JP2016018880A - 半導体装置の実装方法 - Google Patents

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圭史郎 岡本
赤松 俊也
Toshiya Akamatsu
俊也 赤松
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Abstract

【課題】信頼性を改善した半導体装置の実装方法を提供する。
【解決手段】半導体装置の実装方法は、半導体装置の実装面の第1電極と第1はんだ層との側面に第1樹脂層を形成する工程と、第1温度で第1硬化剤を硬化させる成分を含む第2樹脂層で、第1樹脂層及び第1はんだ層を被覆する工程と、回路基板の第2電極と第2はんだ層との側面に第1硬化剤を含む第3樹脂層を形成する工程と、第1硬化剤を硬化させる成分を含む第4樹脂層で、第3樹脂層と第2はんだ層を被覆する工程と、半導体装置と回路基板の間に導電フィラーを含むアンダーフィル材を配置した状態で、第1及び第2はんだ層が溶融する第2温度に昇温して接合する工程と、第2及び第4樹脂層が硬化する第3温度に昇温して接合する工程と、アンダーフィル材が硬化する第4温度に昇温して硬化させる工程とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の実装方法に関する。
従来より、熱硬化性樹脂からなる媒体と、前記媒体中に分散保持された複数のはんだ粒と、前記はんだ粒中に保持されたフラックスとを具備する異方性導電材料を用いて第1の電極が複数個形成された基板に前記第1の電極に対応する第2の電極が形成されたベアチップが接続されてなる半導体実装装置の製造方法がある。
前記製造方法は、前記媒体を前記基板の前記第1の電極が形成されている面に被着させる異方性導電材料被着工程と、前記異方性導電材料被着工程後に前記第1の電極に対して前記第2の電極を前記異方性導電材料を介して当接させる位置決め工程とを含む。
前記製造方法は、さらに、前記位置決め工程後に少なくとも前記第1の電極に対する前記第2の電極が当接する部位を前記はんだ粒が溶融する温度にまで加熱して前記第1の電極と前記第2の電極とをはんだ付けするはんだ付け工程と、前記はんだ付け工程における加熱により前記媒体を熱硬化させ前記ベアチップと前記基板との間隙を封止する樹脂封止工程とを含む(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−186334号公報
ところで、従来の製造方法では、前記ベアチップと前記基板との間隙を封止する熱硬化性樹脂は、第1の電極と第2の電極とが接続されて形成される電極を直接的に覆っているため、隣接する電極同士の間がはんだ粒によって短絡するおそれがある。
このように、従来の製造方法では、隣接する電極同士の短絡により、半導体実装装置の信頼性が低下するおそれがある。
そこで、信頼性を改善した半導体装置の実装方法を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の半導体装置の実装方法は、半導体装置の実装面に形成される第1電極と、前記第1電極に積層される第1はんだ層との側面に、第1硬化剤を含む第1樹脂層を形成する工程と、第1温度において、前記第1温度で前記第1硬化剤を硬化又は半硬化させる成分を含む第2樹脂層で、前記第1樹脂層及び前記第1はんだ層を被覆する工程と、回路基板の表面に形成される第2電極と、前記第2電極に積層される第2はんだ層との側面に前記第1硬化剤を含む第3樹脂層を形成する工程と、前記第1温度において、前記第1硬化剤を硬化又は半硬化させる前記成分を含む第4樹脂層で、前記第3樹脂層及び前記第2はんだ層を被覆する工程と、前記半導体装置の前記実装面と、前記回路基板の前記表面とを対向させて、前記実装面と前記表面との間に導電フィラーを含むアンダーフィル材を配置した状態で、前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第1はんだ層及び前記第2はんだ層が溶融する第2温度に昇温することにより、前記第1はんだ層と前記第2はんだ層とを接合する工程と、前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第2温度から前記第2樹脂層及び前記第4樹脂層が硬化する第3温度に昇温することにより、前記第2樹脂層と前記第4樹脂層とを接合する工程と、前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第3温度から前記アンダーフィル材が硬化する第4温度に昇温することにより、前記アンダーフィル材を硬化させる工程とを含む。
