JP2016007262A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技者がパチンコ機800に設けられた発射ハンドル801を操作すると、遊技球が遊技盤802へ発射される。そして、その遊技球が、遊技盤802の下部に設けられた遊技球受入れ口803に受入れられると、所定個数の賞球が払出され、構造物805に設けられた開閉部材807が横方向に1回往復動し、構造物805の開口部を1回開閉する。また、遊技球が遊技球受入れ口804に受入れられた場合は、所定個数の賞球が払出され、開閉部材807が横方向に2回往復動し、開口部を2回開閉する。そして、その開口部から取込まれた遊技球が、構造物805の内部に設けられた特定の遊技球受入れ口に受入れられると大当りが発生し、開閉部材807が所定回数連続して往復動し、開口部が所定回数連続して開閉する。また、開閉部材807が所定回数連続して往復動しているときに、開口部から取込まれた遊技球が所定個数に達した場合は、開閉部材807の所定回数の連続往復動は終了する。以下、開閉部材807が往復動を行っている期間をラウンドと称し、ラウンドを行っているときの遊技を大当り遊技と称する。
上記の目的を達成するため、この出願の請求項1に係る発明では、遊技球(P)の流下領域が形成された遊技盤(5)と、前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置(4f)と、前記遊技領域に設けられた遊技球受入れ口(20,21)と、前記流下領域に設けられた構造物(50)と、前記構造物に設けられており、前記流下領域を流下する遊技球を前記構造物の内部へ取込む開口部(51a,52a)と、前記開口部を開閉する開閉部材(51,52)と、遊技球が前記遊技球受入れ口に受入れられた場合に前記開閉部材を開閉させる開閉手段(51c,52c)と、前記構造物に形成されており、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向を変化させるために動作する動作体(55,56)と、前記開口部から取込まれた遊技球を検出する第1の検出手段(51b,52b)と、前記動作体によって変化された特定の流下方向に流下した遊技球を受入れ可能な特定の遊技球受入れ口(59)と、前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球を検出する第2の検出手段(59a)と、前記第1の検出手段により遊技球が検出されたときに賞球を払出す賞球払出装置(81)と、を備えており、前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が開閉動作するパチンコ機(1)において、
前記構造物は、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向が前記開閉部材の開放動作タイミングおよび前記動作体の動作タイミングによって決定され易い構造であり、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が開閉する開閉パターンとして、前記開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が高い第1の開閉パターン(大入賞口開閉パターンA)と、前記開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が低い第2の開閉パターン(大入賞口開閉パターンB)とを少なくとも有する複数の開閉パターンが選択可能に設定された開閉パターン設定手段(102)と、
前記開閉パターン設定手段の中から所定の開閉パターンを抽選により選択する開閉パターン選択手段(S6)と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに、前記開閉パターン選択手段により選択された開閉パターンにて前記開閉部材を開閉させる(S14〜S29)という技術的手段を用いる。
また、請求項2に係る発明では、請求項1に記載のパチンコ機(1)において、前記開閉部材(51,52)が前記第1(大入賞口開閉パターンA)または第2の開閉パターン(大入賞口開閉パターンB)にて開閉するときに、前記開口部(51a,52a)の開口時間(T1,T3)の延べ時間は、前記第1および第2の開閉パターン間で同一となるように前記第1および第2の開閉パターンが構成されているという技術的手段を用いる。
請求項1に係る発明を実施すれば、開口部から取込まれた遊技球が特定の流下方向に流下する確率が高い第1の開閉パターンと、開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が低い第2の開閉パターンとを少なくとも有する複数の開閉パターンの中から所定の開閉パターンを抽選により選択し、遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに、上記の選択した開閉パターンにて開閉部材を開閉させることができる。
したがって、遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときの開閉部材の開閉パターンが一定ではないため、面白味を増すことができる。
