JP2016009628A - ヒーター - Google Patents

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Abstract

【課題】防眩性を向上するヒーターを提供する。
【解決手段】実施形態のヒーター1は、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、多層膜5と、を具備する。フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置される。フィラメント3は、コイル31と、アンカー34と、を備える。コイル31は、螺旋状に巻かれる。アンカー34は、コイル31をバルブ2の内壁2cに対して支持する。ガス4は、バルブ2の内部2aに充填される。多層膜5は、バルブ2の外部表面2bに形成される。多層膜5は、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下である。コイル31の外径R1と、アンカー34の外径R2との比R1/R2は、0.33≦R1/R2≦0.55である。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、ヒーターに関する。
従来から店舗内などの空間の暖房用と、照明用との両方の機能を兼ね備えたヒーターが使用されている。
特許第3624195号公報
空間暖房用のヒーターは、主に熱源として用いられ、発熱時に可視光線領域の光を空間内に照射する。ここで、空間暖房用のヒーターは、熱源としての性能が要求されるが、使用する環境によっては眩しくないこと、いわゆる防眩性が要求される。
本発明は、防眩性を向上するヒーターを提供することを目的とする。
実施形態のヒーターは、バルブと、フィラメントと、ガスと、多層膜と、を具備する。フィラメントは、バルブの内部に、管軸に沿って配置される。フィラメントは、コイルと、アンカーと、を備える。コイルは、螺旋状に巻かれる。アンカーは、コイルをバルブの内壁に対して支持する。ガスは、バルブの内部に充填される。多層膜は、バルブの外部表面に形成される。多層膜は、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下である。コイルの外径R1と、アンカーの外径R2との比R1/R2は、0.33≦R1/R2≦0.55である。
本発明によれば、防眩性を向上することができる。
図1は、実施形態のヒーターを示す正面図である。 図2は、実施形態のヒーターを示す断面図である。 図3は、バルブを示す正面図である。 図4は、フィラメントを示す正面図である。 図5は、実施形態のヒーターの製造手順を示す図である。 図6は、実施形態のヒーターの製造手順を示す図である。 図7は、実施形態のヒーターの製造手順を示す図である。 図8は、実施形態のヒーターの製造手順を示す図である。 図9は、ヒーターの電気特性を示す説明図である。 図10は、照度比較を示す説明図である。 図11は、照度比較を示す説明図である。
以下で説明する実施形態のヒーター1は、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、多層膜5と、を具備する。フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置される。フィラメント3は、コイル31と、アンカー34と、を備える。コイル31は、螺旋状に巻かれる。アンカー34は、コイル31をバルブ2の内壁2cに対して支持する。ガス4は、バルブ2の内部2aに充填される。多層膜5は、バルブ2の外部表面2bに形成される。多層膜5は、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下である。コイル31の外径R1と、アンカー34の外径R2との比R1/R2は、0.33≦R1/R2≦0.55である。
以下で説明する実施形態のヒーター1は、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、多層膜5と、を具備する。フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置される。フィラメント3は、コイル31と、アンカー34と、を備える。コイル31は、螺旋状に巻かれる。アンカー34は、コイル31をバルブ2の内壁2cに対して支持する。ガス4は、バルブ2の内部2aに充填される。多層膜5は、バルブ2の外部表面2bに形成される。多層膜5は、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下である。コイル31のワイヤー長L1と、バルブ2の有効発光長L2との比L1/L2は、13.0≦L1/L2≦20.1である。
以下で説明する実施形態のヒーター1は、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、多層膜5と、を具備する。フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置される。フィラメント3は、コイル31と、アンカー34と、を備える。コイル31は、螺旋状に巻かれる。アンカー34は、コイル31をバルブ2の内壁2cに対して支持する。ガス4は、バルブ2の内部2aに充填される。多層膜5は、バルブ2の外部表面2bに形成される。バルブ2とバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5とを合わせた、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率は、22%以下である。コイル31の外径R1と、アンカー34の外径R2との比R1/R2は、0.33≦R1/R2≦0.55である。
