JP2016022488A - 管体チャック装置及び工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動部材のみを支持する軸受を不要にし、円筒形の管体を高速回転させる管体チャック装置及び工作機械を小型かつ安価に構成できるようにする。
【解決手段】シリンダ16による駆動軸15及び駆動部材13の軸方向の移動を、駆動側傾斜面131と従動側傾斜面141との当接によって3個の把持部材14の半径方向の移動に変換し、3個の把持部材14によってワークWを支持する。スリーブ12の回転を、接続ピン17を介して駆動部材13及び駆動軸15に伝達し、キー18を介して把持部材14に伝達する。ワークWを、駆動部材13、把持部材14及び駆動軸15とともに、スリーブ12と一体に回転させることができる。駆動部材13、把持部材14及び駆動軸15は、スリーブ12に対して相対的に回転しない。駆動部材13及び駆動軸15はスリーブ12の内周面を軸方向に摺動し、スリーブ12に外嵌する軸受111に軸方向の負荷が作用することがない。
【選択図】図2

Description

この発明は、スピニング加工機等の工作機械に用いられ、円筒形の管体を回転自在に保持する管体チャック装置、及び管体チャック装置を備えた工作機械に関する。
連続回転中のワークを塑性変形させるスピニング加工等を行う工作機械は、ワークを回転自在に保持する管体チャック装置を備えている。例えば、スピニング加工機は、管体チャック装置の把持部材を円筒形の管体であるワークの内周面又は外周面に半径方向に沿って圧接させた状態で、ワークを把持部材とともに回転させ、ワークにロールを押し当ててワークに所望の塑性変形を与える。
ワークを回転支持する従来の管体チャック装置として、ワークの周方向に沿って配置されて各々がワークの半径方向に移動自在にされた複数の把持部材と、ワークの軸方向に移動自在にされた駆動部材と、を備えたものがある。駆動部材の軸方向の移動時に、複数の把持部材と駆動部材とをテーパ面で摺動させることで、把持部材を半径方向に移動させる。ワークは、半径方向に圧接する複数の把持部材によって保持される。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−004651号公報
しかし、ワークを確実に回転させるためには、ワークの回転時に把持部材を継続してワークに圧接させておく必要があり、駆動部材には軸方向の力が継続して作用する。従来の管体チャック装置では、駆動部材が軸受を介して回転自在に支持されているため、ワークの回転中にも軸受には駆動部材から軸方向の負荷が作用する。このため、ワークを高速回転させることが困難で、装置の破損を防ぐために軸方向の強度の高い軸受を用いる必要があり、装置の大型化やコストの上昇を招く。このような問題は、把持部材をワークの外周面又は内周面の何れに圧接させるチャック機構においても同様に生じる。
この発明の目的は、駆動部材のみを支持する軸受を不要にし、円筒形の管体を高速回転させることができる小型かつ安価な管体チャック装置及びこの管体チャック装置を備えた工作機械を提供することにある。
この発明の管体チャック装置は、シリンダ、駆動部材、複数の把持部材、を備えている。シリンダは、少なくとも第1の端部が開放した円筒形状を呈している。駆動部材は、周面の一部でシリンダに内接してシリンダの軸方向のみに沿って移動自在にしてシリンダに内挿されており、第1の端部側に駆動側傾斜面を備える。複数の把持部材のそれぞれは、シリンダの周方向における複数の位置のそれぞれでシリンダの半径方向に沿って移動自在にしてシリンダに保持され、駆動側傾斜面がシリンダの軸方向に沿って摺接する従動側傾斜面とワークの内周面又は外周面に当接する当接面とを備え、シリンダの周方向のみについて駆動部材と一体にされている。軸方向駆動源は、駆動部材にシリンダの軸方向の移動力を供給する。
軸方向駆動源から駆動部材に移動力を供給すると、駆動部材が軸方向に移動し、駆動側傾斜面が従動側傾斜面を摺動することにより、複数の把持部材が半径方向に移動する。複数の把持部材のそれぞれの当接面が近接又は離間する方向に駆動部材を移動させることで、複数の把持部材のそれぞれの当接面がワークの外周面又は内周面に圧接し、複数の把持部材によってワークが保持される。この状態でシリンダに回転力を供給すると、シリンダの回転が駆動部材を介して複数の把持部材に伝達され、シリンダ、駆動部材、複数の把持部材及びワークが一体的に回転する。
駆動部材はシリンダ及び複数の把持部材に対して周方向に移動(回転)しないため、駆動部材を軸受で支持する必要がない。駆動部材の軸方向の移動はシリンダに伝達されないため、シリンダを支持する軸受に軸方向の負荷が作用することがない。
