JP2016019776A - パチンコ機 - Google Patents

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将人 小堀
勝太 西垣
Katsuta Nishigaki
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【課題】演出時間が短い特殊演出を有していて賞球獲得効率が良い上、特殊演出に比べて演出時間の長いバトルに勝利するといった演出も楽しみやすいパチンコ機を提供する。【解決手段】特定特別遊技状態を挟みながら確変状態が連続して生起する際(所謂連チャン時)、比較的演出時間が短い特殊演出が選択されやすいため、バトル演出を行うタイプのパチンコ機1であるにも拘わらず、遊技者にしてみると所定の時間内に獲得し得る賞球の数が従来よりも多い、遊技性の高いパチンコ機とすることができる。また、1回目の確変状態については、バトル演出(特にバトルに勝利する演出)が選択されやすくなっているため、遊技者がバトル演出を楽しめないという事態が起こりにくく、パチンコ機1の趣向性を向上することができる。【選択図】図8

Description

本発明は、たとえば所謂バトル演出等を行うようなパチンコ機に関するものである。
従来、たとえば特許文献1に記載されているような所謂バトル演出を行うパチンコ機が知られている。そして、一般的なバトル演出は、大当たり抽選で「大当たり」となる確率が通常時よりも高くなった所謂確変状態中に演出用表示部で行われ、遊技者の味方キャラクタが敵キャラクタとバトルし、勝利すると大当たり状態の終了後に確変状態が継続する「特定大当たり」となる一方、敗北すると大当たり状態(賞球がほとんど期待できない大当たり状態も含む)の終了後に確変状態が終了して通常状態へ移行する「非特定大当たり」となるといった演出となっている。
特開2010−194186号公報
しかしながら、一般的にバトル演出は演出時間(すなわち特別図柄の変動時間)が長い演出となっている。したがって、バトル演出中において、「特定大当たり」であるにしろ「非特定大当たり」であるにしろ大当たり抽選の結果が「大当たり」となる度に味方キャラクタと敵キャラクタとをバトルさせるような演出を行うと、結果が確定するまでに時間がかかるため、所定の時間内に獲得し得る賞球の数が少ない、すなわち賞球獲得効率が悪いという問題がある。そこで、大当たり抽選の結果が「特定大当たり」となる際のバトル演出の1つとして、味方キャラクタと敵キャラクタとのバトルを行うことのない演出時間の短い特殊演出(たとえば、演出用表示部でバトル演出を行うことなく、突発的に装飾図柄を確変大当たり装飾図柄表示態様で確定表示する等)を備えることが考えられる。しかしながら、その特殊演出ばかりが選択されてしまうと、バトル演出を有しているにも拘わらず、遊技者がバトル演出(特にバトルに勝利するという演出)を楽しめないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、演出時間の比較的長い特別演出(たとえばバトル演出)を含んだ表示演出のみならず、そのような特別演出を含まない表示演出、言い換えるなら図柄の変動時間が比較的短い表示演出をも有していて賞球獲得効率が良い上、特別演出を含んだ表示演出も楽しむことができるパチンコ機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、キャラクタによる表示演出を行うための演出用表示部とが設けられているとともに、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段が備えられており、前記制御手段が、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様及び前記図柄の変動時間を決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させる一方、前記図柄の変動表示中に前記演出用表示部において所定の表示演出を行い、さらに、前記図柄を特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が高い特定遊技状態を生起させる一方、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と前記非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が前記特定遊技状態よりも低い通常遊技状態を生起させるパチンコ機であって、前記制御手段は、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定すべく、前記乱数に対応づけられた複数種類の変動時間を有する変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに前記第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、前記第1変動時間及び前記第2変動時間を有しているとともに前記第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有しており、さらに前記第1変動時間での前記図柄の変動表示中における表示演出であって、特別演出を含んだ第1の表示演出と、前記第2変動時間での前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含まない第2の表示演出とを記憶している一方、前記特定遊技状態において前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させる際の前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含んだ第3の表示演出を記憶しており、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定するにあたり、該特定遊技状態が、前記通常遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、前記第1変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第1の表示演出が実行されやすい状態とする一方、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、前記第2変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第2の表示演出が実行されやすい状態とすることにより、前記特定遊技状態が、前記通常遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であるか、それとも前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であるかに応じて、前記特別演出が実行された際に、前記図柄が前記特定確定表示態様で確定表示される確率を異ならせることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、キャラクタによる表示演出を行うための演出用表示部とが設けられているとともに、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段が備えられており、前記制御手段が、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様及び前記図柄の変動時間を決