データ転送を再開させるか否かをユーザに選択させる「再開する」ボタン2及び「再開しない」ボタン4が表示される。
ところで、本実施の形態では、データ転送を再開させるか否かをユーザに選択させる制限時間を設定している。この制限時間は、図5に示した選択画面では「残り時間」として表示されるが、これはステップ111において保存した中断日時からの所定の経過時間に基づき設定される。この表示された残り時間は、ユーザが複合機10を専有できる制限時間ともいえる。また、ユーザがスキャンデータが送信されてくるのを待っている間に他者と電話していて選択画面に表示された指示に即座に対応できない場合等の指示を入力するまでの猶予時間ともいえる。
残り時間がなくなる前にユーザがこの選択画面から「再開する」ボタン2を選択することで転送の再開の指示を入力した場合、無線接続処理部23は、この指示操作に応じて携帯端末20をアクセスポイント40にWi−Fi接続する(ステップ207)。なお、ユーザによる選択画面からの選択操作は、複合機10に対して行い、携帯端末20では、この操作に対応した処理は実行されないが、再開するしないの選択により処理が異なってくるため、図4Bでは、便宜的にステップ114に対応させてステップ205を設けた。ユーザは、再開指示の入力に続けてWi−Fi接続のための所定の操作を行う。
ジョブ処理制御部16が再開の指示を受け付け(ステップ114でY)、Wi−Fi接続が確認されると、複合機10における接続情報管理部13は、識別子の送信を携帯端末20に要求する(ステップ115)。携帯端末20における接続情報管理部22は、この要求に応じて保持している識別子を送信する(ステップ207)。複合機10における接続情報管理部13は、携帯端末20から送信されてきた識別子を受信すると、その受信した識別子を、保持している識別子と照合する(ステップ116)。照合した結果、一致した場合(ステップ117でY)、ジョブ処理制御部16は、未送信スキャンデータを転送単位である1ファイルずつ未送信スキャンデータ管理部15から取得し、携帯端末20へ順次送信することでスキャンデータの転送を再開する(ステップ118)。この際、未送信スキャンデータが暗号化されている場合には、復号してから送信する。
本実施の形態では、このようにしてWi−Fi接続の切断により送信できなかったファイルのみを対象にしたデータ転送が行われることになる。この結果、携帯端末20において、スキャンデータ取得部21が全てのスキャンデータを取得し、スキャンデータ記憶部24に保存することで(ステップ208)、携帯端末20側における処理は終了する。
なお、本実施の形態では、スキャンデータの転送の再開により全ファイルの送信が正常終了することを想定しているが、データ転送再開後にWi−Fi接続が再度切断された場合、ステップ110から処理を繰り返し実行することになる。フローチャートでは、データ転送再開後の再度の中断に関しては便宜的に示していない。
全ファイルの送信が終了すると、ジョブ処理制御部16は、接続情報管理部13に保持されているICカード情報及び識別子を削除し(ステップ119)、また、未送信スキャンデータ管理部15あるいはスキャンデータ管理部11に残されている場合には、その残されているスキャンデータを全て削除する(ステップ120)。
また、携帯端末20から送信されてきた識別子が、保持している識別子と一致しなかった場合(ステップ117でN)、ジョブ処理制御部16は、正当なユーザでないユーザが使用する携帯端末20から識別子が送信されてきたものとして、つまり正当なユーザが使用する携帯端末20とのデータ転送の再開ではないと判断する。これにより、ジョブ処理制御部16は、スキャンデータの転送を再開させずに、ICカード情報及び識別子を接続情報管理部22に削除させ(ステップ119)、また未送信スキャンデータ管理部15に保持されている未送信スキャンデータを未送信スキャンデータ管理部15に削除させる(ステップ120)。ここでいう「正当なユーザ」というのは、原稿を店舗に持ち込んで事前課金を済ましスキャンサービスを利用しているユーザのことをいう。
なお、携帯端末20のアプリケーションは、ステップ115における複合機10からの送信要求に応じて識別子を自動的に送信するよう動作する。従って、複合機10のアクセスポイント40にWi−Fi接続し、アプリケーションを実行させている携帯端末が正当なユーザの携帯端末20以外にも存在する場合、複合機10は、正当なユーザの携帯端末20が送信する識別子より先に他の携帯端末が送信する識別子を受信してしまう可能性もあり得る。従って、ステップ117において識別子が不一致と判断するまでにステップ116における識別子の受信、照合を所定回数繰り返し行うようにしてもよい。また、複合機10からの要求に応じて正当でない携帯端末のアプリケーションが識別子を送信できないように、接続情報管理部22は、スキャンサービスの利用終了後に保持していた識別子を削除するようにしてもよい。