この構成において、シリンダ内における駆動部材の軸方向の移動を許容しつつ駆動部材の周方向の移動を規制する第1規制部材を備えることが好ましい。シリンダの回転を、第1規制部材によって駆動部材に確実に伝達することができる。第1規制部材は、例えば、シリンダの内部に形成された軸方向の貫通孔と、この貫通孔を貫通するピンであって駆動部材に固定されたピンと、によって構成される。
また、シリンダに対する複数の把持部材のそれぞれの半径方向の移動を許容しつつ周方向の移動を規制する第2規制部材を備えることが好ましい。シリンダの回転を第2規制部材によって複数の把持部材のそれぞれに確実に伝達することができる。第2規制部材は、例えば、把持部材に形成された第1のキー溝と、シリンダに形成された第2のキー溝と、第1及び第2のキー溝の両方に嵌入するキーと、によって構成される。
この発明の工作機械は、上記の管体チャック装置と、シリンダを軸支するフレームと、シリンダに回転を供給する回転駆動源と、連続回転するワークを加工する加工装置と、を備えている。
この発明によれば、駆動部材はシリンダ及び複数の把持部材に対して周方向に移動しないため、駆動部材を軸受で支持する必要がない。また、駆動部材の軸方向の移動はシリンダに伝達されないため、シリンダを支持する軸受に軸方向の負荷が作用することがない。これらによって、駆動部材のみを支持する軸受を不要にすることができ、円筒形の管体を高速回転させる管体チャック装置及び工作機械を小型かつ安価に構成することができる。
この発明の実施形態に係る工作機械であるスピニングマシンの概略の平面図である。 同スピニングマシンが備える管体チャック装置の要部の側面断面図である。 (A)〜(C)は、同管体チャック装置を構成する把持部材の背面図、側面断面図及び正面図である。
以下に、この発明の実施形態に係る管体チャック装置を、工作機械であるスピニングマシンに適用した場合を例にあげて説明する。
図1に示すように、スピニングマシン100は、管体チャック装置10、モータ20、成形装置30を備え、連続回転する円筒形管体のワークWにローラ31を押し当てて所望の形状に塑性変形を生じさせる絞り加工を行う。ローラ31に代えて専用工具を成形装置30に装着することにより、端部切断、バリ取り等の絞り加工以外の加工を行うこともできる。
管体チャック装置10は、フレーム11、スリーブ12、駆動部材13、3個の把持部材14、駆動軸15、シリンダ16を備え、ワークWをその軸廻りに回転自在に支持する。
フレーム11は、軸受111を介してスリーブ12を回転自在に支持する。スリーブ12は、両端が開放した円筒形状を呈しており、第1の端部12A側を大径部121とし、第2の端部12B側を小径部122としている。スリーブ12の小径部122の外周面には、プーリ123が外嵌した状態で固定されている。
駆動部材13は、大径部121の内径に略等しい外径の環状を呈し、大径部121内でワークWの軸方向にのみ移動自在にされている。駆動部材13の内周面は、截頭円錐形状の駆動側傾斜面131にされている。
3個の把持部材14のそれぞれは、駆動部材13の内側の位置で、ワークWの周方向を3分割にした位置のそれぞれに配置されている。各把持部材14の外側面は、駆動側傾斜面131に接触する截頭円錐形状の従動側斜面141にされている。
なお、駆動側傾斜面131及び従動側斜面141を互いに常時面接触する平面に形成することもできる。
各把持部材14の外側面は、ワークWの外周面に面接触する円筒形状の当接面142にされている。3個の把持部材14のそれぞれは、半径方向にのみ移動自在にしてスリーブ12に保持されている。保持部材14は、2個以上であればよく、3個に限るものではない。
駆動軸15は、一端が駆動部材13の底面に固定され、他端がシリンダ16のピストン161に固定されている。シリンダ16は、一例として油圧シリンダであり、この発明の軸方向駆動源に相当する。シリンダ16は、ピストン161の前面側及び背面側にポート162及び163を介して選択的に圧油を導入することにより、駆動軸15を軸方向に沿って矢印X1方向及び矢印X2方向に移動させる。シリンダ16は、油圧シリンダにかぎるものではなく、エアシリンダを用いることもできる。
駆動軸15における軸方向の中間部分の拡径部151の外径は、スリーブ12の内周面に形成されたボス部124の内径に等しくされている。駆動軸15は、拡径部151においてボス部124に対して軸方向に摺動自在にされている。
管体チャック装置10にワークWを支持させる際には、シリンダ16を駆動して駆動軸15を軸方向に沿って最も矢印X1方向に移動させておき、3個の把持部材14の間にワークWを挿入する。
この状態からシリンダ16を駆動して駆動軸15を軸方向に沿って矢印X1方向に移動させると、大径部121内で駆動部材13が矢印X1方向に移動し、駆動部材13の駆動側傾斜面131は従動側傾斜面141に摺動しつつ矢印X1方向に移動する。駆動側傾斜面131が従動側傾斜面141における大径側に移動することで、3個の把持部材14が半径方向に沿って互いに近接する方向に移動し、3個の把持部材14の当接面142がワークWの外周面に圧接することで、ワークWが支持される。