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させる一方、前記図柄の変動表示中に前記演出用表示部において所定の表示演出を行い、さらに、前記図柄を特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が高い特定遊技状態を生起させる一方、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と前記非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が前記特定遊技状態よりも低い通常遊技状態を生起させるパチンコ機であって、前記制御手段は、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定すべく、前記乱数に対応づけられた複数種類の変動時間を有する変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに前記第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、前記第1変動時間及び前記第2変動時間を有しているとともに前記第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有しているとともに、前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させた旨や前記非特定確定表示で確定表示させた旨を遊技履歴として記憶しており、さらに前記第1変動時間での前記図柄の変動表示中における表示演出であって、特別演出を含んだ第1の表示演出と、前記第2変動時間での前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含まない第2の表示演出とを記憶している一方、前記特定遊技状態において前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させる際の前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含んだ第3の表示演出を記憶しており、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定するにあたり、該特定遊技状態が、前回前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させてから、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させることなく前記特定確定表示態様で確定表示させた回数が特定数以下となる特定遊技状態であると、前記第1変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第1の表示演出が実行されやすい状態とする一方、前記回数が前記特定数を超えている前記特定遊技状態であると、前記第2変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第2の表示演出が実行されやすい状態とすることにより、前記回数が前記特定数を超えているか否かに応じて、前記特別演出が実行された際に、前記図柄が前記特定確定表示態様で確定表示される確率を異ならせることを特徴とする。
なお、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、キャラクタによる表示演出を行うための演出用表示部とが設けられているとともに、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御装置が備えられており、前記制御装置が、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様及び前記図柄の変動時間を決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させる一方、前記図柄の変動表示中に前記演出用表示部において所定の表示演出を行い、さらに、前記図柄を特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が高い特定遊技状態を生起させる一方、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と前記非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が前記特定遊技状態よりも低い通常遊技状態を生起させるパチンコ機において、前記制御装置は、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定すべく、前記乱数に対応づけられた複数種類の変動時間を有する変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに前記第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、前記第1変動時間及び前記第2変動時間を有しているとともに前記第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有しており、さらに前記第1変動時間での前記図柄の表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、味方キャラクタと敵キャラクタとを戦わせるバトル演出と、前記第2変動時間での前記図柄の表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記バトル演出とは異なる特殊演出とを記憶しており、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定するにあたり、該特定遊技状態が、前記通常遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、前記第1変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記バトル演出が実行されやすい状態とする一方、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、前記第2変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記特殊演出が実行されやすい状態とするといった第1の構成を採用してもよい。