続いて、ステップ113において表示した選択画面からユーザが「再開しない」ボタン4を選択することによってデータ転送を再開しないことを指示した場合(ステップ114でN)、ジョブ処理制御部16は、操作パネル37に表示することでICカードを所定のカードリーダにかざすことを要求する。この指示に応じてユーザがICカードを所定のカードリーダにかざすと、ジョブ処理制御部16は、ICカード情報を読み取ることで取得し、その取得したICカード情報を、接続情報管理部13に保持されているICカード情報と照合する(ステップ121)。照合の結果、一致したことでユーザの同一性が確認されると(ステップ122でY)、所定の返金処理を実施する(ステップ123)。すなわち、本実施の形態では、スキャンデータを実際に提供する前に全ページ分の料金を徴収しているので、全ページの原稿のスキャンデータを提供しない場合、未送信分のスキャンデータに対して返金を行うことになる。課金装置39が行う所定の返金処理というのは、例えば現金で支払ったユーザに対しては、現金で払い戻しをし、ICカードで支払ったユーザに対しては、店舗のレジカウンターにて返金を受ける旨を印刷したレシートを発行する。ICカード情報を識別子と共に未送信スキャンデータと関連付けているので、返金額の算出に必要な未送信分のファイルの数を認識しうる。
このように、ユーザがデータ転送の再開をしないことを指示した場合には、返金処理の実施の有無にかかわらず、ジョブ処理制御部16は、ICカード情報及び識別子を接続情報管理部13に削除させ(ステップ119)、また未送信スキャンデータ管理部15に未送信スキャンデータを削除させる(ステップ120)。
なお、フローチャートには含まれていないが、ステップ111にて保存された中断日時から所定時間を経過した場合もICカード情報及び識別子、並びに未送信スキャンデータを自動的に削除する(ステップ119,120)。自動的に削除するまでの猶予時間は、「残り時間」として図5に示した選択画面に表示される。この猶予時間を経過したことによるタイムアウト発生時もデータ転送を再開しないことが指示されたとみなす。
コンビニエンスストア等の店舗に設置される複合機10、換言すると公共の場に設置され、不特定多数の来客に利用される複合機10に、個人の情報(この例では、原稿のスキャンデータ)を残しておくことは、セキュリティ上、来客にとって好ましいことではなく、また店舗側からしてみても個人の情報で記憶装置が専有された状態のままでいることは好ましいものではない。本実施の形態においては、原稿の全ページ分のスキャンデータが携帯端末20に送信できた場合でも、あるいはできなかった場合でも、スキャンサービスを終了する際には、生成、保存したデータを複合機10から全て削除するようにしている。
なお、本実施の形態では、スキャンサービスを終了させる際に未送信であってもスキャンデータを削除するようにしたが、ICカード情報及び識別子を関連付けた状態で複合機10を管理する管理センタにネットワーク経由で送信し、保存させることで、後日、あるいは他の複合機10から未送信のスキャンデータを取得できるようにしてもよい。
本実施の形態では、スキャンサービスを例にして、識別子を利用して正当なユーザの携帯端末20を複合機10に対応付けてスキャンデータの未送信分からの転送の再開を行えることを説明したが、スキャンデータサービスでなくてもデータの送信を行うことになる他のサービスに適用してもよい。
10 複合機、11 スキャンデータ管理部、12 課金処理部、13,22 接続情報管理部、14,23 無線接続処理部、15 未送信スキャンデータ管理部、16 ジョブ処理制御部、20 携帯端末、21 スキャンデータ取得部、24 スキャンデータ記憶部、31,51 CPU、32,52 ROM、33,53 RAM、34 スキャナ、35 プリンタエンジン、36 外部メディアインタフェース(IF)、37,55 操作パネル、38,56 ハードディスクドライブ(HDD)、39 課金装置、40 アクセスポイント、41,57 ネットワークインタフェース(IF)、42 アドレスデータバス、54 無線LAN通信インタフェース(IF)、58 バス。

Claims (7)

  1. 携帯端末装置と、
    前記携帯端末装置を無線により接続する情報処理装置と、
    前記携帯端末装置が前記情報処理装置に接続されたときに、当該携帯端末装置を識別するための識別子を生成する生成手段と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記生成手段により生成された識別子を取得する情報処理装置側識別子取得手段と、
    前記携帯端末装置からの要求に応じて、複数のデータを当該携帯端末装置へ順次送信する送信処理を実施する送信処理手段と、
    前記送信処理手段によるデータ送信中に前記携帯端末装置との接続が切断された場合、その切断後に接続された携帯端末装置から送られてくる識別子を、前記情報処理装置側識別子取得手段により取得された識別子と照合する照合手段と、
    を有し、
    前記携帯端末装置は、
    前記生成手段により生成された識別子を取得する携帯端末装置側識別子取得手段と、
    前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信する受信処理手段と、
