JP2016025054A - イオン発生装置 - Google Patents

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大西 康之
Yasuyuki Onishi
康之 大西
絵美 西内
Emi Nishiuchi
絵美 西内
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Abstract

【課題】十分な除菌効率が得られるイオン発生装置、を提供する。
【解決手段】イオン発生装置は、内壁(14)を有し、内壁(14)により囲まれた空間に空気が流れる流路(16)を形成するダクト(12)と、内壁(14)から流路(16)に向けて突出する複数の突出部(31)と、複数の突出部(31)の各々に設けられ、放電により流路(16)内にイオンを発生させる複数の放電電極(41)とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、一般的には、イオン発生装置に関し、より特定的には、放電によりイオンを発生させるイオン発生装置に関する。
従来のイオン発生装置に関して、たとえば、特開2009−103408号公報には、十分な量の正イオンおよび負イオンを供給することを目的とした、イオン発生装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示されたイオン発生装置は、送風される空気が通る送風ボックスと、送風ボックスを通る空気に正イオンおよび負イオンをそれぞれ供給する正イオン発生素子および負イオン発生素子とを有する。
また、特開2010−287321号公報には、小型化を図るとともに、イオン発生の有無を確実に検出することを目的とした、イオン発生装置が開示されている(特許文献2)。特許文献2に開示されたイオン発生装置においては、本体ケースに、発生したイオンを吹き出す送風路が形成されている。送風路の最も狭い位置には、イオンを発生するイオン発生器と、発生したイオンを検出するイオン検出器とが設けられている。
特開2009−103408号公報 特開2010−287321号公報
上述の特許文献1および2に開示されるように、空気中に浮遊する細菌を除去したり、ウイルスを不活化したりする除菌手段として、イオン発生装置が利用されている。このようなイオン発生装置においては、放電電極に高電圧を印加することによりイオン(正イオン・負イオン)を発生させ、発生したイオンをダクト内を流れる空気中に放出する。しかしながら、単にダクト内に放電電極を設置した構成では、ダクト内を流れる空気が放電電極と接触する機会が少ないため、十分な除菌効率を得ることができない。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、十分な除菌効率が得られるイオン発生装置を提供することである。
この発明に従ったイオン発生装置は、内壁を有し、内壁により囲まれた空間に空気が流れる流路を形成するダクトと、内壁から流路に向けて突出する複数の突出部と、複数の突出部の各々に設けられ、放電により流路内にイオンを発生させる複数の放電電極とを備える。
また好ましくは、放電電極は、内壁から突出する突出部の先端部に設けられる。
また好ましくは、複数の突出部は、流路における空気の流れ方向に並ぶ。
また好ましくは、ダクトは、内壁として、流路を挟んで対面する第1内壁および第2内壁を有する。複数の突出部は、第1内壁から突出し、流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第1突出部と、第2内壁から突出し、流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第2突出部とを含む。第1突出部および第2突出部は、流路における空気の流れ方向において千鳥状に並ぶ。
また好ましくは、ダクトは、内壁として、流路を挟んで対面する第1内壁および第2内壁を有する。複数の突出部は、第1内壁から突出し、流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第1突出部と、第2内壁から突出し、流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第2突出部とを含む。第1内壁から突出する第1突出部の先端部と、第2内壁から突出する第2突出部の先端部とが、互いに対向する。
この発明に従えば、十分な除菌効率が得られるイオン発生装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1におけるイオン発生装置を示す断面図である。 図1中の矢印IIに示す方向から見たイオン発生装置を示す図である。 図2中の矢印IIIに示す方向から見たイオン発生装置を示す図である。 放電電極に印加するための高電圧を発生させる電源回路を示す回路図である。 図1中のV−V線上に沿ったイオン発生装置を示す断面図である。 