JP2016018857A - コア及びボビン並びに電力変換装置 - Google Patents

コア及びボビン並びに電力変換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも高出力、低雑音で且つ簡易な製造工程により製造することが可能なトランスを提供する。【解決手段】コイルが巻回される柱状の中央脚4及び中央脚13と、中央脚4及び中央脚13の中心軸から見て対称の位置に配置されている三以上の外側脚2等であって、それぞれが柱状の外側脚2等と、中央脚4及び中央脚13の端部と、当該端部に対応した各外側脚2等の端部と、の間に配置され、コイルの電流により発生する磁束を通す上面部1及び下面部10と、を備え、各外側脚2等の横断面の面積の合計が、中央脚4及び中央脚13の横断面の面積以上とされている。【選択図】図1

Description

本発明は、コア及びボビン並びに電力変換装置の技術分野に属する。より詳細には、電力変換装置用のコア及びボビン、並びに当該コア及びボビンを備えた電力変換装置の技術分野に属する。
電子部品としての電力変換装置(いわゆるトランス)は、様々な装置に広く用いられている。このような電力変換装置に要求される特徴としては、例えば、小型化及び低雑音化等である。このような特徴を備える電力変換装置として、例えば下記特許文献1に記載されたものがある。下記特許文献1に開示されている電力変換装置では、電力変換装置としてのコイルが巻回されるコアの全体形状を円球状又は楕円球状とすることにより、外部への電磁雑音の低減を図っている。
特開2005−109399号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている電力変換装置では、外郭が球状又は楕円球状のコア内にコイルを巻回する必要があるため、コイルの巻回のために確保できる空間が狭いことから、コイルの巻回量の増大による更なる高出力化に対応させたい場合があった。また、コアの外郭が球状又は楕円球状であるため、その製造工程が複雑となることから、製造工程を簡略化することで製造コストをより抑制したいという要請もあった。
そこで本発明は、上記の要請に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、従来よりも高出力、低雑音で且つ簡易な製造工程により製造することが可能なコア及びボビン、並びに当該コア及びボビンを備えた電力変換装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電力変換装置用のコアであって、コイルが巻回される柱状の中央脚と、当該中央脚の中心軸から見て対称の位置に配置されている三以上の外側脚であって、それぞれが柱状の外側脚と、前記中央脚の端部と、当該端部に対応した各前記外側脚それぞれの端部と、の間に配置され、前記コイルの電流により発生する磁束を通す磁束通過部と、を備え、各前記外側脚の中心軸に垂直な断面の面積の合計が、前記中央脚の中心軸に垂直な断面の面積以上とされている。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコアの前記中央脚と前記コイルとの間に挿入される筒形状のボビンであって、各前記外側脚の間の位置に、外部から前記コイルに接続するための外部端子をそれぞれ備える。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコアと、前記中央脚に挿入された請求項6に記載のボビンと、前記ボビンの筒状部を間に挟んで前記中央脚に巻回され、前記ボビンの前記外部端子を介して外部に接続される前記コイルと、を備える。
