JP2016022609A - 金属基板 - Google Patents

金属基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2016022609A
JP2016022609A JP2014146533A JP2014146533A JP2016022609A JP 2016022609 A JP2016022609 A JP 2016022609A JP 2014146533 A JP2014146533 A JP 2014146533A JP 2014146533 A JP2014146533 A JP 2014146533A JP 2016022609 A JP2016022609 A JP 2016022609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal substrate
hole
long
elongated
hole portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014146533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6446879B2 (ja
Inventor
慶彦 若林
Yoshihiko Wakabayashi
慶彦 若林
永田 昌博
Masahiro Nagata
昌博 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014146533A priority Critical patent/JP6446879B2/ja
Publication of JP2016022609A publication Critical patent/JP2016022609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6446879B2 publication Critical patent/JP6446879B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

【課題】微細な流路として用いられる、厚さ方向に貫通する長尺状貫通孔部を有するとともに、当該長尺状貫通孔部により構成される流路内を流体が通過するときの圧力損失を小さくすることのできる金属基板を提供する。
【解決手段】第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する金属基板は、第1の長尺状貫通孔部と、第1の長尺状貫通孔部に連続し、第1の長尺状貫通孔部よりも短手方向の開口寸法が小さい第2の長尺状貫通孔部とを含む長尺状貫通孔部を有し、長尺状貫通孔部の側壁の実質的中位点には、長尺状貫通孔部の内側に向かって突出する突出部が位置し、金属基板の厚さ方向における長尺状貫通孔部の切断面を見たときに、突出部の先端は、側壁のうちの第1面側に位置する第1端部及び第2面側に位置する第2端部とを結ぶ線分上又は当該線分よりも長尺状貫通孔部の外側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属基板に関し、特にインクジェットヘッドの流路ユニットの一部品として用いられる、複数の長尺状貫通孔が形成されてなる金属基板に関する。
従来、インクジェットヘッド、熱交換器等において、液体の流路ユニットを構成する板材として、複数の長尺状貫通孔部がエッチングにより形成されてなる金属基板が用いられている。例えば、インクジェットヘッドにおけるインク流路ユニットとしては、複数のノズル孔を有するノズルプレート、各ノズル孔に対応する圧力室を有するベースプレート、各ノズル孔と各圧力室とをつなぐマニホールドプレート等が積層・固定されてなるものが用いられている(特許文献1参照)。このインク流路ユニットのうちのベースプレートとして、上記複数の長尺状貫通孔部が形成されてなる金属基板が用いられ、各長尺状貫通孔部が、ベースプレートにおける各圧力室を構成している。
上記ベースプレートは、例えば、図5に示すようにして製造される。
まず、ベースプレートの各長尺状貫通孔部200に対応する開口部310を有するレジストパターン300を金属プレート100の第1面100A及び第2面100Bに形成する(図5(A)参照)。そして、金属プレート100の第1面100A及び第2面100Bから同時にウェットエッチング処理を施す(図5(B)〜(D)参照)。このとき、金属プレート100の第1面100A及び第2面100Bにおける、レジストパターン300の開口部310にて露出する部分から徐々にエッチングされ(図5(B)参照)、エッチングの進行とともに、レジストパターン300により被覆されている部分もサイドエッチングされる(図5(C)参照)。そして、第1面100A及び第2面100Bのそれぞれからエッチングされて、金属プレート100を厚さ方向に貫通することで長尺状貫通孔部200が形成される(図5(D)参照)。
特開2007−105896号公報
