JP2016012487A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器や改質器の劣化を抑制する。【解決手段】燃料電池システムは、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池34と、改質用原料と改質水とから燃料を生成して燃料電池34に供給する改質部33と、改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して改質部33に供給する脱硫器11a6と、改質部33から燃料電池34に燃料を供給する改質ガス供給管38(燃料供給管)と脱硫器11a6に改質用原料を供給する改質用原料供給管11aとを接続し、燃料の一部をリサイクル燃料として脱硫器11a6に戻すリサイクルガス管39と、リサイクルガス管39にリサイクル燃料を流通させるための圧力調整装置11a4(リサイクル燃料供給装置)と、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素濃度センサ11a7(酸素検知装置)と、を備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムの一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図1に示されているように、燃料電池システムは、燃料ガス供給流路14を通して供給される燃料ガス中の硫黄成分を除去するための脱硫器22と、脱硫された燃料ガスを改質するための改質器4と、改質燃料ガス及び酸化剤の酸化及び還元によって発電を行う燃料電池セルスタック6とを備えている。この燃料電池システムは、脱硫器22による燃料ガスの脱硫反応を水素を含む条件下で行うため、改質器4で改質された改質燃料ガスの一部を脱硫器22に戻すためのリサイクル流路48が設けられている。このリサイクル流路48にはオリフィス部材50が設けられており、オリフィス部材50によって改質器4に戻される改質燃料ガスの流量が調整されている。
特開2011−159485号公報
上述した特許文献1に記載されている燃料電池システムにおいては、燃料ガス供給流路14を通して供給される燃料ガス中に酸素が含まれるおそれがある。この場合、リサイクル流路48から供給されている水素と燃料ガス中の酸素とが、脱硫器22や改質器4にて反応することによる発熱、また酸素による直接的な酸化によって脱硫器22の触媒や改質器4の触媒が劣化するという問題があった。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器や改質器の劣化を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る燃料電池システムの発明は、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、改質用原料と改質水とから燃料を生成して燃料電池に供給する改質部と、改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して改質部に供給する脱硫器と、改質部から燃料電池に燃料を供給する燃料供給管と脱硫器に改質用原料を供給する改質用原料供給管とを接続し、燃料の一部をリサイクル燃料として脱硫器に戻すリサイクル燃料管と、リサイクル燃料管にリサイクル燃料を流通させるためのリサイクル燃料供給装置と、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置と、を備えている。
これによれば、改質用原料供給管を通して供給される改質用原料中に酸素が含まれていても、酸素検知装置が改質用原料に含まれている酸素の状態を確実に検知する。よって、酸素が含まれている状態を検知した場合には、酸素によって脱硫器や改質部を劣化させないような対処をすることが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器や改質部の劣化を抑制することができる。
また請求項2に係る発明は、請求項1において、酸素検知装置は、改質用原料供給管に設けられ、改質用原料供給管を流れる改質用原料中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサである。
これによれば、改質用原料中の酸素濃度を酸素濃度センサによって直接検出することができる。
また請求項3に係る発明は、請求項1において、酸素検知装置は、脱硫器内に設けられ、脱硫器内の触媒の温度を検出する第一温度センサである。
これによれば、酸素濃度センサと比較して一般的に安価かつ信頼性が高いセンサである温度センサを使用して、改質用原料中の酸素濃度を検出することができる。