また、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、キャラクタによる表示演出を行うための演出用表示部とが設けられているとともに、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御装置が備えられており、前記制御装置が、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様及び前記図柄の変動時間を決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させる一方、前記図柄の変動表示中に前記演出用表示部において所定の表示演出を行い、さらに、前記図柄を特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が高い特定遊技状態を生起させる一方、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と前記非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が前記特定遊技状態よりも低い通常遊技状態を生起させるパチンコ機において、前記制御装置は、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定すべく、前記乱数に対応づけられた複数種類の変動時間を有する変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに前記第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、前記第1変動時間及び前記第2変動時間を有しているとともに前記第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有しているとともに、前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させた旨や前記非特定確定表示で確定表示させた旨を遊技履歴として記憶しており、さらに前記第1変動時間での前記図柄の表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、味方キャラクタと敵キャラクタとを戦わせるバトル演出と、前記第2変動時間での前記図柄の表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記バトル演出とは異なる特殊演出とを記憶しており、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定するにあたり、該特定遊技状態が、前回前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させてから、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させることなく前記特定確定表示態様で確定表示させた回数が特定数以下となる特定遊技状態であると、前記第1変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記バトル演出が実行されやすい状態とする一方、前記回数が前記特定数を超えている前記特定遊技状態であると、前記第2変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記特殊演出が実行されやすい状態とするといった第2の構成を採用してもよい。
そして、上述したような構成を採用したパチンコ機では、制御装置が、特定遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させる際の変動時間を決定するための変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、第1変動時間及び第2変動時間を有しているとともに第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有している。また、第1変動時間での図柄の表示中における演出用表示部での表示演出であって、味方キャラクタと敵キャラクタとを戦わせるバトル演出と、第2変動時間での図柄の表示中における演出用表示部での表示演出であって、バトル演出とは異なる特殊演出とを記憶している。そして、特定遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させる際の変動時間を決定するにあたり、第1の構成を採用したパチンコ機では、該特定遊技状態が、通常遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、第1変動時間決定テーブルを選択し、演出用表示部においてバトル演出が実行されやすい状態とする一方、特定遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、第2変動時間決定テーブルを選択し、演出用表示部において特殊演出が実行されやすい状態とするようになっている。また、第2の構成を採用したパチンコ機では、該特定遊技状態が、前回図柄を非特定確定表示態様で確定表示させてから、図柄を非特定確定表示態様で確定表示させることなく特定確定表示態様で確定表示させた回数が特定数以下となる特定遊技状態であると、第1変動時間決定テーブルを選択し、演出用表示部においてバトル演出が実行されやすい状態とする一方、回数が特定数を超えている特定遊技状態であると、第2変動時間決定テーブルを選択し、演出用表示部において特殊演出が実行されやすい状態とするようになっている。したがって、そのような第1の構成や第2の構成を採用したパチンコ機によれば、特定遊技状態が連続的に生起する所謂連チャン時では、変動時間の長さが比較的短い第2変動時間が選択されやすくなるため、遊技者にしてみると所定の時間内に獲得し得る賞球の数が従来よりも多い、遊技性の高いパチンコ機とすることができる。また、第1の構成を採用したパチンコ機では1回目の特定遊技状態、第2の構成を採用したパチンコ機では所謂連チャン回数が特定数以下となる特定遊技状態については、第1変動時間が選択されやすくなるため、第1変動時間に対応づけられたバトル演出を、遊技者が楽しめないという事態が起こりにくく、パチンコ機の趣向性を向上することができる。
本発明では、制御手段が、特定遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させる際の変動時間を決定するための変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、第1変動時間及び第2変動時間を有しているとともに第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有している。そして、特定遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させる際の変動時間を決定するにあたり、請求項1に記載の発明では、該特定遊技状態が、通常遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、第1変動時間決定テーブルを選択する一方、特定遊技状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、第2変動時間決定テーブルを選択するようになっている。また、請求項2に記載の発明では、該特定遊技状態が、前回図柄を非特定確定表示態様で確定表示させてから、図柄を非特定確定表示態様で確定表示させることなく特定確定表示態様で確定表示させた回数が特定数以下となる特定遊技状態であると、第1変動時間決定テーブルを選択する一方、回数が特定数を超えている特定遊技状態であると、第2変動時間決定テーブルを選択するようになっている。したがって、本発明によれば、特定遊技状態が連続的に生起する所謂連チャン時では、変動時間の長さが比較的短い第2変動時間が選択されやすくなるため、遊技者にしてみると所定の時間内に獲得し得る賞球の数が従来よりも多い、遊技性の高いパチンコ機とすることができる。また、請求項1に記載の発明では1回目の特定遊技状態、請求項2に記載の発明では所謂連チャン回数が特定数以下となる特定遊技状態については、第1変動時間が選択されやすくなるため、たとえば第1変動時間に含まれる特別演出を味方キャラクタと敵キャラクタとを戦わせるようなバトル演出とすれば、遊技者がバトル演出を楽しめないという事態が起こりにくく、パチンコ機の趣向性を向上することができる。
