JP2016009419A - タッチパネル構造及びその製造方法並びに表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラーフィルター層を併せ持つタッチパネル構造において、低抵抗、かつ低反射な性質を有する積層配線からなるタッチパネル層を性能劣化させることなく得る。
【解決手段】引出配線領域A8において、低抵抗導電膜51の表面が露出したコンタクトホール57が形成され、低抵抗導電膜51の表面を含むコンタクトホール57の底面及び側面並びに上層層間絶縁膜64の表面の一部上に保護導電膜55が形成され、低抵抗導電膜61の表面が露出したコンタクトホール67が形成され、低抵抗導電膜61の表面を含むコンタクトホール67の底面及び側面並びに上層層間絶縁膜64の表面の一部上に保護導電膜65が形成される。そして、低抵抗導電膜51及び保護導電膜55の積層構造により下層配線15用の下層端子部17が構成され、低抵抗導電膜61及び保護導電膜65の積層構造により上層配線16用の上層端子部18が構成される。
【選択図】図3

Description

この発明は、カラーフィルターを備えたタッチパネル構造及びその製造方法並びに表示装置及びその製造方法に関し、特に屋外での使用に適したタッチパネル構造に関する。
屋外で用いられるタッチパネルを備えた表示装置においては、太陽光下での使用等、表示装置外部からの入射光量が高い環境においても良好な表示特性が求められている。言い換えれば、タッチパネル配線の特性として、表示装置外部からの入射光に対しては低反射で、かつ、表示用光源からの光は高透過であることが求められる。一方、タッチパネルに要求されるタッチセンサーとしての応答性や感度などから電気的には低抵抗であることも求められる。
さらに、同一基板上において他方主面上に形成されるカラーフィルターとは反対側の一方主面上にタッチパネルを形成する、所謂オンセル化を行うことにより、タッチパネル基板を別途設ける場合に比べ、装置全体のモジュール厚を低減できるため、オンセル化したタッチパネルを用いた表示装置は薄型軽量化による機能向上及び構造の簡素化によるコスト低減に対して有効である。
このため、特許文献1には、同一基板の他方主面上に形成されるカラーフィルターとは反対側の一方主面上にタッチパネルを形成し、その配線には、表示部において金属と比べると比較的高抵抗ではあるが、表示装置外部からの入射光に対しては低反射でかつ表示用光源からの光は高透過である透明導電膜を用い、タッチパネルの電極電位を外部の回路基板に出力するための接続端子部や引き出し配線には、透明導電膜よりも低抵抗なアルミなどの金属材料を用いるタッチパネル構造及びその製造方法が開示されている。
一方、特許文献2には、同一基板の他方主面上に形成されるカラーフィルターとは反対側の一方主面上にタッチパネルを形成し、その配線に低抵抗な金属膜を用い、表示用光源からの光を遮らないように画素部における開口部以外の部分に、表示パネルの厚さ方向おいて重なる位置に配置されたタッチパネル構造及びその製造方法が記載されている。
さらに、特許文献3には、表示装置外部からの入射光の反射を低減するために、アルミニウム合金配線上に反射防止膜を配設する目的で、一例として、アルミニウム膜と窒化アルミニウム膜(低反射膜)と透明膜とで構成される反射防止機能を有するタッチパネル配線に使用したタッチパネル構造及びその製造方法が記載されている。
国際公開第2011/065292号 国際公開第2011/052392号 特開2013−222123号公報
しかしながら、特許文献1で開示されたタッチパネル構造は複雑であり、また表示部の透明導電膜は依然として高抵抗であり特に大型化(大画面化)に対して良い電気的特性が得られないという問題点があった。
また、特許文献2で開示されたタッチパネル構造は、タッチパネル配線の配置がカラーフィルターの斜光層等に合わせる必要があるため、設計上の制限が大きいという問題点があった。
一方、特許文献3に開示されたタッチパネル構造は、低抵抗な配線であるために配線幅を細く設計でき高開口率でかつ先述したタッチパネルに求められる光学的特性及び電気的特性を十分に満足する。
しかしながら、特許文献3で開示されたようにAl(アルミニウム)系の低反射配線を用いたタッチパネルを基板上に形成した場合、その後に基板の反対側の面にカラーフィルターの形成工程を実施する場合を想定すると、カラーフィルターの現像工程で使用するアルカリ性の現像液によりタッチパネル配線の開口部に設けられた接続端子部として機能する金属部分がダメージ受け、接続端子部−配線間の接続不良が発生するという問題点があった。
逆に、カラーフィルターを基板上に先に形成し、その後に特許文献3で開示されたタッチパネル構造の形成工程を実施する場合を想定すると、タッチパネル構造の形成時に、カラーフィルターが基板下面側に既に形成されているため、タッチパネル構造の形成工程時に行われる、露光時などステージ吸着や搬送などの際にカラーフィルターに傷が付き歩留りが低下するという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、カラーフィルター層を併せ持つタッチパネル構造において、低抵抗、かつ低反射な性質を有する積層配線からなるタッチパネル層を性能劣化させることなく得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載のタッチパネル構造は、一方主面及び他方主面を有する基板と、前記基板の一方主面上に形成され、表示領域と外部接続用の外部端子部が設けられる引出配線領域とを有するタッチパネル層と、前記基板の他方主面上に形成されるカラーフィルター層とを備え、前記カラーフィルター層は前記タッチパネル層の前記表示領域と平面視重複して形成され、前記タッチパネル層は、下部導電膜、低反射膜及び透明膜の順で積層される積層配線を含み、前記積層配線を覆って形成される層間絶縁膜と、前記引出配線領域に選択的に形成され、前記層間絶縁膜、前記透明膜及び前記低反射膜を貫通して、露出した前記下部導電膜の表面を底面とした開口部と、前記開口部における前記下部導電膜を含む底面及び側面上に形成される保護導電膜とをさらに含み、前記下部導電膜及び前記保護導電膜は前記外部端子部として機能する。
