JP2016022917A - 車両通信装置、携帯機および車両通信システム - Google Patents

車両通信装置、携帯機および車両通信システム Download PDF

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仁 難波
元生 齋藤
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元生 齋藤
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Satoru Itani
悟 井谷
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Abstract

【課題】リレーアタックから適切に防御できる車両通信装置、携帯機、および、車両通信システムを提供すること。【解決手段】この車両通信装置は、車両に搭載され、車両の装備を制御するために電波を用いて携帯機と通信する車両通信装置であって、信号強度の指定データ(22)を含む送信データ(20)を作成する作成手段と、電波を用いて送信データ(20)を送信する送信手段と、携帯機から返送信号を受信する受信手段と、指定データ(22)に基づき決定される信号強度と、受信された返送信号の強度とから、正規の携帯機が出力した返送信号か判定する判定手段と、を備える構成を採る。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の装備を制御するために電波を用いて通信を行う車両通信装置、携帯機および車両通信システムに関する。
車両の装備を遠隔から制御するために携帯機と車両通信装置とで電波を用いて通信を行う車両通信システムがある。このような車両通信システムとしては、キーレスエントリシステム、および、スマートエントリシステムがある。キーレスエントリシステムは、携帯機のボタンを押して車両の開錠または施錠等を行うことができる。スマートエントリシステムは、携帯機を所持したユーザが、車両に近づく、或いは、ドアノブに触れるだけでドアが開錠したり、エンジンスタートボタンが操作可能になったりする。
車両通信システムでは、リレーアタックと呼ばれる不正な操作が懸念されている。リレーアタックでは、車両通信装置の電波および携帯機の電波を中継する複数の中継器が用いられる。1個の中継器が駐車した車両の近くに配置され、他の中継器が携帯機を所持した正規ユーザの近くに配置される。正規ユーザと車両とが離れていても、その間に複数の中継器を配置して、携帯機および車両通信装置の電波を中継することで、あたかも正規ユーザと車両とが接近したように、なりすますことができる。これにより、正規ユーザが車両から離れているときに、車両の開錠等がなされる可能性がある。
従来、リレーアタックを防止するために、車両通信装置と携帯機との間で、信号の周波数を取り決め、取り決められた周波数に切り換えて信号を送信することで、中継器が信号を中継できなくする技術が開示されている(特許文献1を参照)。
特開2012−67500号公報
しかしながら、従来の周波数を切り換える方法では、正規ユーザが車両から離れているときに、中継器が信号を中継できなくなると、車両通信装置と携帯機との間の通信が切断される。
従って、携帯機と車両通信装置とは、互いに遠くに離れていて通信不能になっている場合と同様の状態となり、中継器が仕掛けられているのに、それに気付くことができないという課題がある。
本発明の目的は、リレーアタックから適切に防御できる車両通信装置、携帯機、および、車両通信システムを提供することである。
本発明の一態様に係る車両通信装置は、
車両に搭載され、車両の装備を制御するために電波を用いて携帯機と通信する車両通信装置であって、
信号強度の指定データを含む送信データを作成する作成手段と、
電波を用いて前記送信データを送信する送信手段と、
前記携帯機から返送信号を受信する受信手段と、
前記指定データに基づき決定される信号強度と、受信された前記返送信号の強度とから、正規の携帯機が出力した返送信号か判定する判定手段と、
を備える構成を採る。
本発明の一態様に係る携帯機は、
車両に搭載された車両通信装置から電波を用いて送信された信号を受信する受信手段と、
受信された信号から、前記車両通信装置が指定した信号強度の指定データを抽出する抽出手段と、
前記指定データに応じた信号強度の無線を用いて前記車両通信装置へ返送信号を送信する送信手段と、