また請求項4に係る発明は、請求項1において、改質用原料に含まれる酸素を燃焼触媒にて燃焼して脱硫器に供給する燃焼触媒装置をさらに備え、酸素検知装置は、燃焼触媒装置内に設けられ、燃焼触媒装置内の燃焼触媒の温度を検出する第二温度センサである。
これによれば、酸素濃度センサと比較して一般的に安価かつ信頼性が高いセンサである温度センサを使用して、改質用原料中の酸素濃度を検出することができる。
また請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4の何れか一項において、制御装置をさらに備え、制御装置は、改質用原料の流量に対するリサイクル燃料の流量の比であるリサイクルガス比率が目標リサイクルガス比率となるように、燃料電池の発電出力量または改質用原料の供給量を制御する。
これによれば、積極的にリサイクル燃料の流量を制御する機構がない場合であっても、燃料電池の発電出力量または改質用原料の供給量を制御することで、リサイクル燃料の流量を制御することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器や改質部の劣化をより適切に抑制することができる。
また請求項6に係る発明は、請求項5において、制御装置は、酸素検知装置によって検知された酸素の状態に基づいて、燃料電池の発電出力量または改質用原料の供給量を制御する。
これによれば、改質用原料中の酸素濃度に応じて、リサイクル燃料の流量を適切に調整することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器や改質部の劣化をより適切に抑制することができる。
また請求項7に係る発明は、請求項1において、制御装置をさらに備え、リサイクル燃料供給装置は、二次側の圧力を所定圧力に調整する圧力調整装置と、リサイクル燃料管に設けられリサイクル燃料の流量を調整可能である流量制御弁と、により構成されており、制御装置は、流量制御弁を制御してリサイクル燃料の流量を調整する。
これによれば、リサイクル燃料の流量を直接かつ適切に調整することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器や改質部の劣化をより適切に抑制することができる。
また請求項8に係る発明は、請求項1において、制御装置をさらに備え、リサイクル燃料供給装置は、リサイクル燃料管に設けられリサイクル燃料の吐出流量を調整可能であるポンプにより構成されており、制御装置は、ポンプを制御してリサイクル燃料の流量を調整する。
これによれば、リサイクル燃料の流量を直接かつ適切に調整することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器や改質部の劣化をより適切に抑制することができる。
本発明による燃料電池システムの第一実施形態の概要を示す概要図である。 図1に示す燃料電池システムを示すブロック図である。 図2に示す制御装置で実行されるプログラムのフローチャートである。 燃料電池の発電量(発電負荷)または改質用原料の供給量とリサイクルガス比率率との関係を示すマップである。 本発明による燃料電池システムの第二実施形態の概要を示す概要図である。 本発明による燃料電池システムの第二実施形態の第一変形例の概要を示す概要図である。 本発明による燃料電池システムの第三実施形態の概要を示す概要図である。 本発明による燃料電池システムの第三実施形態の第一変形例の概要を示す概要図である。
(第一実施形態)
以下、本発明による燃料電池システムの第一実施形態について説明する。図1に示すように、燃料電池システムは、発電ユニット10および貯湯槽21を備えている。発電ユニット10は、筐体10a、燃料電池モジュール11、熱交換器12、インバータ装置13、水タンク14、および制御装置15を備えている。
燃料電池モジュール11は、後述するように燃料電池34を少なくとも含んで構成されるものである。燃料電池モジュール11は、改質用原料、改質水およびカソードエアが供給されている。具体的には、燃料電池モジュール11は、一端が供給源Gsに接続されて改質用原料が供給される改質用原料供給管11aの他端が接続されている。さらに、燃料電池モジュール11は、一端が水タンク14に接続されて改質水が供給される水供給管11bの他端が接続されている。水供給管11bは、改質水ポンプ11b1が設けられている。さらに、燃料電池モジュール11は、一端がカソードエアブロワ11c1に接続されてカソードエアが供給されるカソードエア供給管11cの他端が接続されている。
