JP2016014905A - 近距離補正レンズ系 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群とからなり、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際し、第1レンズ群と第2レンズ群がそれぞれ異なる移動量で物体側に移動する近距離補正レンズ系において、第1レンズ群を、物体側から順に、正の屈折力の第1aレンズ群、負の屈折力の第1bレンズ群、開口絞り、及び正の屈折力の第1cレンズ群で構成したこと;及び第1bレンズ群を、光軸直交方向に移動して結像位置を変位させることにより像ぶれを補正する像ぶれ補正レンズ群としたこと;を特徴とする近距離補正レンズ系。
【選択図】図1
Description
(1)νd1bn>30
但し、
νd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ数、
である。
(2)0<νd1bn−νd1bp<20
但し、
νd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ数、
νd1bp:第1bレンズ群中の正レンズのd線に対するアッベ数、
である。
(2')0<νd1bn−νd1bp<15
(3)nd1bn<1.7
(4)nd1bp>1.8
但し、
nd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対する屈折率、
nd1bp:第1bレンズ群中の正レンズのd線に対する屈折率、
である。
(5)νd1b>45
但し、
νd1b:第1bレンズ群の負単レンズのd線に対するアッベ数、
である。
(6)2.5<β1b<3.2
(7)0.35<βR<0.50
但し、
β1b:無限遠撮影時における第1bレンズ群の横倍率、
βR:無限遠撮影時における第1bレンズ群より像側のレンズ系(第1cレンズ群および第2レンズ群)の横倍率、
である。
(8)1.9<|f2/f1|<3.9(f2<0)
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離[mm]、
f2:第2レンズ群の焦点距離[mm]、
である。
(9)0.74<Δd2/Δd1<0.88
但し、
Δd1:無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング時の第1レンズ群の移動量[mm]、
Δd2:無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング時の第2レンズ群の移動量[mm]、
である。
第1bレンズ群G1bは、数値実施例7−12では、負単レンズ(像側に凹の負単レンズ)14'からなる。負単レンズ14'は、数値実施例7−9、11、12では、両面球面レンズであり、数値実施例10では、その物体側の面が非球面である。
第1bレンズ群G1bは、全数値実施例1−12を通じて、光軸直交方向に移動して結像位置を変位させることにより像ぶれを補正する像ぶれ補正レンズ群(防振レンズ群)である。
したがって物体側から正負の順で構成すると、物体側の正レンズの径が大径化することによって体積が増え、第1bレンズ群G1bの重量が増大してしまうので、第1bレンズ群G1bを防振駆動(変位)させる機構系への負担が大きくなる。
そこで本実施形態では、第1bレンズ群G1bを、物体側から順に位置する負レンズ14と正レンズ15の接合レンズで構成することで、負レンズは大径化しても正レンズほど体積が大きくならないので、第1bレンズ群G1bの重量を減少させ、第1bレンズ群G1bを防振駆動(変位)させる機構系への負担を低減することに成功している。また、第1bレンズ群G1b(負レンズ14)の物体側の面を凹面とすれば、球面収差、コマ収差を良好に補正することができる。さらに、第1bレンズ群G1bの負レンズ14と正レンズ15の接合面を物体側に凸(負レンズ14が像側に凹面を向けていて正レンズ15が物体側に凸面を向けている)とすれば、球面収差の発生を抑えることができる。
条件式(1)の下限を超えると、第1bレンズ群G1bの偏心時の倍率色収差の補正が不十分となる。
第1bレンズ群G1bは全体で負の屈折力を有するので、第1bレンズ群G1b内で色収差の補正を行うためには、負レンズ14に正レンズ15よりも低分散の材料を使用し、負レンズ14と正レンズ15の間に、条件式(2)を満足するような適切なアッベ数の差を確保する必要がある。
条件式(2)の上限を超えると、第1bレンズ群G1bの偏心時の倍率色収差が補正過剰となる。
条件式(2)の下限を超えると、第1bレンズ群G1bの偏心時の倍率色収差の補正が不十分となる。
条件式(3)の上限を超えても、条件式(4)の下限を超えても、各像面湾曲の補正が困難になる。
本実施形態のようなガウスタイプに類似するレンズ系では、開口絞りの直前の負レンズだけで倍率色収差を補正するという着眼点はなく、開口絞りの直前の負レンズはアッベ数が小さい(高分散の)材料を用いるのが従来の技術常識であった。本実施形態ではこのような従来の技術常識を見直して、開口絞りSの直前に位置する負単レンズ14'だけで防振時の倍率色収差を補正するべく、負単レンズ14'として、条件式(5)を満足するようなアッベ数が大きい(低分散の)材料を用いている。
条件式(5)の下限を超えると、第1bレンズ群G1b(負単レンズ14')の偏心時の倍率色収差の補正が不十分となる。
条件式(6)の上限を超えても、条件式(7)の下限を超えても、偏心感度が低下して、像ぶれ補正レンズ群である第1bレンズ群G1bの偏心量(変位量)が大きくなりすぎる結果、第1bレンズ群G1bを防振駆動(変位)させる機構系への負担が大きくなる。また、像ぶれに対する応答速度が低くなって適切な像ぶれ補正を行うことができなくなる。
条件式(6)の下限を超えても、条件式(7)の上限を超えても、像ぶれ補正レンズ群である第1bレンズ群G1bの屈折力が増大しすぎて、防振駆動時の偏心コマ収差等の補正が難しくなる。
条件式(8)の上限を超えると、近距離撮影時のコマ収差、像面湾曲等の収差補正が不十分となる。