信頼性を改善した半導体装置の実装方法を提供することができる。
実施の形態の半導体装置10の実装構造100を示す図である。明する。 実施の形態の半導体装置10の実装工程を示す図である。 実施の形態の半導体装置10の実装工程を示す図である。 比較例1、2による半導体装置の実装構造を示す図である。
以下、本発明の半導体装置の実装方法を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態の半導体装置10の実装構造100を示す図である。
半導体装置10は、例えば、半導体製造技術によってシリコン基板に所定の回路が形成された製品であり、典型的にはCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)チップ又はメモリ等である。半導体装置10は、実装面10Aにバンプ110Aが形成されており、回路基板20の表面20Aにフリップチップ実装されている。
回路基板20は、例えば、FR−4(Flame Retardant type 4)規格のガラスエポキシ樹脂製の基板であり、表面20Aに形成されるバンプ110Bを含む。
バンプ110A、110Bは、例えば、銅ポストの表面をニッケル層と金層で被覆したものを用いることができる。銅ポストは、例えば、電解めっきなどによるめっき法で形成すればよく、ニッケル層と金層は、電解めっき、または、無電解めっき処理で形成すればよい。 バンプ110Aは、半導体装置10の回路等に接続されており、バンプ110Bは、回路基板20の配線等に接続されている。バンプ110Aと110Bは、半導体装置10の回路等と回路基板20の配線等との電気的な接続を確保するために設けられており、はんだ層120を介して接続される。
はんだ層120は、バンプ110Aと110Bのそれぞれの表面に形成したはんだ層同士が接合されたものである。バンプ110Aと110Bのそれぞれの表面に形成されるはんだ層としては、例えば、錫ビスマス(SnBi)系のはんだ層を用いることができる。
バンプ110Aと110Bの側面は、それぞれ、樹脂層130A、130Bで覆われている。はんだ層120の側面と、樹脂層130A、130Bの外周面とは、樹脂層140で覆われている。樹脂層140の外周面は、アンダーフィル材150で覆われている。
樹脂層130A、130Bと樹脂層140とは、互いに異なる処理温度において熱硬化される。樹脂層130A、130Bと樹脂層140との材料及び処理温度については、後述する。
アンダーフィル材150は、導電フィラー150Aを含み、半導体装置10と回路基板20との間に充填されている。アンダーフィル材150は、半導体装置10を回路基板20に対して固定するために設けられている。
アンダーフィル材150としては、主剤、硬化剤、及び導電粒子を含む異方導電性接着剤を用いることができる。ここでは、アンダーフィル材150がペースト状のものとして説明するが、アンダーフィル材150はフィルム状であってもよい。
ここで、アンダーフィル材150として異方導電性接着剤を用いるのは、次のような理由による。
半導体装置10の小型化及び薄型化が進むにつれて、半導体装置10及び回路基板20の間隙と、隣接するバンプ110A、110B同士の間隙とが小さくなると、はんだ層120Aと120Bを接続した後にフラックスを除去する工程は煩雑となる。また、フリップチップ接続後にアンダーフィル材を流入させることは難しくなる。
このため、樹脂中に導電フィラー150Aを均一に分散させ、半導体装置10と回路基板20の間に導電フィラー150Aを介在させた状態で熱圧着することにより、電気的接続を行うと同時に隣接するバンプ110A、110B同士の絶縁性を確保するために、アンダーフィル材150として異方導電性接着剤を用いる。
アンダーフィル材150の主剤としては、例えば、エポキシ樹脂を用いることができる。また、アンダーフィル材150の硬化剤としては、例えば、ジシアンジアミド、フェノールノボラック、又は、イミダゾールを用いることができる。また、これらの硬化剤は、例えば、アミン、ポリアミン、ヒドラジン、酸無水物、オニウム塩、ポリチオール、フェノール、又は、ケチミン等の硬化剤と併用してもよい。
