JP2016013637A - 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製造時に乾燥工程を経ても弾性体が変形せずに密閉性を保てるようにした液体吐出ヘッドを提供する。
【解決手段】ホルダーユニット10は、インクタンクが装着されたときにタンク内に連通するボス状孔11,12を有する。吐出ユニット20は、液体を吐出する吐出口に連通する流路21,22を有する。弾性シール部材30は、対向するホルダーユニット10と吐出ユニット20の間に配設される。弾性シール部材30は、対向するボス状孔11,12と流路21,22の間で貫通され、両ユニット間に液体流路を形成する貫通孔31,32を有する。貫通孔31は長円形の断面形状を有し、弾性シール部材30の外周側面の一部33に沿って配設される。少なくとも外周側面の一部33を支持する突起部14を、ホルダーユニット10が備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッド及び液体吐出装置に関する。より詳細には、液体を収容するタンクを装着するホルダーユニットと液体を吐出する吐出口を有する吐出ユニットとの間に液体経路を密閉するための弾性シール部材が配設された液体吐出ヘッド及び該液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置に関する。
従来、液体吐出装置として、例えばインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置は液体吐出ヘッドとしてインクジェット記録ヘッドを備え、インクジェット記録ヘッドからインクを記録媒体に向けて吐出して記録媒体上に画像を記録する。
このようなインクジェット記録装置においてタンクホルダーユニットに装着したインクタンクからインク吐出ユニットへインクを導くための構成の一例が特許文献1に開示されている。同文献の図1が示すインクジェット記録ヘッドにおいて、ホルダーユニットH01と吐出ユニットH04の間に弾性体H03が備えられる。ホルダーユニットH01が有するボス状孔H02はインクタンクから内部流路を通って供給されるインクの出口となる。吐出ユニットH04には、ボス状孔H02と対応して開口がある。ボス状孔H02と開口の間にある弾性体H03には、ボス状孔H02と開口の間に流路を形成するように貫通する貫通孔が開いている。貫通孔の開口部には、ボス状孔H02及び吐出ユニットH04の開口に対応して、弾性体H03のベース部分よりも突出するリップが配設されている。インク流路の弾性体H03による密閉性は、強く圧した状態でホルダーユニットH01と吐出ユニットH04の間に挟まれたときにリップが押圧力により弾性変形して両ユニットに対し密着されることで、接着剤を用いずに確保される。
特開2012−240209号公報
しかしながら、上記文献の構成にあっては、製造工程においてインク流路の洗浄を行ない、洗浄後に高温高圧の空気を送風してインク流路の乾燥を行った際にリップ部分が変形してしまい、送風停止後も元の形状を復元できない場合がある。このような変形があると、インク流路の密閉性を保てないおそれがある。また、変形によりデッドスペースができてインクが残留することがあり、この結果、残留インクが異物となってインク吐出を阻害するおそれもある。
本発明の目的は、特許文献1の接着剤不要な特徴を損なわず、液体流路内の洗浄・乾燥工程を経ても液体経路の密閉性と液体の吐出性能を確保することが可能な液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る液体吐出ヘッドは、液体を収容するタンクが装着されたときに該タンク内に連通する第1の開口を有する装着手段と、液体を吐出する吐出口及び該吐出口に連通する第2の開口を有する吐出部と、前記第1の開口と前記第2の開口が対向する前記装着手段と前記吐出部の間に配設された弾性体であって、対向し合う前記第1の開口と前記第2の開口の間で貫通され、前記装着手段と前記吐出部の間に前記液体の流路を形成する貫通孔を有する弾性体とを備えた液体吐出ヘッドにおいて、前記貫通孔は、長円形の断面形状を有し、及び、前記弾性体の外周側面の一部に沿って配設され、少なくとも前記外周側面の前記一部を支持する支持手段を、前記装着手段または前記吐出部が備える。
