JP2016024294A5 - - Google Patents

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前記第1の光学透明層は、光学部材や窓材などに意匠性を付与する観点から、可視光に対する透明性を阻害しない範囲で、可視領域における特定の波長の光を吸収する特性を有していてもよい。
意匠性の付与、即ち可視領域における特定の波長の光を吸収する特性は、例えば、前記第1の光学透明層に顔料を含有させることにより行うことができる。
前記顔料は、前記樹脂中に分散させることが好ましい。
前記樹脂中に分散させる顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、無機系顔料、有機系顔料などが挙げられるが、特に顔料自体の耐候性が高い無機系顔料とすることが好ましい。
前記無機系顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ジルコングレー(Co、NiドープZrSiO)、プラセオジムイエロー(PrドープZrSiO)、クロムチタンイエロー(Cr、SbドープTiO又はCr、WドープTiO)、クロムグリーン(Crなど)、ピーコックグリーン((CoZn)O(AlCr))、ビクトリアグリーン((Al、Cr))、紺青(CoO・Al・SiO)、バナジウムジルコニウム青(VドープZrSiO)、クロム錫ピンク(CrドープCaO・SnO・SiO)、陶試紅(MnドープAl)、サーモンピンク(FeドープZrSiO)などが挙げられる。
前記有機系顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料などが挙げられる。
前記波長選択反射層の前記金属層における突出部は、200nmあたり10個以下(10個/200nm以下)が好ましい。前記突出部の数が10個/200nmを超えると、その表面の粗さに影響して反射率が低下することがある。
前記突出部の数は、透過型電子顕微鏡(TEM)を使用して、断面画像の観察により測定する。具体的には、以下の方法により測定する。
TEMによる断面画像を得る。前記断面画像において、金属層中に、上下2本の直線を引いた時、2本の直線に挟まれた金属層の部分の面積が最大の値をとる時の上側の直線を基準線とする。前記基準線から前記金属層の厚みの1/2以上が飛び出した前記金属層の一部を、「突出部」とする。そして、前記断面画像中の200nmの長さの前記基準線における前記突出部の数を数える。TEMによる断面観察を、前記波長選択反射層の各前記金属層それぞれについて1箇所ずつ行い、最も突出部の多い金属層における200nmあたりの突出部の数とする。
次に、図9に示すように、基材5a上から、光源23によりUV光を樹脂5b’に照射して樹脂5b’を硬化させる。
前記ビニル系樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、アクリル(メタ)系樹脂が好ましい。前記(メタ)アクリル系樹脂としては、水酸基含有ビニル系単量体が好適に挙げられ、その具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ジ−2−ヒドロキシエチルフマレート又はモノ−2−ヒドロキシエチル−モノブチルフマレートをはじめ、ポリエチレングリコール−ないしはポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート又は此等とε−カプロラクトンとの付加物、「プラクセル FMないしはFAモノマー」[ダイセル化学株式会社製の、カプロラクトン付加モノマーの商品名]の如き、各種のα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル類などが挙げられる。
<第2の実施形態>
図13〜図15は、本発明の第2の実施形態に係る光学部材の構造体の構成例を示す断面図である。第2の実施形態は、第1の光学透明層4の一主面にて構造体が2次元配列されている点において、第1の実施形態とは異なっている。
第1の光学透明層4の一主面には、構造体11が2次元的に配列されている。この配列は、最稠密充填状態での配列であることが好ましい。例えば、第1の光学透明層4の一主面には、構造体11を最稠密充填状態で2次元配列することにより正方稠密アレイ、デルタ稠密アレイ、六方稠密アレイなどの稠密アレイが形成されている。正方稠密アレイは、正方形状の底面を有する構造体11を正方稠密状に配列させたものである。デルタ稠密アレイは、三角形状の底面を有する構造体11を方稠密状に配列させたものである。六方周密アレイは、六角形状の底面を有する構造体11を六方稠密状に配列させたものである。