導電粒子(導電フィラー150A)としては、例えば、銀(Ag)、金(Au)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、プラチナ(Pt)、パラジウム(Pd)、又はそれらを含む合金、または、錫(Sn)等の金属粉末を用いることができる。また、導電粒子として、ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウム錫)、又は、はんだ用の金属の粉末を用いてもよい。はんだ用の金属としては、錫(Sn)又はビスマス(Bi)等を含むものを用いることができる。なお、これらを2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、導電粒子としては、無機物あるいは有機物のコア粒子の表面に、導電材料を被覆したものを用いてもよい。コア粒子となる基材粒子の形状は、特に制限されず、真球状、粒状、塊状、破砕状、多孔質状、凝集状、フレーク状、スパイク状、フィラメント状、ファイバー状、ウイスカー状の形状のものを用途に応じて用いればよい。なお、電気伝導度のバラツキを小さくするためには、できるだけ粒径の揃った真球状の粉末を使用することが良い。
また、導電粒子の表面に、絶縁性樹脂を被覆したものを用いてもよい。絶縁性樹脂としては、ポリエチレン、アクリロニトリル、スチレン、ポリブタジエン、エチルセルロース、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、天然ゴム、シリコン系ゴム、又は、ポリクロロプレン等の合成ゴム類、又は、ポリビニルエーテル等を用いることができる。
導電粒子の表面を絶縁性樹脂で被覆する方法としては、例えば、有機溶媒又は分散剤による化学変化を利用した湿式方式、又は、機械的なエネルギーを与えることによる物理化学的変化を利用した乾式方式がある。具体的には、例えば、噴霧法、高速撹拌法、スプレードライヤー法等がある。
また、異方導電性接着剤の熱膨張率を半導体装置10の基板の熱膨張率に近づけることにより、応力低減を図ってもよい。例えば、半導体装置10がシリコン基板を含む場合には、シリカ(SiO2)又はアルミナ(Al2O3)等の非導電性の無機粒子を添加してもよい。また、ガラス粒子、又は、その他種々のセラミックス粒子、あるいは、FRP(繊維強化プラスチック)粒子を用いてもよい。
以上のような構成において、半導体装置10の実装構造100は、バンプ110A、110B、はんだ層120、樹脂層130A、130B、樹脂層140、及びアンダーフィル材150によって構築される。
なお、説明の便宜上、図1には、それぞれ2つのバンプ110A、110Bを示すが、実際には、さらに多くのバンプ110A、110Bが設けられる。一例として、半導体装置10の平面視でのサイズが10mm×10mmで、回路基板20の平面視でのサイズが20mm×20mmである場合に、バンプ110A、110Bは、それぞれ約1000個設けられる。このように、バンプ110A、110Bは、それぞれ、半導体装置10の実装面10Aと、回路基板20の表面20Aとに非常に高い密度で(ファインピッチで)実装されている。
次に、図2及び図3を用いて、実施の形態の半導体装置10の実装方法について説明する。
図2及び図3は、実施の形態の半導体装置10の実装工程を示す図である。
ここで、バンプ110A及び110Bは同様の構成を有し、樹脂層130A及び130Bは同様の構成を有し、半導体装置10を回路基板20にフリップチップ実装する前においては、半導体装置10と回路基板20に対して同様の処理を行う。
このため、フリップチップ実装を行う前までの工程については、半導体装置10についての処理について主体的に説明する。
まず、図2(A)に示すように、実装面10Aにバンプ110Aとはんだ層120Aとが形成された半導体装置10を用意する。はんだ層120Aは、錫ビスマス(SnBi)系のはんだ層であり、バンプ110Aの表面に形成されている。
そして、図2(A)に示すように、実装面10Aとバンプ110A及びはんだ層120Aの上に樹脂層130A1を形成する。
樹脂層130A1は、後述する温度T1で樹脂層140A1と反応することによって熱硬化する機能を有する硬化剤を含む樹脂層であればよく、例えば、脂肪族アミン、芳香族アミン、ポリアミノアミド、ポリチオール、ケチミン等を用いることができる。この場合に、樹脂層130A1は、硬化剤を含んでいればよく、主剤は含まなくてよい。温度T1は、第1温度の一例である。
また、樹脂層130A1は、主剤を含み、硬化剤を含まない構成のものを用いてもよい。主剤を含む樹脂層130A1を塗布した後、樹脂層140A1に含まれる硬化剤を利用して、樹脂層130A1が硬化を開始するものであってもよい。
