JP2016024580A - 情報処理装置、入力制御方法、および入力制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、入力制御方法、および入力制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】片手でのマルチタッチ操作を容易にする。
【解決手段】情報処理装置は、筐体と、表示部と、検出部と、判定部とを備える。表示部は、筐体の前面に配置され、画像を表示する。また、表示部は、タッチを検出することが可能である。検出部は、筐体の背面に配置され、タッチを検出する。判定部は、検出部で第1タッチが検出されているとき、表示部に対して第2タッチがされていると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は情報の入力を受け付ける技術に関する。
携帯型の情報処理装置において、タッチパネルを用いて各種情報の入力を受け付ける技術が実用化されている。携帯型の情報処理装置とは、例えば、スマートフォン、タブレット端末、およびオーディオプレーヤーなどである。以下の説明では、タッチパネルを搭載した携帯型の情報処理装置のことを、単に情報処理装置とも言う。情報の入力のことは、単に入力とも言う。
情報処理装置は、例えば、タッチパネルにメニュー、アイコン、およびボタンなどを含むGUIを表示する。そして、情報処理装置は、例えば、ユーザが情報処理装置を持った手の親指でメニュー、アイコン、およびボタンなどに触れたとき、メニュー、アイコン、およびボタンなどに関連付けられた処理を実行する。これにより、情報処理装置は、ユーザからの片手操作により、多くの処理を受け付けするように構成されている。GUIとは、Graphical User Interfaceの略である。以下の説明では、ユーザがタッチパネル、タッチパッド、およびセンサなどに触れることを、タッチするとも言う。
関連する他の技術として、マルチタッチ補助具は、使用者の親指の第一関節の部位に装着できるゴム製バンド部材と、スティック部材とから成る。スティック部材の先端部分には、導電性ゴムが設けられ、その先端からバンド部材の取付位置までの長さを使用者の親指の先端から第一関節までの長さと同一又は長く形成する。スティック部材を親指の爪上面に配置して装着することにより、使用者は、スティック部材の先端部と親指の先端部とでピンチアウト又はピンチイン操作を親指のみで行うことができる。更にバンド部材に先端部が滑動性を有する導電性素材から成る第2スティック部材を前記スティック部材と反対側に取り付けることにより、親指の先端を画面にタッチさせずにマルチタッチ操作を可能とする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3174740号
前述した入力技術を用いた情報処理装置は、例えば、ピンチインやピンチアウトなどのマルチタッチ操作をするとき、情報処理装置を持った手と別の手を用いることを前提に構成されているので、片手でのマルチタッチ操作が困難なことがある。
本発明は、一側面として、片手でのマルチタッチ操作を容易にする技術を提供する。
本明細書で開示する情報処理装置のひとつに、筐体と、表示部と、検出部と、判定部とを備える情報処理装置がある。表示部は、筐体の前面に配置され、画像を表示する。また、表示部は、タッチを検出することが可能である。検出部は、筐体の背面に配置され、タッチを検出する。判定部は、検出部で第1タッチが検出されているとき、表示部に対して第2タッチがされていると判定する。
片手でのマルチタッチ操作を容易にすることができる。
情報処理装置の一実施例を示す機能ブロック図(その1)である。 筐体の一実施例を示す図である。 擬似タッチと擬似アイコンの一例を示す図である。 第1識別情報の一例を示す図である。 擬似タッチ点に対する表示タッチ点のスライド方向の一例を示す図(その1)である。 第1処理情報の一例を示す図である。 擬似アイコンの表示位置の移動の一例を示す図である。 入力制御処理を示すフローチャート(その1)である。 入力制御処理を示すフローチャート(その2)である。 入力制御処理を示すフローチャート(その3)である。 情報処理装置の一実施例を示す機能ブロック図(その2)である。 第2識別情報の一例を示す図である。 擬似アイコンの一例を示す図である。 擬似タッチ点に対する表示タッチ点のスライド方向の一例を示す図(その2)である。 第2処理情報の一例を示す図である。 入力制御処理を示すフローチャート(その4)である。 情報処理装置の一実施例を示すブロック図である。
[実施形態1]
実施形態1の情報処理装置について説明する。
図1は、情報処理装置の一実施例を示す機能ブロック図である。以下の説明では、図1を参照して、実施形態1の情報処理装置1が有する機能について説明する。
情報処理装置1は、例えば、筐体10と、表示部20と、検出部30と、制御部40と、記憶部50とを備える。制御部40は、判定部41と、処理部42と、指示部43とを含む。記憶部50は、第1識別情報100と、第1処理情報200とを記憶する。
図2は、筐体の一実施例を示す図である。
以下の説明では、図2を参照して、筐体10の一実施例について説明する。
図2(a)は、筐体10の正面図である。図2(b)は、筐体10の斜視図である。図2(c)は、筐体10の背面図である。
図2(a)〜(c)に示すように、筐体10は、例えば、所定の厚みを有する平板状の部材で構成される。そして、図2(a)に示すように、筐体10の前面には、表示部20が配置される。また、図2(c)に示すように、筐体10の背面には、例えば、ユーザが筐体10を持ったとき、人差指3がくる位置の近くに、筐体10の背面から前面に向かう方向の窪みである凹部31が設けられる。そして、検出部30は、凹部31内に配置される。なお、筐体10は、凹部31を有さなくても良い。この場合、検出部30は、例えば、ユーザが筐体10を持ったとき、人差指3がくる位置の近くに配置される。また、検出部30、および凹部31は、ユーザが筐体10を持ったとき、人差指3がくる位置の近くに限らず、筐体10の背面の任意の位置に配置しても良い。
図2(b)に示すように、筐体10は、例えば、片手で持つことが可能なサイズである。また、図2(b)に示すように、筐体10は、例えば、親指2を前面側、ならびに人差指3、中指4、および薬指5を背面側に位置するように、ユーザが片手で持つことができる形状をしている。これにより、図2(a)に示すように、情報処理装置1は、例えば、ユーザに片手で持たれているとき、ユーザの親指2で表示部20が触れられることにより、ユーザからの入力を受け付けることができる。以下の説明では、触れられることを、タッチされるとも言う。
上述した図2に示す筐体10の形状は、一例であり、例えば、表示部20が配置される面にユーザの指が少なくとも1本以上位置した状態で、ユーザが片手で持つことが可能である、他の形状でも良い。また、筐体10の部材は、金属、または合成樹脂などで形成されても良い。
図1を参照して説明する。
表示部20は、筐体10の前面に配置される。そして、表示部20は、画像を表示する。また、表示部20は、タッチを検出することが可能である。タッチを検出するとは、例えば、ユーザの指やペンなどで触れられたことを検出する処理を言う。
表示部20は、マルチタッチによる入力を受け付ける。マルチタッチとは、同時に表示部20の複数の箇所へタッチすることを言う。以下の説明では、マルチタッチを利用した表示部20への入力により、情報処理装置1を操作することをマルチタッチ操作とも言う。マルチタッチ操作には、例えば、ピンチイン、ピンチアウト、右回転、および左回転などがある。