条件式(8)の下限を超えると、フォーカシングに伴う第1レンズ群G1の移動量(繰り出し量)が増大して実用上好ましくない。また、フォーカスレンズ群である第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の倒れ等に伴う偏芯により、像面倒れ等が発生し易くなる。
条件式(9)の上限を超えると、フォーカシングに伴う第1レンズ群G1に対する第2レンズ群G2の移動量(繰り出し量)が増大して実用上好ましくない。また、フォーカスレンズ群である第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の倒れ等に伴う偏芯により、像面倒れ等が発生し易くなる。
条件式(9)の下限を超えると、近距離撮影時の像面湾曲等の収差補正が不十分となる。
回転対称非球面は次式で定義される。
x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+A12y12・・・
(但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、Kは円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の非球面係数)
図1〜図8と表1〜表4は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例1を示している。図1は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図2はその諸収差図、図3はその横収差図である。図4は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図5はその諸収差図、図6はその横収差図である。図7は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図8は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表1は面データ、表2は各種データ、表3は非球面データ、表4は防振駆動データである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 257.359 2.000 1.72916 54.7
2 39.866 15.590
3 59.386 6.620 1.83400 37.3
4 469.064 4.670
5 73.257 11.520 1.48749 70.4
6 -101.758 6.380
7 -386.499 1.450 1.67270 32.2
8 34.721 4.580 1.84666 23.8
9 74.798 6.130
10絞 ∞ 6.230
11 -45.091 2.000 1.75211 25.0
12 53.483 9.200 1.49700 81.6
13 -43.476 2.900
14 53.289 6.200 1.80450 39.6
15* -139.359 d15
16 917.770 1.500 1.63980 34.6
17 42.729 5.220
18 120.465 5.600 1.80518 25.5
19 -70.785 4.170
20 -78.286 1.450 1.72342 38.0
21 144.240 -
*は回転対称非球面である。
(表2)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.75倍)撮影状態
FNO. 2.85 4.66
f 90.84
W 20.8
Y 34.85 34.85
fB 66.65 110.84
L 175.74 226.24
d15 5.680 11.993
(表3)
非球面データ
面番号 K A4
15 0.000 0.1690E-05
(表4)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.75倍)撮影状態
f 90.84
LV 1.00 1.00
LI -0.74 -1.09
図9〜図16と表5〜表8は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例2を示している。図9は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図10はその諸収差図、図11はその横収差図である。図12は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図13はその諸収差図、図14はその横収差図である。図15は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図16は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表5は面データ、表6は各種データ、表7は非球面データ、表8は防振駆動データである。
(1)第2レンズ群G2の負レンズ21が両凹負レンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 473.951 2.000 1.69680 55.5
2 42.407 15.520
3 56.655 7.090 1.83400 37.3
4 617.022 4.080
5 81.434 8.290 1.49700 81.6
6 -137.766 6.930
7 -338.338 1.450 1.69895 30.0
8 31.510 5.320 1.80518 25.5
9 85.195 5.880
10絞 ∞ 7.050
11 -39.794 2.000 1.75520 27.5
12 67.154 9.200 1.49700 81.6
13 -37.583 1.400
14 50.849 6.040 1.80101 40.9
15* -174.666 d15
16 -4275.941 1.500 1.67270 32.2
17 44.710 5.160
18 137.335 5.350 1.80518 25.5
19 -73.119 5.110
20 -104.080 1.450 1.70154 41.2
21 145.257 -
*は回転対称非球面である。
(表6)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.60倍)撮影状態