しかも、遊技者は、遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに、開口部から取込まれた遊技球が特定の流下方向に流下する確率が高い第1の開閉パターンが選択されるか否か、スリルのある遊技を楽しむことができる。
また、請求項2に係る発明を実施すれば、開閉部材が第1または第2の開閉パターンにて開閉するときに、開口部の開口時間の延べ時間が、第1および第2の開閉パターン間で同一となるように第1および第2の開閉パターンが構成されているため、開口部の開口時間の延べ時間が開閉パターン間で異なることに起因する遊技者間の不公平をなくすことができる。
最初に、この発明の実施形態に係るパチンコ機の主要構成について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係るパチンコ機を斜め前方から見た斜視図であり、図2は、図1に示すパチンコ機1の正面図である。図3は、図1に示すパチンコ機1の平面図である。図4は、図1に示すパチンコ機1を斜め後方から見た斜視図であり、図5は、図1に示すパチンコ機の背面における内部構造の一部を示す部分背面図である。
上受け皿6には、上受け皿6に貯留されている遊技球を下受け皿7へ排出させるために操作する球抜きレバー6aと、貸球の払出しを行わせるために操作する貸出ボタン6cと、遊技台用台間機100のICカード挿入口102に挿入されているICカードを返却させるために操作する返却ボタン6dと、ICカードに記録されている残高を表示する残高表示部6eとが設けられている。貸出ボタン6cを1回押圧操作すると、最小単位の貸球が上受け皿6に払出される。たとえば、1個の貸球が4円であり、貸球の最小単位が500円に設定されているとすると、125(=500円/4円)個の貸球が払出される。
次に、パチンコ機1に備えられた遊技盤5の主要構成について図を参照して説明する。
図6は図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5の正面図である。図7は図6に示す遊技盤5に設けられた特別図柄表示装置31,32の拡大図である。図8は図6に示す遊技盤5に設けられたセンター飾り50の拡大図である。図9は図8のB−B矢視断面図である。図10は図8に示すセンター飾り50の分解斜視図である。図11は振分部材55,56の非作動時における遊技球の流下経路を示す説明図である。図12は振分部材55,56の作動時における遊技球の流下経路を示す説明図である。図13(a)は遊技球が特定領域スイッチ59aを通過するときの流下経路を示す説明図であり、(b)は遊技球が特定領域スイッチ59aを通過しないときの流下経路を示す説明図である。図14(a)は開閉部材51,52が非作動時の状態を示す説明図であり、(b)は開閉部材51,52が作動時の状態を示す説明図である。図15(a)は振分部材55,56が非作動時の状態を示す説明図であり、(b)は振分部材55,56が作動時の状態を示す説明図である。
遊技盤5の中央には、センター飾り50が設けられている。このセンター飾り50は、盤面から前方へ突出する構造物であり、遊技領域の中央領域を占有している。図10に示すように、センター飾り50は、前飾り62と、内部構造部63と、背面構造部64とから構成されている。図6に示すように、センター飾り50には、静止画像および動画像を表示する演出表示器53が設けられている。演出表示器53は、大当りが発生したことを表す動画像や遊技中の演出動画像などを表示する。この実施形態では、演出表示器53は、複数のLEDをドットマトリクス状に配置したドット表示器である。
この実施形態では、特別図柄表示装置31,32は、それぞれ複数のLEDにより構成されており、点灯したLEDが特別図柄を構成する。また、右サイド飾り37および左サイド飾り36には、遊技の進行に応じて発光する演出用の複数のLEDが設けられている。
また、第2振分部材56が外側へ回動していない起立姿勢のときは、第2案内部63bから流下した遊技球Pは、第2振分部材56の外側に流下し、流下経路M2に沿って背面構造部64の右側へ案内される。また、図12に示すように、第2振分部材56が外側へ回動した姿勢のときは、第2案内部63aから流下した遊技球Pは、第2振分部材56によって第2振分部材56の内側へ案内され、流下経路L2に沿ってステージ63cの右上面へ案内される。
つまり、支持部材51g、クランク部51e,52eおよびアーム51d,52dは、第1開閉部材51および第2開閉部材52を回動させるためのクランク機構を構成している。
第2飾り部56aの基部は、アーム56fの先端に固定されており、アーム56fは、クランク部56dを介して第2振分部材ソレノイド56cのプランジャ56eに連結されている。第2振分部56bの後方には、アーム56fに挿通されたチビシャカ56gが配置されている。アーム56fおよびクランク部56dは、第2振分部材56を回動させるためのクランク機構を構成している。チビシャカ55a,56aは、シャカ54を小型化したような形状を呈している。
ここで、パチンコ機1の特徴について図を参照して説明する。
図16は、振分部材、大入賞口開閉パターンAおよび大入賞口開閉パターンBのタイミングチャートである。