図5中に示すイオン発生装置の変形例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2におけるイオン発生装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態3におけるイオン発生装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態4におけるイオン発生装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態5におけるイオン発生装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態6におけるイオン発生装置を示す断面図である。 図11中のXII−XII線上に沿ったイオン発生装置を示す断面図である。 比較例1および実施例1〜6における除菌効率を示す表である。 比較例1におけるイオン発生装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態7におけるネブライザーを示す図である。 図15中のネブライザーにおいて、薬液を噴霧するしくみを模式的に表した図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1におけるイオン発生装置を示す断面図である。図1を参照して、本実施の形態におけるイオン発生装置10は、プラスイオンH(HO)n(nは0を含まない任意の整数)およびマイナスイオンO (HO)m(mは0を含む任意の整数)を送出し、これらのイオンにより空気中に浮遊する細菌を除去したり、ウイルスを不活化したりする除菌機能を有する。
イオン発生装置10は、ダクト12と、複数の突出部31と、複数の放電電極41とを有する。
ダクト12は、内壁14を有する。ダクト12は、内壁14に囲まれた空間に流路16を形成する。複数の突出部31は、内壁14から流路16に向けて突出している。各突出部31には、放電電極41が設けられている。放電電極41は、放電により流路16内にイオンを発生させる。
突出部31は、内壁14から流路16に向けて突出する先端に先端部32を有する。放電電極41は、先端部32に設けられている。放電電極41は、先端が尖鋭化された針形状を有する。放電電極41は、その先端が先端部32から突出して流路16に露出するように設けられている。
図2は、図1中の矢印IIに示す方向から見たイオン発生装置を示す図である。図3は、図2中の矢印IIIに示す方向から見たイオン発生装置を示す図である。
図1から図3を参照して、先端部32には、プリント基板33と、誘導電極43および誘導電極42とがさらに設けられている。プリント基板33は、矩形形状の正面視を有する。誘導電極43および誘導電極42は、プリント基板33の長手方向に距離を隔てて設けられている。
誘導電極43および誘導電極42は、一体の金属板から形成されている。誘導電極43および誘導電極42は、その構成部位として、平板部45および脚部46を有する。平板部45は、平板形状を有する。脚部46は、平板部45の外周縁から折れ曲がり、その先端でプリント基板33により支持されている。平板部45は、プリント基板33と距離を隔てて平行に延在している。平板部45には、円形の貫通孔44が形成されている。
突出部31には、放電電極41として、正イオンを発生させる正イオン用放電電極41pと、負イオンを発生させる負イオン用放電電極41nとが設けられている。正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nは、プリント基板33の長手方向に距離を隔てて設けられている。正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nは、流路16における空気の流れ方向に直交する方向に並んで設けられている。
プリント基板33を正面から見た場合に、正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nは、それぞれ、誘導電極43に形成された貫通孔44および誘導電極42に形成された貫通孔44の中心に設けられている。正イオン用放電電極41pの先端は、誘導電極43に形成された貫通孔44の内側に位置決めされ、負イオン用放電電極41nの先端は、誘導電極42に形成された貫通孔44の内側に位置決めされている。
このような構成により、正イオン用放電電極41pに正の高電圧が印加されると、正イオン用放電電極41pと誘導電極43との間にコロナ放電が発生し、正イオンが発生する。負イオン用放電電極41nに負の高電圧が印加されると、負イオン用放電電極41nと誘導電極42との間にコロナ放電が発生し、負イオンが発生する。
なお、放電電極41の構成は、上記構成に限られず、たとえば、各突出部31には、正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nのいずれか一方が設けられてもよい。正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nは、各突出部31において、流路16における空気の流れ方向に平行な方向に並んで設けられてもよい。放電電極41は、突出部31の先端部32以外の位置、たとえば、先端部32近傍の突出部31の側面に設けられてもよい。
図4は、放電電極に印加するための高電圧を発生させる電源回路を示す回路図である。図4を参照して、電源回路は、電源端子T1および接地端子T2と、ダイオード64,61,56と、抵抗素子63,62,60,59と、NPNバイポーラトランジスタ58と、昇圧トランス57,53と、コンデンサ55と、2端子サイリスタ54とを有する。