請求項1、請求項6又は請求項7のいずれか一項に記載の発明によれば、中央脚と、三以上の外側脚と、を備え、各外側脚の中心軸に垂直な断面の面積の合計が、中央脚の中心軸に垂直な断面の面積以上とされている。よって、外側脚が二以下の場合に比して、電力変換装置としての機能を担保しつつ、中央脚と各外側脚との間のコイルが巻回される空間を広げることができるため、コイルの巻回量を増大させることによる高出力化が可能となる。また、中央脚の中心軸から見て対称の位置に各外側脚が配置されるため、外部磁束が閉ループを形成することで、外部への雑音漏洩を防止することができる。更に中央脚及び各外側脚がそれぞれ柱状であるため、製造工程を簡略化できる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコアにおいて、三以上奇数個の前記外側脚を備え、前記中央脚の中心軸に垂直に交わる直線を対称軸とした線対称の位置に前記外側脚がそれぞれ一ずつ配置されている。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、三以上奇数個の外側脚を備え、中央脚の中心軸に垂直に交わる直線を対称軸とした線対称の位置に外側脚がそれぞれ一ずつ配置されているので、外部への雑音漏洩をより効果的に防止することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のコアにおいて、四以上偶数個の前記外側脚を備え、前記中央脚の中心軸を中心とした点対称の位置に前記外側脚がそれぞれ一ずつ配置されている。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、四以上偶数個の外側脚を備え、中央脚の中心軸を中心とした点対称の位置に外側脚がそれぞれ一ずつ配置されているので、外部への雑音漏洩をより効果的に防止することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のコアにおいて、四の前記外側脚を備え、前記中心軸を中心とし且つ当該中心軸に垂直な正方形の各頂点の位置に前記外側脚がそれぞれ一ずつ配置されており、前記磁束通過部は、各前記外側脚及び前記中央脚それぞれの位置に対応した平面視十字形状を有する。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用に加えて、四の外側脚を備え、中央脚の中心軸を中心とし且つ当該中心軸に垂直な正方形の各頂点の位置に外側脚がそれぞれ一ずつ配置されており、更に磁束通過部が、各外側脚及び中央脚それぞれの位置に対応した平面視十字形状を有するので、外部への雑音漏洩を更に効果的に防止することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコアにおいて、各前記外側脚の中心軸に垂直な前記断面の面積が全て同一であるように構成される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、各外側脚の中心軸に垂直な断面の面積が全て同一であるので、不要な発熱を抑制することが可能となる。
本発明によれば、中央脚と、三以上の外側脚と、を備え、各外側脚の中心軸に垂直な断面の面積の合計が、中央脚の中心軸に垂直な断面の面積以上とされている。よって、外側脚が二以下の場合に比して、電力変換装置としての機能を担保しつつ、中央脚と各外側脚との間のコイルが巻回される空間を広げることができるため、コイルの巻回量を増大させることによる、いわゆる多出力線巻対応が可能となる。また、外側脚が二以下の従来の場合に比して中央脚と各外側脚との間のコイルが巻回される空間を広げられることで、当該従来の場合に比して、電力変換装置として同じ体積又は外形寸法であっても、コアとしての横断面の面積(特に中央脚の横断面の面積)を大きくすることができ、結果として電力変換装置としての高出力化が可能となる。
更に、中央脚の中心軸から見て対称の位置に各外側脚が配置されるため、外部磁束が閉ループを形成することで、外部への雑音漏洩を防止することができる。更にまた、中央脚及び各外側脚がそれぞれ柱状であるため、製造工程を簡略化できる。
従って、従来よりも高出力、低雑音の電力変換装置を簡易な製造工程により製造することができる。