上述のようにして製造されるベースプレートにおいて、図6に示すように、長尺状貫通孔部200の側壁230には、サイドエッチングによる突出部240が形成される。特に、上記長尺状貫通孔部200が、短手方向の幅が小さい第1長尺状貫通孔部と、それよりも短手方向の幅が大きい第2長尺状貫通孔部とが長手方向に連続した構成を有するものである場合、第1長尺状貫通孔部の側壁230に形成される突出部240と、第2長尺状貫通孔部の側壁230に形成される突出部240との、側壁230からの突出量HPが異なる。そして、この突出部240が、長尺状貫通孔部200内をインク等の流体が通過するときに、大きな圧力損失を生じさせてしまう原因となる。特に、上記第1長尺状貫通孔部と第2長尺状貫通孔部とにおいては、インク等の流体に生じる圧力損失が異なってしまう。これにより、ノズル孔に向かって供給されるインクの供給圧が小さくなり、インクをノズル孔に向かって安定的に供給することが困難となる。
高解像度での印字が求められる中、各ノズル孔からより小さく、かつ均一な液滴サイズでインクを吐出可能なインクジェットヘッドが求められている。そのためには、インクジェットヘッドにおける流路の幅を狭小化し、かつインク等の流体に生じる圧力損失を小さくすることが求められる。
上記課題に鑑みて、本発明は、微細な流路として用いられる、厚さ方向に貫通する長尺状貫通孔部を有するとともに、当該長尺状貫通孔部により構成される流路内を流体が通過するときの圧力損失を小さくすることのできる金属基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する金属基板であって、前記金属基板には、第1の長尺状貫通孔部と、前記第1の長尺状貫通孔部に連続し、前記第1の長尺状貫通孔部よりも短手方向の開口寸法が大きい第2の長尺状貫通孔部とを含む長尺状貫通孔部が、前記金属基板の厚さ方向に貫通するようにして形成されており、前記長尺状貫通孔部の側壁の実質的中位点には、当該長尺状貫通孔部の内側に向かって突出する突出部が存在し、前記金属基板の厚さ方向における前記長尺状貫通孔部の切断面を見たときに、前記突出部の先端は、前記側壁のうちの前記第1面側に位置する第1端部及び前記第2面側に位置する第2端部とを結ぶ線分上又は当該線分よりも前記長尺状貫通孔部の外側に位置していることを特徴とする金属基板を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)において、前記突出部は、前記第1面を基準として、前記金属基板の厚さに対する20〜80%の位置に存在するのが好ましい(発明2)。
上記発明(発明1,2)において、前記第1面側における前記第1の長尺状貫通孔部及び前記第2の長尺状貫通孔部の短手方向の開口寸法は、それぞれ、前記第2面側における前記第1の長尺状貫通孔部及び前記第2の長尺状貫通孔部の短手方向の開口寸法よりも大きいのが好ましい(発明3)。
上記発明(発明1〜3)において、複数の前記長尺状貫通孔部が、前記金属基板の長手方向に並列するようにして形成されており、前記複数の長尺状貫通孔部の長手方向は、それぞれ、前記金属基板の短手方向に実質的に一致しているのが好ましい(発明4)。
上記発明(発明1〜4)において、前記金属基板は、前記長尺状貫通孔部が流体の流路の一部を構成する用途に用いられるものであるのが好ましい(発明5)。
本発明によれば、微細な流路として用いられる、厚さ方向に貫通する長尺状貫通孔部を有するとともに、当該長尺状貫通孔部により構成される流路内を流体が通過するときの圧力損失を小さくすることのできる金属基板を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る金属基板の概略構成を示す部分拡大斜視図である。 図2(A)は、本発明の一実施形態に係る金属基板の概略構成を示す、図1におけるA−A線切断端面図であり、図2(B)は、同金属基板の概略構成を示す、図2(A)におけるB部拡大図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る金属基板を製造する工程を切断端面図にて概略的に示す工程フロー図である。 図4は、本発明の一実施形態におけるインクジェットヘッドの要部の概略構成を示す断面図である 図5は、従来のベースプレート(金属基板)の製造工程を切断端面図にて概略的に示す工程フロー図である。 図6は、従来のベースプレート(金属基板)の長尺状貫通孔部の側壁の形状を示す部分拡大切断端面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
〔金属基板〕
図1は、本実施形態に係る金属基板の概略構成を示す部分拡大斜視図であり、図2(A)は、本実施形態に係る金属基板の概略構成を示す、図1におけるA−A線切断端面図であり、図2(B)は、図2(A)におけるB部拡大図である。
図1に示すように、本実施形態に係る金属基板1は、第1面1A及び第1面1Aに対向する第2面1Bを有する。この金属基板1には、当該金属基板1の厚さ方向(図1におけるZ方向)に貫通する複数の長尺状貫通孔部2,2・・・が、当該金属基板1の長手方向(図1におけるX方向)に並列するようにして形成されている。
本実施形態における金属基板1の形状は、平面視略長方形状であるが、特に限定されるものではない。金属基板1の用途等に応じて、金属基板1の形状は適宜設定され得る。
金属基板1の大きさは、当該金属基板1の用途等に応じて適宜設定され得る。例えば、当該金属基板1の平面視における長手方向(図1におけるX方向)の長さは30〜150mm程度に、短手方向(図1におけるY方向)の長さは10〜70mm程度に、厚さ(図1におけるZ方向)は0.025〜0.102mm程度に設定され得る。