また、遊技球が、第2始動口21に入賞すると、所定個数の賞球が払出され、第1開閉部材51および第2開閉部材52がそれぞれ2回開閉作動し、第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aがそれぞれ所定時間ずつ2回開口する。また、第1回転体57および第2回転体58は常時回転し、可動球通路部材59も常時左右方向へ回動している。
大当りが発生すると、第1開閉部材51および第2開閉部材52が所定回数連続して開閉動作し、第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aが所定回数連続して開閉する。
図16に示すように、第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aの開閉パターンとして、大入賞口開閉パターンAおよび大入賞口開閉パターンBが選択可能に設定されている。大入賞口開閉パターンAおよび大入賞口開閉パターンBを実行するためのデータは、主制御用ROM(図17において符号102で示す)にテーブル形式で格納されている。
この実施形態では、特別図柄表示装置31,32が総て点灯した特別図柄が表示されたときに大入賞口開閉パターンAを選択し、特別図柄表示装置31のみが点灯した特別図柄が表示されたときに大入賞口開閉パターンBを選択する。また、大入賞口開閉パターンAまたは大入賞口開閉パターンBを選択する確率は、それぞれ50%である。
大入賞口開閉パターンAおよび大入賞口開閉パターンBは、第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aの開閉パターンが異なる。つまり、第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aが開口している時間(以下、開口時間という)および閉口している時間(以下、閉口時間という)の組み合わせが異なる。大入賞口開閉パターンAおよび大入賞口開閉パターンBは、それぞれ第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aを計19回開閉させるパターンである。図中(1)〜(19)は開閉回数を示す。
そして、大入賞口開閉パターンAでは、2回目(2)から最終の19回目(19)の開閉における各開口時間はそれぞれT3時間であり、各閉口時間はT4時間である。また、大入賞口開閉パターンBでは、2回目(2)から18回目(18)の開閉における各開口時間はそれぞれT3時間であり、各閉口時間はT4時間である。また、大入賞口開閉パターンBでは、18回目(18)の開閉が終了してから19回目(19)の開口を開始する間の閉口時間はT2時間であり、19回目(19)の開口時間はT1時間である。
さらに、大入賞口開閉パターンAが実行された場合は、閉口時間内に第1振分部材55および第2振分部材56が作動しており、かつ、その作動時間、つまり第1振分部材55および第2振分部材56が外側へ回動した姿勢を維持している時間が閉口時間内に収まっている。
また、流下経路L3に沿って流下した遊技球は、その流下方向に可動球通路部材59が位置している場合は、その可動球通路部材59に取込まれ、特定領域スイッチ59aによって検出され、次のラウンドが継続可能になる。
さらに、大入賞口開閉パターンBが実行された場合は、第1振分部材55および第2振分部材56の作動が終了し、第1振分部材55および第2振分部材56が起立姿勢に復帰したときも第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aが開口している
この実施形態では、T1=0.098秒、T2=0.820秒、T3=0.812秒、T4=1.022秒であり、大入賞口開閉パターンAにおける第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aの開口時間の延べ時間は、0.098秒+(0.812秒×18)=14.714秒である。また、大入賞口開閉パターンBにおける第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aの開口時間の延べ時間は、(0.812秒×18)+0.098秒=14.714秒であり、開口時間の延べ時間は同一である。
しかも、遊技者は、大当りが発生したときに、ラウンドの継続確率が高い大入賞口開閉パターンAが選択されるか否か、スリルのある遊技を楽しむことができる。
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図17および図18を参照して説明する。
また、主制御基板100には、特別図柄表示装置31,32が搭載された図柄表示基板96が電気的に接続されている。また、主制御基板100には、払出制御基板200と、セキュリティ中継端子板89と、電源基板94とが電気的に接続されている。
払出制御基板200には、下受け皿7が遊技球で満杯になった状態を検出するための下受け皿満杯スイッチ7cと、扉開放中継端子板86とが電気的に接続されている。扉開放中継端子板86には、ガラス枠セット3が開放された状態を検出するための扉開放スイッチ87と、外枠セット8が開放された状態を検出するための外枠開放スイッチ88とが電気的に接続されている。
また、発射制御基板4には、発射ソレノイド4fを駆動するための駆動回路4mと、球送りソレノイド4gを駆動するための駆動回路4nとが搭載されている。
