JP2016017309A - 建造物 - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光発電にてより多くの発電を行うために屋根の面積を確保しようとすると、屋根の強度を確保することが難しくなる、という問題を解決すること。【解決手段】太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根を有する建造物であって、片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を有する建造物の外壁面位置よりも予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する建造物の外壁面から突出して設けられた複数の支え部により支持されており、支え部は、上端部側に位置する建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所に設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、建造物、片流れ式の屋根にかかり、特に、太陽電池を設置する建造物、片流れ式の屋根に関する。
住宅などの建造物に太陽電池を設置することで、一般的な建造物においても発電を行うことを可能とする太陽光発電システムが知られている。太陽光発電システムは、物質に光を照射することで起電力が発生する光起電力効果を利用して、光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するシステムである。そのため、太陽光発電システムにおいては、太陽電池に光が照射する照射面が大きいほど、効率的な発電を行うことが可能となる。
このような太陽光発電システムに関する技術として、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、出力電圧が互いに同じになるように複数種類の太陽電池パネルと組み合わせた太陽電池グル―プを形成し、当該形成した太陽電池グループを屋根に設置する技術が記載されている。特許文献1によると、このような構成を有することで、受光面積や形状の異なる太陽電池を組み合せることが出来るようになる。その結果、屋根面全体を有効的に活用して太陽光発電を行うことが出来るようになる。
また、上記のように、太陽光発電は光起電力効果を利用して発電を行っている。そのため、太陽光が照射する面積が広くなるほど発電量が増えることになる。従って、より多くの発電を行うためには、屋根面を有効的に活用するだけでなく、太陽光発電に利用可能な屋根の面積自体を広げることが望ましいと考えられる。このようなより多くの発電を可能とする屋根の形態としては、例えば、屋根面が一枚で構成されている片流れ式の屋根を用いることが考えられる。片流れ式の屋根を用いて太陽光発電を行う技術として、例えば、特許文献2がある。
上記のように、太陽光の照射面を広くすることで、太陽光発電を用いてより多くの発電を行うことが可能となる。そのため、より多くの発電を行うためには、片流れ式の屋根を用いつつ、さらに屋根の面積を広くすることが望ましい。しかしながら、屋根の面積を単純に大きくすると、建造物から突出する屋根の部分が大きくなることになる。その結果、屋根の強度を確保することが難しくなる、という問題があった。
このように、太陽光発電にてより多くの発電を行うために屋根の面積を確保しようとすると、屋根の強度を確保することが難しくなる、という問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した課題である、太陽光発電にてより多くの発電を行うために屋根の面積を確保しようとすると、屋根の強度を確保することが難しくなる、という問題を解決することが出来る建造物を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一形態である建造物は、太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根を有する建造物であって、片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を有する建造物の外壁面位置よりも予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する建造物の外壁面から突出して設けられた複数の支え部により支持されており、支え部は、上端部側に位置する建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所に設けられている、という構成を採る。
