JP2016009261A - オブジェクト処理装置、オブジェクト処理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

オブジェクト処理装置、オブジェクト処理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016009261A
JP2016009261A JP2014128459A JP2014128459A JP2016009261A JP 2016009261 A JP2016009261 A JP 2016009261A JP 2014128459 A JP2014128459 A JP 2014128459A JP 2014128459 A JP2014128459 A JP 2014128459A JP 2016009261 A JP2016009261 A JP 2016009261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objects
group
screen
mapping
object processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2014128459A
Other languages
English (en)
Inventor
香美 森脇
Yoshimi Moriwaki
香美 森脇
河渕 洋一
Yoichi Kawabuchi
洋一 河渕
本井 俊博
Toshihiro Motoi
俊博 本井
星野 徳子
Noriko Hoshino
徳子 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2014128459A priority Critical patent/JP2016009261A/ja
Publication of JP2016009261A publication Critical patent/JP2016009261A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】ブレインストーミングなどにおいて出てきたオブジェクトを従来よりも取り扱いやすくできるように支援する。【解決手段】グループの要素であるオブジェクト6a〜6dのうちの、所定の位置(例えば、左上)にあるオブジェクト6dの所定の属性(例えば、フォントサイズ)の値と残りのオブジェクト6a〜6cの所定の属性の値とを比較する。そして、オブジェクト6dの値がオブジェクト6a〜6cの値と異なれば、オブジェクト6dを、このグループの代表として選出する。【選択図】図4

Description

本発明は、テキストまたは画像などのオブジェクトを取り扱う技術に関する。
従来、テキストまたは画像などのオブジェクトを複数、コンピュータにおいて纏めて取り扱う方法が提案されている。
特許文献1に記載される技術によると、事前に複数の文字表示情報を用意することなく、図形とその図形を説明する文字が組み合わされたデータを任意の角度に回転し表示する。
特許文献2に記載される技術によると、オブジェクトを移動、拡大/縮小した場合、その変更に伴って他の配置済みオブジェクトにも拡大/縮小処理、あるいは回転処理を加える。
特許文献3に記載される技術によると、選択された複数のオブジェクト全体を移動する処理と、選択された複数のオブジェクトの内で任意のオブジェクトを個別に移動する処理と、を同時に行う。
特開平9−319734号公報 特開2003−241359号公報 特開2010−123113号公報
上述の技術は、ブレインストーミングにおいて出てきたキーワード(テキスト)などをオブジェクトとして取り扱うためにも、用いることができる。これらのオブジェクトを、より好適に取り扱うことが求められている。
本願発明は、このような課題に鑑み、ブレインストーミングなどにおいて出てきたオブジェクトを従来よりも取り扱いやすくできるように支援することを、目的とする。
本発明の一形態に係るオブジェクト処理装置は、表示装置によって表示するための、1つのグループにグループ化された複数のオブジェクトを処理する、オブジェクト処理装置であって、前記複数のオブジェクトの中から特定の性質を有するものを、前記グループを代表する代表オブジェクトとして選出する、選出手段、を有する。
好ましくは、前記特定の性質は、前記グループの中の特定の位置に配置されていることである。
または、前記複数のオブジェクトは、いずれも文字列であり、前記特定の性質は、特定の属性について他のオブジェクトとは異なる値が設定されていることである。
または、前記複数のオブジェクトは、いずれも文字列であり、前記特定の性質は、前記グループの中の特定の位置に配置されており、かつ、特定の属性について他のオブジェクトとは異なる値が設定されていることである。
本発明によると、ブレインストーミングなどにおいて出てきたオブジェクトを従来よりも取り扱いやすくできるように支援することができる。