FNO. 2.87 4.32
f 90.45
W 21.0
Y 34.85 34.85
fB 66.76 101.86
L 173.26 213.84
d15 5.680 11.159
(表7)
非球面データ
面番号 K A4 A6
15 0.000 0.1916E-05 -0.9666E-10
(表8)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.60倍)撮影状態
f 90.45
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -1.03
図17〜図24と表9〜表12は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例3を示している。図17は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図18はその諸収差図、図19はその横収差図である。図20は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図21はその諸収差図、図22はその横収差図である。図23は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図24は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表9は面データ、表10は各種データ、表11は非球面データ、表12は防振駆動データである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 396.791 2.000 1.74330 49.2
2 41.655 14.130
3 55.722 7.340 1.80450 39.6
4 925.902 4.330
5 79.513 6.800 1.49700 81.6
6 -130.947 8.610
7 -270.690 1.450 1.63980 34.6
8 34.890 4.440 1.84666 23.8
9 71.321 6.220
10絞 ∞ 6.750
11 -37.654 1.400 1.72825 28.3
12 64.373 9.500 1.49700 81.6
13 -36.125 1.510
14 56.221 5.740 1.80139 45.5
15* -183.527 d15
16 224.032 1.500 1.67270 32.2
17 45.955 5.030
18 126.696 5.010 1.80518 25.5
19 -90.517 3.700
20 -107.635 1.450 1.70154 41.2
21 148.223 -
*は回転対称非球面である。
(表10)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.75倍)撮影状態
FNO. 2.85 4.66
f 90.07
W 21.1
Y 34.85 34.85
fB 70.11 114.61
L 172.70 225.05
d15 5.680 13.533
(表11)
非球面データ
面番号 K A4
15 0.000 0.1461E-05
(表12)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.75倍)撮影状態
f 90.07
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -1.10
図25〜図32と表13〜表16は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例4を示している。図25は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図26はその諸収差図、図27はその横収差図である。図28は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図29はその諸収差図、図30はその横収差図である。図31は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図32は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表13は面データ、表14は各種データ、表15は非球面データ、表16は防振駆動データである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 313.004 2.000 1.83481 42.7
2 42.890 11.700
3 56.534 7.540 1.80610 33.3
4 1344.027 5.180
5 70.142 7.260 1.49700 81.6
6 -126.482 7.850
7 -253.610 1.450 1.63980 34.6
8 33.519 4.750 1.80518 25.5
9 74.839 6.130
10絞 ∞ 6.640
11 -38.315 1.400 1.72825 28.3
12 58.634 9.660 1.49700 81.6
13 -35.914 0.750
14 58.416 7.250 1.80610 40.7
15* -183.734 d15
16 2478.431 1.550 1.63980 34.6
17 49.802 4.900
18 126.215 5.570 1.80610 33.3
19 -69.406 4.080
20 -65.521 1.450 1.56883 56.0
21 146.337 -
*は回転対称非球面である。
(表14)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
FNO. 2.85 4.06
f 90.12
W 21.1
Y 34.85 34.85
fB 69.09 98.18
L 171.88 207.25
d15 5.680 11.958
(表15)
非球面データ
面番号 K A4
15 0.000 0.1173E-05