改質用原料供給管11aに関して詳述する。改質用原料供給管11aには、上流から順番に遮断弁11a1、圧力センサ11a3、流量センサ11a2、酸素濃度センサ11a7、圧力調整装置11a4、原料ポンプ11a5および脱硫器11a6が設けられている。遮断弁11a1、流量センサ11a2、圧力センサ11a3、圧力調整装置11a4、原料ポンプ11a5および脱硫器11a6は、筺体10a内に収納されている。
遮断弁11a1は改質用原料供給管11aを制御装置15の指令によって開閉自在に遮断する弁(2連弁)である。流量センサ11a2は、燃料電池34に供給されている燃料(改質用原料)の流量すなわち単位時間あたりの流量を検出するものであり、その検出結果を制御装置15に送信している。酸素濃度センサ11a7は、改質用原料供給管11aを流れる改質用原料中の酸素濃度を検出するものであり、その検出結果を制御装置15に送信している。酸素濃度センサ11a7は、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置である。圧力センサ11a3は、燃料電池34に供給されている燃料(改質用原料)の圧力(特に圧力センサ11a3の設置場所の圧力)を検出するものであり、その検出結果を制御装置15に送信している。
圧力調整装置11a4は、入力した燃料を所定の圧力に調整して出力する。例えば、圧力調整装置11a4は、入力した燃料を大気圧にて出力するゼロガバナで構成されている。原料ポンプ11a5は、燃料電池34に燃料(改質用原料)を供給する原料供給装置であり、制御装置15からの制御指令値にしたがって供給源Gsからの燃料供給量(供給流量(単位時間あたりの流量))を調整するものである。この原料ポンプ11a5は、改質用原料を吸入し改質部33に圧送する圧送装置である。
脱硫器11a6は、改質用原料中の硫黄分(例えば、硫黄化合物)を除去して改質部33に供給するものである。脱硫器11a6内には、触媒および超高次脱硫剤が収容されている。触媒においては、硫黄化合物と水素とが反応して硫化水素が発生する。例えば、触媒は、ニッケル−モリブデン系、コバルト−モリブデン系である。超高次脱硫剤としては、例えば銅−亜鉛系脱硫剤、銅−亜鉛−アルミニウム系脱硫剤などを用いることができる。超高次脱硫剤は、触媒にて硫黄化合物から変換された硫化水素を取り込んで除去する。このような超高次脱硫剤は、200〜300℃(例えば250〜300℃)の高温状態で優れた脱硫作用を発揮する。したがって、脱硫器11a6は、内部が200〜300℃(例えば250〜300℃)の高温状態となる箇所に配置されている。例えば、脱硫器11a6は、ケーシング31内(断熱材層内)、またはケーシング31外面に配置されている。
燃料電池システムは、脱硫剤として超高次脱硫剤を用いることに関連して、改質部33にて改質された改質ガスの一部が改質用原料供給管11aに戻されるように構成されている。具体的には、改質ガスを戻すためのリサイクルガス管39(リサイクル燃料管に相当する)が設けられている。リサイクルガス管39の一端が改質ガス供給管(燃料供給管)38に接続され、リサイクルガス管39の他端が改質用原料供給管11aの脱硫器11a6の上流位置に接続されている。すなわち、リサイクルガス管39の他端は、原料ポンプ11a5の配設部位と圧力調整装置11a4の配設部位との間の部位に接続されている。これにより、圧力調整装置11a4の二次側圧力は大気圧に調整されており、改質部33の導出部の圧力より十分低いため、改質部33から改質ガス供給管38を通して流れる改質ガスの一部(リサイクルガスである(リサイクル燃料に相当する))がリサイクルガス管39を通して改質用原料供給管11aに戻される。このように、燃料電池システムは、リサイクルガス管39にリサイクルガスを流通させるためのリサイクル燃料供給装置Daである圧力調整装置11a4を備えている。
このように、水素が含まれている改質ガス(リサイクルガス)がリサイクルされることにより、改質ガス中の水素が改質用原料に混合されて改質用原料供給管11aを通して脱硫器11a6内の超高次脱硫剤に送給される。その結果、改質用原料中の硫黄化合物が水素と反応して硫化水素が発生し、その硫化水素が超高次脱硫剤によって除去される。
リサイクルガス管39には、オリフィス39bが設けられている。オリフィス39bには流路孔が設けられ、流路孔によってリサイクルガス管39を通して戻される改質ガスの流量を調整する。
熱交換器12は、燃料電池モジュール11から排気される燃焼排ガスが供給されるとともに貯湯槽21からの貯湯水が供給され、燃焼排ガスと貯湯水とが熱交換する熱交換器である。具体的には、貯湯槽21は、貯湯水を貯湯するものであり、貯湯水が循環する(図にて矢印の方向に循環する)貯湯水循環ライン22が接続されている。貯湯水循環ライン22上には、貯湯槽21の下端から上端に向かって順番に貯湯水循環ポンプ22aおよび熱交換器12が配設されている。熱交換器12は、燃料電池モジュール11からの排気管11dが接続(貫設)されている。熱交換器12は、水タンク14に接続されている凝縮水供給管12aが接続されている。