金属基板1を構成する金属材料としては、特に限定されるものではなく、金属基板1の用途等に応じ、種々の金属材料が用いられ得る。当該金属材料としては、例えば、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系のステンレス鋼;ニッケル、ニッケル合金、コバルト合金、クロム合金等が挙げられる。
本実施形態において、長尺状貫通孔部2は、短手方向(図1におけるX方向)の開口寸法が相対的に小さい第1の長尺状貫通孔部21と、第1の長尺状貫通孔部21の両端に連続し、短手方向の開口寸法が相対的に大きい第2の長尺状貫通孔部22とを含む。
本実施形態において「開口寸法」は、金属基板1の第1面1A側(又は第2面1B側)から、当該金属基板1の厚さ方向(図1におけるZ方向)と平行な光を照射し、長尺状貫通孔部2を通過した光を第2面1B側(又は第1面1A側)にて検出することにより測定され得る透過寸法と、当該照射光が長尺状貫通孔部2のエッジで反射する反射光を第1面1A側(又は第2面1B側)にて検出することにより測定され得る反射寸法との算術平均値として算出され得る。なお、透過寸法及び反射寸法は、例えば、2次元測定器(ニコン社製,NEXIV)等を用いて測定され得る。
第1の長尺状貫通孔部21の短手方向の開口寸法は、本実施形態に係る金属基板1の用途等に応じて適宜設定され得るものであるが、例えば、当該金属基板1がインクジェットヘッドにおけるインク流路を構成する部材として用いられる場合、75〜150μm程度であるのが好ましく、75〜120μm程度であるのがより好ましい。
第2の長尺状貫通孔部22の短手方向の開口寸法は、本実施形態に係る金属基板1の用途等に応じて適宜設定され得るものであるが、例えば、当該金属基板1がインクジェットヘッドにおけるインク流路を構成する部材として用いられる場合、150〜300μm程度であるのが好ましく、150〜220μm程度であるのがより好ましい。
第1の長尺状貫通孔部21の短手方向の開口寸法のうち、第1面1A側の開口寸法と第2面1B側の開口寸法とは、同一寸法であってもよいし、異なる寸法であってもよい。同様に、第2の長尺状貫通孔部22の短手方向の開口寸法のうち、第1面1A側の開口寸法と第2面1B側の開口寸法とは、同一寸法であってもよいし、異なる寸法であってもよい。
図2(A)及び(B)に示すように、本実施形態における各長尺状貫通孔部2(第1の長尺状貫通孔部21及び第2の長尺状貫通孔部22)は、各長尺状貫通孔部2(21,22)の内側に向かって突出し、長尺状貫通孔部2(21,22)の側壁23に沿って延在する突出部24を有する。突出部24は、各長尺状貫通孔部2(21,22)の側壁23の実質的中位点に位置する。なお、本実施形態において「側壁23の実質的中位点」とは、第1面1Aを基準とした、金属基板1の厚さに対する20〜80%の位置を意味し、好ましくは金属基板1の厚さに対する25〜75%の位置を意味し、特に好ましくは金属基板1の厚さに対する30〜70%の位置を意味するものとする。
そして、突出部24の先端24aは、側壁23のうちの第1面1A側に位置する第1端部23aと第2面1B側に位置する第2端部23bとを結ぶ仮想線分VL上、又は当該仮想線分VLよりも各長尺状貫通孔部2(21,22)の外側に位置している。すなわち、第1の長尺状貫通孔部21において、短手方向の互いに対向する突出部24の先端24a間の寸法(突出部24の短手方向の開口寸法)は、第1面1A側の短手方向の開口寸法及び第2面1B側の短手方向の開口寸法のいずれよりも大きい。同様に、第2の長尺状貫通孔部22において、互いに対向する突出部24の先端24a間の寸法(突出部24の短手方向の開口寸法)は、第1面1A側の短手方向の開口寸法及び第2面1B側の短手方向の開口寸法のいずれよりも大きい。
従来の長尺状貫通孔部200を有する金属基板は、図5に示すように、金属プレート100の第1面100A及び第2面100Bに、長尺状貫通孔部200に対応する開口部を有するレジストパターン300を形成し、第1面100A及び第2面100Bから同時にウェットエッチング処理を施し、金属プレート100を厚さ方向に貫通して長尺状貫通孔部200を形成することにより製造される。そのため、図6に示すように、長尺状貫通孔部200の側壁230の実質的中位点に形成される、サイドエッチングに起因する突出部240の先端240aは、通常、側壁230のうちの第1面側に位置する第1端部230aと第2面側に位置する第2端部230bとを結ぶ仮想線分VL’よりも長尺状貫通孔部200の内側(当該突出部240の先端240aが存在する側壁230に対向する側壁230側)に位置することになる。
しかしながら、本実施形態に係る金属基板1においては、突出部24の先端24aが、側壁23のうちの第1面1A側に位置する第1端部23aと第2面1B側に位置する第2端部23bとを結ぶ仮想線分VL上、又は当該仮想線分VLよりも各長尺状貫通孔部2(21,22)の外側(当該突出部24の先端24aが存在する側壁23側)に位置している(図2(A)及び(B)参照)。
突出部24の先端24aは、好ましくは仮想線分VLより1〜10μm程度外側に位置し、特に好ましくは1〜5μm程度外側に位置する。突出部24の先端24aと仮想線分VLとの位置関係が上記数値範囲内であることで、長尺状貫通孔部2(21,22)を液体の流路、例えば、インクジェットヘッドにおけるインク流路として用いた場合に、当該流路内での気泡溜まりやインク吐出阻害を抑制することができる。