ここで、ピンチインとは、表示部20上の2点を指でタッチし、タッチした2点が遠ざかるように指をスライドすることで、表示部20に表示された画像を拡大する処理のことを言う。また、ピンチアウトとは、表示部20上の2点を指でタッチし、タッチした2点が近づくように指をスライドすることで、表示部20に表示された画像を縮小する処理のことを言う。そして、右回転とは、表示部20上の2点を指でタッチし、タッチした点の1点を軸として、他方の点を軸とした点に対して左にスライドすることで、表示部20に表示された画像を右回転させる処理のことを言う。左回転とは、表示部20上の2点を指でタッチし、タッチした点の1点を軸として、他方の点を軸とした点に対して右にスライドすることで、表示部20に表示された画像を左回転させる処理のことを言う。
検出部30は、筐体10の背面に配置される。そして、検出部30は、タッチを検出する。さらに、検出部30は、物体にタッチされたとき、タッチされた物体の指紋情報を読み取る。指紋情報とは、例えば、指紋の画像、および指紋の特徴部分を示すパターンでも良い。指紋の特徴部分を示すパターンとは、例えば、指紋の画像の明暗の変化点を抽出したパターンでも良い。
判定部41は、検出部30でタッチ(第1タッチ)が検出されているとき、表示部20に対してタッチ(第2タッチ)がされていると判定する。
図3は、擬似タッチと擬似アイコンの一例を示す図である。
以下の説明では、図3を参照して、擬似タッチと擬似アイコン60について説明する。
図3(a)に示すように、判定部41は、例えば、検出部30に人差指3がタッチしているとき、擬似的に表示部20の所定の位置がタッチされていると判定する。図3(b)に示すように、所定の位置とは、後述する擬似タッチ点を示す擬似アイコン60の位置でも良い。以下の説明では、検出部30に対するタッチのことを、検出タッチとも言う。検出タッチにより判定部41により判定される表示部20の擬似的なタッチのことは、擬似タッチとも言う。また、擬似タッチがされているとする位置を擬似タッチ点とも言う。
擬似アイコン60は、表示部20に対して擬似タッチがされているとする位置を示すアイコンである。すなわち、擬似アイコン60は、擬似タッチ点を示す。
図1を参照して説明する。
また、判定部41は、判定部41で擬似タッチがされていると判定されているとき、表示部20でタッチ(第3タッチ)が検出されていると、表示部20に対して擬似タッチと表示タッチとがされていると判定する。表示タッチとは、表示部20に対するタッチのことを言う。
また、判定部41は、検出部30で指紋情報が読み取られているとき、表示部20に対して擬似タッチがされていると判定しても良い。この場合、判定部41は、検出部30が指でタッチされているときにのみ、表示部20に対して擬似タッチがされていると判定することになる。
判定部41は、検出部30で検出タッチが継続して検出されている時間が第1閾値以上のとき、表示部20に対して擬似タッチがされていると判定しても良い。この場合、判定部41は、検出部30が第1閾値以上の時間継続してタッチされているときにのみ、表示部20に対して擬似タッチがされていると判定することになる。
第1閾値とは、例えば、擬似タッチをするために、ユーザが意図的に検出部30を検出タッチしたか否かを判定するとき、判定部41で用いられる設定時間である。
第1閾値は、例えば、1秒に設定されても良い。これにより、ユーザが擬似タッチをすることを意図していないとき、検出部30を瞬間的(1秒未満)にタッチした場合において、判定部41は、擬似タッチがされていないと判定する。第1閾値は、例えば、ユーザにより記憶部50に記憶され(図示なし)、擬似タッチの判定処理をするとき、判定部41により用いられても良い。
判定部41は、検出部30で指紋情報が読み取られているとき、読み取られている指紋情報と、記憶部50に記憶された指紋情報とが類似する場合、擬似タッチがされていると判定しても良い。
記憶部50は、後述する第1識別情報100に示すように、複数の指紋情報を記憶しても良い。このとき、判定部41は、検出部30で指紋情報が読み取られているとき、記憶部50に記憶された指紋情報を検索し、読み取られている指紋情報と類似する指紋情報がある場合、表示部20に対して擬似タッチがされていると判定しても良い。
図4は、第1識別情報の一例を示す図である。
以下の説明では、図4を参照して、第1識別情報100について説明する。第1識別情報100は、指紋情報を用いて擬似タッチがされているか否かを判定するために用いられる情報である。
第1識別情報100は、選択情報と、指紋情報と、指定数とを関連付けて格納する。
選択情報は、判定部41による擬似タッチの判定処理において、同じレコードに含まれる指紋情報を用いるか否かを示す情報である。図4に示すように、対応するレコードに格納されている選択情報が0である指紋Gは、判定部41で擬似タッチされているか否かを判定するときに用いられない。したがって、検出部30がタッチされたとき、検出部30で指紋Gが指紋情報として読み取られたとき、判定部41は、第1識別情報100に類似する指紋情報がないので、擬似タッチがされていないと判定する。
指紋情報は、指紋を識別するための情報である。指紋情報は、予め第1識別情報100に格納されても良い。また、指紋情報は、図示しない入力部を用いて、第1識別情報100にユーザが格納しても良い。指紋情報は、検出部30を用いて、第1識別情報100にユーザが格納しても良い。
指紋情報は、例えば、指紋の画像そのものでも良いし、指紋の一部の特徴部分を示すパターンでも良い。指紋情報は、検出部30がタッチされたとき、判定部41において、タッチされた指から読み取られた指紋情報と類似判定される。そして、判定部41は、第1識別情報100の中に読み取られた指紋情報と類似する指紋情報が格納されているとき、表示部20に対して擬似タッチがされていると判定する。
判定部41は、例えば、指紋情報が指紋の画像として与えられたとき、2つの指紋の画像が完全一致した場合、2つの指紋情報が類似すると判定しても良い。また、判定部41は、例えば、所定のアルゴリズムを用いて2つの画像の類似度を求め、求められた類似度が所定の閾値以上であるとき、2つの指紋情報が類似すると判定しても良い。さらに、判定部41は、例えば、指紋情報が指紋の特徴部分を示すパターンとして与えられたとき、2つのパターンが完全一致した場合、2つの指紋情報が類似すると判定しても良い。また、判定部41は、例えば、所定のアルゴリズムを用いて2つのパターンの類似度を求め、求められた類似度が所定の値以上であるとき、2つの指紋情報が類似すると判定しても良い。所定の閾値は、類似度が所定の閾値以上のとき、2つの指紋情報が一致していると判定しても誤りがないと考えられる値が設定される。
指紋Gは、例えば、複数人の指紋の画像から生成された、複数人の指紋の画像に共通する特徴を示すパターンでも良い。判定部41は、指紋情報が指紋の特徴部分を示すパターンとして与えられたとき、検出部30で読み取られた指紋情報と指紋Gとの類似判定を行なうことにより、検出されたタッチが指によりされたタッチであるか否かを判定することが可能となる。
指紋A〜Cは、例えば、所定のユーザの指紋の特徴を示すパターンでも良い。また、指紋A〜Cは、例えば、それぞれ所定のユーザの人差指3、中指4、および薬指5の指紋の特徴を示すパターンでも良い。このとき、判定部41は、指紋情報が指紋の特徴部分を示すパターンとして与えられたとき、検出部30で読み取られた指紋情報と指紋A〜Cとの類似判定を行なうことで、検出されたタッチが指によりされたタッチであるか否かを判定することが可能となる。判定部41は、指紋A〜Cの中で最も類似度の高い指紋情報と、検出部30で読み取られた指紋情報とが類似すると判定しても良い。そして、判定部41は、類似すると判定した指紋情報に対応する指で検出部30がタッチされていると判定しても良い。