    前記情報処理装置から送信されてくるデータの受信中に接続が切断された場合、その切断後に前記情報処理装置と再度接続して前記携帯端末装置側識別子取得手段により取得された識別子を前記情報処理装置へ送信する識別子送信手段と、
    を有し、
    前記送信処理手段は、前記照合手段による照合の結果、識別子が一致した場合に未送信のデータを送信対象として送信処理を再開することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記送信処理手段が前記複数のデータの前記携帯端末装置への送信を開始する前に、前記複数のデータの数量に応じた課金を行う課金手段を有し、
    前記課金手段は、前記送信処理手段によるデータ送信中に接続が切断された場合においてデータ送信を再開しないことが指示された場合に未送信のデータ分の返金を行うための返金処理を実施することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記送信処理手段による送信処理の再開の有無にかかわらず、送信処理の終了の際に送信対象のデータを削除するデータ削除手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 無線により携帯端末装置と接続されたときに、当該携帯端末装置を識別するための識別子を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された識別子を取得する識別子取得手段と、
    前記携帯端末装置からの要求に応じて、複数のデータを当該携帯端末装置へ順次送信する送信処理を実施する送信処理手段と、
    前記送信処理手段によるデータ送信中に前記携帯端末装置との接続が切断された場合、その切断後に接続された携帯端末装置から送られてくる識別子を、前記識別子取得手段により取得された識別子と照合する照合手段と、
    を有し、
    前記送信処理手段は、前記照合手段による照合の結果、識別子が一致した場合に未送信のデータを送信対象として送信処理を再開することを特徴とする情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    無線により携帯端末装置と接続されたときに、当該携帯端末装置を識別するための識別子を生成する生成手段、
    前記生成手段により生成された識別子を取得する識別子取得手段、
    前記携帯端末装置からの要求に応じて、複数のデータを、当該携帯端末装置へ順次送信する送信処理を実施する送信処理手段、
    前記送信処理手段によるデータ送信中に前記携帯端末装置との接続が切断された場合、その切断後に接続された携帯端末装置から送られてくる識別子を、前記識別子取得手段により取得された識別子と照合する照合手段、
    として機能させ、
    前記送信処理手段は、前記照合手段による照合の結果、識別子が一致した場合に未送信のデータを送信対象として送信処理を再開することを特徴とするプログラム。
  6. 情報処理装置と無線により接続されたときに生成された識別子であって、自装置を識別するための識別子を取得する識別子取得手段と、
    データの送信を指示することによって前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信する受信処理手段と、
    前記情報処理装置から送信されてくるデータの受信中に前記情報処理装置との接続が切断された場合、その切断後に前記情報処理装置と再度接続して前記識別子取得手段により取得された識別子を前記情報処理装置へ送信する識別子送信手段と、
    を有し、
    前記受信処理手段は、前記情報処理装置において前記識別子送信手段により送信された識別子に基づく照合に成功した場合に、まだ受信していないデータを送信対象として前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信することを特徴とする携帯端末装置。
  7. コンピュータを、
    情報処理装置と無線により接続されたときに生成された識別子であって、当該コンピュータを識別するための識別子を取得する識別子取得手段、
    データの送信を指示することによって前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信する受信処理手段、
    前記情報処理装置から送信されてくるデータの受信中に前記情報処理装置との接続が切断された場合、その切断後に前記情報処理装置と再度接続して前記識別子取得手段により取得された識別子を前記情報処理装置へ送信する識別子送信手段、
    として機能させ、
    前記受信処理手段は、前記情報処理装置において前記識別子送信手段により送信された識別子に基づく照合に成功した場合に、まだ受信していないデータを送信対象として前記情報処理装置から送信されてくるデータを受信することを特徴とするプログラム。
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