パチンコ機を前面側から示した説明図である。 遊技盤を前面側から示した説明図である。 パチンコ機を後面側から示した説明図である。 パチンコ機の制御機構を示したブロック図である。 dカウンタの数値と「大当たり」の種別との対応を示した説明図である。 通常状態におけるeカウンタの数値と「基本変動パターン」との対応を示した説明図である。 通常状態における「基本変動パターン」と「詳細変動パターン」との対応を示した説明図である。 確変状態におけるeカウンタの数値と「基本変動パターン」との対応を示した説明図である。 確変状態における「基本変動パターン」と「詳細変動パターン」との対応を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるパチンコ機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(パチンコ機の全体的な説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
当該遊技領域16は、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール23及び内レール24等によって囲まれており、遊技領域16に左部における両レール23、24間が遊技球を遊技領域16内へ打ち込むための発射通路13とされている。また、遊技領域16の略中央には、「0」〜「9」の数字からなる装飾図柄やキャラクタを利用したバトル演出等を表示するための演出用表示部6が設けられている。さらに、演出用表示部6を囲むように種々の電動役物を備えたセンター部材26が遊技盤2に設置されており、該センター部材26の左方には、遊技球が通過可能なゲート部材60が設けられている。加えて、遊技領域16におけるセンター部材26の下方には、遊技球が入賞可能な始動入賞口19と、一対の翼片を開閉動作可能に備えたチューリップ式電動役物17と、開閉可能な扉部材を有する大入賞装置18とが設置されている。
さらに、遊技領域16外となる遊技盤2の右下部には、保留情報の数を表示する4つのLEDからなる保留表示部20と、特別図柄を表示するための7セグメント表示器からなる特別図柄表示部61とが設けられている。なお、保留表示部20や特別図柄表示部61は、前扉4を閉塞したとしても、前扉4の前方にいる遊技者から視認可能な位置に設けられている。
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、遊技球を発射装置10へ供給するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が取り付けられており、供給皿7は前扉4の開放に伴い、貯留皿8はミドル枠5の開放に伴い夫々機枠3に対して片開き可能となっている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させるためのハンドル9が回動操作可能に設置されている。加えて、供給皿7の前方には、遊技者が任意に押し込み操作可能な押しボタン25が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
一方、機枠3の後面側には、供給皿7へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払出装置12、払出装置12における払い出し動作を制御する払出制御装置28、及び各制御基板や装置・部材に電源電圧を供給するための電源装置29等が設置されている。また、21は、合成樹脂製のカバー状に形成されたセンターカバーであって、当該センターカバー21の内部には、遊技に係る主たる制御(たとえば、所謂「大当たり抽選」等)を実行するためのメイン制御装置30(図4に示す)、演出用表示部6における表示動作等を制御する表示制御装置50(図4に示す)、ランプ部材15の点灯/点滅動作等を制御する発光制御装置51(図4に示す)、スピーカ14からの報音動作を制御する音制御装置52(図4に示す)、及び表示制御装置50や音制御装置52等の動作を統合的に制御するサブ制御装置40(図4に示す)等が設置されている。尚、22は、パチンコ機1をトランスに接続するためのプラグであり、27は、アースである。
次に、パチンコ機1の制御機構について、図4をもとに説明する。図4は、パチンコ機1の制御機構を示したブロック図である。
メイン制御装置30には、「大当たり抽選」の実行とともに下記部材の動作を制御するメインCPU32、ROMやRAM等といった記憶手段33、タイマ34、及びインターフェイス35等が搭載されたメイン制御基板31が内蔵されている。そして、該メイン制御基板31は、インターフェイス35を介して、始動入賞口19やチューリップ式電動役物17、大入賞装置18、払出制御装置28、電源装置29、及び特別図柄表示部61等と接続されている。また、メイン制御基板31は、サブ制御装置40内に内蔵されたサブ統合基板41とも電気的に接続されている。
記憶手段33には、「大当たり抽選」に使用するcカウンタ(当たり判定用乱数)、生起させる「大当たり」の種別を決定するdカウンタ(当たり種別決定用乱数)、及び主に特別図柄や装飾図柄の変動時間である基本変動パターンを決定するeカウンタ(変動時間決定用乱数)等の複数のカウンタが内蔵されている。各カウンタは、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間(たとえば1割込2.000ms)のうちに1ずつ加算しながらループカウントするループカウンタであって、当該カウンタを用いた数値の取得は、乱数からの数値の取得とみなすことができる。また、cカウンタは0〜700(701通り)の間を、dカウンタは0〜10(11通り)の間を、eカウンタは0〜30(31通り)の間を夫々ループカウントするようになっている。そして、メインCPU32は、遊技球の始動入賞口19又はチューリップ式電動役物17への入賞検出を契機として、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタから夫々1つの数値を取得する(所謂「大当たり抽選」を実行する)。
また、記憶手段33には、特別図柄表示部61に表示する特別図柄と、図5に示す如くdカウンタの数値と「大当たり」の種別とを対応づけた当たり種別決定テーブルと、図6に示す如くeカウンタの数値と基本変動パターンとを対応づけた基本変動パターン決定テーブルとが記憶されている。この基本変動パターンとは、主に特別図柄及び装飾図柄の変動時間(変動開始から確定表示までの時間)を規定するものである。さらに、記憶手段33には、たとえば特別図柄表示部61において特別図柄が変動表示中に始動入賞口19やチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したような場合に、当該入賞に伴うcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報として最大4つまで記憶する保留情報記憶領域が設けられている。尚、保留情報記憶領域に記憶されている保留情報の数は、後述するようにサブ統合基板41による制御のもと、保留表示部20で点灯表示されて遊技者に報知される。また、保留情報は、特別図柄及び装飾図柄が確定表示される度に記憶した順番で順次消化され、該消化に伴って新たな保留情報が記憶可能となる。
サブ制御装置40には、サブ統合CPU42、記憶手段43、タイマ44、及びインターフェイス45等が搭載されたサブ統合基板41が内蔵されている。該サブ統合基板41は、インターフェイス45を介してメイン制御基板31と電気的に接続されているとともに、表示制御装置50、発光制御装置51、及び音制御装置52と電気的に接続されており、サブ統合CPU42は、後述するようにメイン制御基板31から大当たり抽選に係る信号を受信すると、その信号の内容に応じて各制御装置を制御し、スピーカ14やランプ部材15の動作や、演出用表示部6における装飾図柄の表示動作を制御するようになっている。さらに、図4では省略しているが、サブ統合基板41は、インターフェイス45を介して、押しボタン25や保留表示部20等とも接続されている。