モータ20は、この発明の回転駆動源に相当し、出力軸201にプーリ202を固定している。プーリ202及びプーリ123には、ベルト21が張架されている。モータ20は、プーリ202、ベルト21及びプーリ123を介してスリーブ12に回転を供給する。
スリーブ12内で、駆動部材13は軸方向以外の方向の移動を規制されており、把持部材14は半径方向以外の方向の移動を規制されている。また、駆動軸15は、駆動部材13に固定されているために駆動部材13と一体に移動し、スリーブ12内で軸方向以外の方向の移動を規制されている。このため、スリーブ12が回転すると、駆動部材13、駆動軸15及び把持部材14がスリーブ12と一体的に回転し、ワークWが軸廻りに回転する。
この発明の加工装置である成形装置30は、モータ33及び34、並びにシリンダ35を備え、ローラ31を支持する工具台32を矢印X方向及び矢印Y方向に沿って往復移動自在、且つ垂直軸廻りに回転自在に支持している。モータ33及び34、並びにシリンダ35を駆動することにより、ローラ31を連続回転しているワークWの外周面に押し当てて所望の形状に成形する。
このとき、管体チャック装置10よってワークWを確実に支持するために、3個の把持部材14を互いに近接する方向に付勢し、当接面142をワークWの外周面に圧接させておく必要がある。そこで、ワークWの成形中に、シリンダ16を継続的に駆動し、駆動部材13及び駆動軸15を矢印X1方向に継続的に付勢しておくことになる。
しかし、駆動部材13及び駆動軸15は、スリーブ12に対して相対的に回転せず、軸方向に沿ってスリーブ12の内周面を摺動するのみであり、軸受によって回転自在に支持する必要がない。また、スリーブ12自体は軸方向に移動することがないため、スリーブ12を回転自在に支持する軸受111に軸方向の外力が作用することがない。
図2に示すように、管体チャック装置10において、駆動軸15は、一端部にフランジ152を備えている。フランジ152は、一例として駆動軸15の一端部に溶接によって固定されている。フランジ152には、円周上の複数の位置に貫通孔153が形成されている。貫通孔153には、固定ボルト154が貫通する。駆動部材13には、貫通孔153のそれぞれに対向する円周上の複数の位置に貫通孔132A,132Bが形成されている。貫通孔132A及び132Bには、固定ボルト133が貫通する。
互いに対向する貫通孔153と貫通孔132A,132Bとの間には、接続ピン17が配置されている。接続ピン17は、一例として円柱形状を呈し、両端部から内部に向かって雌ねじ部171,172が形成されている。貫通孔153を貫通した固定ボルト154を雌ねじ部171に螺合させ、貫通孔132A,132Bを貫通した固定ボルト133を雌ねじ部172に螺合させることにより、駆動部材13と駆動軸15とが一体的に固定される。接続ピン17、固定ボルト133,154が、この発明の第1規制部材に相当する。
スリーブ12の大径部121の内周面には、全周にわたって凸部125及び凸部126が互いの間に間隔を設けて形成されている。凸部125及び凸部126には、貫通孔153並びに貫通孔132A,132Bに対向する円周上の複数の位置に、嵌合孔1251及び嵌合孔1261が形成されている。嵌合孔1251及び嵌合孔1261には、接続ピン17が軸方向に摺動自在に嵌合する。接続ピン17で一体化された駆動部材13と駆動軸15とが、スリーブ12に対する軸方向のみの移動を許容されそれ以外の方向への移動を規制され、スリーブ12と一体的に回転する。
なお、図2において、中心線より上側は駆動部材13及び駆動軸14が最もX1方向に移動した状態を示し、中心線より下側は駆動部材13及び駆動軸14が最もX2方向に移動した状態を示している。
また、スリーブ12は、大径部121、小径部122、凸部125及び凸部126を備える形状とするために、軸方向に沿って複数の環状の部品に分割して形成し、これらの部品を溶接又は締結ボルト等によって結合することで、製造コストを低廉化できる。
図3(A)〜(C)に示すように、3個の把持部材14は互いに同一の形状にされている。把持部材14の外径部の従動側傾斜面141及び内周部の当接面142は、周方向について何れも円周を3等分にした円弧よりも僅かに短くされている。把持部材14の外周面の背面側は、従動側傾斜面141に連続する円筒部143にされている。円筒部143には、全周にわたって鍔部144及び溝部145が形成されている。把持部材14の背面には、周方向の中央部に半径方向に沿ってキー溝148が形成されている。3個の把持部材14のそれぞれにおいて互いに対向する側面146の4箇所から内部に向かって円形断面の凹部147が形成されている。
