JP2016024329A - 枠状シール材、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び枠状シール材の形成方法 - Google Patents

枠状シール材、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び枠状シール材の形成方法 Download PDF

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健児 前田
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Abstract

【課題】四周縁部に貼り付けて密閉性を確保する枠状のシール材において、構成部品点数を削減し、且つ接合箇所をなくすことにより、より密閉性の高い枠状シール材を提供する。
【解決手段】角棒状のシール部材1を、図1(b)に示すように、ほぼ直角に順に折り曲げて、ケーシング2の四角形の四周縁部2bに貼着する。最後に、図1(c)、図1(d)に示すように、シール部材1の両端部である一端部1aと他端部1bとを重ね合わせて貼着結合すると、図1(c)に示す接合箇所のない枠状シール材4が形成される。このようにして、ケーシング2の四周縁部2bに枠状シール材4が設置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、トナーや気流等の流体漏出防止用の枠状シール材、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び枠状シール材の形成方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられるダクトの連結部に発泡ウレタンシールなどのシール材を貼ることで、気流の漏出を防止する技術のほか、粉体であるトナー等の現像剤を収める部材において、以下の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。即ち、トナーカートリッジ、トナーホッパ、クリーニングユニット等の部材(一般的には樹脂で成形された2体化されたケーシング部材)において、結合部分に発泡ウレタンシールを貼ることで、部材内部に充填されたトナー等の粉体の漏出を防止する技術である。
今までの、主に送風ダクトなどの四角形をなす連結部においては、密閉性を確保するために、素材である発泡ウレタンフォームから送風ダクト外周部と同形状に切り抜いた枠状のシール材を用いて、連結部の送風ダクト外周部に貼り付けていた。
しかしながら、シール材の製造工程においては連結部分と同形状に切り抜いた後の、残りのウレタン部材は使用せずそのまま破棄されていたため材料取りの効率が悪くなっていた。例えば、四角形状の一辺の長さが120mmの軸流ファンに使用している四角形のシール部材の試算では、材料のロスが約81%もあり、部品費が高くなるという問題があった。
そこで、上記問題の解決策として、上記特許文献1記載の技術では、角棒状のシール部材を4個組み合わせて経済的で低コストなシール材の形成手段が提案されているが、部品点数が増えるのと同時に、「重ね合わせ」でない接合部分が増える。そのため、組み付け時の「接合ミス」が発生しやすくなり、接合部分で隙間ができ、密閉性が保てずにトナーが漏出してしまう。
本発明は、上述の事情に鑑み、四周縁部に貼り付けて密閉性を確保する枠状のシール材において、構成部品点数を削減し、且つ接合箇所をなくすことにより、より密閉性の高い枠状シール材を提供することを主な目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、対向する一対の連結すべき連結部材の一方の四周縁部に枠状のシール材を設け、前記連結部材の他方で前記シール材を介して前記連結部材の一方に相対的に押し付けて前記一対の連結部材の連結部分を密閉する枠状シール材であって、単一の角棒状のシール部材を前記四周縁部に沿ってほぼ直角に折り曲げて貼り付け、前記シール部材の両端部分を重ね合わせて貼り付け結合した枠状シール材である。
本発明によれば、単一の角棒状のシール部材を折り曲げて貼り付けるため、部品点数を削減することができ、且つ接合箇所をなくすことにより、より密閉性の高い枠状シール材を提供することができる。
実施形態1に係る枠状シール材を形成する概念図であり、(a)は枠状シール材の形成に用いる角棒状のシール部材の斜視図、(b)は(a)のシール部材を順に直角に折り曲げてケーシング部材の四周縁部に貼り付け方を示す斜視図である。(c)は(a)のシール部材の貼り付け終了状態を示す平面図、(d)は(c)の○印で囲んだ部分を拡大して示す斜視図である。 図1(a)のシール部材を貼着する部位を説明する模式的な断面図である。 シール部材の各部での構成を示す断面図である。 (a)は変形例1の切欠き形状を設けたシール部材の斜視図、(b)は(a)のシール部材を切欠き形状位置で順に直角に折り曲げた状態を示す斜視図である。 (a)、(b)は変形例1のシール部材の切欠き形状の種類を説明する平面図である。 (a)はシール部材の構成を模式的に示す断面図、(b)はシール部材の平面図である。 (a)は変形例1のシール部材の抜き加工を行う際の部品の一般的な配置例を、(b)は変形例1のシール部材の抜き加工を行う際の部品の最適な配置例を、それぞれ模式的に示す平面図である。 (a)は実施形態2で用いるシール部材の斜視図、(b)は(a)の2体化したシール部材を切欠き形状位置で直角に折り曲げた状態を示す斜視図、(c)は枠状シール材を示す平面図である。 実施形態2のシール部材の抜き加工を行う際の部品の最適な配置例を示す平面図である。 (a)は実施形態2のシール部材を製作する方法を説明する平面図、(b)は(a)のシール部材の断面図、(c)は台紙からシール部材を剥がして完成品として用いる状態を示す平面図である。 実施形態2の別例を示す枠状シール材の平面図である。 本発明を実施した現像装置、プロセスカートリッジを示す要部の断面図である。 本発明を実施した画像形成装置の一例としてのカラー複写装置を背面から透視して見た全体構成図である。 図13のフィルタパック及びその周辺の構成を示す分解斜視図である。 図13のフィルタパックの縦断面図である。 (a)は図13のカラー複写装置の背面斜視図、(b)は切欠き形状を設けたシール部材の斜視図、(c)はb)のシール部材を2つ用い、各切欠き形状位置で直角に折り曲げた状態を示す斜視図、(d)は枠状シール材を示す平面図である。
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という)を詳細に説明する。各実施形態等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。図及び説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がない構成要素は適宜断わりなく省略することがある。公開特許公報等の構成要素を引用して説明する場合は、その符号に括弧を付して示し、各実施形態等のそれと区別するものとする。