ミーティングシステムの全体的な構成の例を示す図である。 オブジェクト管理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 オブジェクト管理装置の機能的構成の例を示す図である。 マッピング画面の例を示す図である。 オブジェクトテーブルおよびグループテーブルの例を示す図である。 ダイアログ画面の例を示す図である。 タイトル選出処理の流れの例を説明するフローチャートである。 時計回りにグループを90度回転させる場合の位置を決める方法の例を説明するための図である。 グループを180度回転させる場合の位置を決める方法の例を説明するための図である。 グループを回転させた後のマッピング領域の例を示す図である。 従来の方法で回転させた後のグループの状態の例を示す図である。 オブジェクト管理装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 オブジェクトの配置の変形例およびグループの回転の変形例を示す図である。
図1は、ミーティングシステム3の全体的な構成の例を示す図である。図2は、オブジェクト管理装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、オブジェクト管理装置1の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、ミーティングシステム3は、オブジェクト管理装置1、プロジェクタ2A、および表示パネル2Cなどによって構成される。
ミーティングシステム3は、企業、役所、または学校などに所属するメンバが複数人集まってミーティングを行う際に用いられる。特に、ミーティングシステム3によると、ブレインストーミングにおいて、ミーティングの出席者が発言した様々なキーワードまたはそれに関連する画像などのオブジェクトを表示パネル2Cに表示させ、一部の複数のオブジェクトをグループ化したり並べ換えたりすることができる。
オブジェクト管理装置1は、上述のオブジェクトのデータを管理する。オブジェクト管理装置1として、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、またはスマートフォンなどが用いられる。以下、オブジェクト管理装置1としてノート型のパーソナルコンピュータが用いられる場合を例に説明する。
オブジェクト管理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、大容量記憶装置10d、液晶ディスプレイ10e、NIC(Network Interface Card)10f、キーボード10g、ポインティングデバイス10h、および画像出力インタフェース10iなどによって構成される。
液晶ディスプレイ10eは、ユーザに対してメッセージを与えるための画面、処理の結果を示す画面、またはユーザが指令を入力するための画面などを表示する。
NIC10fは、TCP/IPなどのプロトコルでウェブサーバなどの装置と通信を行う。
キーボード10gおよびポインティングデバイス10hは、指令およびデータなどをユーザが入力するために用いられる。
画像出力インタフェース10iは、プロジェクタ2Aへの画像信号を出力する。画像出力インタフェース10iとして、D−SUB(D-Subminiature)、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)、またはUSB(Universal Serial Bus)などが用いられる。HDMIは、登録商標である。
ROM10cまたは大容量記憶装置10dには、オペレーティングシステムのほか、オブジェクト管理プログラム1Pが記憶されている。
オブジェクト管理プログラム1Pによると、図3に示すマッピング画面制御部101、オブジェクトデータベース102、オブジェクト追加部103、オブジェクト編集部104、グループ作成部105、グループタイトル選出部106、およびオブジェクト座標決定部107などの機能が実現される。
オブジェクト管理プログラム1Pは、上述のオブジェクトを管理するためのプログラムである。オブジェクト管理プログラム1Pは、RAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。
プロジェクタ2Aは、オブジェクト管理装置1から入力された画像信号に基づいて画像を表示パネル2Cへ投影する。
表示パネル2Cは、画像を投影するためのパネルである。プロジェクタ専用のパネルであってもよいし、ホワイトボードまたは壁面を表示パネル2Cとして用いてもよい。
図4は、マッピング画面5の例を示す図である。図5は、オブジェクトテーブルTL1およびグループテーブルTL2の例を示す図である。図6は、ダイアログ画面54、55の例を示す図である。図7は、タイトル選出処理の流れの例を説明するフローチャートである。図8は、時計回りにグループを90度回転させる場合の位置を決める方法の例を説明するための図である。図9は、グループを180度回転させる場合の位置を決める方法の例を説明するための図である。図10は、グループを回転させた後のマッピング領域51の例を示す図である。図11は、従来の方法で回転させた後のグループの状態の例を示す図である。