ここで、温度T1における硬化は、半硬化であってもよい。半硬化とは、熱硬化性を有する樹脂の硬化反応の中間的な段階であって、熱硬化によって高分子が架橋した状態に至る手前の状態である。半硬化は、所謂Bステージ化である。Bステージとは、熱硬化性樹脂の硬化中間状態であり、この状態での樹脂は加熱すると軟化し、ある種の溶剤に触れると膨潤するが、完全な溶融・溶解はないものです。また、半硬化の代わりに、樹脂層130A1の溶剤を揮発させて固化させてもよい。
また、樹脂層130A1としては、上述のような熱硬化機能を有するもの以外に、例えば、主材と、光又は紫外線で硬化反応を起こす硬化剤とを含む樹脂を用いてもよい。主材としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ウレタン樹脂、又は、シリコーン樹脂等を用いることができる。例えば、樹脂層130A1を光又は紫外線等で予め硬化させておいてもよい。
樹脂層130A1の形成方法としては、例えば、スピンコート法、スプレー法、又は、ドクターブレード法等を用いることができる。
なお、回路基板20についても同様に、表面20Aと、表面20Aに形成されたバンプ110B及びはんだ層120Bとの上に樹脂層130B1を形成する。はんだ層120Bは、はんだ層120Aと同様に、錫ビスマス(SnBi)系のはんだ層であり、バンプ110Bの表面に形成されている。また、樹脂層130B1は、樹脂層130A1と同様の樹脂材料製のものを用いればよい。
次に、半導体装置10に形成した樹脂層130A1のうち、実装面10Aとはんだ層120Aとの上にある部分を除去することにより、図2(B)に示すように、バンプ110A及びはんだ層120Aの側面に位置する樹脂層130A2を形成する。
樹脂層130A1(図2(A)参照)の一部を除去する工程は、例えば、エッチバック法又は研磨法で行えばよい。エッチバック法では、樹脂層130A1の必要部分(樹脂層130A2として残す部分)にフォトレジストを形成し、プラズマエッチング等で樹脂層130A1の不要部分を除去した後に、フォトレジストをエッチングで除去する。
また、研磨法は、例えば、樹脂層130A1のうち、実装面10Aとはんだ層120Aとの上にある部分を機械的研磨(バフ研磨)などで除去すればよい。
なお、回路基板20についても同様に、樹脂層130A2のうち、表面20Aとはんだ層120Bとの上にある部分を除去することにより、図2(B)に示すように、バンプ110B及びはんだ層120Bの側面に位置する樹脂層130B2を形成すればよい。
ここで、図2(A)、(B)に示す工程は、特に加熱を必要とする工程ではないので、後述する温度T1以下で行えばよい。
次に、半導体装置10のはんだ層120Aと樹脂層130A2の上に樹脂層140A1を形成する。これにより、樹脂層130A2は、樹脂層140A1と反応して硬化し、図2(C)に示すように樹脂層130Aになる。樹脂層130Aは、絶縁性を有する。
この工程は、温度T1で行えばよい。温度T1は、室温以下の温度、室温よりも高いが特段の加熱を必要としない環境温度、又は、室温に近い50℃以下の温度であり、樹脂層130A2が樹脂層140A1と反応して熱硬化することができる温度である。なお、室温とは、摂氏27度である。
ここで、樹脂層130Aをバンプ110A及びはんだ層120Aの側壁に形成するのは、後に導電フィラー150Aを含むアンダーフィル材150を熱硬化させる際に、導電フィラー150Aがバンプ110A及びはんだ層120Aに接触しないようにするためである。
樹脂層140A1としては、例えば、主剤と硬化剤とを含む2液性接着剤を用いることができる。樹脂層140A1は、ディスペンス法、又は、転写法等の方法で形成すればよい。
樹脂層140A1の主剤は、温度T1で樹脂層130A2の硬化剤と反応し、樹脂層130A2の硬化剤を硬化させるものであればよい。樹脂層140A1の主剤としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ウレタン樹脂、又は、シリコーン樹脂を用いることができる。
また、樹脂層140A1の硬化剤は、後述する温度T2で半硬化し、さらに後述する温度T4で熱硬化するものであればよい。なお、半硬化とは、熱硬化性を有する樹脂の硬化反応の中間的な段階であって、熱硬化によって高分子が架橋した状態に至る手前の状態である。
また、樹脂層140A1の硬化剤は、フラックス機能を有することが好ましく、酸無水物などを用いてもよい。フラックス機能は必須ではないが、後にはんだ層120Aと120Bを接合しやすくなるため、フラックス機能を有することが好ましい。
なお、硬化剤としては、一例として、無水フタル酸、無水コハク酸、無水マレイン酸等を用いてもよく、又は、誘導体を用いてもよい。