以下で説明する実施形態のヒーター1は、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、多層膜5と、を具備する。フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置される。フィラメント3は、コイル31と、アンカー34と、を備える。コイル31は、螺旋状に巻かれる。アンカー34は、コイル31をバルブ2の内壁2cに対して支持する。ガス4は、バルブ2の内部2aに充填される。多層膜5は、バルブ2の外部表面2bに形成される。バルブ2とバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5とを合わせた、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率は、22%以下である。コイル31のワイヤー長L1と、バルブ2の有効発光長L2との比L1/L2は、13.0≦L1/L2≦20.1である。
〔実施形態〕
図1、図2を参照して、実施形態を説明する。図1は、実施形態のヒーターを示す正面図である。図2は、実施形態のヒーターを示す断面図である。なお、図1は、ヒーターの管軸方向における一部を省略した図である。図2は、図1のA−A断面図である。
本実施形態のヒーターは、加熱したい物や空間に熱を与えるものであり、一例として、店舗などの空間の暖房機器として使用する場合について説明する。ヒーター1は、図1に示すように、バルブ2と、フィラメント3と、ガス4と、多層膜5と、金属箔61、62と、アウターリード71、72と、を含んで構成されている。
バルブ2は、筒状部21と、シール部22、23と、チップ24と、ディンプル25と、を含んで構成されている。バルブ2は、例えば、石英ガラスで形成され、透明で、かつ無着色であり、管径DOと比較して全長Lが長い長尺物である。バルブ2は、管壁負荷が21.3〔W/cm〕以下であることが好ましい。管壁負荷が21.3〔W/cm〕を超えると、例えば、フィラメント3の溶断の可能性が高くなる。また、バルブ温度〔℃〕が高い状態となり、バルブ2の変形や耐久性が低下する。
筒状部21は、内部空間として内部2aが形成され、その内部2aにフィラメント3が配置されている。
シール部22、23は、筒状部21の管軸方向における両端部に配置されている。シール部22、23は、封着部であり、筒状部21を封止する。本実施形態におけるシール部22、23は、ピンチシールにより板状に形成されている。なお、シール部22、23は、シュリンクシールにより円柱状に形成されてもよい。
チップ24は、ヒーター1の製造時に、内部2aの排気およびガス4の封入を行うために設けられた排気管24’(図3参照)の焼切痕である。チップ24は、ヒーター1の完成時に閉塞されている。
ディンプル25は、図2に示すように、バルブ2の外部表面2bにおいて、バルブ2の内部2aに向かって突出する。ディンプル25が形成された位置におけるバルブ2の内径DI’は、ディンプル25が形成されていない位置におけるバルブ2の内径DIよりも小さくなる。つまり、ディンプル25が形成された位置では、バルブ2の内壁2cとフィラメント3との隙間が小さくなる。したがって、フィラメント3のバルブ2に対する周方向の回転や、管軸方向の移動を規制することができ、管軸方向においてフィラメント3の密の部分および疎の部分が形成されることを抑制することができる。これにより、ヒーター1の管軸方向における可視光量、赤外線量の不均一を抑制することができる。なお、ディンプル25は、少なくとも1つ形成されていればよいが、バルブ2およびフィラメント3の形状や外径R1に応じてフィラメント3の移動を規制するため、本実施形態のように2つ以上形成してもよい。また、ディンプル25が形成されていなくてもよい。
フィラメント3は、バルブ2の内部2aに、管軸に沿って配置されている。フィラメント3は、コイル31と、レグ部32、33と、アンカー34とが一体に形成されている。本実施形態におけるフィラメント3は、タングステンからなる金属線である。
コイル31は、フィラメント3における主部であり、点灯時に発熱して光を放出する部分である。コイル31は、バルブ2の内部2aに配置されている。コイル31は、金属線を螺旋状に巻くことで形成されている。コイル31は、図2に示すように、管軸方向から見た場合に円形状に形成されている。つまり、コイル31は、円筒形状に形成されている。
ここで、コイル31のワイヤー長L1と、バルブ2の有効発光長L2との比L1/L2(以下、「長さ比L1/L2」という)は、13.0≦L1/L2≦20.1であることが好ましく、14.7≦L1/L2≦19.7であることがより好ましい。なお、ここでいう「コイル31のワイヤー長L1」とは、コイル31を線状に伸ばした際のワイヤー長のことである。長さ比L1/L2が13.0より小さくなると、視感評価において、防眩性がある130〔lx〕を超え、眩しさが増すため、好ましくない。一方、長さ比L1/L2が20.1より大きくなると、コイル31にアンカー34を取り付けるための作業が難しくなるため、好ましくない。なお、本実施形態における有効発光長L2は、筒状部21の管軸方向の長さである。