(実施形態1)
図1〜図3を用いて、本発明の実施形態1に係る枠状シール材を説明する。図1は実施形態1に係る枠状シール材を形成する概念図であり、図1(a)は枠状シール材の形成に用いる角棒状のシール部材(以下、単に「シール部材」ともいう)の斜視図である。図1(b)は図1(a)のシール部材を順に直角に折り曲げてケーシング部材の四周縁部に貼り付け方を示す斜視図である。図1(c)は図1(a)のシール部材の貼り付け(以下、「貼り着け」ないし「貼着」ともいう)終了状態を示す平面図、図1(d)は図1(c)の○印で囲んだ部分(シール部材の両端部を重ね合わせ結合した状態)を拡大して示す斜視図である。図2は図1(a)のシール部材を貼着する部位を説明する模式的な断面図、図3はシール部材の各部での構成を示す断面図である。
図1(a)に示すように、枠状シール材の形成に用いる単一のシール部材1は、角棒状で可撓性・弾性を備えている。シール部材1の断面形状は、正方形でも長方形でもよく、あるいは台形を含む四角形であってもよい。各辺の長さ等については、以下に記載する。
図2に示すように、シール部材1は、対向する一対の連結すべき連結部材の一方としての、ケーシング2における四角形状の四周縁部2bに後述するように貼着される。ケーシング2は、開口2aを有する。図2において、3は、連結部材の他方としてのケーシングである。4は、ケーシング2の四周縁部2bに貼着されて後述するように形成された枠状シール材を示す。ケーシング3は、開口3a及びその周りに形成された四角形状の四周縁部3bを有する。ケーシング2、3としては、例えばトナーカートリッジと現像装置本体との、あるいはダクト同士又はダクトと外板パネルとの連結部分ないし結合部が挙げられる。枠状シール材4を上記部位に使用されるケーシング2の四周縁部2bに後述するように貼着されることにより、トナーや気流の漏出を防止することができる。
図2において、ケーシング3で枠状シール材4を介してケーシング2に相対的に押し付けてケーシング2とケーシング3との間の連結部分の枠状シール材4を圧縮し密閉するように構成されている。ここで、「相対的に押し付け」るとは、図2に示すようにケーシング3を矢印で示す上方向から押し付ける力を加える場合に限らず、例えば静止しているケーシング3に対してケーシング2を押し付ける場合や、両ケーシングを互いに押し付け合う場合も含まれる。
図2には、本実施形態1のシール部材1で形成した枠状シール材4の他に、後述する変形例1のシール部材1Aで形成した枠状シール材4Aと、後述する実施形態2の2つのシール部材1Bで形成した枠状シール材4Bとを総括的に図示している。
枠状シール材4の形成方法を説明する。図1(a)に示すシール部材1を、図1(b)に示すように、ほぼ直角に順に折り曲げて、ケーシング2の四角形の四周縁部2bに貼着する。最後に、図1(c)、図1(d)に示すように、シール部材1の両端部である一端部1aと他端部1bとを重ね合わせて貼着結合すると、図1(c)に示す枠状シール材4が形成される。
例えばトナーカートリッジと現像装置本体との、ダクト同士又はダクトと外板パネルとの連結部に枠状シール材4を利用する場合、シール部材1は下側のケーシング2の開口2aの内面と縁の交点を基準に貼り付ける。シール部材1を開口2aの内側に出っ張って貼り付けてしまうと気流乱れ、トナー付着等が発生する。例えば、従来のような四角形状の切り抜きシール部材の場合、ケーシング開口の寸法精度誤差や撓みのために、どこかに出っ張り貼りができてしまう。この場合、気流の流れ、トナーの流動性が低下する。
図1(c)及び図2に誇張・拡大して示すように、ケーシング2の開口2aの縁幅(四周縁部2bの幅)はシール部材1の幅(例えば8mm)よりも大きく、その四周縁部2bの縁にシール部材1を貼る。シール部材1が対向する他方の縁の縁幅(例えば5mm)は、シール部材1の幅(例えば8mm)よりも短い。シール部材1は、対向する他方の縁(四角形の枠状)が結合するときの位置ずれを吸収している。
図3を用いてシール部材1の構成について説明する。シール部材1の基本構成は、図3(b)で示す構成が基本であり、発泡ポリウレタン層5に両面テープ6で、補強部材としてのフィルム7を接着補強している。フィルム7は、例えばPET樹脂で形成されている。さらにケーシング2に接着固定用の両面テープ8でダクトなどの対象の部材に貼り付け可能な構成である。発泡ポリウレタン層5をフィルム7で補強していることで、貼り付けの作業性が格段に向上する。即ち、直線部分は曲がらずに貼れて作業がし易く、折り曲げが必要な個所は容易に折り曲げができる。
また図3(a)の○印に示す、シール部材1の折り曲げる箇所についての構成は、図3(c)の構成となっている。折り曲げが必要な箇所は補強用のフィルム7を除去することで容易に折り曲げが可能になっている。
発泡ウレタン層5の厚さは4mm、両面テープ6、8及びフィルム7の厚さは、それぞれ0.1mm程度のものが使用される。
図3(c)に示す、シール部材1の折り曲げる箇所の構成は、両面テープ6も除去され存在しない。即ち図3(a)のシール部材1の断面構成は、左に示す辺、折り曲げ箇所から順に、4層-1層-4層-1層-4層-1層-4層となる。
図1(d)に示したシール部材1の両端部(一端部1aと他端部1b)の重ね合わせ結合部分の断面構成は、図3(b)の基本形状である。ただし、一方を図3(d)に示す形状にすれば、重ね合わせ部分が薄くなり好ましい。この場合の図3(a)のシール部材1の断面構成は、左に示す辺、折り曲げ箇所から順に、2層-1層-4層-1層-4層-1層-4層となる。
シール部材1の折り曲げ部分は、若干膨らむ。重ね合わせ部分も若干厚くなる。しかしながら、ケーシング3の相対的な押し付け・圧着(実際には少し隙間がある)により発泡ウレタン層5が圧縮されるため、上記厚さの増加分を吸収してしまうため、気流漏れや、トナー漏れは発生しない。
シール部材1を上方から見たとき、フィルム7とそれに重なる下側の両面テープ8の幅は発泡ポリウレタン層5とほぼ同じ幅で長方形になる。尚、シール部材1の曲げ部分に角度を持たせ台形状にしたり、曲げ部分における両フィルム7の間隔を変えて、シール部材1の内側で、両サイドのフィルム7が当たらず、且つシール部材1の密封性を確保している。
尚、シール部材1の発泡ポリウレタンをゴム等の防水性のあるものに代えれば、液体のシールドも可能となる。
以上説明したとおり、実施形態1によれば、単一の角棒状のシール部材1を折り曲げて貼り付けるため、部品点数を削減することができる。また、シール部材の両端部を重ね合わせて貼着結合することにより接合箇所がなくなり、これにより隙間が生じることがないのでトナーや気流の漏出を確実に防止することができ、より密閉性が高く且つ信頼性の高い枠状シール材を提供することができる。また、シール部材の地取りの効率を高め、低コストな枠状シール材を提供することができる。
(変形例1)