次に、図3に示すオブジェクト管理装置1の各部の処理を、図4〜図11を参照しながら説明する。
マッピング画面制御部101は、マッピング画面5を液晶ディスプレイ10eに表示させる。また、マッピング画面5を適宜、更新する。マッピング画面5は、画像出力インタフェース10iおよびプロジェクタ2Aを介して表示パネル2Cにも表示される。
マッピング画面5は、図4に示すように、マッピング領域51および操作領域52によって構成される。
マッピング領域51には、テキスト(文字列)、写真、またはイラストなどのオブジェクト6が配置される。ただし、初期のマッピング領域51には、オブジェクト6が1つも配置されていない。オブジェクト6の配置の仕方は、後に説明する。なお、本実施形態におけるテキストとして、リッチテキストフォーマットのテキストが用いられる。したがって、オブジェクト6は、それがテキストである場合は、色、サイズ、フォントなどの属性を有する。
操作領域52には、新たなオブジェクト6をマッピング領域51に追加したり、既存のオブジェクト6を編集したり、既存の複数のオブジェクト6をグループ化したり、オブジェクト6のグループを編集したりするためのボタン52a〜52fが配置されている。各ボタン52a〜52fの使い方は、後に説明する。
オブジェクトデータベース102は、図5に示すように、オブジェクトテーブルTL1およびグループテーブルTL2を有する。オブジェクトテーブルTL1には、オブジェクト6ごとのオブジェクトデータ71が記憶されている。グループテーブルTL2には、グループごとのグループデータ72が記憶されている。初期のオブジェクトテーブルTL1およびグループテーブルTL2には、オブジェクトデータ71およびグループデータ72が1つも記憶されていない。
オブジェクトデータ71は、オブジェクト追加部103によって生成され、オブジェクト編集部104によって更新される。
オブジェクト追加部103は、オブジェクト6をマッピング領域51に追加する処理を実行する。オブジェクト追加部103による処理およびユーザの作業は、次の手順で行われる。
ユーザは、マッピング領域51の中の、オブジェクト6を追加する位置をクリックするなどして選択する。そして、オブジェクト6としてテキストを追加する場合はボタン52aを押し、写真またはイラストなどの画像を追加する場合はボタン52bを押す。
ボタン52aが押されたら、オブジェクト追加部103は、図6(A)のようなダイアログ画面54をマッピング画面5の上に表示させる。ダイアログ画面54は、オブジェクト6として追加するテキストおよびその属性を設定するための画面である。
ダイアログ画面54には、7つのボックスが配置されている。「テキスト」のボックスには、オブジェクト6として追加するテキストが指定される。「サイズ」のボックスには、このテキストを囲む矩形の領域のサイズが指定される。「枠線幅」のボックスには、この領域を示す枠線の幅が指定される。「書体」のボックスには、このテキストに使用するフォントが指定される。「色」のボックスには、このフォントの色が指定される。「ボールド」のボックスには、このフォントを太字にするか否か(オンまたはオフ)が指定される。「文字サイズ」のボックスには、このフォントのサイズが指定される。
ここで、ユーザは、テキストおよびその属性の値をダイアログ画面54の各ボックスに指定する。ただし、ダイアログ画面54を表示した際に、属性の一部または全部にデフォルト値が予め指定されているようにしてもよい。そして、必要に応じてユーザが属性の値を変更するようにしてもよい。指定が完了したら、ユーザは、「設定」のボタンを押す。
すると、オブジェクト追加部103は、指定された内容を受け付け、ユニークなオブジェクトコードを発行する。指定された内容と発行したオブジェクトコードとユーザがマッピング領域51で指定した位置の座標とを示すデータをオブジェクトデータ71として生成し、オブジェクトテーブルTL1に記憶させる。そして、ダイアログ画面54が閉じられ、マッピング画面5が再び最前面に表われる。
一方、ボタン52bが押されたら、オブジェクト追加部103は、図6(B)のようなダイアログ画面55をマッピング画面5の上に表示させる。ダイアログ画面54は、オブジェクト6として追加する画像のファイルおよび属性を設定するための画面である。
ダイアログ画面55には、2つのボックスが配置されている。「ファイル名」のボックスには、この画像のファイルのファイル名が指定される。「サイズ」のボックスには、この画像の、マッピング領域51におけるサイズが指定される。指定されたサイズが、この画像の元のサイズよりも大きければ、この画像は、マッピング領域51に配置される際に、指定されたサイズに合わせて縮小される。反対に、この画像の元のサイズよりも小さければ、指定されたサイズに合わせて拡大される。