本実施形態に係る金属基板1において、長尺状貫通孔部2(21,22)の側壁23に存在する突出部24の先端24aが、第1端部23aと第2端部23bとを結ぶ仮想線分VL上、又は当該仮想線分VLよりも長尺状貫通孔部2(21,22)の外側に位置していることで、当該金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)を流体の流路として用いた場合に、当該液体に生じる圧力損失を低減することができる。したがって、例えば、インクジェットヘッドにおけるインク流路として、当該金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)を用いた場合に、インクジェットヘッドのノズルへのインク供給圧を向上させることができ、インクを安定的に供給可能となる効果を奏する。また、圧力損失を低減することができるため、インクジェットヘッドにおけるピエゾ素子への電気供給負担を軽減可能となる効果をも奏する。
〔金属基板の製造方法〕
上述した構成を有する金属基板1は、以下のようにして製造することができる。図3は、本実施形態に係る金属基板1の製造工程を切断端面図にて示す工程フロー図である。
図3(A)に示すように、第1面10A及びそれに対向する第2面10Bを有する金属プレート10を準備し、当該金属プレート10の第1面10Aに、金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)に対応する開口部31を有するレジストパターン30を形成する。また、金属プレート10の第2面10Bにも、金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)に対応する開口部41を有するレジストパターン40を形成する。このとき、第1面10Aのレジストパターン30の開口部31の短手方向中心と、第2面10Bのレジストパターン40の開口部41の短手方向中心とが実質的に一致するように、第1面10A及び第2面10Bのそれぞれにレジストパターン30,40を形成する。
金属プレート10の第1面10A及び第2面10Bに形成されるレジストパターン30,40の開口部31,41の寸法は、長尺状貫通孔部2(21,22)の寸法に応じて適宜設定され得るが、本実施形態においては、第1面10Aの開口部31の寸法を、第2面10Bの開口部41の寸法よりも小さくする。後述するように、本実施形態においては、金属プレート10の第1面10A側から、板厚の70〜90%程度のエッチング量となるエッチング条件でエッチング処理を行った後、第2面10B側から、板厚の60〜80%程度のエッチング条件でエッチング処理を行い、突出部24の先端24aが板厚の実質的中位点に位置するように長尺状貫通孔部2(21,22)を形成する。すなわち、金属プレート10の第1面10A側からのエッチング処理におけるエッチング量が、第2面10B側からのエッチング処理におけるエッチング量よりも多くなるように、各エッチング処理のエッチング条件が設定される。このとき、第1面10Aの開口部31と第2面10Bの開口部41とが同一寸法であると、金属基板1において、長尺状貫通孔部2の第1面1A側の開口寸法が、第2面1B側の開口寸法よりも大きくなってしまう。長尺状貫通孔部2(21,22)の第1面1A側及び第2面1B側の開口寸法が実質的に同一となるようにするためには、先にエッチング処理が行われる、金属プレート10の第1面10A側のレジストパターン30の開口部31の寸法を、第2面10B側のレジストパターン40の開口部41の寸法よりも小さくする。
次に、図3(B)に示すように、第2面10Bの全面に、レジストパターン40の開口部41を塞ぐようにレジスト層60を形成する。レジスト層60の厚さは、後述するハーフエッチング処理(図3(C)参照)により、レジスト層60が消失しない程度の範囲で適宜設定され得る。
続いて、図3(C)に示すように、金属プレート10の第1面10A側から、ハーフエッチング処理(金属プレート10を貫通することのないエッチング処理)を行う。かかるハーフエッチング処理において、エッチング量(ハーフエッチング処理により第1面10A側に形成される溝の最下点までの第1面10Aからの深さ)が金属プレート10の板厚の70〜90%程度となるように、エッチング条件(エッチング液の温度、エッチング液のボーメ度、エッチング時間等)が設定される。
このハーフエッチング処理は、例えば、金属プレート10の第1面10A側にエッチング液を噴き付けるスプレーエッチング法、金属プレート10をエッチング液に浸漬させるディッピング法等により行われ得るが、エッチング手法に特に制限はない。
スプレーエッチング法によりハーフエッチング処理が行われる場合、エッチング液を噴き付けるスプレー圧は、1〜3kg/cm2程度に設定され得る。本実施形態において、金属プレート10の板厚の70〜90%程度のエッチング量となるように、金属プレート10の第1面10A側からハーフエッチング処理が行われることで、ハーフエッチング処理後に金属プレート10における残存する部分が薄くなる。そのため、スプレー圧が大きすぎる(3kg/cm2を超える)と、金属プレート10における残存する部分が変形してしまうおそれがあり、望ましくない。