上記目的を達成するための本発明に係る液体吐出装置は、上記構成の液体吐出ヘッドを備える。
以上の本発明によれば、弾性体が支持手段により支持されているために、製造工程において高温高圧空気を用いる乾燥工程を経ても弾性体が変形することがないので密閉性を保つことができ、信頼性の高い液体吐出を行うことができる。
本発明の第一実施形態のインクジェット記録ヘッドの分解斜視図である。 本発明の第一実施形態の要部の平面図である。 図2におけるA−A’断面を示す断面矢視図である。 本発明の第二実施形態の要部の平面図である。 図4におけるB−B’断面を示す断面矢視図である。 本発明の第三実施形態の要部を説明する図である。 本発明の第四実施形態の要部断面を示す断面図である。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態の分解斜視図である。本実施形態における液体吐出ヘッドは、本発明をインクジェット記録ヘッド100に適用したものである。本第一実施形態のインクジェット記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置も本発明の範疇に含まれる。
図1に示すインクジェット記録ヘッド100は、ホルダーユニット10(第1の液体供給部材)と、吐出ユニット20(第2の液体供給部材)と、その間に挟持される弾性シール部材30とを含んで構成される。ホルダーユニット10は複数色のインクタンクを着脱自在に装着できるように構成されており、その底面に、Bkインク用のボス状孔11及びイエロー、シアン、マゼンタなど、カラーインク用の複数のボス状孔12が開口している。これらボス状孔11,12は内部流路(不図示)と連通しており、各色インクを収容しているインクタンクが装着されたときにタンク内と連通する。さらに、ホルダーユニット10の底面において、ボス状孔11の近傍に突出する長方体形状の突起部(支持部)14が形成されている。ホルダーユニット10は、ある程度剛性の高い材料からなることが好ましく、本実施形態のホルダーユニット10は、限定ではなく一例として樹脂材料により形成されている。
一方、吐出ユニット20は、支持プレート25の底面側にBkインク用のインク吐出基板26及びカラーインク用のインク吐出基板27を備え、これらインク吐出基板26,27と接合された流路部材(不図示)の上面に開口を有している。流路部材はこの開口と連通する内部流路を有し、内部流路はインク吐出基板26,27が有する吐出口と連通している。支持プレート25は、より高剛性の材料からなることが好ましく、本実施形態の支持プレート25は、限定ではなく一例としてセラミックにより形成されている。
ホルダーユニット10と吐出ユニット20は、流路部材の開口がボス状孔11,12と対向した状態で且つ両者の間に弾性シール部材30を挟んだ状態で、ネジ止めされて固着される。弾性シール部材30はゴム等の弾性体でできている。弾性シール部材30においては、ボス状孔11に対応する位置に断面形状が長円形の貫通孔31が、ボス状孔12に対応する位置に断面形状が円形の貫通孔32が貫通し、これら貫通孔により、ホルダーユニット10と吐出ユニット20の間にインク流路を形成する。したがって、ホルダーユニット10にインクタンクが装着されると、タンク内のインクをホルダーユニット10のインク吐出基板26,27が有する吐出口へ供給することができる。Bkインク用のボス状孔11及び対応する貫通孔31の断面形状が長円形であるのは、ブラックインクは他色インクよりも消費量が多く、単位時間においてより多くの流量が必要なためである。貫通孔31の開口は、所定の長さの第1の開口長さと、該第1の開口長さと直交する方向の長さが前記所定の長さより長い第2の開口長さとを備える断面形状を有する。本実施形態において貫通孔31の断面形状は長円形の列を示すが本発明はこれに限られず、短手と長手の開口長さを備える開口、例えば矩形形状であっても良い。
突起部14は、その側面が弾性シール部材30の外周の側面である外周側面の一部に接触するようなホルダーユニット10の底面上の位置に配設されている。弾性シール部材30を貫通する貫通孔31、32の吐出ユニット20側すなわち吐出部側の開口部の周囲にはリップ(図3参照)が配設されている。リップを含めた弾性シール部材30の厚みはホルダーユニット10と吐出ユニット20の間隔よりも大きくできているため、ホルダーユニット10と吐出ユニット20によりリップが押圧されることで密閉性を保つことができる。リップは、ホルダーユニット10側の開口部の周囲にも配設することができる。