図4〜図7を用いて、実施形態1の変形例1に係るシール部材を説明する。図4(a)は切欠き形状を設けたシール部材の斜視図、図4(b)は図4(a)のシール部材を切欠き形状位置で順に直角に折り曲げた状態を示す斜視図である。図5は変形例1のシール部材の切欠き形状の種類を説明する平面図である。図6は変形例1のシール部材の折り曲げ部分であって、且つ補強部材であるフィルムを備えない部分の長さと、シール部材の幅との関係について説明する図である。図6(a)はシール部材の構成を模式的に示す断面図、図6(b)はシール部材の平面図である。図7(a)は変形例1のシール部材の抜き加工を行う際の部品の一般的な配置例を、図7(b)は変形例1のシール部材の抜き加工を行う際の部品の最適な配置例を、それぞれ模式的に示す平面図である。
変形例1に係るシール部材1Aは、実施形態1の図1(a)等に示したシール部材1と比較して、シール部材1Aの折り曲げ位置に予め切欠き形状9を設けた点が主に相違する。この相違点以外のシール部材1Aの構成は、シール部材1と同様である。
図4(a)に示すように、シール部材1Aの折り曲げ位置(本例では図4(b)に○印で示す3箇所)には、折り曲げが容易にできるようにするための切欠き形状9が設けられている。シール部材1Aの折り曲げ部の断面構成は、図3(c)に示した構成、即ち発泡ポリウレタン層5である。シール部材1Aの折り曲げは、切欠き形状9が内側となるように折り曲げると、折り曲げ部の外側の発泡ポリウレタン層5は延びるので、折り曲げ部が膨らむことがない。
90度の切欠き形状9は、両サイドに45度、45度でも非対称でも良い。
切欠き形状9の種類については、図5(a)に示すように鋭利な90°の切欠き形状、又は図5(b)で示すようなRを付けた緩やかな90°の切欠き形状を用いることが可能である。また、シール部材1Aの幅Xに対し、切欠き形状9の深さhは、50%以下とすることが好ましい。これにより、切欠き形状9の部分でシール部材1Aがちぎれることがない、という効果がある。
図6(a)、図6(b)を用いて、変形例1のシール部材1Aの折り曲げ部分であって、且つ補強部材であるフィルムを備えない部分の長さYと、シール部材1Aの幅Xとの関係について説明する。
図6(a)、図6(b)において、シール部材1Aの幅Xに対し、フィルムを備えない部分の長さYの関係は、(1)式を満足するように設定されている。
0.7X≦Y≦1.5X・・・・・(1)
上記関係式は、シール部材1Aの幅Xに対し、切欠き形状9の深さhが50%のときで設定されている。切欠き形状9の深さhが50%ならば、本来X=Yである。シール部材1Aが内側で、両サイドのフィルムが当たらず、且つシール部材1Aの密封・密閉性を確保できる範囲を規定している。Yが大きい方がフィルム量が少なくなり低コストでシール部材1Aを製作できるが、切れやすくなるため、上限、下限を設定する。尚、図5、図6において、シール部材1Aの幅Xが同じ場合で、切欠き形状9の深さhが小さいときは、フィルムを備えない部分の長さYも小さくて済み、逆に切欠き形状9の深さhが大きいときは、フィルムを備えない部分の長さYも大きくなる。切欠き形状9の深さhについては前述のとおり、シール部材1Aの幅Xに対し、50%以下が好ましい。
シール部材1Aの折り曲げ部の断面構成は、図3(c)に示した両面テープが存在しないものと同じ構成である。
上記(1)式を満足することは、シール部材1Aの直線部分は曲がらずに貼りつけられて作業性がよく(作業がし易く)、折り曲げが必要な個所は容易に折り曲げができる、という効果が発揮される理想値である。
図7(a)、図7(b)を用いて、変形例1のシール部材1Aの製作実施にあたりビク型による抜き加工を行う際の部品の配置例を説明する。図7(a)、図7(b)に示す例共に、1シートから16個の部品をとる場合のシール部材1Aの部品配置例を示した。図7(a)は一般的な配置例であり、図7(b)は最適な材料取りを行う配置例である。
シール部材1Aの折り曲げ部に形成される切欠き形状9の断面構成は、図3(c)に示した両面テープが存在しないものと同じ構成である。
図7(a)、図7(b)には示していないが、別の変形例として、切欠き形状9を4つ設けることで、重ね合わせ部を直線的に重ね合わせることができ、重ね合わせ結合部の重ね合わせ位置精度を向上することができる。
以上説明したとおり、変形例1によれば、実施形態1と同様の効果を奏する他、上記変形例1の説明中で随時述べた効果を奏する。
(実施形態2)
図8〜図10を用いて、実施形態2に係るシール部材及び枠状シール材を説明する。図8(a)は切欠き形状を設けた2体化したシール部材の斜視図、図8(b)は図8(a)の2体化したシール部材を切欠き形状位置で直角に折り曲げた状態を示す斜視図である。図8(c)は図8(b)に示した切欠き形状位置で直角に折り曲げた各シール部材の端部同士を重ね合わせ貼着結合して形成された枠状シール材を示す平面図である。尚、図8(b)、図8(c)では、シール部材を貼着する対象物であるケーシングの図示を省略している。図9は実施形態2のシール部材の抜き加工を行う際の部品の最適な配置例を示す平面図である。図10(a)は実施形態2のシール部材を製作する方法を説明する平面図、図10(b)は図10(a)のシール部材の断面図、図10(c)は台紙からシール部材を剥がして完成品として用いる状態を示す平面図である。
実施形態2に係る枠状シール材4Bは、図2、図4〜図7に示した実施形態1の変形例1における単一のシール部材1Aを用いて形成した枠状シール材4Aと比較して、2体化した2つのシール部材1Bを用いて形成する点が主に相違する。この相違点以外の枠状シール材4Bは、変形例1の枠状シール材4Aと同様である。以下、相違点を中心に2体化したシール部材1Bについて説明する。
上記変形例1のようにシール部材1Aが長い場合など、部材のハンドリングが悪くなる場合がある。そのような場合にはシール部材を2体化することで、部材のハンドリングが向上する。本実施形態2では、図8(a)に示すように、折り曲げ位置に切欠き形状9を設けられた2体化したシール部材1Bを用いる。そして、図8(b)に示すように、各々のシール部材1Bを対向する状態で図示しないケーシングの四周縁部に貼り付け、各切欠き形状9の位置でほぼ直角(90°)に折り曲げる。次に、図8(c)に示すように、一方のシール部材1Bの一端部1Baと他方のシール部材1Bの他端部1Bbとを、一方のシール部材1Bの他端部1Bbと他方のシール部材1Bの一端部1Baとを、それぞれ重ね合わせて貼着結合する。これにより、枠状シール材4Bが形成される。
尚、一方のシール部材1Bの端部と他方のシール部材1Bの端部との上下方向の重なり方は、図8(c)に示す例に限らず、反対でもよい。あるいは、一方のシール部材1Bの両端部を貼着した後に、他方のシール部材1Bの一端部及び他端部を一方のシール部材1Bの対応する端部上に重ね合わせて貼着結合してもよい。
本実施形態2におけるシール部材1Bの折り曲げ部の断面構成は、切欠き形状9が1箇所あるものの、図3(c)に示した両面テープが存在しない場合と実質的に同じ構成である。
