JP5833588B2 - シート巻取装置 - Google Patents

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本発明は、シートを巻き取るシート巻取装置に関する。
従来、前工程から供給されるシートを巻き取る巻芯を切り替え可能なシート巻取装置が知られている。このようなシート巻取装置では、シートを巻き取る巻芯を新しい巻芯に切り替える場合に、供給されるシートの切断が行われる。
このシートの切断方法としては、新しい巻芯に接触するシートを切断機により切断する方法があるが、この場合には、新しい巻芯に傷がついてしまうという不都合があった。また、別のシートの切断方法としては、搬送されるシートを空中で切断機により切断する方法があるが、この場合には、切断端に割れなどが発生しやすいという不都合があった。
そこで、従来では、新しい巻芯に傷がつくのを抑制しながら、切断端に割れなどが発生するのを抑制することが可能なシート巻取装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のシート巻取装置には、切断機によりシートを切断する際に、切断機を受ける受けローラが設けられている。受けローラは、シートを介して新しい巻芯に圧接されるとともに、供給されるシートを新しい巻芯に押圧する押圧ローラよりもシートの流れ方向における下流側に配置されている。
そして、このシート巻取装置では、受けローラに接触するシートが切断機により切断され、その後、受けローラが新しい巻芯の外周面に沿って移動することにより、切断されたシートが新しい巻芯に巻き付けられる。これは、シートが切断されたときに、切断されたシートの先端側が受けローラの外周面に沿って配置されており、その受けローラの外周面に沿って配置された部分を新しい巻芯の外周面に移す必要があるためであると考えられる。
登録実用新案第3139572号公報
しかしながら、上記のような従来のシート巻取装置では、新しい巻芯に傷がつくのを抑制しながら、切断端に割れなどが発生するのを抑制することが可能であるが、切断されたシートの先端側を受けローラから新しい巻芯に移す必要があるので、シートを切断して新しい巻芯に巻き付ける際に、シートの搬送を停止させる必要がある。この場合には、前工程から供給されるシートを貯留するためのアキューム装置が必要になるという問題点がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、シートの搬送を停止することなく巻芯を切り替えることが可能なシート巻取装置を提供することである。
上記した課題を解決するために、本発明によるシート巻取装置は、複数の巻芯が着脱可能に装着され、供給されるシートを巻き取る巻取位置に巻芯を配置する巻芯駆動機構と、巻取位置の巻芯にシートを押圧する押圧ローラと、押圧ローラと巻取位置の巻芯との間にシートを案内するガイドローラと、シートを切断する刃を有する切断機と、切断機の刃を受ける受けローラとを備える。巻芯駆動機構は、巻芯を切り替える場合に、巻取位置の巻芯を巻取位置から退避させながら、巻取位置に新しい巻芯を搬送するように構成されている。ガイドローラは、巻芯を切り替える場合に、押圧ローラよりも上方に移動することにより、押圧ローラに対してシートを上方から供給するように構成されている。受けローラは、巻芯を切り替える場合に、押圧ローラの上方から移動することにより、ガイドローラから供給されるシートを介して押圧ローラに接触するように構成されている。受けローラがシートを介して押圧ローラに接触する第1接触位置は、押圧ローラがシートを介して巻取位置の巻芯に接触する第2接触位置よりも、シートの流れ方向における上流側である。切断機は、巻芯を切り替える場合に、ガイドローラから押圧ローラと受けローラとの間に向けて下方に搬送されるシートを切断位置で切断するように構成されている。切断位置は、第1接触位置よりもシートの流れ方向における上流側であり、シートが受けローラに接触する位置であり、切断機は、刃をシートの幅方向に走行させることにより、シートが受けローラに接触する切断位置でシートを切断するように構成されている