また、記憶手段43には、演出用表示部6に表示する装飾図柄を記憶する図柄記憶領域(図示せず)と、該装飾図柄の詳細な変動表示態様やキャラクタ(後述するバトル演出で使用する味方キャラクタや敵キャラクタも含む)の動画を用いたキャラクタ演出等からなる複数の詳細変動パターンを記憶した表示演出記憶領域46とが設けられており、種々の詳細変動パターンが図7に示す如くメイン制御基板31で決定される基本変動パターンと対応づけて記憶されている。
そして、上記パチンコ機1における基本的な遊技動作について以下簡略に説明する。
まず遊技者は一般的に後述する「大当たり抽選」の結果が「大当たり」となる確率の低い通常状態(通常遊技状態)から遊技を開始することになり、遊技者によってハンドル9が回動操作されると、発射装置10が作動し、発射通路13を介して遊技球が遊技領域16内へ打ち込まれる。そして、遊技領域16内を流下する遊技球が始動入賞口19又はチューリップ式電動役物17へ入賞する(所定条件を充足する)と、当該入賞がメインCPU32により検出される。すると、メインCPU32は、入賞検出のタイミングでcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタから夫々1つの数値を取得するとともに、今回cカウンタから取得した数値が所定の「大当たり数値(たとえば“0”又は“300”)」であるか否か、及び当該「大当たり数値」であるか否かを踏まえた上でのdカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを先読み判定として一旦判定し、後述するような保留情報を記憶する際と同様の制御(たとえば予定情報の作成及び送信等)を実行した後、特別図柄表示部61において特別図柄を変動表示中であるか否か、及び保留情報の有無を確認する。そして、特別図柄表示部61において特別図柄が変動中でなく、且つ、保留情報が1つも存在しない場合、今回cカウンタから取得した数値が所定の「大当たり数値(たとえば“0”又は“300”)」であるか否か、すなわち今回の「大当たり抽選」の結果が「大当たり」であるか否かを再度大当たり判定として判定する。そして、「大当たり抽選」の結果、「大当たり」である(すなわち、取得数値が「大当たり数値」である)と、図6(b)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。一方、「大当たり抽選」の結果、「外れ」である(すなわち、cカウンタからの取得数値が「大当たり数値」以外の数値である)と、図6(a)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。その後、メインCPU32は、「大当たり抽選」の結果(「大当たり」であるか「外れ」であるか)、「大当たり」である場合にはその種別、及び読み出した基本変動パターン(特に変動時間)の種類を示す情報を含んだ開始コマンドを作成するとともに、当該開始コマンドをサブ統合CPU42へと送信する。また、特別図柄表示部61において特別図柄を所定の態様で変動させるとともに、タイマ34による計時を開始する。そして、読み出した基本変動パターンの変動時間が経過すると、「大当たり抽選」の結果、及び「大当たり」である場合にはその種別に対応する特別図柄を確定表示させる(「大当たり」であり、且つ、dカウンタからの取得数値が“0”〜“2”である場合には「通常大当たり」として非特定確定表示態様である“3”で、「大当たり」であり、且つ、dカウンタからの取得数値が“3”〜“10”である場合には「確変大当たり」として特定確定表示態様である“7”で、「外れ」の場合には“−”で夫々確定表示させる)とともに、停止信号を含んだ停止コマンドをサブ統合CPU42へと送信する。
一方、特別図柄表示部61において特別図柄を変動表示中であったり、保留情報の有無を確認した際に保留情報が存在した場合には、当該入賞に伴うcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値にもとづく先読み判定を実行し、当該先読み判定の結果を含んだ所定の先読みコマンドをサブ統合CPU42へ送信するとともに、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報として記憶する。また、保留情報記憶領域に記憶されている保留情報の数が既に最大値に達していると、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値の先読み判定を実行することなく、そしてcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報として記憶することなく削除する。
なお、チューリップ式電動役物17の開閉動作に関しては、ゲート部材60への遊技球の通過をもって、「大当たり抽選」同様の乱数からの数値の取得による「抽選」を実行し、当選した場合にのみチューリップ式電動役物17の翼片を所定の設定時間だけ開動作させるようになっている。
一方、サブ統合CPU42では、開始コマンドを受信すると、該開始コマンドに含まれている「大当たり抽選」の結果に係る情報及び「大当たり」の種別に応じて最終的に確定表示する装飾図柄の表示態様を決定するとともに、基本変動パターンに係る情報に対応する詳細変動パターンを表示演出記憶領域46から読み出し、タイマ44により計時しながら、読み出した詳細変動パターンにしたがって演出用表示部6における装飾図柄を変動表示させる。そして、停止コマンドの受信に伴い、上記決定した表示態様で装飾図柄を演出用表示部6に確定表示させる。つまり、「大当たり抽選」の結果が「大当たり」であり、その種別が「確変大当たり」であると、同一の奇数装飾図柄を3つ並べる確変大当たり装飾図柄表示態様(たとえば“7・7・7”)で確定表示させ、「大当たり抽選」の結果が「大当たり」であり、その種別が「通常大当たり」であると、同一の偶数装飾図柄を3つ並べる通常大当たり装飾図柄表示態様(たとえば“4・4・4”)で確定表示させる。また、「大当たり抽選」の結果が「外れ」であると、3つのうち少なくとも1つの装飾図柄が異なる外れ装飾図柄表示態様(たとえば“1・2・3”)で確定表示させる。
そして、「大当たり抽選」の結果が「大当たり」であると、装飾図柄及び特別図柄の確定表示後、メインCPU32は、大入賞装置18の扉部材の所定回数にわたる断続的な開成させる大当たり状態(特別遊技状態)を生起させる。また、メインCPU32は、大当たり状態において開成中の大入賞装置18への遊技球の入賞を検知すると、所定個数(たとえば15個)の遊技球を賞球として供給皿7へ払い出す。一方、サブ統合CPU42は、大当たり状態を生起させた「大当たり」の種別に対応した演出用表示部6での表示演出を記憶手段43から読み出し、演出用表示部6での表示動作を制御する。