熱交換器12において、燃料電池モジュール11からの燃焼排ガスは、排気管11dを通って熱交換器12内に導入され、貯湯水との間で熱交換が行われ凝縮されるとともに冷却される。凝縮後の燃焼排ガスは排気管11dを通って外部に排出される。また、凝縮された凝縮水は、凝縮水供給管12aを通って水タンク14に供給される。なお、水タンク14は、凝縮水をイオン交換樹脂によって純水化するようになっている。
上述した熱交換器12、貯湯槽21および貯湯水循環ライン22から、排熱回収システム20が構成されている。排熱回収システム20は、燃料電池モジュール11の排熱を貯湯水に回収して蓄える。
さらに、インバータ装置13は、燃料電池34から出力される直流電圧を入力し所定の交流電圧に変換して、交流の系統電源16aおよび外部電力負荷16c(例えば電化製品)に接続されている電源ライン16bに出力する。また、インバータ装置13は、系統電源16aからの交流電圧を電源ライン16bを介して入力し所定の直流電圧に変換して補機(各ポンプ、ブロワなど)や制御装置15に出力する。なお、制御装置15は、補機を駆動して燃料電池システムの運転を制御する。
燃料電池モジュール11(30)は、ケーシング31、蒸発部32、改質部33および燃料電池34を備えている。ケーシング31は、断熱性材料で箱状に形成されている。
蒸発部32は、後述する燃焼ガスにより加熱されて、供給された改質水を蒸発させて水蒸気を生成するとともに、供給された改質用原料を予熱するものである。蒸発部32は、このように生成された水蒸気と予熱された改質用原料を混合して改質部33に供給するものである。改質用原料としては天然ガス、LPガスなどの改質用気体燃料、灯油、ガソリン、メタノールなどの改質用液体燃料があり、本実施形態においては天然ガスにて説明する。
蒸発部32には、一端(下端)が水タンク14に接続された水供給管11bの他端が接続されている。また、蒸発部32には、一端が供給源Gsに接続された改質用原料供給管11aが接続されている。供給源Gsは、例えば都市ガスのガス供給管、LPガスのガスボンベである。
改質部33は、上述した燃焼ガスにより加熱されて水蒸気改質反応に必要な熱が供給されることで、蒸発部32から供給された混合ガス(改質用原料、水蒸気)から改質ガスを生成して導出するものである。改質部33内には、触媒(例えば、RuまたはNi系の触媒)が充填されており、混合ガスが触媒によって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素などを含んだガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。改質ガスは、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、水蒸気、未改質の天然ガス(メタンガス)、改質に使用されなかった改質水(水蒸気)を含んでいる。このように、改質部33は改質用原料(原燃料)と改質水とから改質ガス(燃料)を生成して燃料電池34に供給する。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応である。
燃料電池34は、燃料極、空気極(酸化剤極)、および両極の間に介装された電解質からなる複数のセル34aが積層されて構成されている。本実施形態の燃料電池は、固体酸化物形燃料電池であり、電解質として固体酸化物の一種である酸化ジルコニウムを使用している。燃料電池34の燃料極には、燃料として水素、一酸化炭素、メタンガスなどが供給される。水素だけではなく天然ガスや石炭ガスなども直接燃料として用いることが可能である。この場合、改質部33は省略することができる。
セル34aの燃料極側には、燃料である改質ガスが流通する燃料流路34bが形成されている。セル34aの空気極側には、酸化剤ガスである空気(カソードエア)が流通する空気流路34cが形成されている。燃料電池34は、燃料と酸化剤ガスとにより発電する。
燃料電池34は、マニホールド35上に設けられている。マニホールド35には、改質部33からの改質ガスが改質ガス供給管38を介して供給される。燃料流路34bは、その下端(一端)がマニホールド35の燃料導出口に接続されており、その燃料導出口から導出される改質ガスが下端から導入され上端から導出されるようになっている。カソードエアブロワ11c1によって送出されたカソードエアはカソードエア供給管11cを介して供給され、空気流路34cの下端から導入され上端から導出されるようになっている。