このように、受けローラを押圧ローラに接触させることにより、第2接触位置よりもシートの流れ方向における上流側でシートを切断することができるので、その切断されたシートを第2接触位置(新しい巻芯)に搬送することができる。このため、従来のシート巻取装置のように切断されたシートの先端側を受けローラから新しい巻芯に移す作業が不要であるので、シートの搬送を停止することなく巻芯を切り替えることができる。また、シートが受けローラと接触する切断位置でシートを切断することによって、新しい巻芯に傷がつくのを抑制しながら、切断端に割れなどが発生するのを抑制することができる。
上記シート巻取装置において、好ましくは、巻芯を切り替える場合に、切断機により切断されたシートを新しい巻芯に巻き付けるために、第1接触位置から第2接触位置に向けて下方に搬送されるシートに対して接着剤を塗布する接着剤塗布機をさらに備える。
このように構成すれば、第2接触位置よりもシートの流れ方向における上流側で、シートに接着剤を付けることができるので、新しい巻芯に切断されたシートを容易に巻き付けることができる。
本発明のシート巻取装置によれば、シートの搬送を停止することなく巻芯を切り替えることができる。
本発明の一実施形態によるシート巻取装置の概略を示した模式図である。 図1のシート巻取装置において巻取位置の巻芯にシートが巻き取られている状態を示した図である。 図2のシート巻取装置においてターレット機構が回動された状態を示した図である。 図3のシート巻取装置においてガイドローラおよび受けローラが回動された状態を示した図である。 図4のシート巻取装置においてシートが切断された状態を示した図である。 図5のシート巻取装置において切断されたシートにホットメルト接着剤が塗布された状態を示した図である。 図6のシート巻取装置において切断されたシートが巻取位置の巻芯に巻き付けられた状態を示した図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
−構成−
まず、図1を参照して、本実施形態によるシート巻取装置100の構成の概略について説明する。なお、シート巻取装置100において、Y2方向側が上流側であり、Y1方向側が下流側である。
シート巻取装置100は、図1に示すように、前工程(上流側)から供給される帯状のシート(ウェブ)150を巻き取るとともに、そのシート150を巻き取る巻芯31を切り替え可能に構成されている。なお、シート150は、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂製である。
シート巻取装置100は、ガイドローラ1および2と、ターレット機構3と、押圧ローラ4と、切断機5と、受けローラ6と、接着剤塗布機7とを備えている。なお、ターレット機構3は、本発明の「巻芯駆動機構」の一例である。
ガイドローラ1および2は、前工程から供給されるシート150をターレット機構3にガイドするために設けられている。ガイドローラ1は、予め設定された位置で回転可能に構成されている。ガイドローラ2は、アーム2bの先端に設けられるとともに、アーム2bに対して回転可能に構成されている。アーム2bは、基端側の回動軸2aを中心にして回動可能に構成されている。なお、ガイドローラ1および2は、搬送されるシート150により従動回転される。
ターレット機構3は、複数(本実施形態では2つ)の巻芯31が着脱可能に装着され、装着された巻芯31を回転可能に構成されている。また、ターレット機構3は、回動軸3aを中心にして回動(旋回)可能に構成され、巻芯31の一方を巻取位置Pa1に配置し、巻芯31の他方を交換位置Pa2に配置している。このため、ターレット機構3は、180度回動することにより、巻取位置Pa1に位置する巻芯31を交換位置Pa2に移動させるとともに、交換位置Pa2に位置する巻芯31を巻取位置Pa1に移動させるように構成されている。
なお、巻取位置Pa1は、供給されるシート150を主に巻き取るための位置である。交換位置Pa2は、巻取位置Pa1よりも下流側であり、巻芯31を交換するための位置である。また、交換位置Pa2は、巻芯31の切り替え時に、新しい巻芯31を巻取位置Pa1に移動させるために、巻取位置Pa1で巻き取りを行っている巻芯31を巻取位置Pa1から退避させるための位置である。
