JP2016012891A - 撮影装置、撮影方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 逐次出力されるフレーム画像のうち一定の撮影間隔でタイムラプス動画を生成するために撮影されるタイミングで取得されるフレーム画像Aと、次に撮影されるフレーム画像までに間引かれるフレーム画像のうちの最後の1枚目で取得されるフレーム画像Bとの間の輝度成分の差分を算出し、その算出結果に基づいて、次に撮影されるフレーム画像に画像処理を加える処理を、撮影毎に行う。
【選択図】 図3
Description
(特許文献1参照)。
撮像画像をフレーム画像として逐次出力する撮像手段と、
前記撮像手段により逐次出力されるフレーム画像の内、設定された撮影間隔毎のフレーム画像を逐次取得する取得手段と、
前記撮像手段により逐次出力されるフレーム画像の内、前記取得手段による取得の対象とならないフレーム画像に基づき、前記取得手段により逐次取得されるフレーム画像に対して逐次所定の処理を行う処理実行手段と、
前記処理実行手段により所定の処理が行われた複数の画像を結合して動画を生成する生成手段と、
を備えることを特徴とする。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図8を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、撮影装置としてデジタルカメラに適用した場合を例示したもので、図1は、このデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図である。
このデジタルカメラは、各種の機能を備え、静止画撮影、動画撮影が可能なコンパクトカメラである。すなわち、被写体を高精細に撮像可能な撮像機能と、撮像された画像の一部を切り取って拡大するデジタルズーム機能と、記録保存されている撮影済み画像(保存画像)を任意に読み出して再生する画像再生機能などの基本的な機能のほか、特に、本実施形態においては、逐次出力されるフレーム画像の内撮影間隔毎に取得した複数のフレーム画像を結合して動画を生成する機能の一例としてタイムラプス撮影機能を備えている。なお、コンパクトカメラに限らず、一眼レフカメラ等であってもよい。
「通常の動画」においては、逐次出力されるフレーム画像を出力毎に取得し、その取得した複数のフレーム画像から動画を生成する。そのため、撮影時間と再生時間は同一となる。
一方、「タイムラプス動画」においては、逐次出力されるフレーム画像を一定の撮影間隔で間引いて取得、その取得した複数のフレーム画像を結合して、撮影時間より短い時間で再生される動画ファイルを生成する。そのため、撮影画像の変化が早送りしているように見える。このようにして撮影する方法をタイムラプス撮影と呼ぶこともある。
図3におけるフレーム画像Aは、逐次出力されるフレーム画像のうち一定の撮影間隔でタイムラプス動画を生成するために取得(撮影)されるタイミングで取得されるフレーム画像で、フレーム画像Bは次に取得されるフレーム画像までに間引かれるフレーム画像のうちの最後の1枚目となっている。このように、撮影毎にフレーム画像Aとフレーム画像Bが取得される。
なお、タイムラプス動画を生成するためにフレーム画像を取得する場合を「撮影する」、輝度成分の差分を算出するためにフレーム画像を取得する場合を「取得する」として区別することとする。
詳細には、
(1)取得したAの画素毎の輝度成分と、取得したBの画素毎との輝度成分の差分を算出して、
(2)フレーム画像内における差分が所定の閾値より大きい部分を特定し、
(3)特定した部分の条件に応じて、処理を行う画像処理を特定し、
(4)次に撮影されるフレーム画像の特定した部分に対して特定した画像処理を行う。
(5)(1)〜(4)の処理を撮影終了まで繰り返す
即ち、次にフレーム画像が取得されるまでに行うべき画像処理が特定できているため、画像処理を行うまでのタイムラグが発生しない。
このテーブルT1では、フレーム画像Aとフレーム画像Bの輝度成分の差分が閾値以上の特定した部分の面積が全体の1/2以上であるか否かを判別する。