図2は、本発明の第一実施形態の要部の平面図であり、弾性シール部材30及び突起部14をホルダーユニット10の底面側から表している。
弾性シール部材30は、図2の通り、3対の互いにほぼ平行な直線状の平面部を6箇所の曲面部でつなげた平面形状である。平面部及び曲面部は、ホルダーユニット10の底面に対しては直角である。突起部14は前述した通り長方体形状であり、長方形の平面形状を有している。上記第2の開口長さ方向に沿って延在する、弾性シール部材30の外周側面部のうち、図中右側の平面部33に、突起部14の図中の左側面全体が面接触している。弾性シール部材30には平面部33に隣接し、平面部33に沿って、長円形の断面形状を有する貫通孔31が貫通しており、貫通孔31は長円断面の長手方向が平面部33とほぼ平行となるように配設され、弾性シール部材30の肉厚が薄い連続部分が形成されている。円形の他の貫通孔のうち幾つかは弾性シール部材30の外周側面の近傍に配設され、これによって、弾性シール部材30の肉厚が薄い、幾つかの断片的な部分が形成されている。
図3は、模式的に図2におけるA−A’断面を示す断面矢視図である。
図示の通り、ホルダーユニット10のBkインク用のボス状孔11と吐出ユニット20のBk吐出基板26に連通するインク流路21は、貫通孔31を介して連通し、これにより、Bkインクのインク流路を形成している。ホルダーユニット10のカラーインク用のボス状孔12と吐出ユニット20のカラー吐出基板27に連通するインク流路22は、貫通孔32を介して連通し、これにより、カラーインクのインク流路を形成している。貫通孔31,32の吐出ユニット20側の開口部の周囲にはリップ34,35が配設されている。
ここで、インクジェット記録ヘッド製造工程における乾燥工程における弾性シール部材30について、図3を参照して説明する。
インクジェット記録ヘッド製造工程においては、ホルダーユニット10、吐出ユニット20、弾性シール部材30を前述の通りに組み立てる他、記録動作を行うのに必要なその他の部品を組み付けて完成する。完成品は、仕様を満たしているか否か検査される。検査時には、実際にインク流路にインクを導入して印字動作を行った後、インク流路内のインク除去のため、インク流路を含め、インクジェット記録ヘッド内部を洗浄液で洗浄する。洗浄後は内部を乾燥させるため、100℃以上の高温の空気を加圧した状態で、図3に矢印で示す通り、インク流入部からホルダーユニット10のボス状孔11,12、貫通孔31,32、吐出ユニット20のインク流路21,21を通して送風する。
ここで、高温高圧空気の送風(矢印)による内圧で貫通孔31の右内面を押圧する力Fが作用しても、弾性シール部材30の肉厚が薄い連続部分が倒れないように、平面部33に面接触している樹脂製の突起部14の応力Sにより支持することができる。このため、リップ34は洗浄後の乾燥工程を経ても変形することがなく、弾性シール部材30による密閉性を保つことができ、信頼性の高いインク吐出を行なえるので、画質を損なうことがない。
(第二実施形態)
図4は、本発明の第二実施形態の要部の平面図であり、弾性シール部材30及び突起部40をホルダーユニット10の底面側から表している。
弾性シール部材30は第一実施形態のものと同様である。第一実施形態の突起部14が弾性シール部材30の肉厚が薄い連続部分の右側平面部33のみを支持する構成であったのに対して、突起部40は弾性シール部材30の外周側面全体を支持するために、外周側面全体に接触して外周側面を囲む、塀状の構造を有している。突起部40の内側面は閉じていて、弾性シール部材30をもらさず囲んでおり、したがって、弾性シール部材30の肉厚が薄い、幾つかの断片的な部分をも囲んでいる。
図5は、模式的に図4におけるB−B’断面を示す断面矢視図である。
図4及び図5に示した構造により、高温高圧空気の送風による内圧で貫通孔31の右側部分が支持されることに加え、弾性シール部材30の外周部に近い、貫通孔32を含む他の貫通孔周囲のリップも洗浄後の乾燥工程を経て倒れることなく変形することがない。例えば貫通孔32の近傍の外周側面36には、押圧する力Fに抗して突起部40の応力Sが働く。したがって、ブラックインク以外のインク流路についても密閉性をより高めることができ、より信頼性の高いインク吐出を行なえるので、画質を損なうことがない。