を備える構成を採る。
本発明によれば、リレーアタックから適切に防御することができる。
実施の形態1の車両通信システムを示すブロック図 実施の形態1の車両通信装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1の携帯機の動作を示すフローチャート LF送信データの一例を示すデータチャート RF送信データの一例を示すデータチャート 実施の形態2の車両通信装置の動作を示すフローチャート 実施の形態2の携帯機の動作を示すフローチャート 実施の形態2のLF送信データの一例を示すデータチャート
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の車両通信システムを示すブロック図である。
本実施の形態の車両通信システムは、車両通信装置10と、携帯機50とから構成される。
車両通信装置10は、車両100に搭載され、携帯機50と電波を用いて通信を行い、車両100の装備の制御を行う。車両通信装置10のLF送信部11は、電波であるLF(長波帯:Low Frequency)信号を用いて送信データを送信する。送信データは、送信データ作成部12が作成する。RF受信部13は、携帯機50から返送されるRF(Radio Frequency)信号を受信する。RF信号はLF信号よりも周波数の高い電波である。RF受信強度取得部14は、受信されたRF信号の強度を取得する。制御部15は、通信の制御と、車両の装備の制御とを行う。LF送信部11は、車両通信装置10の他の構成とハーネスを介して接続される構成としてもよい。
車両通信装置10は、車両100の装備に電気的に接続される。装備としては、例えば、ドア制御部110、および、エンジンスタートスイッチ120が含まれる。ドア制御部110は、ドアのロックを施錠または解除するロック部111と、ドアに人が触れたことを検知するタッチセンサ112とを有する。
携帯機50は、車両100のユーザが所持する装置である。携帯機50のLF受信部51は、車両通信装置10からLF信号を受信する。RF送信部52は、車両通信装置10向けの送信データを、RF信号を用いて送信する。LF受信部51は受信データを制御部55へ送り、制御部55は送信データをRF送信部52へ送る。送信データは、送信データ作成部56が作成する。送信強度変更部57は、RF送信部52の電波の出力強度を切り換える。LF受信強度取得部58は、LF受信部51で受信されたLF信号の強度を取得する。
本実施の形態の車両通信システムでは、人が車両100のドアに触れた場合に、車両通信装置10が携帯機50と通信処理を開始する。車両通信装置10により正規の携帯機50であることが確認されたら、車両通信装置10がドア制御部110にコマンドを送って、ドアのロック部111が解除される。通信処理は、所定時間ごとに開始するようにしてもよい。
図2は、実施の形態1の車両通信装置の動作を示すフローチャートである。図3は、実施の形態1の携帯機の動作を示すフローチャートである。図4は、LF送信データの一例を示すデータチャートである。図5は、RF送信データの一例を示すデータチャートである。
<車両通信装置10の動作1>
通信処理が開始されると、車両通信装置10は、先ず、図2のステップS1〜S4を順次実行する。
ステップS1では、車両通信装置10は、RF送信強度を決定する。RF送信強度とは、携帯機50が送信するRF信号の強度である。RF信号は、車両通信装置10のLF信号を受信した携帯機50が車両通信装置10へ送信する返送信号である。RF送信強度は、複数段階の強度のうち、ランダムに選択されるように決定される。
ステップS2では、LF送信部11が、LF信号を用いて送信データ20を送信する。送信データ20は、図4に示すように、ステップS1で決定されたRF送信強度を指定するRF強度指定データ22と、車両通信装置10を識別するためのID(識別データ)21とを含む。LF信号は、予め認証を経た携帯機50にのみ解析可能なように暗号化されていてもよい。送信データには、RSSI(Received Signal Strength Indication)測定用のバースト信号23が付加される。
ステップS3では、車両通信装置10の制御部15は、携帯機50のRF信号を照合するための受信照合データを作成する。
ステップS4では、RF受信部13が受信処理を行って、携帯機50からの返送信号であるRF信号の受信がなければ所定期間を待機する。所定期間の間に受信がなければ、ステップS1に戻るか、次の受信処理の開始まで待機して、ステップS1に戻る。