ここで、ユーザは、これらの情報をダイアログ画面54の各ボックスに指定する。ただし、ダイアログ画面54の場合と同様、サイズに、デフォルト値が予め指定されているようにしてもよい。指定が完了したら、ユーザは、「設定」のボタンを押す。
すると、オブジェクト追加部103は、ダイアログ画面54の場合と同様に、指定された内容を受け付け、ユニークなオブジェクトコードを発行し、オブジェクトデータ71を生成してオブジェクトテーブルTL1に記憶させる。そして、ダイアログ画面55が閉じられ、マッピング画面5が再び最前面に表われる。
ただし、オブジェクトデータ71に示される内容が、オブジェクト6がテキストである場合と、異なる点がある。「オブジェクト」には、テキストの代わりに画像のファイル名が示される。「色」、「書体」、「ボールド」、「フォントサイズ」、および「枠線幅」には、何も示されない。
マッピング画面制御部101は、ダイアログ画面54またはダイアログ画面55が閉じられると、マッピング領域51を次のように更新する。
ダイアログ画面54が閉じられた場合、つまり、テキストが新たなオブジェクト6として追加された場合は、このテキストを、ユーザが指定した位置に、ユーザが指定した属性で、マッピング領域51に配置する。
例えば、7つのテキストが追加され、図5に示す7つのオブジェクトデータ71がオブジェクトテーブルTL1に記憶された場合は、マッピング画面制御部101は、図4に示したように7つのテキストがマッピング領域51に配置する。
一方、ダイアログ画面55が閉じられた場合、つまり、画像が新たなオブジェクト6として追加された場合は、オブジェクト追加部103は、ユーザが指定したファイルに基づいて、この画像を、ユーザが指定したサイズに必要に応じて拡大しまたは縮小し、マッピング領域51の、ユーザが指定した位置に配置する。
オブジェクト編集部104は、オブジェクトデータ71がオブジェクトテーブルTL1に記憶されているオブジェクト(つまり、既存のオブジェクト)を編集する処理を行う。オブジェクト編集部104による処理およびユーザの作業は、次の手順で行われる。
ユーザは、マッピング領域51の中の、編集したいオブジェクト6をクリックするなどして選択し、ボタン52cを押す。
すると、オブジェクト編集部104は、オブジェクト6としてテキストが選択された場合は、ダイアログ画面56をマッピング画面5の上に表示させる。ダイアログ画面56は、このオブジェクト6のテキスト(文字列)および属性を変更するための画面であって、その構成は、図6(A)に示したダイアログ画面54と同様である。ただし、このオブジェクト6のテキストおよび属性の内容が各ボックスに予め指定された状態で、ダイアログ画面56が表示される。これらの内容は、このオブジェクト6のオブジェクトデータ71に基づいている。
ユーザは、これらの内容の一部または全部を自分の所望する通りにダイアログ画面56に対して指定し直し、「設定」のボタンを押す。
すると、オブジェクト編集部104は、指定し直された通りにこのオブジェクト6のオブジェクトデータ71を更新する。そして、ダイアログ画面56が閉じられ、マッピング画面5が再び最前面に表われる。
一方、オブジェクト6として画像が選択された場合は、ダイアログ画面57をマッピング画面5の上に表示させる。ダイアログ画面57は、このオブジェクト6の属性(サイズなど)を変更するための画面である。ダイアログ画面57の構成は、ダイアログ画面55(図6(B)参照)の構成と同様である。
ユーザは、属性を自分の所望する通りにダイアログ画面57に対して指定し直し、「設定」のボタンを押す。
すると、オブジェクト編集部104は、指定し直された通りにこのオブジェクト6のオブジェクトデータ71を更新する。そして、ダイアログ画面57が閉じられ、マッピング画面5が再び最前面に表われる。
マッピング画面制御部101は、ダイアログ画面56またはダイアログ画面57が閉じられると、更新されたオブジェクトデータ71に基づいて、つまり、ユーザが指定し直した通りに、オブジェクト6が表われるようにマッピング領域51を更新する。
なお、オブジェクト6の位置を変更したい場合は、ユーザは、そのオブジェクト6をドラッグアンドドロップすればよい。すると、オブジェクト編集部104は、ドラッグアンドドロップの方向および距離に応じて、そのオブジェクト6のオブジェクトデータ71の座標を更新する。そして、マッピング画面制御部101は、マッピング領域51における、そのオブジェクト6の位置を変更する。
グループ作成部105は、複数のオブジェクト6を1つのグループにグループ化する処理を行う。グループ作成部105による処理およびユーザの作業は、次の手順で行われる。
ユーザは、マッピング領域51の中の、グループ化したい複数のオブジェクト6をクリックするなどして選択し、ボタン52dを押す。
