JP2016021759A - Ofdm装置のチャネル予測 - Google Patents
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Abstract
【課題】既知のチャネル予測方法の1つまたは2つ以上の複雑さを改善するチャネル予測用の方法と装置の少なくともいずれかを提供する。
【解決手段】OFDM装置においてチャネル予測を行う装置は、不揮発性メモリ、G行列セレクタ、及びチャネル予測値生成器を有する。不揮発性メモリは、信号対雑音比によってインデックス付けされ、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比について予め計算されているG行列の集合を保存する。G行列セレクタは、量子化されている信号対雑音比を使用して不揮発性メモリに保存されているG行列の集合からG行列を選択する。チャネル予測値生成器は、チャネル予測値を得るように、選択されているG行列に基準信号に対する複数のLS予測値を乗算する。
【選択図】図5
【解決手段】OFDM装置においてチャネル予測を行う装置は、不揮発性メモリ、G行列セレクタ、及びチャネル予測値生成器を有する。不揮発性メモリは、信号対雑音比によってインデックス付けされ、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比について予め計算されているG行列の集合を保存する。G行列セレクタは、量子化されている信号対雑音比を使用して不揮発性メモリに保存されているG行列の集合からG行列を選択する。チャネル予測値生成器は、チャネル予測値を得るように、選択されているG行列に基準信号に対する複数のLS予測値を乗算する。
【選択図】図5
Description
本発明は一般に直交周波数分割変調(OFDM)通信装置に関し、特にOFDM装置のチャネル予測の改善に関する。
OFDMはデータを搬送する多数の近接した直交サブキャリヤを使用するデジタル多重搬送波変調方法である。OFDMは高い帯域幅効率での高速送信能力のせいで、無線通信装置で広く応用されるようになってきている。OFDM送信アンテナから受信した信号は、マルチパス伝搬や、信号と地理的な環境との間の干渉のせいでチャネルフェージングを受けることがある。これを考慮に入れて、複数の基準信号がサブキャリヤ上にマッピングされ、複数のチャネル予測を得るように受信機で使用される(例えば、特許文献1、2参照)。
図1は、受信した無線周波数信号を、データを表している複数のソフトビットに変換するOFDM装置用のユーザ装置(UE)受信機8を示しているアナログフロントエンド10が複数の受信アンテナの位置で受信された無線周波数信号を増幅し、無線チャネル周波数からゼロHzを中心としているアナログベースバンド信号に変換する。複数のアンテナが受信ダイバーシティを達成するように使用される。これは、UE受信機に対する3GPP標準の要件である。
一式のアナログ対デジタル変換器12がアナログベースバンド信号を30.72MHz(3GPP LTE標準の典型例)のサンプリング周波数のデジタルサンプルのストリームに変換する。この点以降の全ての処理はデジタルの離散的領域で実施される。パスサーチャとタイミングトラッキングブロック14は、FFTブロック16がサンプルの各集合のバッファリングを開始し、フーリエ変換をそれに対して実施する、時間領域での正則点を決定する。FFTブロック16を使用した処理は、LTE標準とLTE−A標準において必要とされる技法であり、それはこれら両方がOFDM波形を使用するからである。
チャネル予測器18は、それから受信した信号を復調器20によって復調して複数のソフトビットに変換できるように各OFDMシンボルと各サブキャリヤとについて複素サンプルの集合を提供する。この例においては、復調器20は、データチャネル、例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用である。復調器20から出力された複数のソフトビットは、それからHARQとTurbo復号器とに出力されるが、それは図1には示していない。チャネル予測器18は、制御チャネル、例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の予測値も提供する
チャネル予測の1つの方法は、2D線形最小平均2乗誤差(2DLMMSE)である。この方法において、チャネル予測器18は、以下に説明するように、G行列に複数の最小2乗(LS)チャネル予測値を乗算する。
チャネル予測の1つの方法は、2D線形最小平均2乗誤差(2DLMMSE)である。この方法において、チャネル予測器18は、以下に説明するように、G行列に複数の最小2乗(LS)チャネル予測値を乗算する。
図2は、複数のOFDMリソース要素のブロックの例を示している。周波数時間インデックス(ki,li)のリソース要素(RE)には、以下を使用してインデックスiが付けられている。
