JP2016024580A - 情報処理装置、入力制御方法、および入力制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報処理装置は、筐体と、表示部と、検出部と、判定部とを備える。表示部は、筐体の前面に配置され、画像を表示する。また、表示部は、タッチを検出することが可能である。検出部は、筐体の背面に配置され、タッチを検出する。判定部は、検出部で第1タッチが検出されているとき、表示部に対して第2タッチがされていると判定する。
【選択図】図1
Description
実施形態1の情報処理装置について説明する。
以下の説明では、図2を参照して、筐体10の一実施例について説明する。
表示部20は、筐体10の前面に配置される。そして、表示部20は、画像を表示する。また、表示部20は、タッチを検出することが可能である。タッチを検出するとは、例えば、ユーザの指やペンなどで触れられたことを検出する処理を言う。
以下の説明では、図3を参照して、擬似タッチと擬似アイコン60について説明する。
また、判定部41は、判定部41で擬似タッチがされていると判定されているとき、表示部20でタッチ(第3タッチ)が検出されていると、表示部20に対して擬似タッチと表示タッチとがされていると判定する。表示タッチとは、表示部20に対するタッチのことを言う。
以下の説明では、図4を参照して、第1識別情報100について説明する。第1識別情報100は、指紋情報を用いて擬似タッチがされているか否かを判定するために用いられる情報である。
選択情報は、判定部41による擬似タッチの判定処理において、同じレコードに含まれる指紋情報を用いるか否かを示す情報である。図4に示すように、対応するレコードに格納されている選択情報が0である指紋Gは、判定部41で擬似タッチされているか否かを判定するときに用いられない。したがって、検出部30がタッチされたとき、検出部30で指紋Gが指紋情報として読み取られたとき、判定部41は、第1識別情報100に類似する指紋情報がないので、擬似タッチがされていないと判定する。
判定部41は、検出部30で検出タッチが継続して検出されていない時間が第2閾値以上のとき、表示部20に対して擬似タッチがされていないと判定する。この場合、判定部41は、検出部30が第2閾値以上の時間継続してタッチされていないときにのみ、表示部20に対して擬似タッチがされていないと判定することになる。
以下の説明では、図6を参照して、第1処理情報200について説明する。
操作は、マルチタッチ操作を示す情報である。スライドAとは、例えば、擬似タッチ点に近づく方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す。スライドBとは、例えば、擬似タッチ点に遠ざかる方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す。スライドCとは、例えば、擬似タッチ点に対して、左方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す。スライドDとは、例えば、擬似タッチ点に対して、右方向に表示タッチ点をスライドさせるスライド操作を示す情報である。
処理部42は、判定部41によりマルチタッチ操作がされたと判定されたとき、第1処理情報200を参照し、操作に対応する処理を実行する。ユーザがスライドAの操作をしたとき、処理部42は、ピンチアウト処理を実行する。また、ユーザがスライドBの操作をしたとき、処理部42は、ピンチイン処理を実行する。そして、ユーザがスライドCの操作をしたとき、処理部42は、右回転処理を実行する。さらに、ユーザがスライドDの操作をしたとき、処理部42は、左回転処理を実行する。
図3(b)に示すように、指示部43は、判定部41が検出部30に対して検出タッチがされていると判定しているとき、検出タッチがされているとする位置を示す擬似アイコン60を、表示部20に表示させる指示をする。判定部41が検出部30に対して検出タッチがされていると判定しているときとは、例えば、図3(a)に示すように、検出部30が人差指3でタッチされているときである。
以下の説明では、図7を参照して、擬似アイコン60の表示位置の移動を説明する。
指示部43は、検出部30で検出タッチが継続して検出されていない時間が第3閾値以上のとき、表示部20に擬似アイコン60を非表示にさせる指示をする。この場合、表示部20は、検出部30が第3閾値以上の時間継続してタッチされていないときにのみ、擬似アイコン60を非表示にすることになる。
以下の説明では、図8〜図10を参照して、情報処理装置1による入力制御処理を説明する。第1閾値、第2閾値、および第3閾値は、共に1秒が設定されているものとする。図5に示すように、スライド操作におけるスライド方向は、擬似アイコン60に対して、近づく方向をA方向、遠ざかる方向をB方向、左方向をC方向、および右方向をD方向と言う。また、検出部30は、指紋情報を読み取るものとして説明する。検出部30に指紋情報を読み取る機能がない場合、以下で説明する入力制御処理において、情報処理装置1は、S101にてYesの判定がされたあと、S104の処理を実行せずにS105の処理を実行することになる。情報処理装置1の制御部40により実行される処理については、情報処理装置1が実行する処理とも言う。
擬似アイコン60がタッチされていないと判定したとき(S108にてYes)、判定部41は、スライド操作がされたか否かを判定する(S201)。スライド操作がされていないと判定したとき(S201にてNo)、判定部41は、S101の処理を実行する。なお、S201において、スライド操作がされていないとは、例えば、第1処理情報200に格納された操作に該当する操作がされないことを示す。
S108において、擬似アイコン60がタッチされていると判定したとき(S108にてYes)、判定部41は、スライド操作がされたか否かを判定する(S301)。
実施形態2の情報処理装置について説明する。
記憶部50は、第2識別情報300と、第2処理情報400とを記憶する。
以下の説明では、図12を参照して、第2識別情報300について説明する。第2識別情報300は、指紋情報を用いて擬似タッチがされているか否かを判定するために用いられる。
第2識別情報300の指定数には、第1識別情報100に格納された指定数である1以外にも、3および4の指定数が格納されている。
以下の説明では、図13を参照して、複数の擬似タッチがされたときの擬似アイコンの表示について説明する。
以下の説明では、図15を参照して、第2処理情報400について説明する。