上記発明によると、建造物が、片流れ式の屋根を有している。そのため、建造物の屋根を構成する面の全てが同一方向に向くことになる。その結果、たとえば屋根を南向き(若しくは西向き)に設置することで、屋根の全面で効率的に太陽光発電を行うことが可能となる。また、上記発明によると、片流れ式の屋根の上端部及び下端部が、当該片流れ式の屋根を有する建造物の外壁面から予め定められた所定の長さ分突出している。そのため、当該突出することで設けられた突出部分の分だけ、片流れ式の屋根の面積が広がることになる。その結果、太陽光発電に利用する事の出来る屋根の広さが広がることになり、太陽光発電にてより多くの発電を行うことが可能となる。
また、同様に上記発明によると、片流れ式の屋根の上端部は、当該上端部側に位置する建造物の外壁面から突出する複数の支え部に支持されている。つまり、本発明における建造物は、片流れ式の屋根の上端部側に位置する外壁面に複数の支え部を有しており、当該支え部を用いて、片流れ式の屋根のうちの上端側の突出部分を支持していることになる。また、上記発明における支え部は、上記外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、からそれぞれ突出する支え部である。そのため、外壁部の両端付近、及び、その間の少なくなくとも1つの箇所で、片流れ式の屋根の上端部側の突出部分が支持されることになる。つまり、上記発明によると、片流れ式の屋根の上端部側の突出部分は、建造物から突出する複数の支え部により、複数の箇所で支持されている。これにより、上記のように太陽光発電に利用することの出来る屋根の広さを十分に広くしつつ(つまり、効率的な発電を可能にしつつ)、屋根の強度を確保することが可能となる。
なお、片流れ式の屋根が建造物の外壁面から突出する所定の長さは、予算面、景観面、支え部の大きさ、土地の広さ、など、様々な事情を考慮して定めることが出来る。
また、上記支え部は、一辺が上端部側の外壁面に当接し、他の一辺が片流れ式の屋根に当接する略三角形状の支え部であるよう構成することが出来る。
この発明によると、建造物が、一辺が上端部側の外壁面に当接し、他の一辺が片流れ式の屋根に当接する略三角形状の支え部を有していることになる。つまり、支え部は、外壁面と屋根とに密着するように設けられていることになる。このような構成により、当接する外壁面の全体で分散して、片流れ式の屋根に係る力を受けることが出来ることになる。その結果、より確実に屋根の強度を高めることが可能となる。
なお、支え部を構成する外壁面に当接する一辺は、例えば、建造物と屋根との交点から地上までの長さの略3分の2の長さ(例えば、建造物と屋根との交点から1階部分付近までの長さ)を持つことが考えられる。また、支え部を構成する片流れ式の屋根に当接する一辺は、建造物と屋根との交点から上端部側の屋根の端付近までの長さ(例えば、上記外壁面に当接する一辺の略3分の1の長さ)を持つことが考えられる。このように、建造物が十分な長さを持つ支え部を有することで、屋根の強度をより高めることが出来る。
また、上記外壁面の両端付近の箇所から突出して設けられた支え部は、それぞれ、上記建造物の側面の壁と一体となるように、当該側面の壁を延設することで設けることが出来る。
この発明によると、上記支え部のうち外壁面の両端付近の箇所から突出する支え部が、当該支え部が属する側の側面の壁と一体となるように構成されることになる。つまり、屋根の上端部及び下端部側ではない側面から建造物を見た場合、建造物と支え部とが一体となって見られることになる。一般に、補強ステーなどの補強部材を用いて補強した場合、意匠的な面で問題が生じることがある。一方で、本願は上記のように構成しているため、意匠的な面(見た目)に配慮しつつ、屋根の強度をより高めることが出来ることになる。
また、上記建造物は、片流れ式の屋根の下端部側に当該建造物から突出するベランダ部を有することが出来る。そして、片流れ式の屋根の下端部側は、前記ベランダ部の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、にそれぞれ設けられた柱部により支持されるよう構成することが出来る。
この発明によると、上記建造物がベランダ部を有することになる。また、ベランダ部の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、にそれぞれ設けられた柱部により、片流れ式の屋根の下端部側が支持されることになる。つまり、片流れ式の屋根のうちの下端側の突出部分は、ベランダ部に設けられた複数の柱部により、複数の箇所で支持されていることになる。その結果、上記のように太陽光発電に利用することの出来る屋根の広さを十分に広くしつつ(つまり、効率的な発電を可能にしつつ)、屋根の強度を確保することが可能となる。
また、片流れ式の屋根の下端部は、当該片流れ式の屋根の下端部側のベランダ部の位置であるベランダ部位置よりも所定の長さ分突出するように構成することが出来る。つまり、片流れ式の屋根の下端部は、ベランダ部のうちの下端部側の位置(建造物から遠い辺)よりも所定の長さ分突出するように構成することが出来る。