第1面10A側からのハーフエッチング処理が終了した後、第1面10A側に形成された溝の最下点の深さを測定し、予定したエッチング量で当該溝が形成されているか否かを確認するのが好ましい。本実施形態においては、第1面10A側からのハーフエッチング処理によるエッチング量と、後述する第2面10B側からのハーフエッチング処理によるエッチング量とを所定の範囲に制御することで、長尺状貫通孔部2(21,22)の突出部24の先端24aを、側壁23のうちの第1面1A側に位置する第1端部23aと第2面1B側に位置する第2端部23bとを結ぶ仮想線分VL上、又は当該仮想線分VLよりも各長尺状貫通孔部2(21,22)の外側に位置させることができる。一方、予定したエッチング量で金属プレート10の第1面10A側からハーフエッチング処理が行われていないにもかかわらず、そのまま後述する第2面10B側からのハーフエッチング処理が行われてしまうと、当該突出部24の先端24aが、上記仮想線分VLよりも各長尺状貫通孔部2(21,22)の内側に位置してしまうおそれがある。よって、金属プレート10の第1面10A側からのハーフエッチング処理により予定したエッチング量で溝が形成されていることを確認した上で、後述する第2面10B側からのハーフエッチング処理を行うのが望ましい
第1面10A側からのハーフエッチング処理により形成された溝の最下点の深さは、例えば、光干渉式表面形状測定装置(例えば、ブルカー社製,Wyko NT9000シリーズ等)により測定され得る。
なお、第1面10A側からのハーフエッチング処理により形成された溝の最下点の深さを測定した結果、予定したエッチング量に至っていない場合(予定した深さよりも浅い溝が形成されている場合)、予定したエッチング量となるように、再度第1面10A側からハーフエッチング処理を行ってもよいし、新たな金属プレート10を用意して、図3(A)に示す最初の工程から再度行ってもよい。
続いて、図3(D)に示すように、金属プレート10の第2面10B側のレジスト層60を除去するとともに、第1面10A側にレジスト層50を形成し、第2面10B側からハーフエッチング処理を行う。このエッチング処理において、金属プレート10の板厚の60〜80%程度のエッチング量となるように、エッチング条件(エッチング液の温度、エッチング液のボーメ度、エッチング時間等)が設定される。これにより、金属プレート10の板厚方向に貫通する長尺状貫通孔部2(21,22)を、側壁23に存在する突出部24の先端24aが、側壁23のうちの第1面1A側に位置する第1端部23aと第2面1B側に位置する第2端部23bとを結ぶ仮想線分VL上、又は当該仮想線分VLよりも各長尺状貫通孔部2(21,22)の外側に位置するように形成することができる。
なお、金属プレート10の第1面10A側及び第2面10B側からのハーフエッチング処理にて用いられるエッチング液は、金属プレート10を構成する材料等に応じて、一般的に金属材料のエッチング処理に用いられるエッチング液の中から適宜選択され得る。
上述したように、本実施形態によれば、長尺状貫通孔部2(21,22)の側壁23に存在する突出部24の先端24aを、第1端部23aと第2端部23bとを結ぶ仮想線分VL上、又は当該仮想線分VLよりも長尺状貫通孔部2(21,22)の外側に位置させるように、長尺状貫通孔部2(21,22)を有する金属基板1を製造することができる。この金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)を流体の流路として用いた場合に、当該液体に生じる圧力損失を低減することができ、例えば、インクジェットヘッドにおけるインク流路として、当該金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)を用いた場合に、インクジェットヘッドのノズルへのインク供給圧を向上させることができ、インクを安定的に供給することができる。したがって、本実施形態によれば、例えば、インクジェットヘッドにおけるインク流路として有用な、長尺状貫通孔部2(21,22)を有する金属基板1を、金属材料の加工方法として一般的なウェットエッチング法を用いて容易に製造することができる。
〔インクジェットヘッド〕
続いて、本実施形態に係る金属基板1の用途の一例として、当該金属基板1を用いたインクジェットヘッドについて説明する。図4は、本実施形態におけるインクジェットヘッドの要部の概略構成を示す断面図である。
本実施形態におけるインクジェットヘッド70は、図4に示すように、インクが吐出されるノズル孔72を有するノズルプレート71と、当該ノズルプレート71上に設けられた本実施形態に係る金属基板1と、金属基板1の第1面1A(又は第2面1B)上に設けられた振動板73と、振動板73上に設けられたピエゾ素子75及びインクタンク76とを有する。
金属基板1は、長尺状貫通孔部2(21,22)の長手方向一端部近傍にノズル孔72が位置するようにノズルプレート71上に設けられている。また、振動板73は、インクタンク76に連続する孔部74を有し、金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)の長手方向他端部近傍に当該孔部74が位置するように、金属基板1上に設けられている。このように、金属基板1の第2面1B(又は第1面1A)にノズルプレート71が取り付けられ、第1面1A(第2面1B)に振動板73が取り付けられるとともに、ノズル孔72が長尺状貫通孔部2(21,22)の長手方向一端部に位置し、インクタンク76に連続する孔部74が長尺状貫通孔部2(21,22)の長手方向他端部に位置することで、金属基板1の長尺状貫通孔部2(21,22)が、インクの流路として構成される。