実施形態に係るコアの構造を示す図であり、(a)は当該コアの平面図であり、(b)は当該コアの正面図であり、(c)は当該コアの右側面図であり、(d)は(b)図におけるB−B’部断面図であり、(e)は(a)図におけるA−A’部断面図であり、(f)は当該コアを構成する下部部材の外観斜視図であり、(g)は当該コアを構成する上部部材の外観斜視図である。 実施形態に係るボビンの構造を示す図であり、(a)は当該ボビンの平面図であり、(b)は当該ボビンの下面図であり、(c)は当該ボビンの正面図であり、(d)は(a)図におけるC−C’部断面図である。 実施形態に係るコアに実施形態に係るボビンを挿入した状態を示す図であり、(a)は当該状態の平面図であり、(b)は当該状態の正面図であり、(c)は(a)図におけるD−D’部断面図である。 実施形態に係るトランスの構造を示す図であり、(a)は当該トランスの平面図であり、(b)は当該トランスの正面図であり、(c)は(a)図におけるE−E’部断面図である。 実施形態に係るトランスにおける磁束の状態を示す図であり、(a)は縦断面図であり、(b)は平面図である。 実施形態に係るコアを含むトランスの効果を具体的に例示する図であり、(a)は従来のEE型コアを含むトランスの横断面の第一例を示す図であり、(b)は実施形態に係るコアを含むトランスの効果を示す横断面図であり、(c)は従来のEE型コアを含むトランスの横断面の第二例を示す図である。 変形形態に係るコアの構造を例示する図であり、(a)は当該構造の第一例を示す平面図であり、(b)は当該構造の第二例を示す平面図であり、(c)は当該構造の第三例を示す平面図であり、(d)は当該構造の第四例を示す外観斜視図である。
次に、本発明に係る実施形態及び変形形態について、図1乃至図6を用いて説明する。なお以下に説明する実施形態及び変形形態は、電力変換用のトランスに対して本発明を適用した場合の実施形態である。なお、上記トランスが本発明に係る「電力変換装置」の一例に相当する。
(I)実施形態
初めに、本発明に係る実施形態について、図1乃至図5を用いて説明する。なお、図1は実施形態に係るコアの構造を示す図であり、図2は実施形態に係るボビンの構造を示す図であり、図3は実施形態に係るコアに実施形態に係るボビンを挿入した状態を示す図である。また、図4は実施形態に係るトランスの構造を示す図であり、図5は当該トランスにおける磁束の状態を示す図であり、図6は実施形態に係るコアを含むトランスの効果を具体的に例示する図である。なお図1において、実施形態に係るコアの背面図は図1(b)に示す正面図と同一となるので、記載を省略する。また当該コアの左側面図は図1(c)に示す右側面図と同一となるので、記載を省略する。
図1に示すように、実施形態に係るコアCは、図1(f)に示す下部部材C1と、図1(g)に示す上部部材C2と、が上下に組み合わされて構成される。このとき上部部材C2及び下部部材C1を形成する材料は、コアCが用いられる実施形態に係るトランスの発振周波数(換言すれば、必要とされるコアCの透磁率)に基づいて決定され、より具体的に例えば、フェライト粉末、鉄ダスト、パーマロイモリブデン粉末、ケイ素鋼板等が用いられる。このとき、フェライト粉末は当該トランスを例えば50キロヘルツ程度の発振周波数で用いる場合に、コアCの材料として好適である。また鉄ダスト及びパーマロイモリブデン粉末はそれぞれ、当該トランスを例えば20キロヘルツ以上の発振周波数で用いる場合に、コアCの材料として好適である。このとき、鉄ダストとパーマロイモリブデン粉末との使い分けは、例えば実施形態に係るコアCを備えるトランスの設計上求められる、いわゆるコアロスによる。更にケイ素鋼板は、当該トランスを例えば20キロヘルツ以下の発信周波数で用いる場合(例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor(IGBT))と共に用いる場合等)に、コアCの材料として好適である。
そして図1(f)に示すように、実施形態に係るコアCの下部部材C1は、平板状の下面部10と、柱状の中央脚13と、それぞれが柱状の外側脚11及び外側脚12と、が一体成形されて形成されている。一方図1(g)に示すように、当該コアCの上部部材C2は、平板状の上面部1と、柱状の中央脚4と、それぞれが柱状の外側脚2及び外側脚3と、が一体成形されて形成されている。このとき上面部1及び下面部10が本発明に係る「磁束通過部」の一例に相当する。そして図1(a)乃至図1(e)に示すように、上記下部部材C1と上記上部部材C2とが組み合わせられることにより、実施形態に係るコアCが構成される。このとき下部部材C1及び上部部材C2は、それぞれの中心軸が一致するように中央脚4と中央脚13とが対向し、且つ、外側脚2、外側脚3、外側脚11及び外側脚12が、中央脚4及び中央脚13の中心軸を中心とし且つ当該中心軸に垂直な正方形の各頂点の位置に位置する(即ち、図1(a)又は図1(d)に示すように平面視十字型に位置する)ように形成されている。なお以下の説明において、外側脚2、外側脚3、外側脚11及び外側脚12について共通の事項を説明する場合、単に「外側脚2等」と称する。
