JP2016018293A - センサ情報設定システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
Description
一方で、センサのFD/FPに関しては、温度、圧力、流量などのプロセス量が対象データになる。これらのデータについては、msec.レベルで全てのデータを保存するのが合理的とは言えない。そこで、センサのデータを装置が管理する処理単位毎に、あるいは一定の期間毎に代表値化して、代表値化した値をチェックするEES対応の基板処理装置(特許文献1参照)などが提案されている。代表値とは、最大値、最小値、平均値などである。これらの代表値によりFD/FPが実現できれば、全てのデータを監視する場合と比較して通信量、必要メモリ量などを大幅に削減できるので効率的である。
また、本発明のセンサ情報設定システムの1構成例において、前記コントローラの読取登録処理手段は、前記センサパラメータの読み取りと同時に、前記センサのセンサ情報記憶手段に記憶されているセンサ校正回数を読み取り、前記コントローラは、さらに、前記読取登録処理手段が読み取ったセンサ校正回数をオペレータに提示する校正回数提示手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のセンサ情報設定システムの1構成例において、前記センサは、さらに、前記センサ情報記憶手段に記憶されている読取実行信号受信回数が0の場合に、センサパラメータの読み取りが未実行であることを示すアラームを出力するアラーム出力手段を備えることを特徴とするものである。
発明者は、センサパラメータ(センサ種類など)を登録しておく記憶部をセンサに内蔵させ、コントローラなどのセンサ接続側の機器がセンサパラメータを読取可能なようにしておくことに想到した。この場合、センサは、ループチェック情報内蔵タイプのセンサということになる。
センサパラメータの読取実行が必要になるケースとして、正しく接続されているセンサの接続を一旦外して、再度接続し直すケースがあるが、この代表的なものがセンサの校正(センサのメンテナンス)を行なうケースである。センサパラメータや履歴を記録(登録)するのであれば、センサ校正の回数(実行履歴)もセンサ側に自動登録することで、そのセンサ校正回数がセンサ寿命を推定する指標として利用できることに想到した。
読取実行の履歴を自動登録するのであれば、読取実行の履歴が全く登録されていない場合に、読取未実行のアラームを出力することが可能になる。アラーム出力は、例えばセンサ側でLEDを点滅させてもよいし、コントローラ側のモニタ画面でセンサID表示の色を変えてもよい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係るセンサ情報設定システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態は、上記発明の原理1、発明の原理2、発明の原理3に対応する例である。ここでは、センサ情報設定システムをセンサ1と、簡易型のコントローラ2(温調計)で実現する例として説明する。
センサ情報記憶部11に記憶されるセンサパラメータとしては、センサ種類データ、校正データ、製造年月日、計測レンジデータ、TAG(ポイント名称)データなどがある。
読取実行信号受信回数は、センサ1がコントローラ2から読取実行信号を受信した回数を示す履歴情報である。読取実行信号受信回数のセンサ情報記憶部11への自動登録機能は、センサ提供企業の責任で設けられる機能であるが、センサパラメータの読取は、ループチェック実施企業の責任で行われる。
なお、センサ情報記憶部11は、センサ1の電源が切断されても情報を保持できる不揮発性のメモリであることが好ましい。
なお、センサパラメータ記憶部23は、コントローラ2の電源が切断されても情報を保持できる不揮発性のメモリでもよいし、電源が切断されると情報が失われる揮発性のメモリでもよい。
まず、初期状態として、センサ1のセンサ情報記憶部11には、読取実行信号受信回数として初期値0(受信回数0)が登録されている。
センサ1の校正を行なった場合、コントローラ2のセンサパラメータ記憶部23に登録されるべき校正データが修正されることになるので、センサ校正実施者は、センサ1のセンサ情報記憶部11に登録されている校正データについても、通常の書込機能を利用して修正(更新)を行なう。
本実施の形態でセンサ1に登録する読取実行信号受信回数は外部の装置によって読み出すことが可能である。したがって、センサパラメータの誤った設定が見過ごされていたときに、この誤りがセンサを納入・設置したセンサ提供企業の責任なのか、ループチェック作業を実施したループチェック実施企業の責任なのかを明確にする手掛かりを提供することができ、ビジネストラブルの発生を低減することができる。
Claims (8)
- 物理量を計測するセンサとセンサが計測した物理量に応じた処理を実行する処理装置とからなるシステムにおいて、センサパラメータを前記処理装置に設定するセンサ情報設定システムであって、
前記センサは、
センサパラメータを予め記憶するセンサ情報記憶手段と、
読取実行信号の受信に応じて読取実行信号受信回数を前記センサ情報記憶手段に登録する読取実行自動登録処理手段とを備え、
前記処理装置は、
前記センサが計測した物理量に応じた処理を実行する処理実行手段と、