かかるインクジェットヘッド70においてインクの流路として構成される長尺状貫通孔部2(21,22)は、その側壁23の実質的中位点に位置する突出部24の先端24aが、第1端部23aと第2端部23bとを結ぶ仮想線分VL上、又は当該仮想線分VLよりも長尺状貫通孔部2(21,22)の外側に位置している。そのため、長尺状貫通孔部2(21,22)内を流れるインクに生じる圧力損失を低減することができる。よって、インクジェットヘッド70のノズル孔72にインクを安定的に供給することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
以下、実施例等を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、下記の実施例等によって何ら限定されるものではない。
〔実施例1〕
金属プレート10(SUS316L,板厚:38μm,大きさ:300mm×300mm)を準備し、金属プレート10の第1面10A及び第2面10Bのそれぞれに、感光性ドライフィルム(旭化成社製,サンフォートAQ−2558)を、ロールラミネーターを用いて下記条件で貼付した。
<ラミネート条件>
ラミネート速度:1m/min
ラミネート圧力:4kg
ラミネート温度:130℃
次に、所定の開口パターンを有するフォトマスクを準備し、当該フォトマスクと、第1面10A及び第2面10Bのそれぞれに貼付された感光性ドライフィルムとを真空密着させて露光し、その後現像することで、第1面10A及び第2面10Bのそれぞれにラインアンドスペース形状のレジストパターン30,40を形成した。
なお、第1面10Aには、第1の長尺状貫通孔部21に対応する開口部(短手方向寸法:100μm,長手方向寸法:2.5mm)と、当該開口部の長手方向一端部に連続する、第2の長尺状貫通孔部22に対応する開口部(短手方向寸法:200μm,長手方向寸法:2.5mm)とを有するレジストパターン30を形成した。また、第2面10Bには、第1の長尺状貫通孔部21に対応する開口部(短手方向寸法:120μm,長手方向寸法:2.5mm)と、当該開口部の長手方向一端部に連続する、第2の長尺状貫通孔部22に対応する開口部(短手方向寸法:240μm,長手方向寸法:2.5mm)とを有するレジストパターン40を形成した。第1面10A及び第2面10Bのそれぞれに、100個の開口部を有するレジストパターン30,40を形成した。
続いて、第2面10Bのレジストパターン40を被覆するようにドライフィルムレジスト60を貼付し、第1面10A側から下記条件でディッピング法によるハーフエッチング処理を実施した。
<エッチング条件>
エッチング温度:75℃
ボーメ度:49度
エッチング深さ:30μm
エッチング幅:150μm
第1面10A側からのハーフエッチング処理後、第1面10A側に形成された溝の最下点の深さを、光干渉式表面形状測定装置(ブルカー社製,Wyko NT9000シリーズ)により測定され得る。を用いて測定したところ、当該最下点の深さは、30μmであり、予定したエッチング量でハーフエッチング処理が行われたことを確認することができた。
次に、第2面10B側に貼付したドライフィルムレジスト60を剥離するとともに、第1面10A側のレジストパターン30を被覆するようにドライフィルムレジスト50を貼付し、第2面10B側からディッピング法によるハーフエッチング処理を実施した。なお、第2面10B側のエッチング条件は、エッチング深さを23μmとした以外は、第1面10A側のエッチング条件と同様とした。
なお、第1面10A側及び第2面10B側のハーフエッチング処理におけるエッチング深さは、形成される長尺状貫通孔部2(21,22)の突出部24の先端24aが第1面1A側を基準として金属基板1の板厚の70%の位置に存在するように設定された。
第2面10B側のハーフエッチング処理後、2次元測定器(ニコン社製,NEXIV)を用いて長尺状貫通孔部2(21,22)の短手方向の開口寸法を測定したところ、第1面1A側及び第2面1B側のいずれも、第1の長尺状貫通孔部21の開口寸法が、135μmであり、第2の長尺状貫通孔部22の開口寸法が255μmであった。そして、長尺状貫通孔部2(21,22)の突出部24の先端24aは、第1端部23aと第2端部23bとを結ぶ仮想線分VLよりも長尺状貫通孔部2(21,22)の3μm外側に位置していた。
〔比較例1〕
第1面10A及び第2面10Bのレジストパターン30,40の開口部の短手方向寸法を、いずれも110μm及び220μmとし、第1面10A及び第2面10Bのいずれもから同時にエッチング処理を実施した以外は、実施例1と同様にして金属プレート10に長尺状貫通孔部2(21,22)を形成した。2次元測定器(ニコン社製,NEXIV)を用いて長尺状貫通孔部2(21,22)の短手方向の開口寸法を測定したところ、第1面1A側及び第2面1B側のいずれも、第1の長尺状貫通孔部21の開口寸法が、125μmであり、第2の長尺状貫通孔部22の開口寸法が245μmであった。そして、長尺状貫通孔部2(21,22)の突出部24の先端24aは、第1端部23aと第2端部23bとを結ぶ仮想線分VLよりも長尺状貫通孔部2(21,22)の内側に位置していた。
本発明の金属基板は、インクジェットヘッド、熱交換器等の流体が流れる流路板として有用である。