上記の構成を備えるコアCにおいては、外側脚2等それぞれの中心軸に垂直な断面(中心軸に垂直な断面を、単に「横断面」と称する。図1(d)参照。)の面積の合計が、中央脚4又は中央脚13の横断面(図1(d)参照)の面積以上とされている。より具体的には、外側脚2等それぞれの横断面の面積が相互に等しく、且つ、当該各横断面の面積の合計が、中央脚4又は中央脚13の横断面の面積に等しい。換言すれば、中央脚4又は中央脚13の横断面の面積と、外側脚2等それぞれの横断面の面積との比が、4:1:1:1:1となっている。これは、コアCを備える実施形態に係るトランスを機能させる場合の発熱を抑えるためである。
これに加えて実施形態のコアCでは、外側脚2等が合計四つあることから、外側脚が二つのコアを備える従来のトランスに比して外側脚2等一つ一つの横断面の面積を小さくすることができる。即ち、外側脚を二つ備える従来のコアにおいて上記発熱を抑制しつつトランスとして機能させる場合、各外側脚の横断面の面積はそれぞれ、中央脚の横断面の面積の半分以上である必要がある。これに対して実施形態に係るコアCでは、外側脚2等が四つあるため、外側脚2等それぞれの横断面の面積は、中央脚4及び中央脚13それぞれの横断面の面積の四分の一以上(より好ましくは四分の一)でよい。このため実施形態に係るコアCでは、外側脚2等の横断面の面積を従来に比して小さくできることから、図1(d)に示すように、中央脚4及び中央脚13と、外側脚2等と、の間の空間を大きくすることができる。そして後述するように、当該空間には実施形態に係るトランスとしてのボビン及びコイルが組み込まれることから、当該空間が大きいことは結果的に、トランスとしてのコイルの巻き数を多くすることができることになる。これにより実施形態に係るコアCを備えるトランスでは、従来のトランス(例えば外側脚が二つのコアを備えるトランス)に比して、同一の占有面積又は占有体積でも高出力を得ることができる。このとき、外側脚2等の中央脚4及び中央脚13に対向する側面の形状を図1(d)に示すようにコイルの外周の形状に沿った円弧形状とすることで、トランスとしてのコイルの巻き数を効率的により大きくすることができる。
なお一般に、それに含まれるコアの中央脚の横断面の面積が大きいほどトランスとしての出力は大きくなる。よって実施形態に係るコアCを備えるトランスでは上述のように、中央脚4及び中央脚13と、外側脚2等と、の間の空間を従来のトランスに対して大きく取れることから、コイルの巻き数を同じとするならば、中央脚4及び中央脚13の横断面の面積を大きくすることにより、トランスとしての高出力化が可能となる。
ここで、下部部材C1の外側脚11及び外側脚12と、上部部材C2の上面部1の下面との間はなるべく空隙(ギャップ)がないように形成されることが好ましい。この点は、上部部材C2の外側脚2及び外側脚3と、下部部材C1の下面部10の上面との間の空隙についても同様である。これに対し、中央脚4と中央脚13との対向する面間の空隙は、トランスとして機能させる場合のインダクタンス及び電力の少なくともいずれか一方の調整に適した距離の空隙とすることができる(図1(e)参照)。
更に実施形態に係るコアCでは上述したように、外側脚2等が、中央脚4及び中央脚13の中心軸を中心とし且つ当該中心軸に垂直な正方形の各頂点の位置に位置している。これにより結果として、外側脚2と外側脚11との間の距離、外側脚11と外側脚3との間の距離、外側脚3と外側脚12との間の距離、及び、外側脚12と外側脚2との間の距離、のそれぞれが等しくなる。これにより後述するように、実施形態に係るコアCを備えるトランスが機能する場合に発生する磁束が、外側脚2と外側脚11との間、外側脚11と外側脚3との間、外側脚3と外側脚12との間、及び、外側脚12と外側脚2との間、のそれぞれにおいて閉ループを形成することになる。このため実施形態に係るコアCを備えるトランスでは、例えば上記特許文献1に開示されているトランスと同じ理由により、外部への漏れ磁束を最小限として外部に対する雑音の発生を抑制できる。