なお、回路基板20についても同様に、樹脂層140A1と同様の樹脂層140B1をはんだ層120Bと樹脂層130B2の上に形成する。これにより、樹脂層130B2は、樹脂層140B1と反応して硬化し、図2(C)に示すように樹脂層130Bになる。
また、樹脂層130A1、130B1として、熱硬化機能を有するものではなく、例えば、主材と、光又は紫外線で硬化反応を起こす硬化剤とを含む樹脂を用いる場合は、樹脂層140A1、140B1を形成する前に、樹脂層130A1、130B1に光又は紫外線を照射して硬化させればよい。この場合には、樹脂層140A1、140B1の主剤は、樹脂層130A1、130B1の硬化剤に硬化反応を起こさせるものである必要はない。
次に、半導体装置10を温度T2に加熱することにより、樹脂層140A1を半硬化させることにより、図2(D)に示すように樹脂層140A2を形成する。樹脂層140A2は、所謂Bステージの状態のものである。温度T2は、例えば、40℃から80℃程度の範囲に含まれる適切な温度であり、温度T1より高く、温度T3より低い温度の一例である。
なお、半硬化させなくても、樹脂層140A1の形状が保持されるのであれば、半硬化を行わなくてもよい。
なお、回路基板20についても同様に、温度T2に加熱することにより、樹脂層140B1を半硬化させることにより、図2(D)に示すように樹脂層140B2を形成する。
次に、フリップチップボンダー装置を用いて、図2(D)に示す半導体装置10を天地逆にして回路基板20と対向させてバンプ110Aと110Bとの位置を合わせた状態で、図3(A)に示すように、半導体装置10と回路基板20との間にアンダーフィル材150を充填する。
次に、フリップチップボンダー装置ではんだ層120Aと120Bが接触する程度まで半導体装置10を回路基板20に対して押圧した状態で、温度T3まで加熱すると、はんだ層120Aと120Bが溶融し、図3(B)に示すようにはんだ層120が形成される。これは、所謂リフローにより、はんだ層120Aと120Bを接合する工程である。温度T3は、第2温度の一例である。
また、このようにはんだ層120A及び120Bが溶融して接合されてはんだ層120が形成される過程では、溶融した状態のはんだ層120A及び120Bの間に導電フィラー150Aが介在することによって、はんだ層120の形成が補助される。
また、溶融した状態のはんだ層120A及び120Bは、フラックス機能を有する樹脂層140A1の硬化剤によって濡れ性が高くなり、はんだ層120の形成が促進される。
温度T3は、例えば、140℃であり、錫ビスマス(SnBi)系のはんだ層120A及び120Bが溶融する温度である。なお、はんだ層120A及び120Bの錫とビスマスと比率を、例えば、42:58にすると、融点が138℃のはんだ層が得られる。
なお、温度T3は、温度T2より高く、はんだ層120A及び120Bが溶融する温度以上であり、かつ、樹脂層140A2及び140B2の熱硬化が生じる温度T4よりも低い温度であればよい。温度T4は、第3温度の一例である。
はんだ層120A及び120Bの組成によらずに、樹脂層140A2、140B2が半硬化する温度T2よりも、はんだ層120A及び120Bの融点の方が高いため、温度T3は、はんだ層120A及び120Bの組成に応じて、融点以上の温度になるように設定すればよい。
次に、フリップチップボンダー装置で半導体装置10及び回路基板20を温度T4まで加熱すると、樹脂層140A2及び140B2(図3(A)参照)から図3(B)に示す樹脂層140が形成される。
温度T4は、樹脂層140A2及び140B2が熱硬化する温度であり、例えば、160℃から180℃程度である。温度T4は、はんだ層120A及び120Bが溶融する温度T3よりも高く、アンダーフィル材150が熱硬化する温度よりも低い温度であればよい。
樹脂層140A2及び140B2は、熱硬化される過程で溶融するため、溶融した段階で一体的になり、樹脂層140が形成される。樹脂層140は、図3(B)に示すように、樹脂層130A及び130Bの側面を覆うとともに、樹脂層130Aと130Bとの間において、はんだ層120の側面を覆う。
そして最後に、フリップチップボンダー装置で半導体装置10及び回路基板20を温度T5まで加熱して、アンダーフィル材150の異方導電性接着剤を熱硬化させる。温度T5は、温度T4よりも高く、アンダーフィル材150の熱硬化が生じる温度であればよい。温度T5は、例えば、200℃から220℃程度であり、第4温度の一例である。
以上により、半導体装置10は回路基板20にフリップチップ実装され、半導体装置10の実装構造100が完成する。
