JP2016020268A - シート巻取装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、図1を参照して、本実施形態によるシート巻取装置100の構成について説明する。このシート巻取装置100は、上流側から搬送される搬送シート150を巻き取るとともに、その搬送シート150を巻き取る巻芯11を切り替え可能に構成されている。また、シート巻取装置100は、搬送シート150を巻き取る際に、その搬送シート150に保護シート160が積層された状態で巻き取ることにより、巻き取られた搬送シート150の間に保護シート160が挿入されるようになっている。さらに、シート巻取装置100は、搬送シート150の下面が内側に配置されるように巻き取る上巻取りと、搬送シート150の上面が内側に配置されるように巻き取る下巻取りとを行うことが可能である。
ターレット機構1は、複数(本実施形態では2つ)の巻芯11が着脱可能に装着され、装着された巻芯11を回転可能に構成されている。そして、ターレット機構1では、タッチローラ12により搬送シート150および保護シート160が巻取位置P1の巻芯11に押圧され、巻取位置P1の巻芯11により搬送シート150および保護シート160を巻き取るようになっている。タッチローラ12は、巻取位置P1の巻芯11に巻き付けられた搬送シート150および保護シート160の巻径に応じて揺動するように構成されている。
供給機構2は、ターレット機構1に保護シート160を供給するために設けられている。この供給機構2は、保護シート160の原反161が着脱可能に装着され、その原反161から保護シート160を繰り出すようになっている。また、供給機構2は、ターレット機構1よりも上流側に配置されるとともに、搬送シート150の搬送経路よりも下方に配置されている。
切断機構3は、上巻取り時における巻芯11の交換時に、搬送シート150および保護シート160を切断するために設けられている。この切断機構3は、巻取位置P1の巻芯11の上方に配置されており、切断刃31と、押さえローラ32と、ガイドローラ33と、ガイド面34と、これらを回動させるアーム35とを含んでいる。
切断機構4は、下巻取り時における巻芯11の交換時に、搬送シート150および保護シート160を切断するために設けられている。この切断機構4は、巻取位置P1の巻芯11の下方に配置されており、切断刃41と、押さえローラ42と、ガイドローラ43と、ガイド面44と、これらを回動させるアーム45とを含んでいる。なお、切断刃41、押さえローラ42、ガイドローラ43およびガイド面44は、それぞれ、上記した切断刃31、押さえローラ32、ガイドローラ33およびガイド面34とほぼ同様に構成されている。
アキューム機構5は、ターレット機構1の上流側に配置され、巻芯11の交換時に搬送シート150を一時的に貯留するために設けられている。このアキューム機構5は、作動時に搬送シート150の搬送経路長を長くすることにより、上流側から供給される搬送シート150を下流側のターレット機構1に送ることなく一時的に貯留するようになっている。なお、貯留された搬送シート150は、搬送経路長が短くされる(元に戻される)ことにより、排出されるようになっている。
搬送シート150の搬送経路には、アキューム機構5に加えて、搬送ローラ61と、ダンサーローラ62と、ガイドローラ63a〜63cとが設けられている。
保護シート160の搬送経路には、搬送ローラ71と、ダンサーローラ72と、ガイドローラ73aおよび73bとが設けられている。なお、保護シート160の搬送経路は、搬送シート150の搬送経路の下方に配置されている。
次に、図1〜図16を参照して、本実施形態によるシート巻取装置100の動作について説明する。なお、以下では、図1〜図8を参照して、シート巻取装置100が上巻取りを行う場合について説明するとともに、図9〜図16を参照して、シート巻取装置100が下巻取りを行う場合について説明する。
(定常運転時)
まず、図1に示すように、上流側から供給される搬送シート150が、ガイドローラ63a、非作動状態のアキューム機構5およびガイドローラ63bを介して搬送ローラ61に送られる。そして、その搬送シート150が、ダンサーローラ62およびガイドローラ63cを介して巻取位置P1の巻芯11とタッチローラ12との間に送られる。
そして、巻芯11の交換が開始されると、まず、ターレット機構1が回動軸1aを中心にしてR2方向に回動される。これにより、図3に示すように、巻取位置P1に位置していた巻芯11が所定の位置に退避され、その退避された巻芯11による搬送シート150および保護シート160の巻き取りが停止される。すなわち、退避された巻芯11、搬送ローラ61、71および供給機構2の駆動回転が停止される。なお、基準となる搬送ローラ61の回転が停止されることにより、退避された巻芯11の回転が停止されるとともに、搬送ローラ71の回転が停止される。
(定常運転時)
まず、図9に示すように、上流側から供給される搬送シート150が、ガイドローラ63a、非作動状態のアキューム機構5およびガイドローラ63bを介して搬送ローラ61に送られる。そして、その搬送シート150が、ダンサーローラ62およびガイドローラ63cを介して巻取位置P1の巻芯11とタッチローラ12との間に送られる。
そして、巻芯11の交換が開始されると、まず、ターレット機構1が回動軸1aを中心にしてR12方向に回動される。これにより、図11に示すように、巻取位置P1に位置していた巻芯11が所定の位置に退避され、その退避された巻芯11による搬送シート150および保護シート160の巻き取りが停止される。すなわち、退避された巻芯11、搬送ローラ61、71および供給機構2の駆動回転が停止される。なお、基準となる搬送ローラ61の回転が停止されることにより、退避された巻芯11の回転が停止されるとともに、搬送ローラ71の回転が停止される。