<携帯機50の動作>
携帯機50は、車両通信装置10のLF信号が届いた場合に、図3のステップS21〜S25の処理を順次実行する。
図3のステップS21では、携帯機50のLF受信部51がLF信号を受信する。ステップS22では、LF受信強度取得部58がLF信号に含まれるバースト信号を用いてLF信号の受信強度を取得する。
ステップS23では、制御部55が、LF信号を解析する。LF信号は、予め認証を経た携帯機50にのみ解析可能なように暗号されている。ここで、制御部55は、車両通信装置10の送信データ20に含まれるRF強度指定データ22の抽出を行う(指定データの抽出手段に相当)。
ステップS24では、制御部15が、RF強度指定データに応じて、RF送信強度を変更させる設定を行う。
ステップS25では、送信データ作成部56が作成した送信データ60を、RF送信部52がRF信号にして送信する。送信強度は、ステップS24で設定された強度となる。携帯機50の送信データ60は、図5に示すように、携帯機50を識別すためのID(識別データ)61と、ステップS22で取得したLF受信強度データ62とを含む。LF受信強度データ62は、携帯機50と車両通信装置10との距離を示すデータである。送信データ60には、RSSI(Received Signal Strength Indication)測定用のバースト信号63が付加される。
携帯機50のRF信号が車両通信装置10に届いて受信されると、車両通信装置10では、ステップS5に続く処理が実行される。
<車両通信装置10の動作2>
図2のステップS5では、制御部15が、携帯機50の送信データ60に含まれるLF受信強度データ62を抽出する(距離を示すデータの抽出手段に相当)。
ステップS6では、RF受信強度取得部14が、RF信号に含まれるバースト信号を用いて、RF信号の受信強度を取得する。
ステップS7では、制御部15が、ステップS6で取得したRF信号の受信強度と、ステップS5で抽出したLF受信強度データ62とから、RF受信強度の補正を行う(補正手段に相当)。具体的には、先ず、LF受信強度データ62から携帯機50と車両通信装置10との距離を求める。次に、求められた距離に応じて、距離による減衰分を補うように、RF受信強度を補正する。
ステップS8では、ステップS1で決定し、携帯機50に指定したRF受信強度と、ステップS6で計測しステップS7で補正したRF受信強度とを照合する。照合処理では、指定したRF受信強度と、補正したRF受信強度との差が、許容誤差内であれば照合が成立と判定し、許容誤差を超えていれば異常と判定する。
ステップS9では、成立と判定された回数をカウントして、所定の満了回数に達したかを判定する(判定手段に相当)。ステップS11では、異常と判定された回数をカウントして、所定の満了回数に達したかを判定する。車両通信装置10は、ステップS9又はS11で満了と判定されるまで、ステップS1〜S8の処理を繰り返す。繰り返しの中、ステップS1で決定されるRF送信強度は変えられる。繰り返しに応じて、LF信号が届く限り、携帯機50もステップS21〜S25の処理を繰り返す。
ステップS10は、ステップS9で成立回数が満了となると実行される。ステップS10では、制御部15が、RF信号が正規ユーザの携帯機50から送信されたものと判定する。この結果、制御部15は、ドアのロック部111を開錠したり、エンジンスタートスイッチ120を作動可能な状態にしたりする。
ステップS12は、ステップS11で異常判定の回数が満了となると実行される。ステップS12では、制御部15が、RF信号が中継器から送信された可能性があるなど、異常であると判定する。この結果、車両通信装置10は、中継器の存在の可能性があることなど、異常の報知をユーザに行うようにしてもよい。
以上のように、実施の形態1の車両通信システムによれば、車両通信装置10が応答信号となるRF信号の送信強度を指定し、携帯機50が指定に応じた強度でRF信号を送信する。よって、車両通信装置10と携帯機50との間に中継器が仕掛けられているような異常な場合と、正常な場合とを切り分けることができる。よって、リレーアタックからの適切な防御を行うことができる。