インデックス付けする方法i=ki×L+liも可能であって、前述の方法(i=li×K+ki)と同じ結果となる。
m番目のREであるhmの位置と、n番目のREであるhnの位置での送信点(アンテナ)と受信点(アンテナ)との間の送信リンクの複数のチャネル間の時間周波数相関は次のようになる。
指数パワー遅延プロフィールについては、2つのサブキャリヤkmとknとの周波数領域での相関は、以下のようになる。
ここで、Δfはサブキャリヤ間隔であって、τrmsはチャネルのr.m.s遅延広がりである。r.m.s遅延広がりは、以下のように表わすことができる。
ここで、Pkとτkとは、それぞれk番目の経路パワーと遅延である。
・2つのOFDMシンボルlmとlnとの間の時間領域での相関は、以下のように与えられる。
・2つのOFDMシンボルlmとlnとの間の時間領域での相関は、以下のように与えられる。
J0は第1種ゼロ次ベッセル関数、TuはOFDMシンボル長、fDは最大ドップラ周波数で、以下のように与えられる。
ここで、νは移動速度、fcはキャリヤ周波数、Cは光速である。ゼロ次ベッセル関数J0は、以下にように与えられる。
ゼロ次ベッセル関数J0は、以下のようにも表すことができる。
ここで、ν!=ν(ν−1)(ν−2)...1である。ゼロ次ベッセル関数J0は無限の項の総和であるが、有限の項によって近似することができる。
送信点(アンテナ)と受信点(アンテナ)との間の送信リンクのREインデックスpnの位置で基準信号式spnの受信信号式ypnは、以下のようになる。
ここで、Nrefは予測領域内の基準シンボルの数である。
チャネル予測器18は、送信リンクの全てのリソース要素(RE)(数1−10)で、式2−1のように複数のチャネルを見つける。
ここで、
・zは複数の基準REについての最小2乗チャネル予測値を含んでいる。
・zは複数の基準REについての最小2乗チャネル予測値を含んでいる。
・Aは全てのREでの複数のチャネルと複数の基準REでの複数のチャネルとの間の相関行列であって、Aの大きさはLK×Nrefである。Aの(m,n)番目の要素は、以下のように与えられる。
・Bは複数の基準REでの複数のチャネル間の相関行列であって、Bの大きさはNref×Nrefである。Bの(m,n)番目の要素は、以下のように与えられる。
式2−1はチャネル予測器18がG行列を成分行列AとBとからどのようにして計算するかを表している。大きな行列の反転が必要になるので、この演算は計算集約的である。複数の行列の各要素についてのベッセル関数の計算も計算集約的である。他の計算集約的な演算は、式2−1内のG行列と複数のLS予測値との乗算、つまりG×z項である。この手順は、新規に受信した入力データの各ブロック、つまりLTEとLTE−A UEの場合、またはベーストランシーバ基地局(BTS)の場合の各スロット(または各サブフレーム)について高速に実施する必要がある。
また、G行列は、入力パラメータの1つが変更されると随時更新する必要がある。これらのパラメータには、予測されている領域内のr.m.s遅延広がり予測値τrmx、最大ドップラ周波数予測値fD、信号対雑音比、および基準信号構成、つまり基準信号の複数の位置が含まれている。
これらの複雑さによって、市販品においては、2D LMMSEチャネル予測の使用が限定される。
市販品での使用により適しており、既知のチャネル予測方法の1つまたは2つ以上の複雑さを改善するチャネル予測用の方法と装置の少なくともいずれかを提供することが好ましい。
背景技術のこれまでの説明は、本発明の状況を説明するために含まれている。本明細書の請求項のいずれか1つの優先日に、参照した文書や他の資料のいずれも公開されていた、既知であった、または共通の一般的知識の一部であったことを認めている、または示唆していると解釈すべきではない。
一態様によれば、本発明は、OFDM装置のチャネル予測の方法であって、受信した基準信号の信号対雑音比を3dB以下の刻みで量子化するステップと、量子化された信号対雑音比を使用して、信号対雑音比でインデックス付けされており、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比に対して予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されているG行列の集合からG行列を選択するステップと、チャネル予測を得るように、選択されているG行列に受信した基準信号に対する複数の最小自乗(LS)予測値を乗算するステップと、を有する方法を提供する。
本方法は、チャネル予測の実施時に、ドップラ広がりと遅延広がりの値を予測して更新する必要が無く、チャネル予測器の複雑さを減少させる。その代わりに、各信号対雑音比について、ドップラ周波数と遅延広がりについての現実的な値の全範囲を網羅する1つの行列Gが予め計算される。これによって、(チャネル条件に対する)堅牢性が向上し、チャネル予測器の複雑さが減少する。例えば、LTE/LTE−A UEについての通常の試験条件内で、さまざまなチャネルについて、予測が堅牢であるように、ドップラ周波数と遅延広がりの値を選択して固定することができる。