これらに加えて実施形態に係るコアCは、上述したように下部部材C1と上部部材C2との組み合わせにより構成される。そして下部部材C1及び上部部材C2はそれぞれ、主として柱状の中央脚4及び中央脚13並びに外側脚2等といった直線部分の多い部材からなる。よって、例えば上記特許文献1に開示されているような球状のコアに比して、コアCとしての製造工程、ひいては、当該コアCを備える実施形態に係るトランスの製造工程を簡略化することができる。なお、中央脚4及び中央脚13並びに外側脚2等の横断面の形状は図1等に例示する形状に限られるものではなく、実施形態に係るコイルの巻回数を多くする等の趣旨に沿った形状とすることができる。また、中央脚4及び中央脚13並びに外側脚2等について、それぞれの横断面の形状が異なっていてもよい。
次に、上記実施形態に係るコアCと共に実施形態に係るトランスを構成する実施形態に係るボビンBについて、図2を用いて説明する。なお図2において、実施形態に係るボビンの背面図及び両側面図は図2(c)に示す正面図と同一となるので、記載を省略する。
次に図2に示すように実施形態に係るボビンBは、例えば樹脂を材料とした一体成形により形成されており、円筒形状の本体20と、本体20の中心軸方向の端面それぞれに形成された円環状のフランジ25及びフランジ26と、本体20の一端の四隅にそれぞれ形成された外部端子21、外部端子22、外部端子23及び外部端子24と、を備えている。なお以下の説明において、外部端子21、外部端子22、外部端子23及び外部端子24について共通の事項を説明する場合、単に「外部端子21等」と称する。そして、外部端子21等のそれぞれには、実施形態に係るコイルを構成する導線に接続される棒状の接続端子が挿入される穴Hが、必要数だけ形成されている。
このような形状を有する実施形態に係るボビンBを実施形態に係るコアCに挿入した状態について、図3を用いて説明する。なお図3において、当該状態の両側面図は図3(b)に示す正面図と略同一となるので、記載を省略する。
図2を用いて説明した実施形態に係るボビンBを、図1を用いて説明したコアC内に挿入した場合、図3にそれぞれ示すように、ボビンBが中央脚4及び中央脚13と外側脚2等との間の空間内に嵌め込まれる。このとき、特に図3(a)及び図3(b)に示すように、コアCの外側脚2等の間の空隙から上記外部端子21等が平面視四方に突出するようになる。
次に、実施形態に係るコアC及びボビンBを備える実施形態に係るトランスについて、図4を用いて説明する。なお図4において、当該トランスの両側面図は図4(b)に示す正面図と略同一となるので、記載を省略する。
図4に示すように、実施形態に係るトランスTは、必要な長さのコイル30が巻回された実施形態に係るボビンBが、図3を用いて説明した状態で、図1を用いて説明した実施形態に係るコアC内に挿入されることにより構成される。このとき、コイル30の端部は外部端子21等を介して外部に接続される。
次に、このようなトランスTのコイル30に電流を流した場合に発生する磁束について、図5を用いて説明する。なお図5(b)においては、実施形態に係るトランスTにおけるボビンB及びコイル30の記載を省略している。
コイル30に電流を流した場合、図5(a)に一点鎖線で例示するようにコアC内の磁束L1は、中央脚4及び中央脚13と、外側脚2等と、の間に発生する。一方、トランスTの外部に発生する磁束については、仮に各外側脚2等を単独でみた場合には、図5(b)に点線で示す磁束LXがそれぞれに発生する。しかしながら実施形態に係るコアCの構造によれば、外側脚2等が中央脚4及び中央脚13の中心軸を中心とし且つ当該中心軸に垂直な正方形の各頂点の位置にあるため、外部に発生する磁束L2は、図5(b)に二点鎖線で例示するように隣り合う外側脚2等同士で閉ループを形成するように発生する。これにより実施形態に係るトランスTでは、トランスTの外側に不要な磁束が漏れ出ることがない。