なお、大当たり状態の内容は、「大当たり」の種別によって異なっており、「大当たり」の種別が「通常大当たり」であると、大入賞装置18は2回しか開成しない大当たり状態(非特定特別遊技状態)であるのに対し、「確変大当たり」であると、大入賞装置18は16回も開成する大当たり状態(特定特別遊技状態)となる。また、1回あたりの最大開成時間も異なっており、非特定特別遊技状態では大入賞装置18の1回あたりの最大開成時間は1秒であるのに対し、特定特別遊技状態であると大入賞装置18の最大開成時間は30秒にも及ぶ。さらに、「大当たり」の種別が「確変大当たり」であると、特定特別遊技状態の終了後、次に「大当たり抽選」の結果が「大当たり」となるまでの間、「大当たり抽選」の結果が「大当たり」となる確率が高くなった(すなわち、「大当たり数値」の数が増大した)特定遊技状態である所謂確変状態を生起させる。しかしながら、「大当たり」の種別が「通常大当たり」であると、非特定特別遊技状態の終了後に上述したような確変状態を生起させず、上記通常状態を生起させる。つまり、特別図柄を特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて確変状態を、特別図柄を非特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて通常状態を夫々生起させるのである。
一方、「大当たり抽選」の結果が「外れ」であると、装飾図柄及び特別図柄の確定表示後、保留情報が存在する場合には、メインCPU32が、記憶している保留情報のうち最も古い保留情報について、該保留情報に係るcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値にもとづき特別図柄の変動を開始する直前に「大当たり抽選」の結果が「大当たり」であるか否かや「大当たり」である場合にはその種別、更に変動時間を再度大当たり判定として判定し、開始コマンドを作成して送信する等の上記同様の制御を実行するとともに、当該最も古い保留情報を保留情報記憶領域から削除する。また、保留情報が存在しない場合には、次の始動入賞口19又はチューリップ式電動役物17への遊技球の入賞をもって「大当たり抽選」等の上記制御を実行する。
(確変状態における基本変動パターンの選択)
ここで、本発明の要部となる確変状態における基本変動パターンの選択制御について説明する。
まず、パチンコ機1は、通常状態における「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」になると、特定特別遊技状態を生起させるとともに、該特定特別遊技状態中(たとえば終了デモ時等)に特定フラグをONとする。そして、特定特別遊技状態の終了後に生起させる確変状態において、メインCPU32は、始動入賞口19又はチューリップ式電動役物17への遊技球の入賞に起因して取得したcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値について上記大当たり判定(すなわち変動開始直前に実行する判定)を行うにあたって状態判別手段36となり、確変状態中における特定フラグのON/OFFを確認する。そして、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」であり、且つ、確変状態中において特定フラグがONであると、メインCPU32はテーブル選択手段37となり、変動時間の平均値が比較的長い図8(b)に示す基本変動パターン決定テーブル(第1変動時間決定テーブル)を用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。また、「大当たり抽選」の結果が「通常大当たり」であると、図8(d)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。一方、「大当たり抽選」の結果が「外れ」であると、図8(a)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。その後、メインCPU32は、上記通常状態中における制御同様、「大当たり抽選」の結果(「大当たり」であるか「外れ」であるか)、「大当たり」である場合にはその種別、及び読み出した基本変動パターンの種類を示す情報を含んだ開始コマンドを作成するとともに、当該開始コマンドをサブ統合CPU42へと送信したり、特別図柄表示部61における特別図柄の変動/確定表示制御、停止コマンドの送信制御等を実行する。
一方、サブ統合CPU42では、上記通常状態中における制御同様、開始コマンドを受信すると、該開始コマンドに含まれている「大当たり抽選」の結果に係る情報及び「大当たり」の種別に応じて装飾図柄の確定表示態様を決定するとともに、図9に示す如き対応で表示演出領域46の記憶されている詳細変動パターンの中から、開始コマンドに含まれている基本変動パターンに係る情報に対応する詳細変動パターンを読み出し、タイマ44により計時しながら、読み出した詳細変動パターンにしたがって演出用表示部6における装飾図柄を変動表示させる。その後は、上記通常状態中における制御同様、停止コマンドの受信に伴い、決定した確定表示態様で装飾図柄を演出用表示部6に確定表示させる。
ここで、基本変動パターンF、H(第1変動時間)に対応する詳細変動パターンが、演出用表示部6において味方キャラクタと敵キャラクタとのバトルを行わせる所謂バトル演出となっており、基本変動パターンFに対応する詳細変動パターンでは、最終的に味方キャラクタが敵キャラクタに勝利する一方、基本変動パターンHに対応する詳細変動パターンでは、最終的に味方キャラクタが敵キャラクタに敗北するようになっている。また、基本変動パターンG(第2変動時間)に対応する詳細変動パターンは、バトル演出と比べると極めて短時間で確定表示となる特殊演出となっており、確変状態における「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」である場合にのみ選択され得る演出となっている。したがって、メインCPU32は、特定フラグがONである(すなわち、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」となった際の確変状態が、通常状態において「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」となったことにもとづいて生起した確変状態である)と、バトルに勝利する演出を比較的選択しやすい基本変動パターン決定テーブルを選択することになる。
また、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」若しくは「通常大当たり」であると、メインCPU32は、夫々対応する大当たり状態を生起させる等の制御を実行するとともに、特定フラグを参照する。そして、特定フラグがONであると、大当たり状態(特定特別遊技状態若しくは非特定特別遊技状態)中に特定フラグをOFFとした後、大当たり状態の終了に伴い、「大当たり抽選」の結果に対応する遊技状態を生起させる。したがって、確変状態から通常状態へと移行する場合は勿論、確変状態が継続する場合にも特定フラグはOFFとなる。
さらに、確変状態が継続した場合、メインCPU32が状態判別手段36となって特定フラグのON/OFFを確認する際、当然ながら特定フラグはOFFとなっている。そこで、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」であり、且つ、確変状態中において特定フラグがOFFであると、メインCPU32はテーブル選択手段37となり、変動時間の平均値が比較的短い図8(c)に示す基本変動パターン決定テーブル(第2変動時間決定テーブル)を用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出し、以下同様の制御を行う。すなわち、所謂連チャン時には、演出時間が短い特殊演出を比較的選択しやすい基本変動パターン決定テーブルを選択することになる。なお、「大当たり抽選」の結果が「通常大当たり」である場合、及び「外れ」である場合には、上記同様、図8(d)に示す基本変動パターン決定テーブルや図8(a)に示す基本変動パターン決定テーブルを用いる。