(表16)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
f 90.12
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -1.01
図33〜図40と表17〜表20は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例5を示している。図33は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図34はその諸収差図、図35はその横収差図である。図36は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図37はその諸収差図、図38はその横収差図である。図39は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図40は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表17は面データ、表18は各種データ、表19は非球面データ、表20は防振駆動データである。
(1)第1aレンズ群G1aの正レンズ12が両凸正レンズである。この両凸正レンズ12はその物体側の面が非球面である。
(2)第2レンズ群G2の負レンズ21が像側に凹の平凹負レンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 2254.961 2.000 1.65160 58.4
2 42.516 15.530
3* 52.658 8.500 1.72916 54.7
4 -473.334 2.630
5 106.175 5.470 1.49700 81.6
6 -198.050 8.690
7 -238.065 1.450 1.59551 39.2
8 34.324 4.410 1.80518 25.5
9 67.445 6.900
10絞 ∞ 6.250
11 -43.265 1.400 1.71736 29.5
12 45.438 8.080 1.48749 70.4
13 -54.875 0.250
14 69.236 6.250 1.80139 45.5
15* -80.649 d15
16 ∞ 1.500 1.53172 48.8
17 50.628 4.960
18 156.419 4.380 1.80610 33.3
19 -115.982 3.000
20 -427.329 1.450 1.72342 38.0
21 152.155 -
*は回転対称非球面である。
(表18)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
FNO. 2.87 4.06
f 89.86
W 21.3
Y 34.85 34.85
fB 74.69 104.66
L 173.47 210.47
d15 5.680 12.710
(表19)
非球面データ
面番号 K A4
3 0.000 -0.9260E-07
15 0.000 0.1535E-05
(表20)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
f 89.86
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -0.99
図41〜図48と表21〜表24は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例6を示している。図41は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図42はその諸収差図、図43はその横収差図である。図44は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図45はその諸収差図、図46はその横収差図である。図47は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図48は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表21は面データ、表22は各種データ、表23は非球面データ、表24は防振駆動データである。
(1)第1aレンズ群G1aの正レンズ12が両凸正レンズである。
(2)第2レンズ群G2の負レンズ21が像側に凹の平凹負レンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 658.496 2.000 1.72916 54.7
2 43.844 18.040
3 57.724 7.370 1.80420 46.5
4 -8802.094 2.990
5 91.086 5.950 1.49700 81.6
6 -182.284 9.250
7 -269.188 1.450 1.64769 33.8
8 34.650 4.560 1.84666 23.8
9 72.895 6.200
10絞 ∞ 6.100
11 -48.574 1.400 1.71736 29.5
12 43.801 8.040 1.49700 81.6
13 -66.443 0.250
14 69.460 6.340 1.80139 45.5
15* -83.906 d15
16 ∞ 1.500 1.56883 56.0
17 54.405 4.870
18 169.367 4.260 1.80610 33.3
19 -119.653 2.980
20 -506.702 1.450 1.63980 34.6
21 156.398 -
*は回転対称非球面である。
(表22)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
FNO. 2.88 4.02
f 88.80
W 21.6
Y 34.85 34.85
fB 78.02 107.63
L 178.70 215.60
d15 5.680 12.969
(表23)
非球面データ
面番号 K A4
15 0.000 0.1670E-05
(表24)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
f 88.80
LV 1.00 1.00