以上説明したように、実施形態に係るコイルCを備えるトランスTの構造によれば、中央脚4及び中央脚13と、四つの外側脚2等と、を備え、各外側脚2等の横断面の面積の合計が、中央脚4及び中央脚13の横断面の面積に等しくされている。よって、外側脚2等が二以下の場合に比して、トランスTとしての機能を担保しつつ、中央脚4及び中央脚13と各外側脚2等との間のコイル30が巻回される空間を広げることができるため、コイル30の巻回量を増大させることによる、いわゆる多出力線巻対応が可能となる。また、上記コイル30が巻回される空間を広げることが可能となることは、外側脚が二以下の従来の場合に比して、トランスTとして同じ体積又は外形寸法であっても、コアCとしての横断面の面積(特に中央脚4及び中央脚13の横断面の面積)を大きくすることができるため、トランスTとしての高出力化が可能となる。更に、中央脚4及び中央脚13の中心軸を中心とし且つ当該中心軸に垂直な正方形の各頂点の位置にあるため、外部磁束が閉ループを形成することで、外部への雑音漏洩を防止することができる。更にまた、中央脚4及び中央脚13並びに各外側脚2等がそれぞれ柱状であるため、製造工程を簡略化できる。
また、偶数個の外側脚2等を備え、中央脚4及び中央脚13の中心軸を中心とした点対称の位置に外側脚2等がそれぞれ一ずつ配置されていることとなるので、外部への雑音漏洩を更に効果的に防止することができる。
更に、各外側脚2等の横断面の面積が全て同一とする場合には、不要な発熱を抑制することも可能となる。
ここで、実施形態に係るコアCを含むトランスTの上述した効果について、より具体的に図6を用いて説明する。なお図6においては、説明の簡略化のため、上記ボビンの記載、及びコイルを構成する導線の記載を省略している。また図6においては、各外側脚の横断面の形状を略四角形として簡略化している。
先ず図6において、領域ARは実施形態に係るトランスTがその設置時に基板等上において占有する領域(具体的には、例えば一辺が22ミリメートルの正方形の領域)を示している。そして図6(a)に示すように、コイル85が巻回された中央脚82と、二つの外側脚80及び外側脚81と、を備える従来のトランスTT1を、実施形態に係るトランスTが占有する領域ARを最大限に活用して構成する場合を考える。このとき、外側脚80及び外側脚81それぞれの横断面の形状は同一となるが、その形状における長辺の長さ(図6(a)符号a参照)は例えば8ミリメートルとなり、同様に短辺の長さ(図6(a)符号b参照)は例えば3.14ミリメートルとなり、従って、中央脚82の直径も例えば8ミリメートルとなり、外側脚80及び外側脚81それぞれの横断面の面積は25.12平方ミリメートルとなる。また中央脚82の横断面の面積は(25.12×2=)50.24平方ミリメートルとなる。そしてこの場合に、コイル85の部分の横断面の面積(即ちコイル85の有効断面積)を最大化することを考えると、図6(a)に例示するように、その外径を16ミリメートル(半径8ミリメートル)とし、その内径を8ミリメートル(内径の半径4ミリメートル)とすることができる。よって図6(a)に例示するトランスTT1では、コイル85の部分の横断面の面積は(8×3.14−4×3.14≒)150.72平方ミリメートルとなる。
このような従来のトランスTT1に対し、図6(b)に例示する実施形態に係るトランスTでは、その占有する領域ARの形状(即ち面積)を同じとすると、外側脚2等それぞれの横断面の形状は同一となり、その形状における長辺の長さ(図6(b)符号c参照)は例えば10ミリメートルとなり、同様に短辺の長さ(図6(b)符号d参照)は例えば1.9625ミリメートルとなり、従って、中央脚82の直径も例えば10ミリメートルとなり、外側脚2等それぞれの横断面の面積は19.625平方ミリメートルとなる。また中央脚4の横断面の面積は(19.625×4=)78.5平方ミリメートルとなる。そしてこの場合に、コイル30の部分の横断面の面積(即ちコイル30の有効断面積)を最大化することを考えると、図6(b)に例示するように、その外径を18ミリメートル(半径9ミリメートル)とし、その内径を10ミリメートル(内径の半径5ミリメートル)とすることができる。よって図6(b)に例示する実施形態に係るトランスTでは、コイル30の部分の横断面の面積は(9×3.14−5×3.14≒)175.84平方ミリメートルとなる。
従って、図6(a)に例示する構造の従来のトランスTT1と、図6(b)に例示する構造の実施形態に係るトランスT1と、を比較すると、同じ占有面積(領域ARの面積)で中央脚4の横断面の面積が従来よりも1.5625倍(78.5÷50.24)となり、よって実施形態に係るトランスTでは、同じ占有面積で出力を1.5625倍とすることができることになる。