第2処理情報400の操作には、第1処理情報200に格納された擬似タッチ点に対して表示タッチをスライドさせる操作以外にも、表示部20をタップする操作が格納されている。また、第2処理情報400の操作には、第1処理情報200に格納された操作であるピンチアウト、ピンチイン、右回転、および左回転の処理以外にも、アプリ終了、戻る、進む、アプリ切り替え、およびホーム画面表示の処理が格納されている。また、第2処理情報400において、処理がブランクであるレコードは、関連付けられた指定数および操作に対応する処理が設定されていないことを示す。
以下の説明では、図16を参照して、情報処理装置6による入力制御処理を説明する。
図8に示すS108において、擬似アイコンがタッチされていないと判定したとき(S108にてYes)、判定部41は、マルチタッチ操作がされたか否かを判定する(S401)。マルチタッチ操作がされていないと判定したとき(S401にてNo)、判定部41は、図8に示すS101の処理を実行する。なお、S401において、マルチタッチ操作がされていないとは、例えば、第2処理情報400に格納された指定数の擬似タッチ点と、表示タッチとの組み合わせによるマルチタッチ操作に該当する操作がされないことを示す。
図17を参照して、情報処理装置1、および情報処理装置6の構成について説明する。
筐体と、
前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部と、
前記筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部と、
前記検出部で第1タッチが検出されているとき、前記表示部に対して第2タッチがされていると判定する判定部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記判定部は、
前記判定部で前記第2タッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記第2タッチと第3タッチとがされていると判定する
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記情報処理装置は、さらに、
前記判定部により前記第2タッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第2タッチがされているとする位置に対して、前記第3タッチが移動した方向により、指定された処理をする処理部を備える
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記検出部は、さらに、
指にタッチされたとき、前記指の指紋情報を読み取り、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記情報処理装置は、さらに、
前記判定部が前記表示部に対して前記第2タッチがされていると判定しているとき、前記第2タッチがされているとする位置を示すアイコンを、前記表示部に表示させる指示をする指示部を備え、
前記判定部は、
前記アイコンが表示されている位置に前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記指示部は、さらに、
前記アイコンがタッチされている状態でスライドされたとき、前記表示部に前記アイコンの表示位置を移動させる指示をする
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記判定部は、
前記検出部で第1タッチが継続して検出されている時間が第1閾値以上のとき、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記情報処理装置は、さらに、
指紋情報を記憶する記憶部を備え、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、読み取られている前記指紋情報と、記憶された前記指紋情報とが類似する場合、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記判定部は、
前記検出部で第1タッチが継続して検出されていない時間が第2閾値以上のとき、前記第2タッチがされていないと判定する
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記10)
前記指示部は、
前記検出部で第1タッチが継続して検出されていない時間が第3閾値以上のとき、前記表示部に前記アイコンを非表示にさせる指示をする
ことを特徴とする付記5または6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記11)
前記筐体は、
背面に凹部を有し、
前記検出部は、
前記凹部内に配置される
ことを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記12)
前記判定部は、
前記検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記表示部に対して指定数のタッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の情報記憶装置。
(付記13)
前記記憶部は、
前記指紋情報と、指定数とを関連付けて記憶し、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、読み取られている前記指紋情報と、記憶された前記指紋情報とが類似する場合、前記表示部に対して前記指定数のタッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記14)
前記記憶部は、
複数の前記指紋情報を記憶し、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、記憶された前記指紋情報を検索し、読み取られている前記指紋情報と類似する指紋情報がある場合、前記表示部に対して前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記記憶部は、
複数の指紋情報と、前記各指紋情報に指定数を関連付けて記憶し、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、記憶された前記指紋情報を検索し、読み取られている前記指紋情報と類似する指紋情報がある場合、前記表示部に対して類似する前記指紋情報に関連付けられた前記指定数のタッチがされていると判定する
ことを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記16)
前記判定部は、
前記第2タッチがされていると判定したあと、前記検出部で前記第1タッチが検出されなくなり、前記検出部で前記第1タッチが所定時間以内に再度検出されると、前記表示部に対して前記第2タッチ、および第4タッチとがされていると判定する