レグ部32、33は、図1に示すように、コイル31の管軸方向における両端部に配置され、一部がシール部22、23に埋め込まれて配置される。レグ部32、33は、コイル31に電力を供給する部分である。レグ部32、33は、一端がコイル31の両端部にそれぞれ接続され、他端が金属箔61、62にそれぞれ電気的に接続されている。
アンカー34は、図1および図2に示すように、コイル31をバルブ2の内壁2cに対して支持する部材であり、コイル31のサポート部材である。アンカー34は、コイル31およびレグ部32、33とは別部材として構成されている。アンカー34は、図2に示すように、一方の端部がコイル31の周回りに数ターン巻きつけられていることでコイル31と接続されている。アンカー34は、中央部がバルブ2の内壁2cに向かって形成されている。アンカー34は、他方の端部が管軸方向から見た場合に、内壁2cに沿うように円弧状に形成されている。アンカー34は、1つ以上の、所定ピッチを保つように、管軸方向に複数設けられ、フィラメント3のコイル31をバルブ2の内部2aの略中央に位置するように支持している。このため、コイル31がバルブ2の内壁2cに対して全体的に接触あるいは近接することを抑制することができる。
ここで、コイル31の外径R1と、アンカー34の外径R2との比R1/R2(以下、「外径比R1/R2」という)は、0.33≦R1/R2≦0.55であることが好ましく、0.36≦R1/R2≦0.52であることがより好ましい。外径比R1/R2が0.33より小さくなると、視感評価において、防眩性がある130〔lx〕を超え、眩しさが増すため、好ましくない。一方、外径比R1/R2が0.55より大きくなると、コイル31にアンカー34を取り付けるための作業が難しくなるため、好ましくない。
ガス4は、バルブ2の内部2aに充填される。本実施形態におけるガス4は、微量のジブロモメタン(CHBr)が含まれた約0.8気圧のアルゴンガスである。なお、ガス4は、熱伝導率が低いものがよく、具体的には、クリプトン、キセノン、アルゴン、ネオンなどのうち1種類、または複数種組み合わせたガスを含んで構成されていればよい。さらに、臭素、ヨウ素などのうち1種類、または複数種組み合わせたハロゲン物質を含んで構成されていてもよい。
多層膜5は、図1および図2に示すように、バルブ2の外部表面2bに形成される。多層膜5は、外部表面2bのうち、筒状部21の領域に形成されている。多層膜5は、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下となるように形成されている。また、バルブ2とバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5とを合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が22%以下となるように形成されている。本実施形態における多層膜5は、酸化ケイ素と酸化鉄とが交互に蒸着されて、外部表面2bから10層形成されている。多層膜5は、ヒーター1の消灯時に、金色に視認される。
ここで、「バルブ2とバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5とを合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率」とは、例えば、外部表面2bに多層膜5が形成されたバルブ2について、日本分光製分光光度計V−570を使用して、波長380nm〜780nmの可視光線波長域の透過率を5nmごとに測定し、波長380nm〜780nmの範囲の透過率の平均値を求め、その平均値を波長380nm〜780nmの範囲における平均可視光線透過率としたものである。次に、「多層膜5の波長380nm〜780nmの平均可視光線透過率」は、例えば、以下の方法で算出することできる。第1に、バルブ2と透過率や肉厚などがほぼ同等のガラスを測定サンプルとして、日本分光製分光光度計V−570を使用して、バルブ2(または同等のガラス)の波長380nm〜780nmの可視光線波長域の透過率を5nmごとに測定する。第2に、「バルブ2(または同等のガラス)の波長380nm〜780nmの可視光線波長域の透過率データ」と、先に求めた「バルブ2とバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5とを合わせた波長380nm〜780nmにおける可視光線波長域の透過率データ」より、「多層膜5の波長380nm〜780nmの可視光線波長域の透過率データ」を計算することができる。この「多層膜5の波長380nm〜780nmの可視光線波長域の透過率データ」から、波長380nm〜780nmの範囲の平均値を求め、その数値を「多層膜5の波長380nm〜780nmの範囲における平均可視光線透過率」とした。