押圧ローラ4は、ガイドローラ2から供給されるシート150を巻取位置Pa1の巻芯31に押圧するために設けられている。この押圧ローラ4は、巻取位置Pa1の巻芯31に巻き付けられたシート150の巻径に応じて揺動するように構成されている。具体的には、押圧ローラ4は、アーム4bの先端に設けられるとともに、アーム4bに対して回転可能に構成されている。アーム4bは、基端側の回動軸4aを中心にして回動可能であり、巻取位置Pa1の巻芯31側に付勢されている。なお、押圧ローラ4は、搬送されるシート150により従動回転される。ここで、押圧ローラ4がシート150を介して巻取位置Pa1の巻芯31に接触する接触位置Pt2は、軸方向から見て押圧ローラ4の側端部であって、押圧ローラ4の回転中心とほぼ同じ高さ位置である。なお、接触位置Pt2は、本発明の「第2接触位置」の一例である。
切断機5は、巻芯31の切り替え時に供給されるシート150を切断するために設けられ、ガイドローラ2から押圧ローラ4へと搬送されるシート150の下方に配置されている。この切断機5は、アーム51と、アーム51の先端に設けられた刃52とを含んでいる。アーム51は、基端側の回動軸5aを中心にして回動可能に構成されている。刃52は、シート150の幅方向における全長にわたって形成されていてもよいし、シート150の幅方向に走行するように構成されていてもよい。
受けローラ6および接着剤塗布機7は、アーム8の先端側に設けられている。アーム8は、基端側の回動軸8aを中心にして回動可能に構成され、ガイドローラ2から押圧ローラ4へと搬送されるシート150の上方に配置されている。
受けローラ6は、シート150の切断時に切断機5の刃52を受けるように構成されている。受けローラ6は、アーム6bの先端に設けられるとともに、アーム6bに対して回転可能に構成されている。アーム6bは、基端側の回動軸6aを中心にして回動可能であり、接着剤塗布機7側に付勢されている。この回動軸6aは、アーム8の先端側に設けられている。なお、受けローラ6は、巻芯31の切り替え時に搬送されるシート150により従動回転される。また、受けローラ6には、シート150にエアを吹き付けるための開口部(図示省略)が外周面に形成されている。
接着剤塗布機7は、巻芯31の切り替え時に、シート150にホットメルト接着剤160(図6参照)を塗布してシート150を新しい巻芯31に巻き付けるために設けられている。
−動作−
次に、図1〜図7を参照して、本実施形態によるシート巻取装置100の動作の概略について説明する。
[シートの巻取時]
まず、図1に示すように、前工程(上流側)から供給されるシート150が、ガイドローラ1および2を介して、巻取位置Pa1の巻芯31と押圧ローラ4との間に搬送される。そして、巻取位置Pa1の巻芯31がR1方向に回転されることにより、その巻芯31にシート150が巻き取られる。このとき、押圧ローラ4がシート150と接触する角度範囲は90度程度(押圧ローラ4の上端部から接触位置Pt2まで)である。すなわち、押圧ローラ4は、シート150を巻き取る巻取位置Pa1の巻芯31に対してほぼ同じ高さ位置に配置されるとともに、その巻芯31に対してY2方向側(シート巻取装置100における上流側)に配置されている。また、ガイドローラ2は、押圧ローラ4および巻取位置Pa1の巻芯31とほぼ同じ高さ位置に配置されている。
そして、シート150の巻き取りに起因して巻径が増大すると、図2に示すように、その巻径の増大に応じて押圧ローラ4がY2方向に移動される。
[巻芯の切り替え時]
そして、巻芯31の切り替えが開始されると、まず、ターレット機構3が回動軸3aを中心にしてR2方向に180度回動される。これにより、図3に示すように、巻取位置Pa1に位置していた巻芯31が交換位置Pa2に退避されるとともに、交換位置Pa2に位置していた新しい巻芯31が巻取位置Pa1に搬送される。
ここで、この巻芯31の切り替え時において、シート150が巻取位置Pa1の新しい巻芯31に巻き付けられるまでは、交換位置Pa2の巻芯31によりシート150が巻き取られる。すなわち、前工程から供給されるシート150の搬送が停止されることなく、巻芯31の切り替えが行われる。
次に、ガイドローラ2が回動軸2aを中心にしてR3方向に回動されるとともに、アーム8が回動軸8aを中心にしてR4方向に回動されることにより、図4に示すように、ガイドローラ2が上方に移動されるとともに、受けローラ6および接着剤塗布機7が下方に移動される。これにより、ガイドローラ2は、押圧ローラ4とほぼ同じ高さ位置から押圧ローラ4よりも上方に移動される。また、受けローラ6は、シート150を上方から押さえるようになり、シート150を介して押圧ローラ4に接触される。なお、受けローラ6がシート150を介して押圧ローラ4に接触する接触位置Pt1は、軸方向から見て押圧ローラ4の上端部であり、接触位置Pt2よりもシート150の流れ方向における上流側である。すなわち、受けローラ6は、押圧ローラ4の上方に押圧ローラ4と対応するように配置され、ガイドローラ2は、受けローラ6の上方に配置されるとともに、受けローラ6および押圧ローラ4に対してY2方向側(シート巻取装置100における上流側)に配置される。また、接着剤塗布機7は、巻取位置Pa1の新しい巻芯31と受けローラ6との間に、押圧ローラ4と対向するように配置される。すなわち、接着剤塗布機7が接触位置Pt1およびPt2の間に配置される。なお、接触位置Pt1は、本発明の「第1接触位置」の一例である。