指定数は、擬似タッチされていると判定したとき、判定部41により判定される擬似タッチの数を示す情報である。判定部41は、例えば、検出部30で読み取られた指紋情報と指紋Aとが類似すると判定したとき、指紋Aと同じレコードに格納されている指定数1を検索し、表示部20に1点の擬似タッチがされたと判定する。
図1を参照して説明する。
判定部41は、検出部30で検出タッチが継続して検出されていない時間が第2閾値以上のとき、表示部20に対して擬似タッチがされていないと判定する。この場合、判定部41は、検出部30が第2閾値以上の時間継続してタッチされていないときにのみ、表示部20に対して擬似タッチがされていないと判定することになる。
第2閾値とは、例えば、擬似タッチがされていないと判定部41に判定させるために、ユーザが意図的に検出部30の検出タッチをしていないか否かを判定するときに用いられる時間である。
第2閾値は、例えば、1秒に設定されても良い。これにより、ユーザが擬似タッチをしないことを意図しないとき、検出部30を瞬間的(1秒未満)にタッチしない状況が発生した場合において、判定部41は、擬似タッチをしていないと判定する誤操作を防止することができる。第2閾値は、例えば、ユーザにより記憶部50に記憶され(図示なし)、擬似タッチの判定処理をするとき、判定部41により用いられても良い。
処理部42は、判定部41により擬似タッチと表示タッチとがされていると判定されているとき、擬似タッチがされているとする位置に対して、表示タッチが移動した方向により、指定された処理をする。
図5は、擬似タッチ点に対する表示タッチ点のスライド方向の一例を示す図(その1)である。
以下の説明では、図5を参照して、擬似タッチ点に対する表示タッチ点のスライド方向について説明する。表示タッチ点とは、例えば、表示部20に対して、ユーザの指がタッチしている位置を示す。
図5に示すように、判定部41により擬似アイコン60の示す位置に擬似タッチがされていると判定されているとき、ユーザは、表示タッチの位置を方向A、方向B、方向C、および方向Dの方向にスライドさせることで、スライド操作をする。スライドとは、ユーザが表示部20にタッチした状態で、表示タッチ点の位置を移動させる操作のことを言う。以下の説明では、ユーザが、表示タッチの位置を各種方向にスライドさせる操作のことをスライド操作とも言う。なお、スライド操作は、マルチタッチ操作に含まれる操作である。
図6は、第1処理情報の一例を示す図である。
以下の説明では、図6を参照して、第1処理情報200について説明する。
第1処理情報200は、指定数と、操作と、処理とを関連付けて格納する。
操作は、マルチタッチ操作を示す情報である。スライドAとは、例えば、擬似タッチ点に近づく方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す。スライドBとは、例えば、擬似タッチ点に遠ざかる方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す。スライドCとは、例えば、擬似タッチ点に対して、左方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す。スライドDとは、例えば、擬似タッチ点に対して、右方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す情報である。
処理は、ユーザの操作に応答して、処理部42が実行する処理を示す情報である。
処理部42は、判定部41によりマルチタッチ操作がされたと判定されたとき、第1処理情報200を参照し、操作に対応する処理を実行する。ユーザがスライドAの操作をしたとき、処理部42は、ピンチアウト処理を実行する。また、ユーザがスライドBの操作をしたとき、処理部42は、ピンチイン処理を実行する。そして、ユーザがスライドCの操作をしたとき、処理部42は、右回転処理を実行する。さらに、ユーザがスライドDの操作をしたとき、処理部42は、左回転処理を実行する。
図1、図3を参照して説明する。
図3(b)に示すように、指示部43は、判定部41が検出部30に対して検出タッチがされていると判定しているとき、検出タッチがされているとする位置を示す擬似アイコン60を、表示部20に表示させる指示をする。判定部41が検出部30に対して検出タッチがされていると判定しているときとは、例えば、図3(a)に示すように、検出部30が人差指3でタッチされているときである。
図7は、擬似アイコンの表示位置の移動の一例を示す図である。
以下の説明では、図7を参照して、擬似アイコン60の表示位置の移動を説明する。
指示部43は、例えば、擬似アイコン60がユーザの指でタッチされている状態で、図7(a)の位置から図7(b)の位置へスライドされたとき、表示部20に擬似アイコン60の表示位置を移動させる指示をする。これにより、表示部20は、擬似アイコン60の位置を、図7(a)の位置から図7(b)の位置へ移動させる。また、判定部41は、移動後の擬似アイコン60の位置が、擬似タッチされているものと判定する。
図1を参照して説明する。
指示部43は、検出部30で検出タッチが継続して検出されていない時間が第3閾値以上のとき、表示部20に擬似アイコン60を非表示にさせる指示をする。この場合、表示部20は、検出部30が第3閾値以上の時間継続してタッチされていないときにのみ、擬似アイコン60を非表示にすることになる。
第3閾値は、例えば、1秒に設定されても良い。これにより、ユーザが擬似タッチをしないことを意図していないとき、検出部30を瞬間的(1秒未満)にタッチしない状況が発生した場合において、指示部43が擬似アイコン60を非表示にする指示をする誤操作を防止することができる。
第3閾値は、例えば、第2閾値と同じ時間に設定されても良い。これにより、判定部41が表示部20に対して擬似タッチがされていると判定しているとき、表示部20は、擬似アイコン60を表示することになる。このとき、擬似アイコン60の表示、非表示は、判定部41による擬似タッチがされていると、されていないとの判定に対応する。したがって、ユーザは、擬似アイコン60の表示を確認することにより、情報処理装置1が擬似タッチを受け付けているか、いないかを確認することができる。第3閾値は、例えば、ユーザにより記憶部50に記憶され(図示なし)、擬似アイコン60の非表示の指示処理をするとき、指示部43により用いられても良い。
図8〜図10は、入力制御処理を示すフローチャートである。
以下の説明では、図8〜図10を参照して、情報処理装置1による入力制御処理を説明する。第1閾値、第2閾値、および第3閾値は、共に1秒が設定されているものとする。図5に示すように、スライド操作におけるスライド方向は、擬似アイコン60に対して、近づく方向をA方向、遠ざかる方向をB方向、左方向をC方向、および右方向をD方向と言う。また、検出部30は、指紋情報を読み取るものとして説明する。検出部30に指紋情報を読み取る機能がない場合、以下で説明する入力制御処理において、情報処理装置1は、S101にてYesの判定がされたあと、S104の処理を実行せずにS105の処理を実行することになる。情報処理装置1の制御部40により実行される処理については、情報処理装置1が実行する処理とも言う。
入力制御処理を開始するための指定の処理が実行され、入力制御が開始されると、判定部41は、検出部30がタッチされているか否かを判定する(S101)。そして、判定部41は、検出部30がタッチされていないとき(S101にてNo)、検出部30が1秒以上継続してタッチされていないか判定する(S102)。入力制御処理を開始するための指定の処理とは、例えば、ユーザによる開始指示や、情報処理装置1の起動にともない実行される開始指示でも良い。