多層膜5の波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%(バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が22%)よりも高いと、視感評価により眩しさが増すため、好ましくない。一方、多層膜5の波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下(バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が22%以下)であると、視感評価による眩しさが軽減される。特に、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が21%以下(バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が19%以下)であると、視感評価による眩しさが感じられなくなる。
金属箔61、62は、図1に示すように、一端がフィラメント3のレグ部32、33と接続され、他端がアウターリード71、72と接続される。金属箔61、62は、シール部22、23の内部にそれぞれ埋設されている。本実施形態における金属箔61、62は、モリブデン箔であり、シール部22、23の板状面に沿うように配置されている。
アウターリード71、72は、金属箔61、62と外部の図示しない電源とを接続する。アウターリード71、72は、一端が金属箔61、62にそれぞれ接続され、他端がバルブ2の外部に露出している。アウターリード71、72の一部は、シール部22、23にそれぞれ埋設されている。アウターリード71、72の他端は、シール部22、23とともに、図示しないコネクタにそれぞれ挿入され、コネクタに設けられている図示しないケーブルと電気的に接続され、ケーブルを介して電源と接続される。本実施形態におけるアウターリード71、72は、モリブデン棒である。
次に、ヒーター1の製造手順について説明する。図3は、バルブを示す正面図である。図4は、フィラメントを示す正面図である。図5から図8は、実施形態のヒーターの製造手順を示す図である。
バルブ2は、図3に示すように、加工前において全体が筒状部21であり、排気管24’は、内部2aとバルブ2の外部とを連通している。また、フィラメント3は、図4に示すように、金属箔61、62およびアウターリード71、72が溶接などで予め接続されている。
まず、図5に示すように、バルブ2の内部2aにフィラメント3を挿入する。このとき、フィラメント3は、シール部22、23のシール部が形成される予定の位置に金属箔61、62が位置するように、バルブ2の内部2aに挿入される。
次に、図6に示すように、バルブ2の両端部をガスバーナー(図示しない)で溶融してピンチャー(図示しない)でピンチし、シール部22、23を形成する。これにより、フィラメント3のコイル31が筒状部21に収納される。
次に、排気管24’より、筒状部21の気体を排気し、ガス4を封入する。
次に、図7に示すように、ガスバーナー(図示しない)で排気管24’を溶融して焼切り、筒状部21を密閉し、ガス4をバルブ2の内部2aに充填する。
次に、図8に示すように、バルブ2のうち、フィラメント3のコイル31と対向する位置において、ガスバーナー(図示しない)でバルブ2を軟化させ、ディンプル25を形成する。
次に、バルブ2の外部表面2bに多層膜5を形成する。ここでは、外部表面2bのうち、筒状部21の領域に、バルブ2側から1層、3層、5層、7層、9層に酸化ケイ素、2層、4層、6層、8層、10層に酸化鉄が蒸着され、10層の多層膜5が形成される。これにより、図1に示すようなヒーター1が製造される。
以下に、ヒーター1と、従来品との試験結果を示す。図9は、ヒーターの電気特性を示す説明図である。図10および図11は、照度比較を示す説明図である。なお、照度は、ヒーター電力が1500W、ヒーターからの測定距離が300mmの場合における照度であり、具体的にはコニカミノルタ製色彩照度計CL−200を用いて測定する。
ヒーター1である「本発明1」〜「本発明12」、「従来品1」、「従来品2」は、全長が337mm、管径DOが10mm、内径DIが8mm、有効発光長L2が280mmである。また、図9に示すように、ヒーター電力が1500Wの場合において管壁負荷が21.3W/cm、ヒーター電圧が235V、ヒーター電流が6.4Aである。なお、管壁負荷は、ヒーター電力をバルブ2の内表面積で除した値であり、バルブ2の内表面積は内径DI〔mm〕×3.14(円周率)×有効発光長L2〔mm〕で求められる。
「本発明1」〜「本発明6」は、フィラメント3のコイル31が、ワイヤー長L1が6076mm、線径が0.358mmの金属線を、外径R1が2.45mm〜3.9mmの範囲で螺旋状に巻き上げたコイルであり、アンカー34の外径R2が7.3±0.2mmであり、多層膜5が10層(1層、3層、5層、7層、9層が厚さ0.7μmの酸化ケイ素、2層、4層、6層、8層、10層が厚さ0.6μmの酸化鉄、多層膜5の波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が21%、バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線が19%)である。「本発明1」ではコイル31の外径R1が2.45mm、アンカー34の外径R2が7.5mm、「本発明2」ではコイル31の外径R1が2.7mm、アンカー34の外径R2が7.5mm、「本発明3」ではコイル31の外径R1が3.2mm、アンカー34の外径R2が7.3mm、「本発明4」ではコイル31の外径R1が3.5mm、アンカー34の外径R2が7.3mm、「本発明5」ではコイル31の外径R1が3.7mm、アンカー34の外径R2が7.1mm、「本発明6」ではコイル31の外径R1が3.9mm、アンカー34の外径R2が7.1mmである。なお、「本発明1」〜「本発明6」は、長さ比L1/L2が21.7である。