上記のように、片流れ式の屋根の下端部側は、ベランダ部の有する柱部により支持されている。そのため、片流れ式の屋根の下端部は、強度を確保しつつベランダ部よりも所定の長さ分突出することが可能となる。その結果、片流れ式の屋根の下端部側を広げた分だけ太陽光発電に利用することの出来る屋根の広さを広くすることが可能となり、太陽光発電にてより多くの発電を行うことが可能となる。
本発明は、以上のように構成されることにより、太陽光発電にてより多くの発電を行うために屋根の面積を広くしつつ、屋根の強度を確保した建造物を実現することが出来る。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態における建造物1を、図1乃至図6を参照して説明する。図1は、建造物1の構成の一例を示す側面図である。図2は、建造物1の構成を説明するための図である。図3は、建造物1の背面図である。図4は、支え部3の構成の一例を示すための図である。図5は、建造物1の正面図である。図6は、ベランダ部4の構成の一例を示すための図である。
本発明の第1の実施形態における建造物1を、図1乃至図6を参照して説明する。図1は、建造物1の構成の一例を示す側面図である。図2は、建造物1の構成を説明するための図である。図3は、建造物1の背面図である。図4は、支え部3の構成の一例を示すための図である。図5は、建造物1の正面図である。図6は、ベランダ部4の構成の一例を示すための図である。
本実施形態においては、太陽光発電を行うことが可能な建造物1について説明する。本実施形態における建造物1は、片流れ式の屋根2を有しており、当該屋根2の上に設置された太陽電池21にて太陽光発電を行うことになる。また、本実施形態における屋根2は、当該屋根2の上端部及び下端部が、建造物1の外壁面の位置する外壁面位置から予め定められた所定の長さ分だけ突出するように形成されている。後述するように、本実施形態における屋根の2の上端部及び下端部に形成される建造物1の外壁面からの突出部分は、支え部3及びベランダ部4にて支持されることになる。そのため、本実施形態によると、太陽光発電に利用可能な屋根2の面積を広くしつつ、当該屋根2の強度を確保することが可能となる。
図1を参照すると、本実施形態における建造物1は、片流れ式の屋根2と、支え部3と、ベランダ部4と、を有している。また、片流れ式の屋根2の上には、太陽電池21が設置されている。
図1で示すように、本実施形態における建造物1は2階建ての建造物であり、当該2階部分のうちの屋根2の下端部側に、ベランダ部4が形成されている。また、2階部分のうちの屋根2の上端部側に、支え部3が形成されている。このような構成により、後述するように、屋根2に形成される上端部側の突出部分を支え部3にて支持し、下端部側の突出部分をベランダ部4(の後述する柱部41)にて支持することが可能となる。
建造物1は、2階建ての住宅建造物である。図2、3で示すように、本実施形態における建造物1(支え部3及びベランダ部4を除いた部分)は、片流れ式の屋根2に相当する部分である上側が傾斜した、箱形の形状をしている。なお、建造物1は、木造であっても構わないし、コンクリート造であっても構わない。建造物1は、一般的な材料により構成されることが出来る。
屋根2は、建造物1の上部に位置する片流れ式の屋根である。つまり、本実施形態における屋根2は一方に傾斜する一面の屋根により構成されている。また、屋根2の上には、太陽電池21が設置されている。このように構成することで、上記のように、屋根2の上に設置された太陽電池21を用いて、太陽光発電にてより多くの発電を行うことが可能となる。なお、屋根2の傾斜は、南面又は西面を向いて形成されていることが好ましい。
また、上記のように、本実施形態における屋根2は、傾斜する屋根2のうちの上端部及び下端部が、建造物1の外壁面の位置である外壁面位置から予め定められた所定の長さ分突出するよう構成されている。具体的には、本実施形態における屋根2の上端部は、後述する支え部3の位置である支え部位置(例えば、支え部3と屋根2とが接する辺のうち、建造物1の外壁面からもっとも遠い位置)と同程度か、支え部3の位置よりも所定の長さ分突出するように構成されている。また、本実施形態における屋根2の下端部は、後述するベランダ部4の位置であるベランダ部位置(例えば、後述する柱部41の位置など、ベランダ部4のうち建造物1の外壁面からもっとも遠い位置。)と同程度か、ベランダ部4の位置よりも所定の長さ分突出するように構成されている。上記のように、屋根2に形成される上端部側の突出部分は、支え部3にて支えられることになる。また、下端部側の突出部分は、ベランダ部4(の柱部41)にて支えられることになる。そのため、屋根2に設けられる上端部及び下端部の突出部分は、支え部3及びベランダ部4からさらに突出するように構成することが出来る。このような構成により、強度を確保しつつ屋根2の面積をより広くすることが出来る。