LI -0.77 -1.00
図49〜図56と表25〜表28は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例7を示している。図49は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図50はその諸収差図、図51はその横収差図である。図52は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図53はその諸収差図、図54はその横収差図である。図55は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図56は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表25は面データ、表26は各種データ、表27は非球面データ、表28は防振駆動データである。
(1)第1bレンズ群G1bが両凹負単レンズ(像側に凹の負単レンズ)14'からなる。
(2)第1cレンズ群G1cの負レンズ16が物体側に凹の平凹負レンズであり、正レンズ17が像側に凸の平凸正レンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 461.940 2.500 1.72000 50.3
2 41.142 15.540
3 62.000 7.490 1.80610 33.3
4 350.110 8.000
5 65.687 7.640 1.49700 81.6
6 -107.896 10.820
7 -358.740 2.000 1.80420 46.5
8 141.717 5.310
9絞 ∞ 8.040
10 -32.932 1.400 1.76182 26.6
11 ∞ 8.900 1.49700 81.6
12 -33.210 1.750
13 65.433 7.000 1.80139 45.5
14* -144.406 d14
15 114.273 1.500 1.75520 27.5
16 47.735 5.700
17 80.998 5.750 1.80518 25.5
18 -92.183 4.500
19 -72.327 1.450 1.72342 38.0
20 74.154 -
*は回転対称非球面である。
(表26)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
FNO. 2.88 4.00
f 89.19
W 21.2
Y 34.85 34.85
fB 66.77 91.68
L 177.74 209.25
d14 5.680 12.282
(表27)
非球面データ
面番号 K A4
14 0.000 0.1550E-05
(表28)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
f 89.19
LV 1.00 1.00
LI -0.77 -1.00
図57〜図64と表29〜表32は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例8を示している。図57は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図58はその諸収差図、図59はその横収差図である。図60は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図61はその諸収差図、図62はその横収差図である。図63は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図64は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表29は面データ、表30は各種データ、表31は非球面データ、表32は防振駆動データである。
(1)第1cレンズ群G1cの負レンズ16が両凹負レンズであり、正レンズ17が両凸正レンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 1693.954 2.500 1.65844 50.8
2 41.055 13.160
3 56.198 7.490 1.80610 33.3
4 341.413 7.000
5 68.292 7.640 1.49700 81.6
6 -117.375 9.230
7 -333.385 2.000 1.77250 49.6
8 135.704 5.320
9絞 ∞ 7.350
10 -35.492 1.400 1.74077 27.8
11 168.532 8.900 1.49700 81.6
12 -34.595 3.340
13 58.068 6.000 1.80139 45.5
14* -199.754 d14
15 113.267 1.500 1.75520 27.5
16 45.735 5.960
17 104.425 5.270 1.80518 25.5
18 -105.748 4.310
19 -86.718 1.450 1.54814 45.8
20 67.844 -
*は回転対称非球面である。
(表30)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.75倍)撮影状態
FNO. 2.88 4.69
f 89.97
W 21.1
Y 34.85 34.85
fB 66.76 108.10
L 172.26 222.07
d14 5.680 14.148
(表31)
非球面データ
面番号 K A4
14 0.000 0.1564E-05
(表32)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.75倍)撮影状態
f 89.97
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -1.10