請求項1記載の本願発明であるタッチパネル構造は、タッチパネル層の開口部における下部導電膜を含む底面及び側面上に保護導電膜が形成されているため、タッチパネル層の形成後にカラーフィルター層の製造が実施される際、引出配線領域における下部導電膜及び低反射膜が影響を受けることはない。その結果、低抵抗となるアルミ等の材料を用いて下部導電膜を形成するとともに、反射率の低い材料を用いて低反射膜を形成することができるため、低抵抗、かつ低反射な性質を有する積層配線からなるタッチパネル層を性能劣化させることなく形成したタッチパネル構造を得ることができる。
この発明における実施の形態の表示装置の全体構成を示す平面図である。 図2は、図1におけるA−A断面を示す断面図である。 図1に示すB−B断面、及びX位置検知用配線及びY位置検知用配線の引出配線領域の断面構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態である表示装置におけるCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。 実施の形態のCF付タッチパネル基板の製造方法を示す断面図である。
<表示装置の全体構成>
図1はこの発明における実施の形態の表示装置の全体構成を示す平面図であり、図2は、図1におけるA−A断面を示す断面図である。なお、図1においてXY直交座標系を示している。
図1及び図2に示す表示装置100は、屋外で使用することを前提としてタッチパネルによる入力が可能な構成となっており、手指等によるポインティング機能を有している。
図2に示すように、表示装置100は、液晶ディスプレイパネルとして構成され、筐体14内に、バックライトユニット21、TFT基板20、液晶部35、液晶部35用のシール材36、及びCF(カラーフィルター)付タッチパネル基板30の積層構造により構成される。
TFT基板20は透明基板22及びTFT層23の積層構造で形成される。一方、CF付タッチパネル基板30は、透明基板27(基板)と、透明基板27の一方主面(図中上方の面)上に形成されたタッチパネル層50と、透明基板27の他方主面(図中下方の面)上に形成されたカラーフィルター層40とにより構成される。このような構成のCF付タッチパネル基板30を、GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)機器を構成する表示モジュール(液晶部35、TFT基板20等)と組み合わせて用いることにより、表示装置100にポインティング機能を持たせることができる。
タッチパネル層50は、投射容量方式のタッチパネルであり、ガラスやPET(polyethylene terephthalate)等で構成される透明基板27上に形成され、X位置検知用配線2及びY位置検知用配線3を有している。X位置検知用配線2は列方向(図1のY方向(第1の方向))に延在して配置され、Y位置検知用配線3は、X位置検知用配線2の上方に配設され、かつ、X位置検知用配線2と立体的に交差するように行方向(図1のX方向(第1の方向に垂直で、第1の方向と平面視交差する第2の方向))に延在して配置される。タッチパネル層50は、これらX位置検知用配線2及びY位置検知用配線3により構成されるマトリクス配線を有した構成となっている。
図1に示されるように、X位置検知用配線2及びY位置検知用配線3は、引き出し配線4を介してCF付タッチパネル基板30の端縁部(図中下方)に設けた外部との信号入出力用の(接続)端子部5に電気的に接続され、CF付タッチパネル基板30は、外部接続用の(接続)端子部5を介して図示しない制御基板などと電気的に接続される。
なお、以下の実施の形態ではX位置検知用配線2を下層配線(透明基板27側)、Y位置検知用配線3を上層配線(後述する偏光板66側)として説明するが、X位置検知用配線2及びY位置検知用配線3の上下関係を逆に配置しても良い。
<実施の形態1>
以下、表示装置100の断面構造を参照することにより、本願発明に係る実施の形態であるCF付タッチパネル基板30(タッチパネル構造)について説明する。図3は、図1に示す表示領域A7におけるB−B断面、及びX位置検知用配線2及びY位置検知用配線3用の引出配線領域A8の各端子部を抽出し抽象化した断面構造を示している。
図3に示すように、タッチパネル層50は、ガラスやPET等で構成される透明基板27の表面(一方主面)上の表示領域A7において、低抵抗導電膜51(第1の下部導電膜)が選択的に形成され、低抵抗導電膜51上に低反射膜52(第1の低反射膜)が形成され、低反射膜52上に透明キャップ膜53(第1の透明膜)が形成される。そして、低抵抗導電膜51、低反射膜52及び透明キャップ膜53の順で積層される積層構造により下層配線15(第1の積層配線)を構成している。
下層配線15を覆うように下層層間絶縁膜54(第1の層間絶縁膜)が形成される。図3で示した、低抵抗導電膜51、低反射膜52及び透明キャップ膜53からなる表示領域A7における下層配線15が、図1に示すX位置検知用配線2に相当する。なお、透明基板27は、下層配線53を形成するための下地とも言えるので、下地層と呼称する場合もある。
さらに、下層層間絶縁膜54上には、低抵抗導電膜61(第2の下部導電膜)が選択的に形成され、低抵抗導電膜61上に低反射膜62(第2の低反射膜)が形成され、低反射膜62上に透明キャップ膜63(第2の透明膜)が形成される。そして、低抵抗導電膜61、低反射膜62及び透明キャップ膜63の順で積層される積層構造により上層配線16(第2の積層配線)が構成される。
上層配線16を覆うように上層層間絶縁膜64(第2の層間絶縁膜)が形成される。この上層配線16が図1に示すY位置検知用配線3に相当する。なお、下層層間絶縁膜54は、上層配線16を形成するための下地とも言えるので、下地層と呼称する場合もある。