判定部41により検出部30が1秒以上継続してタッチされていないと判定されたとき(S102にてYes)、指示部43は、表示部20に擬似アイコン60を非表示にさせる指示をする。表示部20は、指示部43からの擬似アイコン60を非表示にさせる指示にしたがい、擬似アイコン60を非表示にする(S103)。そして、情報処理装置1は、入力制御処理を終了する。なお、入力制御処理が終了したあと、判定部41は、再びS101の処理を実行しても良い。
検出部30がタッチされていない継続時間が1秒未満と判定したとき(S102にてNo)、判定部41は、S101の処理を実行する。
判定部41は、検出部30がタッチされているとき(S101にてYes)、検出部30が指によりタッチされているか否かを判定する(S104)。情報処理装置1は、判定部41により、検出部30が指によりタッチされていないと判定されたとき(S104にてNo)、入力制御処理を終了する。なお、入力制御処理が終了したあと、判定部41は、再びS101の処理を実行しても良い。
検出部30が指によりタッチされていると判定したとき(S104にてYes)、判定部41は、検出部30が1秒以上継続してタッチされているか否かを判定する(S105)。検出部30がタッチされている継続時間が1秒未満と判定したとき(S105にてNo)、判定部41は、S101の処理を実行する。
判定部41により、検出部30がタッチされている継続時間が1秒以上と判定されたとき(S105にてYes)、指示部43は、表示部20に擬似アイコン60を表示させる指示をする。表示部20は、指示部43からの擬似アイコン60を表示させる指示にしたがい、擬似アイコン60を表示する(S106)。
判定部41は、表示部20がタッチされているか否かを判定する(S107)。表示部20がタッチされていないと判定したとき(S107にてNo)、判定部41は、S101の処理を実行する。
判定部41は、表示部20がタッチされていると判定したとき(S107にてYes)、擬似アイコン60がタッチされているか否かを判定する(S108)。
図9を参照して説明する。
擬似アイコン60がタッチされていないと判定したとき(S108にてYes)、判定部41は、スライド操作がされたか否かを判定する(S201)。スライド操作がされていないと判定したとき(S201にてNo)、判定部41は、S101の処理を実行する。なお、S201において、スライド操作がされていないとは、例えば、第1処理情報200に格納された操作に該当する操作がされないことを示す。
スライド操作がされたと判定したとき(S201にてYes)、判定部41は、スライド方向がA方向であるか否かを判定する(S202)。判定部41により、スライド方向がA方向であると判定されたとき(S202にてYes)、処理部42は、ピンチアウト処理を実行する(S203)。そして、判定部41は、S101の処理を実行する。
スライド方向がA方向でないと判定したとき(S202にてNo)、判定部41は、スライド方向がB方向であるか否かを判定する(S204)。判定部41により、スライド方向がB方向であると判定されたとき(S204にてYes)、処理部42は、ピンチイン処理を実行する(S205)。そして、判定部41は、S101の処理を実行する。
スライド方向がB方向でないと判定したとき(S204にてNo)、判定部41は、スライド方向がC方向であるか否かを判定する(S206)。判定部41により、スライド方向がC方向であると判定されたとき(S206にてYes)、処理部42は、右回転処理を実行する(S207)。そして、判定部41は、S101の処理を実行する。
スライド方向がC方向でないと判定したとき(S206にてNo)、判定部41は、スライド方向がD方向であるか否かを判定する(S208)。判定部41により、スライド方向がD方向であると判定されたとき(S208にてYes)、処理部42は、左回転処理を実行する(S209)。そして、判定部41は、S101の処理を実行する。
スライド方向がD方向でないと判定したとき(S208にてNo)、判定部41は、S101の処理を実行する。S208にてNoとは、例えば、ユーザによるスライド操作が失敗し、判定部41において、スライド方向の判定ができなかったときである。
図10を参照して説明する。
S108において、擬似アイコン60がタッチされていると判定したとき(S108にてYes)、判定部41は、スライド操作がされたか否かを判定する(S301)。
スライド操作がされていないと判定したとき(S301にてNo)、判定部41は、S101の処理を実行する。なお、S201において、スライド操作がされていないとは、例えば、表示部20が指でたたかれる操作がされたなどの場合がある。以下の説明では、表示部20が指でたたかれる操作のことを、タップ操作とも言う。
判定部41により、スライド操作がされたと判定したとき(S301にてYes)、指示部43は、表示部20に対して、タッチされた指の位置に合わせて擬似アイコン60を移動させる指示をする。
表示部20は、指示部43からのタッチされた指の位置に合わせて擬似アイコン60を移動させる指示にしたがい、擬似アイコン60の表示位置を移動する(S302)。
以上のように、実施形態の情報処理装置1は、検出タッチが検出されているとき、表示部20が擬似的にタッチされているものとして処理をするので、例えば、片手の人差指3と親指2とを用いてマルチタッチ操作をすることができる。これにより、情報処理装置1は、片手でのマルチタッチ操作を容易にすることができる。また、擬似タッチをするために用いられる人差指3は、情報処理装置1の背面に位置するので、表示部20を人差指3で隠さずにマルチタッチ操作をすることができる。
実施形態の情報処理装置1は、擬似タッチがされていると判定しているとき、表示タッチがされていると、表示部20上の2点がタッチされているものとして処理をする。このため、情報処理装置1は、片手でのスライド操作を容易にすることができる。これにより、情報処理装置1は、ピンチイン、ピンチアウト、右回転、および左回転などの処理を、ユーザの片手操作により、精度良く受け付けることができる。
実施形態の情報処理装置1は、擬似タッチと表示タッチとがされていると判定しているとき、擬似タッチがされているとする位置に対して、表示タッチが移動した方向により、指定された処理を実行する。これにより、情報処理装置1は、片手でのマルチタッチ操作を容易にすることができる。
実施形態の情報処理装置1は、検出部30がタッチされたとき、検出部30によりタッチされた指の指紋情報を読み取る。これにより、情報処理装置1は、検出部30が指でタッチされているか否かを判定し、指以外のものでタッチされたときにも擬似タッチをしていると判定してしまう誤操作を、精度良く防止することができる。
実施形態の情報処理装置1は、擬似タッチがされていると判定しているとき、擬似タッチがされているとする位置を示す擬似アイコンを、表示部20に表示させるので、ユーザに擬似タッチがされているとする位置を通知することができる。
実施形態の情報処理装置1は、擬似アイコン60が表示タッチされている状態でスライド操作されたとき、スライド操作に沿って擬似アイコン60の位置を移動させる。これにより、ユーザは、擬似タッチ点を移動し、移動後の擬似タッチ点に対して表示タッチをスライドさせることにより、ピンチイン、ピンチアウト、右回転、および左回転などのマルチタッチ操作をすることができる。したがって、ユーザは、例えば、表示部20上の任意の箇所を指定して、ピンチイン操作をし、表示部20上の任意の箇所を拡大することができる。
実施形態の情報処理装置1は、検出部30で検出タッチが継続して検出されている時間が第1閾値以上のとき、擬似タッチがされていると判定する。これにより、情報処理装置1は、ユーザが擬似タッチをすることを意図していないとき、検出部30を瞬間的にタッチした場合において、擬似タッチをしているとする誤操作を防止することができる。