本方法を使用するチャネル予測器は、チャネルの時間変化と周波数選択性とに対して堅牢である。G行列の計算は動的に実施する必要はなく、過程が簡略化される。SNRが量子化されているので、G行列の限定された集合だけを保存すればよいので、さらに複雑さが減少する。本方法は、データチャネルと制御チャネルの両方について、チャネル予測値を提供するのに使用してもよい。
本発明は、Long Term Evolution(LTE)標準およびLTE−Advanced(LED−A)標準に適用可能である。しかし、本発明はこれらの標準には限定されておらず、他のOFDM装置で使用してもよい。さまざまな実施態様を、ユーザ装置(UE)内のダウンリンク受信機またはベーストランシーバ基地局(BTS)内のアップリンク受信機のいずれにおいて使用してもよい。
G行列の集合は複数の処理モードの範囲に対して予め300Hzの固定されたドップラ周波数と固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されており、信号対雑音比だけでなく集合内で処理モードについてもインデックス付けされている。この場合、本方法は、受信した基準信号の処理モードを判断するステップと、処理モードだけでなく量子化された信号対雑音比も使用してG行列を選択するステップとをさらに有していてもよい。
処理モードは、以下に挙げる、
FDD対TDD、
セル固有の基準信号対UE固有の基準信号、
通常サイクリックプリフィックス対拡張サイクリックプリフィックス、
サブフレームタイプ、
時間領域内でのチャネル予測領域の大きさ、および
周波数領域内でのチャネル予測領域の大きさ
のうち、1つまたは2つ以上のパラメータに基づいていてもよい。
FDD対TDD、
セル固有の基準信号対UE固有の基準信号、
通常サイクリックプリフィックス対拡張サイクリックプリフィックス、
サブフレームタイプ、
時間領域内でのチャネル予測領域の大きさ、および
周波数領域内でのチャネル予測領域の大きさ
のうち、1つまたは2つ以上のパラメータに基づいていてもよい。
これらのモードの有効な各組み合わせに対するG行列の集合はチャネル予測を実施するのに保存され使用されてもよい。これによって、例えば、制御パラメータレジスタを再構成することによって、さまざまな処理コードに対して1つのチャネル予測器を使用することができる。さまざまな処理モードは複数の基準信号の様々な位置を定めており、これらの位置はG行列において考慮される。例えば、本方法は、データチャネルを受信するように、3GPP LTE標準内の基準信号、
○LTE−FDDセル固有の複数の基準信号
○LTE−FDD UE固有の複数の基準信号
○LTE−TDDセル固有の複数の基準信号
○LTE−TDD UE固有の複数の基準信号
の様々な基準信号の構成に適用してもよい。
○LTE−FDDセル固有の複数の基準信号
○LTE−FDD UE固有の複数の基準信号
○LTE−TDDセル固有の複数の基準信号
○LTE−TDD UE固有の複数の基準信号
の様々な基準信号の構成に適用してもよい。
発明人等は、以下の場合、チャネル予測誤差はG行列の選択に依存しないことを見出した。
・G行列の計算に使用されるr.m.s遅延広がりが実際のチャネルのr.m.s遅延広がりよりも大きい。
・G行列の計算に使用されるドップラ周波数が実際のチャネルのドップラ周波数広がりよりも高いのに対して、チャネルドップラ周波数広がりは300Hzよりも高くない。LTEとLTE−Aユーザ装置の標準試験条件は300Hz未満のドップラ広がりを使用するだけである。
・G行列の選択に使用する信号対雑音比はチャネルの真のSNRからの違いが3dB未満である。
・G行列の計算に使用されるr.m.s遅延広がりが実際のチャネルのr.m.s遅延広がりよりも大きい。
・G行列の計算に使用されるドップラ周波数が実際のチャネルのドップラ周波数広がりよりも高いのに対して、チャネルドップラ周波数広がりは300Hzよりも高くない。LTEとLTE−Aユーザ装置の標準試験条件は300Hz未満のドップラ広がりを使用するだけである。
・G行列の選択に使用する信号対雑音比はチャネルの真のSNRからの違いが3dB未満である。
これらの発見により、装置の正常な動作範囲における様々な量子化されている信号対雑音比の値についてG行列の集合を予め計算することができる。これは複数のG行列を保存しているルックアップテーブル内の1つの次元である。そのためG行列の計算は装置内では必要なく、したがって複雑さが減少する。
本発明の一実施態様において、LTEとLTE−A UEに対しては、固定されたドップラ周波数は300Hzであって、固定された遅延広がりは991×10−9であって、信号対圧音非は3dBの刻みに量子化されている。