本実施形態では、上記のように、巻芯11の交換時に、切断された搬送シート150および保護シート160の先端をずらし、その先端を新しい巻芯11に設けられた接着材11aに押し付けることによって、切断された搬送シート150および保護シート160の両方を新しい巻芯11に貼り付けることができる。したがって、作業者の手作業によらず搬送シート150および保護シート160を巻き取る巻芯11を切り替えることができるので、積層された搬送シート150および保護シート160が巻き取られる場合であっても巻芯11の交換を自動化することができる。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
2 供給機構
3 切断機構
4 切断機構
5 アキューム機構
11 巻芯
11a 接着材
31 切断刃
32 押さえローラ
41 切断刃
42 押さえローラ
100 シート巻取装置
150 搬送シート
160 保護シート
Claims (3)
- 上流側から搬送される搬送シートを巻き取る際に、搬送シートを保護するための保護シートが積層された搬送シートを巻き取るように構成されたシート巻取装置であって、
複数の巻芯が着脱可能に装着され、巻取位置の巻芯により搬送シートおよび保護シートを巻き取る巻取機構と、
前記巻取機構に保護シートを供給する供給機構と、
巻芯の交換時に搬送シートおよび保護シートを切断する切断機構と、
巻芯の交換時に搬送シートを一時的に貯留するアキューム機構とを備え、
前記巻取機構は、巻芯の交換時に、前記巻取位置の巻芯を退避させるとともに、前記巻取位置に新しい巻芯を供給し、かつ、搬送シートおよび保護シートの巻き取りを停止するように構成され、
前記切断機構は、巻芯の交換時に搬送シートおよび保護シートを前記巻取位置の新しい巻芯に押さえ付ける押さえローラと、前記巻取位置の新しい巻芯と退避された巻芯との間で搬送シートおよび保護シートを切断する切断刃とを含み、
搬送シートおよび保護シートが切断された後に、前記押さえローラを回転不能に固定することにより、搬送シートおよび保護シートのうち前記押さえローラ側のシートが保持された状態で、搬送シートおよび保護シートのうち前記巻取位置の新しい巻芯側のシートが上流側に搬送されることによって、切断された搬送シートおよび保護シートの先端がずれ、
前記押さえローラが回転可能に設定されるとともに、前記巻取位置の新しい巻芯が巻取方向とは逆方向に回転されることにより、搬送シートおよび保護シートの先端が前記押さえローラに押圧される位置まで上流側に搬送されることによって、搬送シートおよび保護シートの先端が前記巻取位置の新しい巻芯に設けられた接着材に貼り付けられるように構成されていることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項1に記載のシート巻取装置において、
前記巻取機構は、搬送シートを巻き取る際に、搬送シートの下面が内側に配置されるように巻き取る上巻取りを行うように構成され、
前記供給機構は、搬送シートの下面側から保護シートを供給するように構成され、
前記押さえローラは、巻芯の交換時に、前記巻取位置の新しい巻芯の上方に配置され、
搬送シートおよび保護シートが切断された後に、前記押さえローラを回転不能に固定することにより、前記押さえローラ側の搬送シートが保持された状態で、前記巻取位置の新しい巻芯側の保護シートが上流側に搬送されることによって、切断された搬送シートおよび保護シートの先端がずれるように構成されていることを特徴とするシート巻取装置。 - 請求項1または2に記載のシート巻取装置において、
前記巻取機構は、搬送シートを巻き取る際に、搬送シートの上面が内側に配置されるように巻き取る下巻取りを行うように構成され、
前記供給機構は、搬送シートの下面側から保護シートを供給するように構成され、
前記押さえローラは、巻芯の交換時に、前記巻取位置の新しい巻芯の下方に配置され、
搬送シートおよび保護シートが切断された後に、前記押さえローラを回転不能に固定することにより、前記押さえローラ側の保護シートが保持された状態で、前記巻取位置の新しい巻芯側の搬送シートが上流側に搬送されることによって、切断された搬送シートおよび保護シートの先端がずれるように構成されていることを特徴とするシート巻取装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006321652A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Nippon Yusoki Co Ltd | ロール物製造装置 |
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2014
- 2014-07-15 JP JP2014144910A patent/JP6019066B2/ja active Active
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JP2006321652A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Nippon Yusoki Co Ltd | ロール物製造装置 |
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