すると、グループ作成部105は、ユニークなグループコードを発行し、選択されたオブジェクト6それぞれのオブジェクトコードおよび発行したグループコードを示すデータを生成し、グループデータ72としてグループテーブルTL2(図5参照)に記憶させる。
ユーザは、グループ化されたオブジェクト6を纏めて時計回りに90度または180度、回転させることができる。この際に、グループタイトル選出部106、オブジェクト座標決定部107、およびマッピング画面制御部101によって次のように処理が行われる。
時計回りに90度回転させたい場合は、ユーザは、グループの中の任意のオブジェクト6をクリックするなどして選択し、ボタン52eを押す。180度回転させたい場合は、グループの中の任意のオブジェクト6をクリックするなどして選択し、ボタン52fを押す。
グループタイトル選出部106は、ボタン52eまたはボタン52fが押されると、これらのオブジェクト6からタイトルとして使用するものを図7に示す手順で選出する。
グループタイトル選出部106は、選択されたオブジェクト6が属するグループをグループデータ72に基づいて特定し、このグループにオブジェクト6として画像が含まれる場合は(図7の#801でYes)、このグループの中の左上(1番左の列の1番上)のオブジェクト6を選出する(#802)。
一方、このグループのすべてのオブジェクト6がテキスト(文字列)である場合は(#801でNo)、グループタイトル選出部106は、このグループの中の左上のオブジェクト6の属性と残りの各オブジェクト6の属性とを比較する(#803)。本例では、比較する属性として、色、書体、ボールド、およびフォントサイズが用いられる。
そして、左上のオブジェクト6の上記の属性のうちの少なくとも1つが、残りの各オブジェクト6のそれとは異なる場合に(#804でYes)、グループタイトル選出部106は、左上のオブジェクト6を選出する。そうでない場合は、(#804でNo)、いずれのオブジェクト6をも選出しない(#806)。
例えば、図4のマッピング画面5においてオブジェクト6a〜6dがグループ化されている場合は、左上のオブジェクトつまりオブジェクト6dのフォントサイズがオブジェクト6a〜6cのそれとは異なる。そこで、グループタイトル選出部106は、オブジェクト6dをタイトルとして選出する。
オブジェクト座標決定部107は、タイトルが選出された後、このグループの回転後の各オブジェクト6の座標を次のように決定する。
ボタン52eが押された場合、つまり、時計回りに90度の回転を指令された場合は、オブジェクト座標決定部107は、図8に示す方法で各オブジェクト6の座標を決定する。
オブジェクト座標決定部107は、マッピング領域51における、このグループが占める領域の上下方向の中心を通る線(中心線)を求める。例えば、図8(A)のようにオブジェクト6が配置されている場合は、これらのオブジェクト6を包含することができる矩形の領域、つまり、太線で示す枠が、このグループが占める領域である。したがって、図8(B)に点線で示す中心線が求められる。
そして、オブジェクト座標決定部107は、タイトルとして選出されたオブジェクト6の座標を、図8(C)のように、その下端が中心線のやや上(例えば、数ドット上)に配置され、かつ、その左端のX座標が中心線の左端のX座標に一致する位置の座標に、決定する。
さらに、オブジェクト座標決定部107は、タイトル以外のオブジェクト6の位置を次のように決定する。これらのオブジェクト6の塊を、時計回りに90度回転させる。これらのオブジェクト6の個々の向きは、回転前に向きに戻す。左上にきたオブジェクト6(図8の例では、「オブジェクト_13」というテキスト)の座標を、その下端が中心線のやや上(例えば、数ドット上)に配置され、かつ、その左端のX座標が中心線の左端のX座標に一致する位置の座標に、決定する。そして、残りのオブジェクト6の座標を、隣同士の距離が回転前の距離と同じになるように決定する。
または、ボタン52fが押された場合、つまり、180度の回転を指令された場合は、オブジェクト座標決定部107は、図9に示す方法で各オブジェクト6の座標を決定する。
オブジェクト座標決定部107は、タイトルとして選出されたオブジェクト6の座標を、回転前のままに決定する。つまり、変更しない。
さらに、オブジェクト座標決定部107は、マッピング領域51における、タイトル以外のオブジェクト6が占める領域を、図9(A)から図9(B)のように180度回転させる。そして、これらのオブジェクト6の座標を、移動後の位置の座標に決定する。これらのオブジェクト6の個々の向きは、回転前に向きに戻す。
オブジェクト座標決定部107によって各オブジェクト6の座標が決定されると、それに応じて各オブジェクトのオブジェクトデータ71の「座標」が更新される。
マッピング画面制御部101は、オブジェクト座標決定部107によって決定された座標に基づいて、各オブジェクト6が配置されるようにマッピング領域51を更新する。
