JP2016015010A - 冷却システムの冷媒漏洩検知方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷却システムS1は、蒸発器21a、bと、冷媒流量制御バルブ25a、bと、送風機24a、bとを有する冷却装置20a、bと、蒸発器21a、bより高所に設置される凝縮器10と、凝縮器ガス圧力センサ50と、蒸発器出口圧力センサ51と、冷却装置20a、bの冷却熱量を測定する冷却熱量測定手段27a、b、24a、bと、制御装置Cとを備える。制御装置Cは、冷媒流量制御バルブ25a、bを全開にして冷却運転を行い、蒸発器出口圧力センサ51と凝縮器ガス圧力センサ50で測定した圧力の差分をとった冷媒ガス管30の圧力損失が、冷媒漏洩がない際の冷媒ガス管30の圧力損失より低い場合には、冷媒が漏洩していると判定する。
【選択図】図1
Description
このような背景から、特許文献1や特許文献2にみられるように、熱搬送に冷媒を用いた冷却システムの冷媒漏洩検知技術が提案されている。
圧縮機を用いない冷却システムでは、冷媒減少による変化量が小さく、冷媒漏洩を判定できない恐れがある。さらに、これらの測定値が冷媒漏洩を判定できるほど変化した場合、冷却能力の低下が発生し、電子機器の温度上昇を引き起こす恐れがある。
<<実施形態1>>
図1に本発明の実施形態1に係る冷却システムを示す。
本発明は、熱搬送に冷媒を用いた冷却システムの冷媒の漏洩検知方法に係り、特に電子機器(図示せず)からの高温の排熱を効率的に冷却するために圧縮機を用いることなく冷媒の気液の密度差により熱搬送を行う冷却システムS1の冷媒の漏洩検知方法である。
なお、冷却システムS1には、制御装置Cが設けられており、制御装置Cにより以下説明する冷却システムS1の機器の制御が遂行される。制御装置Cは、コンピュータと周辺回路とを有する、例えば、PLC(programmable logic controller)などである。
冷却対象室80内には冷却対象であるサーバなどの電子機器(図示せず)が載置されている。電子機器は連続稼働されるため、電子機器からは高温の排気(高温排気23a、23b)が、排出されている。
冷却システムS1には、冷却対象室80内の冷却対象の電子機器からの高温排気23a、23bをそれぞれ冷却する冷却装置20a、20bが設置されている。
冷却装置20aには、高温排気23aの温度を測る冷却熱量測定手段の高温排気温度センサ27aと、蒸発器21aで高温排気23aを冷却した後の冷却空気24aの温度を測る冷却熱量測定手段の冷却空気温度センサ26aとが設けられている。
冷却システムS1は、蒸発器21a、21bでガス化した冷媒を冷却して液化するため、冷水を作る冷熱源40と該冷水を送る冷水ポンプ41と凝縮器10とを有している。ガス化した冷媒を冷却する熱媒体の水は、冷水配管42を介して、冷熱源40、冷水ポンプ41、および凝縮器10間を循環されている。
蒸発器21a、21bでガス化した冷媒は、密度の減少により重量が周囲よりも軽くなり冷媒ガス管30内を上昇して、冷媒ガス管30を通過して凝縮器10に供給される。凝縮器10では、ガス化した冷媒が冷水と熱交換して、液化温度以下に冷却され液化し、冷媒液管31に送られる。
凝縮器10で液化した冷媒は、冷媒流量制御バルブ25a、25bで、それぞれ高温排気23a、23bの温度に応じた冷却熱量に対応した流量に調整され蒸発器21a、21bに送られる。
前記したように、蒸発器21a、21bでガス化された冷媒は冷媒ガス管30内に流入する。
ここで、冷媒ガス管30内では冷媒が気液二相流状態となっている。つまり、蒸発器21a、21bでの冷却負荷が大きい場合には、ガス状態の冷媒が多く、蒸発器21a、21bでの冷却負荷が小さい場合には、液状態の冷媒が増加する。
ところで、冷媒ガス管30における冷媒の圧力損失は、冷却システムS1の系内の冷媒量が同じであれば冷却装置20a、20bの冷却熱量により一意的に決まる。何故なら、系内の冷媒量が同じ、かつ、冷却装置20a、20bの冷却熱量が同じならば、冷媒ガス管30における冷媒量と冷媒の気液状態とがそれぞれ同じになるからである。
そこで、冷媒ガス管30での冷媒の圧力損失と冷媒ガス管30内の冷媒量との関係を求めるため、下記のようにする。