図65〜図72と表33〜表36は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例9を示している。図65は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図66はその諸収差図、図67はその横収差図である。図68は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図69はその諸収差図、図70はその横収差図である。図71は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図72は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表33は面データ、表34は各種データ、表35は非球面データ、表36は防振駆動データである。
(1)第2レンズ群G2の負レンズ21が両凹負レンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 752.090 2.500 1.74400 44.9
2 43.606 12.880
3 58.619 7.490 1.80610 33.3
4 859.851 8.850
5 68.831 7.080 1.49700 81.6
6 -126.284 9.620
7 -254.859 2.000 1.63854 55.5
8 115.686 5.510
9絞 ∞ 7.230
10 -36.167 1.400 1.76182 26.6
11 143.880 8.000 1.49700 81.6
12 -35.608 0.250
13 63.687 7.000 1.80610 40.7
14* -124.847 d14
15 -887.272 1.500 1.59551 39.2
16 50.795 6.570
17 245.346 5.340 1.80610 33.3
18 -60.009 4.330
19 -52.174 1.450 1.51742 52.2
20 207.658 -
*は回転対称非球面である。
(表34)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.70倍)撮影状態
FNO. 2.85 4.46
f 90.20
W 21.1
Y 34.85 34.85
fB 68.70 106.80
L 173.38 219.85
d14 5.680 14.044
(表35)
非球面データ
面番号 K A4
14 0.000 0.1516E-05
(表36)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.70倍)撮影状態
f 90.20
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -1.07
図73〜図80と表37〜表40は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例10を示している。図73は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図74はその諸収差図、図75はその横収差図である。図76は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図77はその諸収差図、図78はその横収差図である。図79は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図80は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表37は面データ、表38は各種データ、表39は非球面データ、表40は防振駆動データである。
(1)第1bレンズ群G1bの両凹負単レンズ14'の物体側の面が非球面である。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 801.150 2.500 1.66755 41.9
2 43.839 17.638
3 57.889 7.490 1.80610 33.3
4 1118.478 3.944
5 82.838 7.640 1.49700 81.6
6 -171.499 10.144
7* -197.079 2.000 1.56883 56.0
8 110.909 5.560
9絞 ∞ 7.484
10 -33.934 1.400 1.80518 25.5
11 447.167 8.500 1.49700 81.6
12 -32.827 0.250
13 74.739 5.572 1.80101 40.9
14* -133.789 d14
15 210.515 1.500 1.76182 26.6
16 61.029 4.786
17 210.371 4.990 1.80518 25.5
18 -71.924 4.434
19 -59.278 1.450 1.56732 42.8
20 235.864 -
*は回転対称非球面である。
(表38)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
FNO. 2.87 4.03
f 89.78
W 21.3
Y 34.85 34.85
fB 71.81 98.43
L 174.77 209.79
d14 5.680 14.085
(表39)
非球面データ
面番号 K A4
7 0.000 0.2067E-06
14 0.000 0.1399E-05
(表40)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
f 89.78
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -0.98
図81〜図88と表41〜表44は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例11を示している。図81は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図82はその諸収差図、図83はその横収差図である。図84は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図85はその諸収差図、図86はその横収差図である。図87は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図88は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表41は面データ、表42は各種データ、表43は非球面データ、表44は防振駆動データである。