判別結果が1/2以上である場合は、特定した部分だけよりも全体に対して画像処理を行ったほうが効果的であると判断し、その一例としてAE処理を行う、と特定する。
一方、判別結果が1/2未満である場合は、特定した部分だけに対して画像処理を行ったほうが効果的であると判断し、その特定部分が含まれ、フレーム画像のアスペクト比に合致する切り出し部分を設定して、デジタルズーム処理を行う、と特定する。
このようにして、フレーム画像内の特定された部分の条件に応じて、効果的と判断される画像処理を特定する。
なお、輝度成分の差分を判別する閾値、面積を判別する閾値は、それぞれ任意に設定可能である。
図5は、1回の撮影毎に行われるデジタルズーム処理である。
(a)輝度成分の差分が閾値以上の特定部分が含まれ、かつフレーム画像のアスペクト比となるように切り出し範囲を設定する。
(b)次に撮影されるフレーム画像のうちの設定された切り出し範囲を、フレーム画像のサイズとなるようにデジタルズーム処理を行い拡大する。
即ち、変化の大きい部分を拡大する処理が行われる。
例えば、フレーム画像に移動物体が含まれている場合は、2枚のフレーム画像間で移動物体が移動した部分は変化が大きくなるため、図6に示すようにフレーム画像内で切り出し部分が移動する。その結果として移動物体を追尾するように切り出し部分が移動し、拡大する処理が行われる。
(1フレーム目)
ステップA1では、フレーム数nと撮影枚数mにそれぞれ初期値として0を代入し、ステップA2に進む。
ステップA2で撮像しているフレーム画像を出力し、ステップA3でフレーム数nに1を加算し(n=2)、ステップA4に進む。
ステップA3でフレーム数nに1を加算しながら(n=3〜29)、2フレーム目と同様の処理を繰り返す。
ステップA3でフレーム数nに1を加算しながら(n=30)、2フレーム目と同様の処理でステップA13まで進む。
このようにして、1回目の撮影から2回目の撮影までの間で、タイムラプス動画の生成用のフレーム画像の撮影と、次に撮影されるタイムラプス動画の生成用のフレーム画像に行う画像処理方法の特定が行われる。
ステップA2からステップA8までは、1回目の撮影から2回目の撮影までの間の処理と同じ処理を行うことで、2回目の撮影を行い、撮影枚数m=2となる。
(1)ステップA9でワークメモリ3Bに一時記憶されているタイムラプス動画の生成用として撮影されたフレーム画像に対して画像処理を行う
(2)ステップA10で圧縮符号化がされて、ワークメモリ3Bに一時記憶されているデータに対してステップA9で画像処理を行われたフレーム画像を追加して圧縮符号化する処理を行う
の2点にある。
2回目の撮影から3回目の撮影までの間の処理においても、1回目の撮影から2回目の撮影までの間の処理と同様の処理を行う。
(30フレーム目)
2回目の撮影から3回目の撮影までの間の処理においても、1回目の撮影から2回目の撮影までの間の処理と同様である。但し、ステップA15で特定された画像処理方法は、次の3回目の撮影から4回目の撮影までの間の処理で使用される。
ステップA2からステップA11までは、2回目の撮影から59回目の撮影までの間の処理と同じ処理を行うことで、60回目の撮影を行い、撮影枚数m=60となる。
次に、図9〜図14を参照して本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態の基本的な構成要素を示したブロック図は、第1実施形態の図1と同一であるため、その説明は省略する。
図9におけるフレーム画像Aは、タイムラプス動画を生成するために1枚目に撮影されるタイミングで取得されるフレーム画像で、フレーム画像Bは2枚目に取得されるフレーム画像までに間引かれるフレーム画像のうちの最後の1枚目となっている。このように、本実施形態においては、1枚目の撮影時にのみフレーム画像Aとフレーム画像Bが取得される。
詳細には、
(1)取得したAの画素毎の輝度成分と、取得したBの画素毎との輝度成分の差分を算出して、
(2)フレーム画像内における差分が所定の閾値より大きい部分を特定し、
(3)特定した部分の条件に応じて、処理を行う画像処理を特定し、