蒸発器21a、21bの少なくとも1つの蒸発器21a、21b近傍の冷媒ガス管30に蒸発器21a、21bの出口の冷媒圧力を測定する蒸発器出口圧力センサ51を設置する。そして、凝縮器10内へ流入する冷媒ガスの圧力を測定する凝縮器ガス圧力センサ50を設置する。
従って、冷媒流量制御バルブ25a、25bの開度を全開にして冷却運転を行い、前記蒸発器出口圧力センサ51と凝縮器ガス圧力センサ50で測定した圧力の差分をとることで冷媒ガス管50の圧力損失を算出し、該算出した圧力損失が、冷媒の漏洩がない場合の前記蒸発器出口圧力センサと凝縮器ガス圧力センサで測定した圧力の差分で求められる冷媒ガス管50の圧力損失より低い場合には、冷媒が漏洩していると判定できる。
次に、冷却システムS1における冷却熱量毎の冷媒漏洩の検知の制御について説明する。
始めに、冷媒漏洩の検知の制御に用いる冷却熱量の求め方を説明する。
冷却装置20aでは、高温排気温度センサ27aにより高温排気23aの温度t11が検出される。そして、冷却空気温度センサ26aにより、高温排気23aの蒸発器21aでの冷却後の冷却空気24aの温度t12が検出される。高温排気23aを冷却した温度ΔT1は、次式で表わされる。
また、冷却装置20bでは、高温排気温度センサ27bで高温排気23bの温度t21が検出される。そして、冷却空気温度センサ26bでは、高温排気23bの蒸発器21bでの冷却後の冷却空気24bの温度t22が検出される。高温排気23bを冷却した温度 ΔT2は、次式で表わされる。
ΔT2=t21−t22 (2)
Q = CΔT (3)
と表わされる。
熱容量Cは、空気の質量m(g)、比熱c(J/g・K)とすると、
C =mc (4)
と表わされる。
Q = mcΔT (5)
と表わされる。
冷却装置20aでは、送風機22aが設けられており、送風機22aが、高温排気23aを蒸発器21aに送り冷却して、冷却空気24aとしている。
そこで、送風機22aの風量(L3/T)から、体積=風量×時間 の関係から、時間Tの単位をなくす演算で空気の体積(L3)が求められる。なお、Lは長さの単位を表わす次元である。
Q1 = m1・c1・ΔT1 (6)
と求められる。
上述と同様にして、冷却空気24bの質量をm2、空気の比熱c1(J/g・K)とすると、式(2)の高温排気23bを冷却した温度ΔT2を用いて、蒸発器21bでの冷却熱量Q2が、式(5)より
Q2 = m2・c1・ΔT2 (7)
と求められる。
Qs = Q1 + Q2 (8)
と求められる。
こうして、高温排気温度センサ27a、27b、冷却空気温度センサ26a、26bで各々測定される温度を用いて、冷却システムS1での冷却熱量Qsが求められる。
次に、冷却運転の負荷率(%)と冷媒ガス管30の圧力損失(以下、冷媒ガス管圧力損失と称す)との関係について説明する。
図2に、負荷(%)と冷媒ガス管圧力損失との関係を示す。図2の横軸に冷却運転の負荷率(%)をとり、図2の縦軸に冷媒ガス管圧力損失(kPa)をとっている。
次に、冷却システムS1での冷却熱量Qs(冷却運転の負荷)を用いた冷媒漏洩の検知の制御について説明する。
図3に冷却システムでの冷却熱量を用いた冷媒漏洩の検知の制御フローを示す。
具体的には、冷却熱量(負荷)として、例えば、ヒータなどで冷却装置20a、20bに熱を与え、例えば、冷却空気24a、24bが25℃になるように冷却システムS1を運転する。
この冷却熱量(負荷)の測定値を、または、測定値に幅をもたせて(マージンをとって)、冷媒が漏洩しているか否か判定する閾値として設定する(S103)。
そして、冷媒の漏洩を検知する場合には、通常の運転中やメンテナンス時などに、冷媒流量制御バルブ25a、25bを全開にする (S105)。
実際の冷媒ガス管圧力損失が、閾値未満の場合には(S108でYes)、冷媒が漏洩していると判定する(S109)。
以上が、負荷毎(冷却熱量毎)に冷媒の漏洩があるか否かを判定する制御の流れである。
このように、電子機器の冷却運転中に冷媒漏洩を検知する場合に冷媒流量制御バルブ25a、25bをそれぞれ全開にして冷却装置20a、20bの冷却能力と冷媒ガス管圧力損失を測定し、測定結果が閾値以下であれば冷媒漏洩と判定することが本冷却システムS1の特徴である。