(1)第2レンズ群G2の正レンズ22が像側に凸の正メニスカスレンズである。
(2)第2レンズ群G2の負レンズ23が像側に凸の負メニスカスレンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 6222.464 2.500 1.69680 55.5
2 51.279 21.250
3 61.446 6.790 1.80420 46.5
4 1046.985 4.300
5 78.658 5.790 1.59282 68.6
6 -476.802 13.170
7 -270.658 2.000 1.58913 61.2
8 99.474 5.710
9絞 ∞ 6.250
10 -43.405 1.400 1.76182 26.6
11 101.960 7.140 1.49700 81.6
12 -43.751 0.250
13 67.056 5.290 1.80610 40.7
14* -135.096 d14
15 -192.704 1.500 1.56732 42.8
16 63.121 5.760
17 -310.957 4.620 1.80610 33.3
18 -51.980 4.290
19 -47.283 1.450 1.51742 52.2
20 -116.387 -
*は回転対称非球面である。
(表42)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.60倍)撮影状態
FNO. 2.88 4.27
f 89.49
W 21.3
Y 34.85 34.85
fB 71.60 101.79
L 176.74 217.27
d14 5.680 16.017
(表43)
非球面データ
面番号 K A4
14 0.000 0.1612E-05
(表44)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.60倍)撮影状態
f 89.49
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -1.03
図89〜図96と表45〜表48は、本発明による近距離補正レンズ系の数値実施例12を示している。図89は無限遠撮影状態におけるレンズ構成図、図90はその諸収差図、図91はその横収差図である。図92は近距離撮影状態におけるレンズ構成図、図93はその諸収差図、図94はその横収差図である。図95は無限遠撮影状態で防振駆動したときの横収差図であり、図96は近距離撮影状態で防振駆動したときの横収差図である。表45は面データ、表46は各種データ、表47は非球面データ、表48は防振駆動データである。
(1)第2レンズ群G2の負レンズ23が像側に凸の負メニスカスレンズである。
面データ
面番号 r d N(d) νd
1 1351.161 2.500 1.63854 55.5
2 47.061 21.200
3 65.007 6.650 1.80420 46.5
4 334.047 4.210
5 65.288 6.010 1.59282 68.6
6 -259.126 12.780
7 -319.084 2.000 1.61800 63.4
8 99.906 5.690
9絞 ∞ 5.850
10 -49.185 1.400 1.80610 33.3
11 60.987 7.990 1.49700 81.6
12 -40.930 0.250
13 61.777 5.180 1.80139 45.5
14* -191.077 d14
15 -114.378 1.500 1.54814 45.8
16 63.756 5.080
17 911.791 5.510 1.80420 46.5
18 -49.104 4.220
19 -45.079 1.450 1.48749 70.4
20 -267.360 -
*は回転対称非球面である。
(表46)
各種データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
FNO. 2.88 4.07
f 88.55
W 21.6
Y 34.85 34.85
fB 71.71 99.08
L 176.86 212.41
d14 5.680 13.857
(表47)
非球面データ
面番号 K A4
14 0.000 0.1013E-05
(表48)
防振駆動データ
無限遠撮影状態 近距離(-0.50倍)撮影状態
f 88.55
LV 1.00 1.00
LI -0.75 -1.03
(表49)
実施例1 実施例2 実施例3
条件式(1) 32.17 30.05 34.57
条件式(2) 8.39 4.45 10.79
条件式(3) 1.673 1.699 1.640
条件式(4) 1.847 1.805 1.847
条件式(5) − − −
条件式(6) 2.51 2.70 2.90
条件式(7) 0.49 0.44 0.39
条件式(8) 1.93 2.03 2.40
条件式(9) 0.875 0.865 0.850
実施例4 実施例5 実施例6
条件式(1) 34.57 39.22 33.84
条件式(2) 9.27 13.62 10.06
条件式(3) 1.640 1.596 1.648
条件式(4) 1.805 1.805 1.847
条件式(5) − − −
条件式(6) 2.98 3.00 3.17
条件式(7) 0.38 0.38 0.35
条件式(8) 2.57 3.45 3.89
条件式(9) 0.822 0.810 0.802
実施例7 実施例8 実施例9
条件式(1) − − −
条件式(2) − − −
条件式(3) − − −
条件式(4) − − −
条件式(5) 46.50 49.62 55.45
条件式(6) 3.11 3.00 2.90
条件式(7) 0.36 0.38 0.40
条件式(8) 1.95 2.10 2.39
条件式(9) 0.791 0.830 0.820
実施例10 実施例11 実施例12
条件式(1) − − −
条件式(2) − − −
条件式(3) − − −