さらに、画像音声制御基板600には、枠部LED駆動基板700が電気的に接続されており、その枠部LED駆動基板700には、演出ボタン9に内蔵された照光付演出スイッチ9a、前枠セット2に内蔵されたLEDなどが電気的に接続されている。
また、補助演出駆動基板410には、補助演出中継端子板507に電気的に接続された各ソレノイドおよび各モータを駆動するための駆動回路411が搭載されている。
次に、主制御用MPU101が実行する特別図柄遊技処理の流れについて、それを示す図19のフローチャートを参照して説明する。以下の説明では、各処理のステップをSと略す。
次に、主制御用MPU101が実行する大当り遊技処理の流れについて、それを示す図19および図20のフローチャートを参照して説明する。なお、以下では、第1大入賞口51aおよび第2大入賞口52aを大入賞口と略称する。
(1)上述したように、この実施形態のパチンコ機1は、大当りが発生したときに大入賞口開閉パターンAが選択された場合にラウンドが継続される確率が高くなり、大入賞口開閉パターンBが選択Sれた場合にラウンドが継続される確率が低くなることを特徴とする。換言すると、パチンコ機1は、ラウンドが継続される確率が高い大入賞口開閉パターンAおよびラウンドが継続される確率が低い大入賞口開閉パターンBのどちらかを選択可能に構成されている。
しかも、遊技者は、大当りが発生したときに、ラウンドの継続確率が高い大入賞口開閉パターンAが選択されるか否か、スリルのある遊技を楽しむことができる。
(1)前述した実施形態のパチンコ機1は、図16に示したように、大入賞口開閉パターンAにおける最初(1回目)の大入賞口の開口時間T1が、2回目から19回目の各開口時間T3よりも短く、大入賞口開閉パターンBにおける最後(19回目)の大入賞口の開口時間T1が、1回目から18回目の各開口時間T3よりも短いという特徴を有する。
つまり、1ラウンドにおける大入賞口の開口時間の延べ時間が、大入賞口開閉パターンA,B間で同一であるという第1の特徴と、大入賞口の開口タイミングと振分部材の動作タイミングとの時間差を大入賞口開閉パターン間で異ならせることにより、ラウンド継続率の高い大入賞口開閉パターンAおよび大入賞口開閉パターンBを選択可能にするという第2の特徴とを有する。この第1および第2の特徴を有するパチンコ機の技術的手段を技術的手段Aとすると、技術的手段Aは、次の通りである。
遊技球の流下領域が形成された遊技盤と、
前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられた遊技球受入れ口と、
前記流下領域に設けられた構造物と、
前記構造物に設けられており、前記流下領域を流下する遊技球を前記構造物の内部へ取込む開口部と、
前記開口部を開閉する開閉部材と、
遊技球が前記遊技球受入れ口に受入れられた場合に前記開閉部材を開閉させる開閉手段と、
前記構造物に形成されており、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向を変化させるために動作する動作体と、
前記開口部から取込まれた遊技球を検出する第1の検出手段と、
前記動作体によって変化された特定の流下方向に流下した遊技球を受入れ可能な特定の遊技球受入れ口と、
前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球を検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により遊技球が検出されたときに賞球を払出す賞球払出装置と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が所定回数連続して開閉動作するパチンコ機において、
前記構造物は、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向が前記開閉部材の開放動作タイミングおよび前記動作体の動作タイミングによって決定され易い構造であり、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が所定回数連続して開閉する開閉パターンとして、前記開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が高く、かつ、短い開口時間および長い開口時間を組み合わせた第1の開閉パターンと、前記開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が低く、かつ、短い開口時間および長い開口時間を組み合わせた第2の開閉パターンとであって、さらに、前記開閉部材が前記第1または第2の開閉パターンにて所定回数連続して開閉するときに、最初の開閉から最後の開閉までの期間における前記開口部の開口時間の延べ時間は、前記第1および第2の開閉パターン間で同一となるように構成された前記第1および第2の開閉パターンを少なくとも有する複数の開閉パターンが選択可能に設定された開閉パターン設定手段と、
前記開閉パターン設定手段の中から所定の開閉パターンを抽選により選択する開閉パターン選択手段と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに、前記開閉パターン選択手段により選択された開閉パターンにて前記開閉部材を開閉させることを特徴とするパチンコ機。