実施形態の情報処理装置1は、検出部30で読み取られた指紋情報と類似する指紋情報が、記憶部50に記憶されているとき、擬似タッチがされていると判定する。これにより、情報処理装置1は、記憶部50に指紋情報が記憶されたユーザのみに、擬似タッチを用いたマルチタッチ操作を許可することができる。また、指紋情報が指紋Gのとき、情報処理装置1は、検出されたタッチが指によりされたタッチであるか否かを判定し、指によりされたタッチである場合、擬似タッチを用いたマルチタッチ操作を許可することができる。
実施形態の情報処理装置1は、検出部30で検出タッチが継続して検出されていない時間が第2閾値以上のとき、擬似タッチがされていないと判定する。これにより、情報処理装置1は、ユーザが擬似タッチをしないことを意図していないとき、検出部30を瞬間的にタッチしない状況が発生した場合において、擬似タッチをしていないとする誤操作を防止することができる。
実施形態の情報処理装置1は、検出部30で検出タッチが継続して検出されていない時間が第3閾値以上のとき、擬似アイコン60を非表示にする。これにより、情報処理装置1は、ユーザが擬似タッチをしないことを意図していないとき、検出部30を瞬間的にタッチしない状況が発生した場合において、擬似アイコン60を非表示にする誤操作を防止することができる。
実施形態の情報処理装置1は、筐体10の背面に凹部31を設け、凹部31内に検出部30を配置したので、電車内などの不安定な状況下などで、検出部30をタッチしている指がずれるのを防止することができる。これにより、情報処理装置1は、片手でのマルチタッチ操作を容易にすることができる。
実施形態の情報処理装置1は、複数の指紋情報を記憶し、検出部30で読み取られた指紋情報と類似する指紋情報が、記憶部50に記憶されているとき、擬似タッチがされていると判定する。これにより、情報処理装置1は、指紋情報が登録された複数のユーザに対して、擬似タッチを用いた片手でのマルチタッチ操作を許可することができる。また、情報処理装置1は、指紋情報が登録された同一のユーザの複数の指による、擬似タッチを用いた片手でのマルチタッチ操作を許可することができる。
[実施形態2]
実施形態2の情報処理装置について説明する。
図11は、情報処理装置の一実施例を示す機能ブロック図である。以下の説明では、図1を参照して、実施形態2の情報処理装置6が有する機能について説明する。そして、実施形態2の情報処理装置6において、実施形態1の情報処理装置1と同じ機能については、同じ符号を付し、異なる機能のみ説明する。
記憶部50は、第2識別情報300と、第2処理情報400とを記憶する。
図12は、第2識別情報の一例を示す図である。
以下の説明では、図12を参照して、第2識別情報300について説明する。第2識別情報300は、指紋情報を用いて擬似タッチがされているか否かを判定するために用いられる。
第2識別情報300は、選択情報と、指紋情報と、指定数とを関連付けて格納する。
第2識別情報300の指定数には、第1識別情報100に格納された指定数である1以外にも、3および4の指定数が格納されている。
これにより、判定部41は、検出部30で指紋情報が読み取られているとき、読み取られている指紋情報と、第2識別情報300に格納された指紋情報とが類似する場合、表示部20に対して、類似する指紋情報に対応する指定数のタッチがされていると判定する。判定部41は、指紋A〜Dの中で、検出部30で読み取られた指紋情報との類似度が所定の閾値以上を示す指紋情報があるとき、類似度が所定の閾値以上を示す指紋情報と、読み取られた指紋情報とが類似すると判定しても良い。また、判定部41は、所定の閾値以上の類似度を示す指紋情報が複数あるとき、判定部41は、検出部30で読み取られた指紋情報と最も類似度の高い指紋情報を、類似する指紋情報と判定しても良い。
判定部41は、検出部30で指紋情報が読み取られているとき、第2識別情報300に格納された指紋情報を検索する。そして、判定部41は、読み取られている指紋情報と類似する指紋情報がある場合、表示部20に対して類似する指紋情報に関連付けられた指定数の擬似タッチがされていると判定する。
判定部41は、例えば、検出部30で読み取られた指紋情報と指紋Bとが類似すると判定したとき、指紋Bと同じレコードに格納されている指定数3を検索し、表示部20に3点の擬似タッチがされたと判定する。また、判定部41は、例えば、検出部30で読み取られた指紋情報と指紋Cとが類似すると判定したとき、指紋Cと同じレコードに格納されている指定数4を検索し、表示部20に4点の擬似タッチがされたと判定する。
判定部41は、例えば、指紋Aが人差指3の指紋の特徴を示すパターンであり、指紋Bが中指4の指紋の特徴を示すパターンである場合、検出部30をタッチしたユーザの指により、異なる数の擬似タッチがされていると判定することになる。したがって、処理部42は、後述する第2処理情報400を参照し、検出部30をタッチしたユーザの指に対応する指定数と操作とに関連付けられた処理を実行することになる。
図13は、擬似アイコンの一例を示す図である。
以下の説明では、図13を参照して、複数の擬似タッチがされたときの擬似アイコンの表示について説明する。
判定部41により、3点の擬似タッチがされたと判定されているとき、指示部43は、擬似タッチがされているとする位置を示す擬似アイコン61〜63を、表示部20に表示させる指示をする。すると、図13(a)に示すように、表示部20は、指示部43からの指示にしたがい、擬似アイコン61〜63を表示する。
また、判定部41により、4点の擬似タッチがされたと判定されているとき、指示部43は、擬似タッチがされているとする位置を示す擬似アイコン61〜64を、表示部20に表示させる指示をする。すると、図13(b)に示すように、表示部20は、指示部43からの指示にしたがい、擬似アイコン61〜64を表示する。
図14は、擬似タッチ点に対する表示タッチ点のスライド方向の一例を示す図(その2)である。
以下の説明では、図14を参照して、擬似タッチ点に対する表示タッチ点のスライド方向について説明する。
図14(a)に示すように、判定部41により擬似アイコン61〜63の示す位置に擬似タッチがされていると判定されているとき、ユーザは、表示タッチの位置を方向A、方向B、方向C、および方向Dの方向にスライドさせることで、マルチタッチ操作をする。
図14(b)に示すように、判定部41により擬似アイコン61〜64の示す位置に擬似タッチがされていると判定されているとき、ユーザは、表示タッチの位置を方向A、方向B、方向C、および方向Dの方向にスライドさせることで、マルチタッチ操作をする。
図15は、第2処理情報の一例を示す図である。
以下の説明では、図15を参照して、第2処理情報400について説明する。
第2処理情報400は、指定数と、操作と、処理とを関連付けて格納する。
第2処理情報400の操作には、第1処理情報200に格納された擬似タッチ点に対して表示タッチをスライドさせる操作以外にも、表示部20をタップする操作が格納されている。また、第2処理情報400の操作には、第1処理情報200に格納された操作であるピンチアウト、ピンチイン、右回転、および左回転の処理以外にも、アプリ終了、戻る、進む、アプリ切り替え、およびホーム画面表示の処理が格納されている。また、第2処理情報400において、処理がブランクであるレコードは、関連付けられた指定数および操作に対応する処理が設定されていないことを示す。