「本発明7」〜「本発明12」は、フィラメント3のコイル31が、線径が0.358mm、ワイヤー長L1が3640mm〜5628mmの範囲の金属線を、外径R1が3.7mmとなるように螺旋状に巻き上げたコイルであり、アンカー34の外径R2が7.1mmであり、多層膜5が10層(1層、3層、5層、7層、9層が厚さ0.7μmの酸化ケイ素、2層、4層、6層、8層、10層が厚さ0.6μmの酸化鉄、多層膜5の波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が21%、バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線が19%)である。「本発明7」ではコイル31のワイヤー長L1が3640mm、「本発明8」ではコイル31のワイヤー長L1が4116mm、「本発明9」ではコイル31のワイヤー長L1が4592mm、「本発明10」ではコイル31のワイヤー長L1が5040mm、「本発明11」ではコイル31のワイヤー長L1が5516mm、「本発明12」ではコイル31のワイヤー長L1が5628mmである。なお、「本発明7」〜「本発明12」は、外径比R1/R2が0.52である。
「従来品1」は、フィラメントのコイルが、ワイヤー長が6070mm、線径が0.307mmの金属線を、外径が2.4mmとなるように巻き上げたターンコイルであり、アンカー34の外径が7.5mmであり、多層膜5が10層(1層、3層、5層、7層、9層が厚さ0.7μmの酸化ケイ素、2層、4層、6層、8層、10層が厚さ0.6μmの酸化鉄、多層膜5の波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が21%、バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線が19%)である。なお、「従来品1」は、長さ比が21.7である。
「従来品2」は、フィラメントのコイルが、ワイヤー長が3276mm、線径が0.307mmの金属線を、外径が3.7mmとなるように巻き上げたターンコイルであり、アンカー34の外径が7.1mmであり、多層膜5が10層(1層、3層、5層、7層、9層が厚さ0.7μmの酸化ケイ素、2層、4層、6層、8層、10層が厚さ0.6μmの酸化鉄、多層膜5の波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が21%、バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線が19%)である。なお、「従来品2」は、外径比が0.52である。
図10に示すように、照度が138〔lx〕の「従来品1」と比較して、「本発明1」では照度が125〔lx〕に低減し、「本発明2」では照度が98〔lx〕に低減し、「本発明3」では照度が72〔lx〕に低減し、「本発明4」では照度が46〔lx〕に低減し、「本発明5」および「本発明6」では照度が20〔lx〕に低減することができる。つまり、「本発明1」では「従来品1」に対して91%程度、「本発明2」では「従来品1」に対して71%程度、「本発明3」では「従来品1」に対して52%程度、「本発明4」では「従来品1」に対して33%程度、「本発明5」では「従来品1」に対して14%程度、「本発明6」では「従来品1」に対して14%程度の照度に低減することができる。したがって、「本発明1」〜「本発明6」は、外径比R1/R2を0.33≦R1/R2≦0.55とすることで、防眩性を向上することができている。ここで、視感評価において、照度が70〔lx〕以下になると、ヒーターが眩しくないと評価することができるので、「本発明4」〜「本発明6」は、防眩性を著しく向上することができている。さらに、視感評価において、照度が35〔lx〕以下になると、ヒーターがさらに眩しくないと評価することができるので、「本発明5」および「本発明6」は、防眩性を著しく向上することができている。
図11に示すように、照度が138〔lx〕の「従来品2」と比較して、「本発明7」では照度が125〔lx〕に低減し、「本発明8」では照度が98〔lx〕に低減し、「本発明9」では照度が72〔lx〕に低減し、「本発明10」では照度が46〔lx〕に低減し、「本発明11」および「本発明12」では照度が20〔lx〕に低減することができる。つまり、「本発明7」では「従来品2」の91%程度、「本発明8」では「従来品2」の71%程度、「本発明9」では「従来品2」の52%程度、「本発明10」では「従来品2」の33%程度、「本発明11」では「従来品2」の14%程度、「本発明12」では「従来品2」の14%程度の照度に低減することができる。したがって、「本発明7」〜「本発明12」は、長さ比L1/L2を13.0≦L1/L2≦20.1とすることで、防眩性を向上することができている。ここで、視感評価において、照度が70〔lx〕以下になると、ヒーターが眩しくないと評価することができるので、「本発明10」〜「本発明12」は、防眩性を著しく向上することができている。さらに、視感評価において、照度が35〔lx〕以下になると、ヒーターがさらに眩しくないと評価することができるので、「本発明11」および「本発明12」は、防眩性を著しく向上することができている。