なお、屋根2の上端部及び下端部に形成される、建造物1の外壁面(支え部3及びベランダ部4)からの突出部分の長さは、さまざまな条件に基づいて変更することが出来る。屋根2の上端部及び下端部に形成される突出部分は、例えば、予算面、景観面、土地の広さ、ユーザの好み、などに基づいて調整することが出来る。
支え部3は、屋根2の上端部側に位置する建造物1の外壁面に形成され、屋根2の上端部側の突出部分を支える機能を有している。図4で示すように、本実施形態における支え部3は、均一の厚さを有する略三角形状の形状をしており、一辺が屋根2の上端部側の外壁面に当接し、他の一辺が屋根2に当接するように形成されている。つまり、本実施形態における支え部3は、屋根2の上端部側に位置する建造物1の外壁面と屋根2とに密着するように形成されている。なお、支え部3の形状は、必ずしも三角形状でなくても構わない。
図2を参照すると、支え部3のうちの屋根2の上端部側の外壁面に当接する一辺は、当該外壁部と屋根2との交点から建造物1の下方側に向かって、当該建造物1の上端部側の外壁面の長さの略2/3程度の長さを有するように形成されている。つまり、支え部3のうちの屋根2の上端部側の外壁面に当接する一辺は、屋根2と外壁面との交点から2階部分と1階部分の境目付近か、一階部分の天井程度までの長さを有している。また、屋根2に当接する他の一辺は、上記外壁面に当接する一辺の略1/2〜1/3程度の長さを有している。このように、本実施形態に係る支え部3は、建造物1の大きさに対して、ある程度の大きさを占めている。そのため、十分な大きさを有しない支え部に比べて、より確実に屋根2の強度を確保することが可能となる。
また、図3を参照すると、本実施形態における支え部3は、建造物1の両端付近の箇所(2箇所)と、その間の3箇所の合計5箇所に形成されている。また、本実施形態における支え部3のうちの両端付近の箇所の間に形成される(3箇所の)支え部3は、それぞれの支え部3の間の間隔が等間隔になるように、建造物1に形成されている。そして、本実施形態においては、いずれの箇所に形成される支え部3も、同じ形状をしている。つまり、本実施形態における建造物1は、同程度の大きさ、厚さを有する支え部3を5つ有していることになる。また、屋根2の上端部側の外壁面には、均等に支え部3が形成されていることになる。
なお、本発明を実施する際には、本実施形態で示すように全ての支え部3の形状を揃える必要は必ずしもない。例えば、両端付近の間に形成される3箇所の支え部3の大きさを、両端付近にそれぞれ形成される支え部3の大きさと比べて少し小さくするなど、支え部3の形状を当該支え部3が形成される場所ごとに変更しても構わない。また、建造物1が有する支え部3の数も本実施形態で示す場合に限定されない。建造物1は、例えば、当該建造物1の両端付近及びその間の一箇所の合計3箇所に支え部3を有するなど、5つよりも少ない支え部3を有していても構わないし、6つ以上の支え部3を有していても構わない。
また、支え部3を形成する素材は様々なものを用いることが出来る。つまり、支え部3は、建造物1の外壁面と同じ素材により形成されていても構わないし、異なる素材により形成されていても構わない。
また、図1で示すように、本実施形態における両端付近の箇所に形成される支え部3は、建造物1の側面の壁と一体となるように形成することが出来る。つまり、両端付近の箇所に形成される支え部3は、(屋根2の上端部側でも下端部側でもない)建造物1の側面の壁と同一の壁材を用いて、当該側面の壁を延設することにより設けることが出来る。また、この際には、支え部3(の骨組み)は、建造物1を構成する柱などに連結されることなどにより、建造物1と一体となって形成されることが出来る。このような構成により、屋根2の側面の側から建造物1を見ると、建造物1及び支え部3は一体となって見えることになる。その結果、意匠的な面での一体感を保ちつつ支え部3を形成することが出来る。
ベランダ部4は、上記のように屋根2の下端部側の外壁面に形成され、当該屋根2の下端部側の突出部分を支持する機能を有している。具体的には、図1、6を参照すると、本実施形態におけるベランダ部4は、建造物1の2階部分に設けられており、当該建造物1の横幅と同程度の横幅を有する箱型の形状をしている。また、図5、6で示すように、本実施形態におけるベランダ部4は、当該ベランダ部4のうちの屋根2の下端部側(建造物1から離れる側の辺)の両端付近の2箇所と、上記両端付近の間の2箇所と、にそれぞれ、柱部41を有している。
図6を参照すると、ベランダ部4の両端付近に形成される柱部41は、当該ベランダ部4の両側面を塞ぐように形成されている。つまり、ベランダ部4の両端付近に形成される柱部41は、ベランダ部4の両側面の壁を形成している(本実施形態におけるベランダ部4は、当該ベランダ部4の両端付近に形成された柱部41により両側面が塞がれていることになる)。また、ベランダ部4のうちの屋根2の下端部側には、所定の高さ(例えば、腰の部分の高さなど)を有する壁部42が形成されており、当該形成される壁部42の上に、上記両端付近の間に形成される柱部41が形成されている。このように、ベランダ部4の両側面は当該ベランダ部4の両端付近に形成される柱部41により塞がれており、また、ベランダ部4のうちの屋根2の下端部側には壁部42を有している。そのため、上記のように、ベランダ部4は箱型の形状になることになる。