ここで、アプリ終了とは、現在起動中のアプリを停止させる処理のことを言う。戻るとは、前回見ていたページに戻る処理のことを言う。進むとは、戻る前に見ていたページに進む処理ことを言う。アプリ切り替えとは、起動しているアプリケーションを切替える処理のことを言う。そして、ホーム画面表示とは、ホーム画面を表示する処理のことを言う。
処理部42は、判定部41によりマルチタッチ操作がされたと判定されたとき、第2処理情報400を参照し、指定数および操作に対応する処理を実行する。図14(a)に示すように、指定数3のとき、ユーザがスライドAの操作をすると、処理部42は、アプリ修了処理を実行する。また、指定数3のとき、ユーザがスライドCの操作をしたとき、処理部42は、戻る処理を実行する。そして、指定数3のとき、ユーザがスライドDの操作をすると、処理部42は、進む処理を実行する。さらに、図14(b)に示すように、指定数4のとき、ユーザがスライドCの操作をすると、処理部42は、アプリ切り替え処理を実行する。図14(b)に示すように、指定数4のとき、ユーザがタップの操作をすると、処理部42は、ホーム画面表示処理を実行する。
図16は、入力制御処理を示すフローチャートである(その4)。
以下の説明では、図16を参照して、情報処理装置6による入力制御処理を説明する。
情報処理装置6の入力制御処理は、情報処理装置1の入力制御処理において、図9に示すS201〜S209の処理を、図16に示すS401〜S405の処理に変更した処理となる。
以下の説明では、図16に示すS401〜S405の処理を説明する。
図8に示すS108において、擬似アイコンがタッチされていないと判定したとき(S108にてYes)、判定部41は、マルチタッチ操作がされたか否かを判定する(S401)。マルチタッチ操作がされていないと判定したとき(S401にてNo)、判定部41は、図8に示すS101の処理を実行する。なお、S401において、マルチタッチ操作がされていないとは、例えば、第2処理情報400に格納された指定数の擬似タッチ点と、表示タッチとの組み合わせによるマルチタッチ操作に該当する操作がされないことを示す。
マルチタッチ操作がされたと判定したとき(S401にてYes)、処理部42は、判定部41で判定されている擬似タッチの数を取得する(S402)。以下の説明では、擬似タッチの数のことを指定数とも言う。
さらに、処理部42は、判定部41により、判定された操作内容を取得する(S403)。操作内容とは、スライドA、スライドB、スライドC、スライドD、およびタップなどである。なお、S403にて、例えば、ユーザがマルチタッチ操作を失敗し、第2処理情報400に対応するマルチタッチ操作がないと判定したとき、判定部41は、図8に示すS101の処理を実行しても良い。
処理部42は、第2処理情報400を参照し、取得した指定数と、操作に関連付けられた処理を検索する(S404)。そして、処理部42は、検索された処理を実行する(S405)。一例として、図14(b)に示すように、例えば、判定部41で判定されている擬似タッチの数が4のとき、ユーザがスライドDの操作をすると、処理部42は、図15の指定数4と、スライドDとに関連付けられたアプリ切り替え処理を実行する。そして、判定部41は、図8のS101の処理を実行する。
以上のように、実施形態の情報処理装置6は、検出タッチがされているとき、表示部20に複数のタッチがされていると判定する。これにより、情報処理装置6は、複数点をタッチしたものとして扱うマルチタッチ操作を、ユーザが片手ですることを可能にする。
実施形態の情報処理装置6は、検出部30で読み取られた指紋情報と類似する指紋情報が、記憶部50に記憶されているとき、指定数の擬似タッチがされていると判定する。これにより、情報処理装置6は、記憶部50に指紋情報が記憶されたユーザのみに、擬似タッチを用いた複数点をタッチしたものとして扱うマルチタッチ操作を提供することができる。
実施形態の情報処理装置6は、複数の指紋情報と、各指紋情報に指定数を関連付けて記憶する。そして、情報処理装置6は、検出部30で指紋情報が読み取られているとき、記憶された指紋情報を検索し、読み取られている指紋情報と類似する指紋情報がある場合、表示部20に対して類似する指紋情報に関連付けられた指定数のタッチがされていると判定する。これにより、情報処理装置6は、例えば、ユーザの人差指3、中指4、および薬指5の指紋情報にそれぞれ異なる指定数を関連付けて記憶しておくことにより、検出部30をタッチする指に応じて擬似タッチの数を判定することができる。
実施形態の情報処理装置6は、複数の擬似タッチがされていると判定しているとき、擬似タッチの数と表示タッチの操作とに応じて、指定されたマルチタッチ操作を実行する。これにより、情報処理装置6は、片手での複数点のマルチタッチ操作を容易にすることができる。
また、判定部41は、擬似タッチがされていると判定したあと、検出部30で検出タッチが検出されなくなり、検出部30で検出タッチが所定時間以内に再度検出されると、表示部20に対して2点の擬似タッチがされていると判定しても良い。さらに、判定部41は、検出部30で検出タッチが検出されなくなり、検出部30で検出タッチが所定時間以内に再度検出されると、表示部20に対して3点の擬似タッチがされていると判定しても良い。以下同様の操作を実行されることにより、判定部41は、さらに多くの擬似タッチがされていると判定しても良い。これにより、情報処理装置6は、指紋情報に指定数を関連付けて記憶していないときにも、複数の擬似タッチを用いて、片手での複数点のマルチタッチ操作を容易にすることができる。
図17は、情報処理装置の一実施例を示すブロック図である。
図17を参照して、情報処理装置1、および情報処理装置6の構成について説明する。
情報処理装置500は、情報処理装置1、および情報処理装置6の構成例である。情報処理装置500は、制御回路501と、記憶装置502と、タッチパネル503と、指紋センサ504と、読書装置505と、記録媒体506と、無線装置507と、アンテナ508と、入出力装置509と、スピーカ510と、入力端子511と、近距離無線装置512と、アンテナ513とを備えている。
制御回路501は、情報処理装置500全体の制御をする。そして、制御回路501は、例えば、CPU、マルチコアCPU、およびPLD(Programmable Logic Device)などのプロセッサである。制御回路501は、例えば、図1、図11において、制御部40として機能する。なお、図1に示す第1識別情報100および第1処理情報200と、図11に示す第2識別情報300および第2処理情報400とは、例えば、CPU、およびPLDのキャッシュに記憶されても良い。さらに、第1閾値、第2閾値、および第3閾値とは、CPU、およびPLDのキャッシュに記憶されても良い。
記憶装置502は、各種データを記憶する。そして、記憶装置502は、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリや、HD(Hard Disk)などで構成される。記憶装置502は、例えば、図1、図11において、記憶部50として機能する。そして、記憶装置502は、例えば、図1に示す記憶部50に記憶される第1識別情報100および第1処理情報200と、図11に示す記憶部50に記憶される第2識別情報300および第2処理情報400とを記憶しても良い。
また、ROMは、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAMは、制御回路501のワークエリアとして使用される。HDは、OS、アプリケーションプログラム、ファームウェアなどのプログラム、および各種データを記憶している。
記憶装置502は、例えば、制御回路501を、制御部40として機能させる入力制御プログラムを記憶する。