一方、引出配線領域A8において、上層層間絶縁膜64、下層層間絶縁膜54、透明キャップ膜53及び低反射膜52を貫通して低抵抗導電膜51の表面が露出したコンタクトホール57が形成され、低抵抗導電膜51の表面を含むコンタクトホール57の底面及び側面並びに上層層間絶縁膜64の表面の一部上に保護導電膜55(第1の保護導電膜)が形成される。そして、低抵抗導電膜51及び保護導電膜55の積層構造により下層配線15用の下層端子部17(第1の外部端子部)が構成される。
同様にして、引出配線領域A8において、上層層間絶縁膜64、透明キャップ膜63及び低反射膜62を貫通して低抵抗導電膜61の表面が露出したコンタクトホール67が形成され、低抵抗導電膜61の表面を含むコンタクトホール67の底面及び側面並びに上層層間絶縁膜64の表面の一部上に保護導電膜65(第2の保護導電膜)が形成される。そして、低抵抗導電膜61及び保護導電膜65の積層構造により上層配線16用の上層端子部18(第2の外部端子部)が構成される。
なお、図1において、下層端子部17は下層配線15(=X位置検知用配線2)から延長し引き出し配線4を介して電気的に接続される(接続)端子部5に相当し、上層端子部18は上層配線16(=Y位置検知用配線3)から延長し引き出し配線4を介して電気的に接続される端子部5に相当する。
下層配線15(下層端子部17)用の低抵抗導電膜51は、低抵抗材料であるAl系合金、例えばAlNiNdで構成され、その厚さは例えば300nmで形成される。
下層配線15用の低反射膜52は、例えば窒化度が窒素の組成比で30〜50at%(atomic%)である窒化度が高い窒化Al(アルミニウム)膜で構成され、その厚さは例えば50nmで形成される。
なお、窒化Al膜は、窒化度を窒素の組成比で30〜50at%の条件より適宜選択することにより、その反射率を50%以下とすることが可能であり、例えば窒化度を窒素の組成比で約45at%とすることで、反射率を30%以下にすることができる。また、窒化Al膜の膜厚を厚くすると反射率を低下させることができる反面、膜厚を精度良く厚く形成することは技術的に難しい。そこで、上述したように、窒化度を設定し、窒化度に応じて膜厚を調整することで、最適な低反射膜52を得ることができる。
下層配線15用の透明キャップ膜53は、例えばITO(インジウム酸化スズ)で構成され、その厚さは例えば50nmで形成される。
下層層間絶縁膜54は、例えばSiOで構成され、その厚さは、例えば600nmで形成される。
上層配線16(上層端子部18)用の低抵抗導電膜61は、低抵抗材料であるAl系合金、例えばAlNiNdで構成され、その厚さは例えば400nmで形成される。
上層配線16用の低反射膜62は、例えば窒化度が窒素の組成比で30〜50at%(atomic%)である窒化度が高い窒化Al膜で構成され、その厚さは例えば50nmで形成される。
なお、前述したように、窒化Al膜は、窒化度を窒素の組成比で30〜50at%の条件より適宜選択することで、反射率を50%以下とすることが可能であり、例えば窒化度を窒素の組成比で約45at%とすることで、反射率を30%以下にすることができる。また、窒化度に応じて膜厚を調整することで最適な低反射膜を得ることができる。
上層配線16用の透明キャップ膜63は、例えばITOで構成され、その厚さは例えば50nmで形成される。
上層層間絶縁膜64は、例えばSiOで構成され、その厚さは例えば300nmで形成される。
引出配線領域A8では、前述したように、コンタクトホール57の底面及び側面上に保護導電膜55が形成され、コンタクトホール67の底面及び側面上に保護導電膜65が形成されている。
保護導電膜55,65は、例えばITOで構成され、その厚さは例えば100nmで形成される。
タッチパネル層50の形成面とは反対側となる、透明基板27の裏面(他方主面)上にカラーフィルター層40が形成されている。カラーフィルター層40はタッチパネル層50の表示領域A7に対し、平面視(図1のXY平面で視て)重複する位置に形成される。
なお、本実施の形態では、低反射膜52,62をAlNで構成した例について説明したが、これに限定されるものではなく、Alを主成分として他の金属を添加したAl系合金を窒化した金属(窒化金属)であっても良い。他の金属としては、例えば8族遷移金属のFe、Co、Niや、希土類元素のNdなどが挙げられる。
なお、本実施の形態では、保護導電膜55,65をITOで構成した例について説明したが、これに限定されるものではなく、IZO(酸化亜鉛インジウム)やITZO(酸化インジウムスズ亜鉛)またはIGZO(酸化インジウムガリウム亜鉛)などが挙げられる。
なお、上述した本実施の形態では、横長形状の表示領域A7の横方向(X方向)に延びて形成されるY位置検知用配線3である上層配線16は、縦方向(Y方向)に延びて形成されるX位置検知用配線2である下層配線15より配線長が長くなることから、配線抵抗低減のため、低抵抗導電膜61は低抵抗導電膜51より厚膜としている。しかしながら、下層配線15及び上層配線16の低抵抗導電膜51及び61の膜厚は必要とする抵抗より任意に決定すれば良い。
また、本実施の形態では、低抵抗導電膜51,61をAl系合金で構成した例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えばAgで構成しても良い。
また、プロセス完了時の低反射膜52,62の設定膜厚に対する膜厚分布を、{最小膜厚/最大膜厚>0.6}程度に抑えることで反射分布のばらつきを小さくできる効果を奏する。
下層層間絶縁膜54,64の膜厚は、所望の静電容量等により任意に決定すれば良く、また、ドライエッチングプロセス処理時のレジスト膜との選択比及び処理時間等により決定すれば良いが、厚い方が下層配線との色目及び反射率の差が小さくなる場合が多いので、厚さは1μm前後、望ましくは1.3μm以上に設定する。
図4〜図24は図1〜図3で示した表示装置100におけるCF付タッチパネル基板30(タッチパネル構造)の製造方法を示す断面図である。以下、これらの図を参照して、CF付タッチパネル基板30の製造方法を説明する。