1…金属基板
2…長尺状貫通孔部
21…第1の長尺状貫通孔部
22…第2の長尺状貫通孔部
23…側壁
24…突出部
24a…先端

Claims (5)

  1. 第1面及び当該第1面に対向する第2面を有する金属基板であって、
    前記金属基板には、第1の長尺状貫通孔部と、前記第1の長尺状貫通孔部に連続し、前記第1の長尺状貫通孔部よりも短手方向の開口寸法が大きい第2の長尺状貫通孔部とを含む長尺状貫通孔部が、前記金属基板の厚さ方向に貫通するようにして形成されており、
    前記長尺状貫通孔部の側壁の実質的中位点には、当該長尺状貫通孔部の内側に向かって突出する突出部が存在し、
    前記金属基板の厚さ方向における前記長尺状貫通孔部の切断面を見たときに、前記突出部の先端は、前記側壁のうちの前記第1面側に位置する第1端部及び前記第2面側に位置する第2端部とを結ぶ線分上又は当該線分よりも前記長尺状貫通孔部の外側に位置していることを特徴とする金属基板。
  2. 前記突出部の先端は、前記第1面を基準として、前記金属基板の厚さに対する20〜80%の位置に存在することを特徴とする請求項1に記載の金属基板。
  3. 前記第1面側における前記第1の長尺状貫通孔部及び前記第2の長尺状貫通孔部の短手方向の開口寸法は、それぞれ、前記第2面側における前記第1の長尺状貫通孔部及び前記第2の長尺状貫通孔部の短手方向の開口寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の金属基板。
  4. 複数の前記長尺状貫通孔部が、前記金属基板の長手方向に並列するようにして形成されており、
    前記複数の長尺状貫通孔部の長手方向は、それぞれ、前記金属基板の短手方向に実質的に一致していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属基板。
  5. 前記金属基板は、前記長尺状貫通孔部が流体の流路の一部を構成する用途に用いられるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の金属基板。
JP2014146533A 2014-07-17 2014-07-17 金属基板 Active JP6446879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014146533A JP6446879B2 (ja) 2014-07-17 2014-07-17 金属基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014146533A JP6446879B2 (ja) 2014-07-17 2014-07-17 金属基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016022609A true JP2016022609A (ja) 2016-02-08
JP6446879B2 JP6446879B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=55269849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014146533A Active JP6446879B2 (ja) 2014-07-17 2014-07-17 金属基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6446879B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05338108A (ja) * 1992-06-04 1993-12-21 Hirotake Kasuya メタルマスク及びメタルマスクの画像孔形成方法
JPH0967683A (ja) * 1995-08-28 1997-03-11 Seiko Epson Corp 薄肉板に対する軸部材取付孔の加工方法
JPH1158747A (ja) * 1997-08-12 1999-03-02 Ricoh Co Ltd ノズル形成部材及びその製造方法並びにインクジェットヘッド
JP2000182521A (ja) * 1998-12-14 2000-06-30 Hitachi Metals Ltd 画像表示装置用金属隔壁およびその製造方法
JP2002001953A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2002192850A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Bonmaaku:Kk 印刷用メタルマスク
US20060268059A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Wu Carl L Hydrophobic nozzle exit with improved micro fluid ejection dynamics
JP2007112054A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Brother Ind Ltd インクジェットヘッド