(4)以降の撮影されるフレーム画像の特定した部分に対して特定した画像処理を行う。
(5)(4)の処理を撮影終了まで繰り返す
即ち、次にフレーム画像が取得されるまでに行うべき画像処理が特定できているため、画像処理を行うまでのタイムラグが発生しないことは、第1実施形態と同様である。
(1)先ず、フレーム画像Aとフレーム画像Bの輝度成分の差分が閾値以上の特定した部分が全体の1/2以上であるか否かを判別する。
(2)判別結果が1/2以上である場合は、特定した部分だけよりも全体に対して画像処理を行ったほうが効果的であると判断し、その一例としてAE処理を行う、と特定する。
(3)一方、判別結果が1/2未満である場合は、特定した部分だけに対して画像処理を行ったほうが効果的であると判断し、更に特定した部分のうち連続する面積が最大の部分を含む矩形範囲のアスペクト比が、フレーム画像のアスペクト比の±30%以上であるか否かを特定する。即ち、特定した部分が1箇所に固まっておらず、点在している場合もあるので、その場合には連続する面積が最大の部分に画像処理を行うことが効果的であると判断し、その連続する面積が最大の部分のアスペクト比によって、より適切な画像処理を判別する。
(4)判別結果が、+30%以上である場合は、矩形範囲を処理の対象部分と設定し、横方向のパン処理を行う、と特定する。
(5)一方、判別結果が、−30%より大きく+30%未満である場合は、矩形部分が含まれ、フレーム画像のアスペクト比となる矩形範囲を処理の対象部分と設定し、デジタルズーム処理を行う、と特定する。
(6)判別結果が、−30%以下である場合は、矩形範囲を処理の対象部分と設定し、縦方向のパン処理を行う、と特定する。
このようにして、フレーム画像内の特定された部分の条件に応じて、効果的と判断される画像処理を特定する。
なお、輝度成分の差分を判別する閾値、面積を判別する閾値、アスペクト比を判別する閾値は、それぞれ任意に設定可能である。
先ず2枚目の撮影時(最初の画像処理)では、設定された対象範囲の左端からフレーム画像のアスペクト比となる部分を切り出し部分として、図5で行われたデジタルズームと同様の拡大処理を行う。
そして撮影毎(画像処理を行う毎)に、切り出し部分を、設定された対象範囲の中で上述の撮影枚数(撮影時間T/撮影間隔D)で分割した量ずつ左側にシフトしていく。
最後の撮影時には、設定された対象範囲の右端が含まれるようにフレーム画像のアスペクト比となる部分を切り出し部分として、図5で行われたデジタルズームと同様の拡大処理を行う。
このようにして、設定された対象範囲の全てが端から横方向に少しずつ切り出して拡大されることになる。
先ず2枚目の撮影時(最初の画像処理)では、設定された対象範囲の上端からフレーム画像のアスペクト比となる部分を切り出し部分として、図5で行われたデジタルズームと同様の拡大処理を行う。
そして撮影毎(画像処理を行う毎)に、切り出し部分を、設定された対象範囲の中で上述の撮影枚数(撮影時間T/撮影間隔D)で分割した量ずつ下側にシフトしていく。
最後の撮影時には、設定された対象範囲の下端が含まれるようにフレーム画像のアスペクト比となる部分を切り出し部分として、図5で行われたデジタルズームと同様の拡大処理を行う。
このようにして、設定された対象範囲の全てが端から縦方向に少しずつ切り出して拡大されることになる。
撮影毎(画像処理を行う毎)に、切り出し部分を、フレーム画像全体と設定された対象範囲との比率を上述の撮影枚数で分割した比率ずつ狭くなっていくようにして、図5で行われたデジタルズームと同様の拡大処理を行う。
最後の撮影時には、設定された対象範囲が切り出し部分として、図5で行われたデジタルズームと同様の拡大処理を行う。
このようにして、設定された対象範囲にズームインするように少しずつ切り出して拡大されることになる。
ステップA7で行われていた、ステップA2で出力されたフレーム画像を、輝度成分の差分算出用のフレーム画像Aとして取得して、ワークメモリ3Bに一時記憶する処理を、ステップA8で1枚目の撮影時であると判断された場合のみ(m=1)(ステップA8でYES)のみ行う(ステップA21)。