まず、図4に示すように、ガラスやPET等で構成される透明基板27を準備した後、図5に示すように、スパッタリング法によりAlNiNdターゲットを用いて、AlNiNd膜151を300nmの厚さで成膜する。引き続き、同一の成膜装置を用いて、Nガスを含んだ雰囲気中で、スパッタリング法によりAlNiNdターゲットを用いて窒化度が高い窒化金属膜である窒化Al合金膜152を50nmの厚さでAlNiNd膜151上に成膜する。
なお、窒化Al合金膜152の窒化度が低い場合は反射膜となり低反射膜が形成できず、また逆に窒化度が高い場合は透明膜となり低反射膜とならないため、使用する成膜装置でのN分圧と反射特性との関係を事前に取得し、所望の反射率の低反射膜が得られるように成膜条件を決定することが望ましい。
さらに、図5に示すように、窒化Al合金膜152上に、スパッタリング法により非結晶質のITO(インジウム酸化スズ)膜153を50nmの厚さで成膜する。なお、スパッタリング法の代わりに塗布等の方法を用いても良い。
次に、図5に示すように、ITO膜153上にレジスト材を塗布した後、下層配線15用のパターンを露光し、現像することにより、下層配線15(並びに下層端子部17及び下層端子部17に延在して形成される引き出し配線)用にパターニングされたレジスト(マスク)71を形成する。
次に、図6に示すように、パターニングされたレジスト71をエッチングマスクとして、例えば蓚酸溶液を用いてITO膜153をエッチングすることにより、パターニングされた透明キャップ膜53を得る。引き続き、レジスト71及び透明キャップ膜53をエッチングマスクとして、例えば、燐酸と硝酸と酢酸との混酸を用いて、窒化Al合金膜152及びAlNiNd膜151をエッチングして、パターニングされた低反射膜52及び低抵抗導電膜51を得る。
なお、窒化Al合金膜152とAlNiNd膜151とを同時にエッチングする場合は、窒化Al合金膜152の窒化度を、上記混酸でエッチング可能な範囲内に設定する。
次に、レジスト71を、例えばモノエタノールアミンとジメチルスルホキシドの混合液等を用いて除去することにより、図6に示すように、表示領域A7において、低抵抗導電膜51,低反射膜52及び透明キャップ膜53からなる下層配線15が形成され、引出配線領域A8において、低抵抗導電膜51、低反射膜52及び透明キャップ膜53からなる下層端子部17の前段階の構造が形成される。
次に、図7に示すように、例えばCVD(chemical vapor deposition)法により下層配線15を含む全面を覆ってSiO膜を成膜することにより、下層層間絶縁膜54を600nmの厚さで形成する。
次に、下層層間絶縁膜54上に上層配線16を形成する。まず、AlNiNd膜151、窒化Al合金膜152及びITO膜153の形成と同様に、図8に示すように、AlNiNd膜161、窒化Al合金膜162(窒化金属膜)及びITO膜163を順次積層する。そして、ITO膜163上にレジスト材を塗布した後、上層配線16(並びに上層端子部18及び上層端子部18から延在して形成される引き出し配線)用のパターンを露光し、現像することにより、上層配線16用にパターニングされたレジスト(マスク)72を形成する。
次に、図9に示すように、下層配線15の形成と同様、パターニングされたレジスト72をエッチングマスクとして、ITO膜163をエッチングしてパターニングされた透明キャップ膜63を得る。引き続き、レジスト72及び透明キャップ膜63をエッチングマスクとして、窒化Al合金膜162及びAlNiNd膜161をエッチングして、パターニングされた低反射膜62及び低抵抗導電膜61を得る。その後、レジスト71と同様に、レジスト72を除去する。
その結果、表示領域A7において、低抵抗導電膜61,低反射膜62及び透明キャップ膜63からなる上層配線16が形成され、引出配線領域A8において、低抵抗導電膜61及び低反射膜62及び透明キャップ膜63からなる下層端子部17用の前段階の構造が形成される。
上層配線16の形成後に、図10に示すように、例えばCVD法により上層配線16を含む全面を覆ってSiO膜を成膜することにより、上層層間絶縁膜64を300nmの厚さで形成する。
次に、図11に示すように、上層層間絶縁膜64上にレジスト材を塗布した後、端子部5(図1参照)が形成される引出配線領域A8において、パターンを露光し、現像することにより、下層端子部17及び上層端子部18用にパターニングされたレジスト(マスク)73を得る。
次に、図12に示すように、レジスト73をエッチングマスクとして、例えば、ドライエッチングで上層層間絶縁膜64及び下層層間絶縁膜54をエッチングすることにより、引出配線領域A8において、上層層間絶縁膜64を貫通して透明キャップ膜63の表面が露出したコンタクトホール67Lと、上層層間絶縁膜64及び下層層間絶縁膜54を貫通して透明キャップ膜53の表面が露出したコンタクトホール57Lとを得る。
その後、図13に示すように、コンタクトホール57L及び67Lによる開口部に露出した透明キャップ膜53及び63を除去し、さらに、透明キャップ膜53及び63の除去後に露出した低反射膜52及び62をも除去して、低抵抗導電膜51及び61の表面が露出した形状のコンタクトホール57及び67からなる開口部を得る。具体的には、レジスト73をエッチングマスクとして、例えば、硫酸系混酸を用いてITO膜をエッチングして透明キャップ膜53及び63を選択的に除去してパターニングする。その後、レジスト73、上層層間絶縁膜64及び下層層間絶縁膜54をエッチングマスクとして、例えば、燐酸と硝酸と酢酸との混酸を用いて、窒化Al合金膜をエッチングすることにより、低反射膜52及び62を選択的に除去してパターニングする。その結果、引出配線領域A8において低抵抗導電膜51及び低抵抗導電膜61の表面が露出したコンタクトホール57及び67を得ることができる。