電源端子T1および接地端子T2には、それぞれ直流電源の正極および負極が接続される。電源端子T1には、直流電源電圧が印加され、接地端子T2は、接地される。ダイオード64および抵抗素子63,62,60は、電源端子T1とトランジスタ58のベースとの間に直列接続される。トランジスタ58のエミッタは接地端子T2に接続される。ダイオード61は、接地端子T2とトランジスタ58のベースとの間に接続される。
ダイオード63は、直流電源の正極および負極が端子T1,T2に逆に接続された場合に電流を遮断して直流電源を保護するための素子である。抵抗素子63,62は、昇圧動作を制限するための素子である。抵抗素子60は、起動抵抗素子である。ダイオード61は、トランジスタ58の逆耐圧保護素子として動作する。
昇圧トランス57は、1次巻線57a、ベース巻線57bおよび2次巻線57cを含む。1次巻線57aの一方端子は抵抗素子62,60間のノードN62に接続され、その他方端子はトランジスタ58のコレクタに接続される。ベース巻線57bの一方端子は抵抗素子59を介してトランジスタ58のベースに接続される。2次巻線57cの一方端子はトランジスタ58のベースに接続され、その他方端子はダイオード56およびコンデンサ55を介して接地端子T2に接続される。
昇圧トランス53は、1次巻線53aおよび2次巻線53bを含む。2端子サイリスタ54は、ダイオード56のカソードと1次巻線53aの一方端子との間に接続される。1次巻線53aの他方端子は接地端子T2に接続される。2次巻線53bの一方端子は誘導電極43,42に接続され、その他方端子はダイオード51のアノードおよびダイオード52のカソードに接続される。ダイオード51のカソードは正イオン用放電電極41pに接続され、ダイオード52のアノードは負イオン用放電電極41nに接続される。
抵抗素子59は、ベース電流を制限するための素子である。2端子サイリスタ54は、端子間電圧がブレークオーバー電圧に到達すると導通状態になり、電流が最小保持電流以下になると非導通になる素子である。
図1から図3を参照して、突出部31は、中空の筐体形状を有する。突出部31には、放電電極41(正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41n)に印加するための高電圧を発生させる図4中の電源回路が収容されている。本実施の形態では、図4中の電源回路を含めて、放電によりイオンを生成するイオン生成部が、流路16内に設けられるため、イオン発生装置10を小型化することができる。
図5は、図1中のV−V線上に沿ったイオン発生装置を示す断面図である。図1および図5を参照して、ダクト12を流路16における空気の流れ方向に直交する平面により切断した場合に、ダクト12は、円形の開口断面を有する。ダクト12は、内壁14として、第1内壁14aおよび第2内壁14bを有する。第1内壁14aおよび第2内壁14bは、流路16を挟んで互いに対面するように設けられている。
複数の突出部31は、第1内壁14aおよび第2内壁14bのうち第1内壁14aから流路16に向けて突出している。突出部31は、ダクト12の開口断面を部分的に閉塞するように設けられている。複数の突出部31は、流路16における空気の流れ方向に互いに間隔を設けて並んでいる。複数の突出部31は、流路16における空気の流れ方向において、一定間隔で設けられている。
複数の突出部31は、互いに同じ形状を有する。複数の突出部31は、流路16における空気の流れ方向から見て、互いに重なり合うように設けられている。複数の突出部31は、第1内壁14aからの突出長さが互いに等しくなるように設けられている。突出部31は、第1内壁14aから、ダクト12の開口断面の中心の手前まで突出している。突出部31の突出長さは、第1内壁14aからダクト12の開口断面の中心までの長さよりも短い。
複数の放電電極41は、流路16における空気の流れ方向に並ぶように設けられている。全ての突出部31において、図1を示す紙面の手前側に正イオン用放電電極41pが設けられ、図1を示す紙面の奥側に負イオン用放電電極41nが設けられている。複数の正イオン用放電電極41pは、流路16における空気の流れ方向において一列に並び、複数の負イオン用放電電極41nは、流路16における空気の流れ方向において一列に並んでいる。
なお、複数の突出部31の配置や各突出部31の形状は、上記に説明したものに限られない。たとえば、複数の突出部31は、流路16における空気の流れ方向において、不均一な間隔で設けられてもよいし、突出部31の突出長さが、第1内壁14aからダクト12の開口断面の中心までの長さよりも長い構成としてもよい。流路16における空気の流れ方向から見て複数個所から突出部31が突出する構成としてもよい。
また、放電電極41の配置は、上記に説明したものに限られない。たとえば、複数の正イオン用放電電極41pは、流路16における空気の流れ方向から見て互いにずれた位置に設けられてもよいし、複数の負イオン用放電電極41nは、流路16における空気の流れ方向から見て互いにずれた位置に設けられてもよい。正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nは、流路16における空気の流れ方向において交互に並ぶように設けられてもよい。