本実施形態2では、図8(c)に示すように、各シール部材1Bの端部同士の重ね合わせ結合部が斜めに対向した角に2つできる。図2に示した上・下のケーシング2、3は、比較的強度の弱い材質でできている場合に四角枠が撓み、両ケーシング2、3を相対的に押し付け合体させるときに、角の2点の隙間が広がることがある。そこで、上記した枠状シール材4Bのように、重ね合わせ結合部を対称位置に2つ設けることで、この撓みを補正し、気流漏れ、トナー漏れをさらに防ぐことができる。
図9に、実施形態2に係るシール部材1Bのビク型による抜き加工を行う際の部品の最適な配置例を模式的に示す。1シートから16個の部品であるシール部材1Bをとる場合の部品配置例である。
図10を用いて、シール部材1Bの作り方の一例を説明するが、この際のビク型による抜き加工による部品配置例は図9とは異なる一般的な例となる。先ず、台紙15を用意し、台紙15上に、粘着層となる両面テープ8、PET樹脂からなるフィルム7、両面テープ6、発泡ポリウレタン層5の順で貼り付けると、シール部材1Bを切り抜くためのシートが完成する。次に、所望とするシール部材形状の刃を有するビク型により、台紙15を残し、シール部材1Bの切り抜き(シール抜き)を行う。このときの切欠き形状9に相当する部分には発泡ポリウレタン層5のみとなる。図10(a)において、白抜き太矢印はビク型によりシール部材1Bの切り抜き(シール抜き)が行われていく方向を示している。これら台紙15上に切り抜きされたシール部材1Bを台紙15ごと(1シートから16個とり)、シール部材1Bを使用する製造工場に持ち込んで図10(c)に示すように台紙15から1つずつ剥がして使用したり、あるいはサービス部品として使用したりする。ビク型によりシール部材1Bの切り抜きは、上記例のような1個ずつに限らず、ビク型によっては複数個ずつ、あるいは1シートから16個とりを1回の切り抜きで行うことも勿論可能である。
以上説明したとおり、実施形態2によれば、実施形態1ほどではないが、従来技術と比較して部品点数を削減することができる。また、各シール部材の各端部を重ね合わせて貼着結合することにより接合箇所がなくなり、これにより隙間が生じることがないのでトナーや気流の漏出を確実に防止することができ、より密閉性が高く且つ信頼性の高い枠状シール材を提供することができる。また、シール部材の地取りの効率を高め、低コストな枠状シール材を提供することができる。
さらに、実施形態1や変形例1では得られない特有の効果、即ち、単一のシール部材ではその長さが長い場合など、シール部材のハンドリングが悪くなる場合があるが、シール部材を2体化することで、部材のハンドリングが向上する、という効果を奏する。
実施形態2における図8(c)に示した枠状シール材4Bは、これに限らず、図11に示すように枠形状が少し小さい枠状シール材4Cであってもよい。枠状シール材4Cは、それぞれの折り曲げ位置に切欠き形状9を設けられた2体化した2つのシール部材1Bを用いて形成する。枠状シール材4Cは、2つのシール部材1Bを貼り付ける対象物である四角形のケーシング枠(四周縁部)の大きさに誤差(少し小さい場合)が発生している場合などに有効である。即ち、各シール部材1Bを各切欠き形状9の位置でほぼ直角に折り曲げた後、図11に示すように、各シール部材1Bの一端部及び他端部より上記誤差に対応した分だけ少し離れた辺の部位で互いにほぼ直角に交差させ、重ね合わせて貼着結合する。
図11に示した例では、実施形態2の2つのシール部材1Bをそのまま利用することができ、ケーシング枠の大きさに合わせた新たなシール部材を製作する必要がない。勿論、シール部材1Bがはみ出た部分にはケーシング枠があり、シール部材1Bのはみ出た端部をケーシング枠に貼り付けることができる。
以上説明したとおり、本発明に係る実施形態1の枠状シール材4、変形例1の枠状シール材4A、実施形態2の枠状シール材4B、実施形態2の別例の枠状シール材4Cは、本発明に係る枠状シール材の形成方法を使用していたと言える(請求項11)。
尚、切欠き形状9が形成されていない実施形態1のシール部材1を2つ用いて、実施形態2と同様の貼り付け方で枠状シール材(図示せず)を構成してもよいことは無論である(請求項2)。この場合では、2つのシール部材1には切欠き形状9が形成されていないため、実施形態2ほどの折り曲げ作業性は望めない。
図12を用いて、本発明を適用・実施した、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置について説明する。図12は本発明を実施した現像装置、プロセスカートリッジを示す要部の断面図である。
本発明を実施した現像装置は、四周縁部に現像剤漏出防止用の枠状のシール材を設けた現像剤受け口に、現像剤放出口を圧接させて装着される現像剤カートリッジにより現像剤が補給されるようにした画像形成装置の現像装置である。
図12に示すように、トナー現像剤とする静電式画像形成装置を構成する現像装置40へのトナーの補給手段として、同図に示すトナーカートリッジ方式がある。この方式では現像装置本体51の上面にトナー受け口51aを設けて、その両側に設けられた鍵形案内具51bによる、トナーカートリッジ53の縁部53aの案内により、トナー放出口53bがトナー受け口51aに一致するまでトナーカートリッジ53を差込む。この後、図示しない手段によりトナー放出口53bを閉塞している閉塞板53cを外部から引き出すことにより、トナー放出口53bを開口してトナーカートリッジ53内のトナー52を現像装置本体51のトナーホッパ51c内に所用量落とし込んで補給する。
尚図12において、51dはトナー濃度検知センサ、51eは攪拌装置、51fはマグネットローラ、60は像担持体としての感光体ドラム、51hは現像剤層厚規制板(いわゆる現像ドクタ)である。
トナー52は、1成分のものであっても2成分のものであっても、例えば10数ミクロン径を平均粒径とする極微粒の粉体である。このためカートリッジ53からのトナーホッパ51c内へのトナー52の補給時はもとより、現像装置本体51を傾けたり振動させたり、更には攪拌装置51eによりトナー52を攪拌したとき、トナー52が舞上がってトナーホッパ51c内を霧状となって浮遊する。このため現像装置本体51のトナー受け口51aの設置面と、トナーカートリッジ53の四周縁部53aとの間に隙間があると、舞上がった微粒のトナー52は隙間を介して外部に漏出して周囲を汚す。
そこでこれを防止するため、トナー受け口51aの四角形状の四周縁部に、本発明に係る実施形態1の枠状シール材4、変形例1の枠状シール材4A、実施形態2の枠状シール材4B、実施形態2の別例の枠状シール材4Cの何れか1つを採用している。枠状シール材4、4A、4B、4Cの何れか1つが、現像装置本体51の上表面に設けたトナー受け口51aの四周縁部に貼着して構成されている。これにより、トナー受け口51aに装着されたトナーカートリッジ53の四周縁部53aの面が、枠状シール材4、4A、4B、4Cの何れか1つの面上に圧接されるようにして隙間をなくし、密閉することができる。