また、フレーム画像間の輝度成分の差分の算出、2のフレーム画像間に限定されず、3以上のフレーム画像間であってもよい。その場合、平均値、最大値、或いは最小値等どのように取り扱うかは任意である。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
撮像画像をフレーム画像として逐次出力する撮像手段と、
前記撮像手段により逐次出力されるフレーム画像の内、設定された撮影間隔毎のフレーム画像を逐次取得する取得手段と、
前記撮像手段により逐次出力されるフレーム画像の内、前記取得手段による取得の対象とならないフレーム画像に基づき、前記取得手段により逐次取得されるフレーム画像に対して逐次所定の処理を行う処理実行手段と、
前記処理実行手段により所定の処理が行われた複数の画像を結合して動画を生成する生成手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
[付記2]
前記処理実行手段は、前記取得手段により逐次取得される、前記所定の処理の対象となるフレーム画像よりも前に前記撮像手段により撮像された複数のフレーム画像に基づき、逐次所定の処理を行う
ことを特徴とする付記1に記載の撮影装置。
[付記3]
前記処理実行手段は、
前記取得手段による取得の対象とならないフレーム画像を、前記所定の処理を行うことなく、逐次破棄することを特徴とする付記1又は2に記載の撮影装置。
[付記4]
前記処理実行手段は、
前記取得手段により取得されたフレーム画像と取得の対象とならないフレーム画像との間の差分、又は前記取得の対象とならない複数のフレーム画像間の差分を算出する算出手段を備え、
その算出された差分に基づき、前記取得手段により次に取得されるフレーム画像に所定の処理を行う
ことを特徴とする付記1乃至3のいじれか一項に記載の撮影装置。
[付記5]
前記処理実行手段は、
前記算出手段により算出された差分が所定の値より大きい前記フレーム画像内の部分を特定する特定手段を備え、
その特定された部分に対して所定の処理を行う
ことを特徴とする付記4に記載の撮影装置。
[付記6]
前記特定された部分に対する所定の処理は、前記特定された部分を切り出して前記フレーム画像のサイズに拡大する処理である
ことを特徴とする付記5に記載の撮影装置。
[付記7]
前記処理実行手段は、
前記算出手段による差分の算出を、前記取得手段によりフレーム画像を取得する毎に行い、
そのフレーム画像取得毎に算出された差分に基づき、前記取得手段により取得される次のフレーム画像に所定の処理を行うことを特徴とする付記6に記載の撮影装置。
[付記8]
前記処理実行手段は、
前記算出手段による差分の算出を、前記取得手段による最初のフレーム画像の取得の際に1回行い、
その1回の算出された差分に基づき、前記取得手段により取得されるフレーム画像毎に所定の処理を行う
ことを特徴とする付記6に記載の撮影装置。
[付記9]
前記特定された部分に対する所定の処理は、前記取得手段によるフレーム画像の取得毎に、前記切り出す部分を一定のサイズで前記特定された部分内で移動させる第1の処理である
ことを特徴とする付記8に記載の撮影装置。
[付記10]
前記特定された部分に対する所定の処理は、前記取得手段によるフレーム画像の取得毎に、前記切り出す部分のサイズを前記特定された部分を基準に変化させる第2の処理であること
を特徴とする付記8に記載の撮影装置。
[付記11]
前記処理実行手段は、
前記特定手段により特定された部分のアスペクト比と前記フレーム画像のアスペクト比とを比較するアスペクト比比較手段を備え、
その比較結果に応じて前記特定された部分に対して前記第1の処理又は前記第2の処理を行う
ことを特徴とする付記9又は10に記載の撮影装置。
[付記12]
前記処理実行手段は、
前記特定手段により特定された部分の面積と前記フレーム画像の面積とを比較する面積比較手段を備え、
その比較結果に応じて所定の処理を行うことを特徴とする付記6乃至11のいずれかに記載の撮影装置。
[付記13]
前記処理実行手段は、