なお、上述の実装工程において、温度をT1からT5に上昇させる際は、ステップ状に上昇させてもよいし、連続的又は線形的に上昇させてもよい。
また、バンプ110Aは、第1電極の一例であり、バンプ110Bは、第2電極の一例である。また、はんだ層120Aは、第1はんだ層の一例であり、はんだ層120Bは、第2はんだ層の一例である。
樹脂層130Aと130Bは、それぞれ、第1樹脂層と第3樹脂層の一例であり、樹脂層130Aと130Bに含まれる硬化剤は、第1硬化剤の一例である。また、樹脂層140A1と140B1は、第2樹脂層と第4樹脂層の一例である。樹脂層140A1と140B1に含まれる主剤は、第1温度で第1硬化剤を硬化させる成分の一例であり、樹脂層140A1と140B1に含まれる硬化剤は、第2硬化剤の一例である。
上述のような半導体装置10の実装構造100を実際に作製し、回路基板20の引き出し配線を用いて導通試験を行った結果、実際には約1000個あるバンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bのすべて接合部において導通が確認できた。すなわち、隣接する接合部同士の間で導電フィラー150Aによる短絡パスが生じていないことが確認できた。
さらに、−25℃〜125℃の熱サイクル試験を行った。具体的には、−25℃で30分保持し、その後温度を徐々に上昇させて、+125℃で30分保持するサイクルを1サイクルとして、これを1000サイクル繰り返す熱サイクル試験を行った。この結果、バンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bの接合部における接続抵抗の変化率は+5%以下であった。
また、はんだ層120A、120Bとして、上述の錫ビスマス(SnBi)系はんだの代わりに、錫銀(SnAg)系はんだを用いた半導体装置10の実装構造100を実際に作製した。温度T3を220℃、温度T4を240℃、温度T5を260℃に設定して、半導体装置10の実装構造100を作製した。
そして、バンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bの接合部の導通試験を行った結果、実際には約1000個あるバンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bのすべて接合部において導通が確認できた。すなわち、隣接する接合部同士の間で導電フィラー150Aによる短絡パスが生じていないことが確認できた。
さらに、−25℃〜125℃の同様の熱サイクル試験を行った結果、バンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bの接合部における接続抵抗の変化率は+5%以下であった。
以上、実施の形態によれば、バンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bの接合部の信頼性を改善した半導体装置10の実装方法及び実装構造100を提供することができる。
また、樹脂層130A、130B、140を追加することと、温度T1〜T5を上述のように設定することとで実現できるため、低コストで信頼性の高い半導体装置10の実装方法及び実装構造100を提供することができる。
また、異方性導電接着剤を用いることによって、フラックスを使って洗浄して行うものと比較して、洗浄工程が不要になる分だけ低コスト化を測ることができる。
上述のようにバンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bの接合部の信頼性を改善できるのは、次のような理由による。
一つ目の理由は、バンプ110A及び110Bの側面を予め温度T1で形成する樹脂層130A、130Bで覆ってから、その後に温度T3に昇温して、はんだ層120A及び120Bを接続するため、バンプ110A及び110Bの側面に導電フィラー150Aが付着しないからである。
また、二つ目の理由は、温度T3で、はんだ層120を形成した後に、温度T4に昇温して、はんだ層120の側面と、樹脂層130A及び130Bの側面とを樹脂層140で覆うため、隣接するはんだ層120同士が導電フィラー150Aによって接続されることを抑制できるからである。
そして、三つ目の理由は、温度T4で樹脂層140を熱硬化させてバンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bを覆った状態で、アンダーフィル材150を熱硬化させるため、バンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bによって構築される電極が導電フィラー150Aによって隣接する電極と接続されることを抑制できるからである。