グループタイトル選出部106、オブジェクト座標決定部107、およびマッピング画面制御部101の処理によると、図4に示す状態でオブジェクト6a〜6dのグループが選択されボタン52eが押された場合は、図10(A)のようにマッピング領域51が更新される。または、ボタン52fが押された場合は、図10(B)のように更新される。
従来の技術によると、グループを時計回りに90度回転させた場合は、図11(A)のように、グループの、タイトルを含むすべてのオブジェクト6が、一体的に時計回りに90度回転する。180度回転させた場合は、図11(B)のように、一体的に180度回転する。しかし、本実施形態によると、図10(A)および(B)に示したように、タイトル以外のオブジェクト6だけが全体的に回転する。しかも、オブジェクト6の向きは、そのままである。
図12は、オブジェクト管理装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、マッピング画面5に関する全体的な処理の流れを、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
オブジェクト管理装置1は、オブジェクト管理プログラム1Pに基づいて、ユーザが操作を行うごとに、それに応じて図12に示す処理を実行する。
オブジェクト管理装置1は、オブジェクト管理プログラム1Pの起動後、マッピング画面5(図4参照)を表示する。ただし、オブジェクトテーブルTL1(図5参照)に既にオブジェクトデータ71が記憶されている場合は、これに基づいてオブジェクト6をマッピング領域51に配置した状態で、マッピング画面5を表示する。
ボタン52aが押された場合は(図12の#11でYes)、オブジェクト管理装置1は、ダイアログ画面54(図6(A)参照)をマッピング画面5に重ねて表示する(#12)。そして、ユーザが入力した内容に基づいてオブジェクトデータ71を生成してオブジェクトテーブルTL1に追加するとともに(#13)、ユーザが入力したテキストを新たなオブジェクト6としてマッピング領域51に配置する(#14)。
または、ボタン52bが押された場合は(#15でYes)、オブジェクト管理装置1は、ダイアログ画面55(図6(B)参照)をマッピング画面5に重ねて表示する(#16)。そして、ユーザが入力した内容に基づいてオブジェクトデータ71を生成してオブジェクトテーブルTL1に記憶させるとともに(#17)、ユーザが指定したファイルに基づいて画像を新たなオブジェクト6としてマッピング領域51に配置する(#18)。
または、マッピング領域51において既存のオブジェクト6が選択された後、ボタン52cが押された場合は(#19でYes)、オブジェクト管理装置1は、そのオブジェクト6の種類(テキストまたは画像)に応じてダイアログ画面56またはダイアログ画面57をマッピング画面5に重ねて表示する(#20)。そして、ユーザが入力し直した内容に基づいてそのオブジェクト6のオブジェクトデータ71を更新するとともに(#21)、そのオブジェクト6を表示し直す(#22)。
または、マッピング領域51において既存の複数のオブジェクト6が選択された後、ボタン52dが押された場合は(#23でYes)、オブジェクト管理装置1は、これらのオブジェクト6のオブジェクトコードを示すグループデータ72を生成しグループテーブルTL2(図5参照)に追加する(#24)。
または、マッピング領域51においてオブジェクト6が選択された後、ボタン52eが押された場合は(#25でYes)、オブジェクト管理装置1は、そのオブジェクト6の属するグループを時計回りに90度回転させる処理を次のように実行する。
オブジェクト管理装置1は、そのグループのタイトルを、そのグループに属するオブジェクト6の中から選出する(#26)。選出の方法は、図7で説明した通りである。これらのオブジェクト6それぞれの座標を決定する(#27)。決定の方法は、図8で説明した通りである。そして、それぞれのオブジェクト6のオブジェクトデータ71を、決定した座標を示すように更新するとともに(#28)、マッピング領域51において、それぞれのオブジェクト6を、決定した座標へ移動させる(#29)。
または、マッピング領域51においてオブジェクト6が選択された後、ボタン52fが押された場合は(#30でYes)、オブジェクト管理装置1は、そのオブジェクト6の属するグループを180度回転させる処理を次のように実行する。
オブジェクト管理装置1は、そのグループのタイトルを、そのグループに属するオブジェクト6の中から選出する(#31)。選出の方法は、図7で説明した通りである。これらのオブジェクト6それぞれの座標を決定する(#32)。決定の方法は、図9で説明した通りである。そして、それぞれのオブジェクト6のオブジェクトデータ71を、決定した座標を示すように更新するとともに(#33)、マッピング領域51において、それぞれのオブジェクト6を、決定した座標へ移動させる(#34)。
本実施形態によると、ブレインストーミングなどにおいて出てきたオブジェクトを従来よりも取り扱いやすくすることができる。
図13は、オブジェクト6の配置の変形例およびグループの回転の変形例を示す図である。