(本実施形態のパチンコ機による効果)
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、通常状態において「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」になると、該「確変大当たり」に起因して生起した特定特別遊技状態中に特定フラグをONする。また、確変状態において「大当たり抽選」の結果が「大当たり(確変大当たり若しくは通常大当たり)」になった際、特定フラグがONであると、該「大当たり」に起因して生起した特別遊技状態中に特定フラグをOFFする。さらに、メインCPU32は、確変状態において大当たり判定を実行するにあたり、状態判別手段36として特定フラグのON/OFFを確認し、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」である際、特定フラグがONであるとバトルに勝利する演出が比較的選択されやすい基本変動パターン決定テーブルを、特定フラグがOFFであるとバトル演出よりも特殊演出が選択されやすい基本変動パターン決定テーブルを夫々選択して用い、特別図柄の変動時間、ひいては演出用表示部6における演出時間を決定するようになっている。したがって、特定特別遊技状態を挟みながら確変状態が連続して生起する際(所謂連チャン時)、比較的演出時間が短い特殊演出が選択されやすいため、バトル演出を行うタイプのパチンコ機1であるにも拘わらず、遊技者にしてみると所定の時間内に獲得し得る賞球の数が従来よりも多い、遊技性の高いパチンコ機とすることができる。また、1回目の確変状態については、バトル演出(特にバトルに勝利する演出)が選択されやすくなっているため、遊技者がバトル演出を楽しめないという事態が起こりにくく、パチンコ機1の趣向性を向上することができる。
(本発明の変更例について)
なお、本発明のパチンコ機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、パチンコ機全体の構成は勿論、基本変動パターン決定テーブルの選択に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば上記実施形態では、バトルに勝利する演出に対応する基本変動パターンやバトルに敗北する演出に対応する基本変動パターンを夫々1種類ずつしか設定していないが、たとえばバトルに勝利する演出に対応する基本変動パターンを複数設定することも当然可能である。一方、サブ制御装置において、同じ基本変動パターンFに対応するものの、バトルの詳細な態様が異なる複数の詳細変動パターンを設定するとともに、それらの複数の詳細変動パターンから1つの詳細変動パターンを選択する抽選手段を備える等し、演出用表示部で行われるバトル演出にバリエーションをもたせるように構成してもよい。なお、特殊演出についても、上記バトル演出同様、複数パターン設定してもよいことは言うまでもない。
また、確変状態において「大当たり抽選」の結果が「外れ」となった際にもバトル演出を行い、味方キャラクタと敵キャラクタとが引き分けるような演出を行うように構成しても何ら問題はないし、特定フラグのON/OFFにもとづき、「大当たり抽選」の結果が「外れ」の際にも、引き分けとなる演出の選択率が異なる基本変動パターン決定テーブルを選択するように構成することも可能である。
さらに、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」であり、且つ、確変状態中において特定フラグがONである際に選択する基本変動パターン決定テーブルにおけるバトルに勝利する演出に対応する基本変動パターンの選択率や、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」であり、且つ、確変状態中において特定フラグがOFFである際に選択する基本変動パターン決定テーブルにおける特殊演出に対応する基本変動パターンの選択率等について、適宜設計変更可能であることは言うまでもない。
さらにまた、上記実施形態では、通常状態から始まり最初の確変状態においてのみバトルに勝利する演出を比較的選択しやすい基本変動パターン決定テーブルを選択しているが、図柄を特定確定表示態様で確定表示させた旨や非特定確定表示で確定表示させた旨を遊技履歴として記憶するとともに、確変状態の連続数(すなわち、前回図柄を非特定確定表示態様で確定表示させてから、図柄を非特定確定表示態様で確定表示させることなく特定確定表示態様で確定表示させた回数)をカウントするように構成し、確変状態において図柄を特定確定表示態様で確定表示するにあたり、確変状態の連続数が特定数(たとえば3)に達するまではバトルに勝利する演出を比較的選択しやすい基本変動パターン決定テーブル(第1変動時間決定テーブル)を選択する一方、上記特定数を超えると特殊演出が選択されやすい基本変動パターン決定テーブル(第2変動時間決定テーブル)を選択するように構成することも可能である。なお、上記実施形態も、確変状態の連続数が特定数(ここでは1)に達するまでバトルに勝利する演出を比較的選択しやすい基本変動パターン決定テーブルを選択する構成と言うこともできる。
またさらに、各基本変動パターンにおける変動時間についても当然ながら適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、メイン制御装置からサブ制御装置へ開始コマンドと停止コマンドとを送信するようにしているが、サブ制御装置のタイマを用いる等することで、停止コマンドについては送信しない構成としても何ら問題はない。
さらに、上記実施形態では、「大当たり抽選」の結果が「確変大当たり」であるか「通常大当たり」であるかよって生起する大当たり状態の内容も異ならせるようにしているが、同じ内容の大当たり状態が生起するようにしても何ら問題はないし、どのような内容とするかについては適宜変更可能である。
さらにまた、「確変大当たり」である際に生起する大当たり状態として、大入賞装置の開成回数や最大開成時間の平均値等が異なる複数種類の大当たり状態を設定しておくことも当然可能である。また、上記実施形態では、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタの3つのカウンタから数値を取得するとしているが、1つのカウンタのみで対応することも可能であるし、2つのカウンタ若しくは4つ以上のカウンタから数値を取得するように構成することも当然可能である。
またさらに、上記実施形態では、特別図柄表示部を遊技領域外に設けているが、遊技領域内に特別図柄表示部を設けてもよいし、更には演出用表示部内に特別図柄表示部を設けることも可能である。
加えて、上記実施形態では、メイン制御装置とサブ制御装置との2つの制御装置に分けて制御するように構成しているが、メイン制御装置1つで制御するように構成してもよく、メイン制御装置の記憶手段に詳細変動パターンを記憶するための表示演出記憶領域を設けてもよいし、メイン制御装置1つで制御する際には、開始コマンド等を作成する必要はない。
1・・パチンコ機、6・・演出用表示部、30・・メイン制御装置(制御装置)、32・・メインCPU、33・・記憶手段、36・・状態判別手段、37・・テーブル選択手段、40・・サブ制御装置(制御装置)、42・・サブ統合CPU、43・・記憶手段、46・・表示演出記憶領域、61・・特別図柄表示部(図柄表示部)。

Claims (2)

  1. 図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、キャラクタによる表示演出を行うための演出用表示部とが設けられているとともに、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段が備えられており、