前記比較結果が、前記特定された部分の面積が前記フレーム画像の面積に対して所定の割合以上である場合に、前記フレーム画像全体に対して所定の処理を行う一方、所定の割合未満である場合に、前記特定された部分に対して所定の処理を行うことを特徴とする付記12に記載の撮影装置。
[付記14]
前記フレーム画像全体に対する所定の処理は、前記フレーム画像全体の輝度成分の調整であることを特徴とする付記13に記載の撮影装置。
[付記15]
前記算出手段は、前記フレーム画像間の輝度成分の差分を算出することを特徴とする付記2乃至14のいずれかに記載の撮影装置。
[付記16]
動画を生成する撮影装置における撮影方法であって、
撮像画像をフレーム画像として逐次出力する撮像ステップと、
前記撮像ステップにより逐次出力されるフレーム画像の内、設定された撮影間隔毎のフレーム画像を逐次取得する取得ステップと、
前記撮像ステップにより逐次出力されるフレーム画像の内、前記取得ステップによる取得の対象とならないフレーム画像に基づき、前記取得ステップにより逐次取得されるフレーム画像に対して逐次所定の処理を行う処理実行ステップと、
前記処理実行ステップにより所定の処理が行われた複数の画像を結合して動画を生成する生成ステップと、
を含むことを特徴とする撮影方法。
[付記17]
動画を生成する撮影装置の有するコンピュータに、
撮像画像をフレーム画像として逐次出力する撮像機能、
前記撮像機能により逐次出力されるフレーム画像の内、設定された撮影間隔毎のフレーム画像を逐次取得する取得機能、
前記撮像機能により逐次出力されるフレーム画像の内、前記取得機能による取得の対象とならないフレーム画像に基づき、前記取得機能により逐次取得されるフレーム画像に対して逐次所定の処理を行う処理実行機能、
前記処理実行機能により所定の処理が行われた複数の画像を結合して動画を生成する生成機能、
を実現させることを特徴とするプログラム。
2 電源部
3 記憶部
3A プログラムメモリ
3B ワークメモリ
3C 画像メモリ
4 操作部
5 表示部
6 撮像部
T1 第1実施形態におけるテーブル
T2 第2実施形態におけるテーブル
Claims (17)
- 撮像画像をフレーム画像として逐次出力する撮像手段と、
前記撮像手段により逐次出力されるフレーム画像の内、設定された撮影間隔毎のフレーム画像を逐次取得する取得手段と、
前記撮像手段により逐次出力されるフレーム画像の内、前記取得手段による取得の対象とならないフレーム画像に基づき、前記取得手段により逐次取得されるフレーム画像に対して逐次所定の処理を行う処理実行手段と、
前記処理実行手段により所定の処理が行われた複数の画像を結合して動画を生成する生成手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。 - 前記処理実行手段は、前記取得手段により逐次取得される、前記所定の処理の対象となるフレーム画像よりも前に前記撮像手段により撮像された複数のフレーム画像に基づき、逐次所定の処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記取得手段による取得の対象とならないフレーム画像を、前記所定の処理を行うことなく、逐次破棄することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記取得手段により取得されたフレーム画像と取得の対象とならないフレーム画像との間の差分、又は前記取得の対象とならない複数のフレーム画像間の差分を算出する算出手段を備え、
その算出された差分に基づき、前記取得手段により次に取得されるフレーム画像に所定の処理を行う
ことを特徴とする請求項1乃至3のいじれか一項に記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記算出手段により算出された差分が所定の値より大きい前記フレーム画像内の部分を特定する特定手段を備え、
その特定された部分に対して所定の処理を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。 - 前記特定された部分に対する所定の処理は、前記特定された部分を切り出して前記フレーム画像のサイズに拡大する処理である