また上述の通り、従来のトランスTT1に比して、実施形態に係るトランスTの方がコイル30の部分の横断面の面積が広くなっている。ここで一般に、トランスの機能としてはコイルとしての導線の巻き数も問題となる。この点につき、図6(a)に例示するコイル85の部分の横断面の幅と図6(b)に例示するコイル30の部分の横断面の幅とは共に4ミリメートルとなるが、実施形態に係るトランスTでは上述のように、中央脚4が従来よりも太く、トランスTとしての出力も1.5625倍となっているため、結果的に実施形態に係るトランスTでは、コイル30としての導線の巻き数が同じ場合でも、その出力のみを1.5625倍とすることができることになる。
このとき従来のトランスにおいて、図6(c)にトランスTT2として例示するように、その中央脚92の直径を実施形態に係るトランスTと同じ10ミリメートルとする場合、その外側脚90及び外側脚91の長辺の長さ(図6(c)符号e参照)も10ミリメートルとなり、その短辺の長さ(図6(c)符号f参照)は3.925ミリメートル(1.9625ミリメートル(図6(b)符号d参照)×2)となる。これにより、外側脚90及び外側脚91それぞれの横断面の面積は39.25平方ミリメートルとなり、また中央脚92の横断面の面積は(39.25×2=)78.5平方ミリメートルとなる。しかしながらこの場合、コイル95の部分の横断面の面積(即ちコイル95の有効断面積)は、図6(c)に例示するようにその外径が16ミリメートル(半径8ミリメートル)となり、その内径が10ミリメートル(内径の半径5ミリメートル)となるため、従来のトランスTT2では、コイル95の部分の横断面の面積は(8×3.14−5×3.14≒)122.46平方ミリメートルとなってしまう。よって図6(c)に例示する従来のトランスTT2では、コイル95の部分の横断面の面積が実施形態に係るトランスTに対して約23パーセントも少なくなることになり、結果として、実施形態に係るトランスTにおいて可能な「巻き線数の増大」や「多出力線巻対応」が不可能となることになる。
以上具体的に説明したように、実施形態に係るトランスT及びそれに含まれるコイルC等の構造によれば、上述した高出力化、低雑音化、多出力線巻対応及び製造工程の簡略化等が、極めて効率的に実現できるのである。
(II)変形形態
次に、本発明に係る変形形態について、図7を用いて説明する。なお図7(a)乃至図7(c)においては、各変形形態に係るトランスのうち、コアの構造についてのみ、平面図を用いて例示している。また、図7にそれぞれ例示する外側脚の横断面は実施形態に係る外側脚2等と同様の形状とされる。
本発明に係るコアにおける外側脚の配置については、実施形態として説明した外側脚2等の配置を含め、各外側脚の横断面の面積の合計が、中央脚の横断面の面積以上であればよい。
即ち例えば、三以上奇数個の外側脚を備え、中央脚の中心軸に垂直に交わる直線を対称軸とした線対称の位置に各外側脚がそれぞれ一ずつ配置されていればよい。より具体的に変形形態に係るコアとしては、例えば図7(a)に示すように、中央脚40の中心軸に垂直に交わる直線を対称軸CLとした線対称の三つの位置(即ち、平面視正三角形の各頂点の位置)に外側脚41、外側脚42及び外側脚43がそれぞれ一ずつ配置されてなるコアCC1が考えられる。また同様の構成として図7(b)に示すように、中央脚50の中心軸に垂直に交わる直線を対称軸CLとした線対称の五つの位置(即ち、平面視正五角形の各頂点の位置)に外側脚51、外側脚52、外側脚53、外側脚54及び外側脚55がそれぞれ一ずつ配置されてなるコアCC2が考えられる。なお、外側脚が多くなるほど、平面視として円形に近付くため、外部への雑音漏洩(即ち、外部への漏れ磁束)がより少なくなる。
一方変形形態に係るコアとしては、四以上偶数個の外側脚を備え、中央脚の中心軸を中心とした点対称の位置に外側脚がそれぞれ一ずつ配置されているコアも考えられる。より具体的に他の変形形態に係るコアとしては、例えば図7(c)に示すように、中央脚60の中心軸を中心とした点対称の四つの位置に外側脚61、外側脚62、外側脚63及び外側脚64がそれぞれ一ずつ配置されてなるコアCC3が考えられる。なおこの場合、外側脚61と外側脚62との距離(又は外側脚64と外側脚63との距離)は、外側脚61と外側脚64との距離(又は外側脚62と外側脚63との距離)よりも長くなるが、外部への雑音漏洩を防ぐ効果は期待できる。