前記センサからセンサパラメータを読み取る指示を入力する読取指示手段と、
前記処理実行手段が利用するセンサパラメータを記憶するセンサパラメータ記憶手段と、
前記読取指示手段からの指示を受け、センサパラメータを読み取るための前記読取実行信号を前記センサに送信し、この読取実行信号に応じて前記センサのセンサ情報記憶手段から出力されるセンサパラメータを読み取って前記センサパラメータ記憶手段に登録する読取登録処理手段とを備えることを特徴とするセンサ情報設定システム。 - 請求項1記載のセンサ情報設定システムにおいて、
前記センサは、さらに、前記センサ情報記憶手段に記憶されているセンサパラメータ中の校正データの更新に応じてセンサ校正回数を前記センサ情報記憶手段に登録する校正実施自動登録処理手段を備えることを特徴とするセンサ情報設定システム。 - 請求項2記載のセンサ情報設定システムにおいて、
前記コントローラの読取登録処理手段は、前記センサパラメータの読み取りと同時に、前記センサのセンサ情報記憶手段に記憶されているセンサ校正回数を読み取り、
前記コントローラは、さらに、前記読取登録処理手段が読み取ったセンサ校正回数をオペレータに提示する校正回数提示手段を備えることを特徴とするセンサ情報設定システム。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセンサ情報設定システムにおいて、
前記センサは、さらに、前記センサ情報記憶手段に記憶されている読取実行信号受信回数が0の場合に、センサパラメータの読み取りが未実行であることを示すアラームを出力するアラーム出力手段を備えることを特徴とするセンサ情報設定システム。 - 物理量を計測するセンサとセンサが計測した物理量に応じた処理を処理実行手段で実行する処理装置とからなるシステムにおいて、前記処理実行手段が利用するセンサパラメータを前記処理装置に設定するセンサ情報設定方法であって、
前記処理装置が、前記センサからセンサパラメータを読み取る指示を入力する読取指示ステップと、
前記処理装置が、前記読取指示を受けて、センサパラメータを読み取るための読取実行信号を前記センサに送信する読取実行信号送信ステップと、
前記処理装置が、前記読取実行信号に応じて前記センサのセンサ情報記憶手段から出力されるセンサパラメータを読み取って前記処理装置のセンサパラメータ記憶手段に登録する読取登録ステップと、
前記センサが、前記読取実行信号の受信に応じて読取実行信号受信回数を前記センサ情報記憶手段に登録する読取実行自動登録ステップとを含むことを特徴とするセンサ情報設定方法。 - 請求項5記載のセンサ情報設定方法において、
さらに、前記センサが、前記センサ情報記憶手段に記憶されているセンサパラメータ中の校正データの更新に応じてセンサ校正回数を前記センサ情報記憶手段に登録する校正実施自動登録ステップを含むことを特徴とするセンサ情報設定方法。 - 請求項6記載のセンサ情報設定方法において、
前記読取登録ステップは、前記センサパラメータの読み取りと同時に、前記センサのセンサ情報記憶手段に記憶されているセンサ校正回数を読み取るステップを含み、
さらに、前記コントローラが、前記読取登録ステップで読み取ったセンサ校正回数をオペレータに提示する校正回数提示ステップを含むことを特徴とするセンサ情報設定方法。 - 請求項5乃至7のいずれか1項に記載のセンサ情報設定方法において、
さらに、前記センサが、前記センサ情報記憶手段に記憶されている読取実行信号受信回数が0の場合に、センサパラメータの読み取りが未実行であることを示すアラームを出力するアラーム出力ステップを含むことを特徴とするセンサ情報設定方法。
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JP2014139290A JP2016018293A (ja) | 2014-07-07 | 2014-07-07 | センサ情報設定システムおよび方法 |
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JP2014139290A JP2016018293A (ja) | 2014-07-07 | 2014-07-07 | センサ情報設定システムおよび方法 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09101183A (ja) * | 1995-10-04 | 1997-04-15 | Omron Corp | 計測機器 |
JP2010506625A (ja) * | 2006-10-12 | 2010-03-04 | マシモ コーポレイション | 生体センサの寿命測定システム及び方法 |
JP2012181197A (ja) * | 2012-04-03 | 2012-09-20 | Keyence Corp | センサアンプ管理装置及びコンピュータプログラム |
JP2013115488A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Nec Corp | 通信装置、通信方法、及び通信システム |
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2014
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