さらに、実施の形態1の車両通信システムによれば、携帯機50がLF信号強度を測定する。LF信号強度は車両通信装置10と携帯機50との距離を示すデータとなる。そして、携帯機50がLF信号の強度データを車両通信装置10に送信して、車両通信装置10がRF受信強度の補正に使用する。よって、車両通信装置10がRF信号の強度から正常か異常かを判定するのに、判定精度を高めることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、RF送信強度の指定を、1回ごとに指定するのではなく、予め定めておいたRF送信強度の変化パターンを指定するようにしたものである。これにより、1回の指定で、強度の異なる複数回のRF信号の送信を行わせることができる。
図6は、実施の形態2の車両通信装置10の動作を示すフローチャートである。図7は実施の形態2の携帯機の動作を示すフローチャートである。図8は、実施の形態2のLF送信データの一例を示すデータチャートである。
<車両通信装置10の動作1>
実施の形態2の通信処理が開始されると、車両通信装置10は、先ず、図6のステップS31〜S35を実行する。
ステップS31では、車両通信装置10は、RF送信強度を、複数回の送信の変化パターンとして決定する。変化のパターンは、予め複数のパターンが車両通信装置10と携帯機50とで取り決められていれば、複数のパターンの中からランダムに何れかのパターンを選択することで決定する。
ステップS32では、LF送信部11がLF信号を用いて送信データ20Aを送信する。送信データ20Aは、図8に示すように、ステップS31で決定されたRF送信強度のパターンのデータ24が含まれる。
ステップS33では、車両通信装置10の制御部15は、携帯機50のRF信号を照合するための受信照合データを作成する。
ステップS34、S35では、RF受信部13の受信処理と、RF受信強度取得部14による受信強度の取得とを、決定したパターンの回数行う。RF受信強度取得部14は、RF信号に含まれるバースト信号を用いて、RF信号の受信強度を取得する。
<携帯機50の動作>
携帯機50は、車両通信装置10のLF信号が届いた場合に、図7の処理を実行する。
図7のステップS41では、LF受信部51がLF信号を受信する。ステップS42では、制御部55が、LF信号を解析する。ここで、制御部55は、車両通信装置10の送信データ20Aに含まれるRF強度のパターンデータ24の抽出を行う。
ステップS43では、LF信号に含まれるパターンデータ24に応じて、送信強度変更部57がRF信号の送信強度を変更させる設定をする。
ステップS44では、LF受信強度取得部58が、LF信号に含まれるバースト信号を用いてLF信号の受信強度を取得する。なお、パターンデータ24に応じた複数回のRF信号の送信が、短い期間で行われる場合には、LF信号の受信強度の取得は1回のみ行ってもよい。また、車両通信装置10は、複数回のRF信号の受信が完了するまで、LF信号のバースト信号を断続的に出力するようにしてもよい。この場合、ステップS43では、このバースト信号の受信強度を取得するようにしてもよい。
ステップS45では、送信データ作成部56が作成した送信データを、RF送信部52がRF信号にして送信する。送信強度は、ステップS43で設定された強度となる。携帯機50の送信データは、実施の形態1の図5に示したものと同様である。
ステップS46では、指定されたパターンの回数行ったか判別して、未だであれば、ステップS43に移行し、行っていれば、通信処理を終了する。これにより、ステップS43〜S45の処理がRF送信強度の指定されたパターンの回数だけ実行される。
このように送信される複数回のRF信号が、図6のステップS34,S35にて車両通信装置10に受信される。車両通信装置10では、その後、ステップS36以降の処理を実行する。
<車両通信装置10の動作2>
図6のステップS36では、制御部15が、複数回の受信データに含まれるLF受信強度データ62を抽出する。
ステップS37では、制御部15が、ステップS34で取得した複数回分のRF受信強度について、ステップS36で抽出したLF受信強度データ62に基づき補正を行う。制御部15は、LF受信強度データ62から携帯機50と車両通信装置10との距離を求め、距離による減衰分を補うように、複数回分のRF受信強度の各々を補正する。
ステップS38では、ステップS34で取得し、ステップS37で補正した複数回分のRF受信強度と、ステップS31で決定した複数回分の受信強度のパターンとを、照合する(判定手段に相当)。照合は、各回のRF受信強度と、パターンにより指定された受信強度との差が、許容誤差内であるか判定し、さらに、許容誤差内であるものが所定回数以上であるかにより行う。所定回数以上であれば正常と判定する。