図12において、50はプロセスカートリッジを示す。プロセスカートリッジ50は、像担持体としての感光体ドラム60と、感光体ドラム60の表面に形成される静電潜像を現像する現像手段としての現像装置40とを少なくとも備え、これらが図示しないユニットフレームによって一体化されている。プロセスカートリッジ50は、前記図示しないユニットフレームを介して、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されている。
図13〜図16を用いて、本発明を適用した別の画像形成装置について説明する。図13は本発明を適用・実施した画像形成装置の一例としてのカラー複写装置を背面から透視して見た全体構成図である。尚、図13に示すカラー複写装置の基本的な全体構成及び動作は、本発明を実施した部分を除き、特開平10−240086号公報の図1〜図3に示されているものと同様である。
図13に示すように、画像読取装置であるカラースキャナ100は、原稿103の画像を照明ランプ104、ミラー群105、及びレンズ106を介してカラーセンサ107に結像して、原稿のカラー画像情報を、例えば青、緑、赤の色分解光毎に読み取り電気的な画像信号に変換する。カラーセンサ107は、この例ではブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)の色分解手段とCCDのような光電変換素子で構成されており、3色同時読み取りを行う。カラースキャナ100で得たB、G、Rの色分解画像信号をもとにして、図示しない画像処理部で色変換処理を行い、ブラック(以下、Bkと記す)、シアン(以下、Cと記す)、マゼンタ(以下、Mと記す)、イエロー(以下、Yと記す)のカラー画像データを得る。このカラー画像データを、次に述べるプリンタ部102によって、Bk、C、M、Yの顕像化を行い、最終的なカラーコピーとする。
尚、Bk、C、M、Yの画像データを得るカラースキャナ100の動作方式は、プリンタ部102の動作とタイミングを取ったスキャナスタート信号を受けて、図3において照明・ミラー光学系が左矢印方向へ原稿走査し、1回の走査毎に1色の画像データを得る。この動作を合計4回繰り返すことによって、順次、4色画像データを得る。そして、その都度プリンタ部102で順次顕像化しつつこれを重ね合わせて4色フルカラー画像を形成する。
プリンタ部102の概要を説明する。書込光学ユニット108は、カラースキャナ100からのカラー画像データを光信号に変換して原稿画像に対応した光書き込みを行い、像担持体としての感光体ドラム60に静電潜像を形成する。書込光学ユニット108は、光源となるレーザ108−1と、その発光駆動制御部(図示せず)と、ポリゴンミラー108−2と、その回転用モータ108−3と、f/θレンズ08−4と、反射ミラー108−5等とで構成されている。感光体ドラム60は図示矢印のように時計方向に回転する。感光体ドラム60の回りには、クリーニングユニット110、除電ランプ111、帯電器112、電位センサ113が配置されている。また、感光体ドラム60の回りには、現像装置としての、Bkの現像器114、Cの現像器115、Mの現像器116、Yの現像器117、現像濃度パターン検知器118、中間転写体としての中間転写ベルト119などが配置されている。
各現像器は、静電潜像を現像するために磁気ブラシを形成(以下、現像剤の穂ともいう)して現像剤の穂を感光体ドラム60の表面に接触させて回転する現像スリーブ(説明を省略する)を有する。また、各現像器は、現像剤を汲み上げ・攪拌するために回転する現像パドル(説明を省略する)、及び現像剤のトナー濃度検知センサ(説明を省略する)などを有する。待機状態では4箇の現像器全てにおいて現像スリーブ上の剤は穂切り(現像不作動)状態になっているが、現像動作の順序(カラー画像形成順序)が、Bk、C、M、Yの例で以下説明する。ただし、画像形成順序は、これに限定されるものではない。
コピー動作が開始されると、カラースキャナ100で所定のタイミングからBk画像データの読み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光による光書き込み・潜像形成が始まる。以下、Bk画像データによる静電潜像をBk潜像と称す。C、M、Yについても同じ。このBk潜像の先端部から現像可能とすべく、Bk現像器114の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像スリーブ(説明を省略する)を回転開始して剤の穂立てを行い、Bk潜像をBkトナーで現像する。それ以後もBk潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で速やかにBk現像スリーブ(説明を省略する)上の剤穂切りを行い、現像不作動状態にする。これは少なくとも次のC画像データによるC潜像先端部が到達する前に完了させる。尚、穂切りは現像スリーブ(説明を省略する)の回転方向を、現像動作中とは逆方向に切替えることで行う。感光体ドラム60に形成したBkトナー像は、感光体ドラム60と等速駆動されている中間転写ベルト119の表面に転写する(以下、感光体から中間転写ベルトへのトナー像転写をベルト転写と称す)。ベルト転写は、感光体ドラム60と中間転写ベルト119が接触状態において、転写バイアスローラ120に所定のバイアス電圧を印加することで行う。尚、中間転写ベルト119には感光体ドラム60に順次形成するBk、C、M、Yのトナー像を同一面に順次位置合せして4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後転写紙に一括転写を行う。この中間転写ベルトユニットの構成・動作については後述する。
ところで、感光体ドラム60側ではBk工程の次にC工程に進むが所定のタイミングからカラースキャナ100によるC画像データ読み取りが始まりその画像データによるレーザ光書き込みでC潜像形成を行う。C現像器115はその現像位置に対して、先のBk潜像後端部が通過した後で、且つC潜像の先端が到達する前に現像スリーブ(説明を省略する)を回転開始して剤の穂立てを行い、C潜像をCトナーで現像する。以後C潜像領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先のBk現像器の場合と同様にC現像スリーブ(説明を省略する)上の剤穂切りを行う。これもやはり次のM潜像先端部が到達する前に完了させる。尚、M及びYの工程については、それぞれの画像データ読み取り・潜像形成・現像の動作が上述のBk・Cの工程と同様であるので説明は省略する。
次に、中間転写ベルトユニットについて説明する。中間転写ベルト119は、駆動ローラ121、ベルト転写バイアスローラ120、及び従動ローラ群に張架(張力がかかった状態で掛け渡すことを意味する)されている。中間転写ベルト119は、図示しない駆動モータにより後述のように駆動制御される。ベルトクリーニングユニット122は、ブラシローラ(図示せず)、ゴムブレード(図示せず)、及びベルトからの接離機構(図示せず)などで構成されている。ベルトクリーニングユニット122では、1色目のBk画像をベルト転写した後の、2、3、4色目をベルト転写している間は、接離機構(図示せず)によってベルト面から離間させておく。紙転写ユニット123は、紙転写バイアスローラ(図示せず)、ローラクリーニングブレード(図示せず)、及びベルトからの接離機構(図示せず)などで構成されている。