なお、突起部40は弾性シール部材30の貫通孔周囲の変形を防ぐために作用するのであるから、突起部40の内側面が閉じていて弾性シール部材30をもらさず囲む必要はない。すなわち、弾性シール部材30の外周側面における貫通孔近傍の、弾性シール部材30の肉厚が薄い部分を支持すればよいのであり、外周側面において貫通孔から遠隔の部分は開いていても、本実施形態の効果を得ることができる。
(第三実施形態)
図6は、本発明の第三実施形態の要部を説明する図である。
図6から明らかな通り、本実施形態の弾性シール部材60の、突起部14と面接触する平面部33aは傾斜面であり、図において時計周りの向きに傾斜している。すなわち、貫通孔31の右内面と平面部33aの間の厚みは、ホルダーユニット10側よりも吐出ユニット20側でより大きい。したがって、組み立て完了後には、接触面のリップ34に近い側では弾性シール部材60の弾性による付勢力が図において右方向に働いている。この結果、洗浄後の乾燥工程における弾性シール部材60の変形をより生じにくくすることができる。
(第四実施形態)
図7は、本発明の第四実施形態の要部の断面模式図である。
上記各実施形態では、ホルダーユニット10に、弾性シール部材の外周側面の一部または全部を支持するための突起部が設けられていた。図7に示す本実施形態ではホルダーユニット10は突起部を有しておらず、これに代わって、吐出ユニット20に配設する、アルミニウム等からなる放熱板(ヒートシンク)70が弾性シール部材30の外周側面の周囲を支持する構造を実施した。図示の例では弾性シール部材30の外周側面の周囲全部が放熱板70の端面に接して該端面により該外周側面全部が支持されているが、少なくとも貫通孔31の近傍において支持する構造であればよいことは前述と同様である。
本実施形態によれば、上記各実施形態と同様の効果に加えて、放熱板と支持手段を兼用することによるコスト面での効果を得ることもできる。
(他の実施形態)
本発明の液体吐出ヘッドは、インクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドの他、種々の液体を吐出するためのヘッドとして広く適用することができ、例えば、種々の処理液や薬剤などを吐出するためのヘッドとして用いることもできる。また、本発明の液体吐出装置は、インクジェット記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置の他、種々の処理液や薬剤などを処理部材に付与するための装置として、広く適用することができる。

Claims (15)

  1. 液体を収容するタンクが装着されたときに該タンク内に連通する第1の開口を有する装着手段と、液体を吐出する吐出口及び該吐出口に連通する第2の開口を有する吐出部と、前記装着手段と前記吐出部の間に配設された弾性体であって、対向し合う前記第1の開口と前記第2の開口の間で貫通され、前記装着手段と前記吐出部の間に前記液体の流路を形成する貫通孔を有する弾性体とを備えた液体吐出ヘッドにおいて、
    前記貫通孔は、長円形の断面形状を有し、及び、前記弾性体の外周側面の一部に沿って配設され、
    少なくとも前記外周側面の前記一部と接する支持手段を、前記装着手段または前記吐出部が備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記支持手段は前記装着手段に前記吐出部と向き合って配設された突起部であり、該突起部が該突起部の側面により前記外周側面の前記一部を支持することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記外周側面の前記一部は、前記貫通孔の前記断面形状の長手方向に対してほぼ平行であることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記装着手段はさらに、前記タンクが装着されたときに該タンク内に連通する他の第1の開口を有し、
    前記吐出部はさらに、前記吐出口に連通する他の第2の開口を有し、