次に、図14に示すように、レジスト73を、例えばモノエタノールアミンとジメチルスルホキシドの混合液等を用いて除去することにより、コンタクトホール57及び67による端子開口部が残存する。
さらに、コンタクトホール57及び67の底面である低抵抗導電膜51及び61の表面上及びコンタクトホール57及び67の側面上並びに上層層間絶縁膜64の一部上に、スパッタリング法により非結晶質のITO(インジウム酸化スズ)膜を100nmの厚さで成膜する。なお、スパッタリング法の代わりに塗布等の方法を用いても良い。
さらに、ITO膜上にレジスト材を塗布した後、保護導電膜のパターンを露光し、現像することにより、保護導電膜55及び65用のパターニングされたレジスト(マスク)(図示せず)を得る。
次に、パターニングされた保護導電膜55及び56用のレジスト(図示せず)をエッチングマスクとして、例えば、蓚酸溶液を用いてITO膜をエッチングすることにより、コンタクトホール57及び67内に対応してパターニングされた保護導電膜55及び65を得る。
次に、保護導電膜55及び56用のレジスト(図示せず)を、例えば、モノエタノールアミンとジメチルスルホキシドの混合液等を用いて除去する。その結果、図15に示すように、引出配線領域A8において、低抵抗導電膜51及び保護導電膜55からなる下層端子部17と、低抵抗導電膜61及び保護導電膜65からなる上層端子部18とが得られ、タッチパネル層50の最終構造を得る。この後、例えば、230℃で50分アニールすることにより保護導電膜55及び65の構成材料である非結晶質のITO膜を結晶化する。これにより保護導電膜55及び65を構成するITOを低抵抗化する。
引出配線領域A8において、後述する工程の実行時に下層端子部17(保護導電膜55及び低抵抗導電膜51)及び上層端子部18(低抵抗導電膜61及び保護導電膜65)を介してFPC(Flexible printed circuits)などが接続されるため、低抵抗で信頼性の高い電気的接続が実現できる。
ここまでの説明では、説明を省略したが、下層配線15及び上層配線16の透明キャップ膜53及び63として下層層間絶縁膜54及び上層層間絶縁膜64よりも高い屈折率、例えば屈折率が約1.7〜2.4の材料を選択し、膜厚を30nm〜70nmとすることにより、光路長Lを0.05〜0.17μmに設定し、積層配線の反射率をさらに低下させることが可能となる。
例えば、窒化Al合金膜152(162)とAlNiNd膜151(161)の積層膜上に下層層間絶縁膜54(64)としてSiO膜を1000nmの厚さで形成し、標準イルミナントD65を照射した場合の反射輝度Yが15.0であるのに対し、透明キャップ膜53(63)として、屈折率が1.68〜2.10、膜厚が50nmのIZO膜を低反射膜52(62)上に残した場合、反射輝度Yは6.7となる。なお、標準イルミナントD65は、膜の反射輝度を評価する場合に使用される光源である。
よく知られている低反射の窒化Alの成膜方法としては、窒素を含むガスを用いたスパッタリング法が挙げられるが、それを用いた場合、反射率は窒素ガスの混合割合等により設定が可能であるが、窒素ガスの混合割合を増加し、低反射率にするに従い低反射膜の面内での窒化度のばらつきが大きくなり反射率の面内分布が大きくなる。したがって、低反射膜の窒化Alの窒化度を高くした場合は、低反射膜の面内の窒化度ばらつきが増大し反射率のばらつきも増加する可能性がある。
しかし、下層配線15及び上層配線16を、透明キャップ膜53及び63を有する積層構造とすることにより、低反射膜52及び62を構成する窒化Al膜(窒化Al合金膜においても同じ)の窒化度を低く設定できるので、低反射膜52及び62の面内の窒化度ばらつきを抑制し、反射率が均一な低反射配線を実現できる。また、低反射膜52及び62の窒化度を低く設定できることにより、窒化Al膜(窒化Al合金膜においても同じ)のエッチングが容易となり安定した加工プロセスを実現できる。
なお、屈折率が約1.7〜2.4の透明キャップ膜53及び63の材料としては、IZO、ITO、SnO、ZnO,InOなどの透明導電膜や、SiN、Al、透明AlN(組成比1:1)、TaO、NbO、TiO等の透明誘電膜が挙げられる。
透明キャップ膜53及び63の材料として、外部端子部(下層端子部17,上層端子部18)形成時にコンタクトホール57及び67を形成する開口工程のエッチングの際、透明キャップ膜53及び63が一般的なエッチング液で選択的エッチング除去が困難な材料、例えば、結晶化ITO等で構成されている場合は、結晶化前に引出配線領域A8における透明キャップ膜53及び63を予め除去する工程を追加することが望ましい。例えば、透明キャップ膜53の場合、図7で示す下層層間絶縁膜54の形成前に、透明キャップ膜53においてコンタクトホール57として除去される部分を予め選択的に除去する工程を追加することが望ましい。
また、以上説明した製造方法においては、低反射膜52及び62を構成する窒化Al合金膜の上にはITO膜で透明キャップ膜53及び63(エッチング保護膜として機能する膜)が形成されるため、アルカリ性のレジスト剥離液によるレジスト除去時に、低反射膜52及び62を構成する窒化Al合金膜がレジスト剥離液に直接さらされることが防止される。したがって、低反射膜52及び62を構成する窒化Al合金膜がレジスト剥離液によってエッチングされることで、膜厚が薄くなり、反射率が高くなって低反射膜52及び62に期待される反射防止機能が低下、消失することを防止できる。このため、低反射膜52及び62によって、設計した反射率範囲を保った低反射の配線パターン(下層配線15及び上層配線16のパターン)を有し、屋外で使用する場合でも表示画像の視認性に優れたタッチパネルを安定して提供することが可能となる。
以上の説明では、非結晶質のITO膜で透明キャップ膜53及び63を構成する例を示したが、これに限定されるものではなく、透明キャップ膜53及び63のエッチング時に低反射膜52及び62と低抵抗導電膜51及び61とがダメージを受けない材質の透明キャップ膜53及び63を選択すれば良い。例えば、透明キャップ膜53及び63として非結晶質のIZO(Indium Zinc Oxide)を用いた場合は蓚酸系の液でエッチングすることができ、低反射膜52及び62並びに低抵抗導電膜51及び61にダメージを与えない。