図6は、図5中に示すイオン発生装置の変形例を示す断面図である。図6を参照して、本変形例では、ダクト12を流路16における空気流れに直交する平面により切断した場合に、ダクト12が、正方形の開口断面を有する。この場合、第1内壁14aおよび第2内壁14bは、互いに対面して平行に延在する平面からなる。
なお、ダクト12の開口断面は、円形や正方形に限られず、たとえば、楕円や長円、矩形(長方形)、矩形以外の多角形等であってもよい。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるイオン発生装置10によれば、内壁14から流路16に向けて突出する複数の突出部31の各々に放電電極41を設けることによって、流路16内における空気流れを積極的に乱し、空気が放電電極41と接触する機会を増大させる。これにより、イオンの放出や電気集塵などといった放電電極41における作用を高め、十分な除菌効率を得ることができる。
(実施の形態2)
図7は、この発明の実施の形態2におけるイオン発生装置を示す断面図である。本実施の形態におけるイオン発生装置は、実施の形態1におけるイオン発生装置10と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図7を参照して、本実施の形態では、複数の突出部31(突出部31a)が、第1内壁14aから流路16に向けて突出し、流路16における空気の流れ方向に並ぶように設けられている。複数の突出部31(突出部31b)が、第1内壁14aと対面する第2内壁14bから流路16に向けて突出し、流路16における空気の流れ方向に並ぶように設けられている。
突出部31aおよび突出部31bは、流路16における空気の流れ方向において千鳥状(つづら状)に並んでいる。複数の突出部31は、流路16における空気の流れ方向において、第1内壁14aおよび第2内壁14bから交互に突出するように設けられている。
複数の突出部31aは、互いに同じ形状を有し、複数の突出部31bは、互いに同じ形状を有する。流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bは、ダクト12の開口断面の中心に対して対称に設けられている。流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bは、互いに重なり合わないように設けられている。
全ての突出部31aにおいて、図7を示す紙面の手前側に正イオン用放電電極41pが設けられ、図7を示す紙面の奥側に負イオン用放電電極41nが設けられている。全ての突出部31bにおいて、図7を示す紙面の手前側に負イオン用放電電極41nが設けられ、図7を示す紙面の奥側に正イオン用放電電極41pが設けられている。すなわち、各突出部31において正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nが並ぶ順が、突出部31aと突出部31bとで逆である。
流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bによる流路16の遮蔽面積Sbは、流路16の開口面積Saの1/4以上であることが好ましい(Sa×1/4≦Sb)。流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bによる流路16の遮蔽面積Sbは、流路16の開口面積Saの1/2以上であることがさらに好ましい(Sa×1/2≦Sb)。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるイオン発生装置によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。加えて、複数の突出部31を互いに対面する第1内壁14aおよび第2内壁14bに設けるとともに、流路16における空気の流れ方向において千鳥状に配置することによって、流路16における空気流れをより大きく乱すことができる。これにより、除菌効率をさらに向上させることができる。
(実施の形態3)
図8は、この発明の実施の形態3におけるイオン発生装置を示す断面図である。本実施の形態におけるイオン発生装置は、実施の形態1におけるイオン発生装置10と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図8を参照して、本実施の形態では、複数の突出部31(突出部31a)が、第1内壁14aから流路16に向けて突出し、流路16における空気の流れ方向に並ぶように設けられている。複数の突出部31(突出部31b)が、第1内壁14aと対面する第2内壁14bから流路16に向けて突出し、流路16における空気の流れ方向に並ぶように設けられている。
第1内壁14aから突出する突出部31aの先端部32と、第2内壁14bから突出する突出部31bの先端部32とは、互いに距離を設けて対向する。第1内壁14aから突出する突出部31aの先端部32と、第2内壁14bから突出する突出部31bの先端部32とは、流路16における空気の流れ方向に直交する方向において対向する。
複数の突出部31aは、互いに同じ形状を有し、複数の突出部31bは、互いに同じ形状を有する。流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bは、ダクト12の開口断面の中心に対して対称に設けられている。流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bは、互いに重なり合わないように設けられている。