更にコア自体の構成としては、実施形態に係る下部部材C1及び上部部材C2の他に、例えば図7(d)に例示するように、下面部70(又は上面部)に外側脚72、外側脚73、外側脚74及び外側脚75と、中央脚71と、が一体成形により形成され、これを図示しない平面視十字型の板状部材により蓋をするような構成のコアCC4を用いることもできる。
以上説明した各変形形態に係るコアを備えるトランスであっても、実施形態に係るトランスTと同様の作用効果を奏することができる。
以上それぞれ説明したように、本発明はトランス等の電力変換装置の分野に利用することが可能であり、特に高出力及び低雑音を目的とする電力変換装置の分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
1 上面部
2、3、11、12、41、42、43、51、52、53、54、55、61、62、63、64、72、73、74、75、80、81、90、91 外側脚
4、13、40、50、60、71、82、92 中央脚
10、70 下面部
20 本体
21、22、23、24 外部端子
25、26 フランジ
30、85、95 コイル
B ボビン
C、CC1、CC2、CC3、CC4 コア
H 穴
T、TT1、TT2 トランス
C1 下部部材
C2 上部部材
L1、L2、LX 磁束
CL 対称軸
AR 領域

Claims (7)

  1. 電力変換装置用のコアであって、
    コイルが巻回される柱状の中央脚と、
    当該中央脚の中心軸から見て対称の位置に配置されている三以上の外側脚であって、それぞれが柱状の外側脚と、
    前記中央脚の端部と、当該端部に対応した各前記外側脚それぞれの端部と、の間に配置され、前記コイルの電流により発生する磁束を通す磁束通過部と、
    を備え、
    各前記外側脚の中心軸に垂直な断面の面積の合計が、前記中央脚の中心軸に垂直な断面の面積以上であることを特徴とするコア。
  2. 請求項1に記載のコアにおいて、
    三以上奇数個の前記外側脚を備え、
    前記中央脚の中心軸に垂直に交わる直線を対称軸とした線対称の位置に前記外側脚がそれぞれ一ずつ配置されていることを特徴とするコア。
  3. 請求項1に記載のコアにおいて、
    四以上偶数個の前記外側脚を備え、
    前記中央脚の中心軸を中心とした点対称の位置に前記外側脚がそれぞれ一ずつ配置されていることを特徴とするコア。
  4. 請求項3に記載のコアにおいて、
    四の前記外側脚を備え、
    前記中心軸を中心とし且つ当該中心軸に垂直な正方形の各頂点の位置に前記外側脚がそれぞれ一ずつ配置されており、
    前記磁束通過部は、各前記外側脚及び前記中央脚それぞれの位置に対応した平面視十字形状を有することを特徴とするコア。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコアにおいて、
    各前記外側脚の中心軸に垂直な前記断面の面積が全て同一であることを特徴とするコア。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコアの前記中央脚と前記コイルとの間に挿入される筒形状のボビンであって、
    各前記外側脚の間の位置に、外部から前記コイルに接続するための外部端子をそれぞれ備えることを特徴とするボビン。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコアと、
    前記中央脚に挿入された請求項6に記載のボビンと、
    前記ボビンの筒状部を間に挟んで前記中央脚に巻回され、前記ボビンの前記外部端子を介して外部に接続される前記コイルと、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
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