また、上記では窒化Al合金膜のエッチングを燐酸と硝酸と酢酸との混酸で行う例を示したが、アルカリ液を用いてエッチングしても良く、ドライエッチングを用いても良い。
低反射膜52及び62を構成する窒化Al合金膜を、低抵抗導電膜51及び61をエッチング不可能な溶液でエッチングする場合は、上記混酸を用いる場合よりも、高い窒化度で窒化Al合金膜を形成することができ、さらなる低反射化も可能である。
また、上記ではレジストマスクであるレジスト73並びに透明キャップ膜53及び63を用いて低反射膜52及び62並びに低抵抗導電膜51及び61をパターニングする製法を示した。しかし、この製法に限定されることなく、透明キャップ膜53及び63が低反射膜52及び62並びに低抵抗導電膜51及び61に対するエッチング選択性が高い材質で構成される場合は、透明キャップ膜53及び63のパターニング後にレジスト73を除去し、パターニングされた透明キャップ膜53及び63をエッチングマスクとして低反射膜52及び62並びに低抵抗導電膜51及び61をパターニングしても良い。
また、透明キャップ膜53及び63が低抵抗導電膜のみに対してエッチング選択性が高い材質で構成される場合は、低反射膜52及び62のパターニング後にレジストマスクを除去し、パターニングされた透明キャップ膜53及び63をエッチングマスクとして低反射膜52及び62をパターニングしても良い。
また、上記した実施の形態では、上層層間絶縁膜64及び下層層間絶縁膜54をSiOで構成する例を示したが、配線部(下層配線15,上層配線16)以外の光透過部において透過光の色づきが問題ない絶縁膜を用いれば良く、例えば、塗布型のSOG(spin on glass)膜などを用いても良い。SOG膜を下層層間絶縁膜54及び上層層間絶縁膜64の形成に用いることにより、上層配線16が下層配線15と交差する場所での断線が生じる可能性を低減することができる。なお、この場合は、上層層間絶縁膜64をSiO及びSOG膜等の積層構造によって形成することにより、カラーフィルター形成工程時に下面となる部分の硬度が高くなるので、傷などの欠陥の発生が抑えられより好適である。
また、配線部以外の光透過部において透過光の色づきが問題ない絶縁膜を用いれば良く、例えば塗布型の上層層間絶縁膜64及び下層層間絶縁膜54を感光性を有する材料で構成しても良い。その場合は、端子部のコンタクトホール57及び67による開口部の形成を感光性層間絶縁膜の塗布、露光、現像でこれに代えることができ、レジストマスクを用いたドライエッチング工程及びレジスト剥離工程が不要となる分、製造プロセスの簡略化ができ、製造コストが抑えられる効果を奏する。
次に、図16〜図24を参照して、カラーフィルター層40の製造方法を説明する。まず、図15で示した構造を裏返して、タッチパネル層50が形成された透明基板27の一方表面であるタッチパネル形成面とは反対側の他方主面(以下、「カラーフィルター形成面」と呼ぶ)を上側に向ける。
次に、図17に示すように、カラーフィルター形成面となる透明基板27上に、ブラックマトリクス層41K用の膜を形成すべく、例えば、スパッタリング法によりCrターゲットを用いて、Cr膜41を300nmの厚さで成膜する。ブラックマトリクス層用のCr膜41上にレジスト材を塗布した後、ブラックマトリクスのパターンを露光し、現像することにより、ブラックマトリクス用にパターニングされたレジスト(マスク)75を形成する。
この時、レジスト75の現像には、アルカリ性の現像液を使用するのが一般的であるが、本実施の形態のタッチパネル層50においては、引出配線領域A8のコンタクトホール57及び67による開口部分に保護導電膜55及び65を配設した構成としているため、タッチパネル配線(下層配線15及び上層配線16)の低抵抗導電膜51及び61としてアルミなどの材料を使用し、加えて、低反射膜52及び62として窒化アルミなどの材料を使用しても、これらの材料がアルカリ性の現像液によって受けるダメージを確実に回避することができる。
また、本実施の形態においては、カラーフィルター層40の形成時には、透明基板27のタッチパネル形成面(カラーフィルター形成面の反対面)にタッチパネル層50が既に形成されている。しかしながら、タッチパネル層50の表面は、SiOなど硬度を有する材料で構成された下層層間絶縁膜54及び64が形成されているため、カラーフィルター層40の形成時に実行される露光時などの実行時にステージに真空吸着する工程や搬送時のアームなどの接触に対して、タッチパネル層50が傷が付くなどの不良が低減できる。
次に、図18に示すように、レジスト75をエッチングマスクとして、例えば硝酸第二セリウムアンモニウムを主成分とする溶液を用いてCr膜41をエッチングすることにより、パターニングされたブラックマトリクス層41Kを得る。
次に、図19に示すように、レジスト75を、例えばモノエタノールアミンとジメチルスルホキシドの混合液等を用いて除去することにより、ブラックマトリクス層41Kを完成する。
この時、レジスト75の剥離には、モノエタノールアミンとジメチルスルホキシドの混合液を使用するのが一般的であるが、本実施の形態のタッチパネル層50部においては、引出配線領域A8におけるコンタクトホール57及び67による開口部に保護導電膜55及び65を配設した構成としている。このため、タッチパネル配線(下層配線15及び上層配線16)の低抵抗導電膜51及び61としてアルミなどの材料を使用し、加えて、低反射膜52及び62として窒化アルミなどの材料を使用しても、剥離液によるダメージを確実に回避することができる。
次に、図20に示すように、色材、例えば感光性の青の色材を塗布し、青の画素パターンの露光マスクを用いて露光し、現像し、青の画素パターンである色材部42Bを形成する。この時、光抜けを防止するため、ブラックマトリクス層41Kと適切な範囲でオーバーラップするように形成する。