信号対雑音比の量子化は、保存する必要があるG行列の数を最小化するようにLTE/LTE−A UEで使用される3dB刻みなどかなり粗くてもよい。量子化は、チャネル予測の性能が十分なことを保証するように選択してもよい。
本方法は、複数のLS予測値を基準信号の全帯域幅の複数のサブセクションに対応している複数のストリームに分割するステップをさらに有していてもよく、選択されているG行列に基準信号に対する複数のLS予測値を乗算するステップには、チャネル予測値の集合を得るように、選択されているG行列に各帯域幅サブセクションに対する複数のLS予測値ストリームを乗算するステップが伴う。
チャネル予測を全帯域幅の複数のサブセクションで別個に実施することで、本方法が簡単になり性能が良好になる。時間領域における基準信号の選択は限定されている。時間領域と周波数領域の両方でチャネル予測サイズを限定することで、複雑さが減少し、帯域幅の複数のサブセクションの各々についてチャネル予測の並列化が可能になる。
サブセクションの大きさは、チャネル予測の性能が受信機に対して十分で、例えば、LTE標準の複数の性能要件を満たすように装置の設計段階で選択してもよい。全てのサブセクションは大きさが同一で、全てのサブセクションが1つの同一のG行列を共有してもよいように複数の基準信号の複数の位置について同一であることが有利である。このアプローチによって、計算を並列化することが可能で、チャネル予測器が複数のタイミング要件を満たすようにすることができる。
他の態様によれば、本発明は、受信した基準信号の信号対雑音比を量子化するステップと、量子化された信号対雑音比を使用して、信号対雑音比でインデックス付けされており、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比に対して予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されているG行列の集合からG行列を選択するステップと、チャネル予測を得るように、選択されているG行列に受信した基準信号に対する複数の最小自乗(LS)予測値を乗算するステップと、を有するOFDM装置のチャネル予測の方法において、G行列の前記集合は複数の処理モードの範囲に対して予め計算されており、前記信号対雑音比だけでなく前記集合内で前記処理モードについてもインデックス付けされており、受信した基準信号の前記処理モードを判断するステップと、前記処理モードだけでなく前記量子化された信号対雑音比も使用して前記G行列を選択するステップと、をさらに有している。
前述のように、予め計算されているG行列を提供することによって、チャネル予測の実施時にリソースを消費する計算を実施する必要がなくなる。また、一実施態様のLTE/LTE−A UEについて、G行列は300Hzの固定されたドップラ周波数と固定された991×10−9の遅延広がりを使用して計算してもよい。離散的な信号対雑音比の範囲の信号対雑音比は、例えば、3dB刻みであってもよい。
離散的な信号対雑音比の範囲について、複数のG行列を予め計算するステップは、複数の処理モードの範囲について実施されてもよく、G行列の集合に信号対雑音比に加えて処理モードでインデックス付けをするステップをさらに有していてもよい。複数の処理モードは前述の複数のパラメータに基づいていてもよい。
さらなる態様において、本発明は、OFDM装置のチャネル予測を実施する装置であって、信号対雑音比によってインデックス付けされており、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比について予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されているG行列の集合を保存する不揮発性メモリと、3dB以下の刻みで量子化されている信号対雑音比を使用して前記不揮発性メモリに保存されているG行列の前記集合からG行列を選択するG行列セレクタと、チャネル予測値を得るため、前記選択されているG行列に基準信号に対する複数のLS予測値を乗算するチャネル予測値生成器と、を有する装置を提供する。
不揮発性メモリに保存されているG行列は、信号対雑音比に加えて処理モードによってインデックス付けされていてもよく、G行列セレクタは量子化されている信号対雑音比に加えて処理モードを使用してチャネル予測値を得るために使用するG行列を選択してもよい。様々な基準信号の構成にはG行列の様々なバージョンが必要であって、そのため本実施態様では、処理モードがG行列ルックアップテーブル内のインデックスとして使用される。本装置は、異なる処理モードで受信した複数の基準信号を処理するように構成可能な基準信号デマルチプレクサも有していてもよい。これによって、装置は、例えば、3GPP LTEとLTE−A標準内で適用可能な基準信号構成のさまざまな組み合わせを処理できるようになる。これによって実装が簡略化され、それは、従来技術のように、様々な場合について別個の複数のチャネル予測器が必要ないからである。1つのチャネル予測器が様々なチャネル予測モードを扱うことができる。