ステップS39は、ステップS38の判定結果が正常の場合に実行される。ステップS39では、制御部15が、RF信号が正規ユーザの携帯機50から送信されたものと判定する。この結果、制御部15は、ドアのロック部111を開錠したり、エンジンスタートスイッチ120を作動可能な状態にしたりする。
ステップS40は、ステップS38の判定結果が異常の場合に実行される。ステップS40では、制御部15が、RF信号が中継器から送信された可能性があるなど、異常であると判定する。この結果、車両通信装置10は、中継器の存在の可能性があることなど、異常の報知をユーザに行うようにしてもよい。
以上のように、実施の形態2の車両通信システムによれば、1回のパターン指定で、複数回のRF信号の送信強度を変えさせて、RF受信強度の照合を行うので、LF信号の送信数を増やさずに、RF受信強度の照合を高い精度で行うことができる。LF信号の送信には、大きな電力を消費するので、消費電力の低減を図ることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では、RF受信強度の補正の処理を行う例を示したが、携帯機50のRF信号が、ユーザが車両100に接触する範囲で送信されるなど、距離の変化があまりない場合には省略してもよい。
また、上記実施の形態では、本発明をハードウェアとソフトウェアとの協働により実現する場合を例にとって説明したが、処理の一部を、ソフトウェアからハードウェアに変更して実現したり、ハードウェアからソフトウェアに変更して実現したりすることも可能である。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
本発明は、車両の装備を制御するために電波を用いて通信を行う車両通信装置、携帯機および車両通信システムに利用できる。
10 車両通信装置
11 LF送信部(車両通信装置の送信手段)
12 送信データ作成部(車両通信装置の作成手段)
13 RF受信部(車両通信装置の受信手段)
14 RF受信強度取得部
15 制御部
50 携帯機
51 LF受信部(携帯機の受信手段)
52 RF送信部(携帯機の送信手段)
55 制御部
56 送信データ作成部(携帯機の作成手段)
57 送信強度変更部
58 LF受信強度取得部
110 ドア制御部
120 エンジンスタートスイッチ

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、車両の装備を制御するために電波を用いて携帯機と通信する車両通信装置であって、
    信号強度の指定データを含む送信データを作成する作成手段と、
    電波を用いて前記送信データを送信する送信手段と、
    前記携帯機から返送信号を受信する受信手段と、
    前記指定データに基づき決定される信号強度と、受信された前記返送信号の強度とから、正規の携帯機が出力した返送信号か判定する判定手段と、
    を備える車両通信装置。
  2. 前記信号強度の指定データは、信号強度の変化パターンを指定するデータである、
    請求項1記載の車両通信装置。
  3. 前記送信手段は、長波帯の電波を用いて前記送信データを送信し、
    受信された前記返送信号から、前記携帯機が書き込んだ距離を示すデータを抽出する抽出手段と、
    抽出された前記データに基づき、受信された前記返送信号の強度を補正する補正手段と、
    を備える請求項1記載の車両通信装置。
  4. 車両に搭載された車両通信装置から電波を用いて送信された信号を受信する受信手段と、
    受信された信号から、前記車両通信装置が指定した信号強度の指定データを抽出する抽出手段と、
    前記指定データに応じた信号強度で前記車両通信装置へ返送信号を送信する送信手段と、
    を備える携帯機。
  5. 前記受信手段は、前記車両通信装置から長波帯の信号を受信し、
    受信された前記長波帯の信号の強度に基づき前記車両通信装置との距離を示すデータを含んだ前記返送信号を作成する作成手段と、
    を備える請求項4記載の携帯機。
  6. 請求項1記載の車両通信装置と、請求項4記載の携帯機とを備える車両通信システム。
  7. 請求項3記載の車両通信装置と、請求項5記載の携帯機とを備える車両通信システム。
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