    前記弾性体はさらに、対向し合う前記他の第1の開口と前記他の第2の開口の間で貫通され、前記装着手段と前記吐出部の間に前記液体の他の流路を形成する他の貫通孔であって、前記外周側面の近傍に配設された他の貫通孔を有し、
    前記突起部が該突起部の前記側面によりさらに、前記他の貫通孔の近傍の前記外周側面の他の部分を支持することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記弾性体は、前記貫通孔の前記吐出部側の開口部の周囲にリップを有しており、
    前記弾性体の少なくとも前記外周側面の前記一部は、前記貫通孔が前記弾性体を貫通する方向に対して、該一部と前記突起部の前記側面との間に作用する力が前記吐出部側でより大きくなる向きに傾斜していることを特徴とする請求項2または3に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記弾性体は、前記他の貫通孔の前記吐出部側の開口部の周囲にリップを有しており、
    前記弾性体の少なくとも前記外周側面の前記他の部分は、前記他の貫通孔が前記弾性体を貫通する方向に対して、該他の部分と前記突起部の前記側面との間に作用する力が前記吐出部側でより大きくなる向きに傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記突起部の前記側面は閉じており、前記突起部が前記弾性体を囲むことを特徴とする請求項4または6に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記支持手段は前記吐出部に前記装着手段と向き合って配設された放熱板であり、該放熱板が該放熱板の端面により前記弾性体の前記外周側面の前記一部を支持することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記装着手段はさらに、前記タンクが装着されたときに該タンク内に連通する他の第1の開口を有し、
    前記吐出部はさらに、前記吐出口に連通する他の第2の開口を有し、
    前記弾性体はさらに、対向し合う前記他の第1の開口と前記他の第2の開口の間で貫通され、前記装着手段と前記吐出部の間に前記液体の他の流路を形成する他の貫通孔であって、前記外周側面の近傍に配設された他の貫通孔を有し、
    前記放熱板が該放熱板の前記端面によりさらに、前記他の貫通孔の近傍の前記外周側面の他の部分を支持することを特徴とする請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記放熱板の前記端面は閉じており、前記放熱板が前記弾性体を囲むことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 第1の流路と該第1の流路と連通する第1の開口とを備える第1の液体供給部材と、
    第2の流路と該第2の流路と連通する第2の開口とを備える第2の液体供給部材と、
    前記第1の開口と前記第2の開口とを連通する貫通孔を備え、前記第1の液体供給部材と前記第2の液体供給部材との間に挟持される弾性体と、
    を備える液体吐出ヘッドにおいて、
    前記貫通孔の開口は、所定の長さの第1の開口長さと、該第1の開口長さと直交する方向の長さが前記所定の長さより長い第2の開口長さとを備える断面形状を有し、
    前記弾性体は、前記貫通孔に隣接し、かつ、該貫通孔の前記第2の開口長さ方向に沿って延在する外周側面部を備え、
    前記第1の液体供給部材と前記第2の液体供給部材の少なくとも一方には、前記外周側面部と接する支持部を備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  12. 前記貫通孔の開口は、長円形であることを特徴とする請求項11に記載の液体吐出ヘッド。
  13. 前記支持部は、前記第1の開口が形成される面、または、前記第2の開口が形成される面から突出する突起であることを特徴とする請求項11または12に記載の液体吐出ヘッド。
  14. 前記弾性体には前記貫通孔の開口より小さい開口を備える他の貫通孔を備えることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置。
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