図8中には、各突出部31における正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nの配列が示されている。図8中に示すように、互いに対向する突出部31aおよび突出部31bの先端部32に、同じ極性のイオンを発生させる放電電極41が設けられている(同極性配置)。全ての突出部31aおよび突出部31bにおいて、図8を示す紙面の手前側に正イオン用放電電極41pが設けられ、図8を示す紙面の奥側に負イオン用放電電極41nが設けられている。
流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bによる流路16の遮蔽面積Sbは、流路16の開口面積Saの1/4以上であることが好ましい(Sa×1/4≦Sb)。流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bによる流路16の遮蔽面積Sbは、流路16の開口面積Saの1/2以上であることがさらに好ましい(Sa×1/2≦Sb)。なお、本実施の形態では、流路16における空気の流れ方向から見て2箇所から突出部31が突出する構成としたが、このような構成に限られず、たとえば、4箇所から突出部31が突出する構成としてもよい。
このように構成された、この発明の実施の形態3におけるイオン発生装置によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。加えて、複数の突出部31を互いに対面する第1内壁14aおよび第2内壁14bに設けることによって、流路16における空気流れをより大きく乱すことができる。これにより、除菌効率をさらに向上させることができる。
(実施の形態4)
図9は、この発明の実施の形態4におけるイオン発生装置を示す断面図である。本実施の形態におけるイオン発生装置は、実施の形態3におけるイオン発生装置と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図9を参照して、本実施の形態におけるイオン発生装置は、実施の形態3におけるイオン発生装置と比較して、正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nの配列が異なる。図9中に示すように、互いに対向する突出部31aおよび突出部31bの先端部32に、互いに異なる極性のイオンを発生させる放電電極41が設けられている(逆極性配置)。
図9を示す紙面の手前側に正イオン用放電電極41pが設けられ、図9を示す紙面の奥側に負イオン用放電電極41nが設けられた突出部31aと、図9を示す紙面の手前側に負イオン用放電電極41nが設けられ、図9を示す紙面の奥側に正イオン用放電電極41pが設けられた突出部31aとが、流路16における空気の流れ方向に交互に並んでいる。図9を示す紙面の手前側に負イオン用放電電極41nが設けられ、図9を示す紙面の奥側に正イオン用放電電極41pが設けられた突出部31bと、図9を示す紙面の手前側に正イオン用放電電極41pが設けられ、図9を示す紙面の奥側に負イオン用放電電極41nが設けられた突出部31bが、流路16における空気の流れ方向に交互に並んでいる。
このように構成された、この発明の実施の形態4におけるイオン発生装置によれば、実施の形態3に記載の効果を同様に奏することができる。加えて、互いに同じ極性のイオンを発生させる放電電極41が近接して配置された場合、電極間の相互作用により電界強度が弱まり、イオンが発生し難くなったり、発生したイオンが空気中に放出され難くなったりする。これに対して、本実施の形態では、互いに異なる極性のイオンを発生させる放電電極41が対向するため、電極間の相互作用による電界への影響を抑えて、除菌効率を向上させることができる。
なお、互いに異なる極性のイオンを発生させる放電電極41が近接して配置された場合にも、発生した正イオンと負イオンとが中和したり、イオンが異極性電極に回収されたりして、放出されるイオン濃度の減少を招くおそれがある。本実施の形態では、各突出部31における正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41n間の距離Laが、イオン濃度の減少が十分に抑制される値に設定されている。
このような観点から、突出部31aおよび突出部31b間で互いに対向する正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41n間の距離Lbを、距離La以上の値に設定してもよい。また、流路16における空気の流れ方向に並ぶ正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41n間の距離Lcを、距離La以上の値に設定してもよい。これらの場合、正イオンと負イオンとが影響し合うことによるイオン濃度の減少をより効果的に防ぐことができる。
(実施の形態5)