入力制御処理をするとき、情報処理装置500は、記憶装置502に記憶された入力制御プログラムをRAMに読み出す。そして、RAMに読み出された入力制御プログラムを制御回路501で実行することで、情報処理装置500は、判定処理、指定された処理の実行、および指示処理を含む入力制御処理を実行する。
なお、入力制御プログラムは、制御回路501が無線装置507を介してアクセス可能であれば、ネットワーク上のサーバが有する記憶装置に記憶されていても良い。
タッチパネル503は、例えば、画像を表示する表示装置に、タッチを検出する検出装置を組み合わせて構成され、画像の表示と、タッチの検出とを行なう。タッチパネル503は、例えば、図1、図11において、表示部20として機能する。
指紋センサ504は、ユーザによりタッチされたとき、指紋の画像を読み取る。指紋センサ504は、例えば、ガラス面に指がタッチされたとき、指に光を当てることにより、反射された指紋の画像を読み取る光学式指紋センサでも良い。また、指紋センサ504は、半導体のセンサ面に指がタッチされたとき、敷き詰められた各電極にたまる電荷の割合に基づいて、指紋の画像を読み取る半導体式指紋センサでも良い。指紋センサ504は、例えば、図1、図11において、検出部30として機能する。
読書装置505は、制御回路501に制御され、着脱可能な記録媒体506のデータのリード/ライトを行なう。そして、読書装置505は、例えば、FDD(Floppy Disk Drive)、CDD(Compact Disc Drive)、DVDD(Digital Versatile Disk Drive)、BDD(Blu−ray(登録商標) Disk Drive)およびUSB(Universal Serial Bus)などである。
記録媒体506は、各種データを保存する。記録媒体506は、例えば、入力制御プログラムを記憶する。さらに、記録媒体506は、図1に示す第1識別情報100および第1処理情報200と、図11に示す第2識別情報300および第2処理情報400とを記憶しても良い。
そして、記録媒体506は、読書装置505を介して制御回路501に接続され、制御回路501が読書装置505を制御することにより、データのリード/ライトが行なわれる。また、記録媒体506は、例えば、FD(Floppy Disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu−ray(登録商標) Disk)、およびフラッシュメモリなどである。
無線装置507は、アンテナ508と、ネットワークとを介して情報処理装置500と他の情報処理装置とを通信可能に接続する。
入出力装置509は、例えば、スピーカ510と接続され、制御回路501から入力される信号に対応する音声をスピーカ510に出力させる。また、入出力装置509は、入力端子511を介してイヤホン、キーボード、およびマウスなどと接続され、接続された装置から各種情報を示す信号が入力されると、入力された信号を制御回路501に出力する。入出力装置509は、例えば、図1に示す第1識別情報100および第1処理情報200と、図11に示す第2識別情報300および第2処理情報400と、第1閾値と、第2閾値と、第3閾値との入力を受け付けても良い。
近距離無線装置512は、アンテナ513を介して情報処理装置500と他の情報処理装置とを直接通信可能に接続する。
(付記1)
筐体と、
前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部と、
前記筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部と、
前記検出部で第1タッチが検出されているとき、前記表示部に対して第2タッチがされていると判定する判定部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記判定部は、
前記判定部で前記第2タッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記第2タッチと第3タッチとがされていると判定する
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記情報処理装置は、さらに、
前記判定部により前記第2タッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第2タッチがされているとする位置に対して、前記第3タッチが移動した方向により、指定された処理をする処理部を備える
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記検出部は、さらに、
指にタッチされたとき、前記指の指紋情報を読み取り、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記情報処理装置は、さらに、
前記判定部が前記表示部に対して前記第2タッチがされていると判定しているとき、前記第2タッチがされているとする位置を示すアイコンを、前記表示部に表示させる指示をする指示部を備え、
前記判定部は、
前記アイコンが表示されている位置に前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記指示部は、さらに、
前記アイコンがタッチされている状態でスライドされたとき、前記表示部に前記アイコンの表示位置を移動させる指示をする
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記判定部は、
前記検出部で第1タッチが継続して検出されている時間が第1閾値以上のとき、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記情報処理装置は、さらに、
指紋情報を記憶する記憶部を備え、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、読み取られている前記指紋情報と、記憶された前記指紋情報とが類似する場合、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記判定部は、
前記検出部で第1タッチが継続して検出されていない時間が第2閾値以上のとき、前記第2タッチがされていないと判定する
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記10)
前記指示部は、
前記検出部で第1タッチが継続して検出されていない時間が第3閾値以上のとき、前記表示部に前記アイコンを非表示にさせる指示をする
ことを特徴とする付記5または6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記11)
前記筐体は、
背面に凹部を有し、
前記検出部は、
前記凹部内に配置される
ことを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記12)
前記判定部は、
前記検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記表示部に対して指定数のタッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の情報記憶装置。
(付記13)
前記記憶部は、
前記指紋情報と、指定数とを関連付けて記憶し、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、読み取られている前記指紋情報と、記憶された前記指紋情報とが類似する場合、前記表示部に対して前記指定数のタッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記14)
前記記憶部は、