なお、本実施形態においては、ベランダ部4が、当該ベランダ部4の両端付近に2箇所、及び、その間に2箇所、の合計4箇所に柱部41を有している場合について説明した。しかしながら、本発明の実施は上記場合に限定されない。ベランダ部4は、両端付近に形成される柱部41の間に1本の柱部41のみを有していても構わないし、3本以上の柱部41を有していても構わない。
また、ベランダ部4は、建造物1と同じ素材により構成されていても構わないし、異なる素材により構成されていても構わない。また、ベランダ部4の建造物1の外壁面から壁部42までの長さは、一般的なベランダとしての長さを有することが出来る。
また、図1で示すように、本実施形態におけるベランダ部4は、建造物1の側面の壁と一体となるように形成することが出来る。つまり、ベランダ部4は、側面の壁と同一の壁材を用いて、当該側面の壁を延設することにより設けることが出来る。このような構成により、屋根2の側面の側から建造物1を見ると、建造物1及びベランダ部4は一体となって見えることになる。その結果、意匠的な面での一体感を保ちつつベランダ部4を形成することが出来る。なお、上記のように、支え部3も当該支え部3が属する側の側面の壁と一体となるように形成することが出来る。そのため、支え部3と、ベランダ部4と、側面の壁と、が一体となって形成されても構わない。
柱部41は、ベランダ部4のうちの屋根2の下端部側などに設けられ(ベランダ部4の両側面に設けても構わない)、屋根2の下端部側の突出部分を支持する機能を有している。上記のように、本実施形態における柱部41は、ベランダ部4のうちの屋根2の下端部側(建造物1から離れる側)の両端付近の2箇所と、上記両端付近の間の2箇所と、に設けられている。また、柱部41のうちの両端付近の間に形成される柱部41は、それぞれの柱部41の間の間隔が等間隔になるように、ベランダ部4に形成されている。
上記のように、本実施形態における柱部41のうちベランダ部4の両端付近に形成される柱部41は、ベランダ部4の両側面の壁を形成している。具体的には、上記ベランダ部4の両端付近に形成される柱部41は、所定の厚さを有する略四角柱状の形状をしており、建造物1の側面の外壁面から延出することにより設けられている。また、両端付近の間に形成される柱部41は、円柱状、若しくは、四角柱状の形状をしており、壁部42の上部に設けられている。
また、柱部41は、それぞれ、当該柱部41の上部で屋根2の下端部と接合されている。これにより、柱部41は、屋根2の下端部側の突出部分を支持することが出来る。
なお、本実施形態においては、ベランダ部4の両端付近に形成される柱部41の形状と、両端付近の間に形成される柱部41の形状と、が異なる場合について説明した。しかしながら、柱部41の形状は、全ての箇所で同一であっても構わない。
また、柱部41は、ベランダ部4と同じ壁材により構成されていても構わないし、異なる壁材により構成されていても構わない。また、柱部41は、ベランダ部4と一体となるように形成することが出来る。ここで、上記のように、ベランダ部4は、建造物1の側面の壁と一体となるように形成することが出来る。そのため、柱部41と、ベランダ部4と、建造物1の側面の壁と、は、一体となって形成されても構わない。
このように、本実施形態における建造物1は、片流れ式の屋根2と、支え部3と、ベランダ部4と、を有している。また、屋根2の上端部及び下端部は、建造物1の外壁面の位置である外壁面位置から所定の長さ分突出するように構成されている。そして、屋根2の上端部側の突出部分は支え部3により支持され、屋根2の下端部側の突出部分はベランダ部4により支持されている。このような構成により、屋根2の上端部及び下端部を突出させた分、当該屋根2の面積を広くすることが出来る。また、屋根2の上端部及び下端部に形成される突出部分を支え部3及びベランダ部4にて支持することが出来る。その結果、太陽光発電に利用可能な屋根2の面積を広くしつつ、屋根2の強度を確保することが可能となる。
なお、本実施形態においては、建造物1が2階建ての場合について説明した。しかしながら、建造物1は、例えば、3階建て以上であっても構わない。その場合には、支え部3及びベランダ部4は、建造物1の最上階に相当する階(3階建ての場合は、3階の部分)に形成されることになる。また、建造物1は、住宅建造物以外の建造物であっても構わない。