本装置は、基準信号から複数のLS予測値を計算するLS予測器をさらに有してもよい。それから、本装置は、複数の最小2乗予測値を内部で計算し、それからそれらは複数の目的で使用される。例えば、本装置がUE内で使用される場合、複数のLS予測値をデータチャネル(PDSCH)のチャネル予測、制御チャネル(PDCCH)のチャネル予測、および信号対雑音比の予測に使用してもよい。従来技術の何らかの構成においては、これらの各々が別個のLS予測器を必要とし、複雑さが増す。
実装をさらに簡単にするように、本装置は複数のLS予測値を基準信号の全帯域幅の複数のサブセクションに対応している複数のストリームに分離するLS予測値デマルチプレクサをさらに有し、チャネル予測値生成器は、チャネル予測値の集合を得るように、選択されているG行列に各帯域幅サブセクションについて複数のLS予測値ストリームを乗算する。各LS予測ストリームの乗算は並列に実施してもよい。
本発明の複数の実施形態を単なる例として添付の図面を参照して説明する。当然、図面の具体性は、本発明の前述の説明の具体性に取って代わる物ではない。
本発明によれば、既知のチャネル予測方法の1つまたは2つ以上の複雑さを改善するチャネル予測用の方法と装置の少なくともいずれかを提供することができる。
本発明の実施形態を、図1に示しているようなLTE/LTE−A UE受信機8のチャネル予測を参照して説明する。当然、本発明は本実施形態に限定されず、BTSにおいてだけでなく他のOFDMベースの装置においても適用可能である。
図4を参照すると、チャネル予測に使用するように、G行列の集合を含んでいるルックアップテーブルを構築するように、装置の設計時に以下のステップが実施される。全ての有効な処理モードの範囲における各モードについて、G行列は、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して、SNR値の範囲の各SNRについてステップ50であらかじめ計算される。ステップ52において、複数のG行列に信号対雑音比と処理モードとによってインデックスが付けられる。しかし、当然、複数のG行列を1つの処理モードについてだけ予め計算し、SNRだけでインデックスを付けてもよい。本方法の具体的な例を以下で説明する。複数の離散的な信号対雑音比(例えば、3dB刻みの離散的な信号対雑音比:[−6,−3,0,3,6,9,12,15,18,21,24,27,30])について、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して、G行列を予め計算する。
具体的には、以下のように計算する。
具体的には、以下のように計算する。
・Aは全てのREでの複数のチャネルと複数の基準REでの複数のチャネルとの間の相関行列であって、Aの大きさはLK×Nrefである。Aの(m,n)番目の要素は以下のように与えられる。
・Bは複数の基準REでの複数のチャネル間の相関行列であって、Bの大きさはNref×Nrefである。Bの(m,n)番目の要素は以下のように与えられる。
以下のパラメータを使用している。
パラメータLは時間領域内のチャネル予測領域の大きさを指す。これはOFDMシンボルの数である。LTEとLTE−A UEについての値の例は、
2スロットベースの予測では、
2スロットベースの予測では、
1スロットベースの予測では、
パラメータKは周波数領域内のチャネル予測領域の大きさを指す。これはサブセクションあたりのサブキャリヤの数である。
前述の全ての式において、kpn、kpm、lpn、lpmは複数のパイロットの各々についてチャネル予測領域内の基準信号の位置を指す。使用される複数の位置の正確な値は、以下に挙げるチャネル予測モードパラメータ:
・FDD対TDDモード、
・セル固有対UE固有の基準信号モード、
・通常対拡張巡回プレフィックスモード、
・サブフレームタイプ(通常、MBSFN、特別なTDDサブフレーム)、
・時間領域内のチャネル予測領域の大きさ、予測に含めるスロットの数、そして、
・周波数領域内でのチャネル予測領域の大きさ
に、依存している。
・FDD対TDDモード、
・セル固有対UE固有の基準信号モード、
・通常対拡張巡回プレフィックスモード、
・サブフレームタイプ(通常、MBSFN、特別なTDDサブフレーム)、
・時間領域内のチャネル予測領域の大きさ、予測に含めるスロットの数、そして、
・周波数領域内でのチャネル予測領域の大きさ
に、依存している。
G行列は複数のパラメータに基づいて処理モードの範囲に対して予め計算されており、処理モードだけでなく信号対雑音比によってもインデックス付けされている。他の実施形態において、G行列は1つの処理モードについてだけ予め計算されており、SNRだけによってインデックス付けされていてもよい。