以上のことから、冷却装置20a、20bの冷却能力が低下する前に冷媒漏洩を検知することが可能となり、信頼性の高い空調設備が提供可能である。
実施形態1の冷却システムS1では、冷却熱量を測定する冷却熱量測定手段として蒸発器21a、21bに供給される高温排気23a、23bの温度を測定する高温排気温度センサ27a、27bと、高温排気23a、23bの冷却後の冷却空気24a、24bの温度を測定する冷却空気温度センサ26a、26bを備える場合を説明した。
そこで、実施形態2の冷却システムS2では、熱源装置40の冷水往・還温度差と冷水流量を測定して冷却熱量を算出している。ここで、冷却熱量測定手段は1または複数台設置された冷却装置20a、20bの冷却熱量が測定されていればよい。
実施形態2の冷却システムS2では、冷媒ガス管30を流れる冷媒を冷却する冷水が流れる凝縮器10の一次側の冷水配管42の上流側に冷水往温度センサ43を設け、下流側に冷水還温度センサ44を設けている。
冷却システムS2では、凝縮器10の2次側を流れる冷媒の出口での状態は同じ温度の液状態の冷媒となるように、熱源装置40が制御されている。
冷却システムS2で冷却装置20a、20bの冷却熱量を測定するに際しては、まず、冷水往温度センサ43の測定温度t31と冷水還温度センサ44の測定温度t32との差から熱源装置40の冷水往・還温度差ΔT21を、
ΔT21=t32−t31 (9)
と求める。
ここで、体積を 体積=冷水流量×時間 の関係から求めて、重さ=比重×体積 の関係より、冷水の比重を用いて冷水の質量m3を求める。冷水の比熱c2(J/g・K)とすると、式(5)から、冷水往・還温度差ΔT21を用いて、冷却熱量Q3が
Q3 = m3・c2・ΔT21
と求められる。
従って、熱源装置40の冷水往・還温度差ΔT21を用いて冷却熱量Q3が求められる。
そして、冷媒が漏洩しているか否かの判定に際しては、まず、冷却システムS2において、予め、正常運転時(冷媒の漏洩がない場合)に、ある冷却熱量における(冷却熱量毎の)冷媒ガス管圧力損失を、蒸発器出口圧力センサ51の冷媒の圧力の測定値と、凝縮器ガス圧力センサ50の圧力の測定値との差分より測定する。
そのため、冷却装置20a、20bの冷却能力が低下する前に冷媒の漏洩を検知することが可能となり、信頼性が高い空調設備を提供できる。
すなわち、冷却装置20a、20bで冷却される電子機器の消費電力量と発熱量を測定し、冷却運転中の温度から冷却熱量を推定して、冷却装置20a、20bの冷却負荷として求め、実際の運転時の冷媒ガス管圧力損失が、冷媒が漏洩しているか否か判定する閾値未満であるか否かを測定することにより、冷媒の漏洩を判定しても構わない。
1.前記実施形態1、2で説明した蒸発器21a、21bの出口の冷媒圧力を測定する蒸発器出口圧力センサ51は、蒸発器21a、21bの出口の冷媒圧力の少なくとも何れかの出口冷媒圧力を測ることができれば、その位置は他の位置に設けても構わない。
20a、20b 冷却装置
21a、21b 蒸発器
22a、22b 送風機(冷却熱量測定手段)
23a、23b 高温排気(高温の排気)
25a、25b 冷媒流量制御バルブ
26a、26b 冷却空気温度センサ(冷却熱量測定手段、冷却空気温度検出手段)
27a、27b 高温排気温度センサ(冷却熱量測定手段、高温排気温度検出手段)
30 冷媒ガス管
43 冷水往温度センサ(冷却熱量測定手段、熱媒体往温度検出手段)
44 冷水還温度センサ (冷却熱量測定手段、熱媒体還温度検出手段)
50 凝縮器ガス圧力センサ
51 蒸発器出口圧力センサ
C 制御装置
S1、S2 冷却システム
Claims (5)
- 電子機器から排出される高温排気を冷却する熱交換によって冷媒を気化する蒸発器と、前記蒸発器に供給される冷媒液の流量を調整する冷媒流量制御バルブと、前記蒸発器に前記高温排気を供給する送風機とを有する1または複数台設置された冷却装置と、
前記蒸発器より高所に設置され前記蒸発器で気化した冷媒ガスを液化させる凝縮器と、
前記蒸発器と前記凝縮器との間に設けられる冷媒ガス管と、
前記凝縮器の入口の冷媒ガス圧力を測定する凝縮器ガス圧力センサと、
前記蒸発器の出口の冷媒圧力を測定する蒸発器出口圧力センサと、
前記冷却装置の冷却熱量を測定する冷却熱量測定手段と、
制御装置とを備える冷却システムの冷媒漏洩検知方法において、