また、本実施形態においては、支え部3及びベランダ部4を有する建造物1について説明した。しかしながら、本発明の実施は、上記場合に限定されない。建造物1は、例えば、支え部3のみを有していても(ベランダ部4は有していなくても)構わない。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における建造物などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における建造物などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根を有する建造物であって、
前記片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を有する前記建造物の外壁面位置よりも予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、
前記片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する前記建造物の外壁面から突出して設けられた複数の支え部により支持されており、
前記支え部は、前記上端部側に位置する建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所に設けられている、
建造物。
太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根を有する建造物であって、
前記片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を有する前記建造物の外壁面位置よりも予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、
前記片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する前記建造物の外壁面から突出して設けられた複数の支え部により支持されており、
前記支え部は、前記上端部側に位置する建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所に設けられている、
建造物。
この構成によると、建造物が、片流れ式の屋根と、支え部と、ベランダ部と、を有している。また、屋根の上端部及び下端部は、建造物の外壁面から所定の長さ分突出するように構成されている。そして、屋根の上端部側の突出部分は支え部3により支持されている。このような構成により、上端部方向に屋根の面積を広くしつつ、当該屋根の強度が低下することを防止することが出来る。その結果、屋根の強度を確保しつつ効率的な太陽光発電を行うことが可能となる。
(付記2)
付記1に記載の建造物であって、
前記支え部は、一辺が前記上端部側の外壁面に当接し、他の一辺が前記片流れ式の屋根に当接する略三角形状の支え部である、
建造物。
付記1に記載の建造物であって、
前記支え部は、一辺が前記上端部側の外壁面に当接し、他の一辺が前記片流れ式の屋根に当接する略三角形状の支え部である、
建造物。
(付記3)
付記1又は2に記載の建造物であって、
前記外壁面の両端付近の箇所から突出して設けられた支え部は、それぞれ、前記建造物の側面の壁と一体となるように、当該側面の壁を延設することで設けられている、
建造物。
付記1又は2に記載の建造物であって、
前記外壁面の両端付近の箇所から突出して設けられた支え部は、それぞれ、前記建造物の側面の壁と一体となるように、当該側面の壁を延設することで設けられている、
建造物。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載の建造物であって、
前記建造物は前記片流れ式の屋根の下端部側に当該建造物から突出するベランダ部を有しており、
前記片流れ式の屋根の下端部側は、前記ベランダ部の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、にそれぞれ設けられた柱部により支持されている、
建造物。
付記1乃至3のいずれかに記載の建造物であって、
前記建造物は前記片流れ式の屋根の下端部側に当該建造物から突出するベランダ部を有しており、
前記片流れ式の屋根の下端部側は、前記ベランダ部の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、にそれぞれ設けられた柱部により支持されている、
建造物。
(付記5)
付記4に記載の建造物であって、
前記片流れ式の屋根の下端部は、当該片流れ式の屋根の下端部側の前記ベランダ部の位置であるベランダ部位置よりも所定の長さ分突出するように構成されている、
建造物。
付記4に記載の建造物であって、
前記片流れ式の屋根の下端部は、当該片流れ式の屋根の下端部側の前記ベランダ部の位置であるベランダ部位置よりも所定の長さ分突出するように構成されている、
建造物。
(付記5−1)
付記1乃至5のいずれかに記載の建造物であって、