本実施形態においては、テキストだけのグループからタイトルにするオブジェクト6として、(1)左上に位置すること、(2)他のオブジェクト6(テキスト)と文字サイズまたはフォントなどが異なること、の両方の要件を満たすオブジェクト6を選出した。しかし、(1)の要件だけを満たすオブジェクト6を選出してもよい。または、(2)の要件だけを満たすオブジェクト6を選出してもよい。または、左上以外の所定の位置、例えば、グループの左右方向の中心に位置し、かつ、グループの上端に位置するオブジェクト6を選出してもよい。または、右上に位置するオブジェクト6を選出してもよい。所定の位置は、予めユーザが設定できるようにすればよい。
または、オントロジーの技術を用いて、グループに属するテキストの中から最も概念が上にあるものをタイトルとして選出してもよい。この際に、複数の固有名詞とそれらの上位概念を表わす名詞との対応関係を予めデータベースに登録しておき、このデータベースに基づいてタイトルとして選出してもよい。
または、図13(A)に示すように、グループの中の1つのオブジェクト6の上に、残りのオブジェクト6がすべて重なっている場合に、タイトルとして、この1つのオブジェクト6を選出してもよい。ただし、このグループを回転させた場合は、タイトルとして用いられたオブジェクト6の領域を、図13(B)に示すように、残りのオブジェクト6をすべて包含するように更新する。なお、図13において、点線は、この1つのオブジェクト6の領域を示すものである。領域の枠線は、オブジェクトデータ71の「枠線幅」に応じて表示される。
グループタイトル選出部106によって選出されたオブジェクト6を、グループ名またはエンブレムとして使用してもよい。
その他、ミーティングシステム3、オブジェクト管理装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 オブジェクト管理装置(オブジェクト処理装置)
106 グループタイトル選出部(選出手段)
107 オブジェクト座標決定部(位置変更手段)
10e 液晶ディスプレイ(表示装置)
2A プロジェクタ(表示装置)
6 オブジェクト

Claims (8)

  1. 表示装置によって表示するための、1つのグループにグループ化された複数のオブジェクトを処理する、オブジェクト処理装置であって、
    前記複数のオブジェクトの中から特定の性質を有するものを、前記グループを代表する代表オブジェクトとして選出する、選出手段、
    を有することを特徴とするオブジェクト処理装置。
  2. 前記特定の性質は、前記グループの中の特定の位置に配置されていることである、
    請求項1に記載のオブジェクト処理装置。
  3. 前記複数のオブジェクトは、いずれも文字列であり、
    前記特定の性質は、特定の属性について他のオブジェクトとは異なる値が設定されていることである、
    請求項1に記載のオブジェクト処理装置。
  4. 前記複数のオブジェクトは、いずれも文字列であり、
    前記特定の性質は、前記グループの中の特定の位置に配置されており、かつ、特定の属性について他のオブジェクトとは異なる値が設定されていることである、
    請求項1に記載のオブジェクト処理装置。
  5. 前記複数のオブジェクトのうちの、前記選出手段によって選出された代表オブジェクト以外のオブジェクト同士の位置関係を変更する、位置変更手段、を有する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のオブジェクト処理装置。
  6. 前記位置変更手段は、前記位置関係を所定の角度だけ回転させる、
    請求項5に記載のオブジェクト処理装置。
  7. 表示装置によって表示するための、1つのグループにグループ化された複数のオブジェクトを処理するオブジェクト処理方法であって、
    前記複数のオブジェクトの中から特定の性質を有するものを、前記グループを代表する代表オブジェクトとして選出する、
    ことを特徴とするオブジェクト処理方法。
  8. 表示装置によって表示するための、1つのグループにグループ化された複数のオブジェクトを処理するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記複数のオブジェクトの中から特定の性質を有するものを、前記グループを代表する代表オブジェクトとして選出する選出処理、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。