その後、図21及び図22に示すように、色材部42Bの形成と同様にして、緑及び赤の画素パターンである色材部42G及び色材部42Rを形成する。
その後、図23に示すように、ブラックマトリクス層41K、色材部42R,42G及び42Bを覆ってオーバーコート層43を形成することにより、カラーフィルター層40を完成する。この際、カラーフィルター層40はタッチパネル層50の表示領域A7と平面視して重複する領域に形成される。なお、必要に応じて、オーバーコート層43の形成を省略してもよい。
以上、カラーフィルター層40の形成工程の例を述べたが、上記工程で形成されるカラーフィルター層40以外のカラーフィルター層を形成しても良い。例えば、色材によるカラーフィルター層でなく、干渉色により発色させるカラーフィルター層などであっても良い。なお、上述したカラーフィルター層40の形成方法では、ブラックマトリクス層41Kを金属膜としたが、ブラックマトリクス材料としては、樹脂ブラックマトリクス材を使用して形成しても良い。
その結果、図24に示すように、透明基板27の表面(タッチパネル形成面)上にタッチパネル層50が形成され、透明基板27の裏面(カラーフィルター形成面)上にカラーフィルター層40が形成されたCF付タッチパネル基板30が完成する。
すなわち、タッチパネル層50及びカラーフィルター層40とが透明基板27の表面及び裏面上に一体形成されたCF付タッチパネル基板30が、TFT基板20の対向基板とし完成する。
なお、図4〜図24での図示は省略しているが、CF付タッチパネル基板30を形成すべく、ITOなどの透明導電膜や、液晶セルのギャップ調整用の柱スペーサーなどが必要に応じて配設される。
このように、本実施の形態のCF付タッチパネル基板30(タッチパネル構造)は、タッチパネル層50のコンタクトホール57及び67による開口部における低抵抗導電膜51(61)を含む底面及び側面上に保護導電膜55(65)が形成されている。このため、タッチパネル層50の形成後にカラーフィルター層40の製造が実施されても、引出配線領域A8における低抵抗導電膜51(61)及び低反射膜52(62)が影響を受けることはない。
その結果、低抵抗となるアルミ等の材料を用いて低抵抗導電膜51(61)を形成し、反射率の低い材料を用いて低反射膜52(62)を形成することができるため、低抵抗、かつ低反射な性質を有する下層配線15及び上層配線16(積層配線)からなるタッチパネル層50を性能劣化させることなく形成したCF付タッチパネル基板30を得ることができる。
加えて、本実施の形態のCF付タッチパネル基板30は、下層配線15(X位置検知用配線2)及び上層配線16(Y位置検知用配線3)が引き出し配線4を介して電気的に接続される下層端子部17及び上層端子部18(端子部5)の構成部として保護導電膜55及び65を形成している。このため、CF付タッチパネル基板30は、タッチセンサ機能を実現する際に不可欠な下層配線15及び上層配線16からなるマトリクス配線を共に低抵抗、かつ低反射に形成することができる。
さらに、上述したように、下層端子部17及び上層端子部18の構成部として、低抵抗導電膜51(61)(下部導電膜)上に保護導電膜55(65)が形成されるため、図5〜図9で示した下層配線15及び上層配線16の製造工程時に、低抵抗導電膜51(61)として低抵抗となるアルミ等の材料を選択し、低反射膜52(62)として低反射率を有する材料を選択することができる。したがって、低抵抗な低抵抗導電膜51及び61(積層配線)、並びに低反射率の低反射膜52及び62からなるタッチパネル層50を性能劣化させることなく形成したCF付タッチパネル基板30を最終的に得ることができる。
その後、CF付タッチパネル基板30は、セル組立て工程を経てTFT基板20とシール材で張り合わされ、またCF付タッチパネル基板30,TFT基板20間の空間に液晶材料で構成される液晶部35及びシール材36を配設することにより、タッチパネル一体型の液晶による表示装置100を形成する。
その後、タッチパネル層50の表面及びTFT基板20に偏光板66等が配設される。加えて、タッチパネル層50の引出配線領域A8においては、低抵抗導電膜51及び61並びに保護導電膜55及び65からなる下層端子部17及び上層端子部18を介してFPC、制御基板等が電気的に接続されるため、低抵抗で信頼性の高い電気的接続が実現できる。
その後、CF付タッチパネル基板30、液晶部35及びTFT基板20等をバックライトユニット21などと共に筐体14に収めることにより、図2及び図3で示した本実施の形態の表示装置100が完成する。
このように、CF付タッチパネル基板30の形成するステップと、表示領域A7における下層層間絶縁膜54及び64側が表示観察面となるように、液晶部35及びその駆動部であるTFT基板20を含むCF付タッチパネル基板30以外の構造を形成するステップとを実行することにより、本実施の形態の表示装置100を製造することができる。
したがって、低抵抗かつ低反射率の性能を有する積層配線である下層配線15及び上層配線16からなるタッチパネル層50を性能劣化させることなく形成したCF付タッチパネル基板30を有する表示装置100を得ることができる。
本実施の形態では、同一の透明基板27の表面上及び裏面上にタッチパネル層50及びカラーフィルター層40形成する所謂オンセル化用のCF付タッチパネル基板30によって、Alなどの低抵抗導電膜51(61)による低抵抗配線構造を歩留り効率よく実現でき、装置全体のモジュール厚を低減できるため、CF付タッチパネル基板30を筐体14内にTFT基板20等と共に収納した表示装置100は、薄型軽量化による機能向上及び構造の簡素化によるコスト低減効果を発揮することができる。
なお、表示面側(観察者側)の最表層には、強度をもたせるために、保護板ガラスを粘着材などで張り合わせた構成とすると耐久性が向上する。