ことを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記17)
前記判定部は、
前記判定部により複数のタッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記複数のタッチと第3タッチとがされていると判定し、
情報処理装置は、さらに、
前記判定部により前記複数のタッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第3タッチが移動した方向と、前記複数のタッチの数に応じて、指定された処理をする処理部を備える
ことを特徴とする付記12、13、15、16のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記18)
情報処理装置を制御するコンピュータによって実行される入力制御方法であって、
前記コンピュータは、
前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
ことを実行する入力制御方法。
(付記19)
前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
処理を、情報処理装置を制御するコンピュータに実行させることを特徴とする入力制御プログラム。
2 親指
3 人差指
4 中指
5 薬指
10 筐体
20 表示部
30 検出部
31 凹部
40 制御部
41 判定部
42 処理部
43 指示部
50 記憶部
60〜64 擬似アイコン
501 制御回路
502 記憶装置
503 タッチパネル
504 指紋センサ
505 読書装置
506 記録媒体
507 無線装置
508 アンテナ
509 入出力装置
510 スピーカ
511 入力端子
512 近距離無線装置
513 アンテナ
Claims (12)
- 筐体と、
前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部と、
前記筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部と、
前記検出部で第1タッチが検出されているとき、前記表示部に対して第2タッチがされていると判定する判定部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記判定部は、
前記判定部で前記第2タッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記第2タッチと第3タッチとがされていると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、
前記判定部により前記第2タッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第2タッチがされているとする位置に対して、前記第3タッチが移動した方向により、指定された処理をする処理部を備える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記検出部は、さらに、
指にタッチされたとき、前記指の指紋情報を読み取り、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、
前記判定部が前記表示部に対して前記第2タッチがされていると判定しているとき、前記第2タッチがされているとする位置を示すアイコンを、前記表示部に表示させる指示をする指示部を備え、
前記判定部は、
前記アイコンが表示されている位置に前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記指示部は、さらに、
前記アイコンがタッチされている状態でスライドされたとき、前記表示部に前記アイコンの表示位置を移動させる指示をする
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記判定部は、
前記検出部で第1タッチが継続して検出されている時間が第1閾値以上のとき、前記第2タッチがされていると判定する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記筐体は、
背面に凹部を有し、
前記検出部は、
前記凹部内に配置される
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 情報処理装置は、さらに、
1以上の指紋情報と、前記1以上の指紋情報のそれぞれに指定数を関連付けて記憶する記憶部を備え、
前記判定部は、
前記検出部で指紋情報が読み取られているとき、記憶された前記指紋情報を検索し、読み取られている前記指紋情報と類似する指紋情報がある場合、前記表示部に対して類似する前記指紋情報に関連付けられた前記指定数のタッチがされていると判定する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記判定部は、
前記判定部により複数のタッチがされていると判定されているとき、前記表示部で第3タッチが検出されていると、前記表示部に対して前記複数のタッチと第3タッチとがされていると判定し、
情報処理装置は、さらに、
前記判定部により前記複数のタッチと前記第3タッチとがされていると判定されているとき、前記第3タッチが移動した方向と、前記複数のタッチの数に応じて、指定された処理をする処理部を備える
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置を制御するコンピュータによって実行される入力制御方法であって、
前記コンピュータは、
前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
ことを実行する入力制御方法。 - 前記コンピュータが収容された筐体の背面に配置され、タッチを検出する検出部で第1タッチの検出がされているとき、前記筐体の前面に配置され、タッチを検出することが可能な、画像を表示する表示部に対して第2タッチがされていると判定する
処理を、情報処理装置を制御するコンピュータに実行させることを特徴とする入力制御プログラム。
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JP2014147544A JP2016024580A (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 情報処理装置、入力制御方法、および入力制御プログラム |
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