それからG行列のルックアップテーブルは、本発明の実施形態のチャネル予測器21内の不揮発性メモリ39に保存することができる(図3を参照)。チャネル予測器21は制御チャネルとデータチャネルの両方について複数のチャネル予測値を提供する。複数の予測値は、セル固有とUE固有の両方の基準信号について得てもよい。制御チャネルは常にセル固有の基準信号を使用するのに対して、データチャネルは動作モードに依存して、セル固有またはUE固有のいずれかの基準信号を使用する。
図5を参照すると、本発明の実施形態のチャネル予測の方法は、受信した基準信号の信号対雑音比(SNR)を量子化するステップ(ステップ58)、量子化されたSNRを使用してG行列の集合からG行列を選択するステップ(ステップ60)、およびチャネル予測値を得るために(ステップ62)、選択されているG行列に複数の最小2乗(LS)予測値を乗算するステップ(ステップ64)を有している。該当する場合、ステップ58は受信した基準信号の処理モードを判断するステップも有していてもよく、それから処理モードと量子化された信号対雑音比はステップ60でG行列の選択に使用される。
オプションとして、ステップ66で、複数のLS予測値を、基準信号の全帯域幅のサブセクションに対応している複数のストリームに分割してもよく、乗算のステップ62には、ステップ64でチャネル予測値の集合を得るように、選択されているG行列への各帯域幅サブセクションのLS予測値ストリームの乗算が伴っていてもよい。
これらのステップの具体的な例を、図3を参照して以下に説明する。チャネル予測器21は、FFTブロック16(図1)から複数のサンプルを受信するセル固有の基準信号デマルチプレクサ22を有している。これらの複数のサンプルは、全てのOFDMシンボル内の全てのサブキャリヤの複数のリソース要素を有している。セル固有の基準信号デマルチプレクサ22は、このストリームの逆多重化(つまり「フィルタリング」)を行い、セル固有の基準信号だけを含んでいる複数のリソース要素だけを出力する。セル固有の基準信号の複数の位置はチャネル予測モードと帯域幅モードとに依存している。基準信号デマルチプレクサ22はさまざまな処理モードで受信した複数の基準信号を処理するように構成可能である。
セル固有最小2乗予測器24は受信した複数の基準信号サンプルを取得し、複数の最小2乗(LS)予測値を計算する。複数のLS予測値は、信号と雑音の予測器32内で信号対雑音比を予測するのに使用される。信号と雑音の予測器32は、チャネル予測にどちらを使用するかに依存して、セル固有の基準信号またはUE固有の基準信号の複数の予測値を使用する。
それから、信号対雑音比は3dB刻みで量子化され、G行列セレクタ38によって以前に計算され不揮発性メモリ39に保存されているG行列の集合からG行列を選択するルックアップアドレスとして使用される。G行列セレクタ38は、正しい計算済みのG行列の選択に、予測(処理)モードも使用する。データチャネルと制御チャネルについて異なる行列が選択され、それは制御チャネルが各サブフレームの第1のOFDMシンボルだけを使用するのに対して、データチャネルは予測に複数の基準信号を含んでいる全てのOFDMシンボルを使用するからである。
制御チャネルの場合、LS予測値デマルチプレクサおよびバッファリング30は各サブフレームの開始時に複数の基準シンボルを取得し、それは制御チャネルが各サブフレームの第1のOFDMシンボル内の複数のセル固有の基準信号だけを使用するからである。
LS予測値デマルチプレクサ30は、制御チャネルのチャネル予測を実施するために、複数のセル固有LS予測値を各帯域幅セクションについての別個の複数のストリームに分割する。それから複数のストリームの各々は、各帯域幅セクションについて複数のLS予測値にG行列を乗算するチャネル予測値生成器36に対して出力される。これによって、チャネル予測値の集合が得られ、それらはそれから多重化およびバッファリングブロック(チャネル予測値マルチプレクサおよびバッファリング)42におけるさらなる処理に必要な構造に再構築される。それから多重化およびバッファリングブロック42は複数の制御チャネル予測値を出力する。
データチャネルの処理にはブロック26、28、34、40、および44が関連する。UE固有の基準信号デマルチプレクサ26はUE固有の基準信号だけを含んでいる複数のリソース要素を選択する。それからこれらのサンプルはUE固有の基準信号用のLS予測器28に転送される。
それから、LS予測値デマルチプレクサ34は、チャネル予測モードに依存して、セル固有またはUE固有の複数のLS予測値を選択する。
LS予測値デマルチプレクサ34は、チャネル予測値に含まれている複数の基準シンボルをバッファリングするように構成されている。LTEまたはLTE−A UEにおいて最もあり得る構成は、1度に1つのサブフレーム全体に対してチャネル予測が行われる構成である。そのような場合、LS予測値デマルチプレクサおよびバッファリング34は予測値が計算されているサブフレーム内の複数のOFDMシンボル用の複数のLS予測値を取得することになる。複数のセル固有基準シンボルを使用する場合、性能のために必要であれば、LS予測値デマルチプレクサ34も、予測が実施されているサブフレームの直前と直後の複数のスロットの複数の基準シンボルをバッファリングすることになる。