前記制御装置は、
前記冷媒流量制御バルブの開度を全開にして冷却運転を行い、前記前記蒸発器出口圧力センサと凝縮器ガス圧力センサで測定した圧力の差分をとることで前記冷媒ガス管の圧力損失を算出し、該算出した圧力損失が、前記冷媒の漏洩がない場合の前記蒸発器出口圧力センサと前記凝縮器ガス圧力センサで測定した圧力の差分で求められる前記冷媒ガス管の圧力損失より低い場合には、前記冷媒が漏洩していると判定する
ことを特徴とする冷却システムの冷媒漏洩検知方法。 - 前記冷却システムは、前記冷却装置の冷却熱量を測定する冷却熱量測定手段を備え
前記制御装置は、
前記冷媒流量制御バルブの開度を全開にして冷却運転を行い、前記蒸発器出口圧力センサと前記凝縮器ガス圧力センサで測定した圧力の差分をとることで前記冷媒ガス管の圧力損失を算出するとともに前記冷却熱量測定手段で前記冷却システムの冷却熱量を測定し、該冷却熱量の測定値に対する該冷媒ガス圧力損失算出値が、同じ冷却熱量での冷媒が漏洩しているか否か判定する閾値未満である場合に前記冷媒が漏洩していると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却システムの冷媒漏洩検知方法。 - 前記冷却システムは、前記冷却装置の冷却熱量を測定する冷却熱量測定手段を備え
前記制御装置は、
予め前記冷媒流量制御バルブの開度を全開にして前記冷却装置に様々な負荷条件で冷却運転を行い、
前記蒸発器出口圧力センサと前記凝縮器ガス圧力センサで測定した圧力の差分をとることで前記冷媒ガス管の圧力損失を算出するとともに前記冷却熱量測定手段で前記冷却システムの冷却熱量を測定し、
該算出した前記冷媒ガス管の圧力損失に基づき、前記冷却システムの冷却熱量に対する冷媒が漏洩しているか否か判定する冷媒ガス管圧力損失の閾値が設定され、
実際に前記冷却システムを稼働させて前記冷媒流量制御バルブの制御による冷却運転を行い、
前記冷媒の漏洩を検知する際に、前記冷媒流量制御バルブの開度を全開にして前記冷媒ガス管圧力損失と前記冷却熱量を測定し、
該測定結果の前記冷媒ガス管圧力損失が、同じ冷却熱量での前記冷媒ガス管圧力損失の前記閾値未満である場合に前記冷媒が漏洩していると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却システムの冷媒漏洩検知方法。 - 前記冷却熱量測定手段は、前記蒸発器を通過前の高温の排気の温度を測る高温排気温度検出手段と前記蒸発器を通過して冷却された後の排気の温度を測る冷却空気温度検出手段とを有し、
前記制御装置は、
前記冷媒流量制御バルブの開度を全開にして冷却運転を行い、前記蒸発器出口圧力センサと前記凝縮器ガス圧力センサで測定した圧力との差分をとることで前記冷媒ガス管の圧力損失を算出するとともに前記冷却熱量測定手段で前記冷却システムの冷却熱量を測定し、該冷却熱量の測定値に対する該冷媒ガス圧力損失算出値が、同じ冷却熱量での冷媒が漏洩しているか否か判定する閾値未満である場合に前記冷媒が漏洩していると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却システムの冷媒漏洩検知方法。 - 前記凝縮器は、一次側と二次側とで熱交換を行い、前記一次側は前記冷媒を冷却する熱媒体が流れ前記冷媒は前記二次側を流れ、前記冷却熱量測定手段は、前記凝縮器の一次側を流れる手前の前記熱媒体の温度を測る熱媒体往温度検出手段と前記凝縮器の一次側を流れた後の前記熱媒体の温度を測る熱媒体還温度検出手段とを有し、
前記制御装置は、
前記冷媒流量制御バルブの開度を全開にして冷却運転を行い、前記蒸発器出口圧力センサと前記凝縮器ガス圧力センサで測定した圧力との差分をとることで前記冷媒ガス管の圧力損失を算出するとともに前記冷却熱量測定手段で前記冷却システムの冷却熱量を測定し、該冷却熱量の測定値に対する該冷媒ガス圧力損失算出値が、同じ冷却熱量での冷媒が漏洩しているか否か判定する閾値未満である場合に前記冷媒が漏洩していると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却システムの冷媒漏洩検知方法。
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