前記片流れ式の屋根の上端部は、当該片流れ式の屋根の上端部側の支え部の位置である支え部位置よりも所定の長さ分突出するように構成されている、
建造物。
付記1乃至5のいずれかに記載の建造物であって、
前記片流れ式の屋根の上端部は、当該片流れ式の屋根の上端部側の支え部の位置である支え部位置よりも所定の長さ分突出するように構成されている、
建造物。
(付記6)
太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根であって、
前記片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を設置する建造物の外壁面から予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、
前記片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する前記建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、からそれぞれ突出する複数の支え部により支持されるように構成されている、
片流れ式の屋根。
太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根であって、
前記片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を設置する建造物の外壁面から予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、
前記片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する前記建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、からそれぞれ突出する複数の支え部により支持されるように構成されている、
片流れ式の屋根。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
1 建造物
2 屋根
21 太陽電池
3 支え部
4 ベランダ部
41 柱部
42 壁部
2 屋根
21 太陽電池
3 支え部
4 ベランダ部
41 柱部
42 壁部
Claims (6)
- 太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根を有する建造物であって、
前記片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を有する前記建造物の外壁面位置よりも予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、
前記片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する前記建造物の外壁面から突出して設けられた複数の支え部により支持されており、
前記支え部は、前記上端部側に位置する建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所に設けられている、
建造物。 - 請求項1に記載の建造物であって、
前記支え部は、一辺が前記上端部側の外壁面に当接し、他の一辺が前記片流れ式の屋根に当接する略三角形状の支え部である、
建造物。 - 請求項1又は2に記載の建造物であって、
前記外壁面の両端付近の箇所から突出して設けられた支え部は、それぞれ、前記建造物の側面の壁と一体となるように、当該側面の壁を延設することで設けられている、
建造物。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の建造物であって、
前記建造物は前記片流れ式の屋根の下端部側に当該建造物から突出するベランダ部を有しており、
前記片流れ式の屋根の下端部側は、前記ベランダ部の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、にそれぞれ設けられた柱部により支持されている、
建造物。 - 請求項4に記載の建造物であって、
前記片流れ式の屋根の下端部は、当該片流れ式の屋根の下端部側の前記ベランダ部の位置であるベランダ部位置よりも所定の長さ分突出するように構成されている、
建造物。 - 太陽電池パネルを設置する片流れ式の屋根であって、
前記片流れ式の屋根の上端部及び下端部は、当該片流れ式の屋根を設置する建造物の外壁面位置から予め定められた所定の長さ分だけ突出するよう構成され、
前記片流れ式の屋根の上端部は、上端部側に位置する前記建造物の外壁面の両端付近の箇所、及び、その間の少なくとも1つの箇所、からそれぞれ突出して設けられた複数の支え部により支持されるように構成されている、
片流れ式の屋根。
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