構造体11は、例えば、コーナーキューブ状、半球状、半楕円球状、プリズム状、自由曲面状、多角形状、円錐形状、多角錐状、円錐台形状、放物面状などの凸部である。構造体11の底面の形状としては、例えば、円形状、楕円形状、又は三角形状、四角形状、六角形状、八角形状等の多角形状などが挙げられる。なお、図13では、四角形状の底面を有する構造体11を最稠密充填状態で2次元配列した正方稠密アレイの例が示されている。また、図14では、六角形状の底面を有する構造体を最稠密充填状態で2次元配列した六方稠密アレイの例が示されている。また、図15では、三角形の底面を有する構造体11を最稠密充填状態で2次元配列したデルタ稠密アレイの例が示されている。また、構造体11のピッチP1、P2は、所望とする光学特性に応じて適宜選択することが好ましい。また、光学部材の入射面に対して垂直な垂線に対して、構造体11の主軸を傾ける場合、構造体11の2次元配列のうちの少なくとも一方の配列方向に構造体11の主軸を傾けるようにすることが好ましい。地面に対して垂直に配置された窓材に光学部材を貼る場合には、構造体11の主軸が、垂線を基準にして窓材の下方(地面側)に傾いていることが好ましい。
<第8の実施形態>
図22A、図22Bは、本発明の第8の実施形態に係る光学部材1の第1の構成例を示す断面図である。第8の実施形態は、第1の光学透明層4及び第2の光学透明層5の少なくとも一方が、2層構造を有している点において、第1の実施形態とは異なっている。図22A、図22Bでは、外光の入射面S1側となる第1の光学透明層4が2層構造を有する例が示されている。図22A、図22Bに示すように、第1の光学透明層4の2層構造は、例えば、表面側となる平滑な基材4aと、この基材4a及び波長選択反射層3との間に形成された樹脂層4bとから構成されている
光学部材1は、例えば、接合層8を介して被着体である窓材10の屋内側又は屋外側に貼り合わされる。接合層8としては、例えば、接着剤を主成分とする接着層、又は粘着剤を主成分とする粘着層を用いることができる。接合層8が粘着層であるである場合、図22Bに示すように、光学部材1としては、例えば、その入射面S1又は出射面S2に形成された接合層8(粘着層)と、この粘着層上に形成された剥離81とをさらに有することが好ましい。このような構成にすることで、剥離層81を剥離するだけで、接合層8(粘着層)を介して窓材10などの被着体に対して光学部材1を容易に貼り合わせることができるからである。
光学部材1と接合層8との接着性を向上する観点から、光学部材1と接合層8との間に、プライマー層をさらに形成することが好ましい。また、同様に光学部材1と接合層8との接着性を向上する観点から、光学部材1の接合層8が形成される入射面S1又は出射面S2に対して、公知の物理的前処理を施すことが好ましい。公知の物理的前処理としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、プラズマ処理、コロナ処理などが挙げられる。
前記樹脂組成物は、ハードコート層72に防汚性を付与する観点から、防汚剤をさらに含有することが好ましい。前記防汚剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1個以上の(メタ)アクリル基、ビニル基、又はエポキシ基を有するシリコーンオリゴマー及び/又はフッ素含有オリゴマーを用いることが好ましい。前記シリコーンオリゴマー及び/又はフッ素含有オリゴマーの配合量は、固形分の0.01質量%以上5質量%以下であることが好ましい。前記配合量が0.01質量%未満であると、防汚機能が不十分となる傾向がある。一方、前記配合量が5質量%を超えると、塗膜硬度が低下する傾向がある。前記防汚剤としては、例えば、DIC株式会社製のRS−602、RS−751−K、サートマー社製のCN4000、ダイキン工業株式会社製のオプツールDAC−HP、信越化学工業株式会社製のX−22−164E、チッソ株式会社製のFM−7725、ダイセル・サイテック株式会社製のEBECRYL350、デグサ社製のTEGORad2700などを用いることが好ましい。防汚性が付与されたハードコート層72の純水接触角は、好ましくは70°以上、より好ましくは90°以上である。前記樹脂組成物は、必要に応じて、光安定剤、難燃剤及び酸化防止剤などの添加剤をさらに含有するようにしてもよい。
第10の実施形態によれば、光学部材1の入射面S1及び出射面S2のうちの少なくとも一方にハードコート層72を形成しているので、光学部材1に耐擦傷性を付与することができる。例えば、光学部材1を窓の内側に貼り合わせた場合には、光学部材1の表面を人が触ったり、又は光学部材1の表面を掃除したときにも傷の発生を抑制したりすることができる。また、光学部材1を窓の外側に貼り合わせた場合にも、同様に傷の発生を抑制することができる。
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