転写紙124は上下3段の給紙カセット131、132、133の何れか1つの給紙ローラ125によって給送され、さらにレジストローラ126によって、中間転写ベルト119面の4色重ね画像の先端部が紙転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙される。
中間転写ベルト面から4色重ねトナー像を一括転写された転写紙124は、紙搬送ユニット127で定着器128に搬送される。そして、所定温度にコントロールされた定着ローラ128−1と加圧ローラ128−2でトナー像を溶融定着してコピートレイ129に搬出されフルカラーコピーを得る。尚、ベルト転写後の感光体ドラム60は、感光体クリーニングユニット110で表面をクリーニングされ、また除電ランプ111で均一に除電される。
転写紙124にトナー像を転写した後の中間転写ベルト119はクリーニングユニット122を再び接離機構(図示せず)で押圧して表面をクリーニングする。また、中間転写ベルト119の方は1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程に引き続き表面をベルトクリーニングユニット122でクリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様動作になる。尚、給紙カセット130、131、132、133は各種サイズの転写紙が収納されており、操作パネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収納カセットからタイミングを取ってレジストローラ126方向に給紙、搬送される。
134は、OHP用紙や厚紙などの手差し給紙トレイである。以上までは4色フルカラーを得るコピーモードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモードの場合は指定された色と回数の分について上記同様の動作を行うことになる。また単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間その色の現像器のみを現像作動(穂立て)状態にして、中間転写ベルト119は、感光体ドラム60面に接触したまま往動方向に一定速駆動し、さらに、ベルトクリーニングユニット122も中間転写ベルト119に接触したままの状態でコピー動作を行う。
図14及び図15を併用して、集塵装置について説明する。図14はフィルタパック及びその周辺の構成を示す分解斜視図であり、図5はフィルタパックの縦断面図である。
集塵装置は、図13に示すように、ダクト部分150、151、ダクト本体152、シッコロファン153、オゾンフィルタ154を収容したファンダクト155及びフィルタパック156を有する。
ダクト部分150、151は、各現像器114〜117の現像スリーブと感光体ドラム60との対向部分(現像位置)と、感光体クリーニングユニット110と感光体ドラム60との対向部分とに向けてそれぞれ開口している。ダクト本体152は、ダクト部分150、151が合流してから下方に延びて形成されている。ファンダクト155は、吸引用のシッコロファン153に連通して設けられ内部にオゾンフィルタ154を収容している。フィルタパック156は、ファンダクト155とダクト本体152との間に着脱自在に配置され内部に防塵フィルタ160を備えている。このように各現像器、クリーニングユニットの背面の後側板にダクト部分150、151の開口部を直結させ、各現像器とクリーニングユニットからの飛散トナーと発生オゾンを各ダクト部分から一箇所(ダクト本体152)に吸引する。そして、フィルタパック156内の防塵フィルタ160によってトナーを取り除いた後で、オゾンフィルタ154によってオゾンを取り除いて、排気手段としてのファン、例えばシロッコファン153などによって機外に排出する。
フィルタパック156は、図14及び図15に示すように、本体ダクト152の先端部に設けた着脱ガイド部152aと、ファンダクト155の端部に設けた着脱ガイド部155aに対して抜き差し自由に取り付けられる。この例では、各着脱ガイド部152a、155aを溝状に構成し、フィルタパック156の両端部のフランジ155a、156aを着脱ガイド部152a、155a内にスライドさせて着脱する。オゾンフィルタ154は、防塵フィルタ160よりも下流側に配置することとなる。防塵フィルタ160は、図5等にも示すようにフィルタパック156の上面に設けた細長い穴157から図示のような姿勢でフィルタパック156内に装着されるものである。防塵フィルタ160は、外部に位置するストッパ板161と、ストッパ板161から一体的に延びる枠体162と、枠体162に支持されたフィルタ本体163と、シール164とを有する。枠体162は、穴157から挿入可能な肉厚及び寸法を有し、枠体162のフィルタ支持部162aは図示のように斜めに屈曲している。そのため、フィルタ本体163はストッパ板161(パック156の上面)に対して所定角度傾斜した状態で(空気流の上流側から下流へ向かうに従って下向きに傾斜するように)装着される。
フィルタ支持部162aとストッパ板161との間の垂下部162bの両側面に相当するストッパ板161の底面には、パッキンとして機能する弾性材料から形成されたシール164が配置されている。穴157内に防塵フィルタ160を装着したときに、このシール164が穴157からのトナー漏れを防止する。また、シール164の弾性力により防塵フィルタ160の抜落ちを防止するようにしてもよい。フィルタパック156の内底面には枠体162の先端部を受ける突起165を設け、防塵フィルタ自体の位置決めを行う。
また、フィルタパック156の両端開口部の四周縁部(フランジ155a、156a)に、枠状シール材4、4A、4B、4Cの何れか1つを形成し設置する。これにより、ダクト本体152とファンダクト155とを取り付け連結した際に、両ダクト152、155との間の間隙からトナーやオゾンを含んだ空気が漏れないようにすることができる。
図16を用いて、図14及び図15に示した集塵装置近傍に配設されるダクト開口部について説明する。図16(a)はダクト開口部が設けられたカラー複写装置(図13参照)の背面斜視図、図16(b)は切欠き形状を設けたシール部材の斜視図、図16(c)は図16(b)のシール部材を2つ用い、各切欠き形状位置で直角に折り曲げた状態を示す斜視図である。図16(d)は図16(c)に示した各シール部材の端部同士を重ね合わせ貼着結合して形成された枠状シール材を示す平面図である。