3個の把持部材14のうち、側面146が互いに対向する2個の把持部材14の凹部147には、円柱状の弾性部材19の両端部が嵌入する。弾性部材19は、互いに対向する側面146を有する2個の把持部材14を互いに離間させる方向の弾性力を発生する。
図2に示すように、鍔部144は、凸部126が溝部145内に位置する状態で、スリーブ12の凸部125と凸部126との間に半径方向に沿って摺動自在に嵌入する。把持部材14は、スリーブ12内における軸方向に直交する面内でのみ移動を許容され、軸方向の移動を規制される。
図2に示すように、スリーブ12の凸部125において把持部材14の背面に対向する面には、キー溝148に対向する位置にキー溝127が形成されている。互いに対向するキー溝148及びキー溝127にキー18が半径方向に沿って嵌入される。スリーブ12の回転は、キー18を介して把持部材14に伝達される。したがって、把持部材14は、当接面142が圧接するワークWとともに、スリーブ12と一体的に回転する。また、把持部材14は、スリーブ12内で軸方向に直交する面内における半径方向のみの移動を許容される。キー18、キー溝127,148が、鍔部144、凸部125,126とともに、この発明の第2規制部材に相当する。
図2中の中心軸より上側の状態から駆動軸15及び駆動部材13が矢印X2方向に移動する間に、3個の把持部材14は、弾性部材19の弾性力により、半径方向に沿って外側に移動する。図2中の中心軸より下側の状態から駆動軸15及び駆動部材13が矢印X1方向に移動する間だけでなく、従動側傾斜面141と駆動側傾斜面131との当接が常時維持される。
以上のように、管体チャック装置10は、シリンダ16による駆動軸15及び駆動部材13の軸方向の移動を、駆動側傾斜面131と従動側傾斜面141との当接によって把持部材14の半径方向の移動に変換し、把持部材14によってワークWを支持することができる。ワークWを回転させるためには、スリーブ12にモータ20の回転を供給する。スリーブ12の回転は、接続ピン17を介して駆動部材13及び駆動軸15に伝達され、キー18を介して把持部材14に伝達される。ワークWを、駆動部材13、把持部材14及び駆動軸15とともに、スリーブ12と一体に回転させることができる。
駆動部材13、把持部材14及び駆動軸15は、何れもスリーブ12に対して相対的に回転することがないため、これらを回転自在に支持する軸受を設ける必要がない。また、駆動部材13及び駆動軸15はスリーブ12の内周面を軸方向に摺動するため、スリーブ12に外嵌する軸受111に軸方向の負荷が作用することもない。回転チャック装置10は、軸方向の強度の高い軸受を用いる必要がなく、装置の大型化やコストの高騰を防止できる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、この発明の管体チャック装置は、スピニングマシン100以外の工作機械に同様に適用することができる。
10−管体チャック装置
11−フレーム
12−スリーブ
13−駆動部材
14−把持部材
15−駆動軸
16−シリンダ
17−接続ピン
18−キー
19−弾性部材
20−モータ
21−ベルト
30−成形装置
31−ローラ
111−軸受
121−大径部
122−小径部
123−プーリ
131−駆動側傾斜面
141−従動側傾斜面
142−当接面
202−プーリ

Claims (4)

  1. 少なくとも一方の端部が開放した円筒形状を呈するスリーブと、
    前記シリンダに対して軸方向のみに移動自在にして前記スリーブに保持され、内周面に駆動側傾斜面を有する環状の駆動部材と、
    それぞれが前記スリーブの周方向における複数の位置のそれぞれで前記スリーブに対して半径方向のみに移動自在にして前記スリーブに保持され、前記駆動側傾斜面が前記軸方向に沿って摺接する従動側傾斜面とワークの内周面又は外周面に当接する当接面とを有する複数の把持部材と、
    前記駆動部材に前記軸方向の移動力を供給する軸方向駆動源と、
    を備えた管体チャック装置。
  2. 前記スリーブに対する前記駆動部材の前記軸方向の移動を許容しつつ前記周方向の移動を規制する第1規制部材を備えた請求項1に記載の管体チャック装置。
  3. 前記スリーブに対する複数の把持部材のそれぞれの前記半径方向の移動を許容しつつ前記周方向の移動を規制する第2規制部材を備えた請求項1又は2に記載の管体チャック装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の管体チャック装置と、
    前記スリーブを軸支するフレームと、
    前記スリーブに回転を供給する回転駆動源と、
    前記管体チャック装置に保持されて連続回転するワークに所定の加工を施す加工装置と、を備えた加工機械。
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