図10は、この発明の実施の形態5におけるイオン発生装置を示す断面図である。本実施の形態におけるイオン発生装置は、実施の形態3におけるイオン発生装置と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図10を参照して、本実施の形態におけるイオン発生装置は、実施の形態3におけるイオン発生装置と比較して、突出部31aおよび突出部31bの配列が異なる。突出部31aおよび突出部31bは、流路16における空気の流れ方向において千鳥状(つづら状)に並んでいる。複数の突出部31は、流路16における空気の流れ方向において、第1内壁14aおよび第2内壁14bから交互に突出するように設けられている。
なお、本実施の形態における正イオン用放電電極41pおよび負イオン用放電電極41nの配列は、実施の形態3において説明した同極性配置である。
このように構成された、この発明の実施の形態5におけるイオン発生装置によれば、実施の形態3に記載の効果を同様に奏することができる。加えて、複数の突出部31を流路16における空気の流れ方向において千鳥状に配置することによって、突出部31aおよび突出部31b間の電極の相互作用による電界への影響を抑えて、除菌効率を向上させることができる。
(実施の形態6)
図11は、この発明の実施の形態6におけるイオン発生装置を示す断面図である。図12は、図11中のXII−XII線上に沿ったイオン発生装置を示す断面図である。本実施の形態におけるイオン発生装置は、実施の形態5におけるイオン発生装置と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図11および図12を参照して、本実施の形態では、流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bが、部分的に互いに重なり合うように設けられている。第1内壁14aから突出する突出部31aの先端部32が、流路16における空気の流れ方向に隣り合って配置された突出部31bの間に位置決めされている。第2内壁14bから突出する突出部31bの先端部32が、流路16における空気の流れ方向に隣り合って配置された突出部31aの間に位置決めされている。
複数の突出部31(突出部31aおよび突出部31b)は、流路16を区画形成するように設けられている。具体的には、流路16における空気の流れ方向から見て、突出部31aおよび突出部31bの両側には、壁部71が設けられている。壁部71は、突出部31aおよび突出部31bと、ダクト12の内壁14との間の隙間を埋めるように設けられている。空気は、流路16において、突出部31aおよび突出部31bの間を蛇行しながら流れる。
このように構成された、この発明の実施の形態6におけるイオン発生装置によれば、実施の形態5に記載の効果を同様に奏することができる。加えて、突出部31aを隣り合う突出部31b間に深く挿入し、突出部31bを隣り合う突出部31a間に深く挿入することによって、突出部31aおよび突出部31b間の電極の相互作用による電界への影響をさらに抑えて、除菌効率を向上させることができる。
図13は、比較例1および実施例1〜6における除菌効率を示す表である。図14は、比較例1におけるイオン発生装置を示す断面図である。
図13および図14を参照して、実施例1〜6は、それぞれ、実施の形態1〜6におけるイオン発生装置を用いた場合の除菌効率に対応する。比較例1では、流路16内に放電電極41のみを露出させた構成とした。流路16の下流側にパーティクルカウンターを設置し、0.3〜0.5μmの粉塵数を測定することにより、除菌効率を求めた。図13中では、比較例1における除菌効率を1として、実施例1〜6における除菌効率を相対的に評価した。
図13中に示すように、比較例1よりも、流路16内に突出部31を設けた実施例1〜6において、優れた除菌効率を得ることができた。また、実施例1および実施例2を比較して、突出部31を千鳥状に配置した実施例2において、より高い除菌効率を得ることができた。また、実施例3および実施例4を比較して、放電電極41を逆極性配置した実施例4において、より高い除菌効率を得ることができた。また、実施例3と、実施例5および実施例6とを比較して、突出部31を千鳥状に配置した実施例5、および、突出部31を千鳥状に配置し、かつ突出部31を隣り合う突出部31間に深く挿入した実施例6において、より高い除菌効率を得ることができた。
(実施の形態7)
図15は、この発明の実施の形態7におけるネブライザーを示す図である。図16は、図15中のネブライザーにおいて、薬液を噴霧するしくみを模式的に表した図である。
図15および図16を参照して、本実施の形態におけるネブライザー80は、薬液を噴霧する医療機器である。ネブライザー80は、実施の形態1〜6において説明したイオン発生装置100と、コンプレッサ81と、噴霧部91とを有する。
コンプレッサ81は、イオン発生装置100の流路16に空気流れを形成する送風機として設けられている。コンプレッサ81は、空気を吸引する吸引口82と、空気を吐出する吐出口83とを有する。イオン発生装置100は、コンプレッサ81に接続されている。本実施の形態では、イオン発生装置100が、コンプレッサ81の吸引口82に接続されている。
コンプレッサ81の起動に伴って、イオン発生装置100の流路16に空気流れが形成される。イオン発生装置100において除菌され、ダクト12から送り出された空気は、後述する噴霧部91に供給される。
噴霧部91は、イオン発生装置100から送られる空気により薬剤を噴霧する。噴霧部91は、エアホース86を介してコンプレッサ81の吐出口83に接続されている。