図14及び図15に示した集塵装置のシロッコファン153近傍には、シロッコファン153からの排風をカラー複写装置の外側へ排出するために図示しない排風集合ダクトがシロッコファン153の出口に連通して設けられている。上記図示しない排風集合ダクトには、図示しない複数の排風ダクトが連通分岐するように一体的に設けられている。上記図示しない複数の排風ダクトは、カラー複写装置背面側の上下方向に設けられている。
図13に示したカラー複写装置背面側の外板パネル200には、上記図示しない複数の排風ダクトの出口からの排風をカラー複写装置の外側へ排出するための、気流排出用のダクト部材としてのダクト開口部210が上下方向に複数配設されている。各ダクト開口部210は、上記図示しない各排風ダクトの出口に対応して外板パネル200に設けられている。上記図示しない各排風ダクトの出口部は四角形フランジ状をなす。
ダクト開口部210は、四角形状をなし、その開口部には金網211が設けられている。金網211の外周には、枠状シール材4Bを後述するように形成・設置するための、四角形をなすフランジ状の四周縁部が形成されている。
本例では、図16(b)に示す切欠き形状9が設けられたシール部材1Bを2つ用い、切欠き形状9の位置でほぼ直角に折り曲げて使用する。図16(c)に示すように、各々のシール部材1Bを向い合せる状態で、外板パネル200裏面側に設けられるダクト開口部210の四周縁部(図16(c)では図示せず)に貼り付ける。次に、図16(d)に示すように、一方のシール部材1Bの一端部1Baと他方のシール部材1Bの他端部1Bbとを、一方のシール部材1Bの他端部1Bbと他方のシール部材1Bの一端部1Baとを、それぞれ重ね合わせて貼着結合する。これにより、図8(c)で示したと同様の枠状シール材4Bが形成され、枠状シール材4Bが外板パネル200裏面側のダクト開口部210の四周縁部に設置されることとなる。
外板パネル200がカラー複写装置背面側に取り付けられるとき、各ダクト開口部210に設置された枠状シール材4Bが、上記図示しない複数の排風ダクトの出口部の四角形フランジを押しける。これにより、枠状シール材4Bが圧縮され、各ダクト開口部210と上記図示しない各排風ダクトの出口部との連結部分が密閉されることとなる。従って、トナーやオゾンを含んだ空気が、各ダクト開口部210と上記図示しない各排風ダクト出口部との連結部分から漏れないようにすることができる。
上述した例は、気流排出用のダクト部材としてのダクト開口部210の四周縁部に、枠状シール材4Bを設置した場合で説明したが、これに限らず、例えば外気導入用のダクト部材の四周縁部(図示せず)に枠状シール材4Bを設置してもよい。また、枠状シール材4Bに限らず、その目的や用途等に応じて、枠状シール材4、4A、4Cの何れか1つを適宜形成し設置してもよいことは無論である。
以上説明した実施例を含む実施形態及び変形例等は本発明の一例であり、本発明は次の態様ごとに特有の効果を奏する。
[態様1]
対向する一対の連結すべき連結部材の一方としてのケーシング2などの四角形状の四周縁部2b等の四周縁部に枠状のシール材を設け、連結部材の他方としてのケーシング3などでシール材を介して連結部材の一方に相対的に押し付けて一対の連結部材の連結部分のシール材を圧縮し密閉する枠状シール材であって、単一の角棒状のシール部材1などの角棒状のシール部材を四周縁部に沿ってほぼ直角に折り曲げて貼り付け、シール部材の両端部分を重ね合わせて貼り付け結合した枠状シール材4などの枠状シール材である。
この態様1によれば、上記実施形態等で説明したように、単一の角棒状のシール部材を折り曲げて貼り付けるため、部品点数を削減することができ、且つ接合箇所をなくすことにより、より密閉性の高い枠状シール材を提供することができる。
[態様2]
対向する一対の連結すべき連結部材の一方としてのケーシング2などの四角形状の四周縁部2b等の四周縁部に枠状のシール材を設け、連結部材の他方としてのケーシング3などでシール材を介して連結部材の一方に相対的に押し付けて一対の連結部材の連結部分のシール材を圧縮し密閉する枠状シール材であって、2つの角棒状のシール部材1又は2体化した角棒状のシール部材1Bなどの2つの角棒状のシール部材を用い、該各シール部材を対向する状態で四周縁部に沿ってほぼ直角に折り曲げて貼り付け、一方のシール部材の一端部及び他端部の何れか一方と、他方のシール部材の一端部及び他端部の何れか他方とを重ね合わせて貼り付け結合した枠状シール材4Bなどの枠状シール材である。
この態様2によれば、上記実施形態等で説明したように、上記した態様1ほどではないが、従来技術と比較して部品点数を削減することができる。また、各シール部材の各端部を重ね合わせて貼着結合することにより接合箇所がなくなり、これにより隙間が生じることがないのでトナーや気流の漏出を確実に防止することができ、より密閉性が高く且つ信頼性の高い枠状シール材を提供することができる。また、シール部材の地取りの効率を高め、低コストな枠状シール材を提供することができる。さらに、上記した態様1では得られない特有の効果、即ち、単一のシール部材ではその長さが長い場合など、シール部材のハンドリングが悪くなる場合があるが、シール部材を2体化することで、部材のハンドリングが向上する、という効果を奏する。
[態様3]
[態様1]又は[態様2]において、シール部材1A又はシール部材1Bなどのシール部材の折り曲げ位置に予め切欠き形状9などの切欠き形状を設けた。
この態様3によれば、上記実施形態等で説明したように、折り曲げを容易に行うことができ、折り曲げの作業がし易くなる。
[態様4]
[態様3]において、シール部材1A又はシール部材1Bなどのシール部材の幅方向における切欠き形状の深さが、シール部材の幅に対して50%以下に設定されている。
この態様4によれば、上記実施形態等で説明したように、シール部材が切欠き形状の部分でちぎれることがない。
[態様5]
[態様1]ないし[態様4]の何れか1つにおいて、シール部材1、シール部材1A又はシール部材1Bなどのシール部材の折り曲げ部分を除き、フィルム7などの補強部材を備える。
この態様5によれば、上記実施形態等で説明したように、直線部分は曲がらずに貼れて作業がし易く、折り曲げが必要な個所は容易に折り曲げができる。
[態様6]
[態様5]において、シール部材1、シール部材1A又はシール部材1Bなどのシール部材の折り曲げ部分であって、且つ補強部材を備えない部分の長さがシール部材の幅に対し0.7〜1.5倍の範囲に設定されている。
この態様6によれば、上記実施形態等で説明したように、直線部分は曲がらずに貼れて作業がし易く、折り曲げが必要な個所は容易に折り曲げができる。
[態様7]
四周縁部53aなどの四周縁部に現像剤漏出防止用の枠状のシール材を設けたトナー受け口51aなどの現像剤受け口に、トナー放出口53bなどの現像剤放出口を圧接させて装着されるトナートリッジ53などの現像剤カートリッジにより現像剤が補給されるようにした画像形成装置の現像装置40などの現像装置において、枠状のシール材として、[態様1]ないし[態様6]の何れか1つに記載の枠状シール材4、4A、4B,4Cなどの枠状シール材を用いる。