燃焼部36は、燃料電池34と蒸発部32および改質部33との間に設けられている。燃焼部36は、燃料電池34からのアノードオフガス(燃料オフガス)と燃料電池34からのカソードオフガス(酸化剤オフガス)とが燃焼されて改質部33を加熱する。燃焼部36では、アノードオフガスが燃焼されて火炎37が発生している。燃焼部36では、アノードオフガスが燃焼されてその燃焼排ガスが発生している。
さらに燃料電池システムは、制御装置15を備えている。制御装置15には上述した流量センサ11a2、圧力センサ11a3、酸素濃度センサ11a7、遮断弁11a1、各ポンプ11a5,11b1,22a、カソードエアブロワ11c1が接続されている(図2参照)。制御装置15はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続された入出力インターフェース、CPU、RAMおよびROM(何れも図示省略)を備えている。CPUは燃料電池システムの運転に必要な各種プログラムを実施している。RAMは同プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶するものであり、ROMはプログラムを記憶するものである。
次に上述した燃料電池システムの作動について説明する。燃料電池システムの運転中(暖機運転中、発電運転中)において、制御装置15は、図3に示すフローチャートに沿ったプログラムを実行し、改質用原料に含まれている酸素の状態を監視し、監視結果に応じた適切な制御を行う。
具体的には、制御装置15は、酸素濃度センサ11a7によって改質用原料中の酸素濃度Dを検出(取得)し(ステップS102)、検出した酸素濃度Dが判定用濃度Da以上であるか否かを判定する(ステップS104)。なお、判定用濃度Daは、想定される酸素を含んだガス(例えば、バイオガスなど)が流入している改質用原料の酸素濃度より小さい値、かつ、酸素を含んだガスが流入していない正規の改質用原料の酸素濃度より大きい値に設定されている。
正規の改質用原料が供給されている場合、改質用原料中の酸素濃度Dは判定用濃度Da未満であるので、制御装置15は、ステップS104にて「NO」と判定し、供給されている改質用原料(ひいては燃料)の流量をそのまま維持する(ステップS106)。この場合、脱硫器11a6や改質部33に供給される酸素は比較的少なく(例えばほとんど0%であり)、脱硫器11a6の触媒や改質部33の触媒が劣化することはない。
一方、酸素を含んだガスが流入している改質用原料が供給されている場合、その改質用原料中の酸素濃度Dが判定用濃度Da以上であるので、制御装置15は、ステップS104にて「YES」と判定し、供給されている燃料の流量を増大または減少させる。この場合、脱硫器11a6や改質部33に供給される酸素は比較的多く、脱硫器11a6の触媒や改質部33の触媒が劣化するおそれがあるため、供給されている改質用原料(ひいては燃料)の流量を増大または減少させて、リサイクルガス比率を増大させたり、減少させたりする。リサイクルガス比率は、リサイクルガス比率=リサイクルガス流量/改質用原料流量で定義されている。
リサイクルガス比率の増大・減少について詳述する。制御装置15は、ステップS108において、リサイクルガス比率を増大させるかまたは減少させるかを選択(判定)する。いずれを選択するかは、予め設定・記憶されている選択モード(増大モードまたは減少モード)によって決定される。増大モードは、脱硫器11a6において改質用原料中の酸素とリサイクルガス中の水素を積極的に燃焼させたい場合に選択される。具体的には、改質触媒が酸素に弱い場合、もしくは改質部33において酸素が反応せずに燃料電池34に流入するのを抑制したい場合である。一方、減少モードは、改質用原料中の酸素を脱硫器11a6では燃焼させずに改質部33に供給させたい場合に選択される。具体的には、脱硫触媒が酸素に弱い、もしくは酸素と水素の反応熱で劣化するような場合で、改質触媒に酸素を供給させATR反応をさせたほうが良い場合である。なお、ATR反応とは、水蒸気改質と部分酸化改質を組み合わせた併用改質(オートサーマル改質)である。
制御装置15は、増大モードが設定されている場合には、リサイクルガス比率を増大させる増大制御を行う(ステップS110)。上述したように、燃料電池システムの構成においては、リサイクルガス管39のリサイクルガス比率はオリフィス39bによって規定される。すなわち、図4に示すように、リサイクルガス比率は改質用原料の供給量(発電量)と相関がある。リサイクルガス比率は、改質用原料の供給量(発電量)が小さいほど増大し、大きいほど低下するという相関がある。