ことを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記算出手段による差分の算出を、前記取得手段によりフレーム画像を取得する毎に行い、
そのフレーム画像取得毎に算出された差分に基づき、前記取得手段により取得される次のフレーム画像に所定の処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記算出手段による差分の算出を、前記取得手段による最初のフレーム画像の取得の際に1回行い、
その1回の算出された差分に基づき、前記取得手段により取得されるフレーム画像毎に所定の処理を行う
ことを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。 - 前記特定された部分に対する所定の処理は、前記取得手段によるフレーム画像の取得毎に、前記切り出す部分を一定のサイズで前記特定された部分内で移動させる第1の処理である
ことを特徴とする請求項8に記載の撮影装置。 - 前記特定された部分に対する所定の処理は、前記取得手段によるフレーム画像の取得毎に、前記切り出す部分のサイズを前記特定された部分を基準に変化させる第2の処理であること
を特徴とする請求項8に記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記特定手段により特定された部分のアスペクト比と前記フレーム画像のアスペクト比とを比較するアスペクト比比較手段を備え、
その比較結果に応じて前記特定された部分に対して前記第1の処理又は前記第2の処理を行う
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記特定手段により特定された部分の面積と前記フレーム画像の面積とを比較する面積比較手段を備え、
その比較結果に応じて所定の処理を行うことを特徴とする請求項6乃至11のいずれかに記載の撮影装置。 - 前記処理実行手段は、
前記比較結果が、前記特定された部分の面積が前記フレーム画像の面積に対して所定の割合以上である場合に、前記フレーム画像全体に対して所定の処理を行う一方、所定の割合未満である場合に、前記特定された部分に対して所定の処理を行うことを特徴とする請求項12に記載の撮影装置。 - 前記フレーム画像全体に対する所定の処理は、前記フレーム画像全体の輝度成分の調整であることを特徴とする請求項13に記載の撮影装置。
- 前記算出手段は、前記フレーム画像間の輝度成分の差分を算出することを特徴とする請求項2乃至14のいずれかに記載の撮影装置。
- 動画を生成する撮影装置における撮影方法であって、
撮像画像をフレーム画像として逐次出力する撮像ステップと、
前記撮像ステップにより逐次出力されるフレーム画像の内、設定された撮影間隔毎のフレーム画像を逐次取得する取得ステップと、
前記撮像ステップにより逐次出力されるフレーム画像の内、前記取得ステップによる取得の対象とならないフレーム画像に基づき、前記取得ステップにより逐次取得されるフレーム画像に対して逐次所定の処理を行う処理実行ステップと、
前記処理実行ステップにより所定の処理が行われた複数の画像を結合して動画を生成する生成ステップと、
を含むことを特徴とする撮影方法。 - 動画を生成する撮影装置の有するコンピュータに、
撮像画像をフレーム画像として逐次出力する撮像機能、
前記撮像機能により逐次出力されるフレーム画像の内、設定された撮影間隔毎のフレーム画像を逐次取得する取得機能、
前記撮像機能により逐次出力されるフレーム画像の内、前記取得機能による取得の対象とならないフレーム画像に基づき、前記取得機能により逐次取得されるフレーム画像に対して逐次所定の処理を行う処理実行機能、
前記処理実行機能により所定の処理が行われた複数の画像を結合して動画を生成する生成機能、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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