条件式(4) − − −
条件式(5) 56.04 61.25 63.39
条件式(6) 2.81 2.66 2.51
条件式(7) 0.42 0.45 0.49
条件式(8) 2.95 3.47 3.86
条件式(9) 0.760 0.745 0.770
G1a 正の屈折力の第1aレンズ群
11 負レンズ
12 正レンズ
13 正レンズ
G1b 負の屈折力の第1bレンズ群(像ぶれ補正レンズ群、防振レンズ群)
14 負レンズ(像側に凹の負レンズ)
14' 負単レンズ(像側に凹の負単レンズ)
15 正レンズ(像側に凹の正レンズ)
G1c 正の屈折力の第1cレンズ群
16 負レンズ
17 正レンズ
18 正レンズ
G2 負の屈折力の第2レンズ群
21 負レンズ
22 正レンズ
23 負レンズ
S 開口絞り
I 像面
(2)0<νd1bn−νd1bp<20
但し、
νd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ数、
νd1bp:第1bレンズ群中の正レンズのd線に対するアッベ数、
である。
(2')0<νd1bn−νd1bp<15
(1)νd1bn>30
但し、
νd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ数、
である。
(3)nd1bn<1.7
(4)nd1bp>1.8
但し、
nd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対する屈折率、
nd1bp:第1bレンズ群中の正レンズのd線に対する屈折率、
である。
(5)νd1b>45
但し、
νd1b:第1bレンズ群の負単レンズのd線に対するアッベ数、
である。
(6)2.5<β1b<3.2
(7)0.35<βR<0.50
但し、
β1b:無限遠撮影時における第1bレンズ群の横倍率、
βR:無限遠撮影時における第1bレンズ群より像側のレンズ系(第1cレンズ群および第2レンズ群)の横倍率、
である。
(8)1.9<|f2/f1|<3.9(f2<0)
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離[mm]、
f2:第2レンズ群の焦点距離[mm]、
である。
(9)0.74<Δd2/Δd1<0.88
但し、
Δd1:無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング時の第1レンズ群の移動量[mm]、
Δd2:無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング時の第2レンズ群の移動量[mm]、
である。
Claims (10)
- 物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群とからなり、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際し、第1レンズ群と第2レンズ群がそれぞれ異なる移動量で物体側に移動する近距離補正レンズ系において、
第1レンズ群を、物体側から順に、正の屈折力の第1aレンズ群、負の屈折力の第1bレンズ群、開口絞り、及び正の屈折力の第1cレンズ群で構成したこと;及び
第1bレンズ群を、光軸直交方向に移動して結像位置を変位させることにより像ぶれを補正する像ぶれ補正レンズ群としたこと;
を特徴とする近距離補正レンズ系。 - 請求項1記載の近距離補正レンズ系において、
第1bレンズ群は、物体側から順に位置する像側に凹の負レンズと像側に凹の正レンズの接合レンズからなる近距離補正レンズ系。 - 請求項2記載の近距離補正レンズ系において、
次の条件式(1)を満足する近距離補正レンズ系。
(1)νd1bn>30
但し、
νd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ数。 - 請求項2または3記載の近距離補正レンズ系において、
次の条件式(2)を満足する近距離補正レンズ系。
(2)0<νd1bn−νd1bp<20
但し、
νd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対するアッベ数、
νd1bp:第1bレンズ群中の正レンズのd線に対するアッベ数。 - 請求項2ないし4のいずれか1項記載の近距離補正レンズ系において、
次の条件式(3)及び(4)を満足する近距離補正レンズ系。
(3)nd1bn<1.7
(4)nd1bp>1.8
但し、
nd1bn:第1bレンズ群中の負レンズのd線に対する屈折率、
nd1bp:第1bレンズ群中の正レンズのd線に対する屈折率。 - 請求項1記載の近距離補正レンズ系において、
第1bレンズ群は、像側に凹の負単レンズからなる近距離補正レンズ系。 - 請求項6記載の近距離補正レンズ系において、
次の条件式(5)を満足する近距離補正レンズ系。
(5)νd1b>45
但し、
νd1b:第1bレンズ群の負単レンズのd線に対するアッベ数。 - 請求項1ないし7のいずれか1項記載の近距離補正レンズ系において、
次の条件式(6)及び(7)を満足する近距離補正レンズ系。
(6)2.5<β1b<3.2
(7)0.35<βR<0.50
但し、
β1b:無限遠撮影時における第1bレンズ群の横倍率、
βR:無限遠撮影時における第1bレンズ群より像側のレンズ系の横倍率。 - 請求項1ないし8のいずれか1項記載の近距離補正レンズ系において、
次の条件式(8)を満足する近距離補正レンズ系。
(8)1.9<|f2/f1|<3.9(f2<0)
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:第2レンズ群の焦点距離。 - 請求項1ないし9のいずれか1項記載の近距離補正レンズ系において、
次の条件式(9)を満足する近距離補正レンズ系。
(9)0.74<Δd2/Δd1<0.88
但し、
Δd1:無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング時の第1レンズ群の移動量、
Δd2:無限遠物体から近距離物体へのフォーカシング時の第2レンズ群の移動量。
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