この態様7によれば、上記実施形態等で説明したように、接合箇所をなくすことにより、現像剤の漏出を確実に防止することができる。
[態様8]
感光体ドラム60などの像担持体と、該像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像手段とを少なくとも備え、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、現像手段として[態様7]記載の現像装置40などの現像装置を備えるプロセスカートリッジ50などのプロセスカートリッジである。
この態様8によれば、上記実施形態等で説明したように、接合箇所をなくすことにより、現像剤の漏出を確実に防止することができるプロセスカートリッジを提供することができる。
[態様9]
[態様7]記載の現像装置40などの現像装置又は[態様8]記載のプロセスカートリッジ50などのプロセスカートリッジを備える画像形成装置である。
この態様9によれば、上記実施形態等で説明したように、上記画像形成装置において、[態様7]又は[態様8]の効果を奏する。
[態様10]
外気導入又は気流排出用のダクト開口部210などのダクト部材の四周縁部又はその連結部分に、[態様1]ないし[態様6]の何れか1つに記載の枠状シール材4、4A、4B,4Cなどの枠状シール材を用いる画像形成装置である。
この態様10によれば、上記実施形態等で説明したように、上記画像形成装置において、接合箇所をなくすことにより、例えばオゾン等を含んだ気流や現像剤の漏出を確実に防止することができる。
[態様11]
対向する一対の連結すべき連結部材の一方としてのケーシング2などの四角形状の四周縁部2b等の四周縁部に枠状のシール材を設け、連結部材の他方としてのケーシング3などで枠状のシール材を介して連結部材の一方に相対的に押し付けて一対の連結部材の連結部分を密閉する枠状シール材の形成方法であって、角棒状のシール部材1などの角棒状のシール部材を四周縁部に沿ってほぼ直角に折り曲げて貼り付け、シール部材の両端部分を重ね合わせて貼り付け結合することにより、枠状シール材4などの枠状シール材を形成する枠状シール材の形成方法である。
この態様11によれば、上記実施形態等で説明したように、角棒状のシール部材を折り曲げて貼り付けるため、部品点数を削減することができ、且つ接合箇所をなくすことにより、より密閉性の高い枠状シール材の形成方法を提供することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記実施形態や変形例等に記載した技術事項を適宜組み合わせたものであってもよい。
本発明の実施の形態に適宜記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1、1A、1B 角棒状のシール部材
2 ケーシング(連結部材の一方の一例)
2b、3b、53a 四周縁部
3 ケーシング(連結部材の他方の一例)
4、4A、4B、4C 枠状シール材
5 発泡ポリウレタン層
6 両面テープ
7 フィルム(補強部材の一例)
8 両面テープ
9 切欠き形状
15 台紙
40 現像装置
50 プロセスカートリッジ
53 トナーカートリッジ(現像剤カートリッジの一例)
60 感光体ドラム(像担持体の一例)
210 ダクト開口部(気流排出用のダクト部材の一例)
実開平05−027767号公報

Claims (11)

  1. 対向する一対の連結すべき連結部材の一方の四周縁部に枠状のシール材を設け、前記連結部材の他方で前記シール材を介して前記連結部材の一方に相対的に押し付けて前記一対の連結部材の連結部分を密閉する枠状シール材であって、
    単一の角棒状のシール部材を前記四周縁部に沿ってほぼ直角に折り曲げて貼り付け、前記シール部材の両端部分を重ね合わせて貼り付け結合した枠状シール材。
  2. 対向する一対の連結すべき連結部材の一方の四周縁部に枠状のシール材を設け、前記連結部材の他方で前記シール材を介して前記連結部材の一方に相対的に押し付けて前記一対の連結部材の連結部分を密閉する枠状シール材であって、
    2つの角棒状のシール部材を用い、該各シール部材を対向する状態で前記四周縁部に沿ってほぼ直角に折り曲げて貼り付け、前記一方のシール部材の一端部及び他端部の何れか一方と、前記他方のシール部材の一端部及び他端部の何れか他方とを重ね合わせて貼り付け結合した枠状シール材。
  3. 前記シール部材の折り曲げ位置に予め切欠き形状を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の枠状シール材。
  4. 前記シール部材の幅方向における前記切欠き形状の深さが、前記シール部材の幅に対して50%以下に設定されていることを特徴とする請求項3記載の枠状シール材。
  5. 前記シール部材の折り曲げ部分を除き、補強部材を備えることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載の枠状シール材。
  6. 前記シール部材の折り曲げ部分であって、且つ前記補強部材を備えない部分の長さが前記シール部材の幅に対し0.7〜1.5倍の範囲に設定されていることを特徴とする請求項5記載のシール部材。
  7. 四周縁部に現像剤漏出防止用の枠状のシール材を設けた現像剤受け口に、現像剤放出口を圧接させて装着される現像剤カートリッジにより現像剤が補給されるようにした画像形成装置の現像装置において、
    前記枠状のシール材として、請求項1ないし6の何れか1つに記載の枠状シール材を用いることを特徴とする現像装置。
  8. 像担持体と、該像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像手段とを少なくとも備え、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、
    前記現像手段として請求項7記載の現像装置を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項7記載の現像装置又は請求項8記載のプロセスカートリッジを備えることを特徴する画像形成装置。
  10. 外気導入又は気流排出用のダクト部材の四周縁部又はその連結部分に、請求項1ないし6の何れか1つに記載の枠状シール材を用いることを特徴とする画像形成装置。
  11. 対向する一対の連結すべき連結部材の一方の四周縁部に枠状のシール材を設け、前記連結部材の他方で前記枠状のシール材を介して前記連結部材の一方に相対的に押し付けて前記一対の連結部材の連結部分を密閉する枠状シール材の形成方法であって、
    角棒状のシール部材を前記四周縁部に沿ってほぼ直角に折り曲げて貼り付け、前記シール部材の両端部分を重ね合わせて貼り付け結合することにより、前記枠状シール材を形成する枠状シール材の形成方法。
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