制御装置15は、ステップS110において、リサイクルガス中の酸素濃度が増大した場合、改質用原料の供給量、もしくは燃料電池36の発電量を減少させる。その結果、リサイクルガス比率を増大させ、リサイクルガス流量ひいては水素流量を増大させることが可能となる。増大している酸素流量以上の水素流量を確保することで、脱硫器11a6にて脱硫剤で酸素を完全に燃焼させ、改質部33、燃料電池34への酸素の流入を抑制することが可能となる。
一方、制御装置15は、減少モードが設定されている場合には、リサイクルガス比率を減少させる減少制御を行う(ステップS112)。制御装置15は、ステップS112において、リサイクルガス中の酸素濃度が増大した場合、改質用原料の供給量、もしくは燃料電池36の発電量を増大させる。その結果、リサイクルガス比率が減少し、リサイクルガス流量ひいては水素流量が減少することが可能となる。したがって、脱硫器11a6での水素と酸素の反応量を減少させることで、脱硫器11a6へのダメージを低減させ改質部33に酸素を流入させることが可能となる。そして、改質部33内で酸化反応を行わせることでその熱を燃料電池モジュール11へ与えることが可能となり、効率低下も低減することが可能となる。なお、脱硫器11a6は、水素がなくとも短時間であれば物理吸着で硫黄化合物を除去できるため、脱硫機能を確保することが可能である。
上述した説明から明らかなように、第一実施形態に係る燃料電池システムは、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池34と、改質用原料と改質水とから燃料を生成して燃料電池34に供給する改質部33と、改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して改質部33に供給する脱硫器11a6と、改質部33から燃料電池34に燃料を供給する改質ガス供給管38(燃料供給管)と脱硫器11a6に改質用原料を供給する改質用原料供給管11aとを接続し、燃料の一部をリサイクル燃料として脱硫器11a6に戻すリサイクルガス管39と、リサイクルガス管39にリサイクル燃料を流通させるための圧力調整装置11a4(リサイクル燃料供給装置)と、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素濃度センサ11a7(酸素検知装置)と、を備えている。
これによれば、改質用原料供給管11aを通して供給される改質用原料中に酸素が含まれていても、酸素濃度センサ11a7(酸素検知装置)が改質用原料に含まれている酸素の状態を確実に検知する。よって、酸素が含まれている状態を検知した場合には、酸素によって脱硫器11a6や改質部33を劣化させないような対処をすることが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器11a6や改質部33の劣化を抑制することができる。
また、酸素検知装置は、改質用原料供給管11aに設けられ、改質用原料供給管11aを流れる改質用原料中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ11a7である。
これによれば、改質用原料中の酸素濃度を酸素濃度センサ11a7によって直接検出することができる。
また、制御装置15は、改質用原料の流量に対するリサイクルガスの流量の比であるリサイクルガス比率が目標リサイクルガス比率となるように、燃料電池34の発電出力量または改質用原料の供給量を制御するようにしてもよい。
これによれば、リサイクルガス比率を積極的に制御する機構がない場合であっても、燃料電池36の発電出力量または改質用原料の供給量を制御することで、リサイクルガス比率を制御することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器11a6や改質部33の劣化をより適切に抑制することができる。
また、制御装置15は、酸素検知装置によって検知された酸素の状態に基づいて、燃料電池36の発電出力量または改質用原料の供給量を制御する(ステップS104−112)。
これによれば、改質用原料中の酸素濃度に応じて、リサイクルガス比率を適切に調整することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器11a6や改質部33の劣化をより適切に抑制することができる。
(第二実施形態)