JP2007326226A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッド及びその製造方法、液体吐出装置、画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05338108A (ja) * 1992-06-04 1993-12-21 Hirotake Kasuya メタルマスク及びメタルマスクの画像孔形成方法
JPH0967683A (ja) * 1995-08-28 1997-03-11 Seiko Epson Corp 薄肉板に対する軸部材取付孔の加工方法
JPH1158747A (ja) * 1997-08-12 1999-03-02 Ricoh Co Ltd ノズル形成部材及びその製造方法並びにインクジェットヘッド
JP2000182521A (ja) * 1998-12-14 2000-06-30 Hitachi Metals Ltd 画像表示装置用金属隔壁およびその製造方法
JP2002001953A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2002192850A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Bonmaaku:Kk 印刷用メタルマスク
US20060268059A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Wu Carl L Hydrophobic nozzle exit with improved micro fluid ejection dynamics
JP2007112054A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Brother Ind Ltd インクジェットヘッド
JP2007326226A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッド及びその製造方法、液体吐出装置、画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6446879B2 (ja) 2019-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5784875B2 (ja) ノズルプレート及びその製造方法
JPWO2008155986A1 (ja) 液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法、液体吐出ヘッド用ノズルプレート及び液体吐出ヘッド
US7841698B2 (en) Nozzle plate, inkjet head, and manufacturing method of the same
TWI528009B (zh) 使用蒸氣刀歧管用於馬蘭哥尼基板乾燥的方法及裝置
JP2014210349A (ja) 液体吐出ヘッド
JP2011520668A (ja) キャビティ板
JP2006130868A (ja) インクジェット記録ヘッド及びその製造方法
KR20120129817A (ko) 잉크젯 애플리케이션에 있어 ald/cvd 기술에 의한 멀티-스케일 조도를 통하여 초내오염성을 강화하고 접착력을 감소시키는 방법
JP6446879B2 (ja) 金属基板
JP2017197797A (ja) 蒸着マスクの製造方法
JP2010240869A (ja) 液体吐出ヘッド用基板の製造方法
TW201410484A (zh) 用以控制基體與載體間之黏著劑之技術
JP2006224624A (ja) 積層ノズルプレート、液滴吐出ヘッド、及び、積層ノズルプレート製造方法
JP2019147350A (ja) 液体吐出ヘッド用基板、および液体吐出ヘッド用基板の製造方法
JP2007526138A (ja) スロット形成方法及び流体噴射装置
JP2003063014A (ja) インクジェットプリンタ用ノズルプレートの製造方法
JPS6132761A (ja) 噴射ヘツド
JP2015212057A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2016030380A (ja) 液体吐出ヘッド用基板及びその製造方法
US20130286091A1 (en) Liquid ejection head and recording apparatus
JP2007168115A (ja) インクジェットヘッドおよびその製造方法
US7871531B2 (en) Method of manufacturing liquid ejection head
JPWO2016158917A1 (ja) 液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法、液体吐出ヘッド用ノズルプレート及び液体吐出ヘッド
US20180056653A1 (en) Element substrate and method for manufacturing the same
JP5591516B2 (ja) 噴霧器用乱流発生部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6446879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150