噴霧部91は、凸部92を有する。凸部92は、噴霧部91内に貯留された薬液の液面から突出するように設けられている。凸部92には、空気吹き出し孔95が形成されている。空気吹き出し孔95は、凸部92の突出端で開口する。凸部92の表面93には、表面張力により薬液の薄膜94が形成される。この状態で空気吹き出し孔95から高圧の空気が吹き出されることによって、空気とともに薬液が噴霧される。
このように構成された、この発明の実施の形態7におけるネブライザー80によれば、十分に除菌された空気が噴霧部91に送られるため、より清浄な薬液噴霧が可能となる。
なお、本実施の形態では、イオン発生装置100を、コンプレッサ81に対して空気流れの上流側に設けたが、下流側(コンプレッサ81と噴霧部91との間)に設けてもよい。この場合、イオン発生装置100において除菌された空気を、コンプレッサ81を介さずに噴霧部91に送ることができる。
また、本実施の形態では、実施の形態1〜6において説明したイオン発生装置100を、ネブライザーに適用した場合について説明したが、本発明におけるイオン発生装置は、ネブライザー以外の機器、たとえば、除湿機、加湿器、エアコンディショナ、空気清浄機などの空気の状態を調整し、整えるための各種の空気調和機に適用することもできる。
本発明におけるイオン発生装置は、より高い除菌効率が要求される各種の機器に好適に適用される。このような機器としては、空気の除菌の機会が1回に限られる上記のネブライザーや、手術室や治療室など高度な医療現場で使用される空気調和器、食品工場で使用されるエアシャワーなどが挙げられる。
本発明の構成および作用効果についてまとめて説明すると、以下のとおりである。なお、発明の構成に実施の形態に記載の参照番号を付すが、これは一例である。
この発明に従ったイオン発生装置は、内壁(14)を有し、内壁(14)により囲まれた空間に空気が流れる流路(16)を形成するダクト(12)と、内壁(14)から流路(16)に向けて突出する複数の突出部(31)と、複数の突出部(31)の各々に設けられ、放電により流路(16)内にイオンを発生させる複数の放電電極(41)とを備える。
このように構成されたイオン発生装置によれば、内壁から流路に向けて突出する複数の突出部の各々に放電電極を設けることによって、流路内における空気流れを積極的に乱し、空気が放電電極と接触する機会を増大させる。これにより、放電電極における作用(イオンの放出や電気集塵等)を高め、十分な除菌効率を得ることができる。
また好ましくは、放電電極(41)は、内壁(14)から突出する突出部(31)の先端部(32)に設けられる。
このように構成されたイオン発生装置によれば、空気が放電電極と接触する機会をより増大させて、除菌効率を向上させることができる。
また好ましくは、複数の突出部(31)は、流路(16)における空気の流れ方向に並ぶ。
このように構成されたイオン発生装置によれば、空気が放電電極と接触する機会をより増大させて、除菌効率を向上させることができる。
また好ましくは、複数の突出部(31)の各々には、放電電極(41)として、正イオンを発生させる正イオン用放電電極(41p)と、負イオンを発生させる負イオン用放電電極(41n)とが設けられる。
このように構成されたイオン発生装置によれば、正イオン用放電電極および負イオン用放電電極でそれぞれ発生させた正イオンおよび負イオンを空気中に放出することによって、空気を除菌することができる。
また好ましくは、ダクト(12)は、内壁(14)として、流路(16)を挟んで対面する第1内壁(14a)および第2内壁(14b)を有する。複数の突出部(31)は、第1内壁(14a)から突出し、流路(16)における空気の流れ方向に並ぶ複数の第1突出部(31a)と、第2内壁(14b)から突出し、流路(16)における空気の流れ方向に並ぶ複数の第2突出部(31b)とを含む。第1突出部(31a)および第2突出部(31b)は、流路(16)における空気の流れ方向において千鳥状に並ぶ。
このように構成されたイオン発生装置によれば、空気が放電電極と接触する機会をより増大させて、除菌効率を向上させることができる。
また好ましくは、第1内壁(14a)から突出する第1突出部(31a)の先端部(32)は、流路(16)における空気の流れ方向に隣り合って配置された第2突出部(31b)の間に位置決めされる。第2内壁(14b)から突出する第2突出部(31b)の先端部(32)は、流路(16)における空気の流れ方向に隣り合って配置された第1突出部(31a)の間に位置決めされる。
このように構成されたイオン発生装置によれば、空気が放電電極と接触する機会をより増大させて、除菌効率を向上させることができる。
また好ましくは、ダクト(12)は、内壁(14)として、流路(16)を挟んで対面する第1内壁(14a)および第2内壁(14b)を有する。複数の突出部(31)は、第1内壁(14a)から突出し、流路(16)における空気の流れ方向に並ぶ複数の第1突出部(31a)と、第2内壁(14b)から突出し、流路(16)における空気の流れ方向に並ぶ複数の第2突出部(31b)とを含む。第1内壁(14a)から突出する第1突出部(31a)の先端部(32)と、第2内壁(14b)から突出する第2突出部(31b)の先端部(32)とが、互いに対向する。
このように構成されたイオン発生装置によれば、空気が放電電極と接触する機会をより増大させて、除菌効果を向上させることができる。