以上のように、外径比R1/R2を0.33≦R1/R2≦0.55とする、あるいは長さ比L1/L2を13.0≦L1/L2≦20.1とすることで、照度を低減することができる。よって、本実施形態のヒーター1は、防眩性を向上することができる。
また、バルブ2の外部表面2bに、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下の多層膜5が形成されているので、ヒーター1の消灯時において、バルブ2およびフィラメント3を外部から直接視認することは困難である。また、多層膜5は、ヒーター1の消灯時に、外部から金色に視認される。本実施形態のヒーター1は、ヒーター1の消灯時の意匠性を向上することができる。
なお、上記実施形態では、多層膜5として、酸化ケイ素、酸化鉄を用いたが、これに限定されるものではない。多層膜5は、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下であればよいので、他の材料を蒸着することで形成されていてもよい。また、バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5の波長380nm〜780nmにおける平均可視光線が22%であればどのような材料を用いてもよい。例えば、バルブ2が、石英ガラスに酸化銅や酸化錫を含んだ、いわゆるルビー管で構成され、バルブ2の外側に多層膜5が形成され、バルブ2およびバルブ2の外部表面2bに形成された多層膜5を合わせた波長380nm〜780nmにおける平均可視光線が22%となる多層膜5が形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、多層膜5を10層としたが、これに限定されるものではない。多層膜5は、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下であればよいので、10層以下、または10層以上としてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 ヒーター
2 バルブ
2a 内部
2b 外部表面
2c 内壁
3 フィラメント
31 コイル
34 アンカー
4 ガス
5 多層膜
R1 外径
R2 外径
L1 ワイヤー長
L2 有効発光長

Claims (4)

  1. バルブと;
    前記バルブの内部に、管軸に沿って配置されたフィラメントと;
    前記バルブの内部に充填されたガスと;
    前記バルブの外部表面に形成され、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下である多層膜と;
    を具備し、
    前記フィラメントは、螺旋状に巻かれたコイルと、前記コイルを前記バルブの内壁に対して支持するアンカーと、を備え、
    前記コイルの外径R1と、前記アンカーの外径R2との比R1/R2は、0.33≦R1/R2≦0.55であるヒーター。
  2. バルブと;
    前記バルブの内部に、管軸に沿って配置されたフィラメントと;
    前記バルブの内部に充填されたガスと;
    前記バルブの外部表面に形成され、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が24%以下である多層膜と;
    を具備し、
    前記フィラメントは、螺旋状に巻かれたコイルと、前記コイルを前記バルブの内壁に対して支持するアンカーと、を備え、
    前記コイルのワイヤー長L1と、前記バルブの有効発光長L2との比L1/L2は、13.0≦L1/L2≦20.1であるヒーター。
  3. バルブと;
    前記バルブの内部に、管軸に沿って配置されたフィラメントと;
    前記バルブの内部に充填されたガスと;
    前記バルブの外部表面に形成された多層膜と;
    を具備し、
    前記フィラメントは、螺旋状に巻かれたコイルと、前記コイルを前記バルブの内壁に対して支持するアンカーと、を備え、
    前記バルブと前記バルブの前記外部表面に形成された前記多層膜とを合わせた、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が22%以下であり、
    前記コイルの外径R1と、前記アンカーの外径R2との比R1/R2は、0.33≦R1/R2≦0.55であるヒーター。
  4. バルブと;
    前記バルブの内部に、管軸に沿って配置されたフィラメントと;
    前記バルブの内部に充填されたガスと;
    前記バルブの外部表面に形成された多層膜と;
    を具備し、
    前記フィラメントは、螺旋状に巻かれたコイルと、前記コイルを前記バルブの内壁に対して支持するアンカーと、を備え、
    前記バルブと前記バルブの前記外部表面に形成された前記多層膜とを合わせた、波長380nm〜780nmにおける平均可視光線透過率が22%以下であり、
    前記コイルのワイヤー長L1と、前記バルブの有効発光長L2との比L1/L2は、13.0≦L1/L2≦20.1であるヒーター。
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