ここで、図4を用いて、比較例1、2による半導体装置の実装構造について説明する。図4は、比較例1、2による半導体装置の実装構造を示す図である。図4(A)、(B)では、半導体装置10と回路基板20の全体を示さずに、バンプ110A、110Bの周辺の部分のみを示す。
図4(A)に示す実装構造では、半導体装置10のバンプ110A、110Bには、樹脂層130A、130Bと、樹脂層140とは形成されておらず、バンプ110A、110Bが直接的に、アンダーフィル材150によって覆われている。
このような状態で、はんだ層120A、120Bを溶融させて接合してはんだ層120を形成すると、図4(B)に示すように隣り合うバンプ110A、110B、及びはんだ層120の積層体同士が導電フィラー150Aによって接続され、短絡するおそれがある。
また、図4(C)に示す実装構造では、図4(A)に示すバンプ110A、110Bの側面を熱可塑性の樹脂層50A、50Bで覆っている。熱可塑性の樹脂層50A、50Bは、はんだ層120A、120Bを溶融させて接合してはんだ層120を形成する際に溶融し、図4(D)に示すように下方に流れ落ちるおそれがある。このような場合には、図4(D)に示すように、隣り合うバンプ110A同士が導電フィラー150Aによって接続され、短絡するおそれがある。
これに対して、実施の形態の半導体装置10の実装方法及び実装構造100では、隣接するバンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bが導電フィラー150Aによって短絡することを抑制できるので、接合部の信頼性を改善できる。
また、従来の製造方法では、電極にアンダーフィル材(熱硬化性樹脂)が直接的に接しているため、はんだ付け工程における加熱によって熱硬化性樹脂を熱硬化すると、はんだ粒が十分に第1の電極と第2の電極の間に供給される前に熱硬化の反応が進み、第1と第2の電極間の接続が不十分になるおそれがある。
これに対して、実施の形態の半導体装置10の実装方法及び実装構造100では、バンプ110A、110Bの側面を予め樹脂層130A、130Bで覆った状態でバンプ110Aと110Bをはんだ層120で接合し、さらに樹脂層140で覆ってからアンダーフィル材150を熱硬化させる。アンダーフィル材150を熱硬化させる温度T5は、はんだ層120の融点(温度T3)よりも高い。
このため、バンプ110A、はんだ層120、及びバンプ110Bによって構築される電極が導電フィラー150Aによって隣接する電極と接続されることを抑制でき、信頼性を改善した半導体装置10の実装方法及び実装構造100を提供することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の半導体装置の実装方法について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
半導体装置の実装面に形成される第1電極と、前記第1電極に積層される第1はんだ層との側面に、第1硬化剤を含む第1樹脂層を形成する工程と、
第1温度において、前記第1温度で前記第1硬化剤を硬化又は半硬化させる成分を含む第2樹脂層で、前記第1樹脂層及び前記第1はんだ層を被覆する工程と、
回路基板の表面に形成される第2電極と、前記第2電極に積層される第2はんだ層との側面に前記第1硬化剤を含む第3樹脂層を形成する工程と、
前記第1温度において、前記第1硬化剤を硬化又は半硬化させる前記成分を含む第4樹脂層で、前記第3樹脂層及び前記第2はんだ層を被覆する工程と、
前記半導体装置の前記実装面と、前記回路基板の前記表面とを対向させて、前記実装面と前記表面との間に導電フィラーを含むアンダーフィル材を配置した状態で、前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第1はんだ層及び前記第2はんだ層が溶融する第2温度に昇温することにより、前記第1はんだ層と前記第2はんだ層とを接合する工程と、
前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第2温度から前記第2樹脂層及び前記第4樹脂層が硬化する第3温度に昇温することにより、前記第2樹脂層と前記第4樹脂層とを接合する工程と、
前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第3温度から前記アンダーフィル材が硬化する第4温度に昇温することにより、前記アンダーフィル材を硬化させる工程と
