JP2016021996A - ぬいぐるみロボット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾力性を有する充填材料(14)が柔軟な外皮(15)で内包された所定の外観形状のぬいぐるみ本体を備え、ぬいぐるみ本体の一部である動作部が電気的な駆動力により変形するぬいぐるみロボット(1)であって、アクチュエータ(16)と、制御部(17)と、を備える。アクチュエータは、動作部の内部に少なくともその一部が配置され、通電されることにより変形する。制御部は、ぬいぐるみ本体の内部に設けられ、アクチュエータへの通電によりアクチュエータの変形を制御する。アクチュエータは、通電により素材自体が伸縮する伸縮体を少なくとも1つ備え、伸縮体が伸縮することにより変形する。
【選択図】図2
Description
さらに、動作部が動く(変形する)際、モータ由来の騒音や振動のため、静音性が低い。そのため、特許文献1に記載されたぬいぐるみロボットでは、癒しの効果が阻害される恐れがある。
[1−1.構成]
図1に、本発明の一実施形態に関するぬいぐるみロボットの外観図を示す。本実施形態のぬいぐるみロボット1は、ねこの顔を模したぬいぐるみであり、頭部11、2つの耳部12及び尻尾部13を備える。ぬいぐるみロボット1を触ったときの感触は、一般的なぬいぐるみを触ったときと同様である。しかし、ぬいぐるみロボット1は、電気的な駆動力により所定の部位を動かす(変形させる)ことができる構成であり、本実施形態では、例として、尻尾部13を動かすことができるぬいぐるみロボット1とする。すなわち、本実施形態では、尻尾部13が動作部である。
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1実施形態のぬいぐるみロボット1は、動作部である尻尾部13の内部にアクチュエータ16の一部が配置されており、アクチュエータ16が変形することにより尻尾部13が動くため、モータを必要としない。ぬいぐるみロボット1は、モータを有さず、モータの熱ダレを防止するための冷却装置を必要としないため、容易に小型化可能である。また、ぬいぐるみロボット1は、騒音や振動の原因となるモータを有さず、伸縮体161,162の素材自体の変形を利用するために静音性が高い。
[2−1.構成]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。また、共通する構成には同一の符号を用いる。
[2−2.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果に加え、以下の効果が得られる。
[3−1.構成]
第3実施形態は、基本的な構成は第2実施形態と同様である。
図8に示す第3実施形態のぬいぐるみロボット3は、第2実施形態のぬいぐるみロボット2と同様な外観(図1に示される外観)を持つ。第3実施形態のぬいぐるみロボット3は、尻尾部13に加え、耳部12を動かすことができる。すなわち、第3実施形態では、尻尾部13及び耳部12が動作部である。図8に示すように、ぬいぐるみロボット3は、充填材料14、外皮15、制御部17、アクチュエータ21,31、芯材22,32及びケーブル23を備える。つまり、第3実施形態のぬいぐるみロボット3は、アクチュエータ31及び芯材32を更に備える点で、第2実施形態のぬいぐるみロボット2と相違する。
第3実施形態のぬいぐるみロボット3は、アクチュエータ31の一部に沿って配置される芯材32を備える。図9に示すように、アクチュエータ31の屈曲変形は、芯材32により変化する。すなわち、アクチュエータ31の内、芯材32が沿って配置された部分の屈曲変形が制限され、芯材32が沿って配置されていない部分のみが屈曲する。なお、芯材32がアクチュエータ31に沿って配置された部分の屈曲変形は、芯材32が配置されていないアクチュエータ31の全体の屈曲変形よりも大きくなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(6)上記各実施形態では、1方向のみに屈曲するアクチュエータ16,21,31が使用されたが、2以上の方向に屈曲するアクチュエータが使用されてもよい。例えば、360度全方向に屈曲するアクチュエータ61の構成例として、アクチュエータ61は3つの伸縮体611,612,613を備えてもよい。そして、図13に示すように、アクチュエータ61の長手方向に垂直な平面での断面において、3つの伸縮体611,612,613の断面が三角形の頂点をなすように配置されてもよい。
(9)上記各実施形態では、伸縮体161,162は形状記憶合金系の素材からできていたが、伸縮体161,162の素材はこれに限られない。例えば、伸縮体161,162は、高分子系の素材や合成樹脂系の素材からできていてもよい。
Claims (12)
- 弾力性を有する充填材料(14)が柔軟な外皮(15)で内包された所定の外観形状のぬいぐるみ本体を備え、前記ぬいぐるみ本体の一部である動作部(12,13,43,52)が電気的な駆動力により変形するぬいぐるみロボット(1,2,3,4,5)であって、
前記動作部の内部に少なくともその一部が配置され、通電されることにより変形するアクチュエータ(16,21,25,26,27,31,41,61)と、
前記ぬいぐるみ本体の内部に設けられ、通電することにより前記アクチュエータの変形を制御する制御部(17)と、
を備え、
前記アクチュエータは、通電により素材自体が伸縮する伸縮体(161,162,611,612,613)を少なくとも1つ備え、前記伸縮体が伸縮することにより変形する、ぬいぐるみロボット。 - 前記アクチュエータの外面の少なくとも一部が、前記外皮の内面に固定されている、請求項1に記載のぬいぐるみロボット。
- 前記アクチュエータの外面の少なくとも一部と前記外皮の内面とを連結する連結具(18)を更に備え、
前記アクチュエータの外面の少なくとも一部が前記連結具を介して前記外皮の内面に固定されている、請求項2に記載のぬいぐるみロボット。 - 前記連結具は、筒部(181)と、前記筒部と一体である環状部(182)と、を備え、
前記環状部が前記外皮に縫い付けられ、
前記アクチュエータの少なくとも一部が、前記筒部に挿入された状態で前記筒部に固定されている、請求項3に記載のぬいぐるみロボット。 - 前記連結具は、布でできている筒部(181)を備え、
前記筒部の一部が前記外皮に縫い付けられ、
前記アクチュエータの少なくとも一部が、前記筒部に挿入された状態で前記筒部に固定されている、請求項3に記載のぬいぐるみロボット。 - 前記アクチュエータの外面の少なくとも一部が前記外皮の内面と接触することにより、前記アクチュエータの変形に伴い前記動作部が変形する、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のぬいぐるみロボット。
- 前記アクチュエータが、前記伸縮体を覆うチューブ(24)を更に備える、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のぬいぐるみロボット。
- 前記アクチュエータは、前記伸縮体が伸縮することにより、伸縮するように変形する、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のぬいぐるみロボット。
- 前記アクチュエータは、互いに隣接して配置された複数の前記伸縮体の伸縮量の差に応じて、屈曲するように変形する、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のぬいぐるみロボット。
- 前記アクチュエータは、非稼働時、折れ曲がって角ができた状態ではない、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のぬいぐるみロボット。
- 自己の形状を保持する形状保持機能を有する芯材であって、前記制御部と離間した位置で前記アクチュエータを支持する第1の芯材(22)と、
前記制御部と前記アクチュエータとを電気的に接続するケーブル(23)と、を更に備える、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のぬいぐるみロボット。 - 自己の形状を保持する形状保持機能を有する芯材であって、前記アクチュエータの一部に沿って配置される第2の芯材(32)を更に備え、
前記アクチュエータの内、前記第2の芯材が沿って配置された部分の屈曲動作は制限され、
前記アクチュエータの内、前記第2の芯材が沿って配置されない部分が大きく屈曲する、請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のぬいぐるみロボット。
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2014
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