また好ましくは、放電電極(41)は、第1内壁(14a)および第2内壁(14b)からそれぞれ突出する第1突出部(31a)および第2突出部(31b)の先端部(32)に設けられる。第1突出部(31a)に設けられる放電電極(41)と、第2突出部(31b)に設けられる放電電極(41)とが、互いに異なる極性のイオンを発生させる。
このように構成されたイオン発生装置によれば、第1突出部および第2突出部間の電極の相互作用による電界への影響を抑えて、除菌効率を向上させることができる。
また好ましくは、第1突出部(31a)および第2突出部(31b)には、放電電極(41)として、正イオンを発生させる正イオン用放電電極(41p)と、正イオン用放電電極(41p)と距離Laを隔てて設けられ、負イオンを発生させる負イオン用放電電極(41n)とが設けられる。第1突出部(31a)に設けられる正イオン用放電電極(41p)および負イオン用放電電極(41n)は、それぞれ、第2突出部(31b)に設けられる負イオン用放電電極(41n)および正イオン用放電電極(41p)と、距離La以上の距離Lbを隔てて対向する。
このように構成されたイオン発生装置によれば、第1突出部および第2突出部間の電極の相互作用による電界への影響を抑えて、除菌効率を向上させることができる。
また好ましくは、流路(16)における空気の流れ方向に隣り合って配置された第1突出部(31a)の間または第2突出部(31b)の間において、正イオン用放電電極(41p)および負イオン用放電電極(41n)が、距離La以上の距離Lcを隔てて並ぶ。
このように構成されたイオン発生装置によれば、第1突出部間または第2突出部間の電極の相互作用による電界への影響を抑えて、除菌効率を向上させることができる。
この発明に従った機器は、上述のいずれかに記載のイオン発生装置と、流路(16)に空気流れを形成する送風機(81)とを備える。
このように構成された機器によれば、イオン発生装置における除菌効率を向上させることができる。
また好ましくは、上述の機器は、ダクト(12)から送り出される空気により薬液を噴霧するネブライザーである。
このように構成された機器によれば、十分に除菌された空気を用いるため、より清浄な薬液噴霧が可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、たとえば、ネブライザー等の医療機器や、空気清浄機等の空気調和機に適用される。
10,100 イオン発生装置、12 ダクト、14 内壁、14a 第1内壁、14b 第2内壁、16 流路、31,31a,31b 突出部、32 先端部、33 プリント基板、41 放電電極、41n 負イオン用放電電極、41p 正イオン用放電電極、42,43 誘導電極、44 貫通孔、45 平板部、46 脚部、51,52,56,61,63,64 ダイオード、53,57 昇圧トランス、53a,57a 1次巻線、53b,57c 2次巻線、54 端子サイリスタ、55 コンデンサ、57b ベース巻線、58 バイポーラトランジスタ、59,60,62,63 抵抗素子、71 壁部、80 ネブライザー、81 コンプレッサ、82 吸引口、83 吐出口、86 エアホース、91 噴霧部、92 凸部、93 表面、94 薄膜、95 空気吹き出し孔。

Claims (5)

  1. 内壁を有し、前記内壁により囲まれた空間に空気が流れる流路を形成するダクトと、
    前記内壁から前記流路に向けて突出する複数の突出部と、
    複数の前記突出部の各々に設けられ、放電により前記流路内にイオンを発生させる複数の放電電極とを備える、イオン発生装置。
  2. 前記放電電極は、前記内壁から突出する前記突出部の先端部に設けられる、請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 複数の前記突出部は、前記流路における空気の流れ方向に並ぶ、請求項1または2に記載のイオン発生装置。
  4. 前記ダクトは、前記内壁として、前記流路を挟んで対面する第1内壁および第2内壁を有し、
    複数の前記突出部は、前記第1内壁から突出し、前記流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第1突出部と、前記第2内壁から突出し、前記流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第2突出部とを含み、
    前記第1突出部および前記第2突出部は、前記流路における空気の流れ方向において千鳥状に並ぶ、請求項1から3のいずれか1項に記載のイオン発生装置。
  5. 前記ダクトは、前記内壁として、前記流路を挟んで対面する第1内壁および第2内壁を有し、
    複数の前記突出部は、前記第1内壁から突出し、前記流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第1突出部と、前記第2内壁から突出し、前記流路における空気の流れ方向に並ぶ複数の第2突出部とを含み、
    前記第1内壁から突出する前記第1突出部の先端部と、前記第2内壁から突出する前記第2突出部の先端部とが、互いに対向する、請求項1から3のいずれか1項に記載のイオン発生装置。
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