これにより、シート150は、ガイドローラ2から押圧ローラ4と受けローラ6との間に向けて下方に搬送され、押圧ローラ4と受けローラ6との間から押圧ローラ4の外周面に沿って、押圧ローラ4と巻取位置Pa1の新しい巻芯31との間に向けて下方に搬送される。なお、このとき、受けローラ6がシート150と接触する角度範囲は90度程度(Y2方向側の端部(側端部)から接触位置Pt1まで)であり、押圧ローラ4がシート150と接触する角度範囲は90度程度(接触位置Pt1から接触位置Pt2まで)である。
次に、切断機5が回動軸5aを中心にしてR5方向に回動されることにより、図5に示すように、切断機5の刃52が上方に移動される。これにより、ガイドローラ2から押圧ローラ4と受けローラ6との間に向けて下方に搬送されるシート150が切断位置Pcで切断される。この切断位置Pcは、接触位置Pt1よりもシート150の流れ方向における上流側であり、シート150が受けローラ6と接触する位置である。そして、シート150の切断後に切断機5が元の位置に戻される。
なお、搬送されるシート150は帯電されており、シート150の切断端150aおよび150bは受けローラ6の外周面から離れないようにされている。切断端150aは、流れ方向における下流側の切断端であり、交換位置Pa2の巻芯31に巻き取られるシート150の後端である。切断端150bは、流れ方向における上流側の切断端であり、巻取位置Pa1の新しい巻芯31に巻き付けられるシート150の先端である。
そして、シート150の切断端150aおよび150bが押圧ローラ4と受けローラ6との間を通過する際に、その切断端150aおよび150bに対して受けローラ6の外周面からエアが吹き付けられることにより、切断端150aおよび150bが押圧ローラ4の外周面に沿って押圧ローラ4と巻取位置Pa1の新しい巻芯31との間に向けて下方に搬送される。すなわち、受けローラ6の外周面からエアを吹き付けることにより、接触位置Pt1を通過した切断端150bが受けローラ6に巻き付くことを抑制している。
そして、シート150の切断端150bが押圧ローラ4の外周面に沿って搬送されているときに、図6に示すように、接着剤塗布機7によりシート150の切断端150bの近傍にホットメルト接着剤160が塗布される。このため、シート150の切断端150bが押圧ローラ4と巻取位置Pa1の新しい巻芯31との間を通過する際に、シート150の切断端150bが巻取位置Pa1の新しい巻芯31に巻き付けられる。これにより、図7に示すように、前工程から供給されるシート150を巻き取る巻芯31が切り替えられる。なお、シート150の切断端150aは、交換位置Pa2の巻芯31により巻き取られる。
その後、ガイドローラ2およびアーム8が回動され、元の位置(図1の位置)に戻される。また、交換位置Pa2の巻芯31が取り外され、交換位置Pa2に新しい巻芯31が装着される。
以上の動作が繰り返し行われることにより、巻芯31の切り替えを行いながら、シート150が連続的に巻き取られる。
−効果−
本実施形態では、上記のように、受けローラ6がシート150を介して押圧ローラ4に接触することによって、シート150の流れ方向において切断位置Pcを接触位置Pt2よりも上流側にすることができるので、切断されたシート150の切断端150bを接触位置Pt2(新しい巻芯31)に搬送することができる。このため、従来のシート巻取装置のように切断されたシートの先端側を受けローラから新しい巻芯に移す作業が不要であるので、シート150の搬送を停止することなく巻芯31を切り替えることができる。したがって、前工程から供給されるシート150を貯留するためのアキューム装置が不要である。また、シート150が受けローラ6と接触する切断位置Pcでシート150を切断することによって、新しい巻芯31に傷がつくのを抑制しながら、切断端150aおよび150bに割れなどが発生するのを抑制することができる。また、ガイドローラ2から接触位置Pt1を介して接触位置Pt2へとシート150を下方に向けて搬送することによって、シート150の切断端150bが搬送経路から外れることを抑制することができる。