さらに、それから、LS予測値デマルチプレクサ34は複数のバッファリングされているLS予測値を基準信号の全帯域幅の複数のサブセクションに対応している複数の別個のストリームに分離する。それから複数のストリームの各々は、各帯域幅セクションについて複数のLS予測値にG行列を乗算するチャネル予測値生成器40に出力される。複数のサブセクションは同じG行列を使用してもよいようにサイズが同じであって、乗算が並列に実行される。これによって、チャネル予測値の集合が得られ、それらはそれから多重化およびバッファリングブロック(チャネル予測値マルチプレクサおよびバッファリング)44におけるさらなる処理に必要な構造に再構築される。それから多重化およびバッファリングブロック44は複数のデータチャネル予測値を最終的に出力する。
当然、様々な代替、追加、修正の少なくともいずれかを、本発明の範囲から逸脱することなく前述の複数の部分に対して行うことが可能で、前述の教えるところに照らして、本発明は当業者に理解されるようにソフトウェア、ファームウェア、およびハードウェアの少なくともいずれかにさまざまな態様で実装することができる。
本出願は、1つまたは2つ以上の将来の出願に関して優先権の基礎として使用される可能性があり、そのような将来のどのような出願の請求項も、本出願で説明したどのような1つの特徴または特徴の組み合わせを対象とするものとなる可能性がある。そのような将来のいかなる出願も、例として示され、将来のあらゆる出願で主張される可能性のあることを限定しない請求項の1つまたは2つ以上を含む可能性がある。
8 ユーザ装置(U)受信機
10 アナログフロントエンド
12 A/D(アナログ対デジタル変換器)
14 経路サーチャー、タイミングトラッキング(パスサーチャ、タイミングトラッキング)
16 FFTブロック
18 チャネル予測器
20 復調器
10 アナログフロントエンド
12 A/D(アナログ対デジタル変換器)
14 経路サーチャー、タイミングトラッキング(パスサーチャ、タイミングトラッキング)
16 FFTブロック
18 チャネル予測器
20 復調器
Claims (15)
- OFDM装置のチャネル予測の方法であって、
受信した基準信号の信号対雑音比を3dB以下の刻みで量子化するステップと、
量子化された信号対雑音比を使用して、信号対雑音比でインデックス付けされており、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比に対して予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されているG行列の集合からG行列を選択するステップと、
チャネル予測を得るように、選択されているG行列に受信した基準信号に対する複数の最小自乗(LS)予測値を乗算するステップと、
を有する方法。 - 受信した基準信号の信号対雑音比を量子化するステップと、
量子化された信号対雑音比を使用して、信号対雑音比でインデックス付けされており、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比に対して予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されているG行列の集合からG行列を選択するステップと、
チャネル予測を得るように、選択されているG行列に受信した基準信号に対する複数の最小自乗(LS)予測値を乗算するステップと、
を有するOFDM装置のチャネル予測の方法において、
G行列の前記集合は複数の処理モードの範囲に対して予め計算されており、前記信号対雑音比だけでなく前記集合内で前記処理モードについてもインデックス付けされており、
受信した基準信号の前記処理モードを判断するステップと、
前記処理モードだけでなく前記量子化された信号対雑音比も使用して前記G行列を選択するステップと、
をさらに有する方法。 - 請求項2記載の方法において、
前記処理モードは、以下に挙げるパラメータ:
FDD対TDD、
セル固有の基準信号対UE固有の基準信号、
通常サイクリックプリフィックス対拡張サイクリックプリフィックス、
サブフレームタイプ、
時間領域内でのチャネル予測領域の大きさ、および
周波数領域内でのチャネル予測領域の大きさ
のうち、1つまたは2つ以上のパラメータに基づいている、方法。 - 請求項2または3のいずれか一項に記載の方法において、
複数のLS予測値を受信した基準信号の全帯域幅の複数のサブセクションに対応している複数のストリームに分割するステップをさらに有し、
前記選択されているG行列に受信した基準信号に対する複数の前記LS予測値を乗算する前記ステップには、チャネル予測値の集合を得るように、前記選択されているG行列に各帯域幅のサブセクションに対する複数のLS予測値のストリームを乗算するステップが伴う、方法。 - 請求項4に記載の方法において、