JP2014128459A 2014-06-23 2014-06-23 オブジェクト処理装置、オブジェクト処理方法、およびコンピュータプログラム Withdrawn JP2016009261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014128459A JP2016009261A (ja) 2014-06-23 2014-06-23 オブジェクト処理装置、オブジェクト処理方法、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014128459A JP2016009261A (ja) 2014-06-23 2014-06-23 オブジェクト処理装置、オブジェクト処理方法、およびコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016009261A true JP2016009261A (ja) 2016-01-18

Family

ID=55226790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014128459A Withdrawn JP2016009261A (ja) 2014-06-23 2014-06-23 オブジェクト処理装置、オブジェクト処理方法、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016009261A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017083218A1 (en) Smart card presentation of tabular data from collaboration database
CN106062733A (zh) 用于创建和显示多幻灯片演示的系统和方法
CN106062854A (zh) 用于创建和显示多幻灯片演示的系统和方法
US10303350B2 (en) Systems and methods for generating online documents
US10019424B2 (en) System and method that internally converts PowerPoint non-editable and motionless presentation mode slides into editable and mobile presentation mode slides (iSlides)
WO2014182583A1 (en) Automated presentation of visualized data
JP2017084028A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2007047989A (ja) ガイダンス情報提供装置
US8913076B1 (en) Method and apparatus to improve the usability of thumbnails
JP6070116B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
JP6668868B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2019185682A (ja) コンピュータプログラム、情報処理方法及びコンピュータ
JP2016009261A (ja) オブジェクト処理装置、オブジェクト処理方法、およびコンピュータプログラム
US10755034B2 (en) Information processing apparatus
JP6444292B2 (ja) 相関図生成システム及び相関図生成プログラム
JP7388827B2 (ja) プレゼンテーション用資料作成支援システム及びプレゼンテーション用資料作成支援プログラム
Tickoo AutoCAD 2018: A Problem-Solving Approach, Basic and Intermediate
TWI824272B (zh) 編輯履歷的電子裝置和方法
JP2015092319A (ja) プログラム
JP2014178905A (ja) 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム
JPH10289211A (ja) 小型電子機器
US20240004923A1 (en) Multi-user searching of sources of digital assets and curation of search results in a collaboration session
KR102181579B1 (ko) 환자정보 스티커 서비스 제공방법 및 이를 위한 치과용 보험청구 시스템
JP6880955B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP3848928B2 (ja) 構造化文書作成装置及び方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170821

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20170830