前述した技術的手段Aを有するパチンコ機は、本願の請求項1および請求項2に係る発明と共通する技術的手段を有するため、請求項1および請求項2に係る発明と同一の効果を奏することができる。
さらに、技術的手段Aを有するパチンコ機は、短い開口時間および長い開口時間を組み合わせているため、開閉部材が所定回数連続して開閉するときの最初の開閉から最後の開閉までの期間における開口部の開口時間の延べ時間を第1および第2の開閉パターン間で同じ時間に設定した場合でも、開口部の開口タイミングと動作体の動作タイミングとの時間差を開閉パターン間で異ならせることができる。
(1)前述の実施形態では、大当りが発生したときに、大入賞口を連続して複数回開閉したが、大入賞口を1回のみ開閉することもできる。この場合、大当りが発生したときの大入賞口の開口時間は、遊技球が第1始動口20または第2始動口21に入賞したときの開口時間よりも長く、かつ、遊技球が第1大入賞口51aまたは第2大入賞口52aに入賞したときの開口時間よりも長くする。たとえば、大当りが発生したときに、大入賞口を1回のみ30秒間開口する。このように、大入賞口の開閉回数が1回のみであるが、開口時間を長くすることにより、その分、大入賞口から入賞した遊技球が特定領域スイッチによって検出され、ラウンド継続の確率が高くなる。
遊技球の流下領域が形成された遊技盤と、
前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられた遊技球受入れ口と、
前記流下領域に設けられた構造物と、
前記構造物に設けられており、前記流下領域を流下する遊技球を前記構造物の内部へ取込む開口部と、
前記開口部を開閉する開閉部材と、
遊技球が前記遊技球受入れ口に受入れられた場合に前記開閉部材を開閉させる開閉手段と、
前記構造物に形成されており、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向を変化させるために動作する動作体と、
前記開口部から取込まれた遊技球を検出する第1の検出手段と、
前記動作体によって変化された特定の流下方向に流下した遊技球を受入れ可能な特定の遊技球受入れ口と、
前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球を検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により遊技球が検出されたときに賞球を払出す賞球払出装置と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が開閉動作するパチンコ機において、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が1回のみ開閉する開閉パターンであって前記開口部が開口する時間がそれぞれ異なる複数の開閉パターンが設定された開閉パターン設定手段と、
前記開閉パターン設定手段の中から所定の開閉パターンを抽選により選択する開閉パターン選択手段と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに、前記開閉パターン選択手段により選択された開閉パターンにて前記開閉部材を開閉させることを特徴とするパチンコ機。
前述した技術的手段Bを有するパチンコ機は、本願の請求項1に係る発明と共通する技術的手段を有するため、請求項1に係る発明と同一の効果を奏することができる。
さらに、技術的手段Bを有するパチンコ機は、開口部の開口する時間の長い開閉パターンほど、開口部から取込まれる遊技球の数および取込みタイミングが増加するため、その分、開口部から取込まれた遊技球が第2の検出手段によって検出される確率が高くなるので、遊技者は、開口部の開口する時間の長い開閉パターンが選択されるか否か、スリルを味わうことができる。
遊技球の流下領域が形成された遊技盤と、
前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられた遊技球受入れ口と、
前記流下領域に設けられた構造物と、
前記構造物に設けられており、前記流下領域を流下する遊技球を前記構造物の内部へ取込む開口部と、
前記開口部を開閉する開閉部材と、
遊技球が前記遊技球受入れ口に受入れられた場合に前記開閉部材を開閉させる開閉手段と、
前記構造物に形成されており、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向を変化させるために動作する動作体と、
前記開口部から取込まれた遊技球を検出する第1の検出手段と、
前記動作体によって変化された特定の流下方向に流下した遊技球を受入れ可能な特定の遊技球受入れ口と、
前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球を検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により遊技球が検出されたときに賞球を払出す賞球払出装置と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が開閉動作するパチンコ機において、