    前記制御手段が、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様及び前記図柄の変動時間を決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させる一方、前記図柄の変動表示中に前記演出用表示部において所定の表示演出を行い、
    さらに、前記図柄を特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が高い特定遊技状態を生起させる一方、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と前記非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が前記特定遊技状態よりも低い通常遊技状態を生起させるパチンコ機であって、
    前記制御手段は、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定すべく、前記乱数に対応づけられた複数種類の変動時間を有する変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに前記第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、前記第1変動時間及び前記第2変動時間を有しているとともに前記第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有しており、
    さらに前記第1変動時間での前記図柄の変動表示中における表示演出であって、特別演出を含んだ第1の表示演出と、前記第2変動時間での前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含まない第2の表示演出とを記憶している一方、前記特定遊技状態において前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させる際の前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含んだ第3の表示演出を記憶しており、
    前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定するにあたり、該特定遊技状態が、前記通常遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、前記第1変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第1の表示演出が実行されやすい状態とする一方、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であると、前記第2変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第2の表示演出が実行されやすい状態とすることにより、
    前記特定遊技状態が、前記通常遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であるか、それとも前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させ、当該特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて生起させた特定遊技状態であるかに応じて、前記特別演出が実行された際に、前記図柄が前記特定確定表示態様で確定表示される確率を異ならせることを特徴とするパチンコ機。
  2. 図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、キャラクタによる表示演出を行うための演出用表示部とが設けられているとともに、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段が備えられており、
    前記制御手段が、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様及び前記図柄の変動時間を決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させる一方、前記図柄の変動表示中に前記演出用表示部において所定の表示演出を行い、
    さらに、前記図柄を特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が高い特定遊技状態を生起させる一方、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記図柄を前記特定確定表示態様と前記非特定確定表示態様との何れか一方で確定表示させる確率が前記特定遊技状態よりも低い通常遊技状態を生起させるパチンコ機であって、
    前記制御手段は、前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定すべく、前記乱数に対応づけられた複数種類の変動時間を有する変動時間決定テーブルとして、第1変動時間、及び該第1変動時間よりも変動時間が短い第2変動時間を有しているとともに前記第1変動時間の方を選択しやすい第1変動時間決定テーブルと、前記第1変動時間及び前記第2変動時間を有しているとともに前記第2変動時間の方を選択しやすい第2変動時間決定テーブルとを有しているとともに、前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させた旨や前記非特定確定表示で確定表示させた旨を遊技履歴として記憶しており、
    さらに前記第1変動時間での前記図柄の変動表示中における表示演出であって、特別演出を含んだ第1の表示演出と、前記第2変動時間での前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含まない第2の表示演出とを記憶している一方、前記特定遊技状態において前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させる際の前記図柄の変動表示中における前記演出用表示部での表示演出であって、前記特別演出を含んだ第3の表示演出を記憶しており、
    前記特定遊技状態において前記図柄を前記特定確定表示態様で確定表示させる際の前記変動時間を決定するにあたり、該特定遊技状態が、前回前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させてから、前記図柄を前記非特定確定表示態様で確定表示させることなく前記特定確定表示態様で確定表示させた回数が特定数以下となる特定遊技状態であると、前記第1変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第1の表示演出が実行されやすい状態とする一方、前記回数が前記特定数を超えている前記特定遊技状態であると、前記第2変動時間決定テーブルを選択し、前記演出用表示部において前記第2の表示演出が実行されやすい状態とすることにより、
    前記回数が前記特定数を超えているか否かに応じて、前記特別演出が実行された際に、前記図柄が前記特定確定表示態様で確定表示される確率を異ならせることを特徴とするパチンコ機。
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