以上説明した実施の形態では、タッチパネル層50の配線(下層配線15及び上層配線16)に低抵抗導電膜51及び61による低抵抗配線、低反射膜52及び62並びに透明キャップ膜53及び63を適用した例を示したが、表示装置100である液晶ディスプレイの配線に適用しても良く、さらには液晶ディスプレイの表示面側の反射を低減する遮光層に適用しても良い。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
15 下層配線、16 上層配線、17 下層端子部、18 上層端子部、30 CF付タッチパネル基板、50 タッチパネル層、51,61 低抵抗導電膜、52,62 低反射膜、53,63 透明キャップ膜、54 下層層間絶縁膜、55,65 保護導電膜、64 上層層間絶縁膜、100 表示装置。

Claims (9)

  1. 一方主面及び他方主面を有する基板と、
    前記基板の一方主面上に形成され、表示領域と外部接続用の外部端子部が設けられる引出配線領域とを有するタッチパネル層と、
    前記基板の他方主面上に形成されるカラーフィルター層とを備え、前記カラーフィルター層は前記タッチパネル層の前記表示領域と平面視重複して形成され、
    前記タッチパネル層は、
    下部導電膜、低反射膜及び透明膜の順で積層される積層配線を含み、
    前記積層配線を覆って形成される層間絶縁膜と、
    前記引出配線領域に選択的に形成され、前記層間絶縁膜、前記透明膜及び前記低反射膜を貫通して、露出した前記下部導電膜の表面を底面とした開口部と、
    前記開口部における前記下部導電膜を含む底面及び側面上に形成される保護導電膜とをさらに含み、前記下部導電膜及び前記保護導電膜は前記外部端子部として機能する、
    タッチパネル構造。
  2. 請求項1記載のタッチパネル構造であって、
    前記透明膜は前記層間絶縁膜よりも高い屈折率を有することを特徴とする、
    タッチパネル構造。
  3. 請求項1または請求項2記載のタッチパネル構造であって、
    前記透明膜は、屈折率が1.7〜2.4の材料で構成され、膜厚が30〜70nmに設定される、
    タッチパネル構造。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか1項に記載のタッチパネル構造であって、
    前記低反射膜の膜厚は、最大膜厚に対する最小膜厚の比率(最小膜厚/最大膜厚)が0.6を超えるように設定される、
    タッチパネル構造。
  5. 請求項1から請求項4のうち、いずれか1項に記載のタッチパネル構造であって、
    前記低反射膜はアルミを主成分とした窒化金属膜より構成され、
    窒化度が窒素の組成比で30〜50at%である、
    タッチパネル構造。
  6. 請求項1から請求項5のうち、いずれか1項に記載のタッチパネル構造であって、
    前記積層配線は第1の方向に延びて形成される第1の積層配線と前記第1の方向と平面視交差する第2の方向に延びて、前記第1の積層配線より上方に形成される第2の積層配線を含み、
    前記外部端子部は前記第1及び第2の積層配線と同一層に形成される第1及び第2の外部端子部を含み、
    前記下部導電膜は第1及び第2の下部導電膜を含み、前記低反射膜は第1及び第2の低反射膜を含み、前記透明膜は第1及び第2の透明膜を含み、前記保護導電膜は第1及び第2の保護導電膜を含み、
    前記第1の積層配線は、前記第1の下部導電膜、前記第1の低反射膜及び前記第1の透明膜の順で積層され、
    前記第2の積層配線は、前記第2の下部導電膜、前記第2の低反射膜及び前記第2の透明膜の順で積層され、
    前記第1の外部端子部は、前記第1の下部導電膜及び前記第1の保護導電膜により構成され、前記第2の外部端子部は、前記第2の下部導電膜及び前記第2の保護導電膜により構成され、
    前記層間絶縁膜は、前記第1の積層配線を覆って形成される第1の層間絶縁膜と、前記第2の積層配線を覆って形成される第2の層間絶縁膜とを含み、前記第2の積層配線は前記第1の層間絶縁膜上に形成される、
    タッチパネル構造。
  7. 請求項1から請求項6のうち、いずれか1項に記載のタッチパネル構造を有し、
    前記表示領域における前記層間絶縁膜側を表示観察面としてなる、
    表示装置。
  8. (a) 一方主面及び他方主面を有する基板を準備するステップと、
    (b) 前記基板の一方主面上に、表示領域と外部接続用の外部端子部が設けられる引出配線領域とを有するタッチパネル層を形成するステップと、
    (c) 前記ステップ(b) の実行後に、前記基板の他方主面上にカラーフィルター層を形成するステップとを備え、前記カラーフィルター層は前記タッチパネル層の前記表示領域と平面視重複して形成され、
    前記ステップ(b) は、
    (b-1) 前記基板上に、下部導電膜、低反射膜及び透明膜の順で積層される積層配線を形成するステップと、
    (b-2) 前記積層配線を覆って層間絶縁膜を形成するステップと、
    (b-3) 前記引出配線領域において、前記層間絶縁膜、前記透明膜及び前記低反射膜を貫通して、露出した前記下部導電膜の表面を底面とした開口部を選択的に形成するステップと、
    (b-4) 前記開口部における前記下部導電膜を含む底面及び側面上に保護導電膜を形成するステップとを含み、前記引出配線領域における前記下部導電膜及び前記保護導電膜は前記外部端子部として機能する、
    タッチパネル構造の製造方法。
  9. 請求項8記載のタッチパネル構造の製造方法を用いて前記タッチパネル構造を得るステップと、
    前記表示領域における前記層間絶縁膜側が表示観察面となるように、液晶部及びその駆動部を含む前記タッチパネル構造以外の構造を形成するステップと、
    を備える、
    表示装置の製造方法。
JP2014130972A 2014-06-26 2014-06-26 タッチパネル構造及びその製造方法並びに表示装置及びその製造方法 Pending JP2016009419A (ja)

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