を含む、半導体装置の実装方法。
(付記2)
前記第2樹脂層及び前記第4樹脂層は、それぞれ、前記第1温度よりも高く前記第2温度よりも低い温度で半硬化する第2硬化剤を含み、
前記第2樹脂層を前記第1温度よりも高く前記第2温度よりも低い前記温度に昇温して半硬化させる工程と、
前記第4樹脂層を前記第1温度よりも高く前記第2温度よりも低い前記温度に昇温して半硬化させる工程と
をさらに含む、半導体装置の実装方法。
(付記3)
前記第2硬化剤は、前記第1はんだ層及び前記第2はんだ層の濡れ性を向上させるフラックスを含む、付記2記載の半導体装置の実装方法。
(付記4)
前記導電フィラーは、前記第2温度で溶融する、付記1乃至3のいずれか一項記載の半導体装置の実装方法。
(付記5)
前記第1温度は、室温、又は、加熱の不要な環境温度である、付記1乃至4のいずれか一項記載の半導体装置の実装方法。
(付記6)
前記第1樹脂層を形成する工程は、
前記実装面と、前記第1電極及び前記第1はんだ層の側面と、前記第1はんだ層の上面とに樹脂層を形成する工程と、
前記樹脂層のうち、前記第1電極と、前記第1はんだ層との側面に形成される部分以外の部分を除去する工程とを含み、
前記第3樹脂層を形成する工程は、
前記表面と、前記第2電極及び前記第2はんだ層の側面と、前記第2はんだ層の上面とに樹脂層を形成する工程と、
前記樹脂層のうち、前記第2電極と、前記第2はんだ層との側面に形成される部分以外の部分を除去する工程とを含む、付記1乃至4のいずれか一項記載の半導体装置の実装方法。
10 半導体装置
10A 実装面
20 回路基板
20A 表面
100 実装構造
110A、110B バンプ
120、120A、120B はんだ層
130A、130A1、130A2、130B、130B1、130B2 樹脂層
140、140A1、140A2、140B1、140B2 樹脂層
150 アンダーフィル材
150A 導電フィラー

Claims (5)

  1. 半導体装置の実装面に形成される第1電極と、前記第1電極に積層される第1はんだ層との側面に、第1硬化剤を含む第1樹脂層を形成する工程と、
    第1温度において、前記第1温度で前記第1硬化剤を硬化又は半硬化させる成分を含む第2樹脂層で、前記第1樹脂層及び前記第1はんだ層を被覆する工程と、
    回路基板の表面に形成される第2電極と、前記第2電極に積層される第2はんだ層との側面に前記第1硬化剤を含む第3樹脂層を形成する工程と、
    前記第1温度において、前記第1硬化剤を硬化又は半硬化させる前記成分を含む第4樹脂層で、前記第3樹脂層及び前記第2はんだ層を被覆する工程と、
    前記半導体装置の前記実装面と、前記回路基板の前記表面とを対向させて、前記実装面と前記表面との間に導電フィラーを含むアンダーフィル材を配置した状態で、前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第1はんだ層及び前記第2はんだ層が溶融する第2温度に昇温することにより、前記第1はんだ層と前記第2はんだ層とを接合する工程と、
    前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第2温度から前記第2樹脂層及び前記第4樹脂層が硬化する第3温度に昇温することにより、前記第2樹脂層と前記第4樹脂層とを接合する工程と、
    前記半導体装置及び前記回路基板を、前記第3温度から前記アンダーフィル材が硬化する第4温度に昇温することにより、前記アンダーフィル材を硬化させる工程と
    を含む、半導体装置の実装方法。
  2. 前記第2樹脂層及び前記第4樹脂層は、それぞれ、前記第1温度よりも高く前記第2温度よりも低い温度で半硬化する第2硬化剤を含み、
    前記第2樹脂層を前記第1温度よりも高く前記第2温度よりも低い前記温度に昇温して半硬化させる工程と、
    前記第4樹脂層を前記第1温度よりも高く前記第2温度よりも低い前記温度に昇温して半硬化させる工程と
    をさらに含む、半導体装置の実装方法。
  3. 前記第2硬化剤は、前記第1はんだ層及び前記第2はんだ層の濡れ性を向上させるフラックスを含む、請求項2記載の半導体装置の実装方法。
  4. 前記導電フィラーは、前記第2温度で溶融する、請求項1乃至3のいずれか一項記載の半導体装置の実装方法。
  5. 前記第1温度は、室温、又は、加熱の不要な環境温度である、請求項1乃至4のいずれか一項記載の半導体装置の実装方法。
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