前記サブセクションは大きさが同一である、方法。 - 請求項4または5に記載の方法において、
選択されているG行列への複数の前記LS予測値のストリームの乗算は並列に実施される、方法。 - OFDM装置内でのチャネル予測に使用するようにG行列の集合を提供する方法であって、
3dB以下の刻みで量子化された離散的な信号対雑音比の範囲について、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用してG行列を予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算するステップと、
複数のG行列に前記信号対雑音比によってインデックス付けをするステップと、
を有する方法。 - 離散的な信号対雑音比の範囲について、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用してG行列を予め300Hzの固定されたドップラ周波数と固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算するステップと、
複数の前記G行列に前記信号対雑音比によってインデックス付けをするステップと、
を有するOFDM装置内でのチャネル予測に使用するようにG行列の集合を提供する方法において、
離散的な信号対雑音比の範囲について、複数の前記G行列を予め計算する前記ステップは、複数の処理モードの範囲について実施され、前記G行列の集合に前記信号対雑音比に加えて前記処理モードでインデックス付けをするステップをさらに有する、方法。 - 請求項8に記載の方法において、
複数の前記処理モードは、以下に挙げるパラメータ:
FDD対TDD、
セル固有の基準信号対UE固有の基準信号、
通常サイクリックプリフィックス対拡張サイクリックプリフィックス、
サブフレームタイプ、
時間領域内でのチャネル予測領域の大きさ、および
周波数領域内でのチャネル予測領域の大きさ
のうち、1つまたは2つ以上のパラメータに基づいている、方法。 - OFDM装置のチャネル予測を実施する装置であって、
信号対雑音比によってインデックス付けされており、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比について予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されているG行列の集合を保存する不揮発性メモリと、
3dB以下の刻みで量子化されている信号対雑音比を使用して前記不揮発性メモリに保存されているG行列の前記集合からG行列を選択するG行列セレクタと、
チャネル予測値を得るため、前記選択されているG行列に基準信号に対する複数のLS予測値を乗算するチャネル予測値生成器と、
を有する装置。 - 信号対雑音比によってインデックス付けされており、固定ドップラ周波数と固定遅延広がりとを使用して複数の信号対雑音比について予め300Hzの固定されたドップラ周波数、及び固定された991×10-9の遅延広がりを使用して計算されてなるG行列の集合を保存する不揮発性メモリと、
量子化されてなる信号対雑音比を使用して前記不揮発性メモリに保存されてなるG行列の前記集合からG行列を選択するG行列セレクタと、
チャネル予測値を得るため、選択されているG行列に基準信号に対する複数のLS予測値を乗算するチャネル予測値生成器と、
を有するOFDM装置のチャネル予測を実施する装置において、
前記不揮発性メモリに保存されてなる前記G行列は、前記信号対雑音比に加えて処理モードによってインデックス付けされており、
前記G行列のセレクタは量子化されてなる前記信号対雑音比に加えて前記処理モードを使用して前記チャネル予測値を得るために使用する前記G行列を選択する、装置。 - 請求項11に記載の装置において、
異なる処理モードで受信した複数の基準信号を処理するため構成可能な基準信号デマルチプレクサをさらに有する、装置。 - 請求項11から12のいずれか一項に記載の装置において、
受信した基準信号から複数の前記LS予測値を計算するLS予測器をさらに有する、装置。 - 請求項10から13のいずれか一項に記載の装置において、
複数の前記LS予測値を受信した基準信号の全帯域幅の複数のサブセクションに対応している複数のストリームに分離するLS予測値デマルチプレクサをさらに有し、前記チャネル予測値生成器は、前記チャネル予測値の集合を得るため、選択されている前記G行列に各前記帯域幅サブセクションについて複数の前記LS予測値のストリームを乗算する、装置。 - 請求項14に記載の装置において、
前記チャネル予測値生成器は選択されている前記G行列に複数の前記LS予測値のストリームを並列に乗算する、装置。
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