また、本実施形態では、巻芯31の切り替え時に、接触位置Pt1およびPt2の間に接着剤塗布機7を配置することによって、新しい巻芯31に向けて下方に搬送されるシート150の切断端150bにホットメルト接着剤160を付けることができるので、新しい巻芯31に切断されたシート150を容易に巻き付けることができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、ターレット機構3が回動(旋回)することにより、巻芯31が巻取位置Pa1に搬送される例を示したが、これに限らず、水平方向および垂直方向に移動することにより、巻芯を巻取位置に搬送する巻芯駆動機構が設けられていてもよい。
また、本実施形態では、ターレット機構3に2つの巻芯31が装着される例を示したが、これに限らず、ターレット機構に3つ以上の巻芯が装着されていてもよい。
また、本実施形態では、ホットメルト接着剤160を用いてシート150を新しい巻芯31に巻き付ける例を示したが、これに限らず、その他の接着剤を用いてシートを新しい巻芯に巻き付けるようにしてもよい。
また、本実施形態において、切断機5の刃52を受ける受けローラ6を交換可能に構成してもよい。
また、本実施形態では、アーム8が回動軸8aを中心にして回動されることにより、受けローラ6がシート150を介して押圧ローラ4に接触される例を示したが、これに限らず、アーム8が回動軸8aを中心にして回動された後に、アーム6bが回動軸6aを中心にして下方(押圧ローラ4側)に回動されることにより、受けローラ6がシート150を介して押圧ローラ4に接触されるようにしてもよい。
2 ガイドローラ
3 ターレット機構(巻芯駆動機構)
4 押圧ローラ
5 切断機
6 受けローラ
7 接着剤塗布機
31 巻芯
52 刃
100 シート巻取装置
150 シート
160 ホットメルト接着剤(接着剤)

Claims (2)

  1. 複数の巻芯が着脱可能に装着され、供給されるシートを巻き取る巻取位置に巻芯を配置する巻芯駆動機構と、
    前記巻取位置の巻芯にシートを押圧する押圧ローラと、
    前記押圧ローラと前記巻取位置の巻芯との間にシートを案内するガイドローラと、
    シートを切断する刃を有する切断機と、
    前記切断機の刃を受ける受けローラとを備えるシート巻取装置であって、
    前記巻芯駆動機構は、巻芯を切り替える場合に、前記巻取位置の巻芯を前記巻取位置から退避させながら、前記巻取位置に新しい巻芯を搬送するように構成され、
    前記ガイドローラは、巻芯を切り替える場合に、前記押圧ローラよりも上方に移動することにより、前記押圧ローラに対してシートを上方から供給するように構成され、
    前記受けローラは、巻芯を切り替える場合に、前記押圧ローラの上方から移動することにより、前記ガイドローラから供給されるシートを介して前記押圧ローラに接触するように構成され、
    前記受けローラがシートを介して前記押圧ローラに接触する第1接触位置は、前記押圧ローラがシートを介して前記巻取位置の巻芯に接触する第2接触位置よりも、シートの流れ方向における上流側であり、
    前記切断機は、巻芯を切り替える場合に、前記ガイドローラから前記押圧ローラと前記受けローラとの間に向けて下方に搬送されるシートを切断位置で切断するように構成され、
    前記切断位置は、前記第1接触位置よりもシートの流れ方向における上流側であり、シートが前記受けローラに接触する位置であり、
    前記切断機は、刃をシートの幅方向に走行させることにより、シートが前記受けローラに接触する前記切断位置でシートを切断するように構成されていることを特徴とするシート巻取装置。
  2. 請求項1に記載のシート巻取装置において、
    巻芯を切り替える場合に、前記切断機により切断されたシートを新しい巻芯に巻き付けるために、前記第1接触位置から前記第2接触位置に向けて下方に搬送されるシートに対して接着剤を塗布する接着剤塗布機をさらに備えることを特徴とするシート巻取装置。
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