複数の前記指紋情報を記憶し、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、記憶された前記指紋情報を検索し、読み取られている前記指紋情報と類似する指紋情報がある場合、前記表示部に対して前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記記憶部は、
複数の指紋情報と、前記各指紋情報に指定数を関連付けて記憶し、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、記憶された前記指紋情報を検索し、読み取られている前記指紋情報と類似する指紋情報がある場合、前記表示部に対して類似する前記指紋情報に関連付けられた前記指定数のタッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記16)
前記判定部は、
前記第2タッチがされていると判定したあと、前記検出部で前記第1タッチが検出されなくなり、前記検出部で前記第1タッチが所定時間以内に再度検出されると、前記表示部に対して前記第2タッチ、および第4タッチとがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記17)
前記判定部は、
前記判定部により複数のタッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記複数のタッチと第3タッチとがされていると判定し、
情報処理装置は、さらに、
前記判定部により前記複数のタッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第3タッチが移動した方向と、前記複数のタッチの数に応じて、指定された処理をする処理部を備える
ことを特徴とする付記12、13、15、16のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記18)
情報処理装置を制御するコンピュータによって実行される入力制御方法であって、
前記コンピュータは、
前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
ことを実行する入力制御方法。
(付記19)
前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
処理を、情報処理装置を制御するコンピュータに実行させることを特徴とする入力制御プログラム。
1、6、500 情報処理装置
2 親指
3 人差指
4 中指
5 薬指
10 筐体
20 表示部
30 検出部
31 凹部
40 制御部
41 判定部
42 処理部
43 指示部
50 記憶部
60〜64 擬似アイコン
501 制御回路
502 記憶装置
503 タッチパネル
504 指紋センサ
505 読書装置
506 記録媒体
507 無線装置
508 アンテナ
509 入出力装置
510 スピーカ
511 入力端子
512 近距離無線装置
513 アンテナ

Claims (12)

  1. 筐体と、
    前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部と、
    前記筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部と、
    前記検出部で第1タッチが検出されているとき、前記表示部に対して第2タッチがされていると判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定部は、
    前記判定部で前記第2タッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記第2タッチと第3タッチとがされていると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記判定部により前記第2タッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第2タッチがされているとする位置に対して、前記第3タッチが移動した方向により、指定された処理をする処理部を備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検出部は、さらに、
    指にタッチされたとき、前記指の指紋情報を読み取り、
    前記判定部は、
    前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、前記第2タッチがされていると判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記判定部が前記表示部に対して前記第2タッチがされていると判定しているとき、前記第2タッチがされているとする位置を示すアイコンを、前記表示部に表示させる指示をする指示部を備え、
    前記判定部は、
    前記アイコンが表示されている位置に前記第2タッチがされていると判定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記指示部は、さらに、
    前記アイコンがタッチされている状態でスライドされたとき、前記表示部に前記アイコンの表示位置を移動させる指示をする
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、
    前記検出部で第1タッチが継続して検出されている時間が第1閾値以上のとき、前記第2タッチがされていると判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記筐体は、
    背面に凹部を有し、
    前記検出部は、
    前記凹部内に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置は、さらに、
    1以上の指紋情報と、前記1以上の指紋情報のそれぞれに指定数を関連付けて記憶する記憶部を備え、
    前記判定部は、
    前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、記憶された前記指紋情報を検索し、読み取られている前記指紋情報と類似する指紋情報がある場合、前記表示部に対して類似する前記指紋情報に関連付けられた前記指定数のタッチがされていると判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定部は、
    前記判定部により複数のタッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記複数のタッチと第3タッチとがされていると判定し、
    情報処理装置は、さらに、
    前記判定部により前記複数のタッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第3タッチが移動した方向と、前記複数のタッチの数に応じて、指定された処理をする処理部を備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置を制御するコンピュータによって実行される入力制御方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
    ことを実行する入力制御方法。
  12. 前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
    処理を、情報処理装置を制御するコンピュータに実行させることを特徴とする入力制御プログラム。
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