上述した第一実施形態の燃料電池システムにおいては、リサイクルガス管39に改質ガス(リサイクルガス)を流通させるためのリサイクル燃料供給装置として、改質用原料供給管11aに圧力調整装置11a4を設けたが、本第二実施形態においては、図5に示すように、リサイクルガス管39に改質ガス(リサイクルガス)を流通させるためのリサイクル燃料供給装置として、二次側の圧力を所定圧力に調整する圧力調整装置11a4と、リサイクルガス管39に設けられリサイクルガスの流量を調整可能である流量制御弁39cと、により構成されるものであってもよい。流量制御弁39cは、例えば電動ニードルバルブで構成されている。制御装置15は、流量制御弁39cを制御してリサイクルガス比率を調整する。
また、流量制御弁39cに代えて、電動の三方弁39dを設けるようにしてもよい。制御装置15は、三方弁39dを制御してリサイクルガス比率を調整する。
本第二実施形態によれば、燃料電池34の発電量や改質用原料の供給量を制御することなく、リサイクルガス比率を直接かつ適切に調整することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器11a6や改質部33の劣化をより適切に抑制することができる。
(第二実施形態の第一変形例)
本第二実施形態の第一変形例は、図6に示すように、リサイクルガス管39に改質ガス(リサイクルガス)を流通させるためのリサイクル燃料供給装置として、リサイクルガス管39に設けられリサイクルガスの吐出量を調整可能であるポンプ39eにより構成されたものであってもよい。この場合、圧力調整装置11a4は省略される。制御装置15は、ポンプ39eを制御してリサイクルガスの流量を調整する。
これによれば、燃料電池34の発電量や改質用原料の供給量を制御することなく、リサイクルガスの流量を直接かつ適切に調整することが可能となる。その結果、燃料電池システムにおいて、酸素による脱硫器11a6や改質部33の劣化をより適切に抑制することができる。
(第三実施形態)
上述した第一実施形態の燃料電池システムにおいては、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置として、改質用原料供給管11aに酸素濃度センサ11a7を設けたが、本第三実施形態においては、図7に示すように、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置として、脱硫器11a6内に設けられ脱硫器11a6内の触媒の温度を検出する第一温度センサ11a6aを採用してもよい。
この場合、脱硫器11a6に酸素が流入した場合、リサイクルガス中の水素と酸素が反応し温度が上昇することを利用して、第一温度センサ11a6aによって検出された温度に基づいて酸素の流入量を検知することができる。その結果、脱硫器11a6内の温度に基づいてリサイクルガス流量を制御する。制御装置15は、図3のステップS102に代えて、第一温度センサ11a6aによって検出された温度を取得し、ステップS104に代えて、取得した温度と判定温度とを比較する。
これによれば、酸素濃度センサと比較して一般的に安価かつ信頼性が高いセンサである温度センサを使用して、改質用原料中の酸素濃度を検出することができる。
(第三実施形態の第一変形例)
上述した第一実施形態の燃料電池システムにおいては、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置として、改質用原料供給管11aに酸素濃度センサ11a7を設けたが、本第三実施形態の第一変形例においては、図8に示すように、改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置として、燃焼触媒装置11a8内に設けられ燃焼触媒装置11a8内の燃焼触媒の温度を検出する第二温度センサ11a8aを採用してもよい。燃焼触媒装置11a8は、改質用原料供給管11aに設けられ改質用原料に含まれる酸素を燃焼触媒にて燃焼して改質用原料を脱硫器11a6に供給するものである。
この場合も、前述した第三実施形態と同様に、燃焼触媒装置11a8に酸素が流入した場合、リサイクルガス中の水素と酸素が反応し温度が上昇することを利用して、第二温度センサ11a8aによって検出された温度に基づいて酸素の流入量を検知することができる。その結果、燃焼触媒装置11a8内の温度に基づいてリサイクルガス流量を制御する。
これによれば、酸素濃度センサと比較して一般的に安価かつ信頼性が高いセンサである温度センサを使用して、改質用原料中の酸素濃度を検出することができる。
なお、上述した実施形態においては、制御装置15は、ステップS110,112において、改質用原料の供給量を減少、増大するように制御したが、これに代えて、燃料電池34の発電量を減少、増大するように制御してもよい。