前記構造物は、前記開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が前記開閉部材の開放動作タイミングおよび前記動作体の動作タイミングの時間差によって決定され易い構造であり、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が開閉する開閉パターンとして、前記開閉部材の開放動作タイミングおよび前記動作タイミングの時間差がそれぞれ異なる複数の開閉パターンが選択可能に設定された開閉パターン設定手段と、
前記開閉パターン設定手段の中から所定の開閉パターンを抽選により選択する開閉パターン選択手段と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに、前記開閉パターン選択手段により選択された開閉パターンにて前記開閉部材を開閉させることを特徴とするパチンコ機。
前述した技術的手段Cを有するパチンコ機を実施すれば、第2の検出手段により遊技球が検出されたときに開閉部材が開閉する開閉パターンとして、開閉部材の開放動作タイミングおよび動作タイミングの時間差がそれぞれ異なる複数の開閉パターンの中から所定の開閉パターンを抽選により選択し、遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに、上記の選択した開閉パターンにて開閉部材を開閉させることができる。
したがって、遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときの開閉部材の開閉パターンが一定ではないため、面白味を増すことができる。
しかも、遊技者は、特定の流下方向に流下する確率の高い開閉パターンが選択されるか否か、スリルのある遊技を楽しむことができる。
5・・遊技盤、19・・左袖入賞口(遊技球受入れ口)、
20・・第1始動口(特定の遊技球受入れ口)、
21・・第2始動口(特定の遊技球受入れ口)、50・・センター飾り(構造物)、
51・・第1開閉部材、51a・・第1大入賞口(開口部)、
51b・・第1大入賞口スイッチ(第1の検出手段)、52・・第2開閉部材、
52a・・第2大入賞口(開口部)、
52b・・第2大入賞口スイッチ(第1の検出手段)、
59・・可動球通路部材(特定の遊技球受入れ口)、
59a・・特定領域スイッチ(第2の検出手段)、81・・賞球払出装置、
102・・主制御用ROM(開閉パターン設定手段)、P・・遊技球。
Claims (2)
- 遊技球の流下領域が形成された遊技盤と、
前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられた遊技球受入れ口と、
前記流下領域に設けられた構造物と、
前記構造物に設けられており、前記流下領域を流下する遊技球を前記構造物の内部へ取込む開口部と、
前記開口部を開閉する開閉部材と、
遊技球が前記遊技球受入れ口に受入れられた場合に前記開閉部材を開閉させる開閉手段と、
前記構造物に形成されており、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向を変化させるために動作する動作体と、
前記開口部から取込まれた遊技球を検出する第1の検出手段と、
前記動作体によって変化された特定の流下方向に流下した遊技球を受入れ可能な特定の遊技球受入れ口と、
前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球を検出する第2の検出手段と、
前記第1の検出手段により遊技球が検出されたときに賞球を払出す賞球払出装置と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が開閉動作するパチンコ機において、
前記構造物は、前記開口部から取込まれた遊技球の流下方向が前記開閉部材の開放動作タイミングおよび前記動作体の動作タイミングによって決定され易い構造であり、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに前記開閉部材が開閉する開閉パターンとして、前記開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が高い第1の開閉パターンと、前記開口部から取込まれた遊技球が前記特定の流下方向に流下する確率が低い第2の開閉パターンとを少なくとも有する複数の開閉パターンが選択可能に設定された開閉パターン設定手段と、
前記開閉パターン設定手段の中から所定の開閉パターンを抽選により選択する開閉パターン選択手段と、を備えており、
前記第2の検出手段により遊技球が検出されたときに、前記開閉パターン選択手段により選択された開閉パターンにて前記開閉部材を開閉させることを特徴とするパチンコ機。 - 前記開閉部材が前記第1または第2の開閉パターンにて開閉するときに、前記開口部の開口時間の延べ時間は、前記第1および第2の開閉パターン間で同一となるように前記第1および第2の開閉パターンが構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
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JP2012176086A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Heiwa Corp | パチンコ機 |
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