また、上述した実施形態の燃料電池システムの燃料電池34は固体酸化物形燃料電池(SOFC)であるが、本発明はこれに限られるものでなく、燃料電池として固体高分子形燃料電池(PEFC)にも適用されるものである。
また、本発明は、脱硫剤として超高次脱硫剤が収容されている脱硫器11a6に、改質部33にて改質された改質ガスの一部をリサイクルガス管39を介して戻すように構成されたリサイクル方式の超高次脱硫方式に適用したが、脱硫器11a6の前に改質部33とは別に改質部を設けてその改質部にて改質された改質ガスの一部を脱硫器11a6に供給するように構成したプレ改質部方式の超高次脱硫方式に適用してもよい。すなわち、改質用原料と水素を混合して脱硫器にて脱硫するシステムにおいて、前記改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置を備えている燃料電池システムにも、本発明は適用される。
11…筐体、11a…改質用原料供給管、11a4…圧力調整装置(リサイクル燃料供給装置)、11a6…脱硫器、11a6a…第一温度センサ(酸素検知装置)、11a7…酸素濃度センサ(酸素検知装置)、11a8…燃焼触媒装置、11a8a…第二温度センサ(酸素検知装置)、15…制御装置、33…改質部、34…燃料電池、38…改質ガス供給管(燃料供給管)、39…リサイクルガス管(リサイクル燃料管)。

Claims (8)

  1. 燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、
    改質用原料と改質水とから前記燃料を生成して前記燃料電池に供給する改質部と、
    前記改質用原料に含まれる硫黄成分を除去して前記改質部に供給する脱硫器と、
    前記改質部から前記燃料電池に前記燃料を供給する燃料供給管と前記脱硫器に前記改質用原料を供給する改質用原料供給管とを接続し、前記燃料の一部をリサイクル燃料として前記脱硫器に戻すリサイクル燃料管と、
    前記リサイクル燃料管に前記リサイクル燃料を流通させるためのリサイクル燃料供給装置と、
    前記改質用原料に含まれている酸素の状態を検知するための酸素検知装置と、
    を備えている燃料電池システム。
  2. 前記酸素検知装置は、前記改質用原料供給管に設けられ、前記改質用原料供給管を流れる改質用原料中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサである請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記酸素検知装置は、前記脱硫器内に設けられ、前記脱硫器内の触媒の温度を検出する第一温度センサである請求項1記載の燃料電池システム。
  4. 前記改質用原料に含まれる酸素を燃焼触媒にて燃焼して前記脱硫器に供給する燃焼触媒装置をさらに備え、
    前記酸素検知装置は、前記燃焼触媒装置内に設けられ、前記燃焼触媒装置内の燃焼触媒の温度を検出する第二温度センサである請求項1記載の燃料電池システム。
  5. 制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記改質用原料の流量に対する前記リサイクル燃料の流量の比であるリサイクルガス比率が目標リサイクルガス比率となるように、前記燃料電池の発電出力量または前記改質用原料の供給量を制御する請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の燃料電池システム。
  6. 前記制御装置は、前記酸素検知装置によって検知された酸素の状態に基づいて、前記燃料電池の発電出力量または前記改質用原料の供給量を制御する請求項5記載の燃料電池システム。
  7. 制御装置をさらに備え、
    前記リサイクル燃料供給装置は、二次側の圧力を所定圧力に調整する圧力調整装置と、前記リサイクル燃料管に設けられ前記リサイクル燃料の流量を調整可能である流量制御弁と、により構成されており、
    前記制御装置は、前記流量制御弁を制御して前記リサイクル燃料の流量を調整する請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の燃料電池システム。
  8. 制御装置をさらに備え、
    前記リサイクル燃料供給装置は、前記リサイクル燃料管に設けられ前記リサイクル燃料の吐出流量を調整可能であるポンプにより構成されており、
    前記制御装置は、前記ポンプを制御して前記リサイクル燃料の流量を調整する請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の燃料電池システム。
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