JP2016007253A - ゴルフクラブ、及びゴルフクラブセット - Google Patents

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Abstract

【課題】番手ごとの特性を考慮したゴルフクラブを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブセットに含まれるゴルフクラブであって、各ゴルフクラブヘッドは、クラウン部2と、フェース部1と、ソール部と、を備え、ソール部は、フェース−バック方向に沿って並ぶ、フェース側に配置される前方領域31と、バック側に配置される後方領域32と、を備え、前方領域31は、フェース−バック方向に沿って平坦状に形成された前方面を有し、後方領域32は、フェースバック方向に沿って、前方領域31から連続するように曲面状に形成された後方面を有しており、ゴルフクラブセットに含まれる複数のゴルフクラブのうち、少なくとも一組の隣接する番手のゴルフクラブにおいて、番手が大きいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径は、番手が小さいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径より、大きい。
【選択図】図4

Description

本発明は、ゴルフクラブ、及びゴルフクラブセットに関する。
特許文献1に係るゴルフクラブは、アドレス時にフェース角が一定となるようなソール形状を有している。より詳細には、トゥ−ヒール方向に曲率があり、トゥ寄りになるにしたがってバンス角度が大きくなり、ヒールよりによるにしたがってスクープ角度が大きくなるようなソール形状を有している。これにより、アドレス時に、ライ角が変化してもフェースの向きが一定になる。
特開平11−226157号公報
しかしながら、上記のようなゴルフクラブは、アドレス時のフェース角度のみを考慮している設計されているものであり、番手ごとの特性は全く考慮されていない。例えば、高番手のクラブは、悪いライでの打球の機会が多いが、この場合にはクラブを振り抜く際の抵抗が小さいことが好ましい。そのため、ソール部を湾曲させることが好ましい。一方、低番手のクラブは、ティーアップにより打球する機会が多いため、クラブを振り抜く抵抗が大きくても特段問題にはならず、むしろソール部を湾曲させると、アドレス時に安定してクラブを地面に設置できなかったり、クラブの重心が高くなるため、ボールを上げにくくなるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、番手ごとの特性を考慮し、高番手のクラブではクラブの振り抜き抵抗を小さくする一方、低番手のクラブではアドレスを安定させ、しかも重心を低くすることができる、ゴルフクラブ及びゴルフクラブセットを提供することを目的とする。
本発明に係るゴルフクラブは、ロフト角が異なる複数の番手により構成されたゴルフクラブを有するゴルフクラブセットに含まれるゴルフクラブであって、シャフトと、ゴルフクラブヘッドと、を有し、前記各ゴルフクラブヘッドは、クラウン部と、フェース部と、ソール部と、を備え、前記ソール部は、フェース−バック方向に沿って並ぶ、前記フェース側に配置される前方領域と、前記バック側に配置される後方領域と、を備え、前記前方領域は、前記フェース−バック方向に沿って平坦状に形成された前方面を有し、前記後方領域は、前記フェースバック方向に沿って、前記前方領域から連続するように曲面状に形成された後方面を有しており、前記ゴルフフラブセットに含まれる複数のゴルフクラブのうち、少なくとも一組の隣接する番手のゴルフクラブにおいて、前記番手が大きいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径は、前記番手が小さいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径より、小さい。
なお、本発明で規定される「ゴルフクラブセット」とは、複数のゴルフクラブが、必ずしも同時に販売されるものでなくてもよく、個別に販売されるものであってもよい。すなわち、少なくとも同じシリーズの中で異なるロフト角のゴルフクラブの組み合わせとして認識されるものであればよく、本発明に係るゴルフクラブは、そのうちの1つであればよい。
上記ゴルフクラブセットにおいて、前記前方領域の前記フェース−バック方向の長さは、前記ソール部の前記フェース−バック方向の長さの40〜70%とすることができる。
上記各ゴルフクラブセットにおいて、前記複数のゴルフクラブのクラブ長さは、前記番手が大きいほど、短く形成することができる。
上記いずれかのゴルフクラブセットにおいて、前記複数のゴルフクラブのうち、少なくとも、番手が最も小さいゴルフクラブは、前記後方面が平坦とすることができる。
本発明に係るゴルフクラブセットは、ロフト角が異なる複数の番手により構成されたゴルフクラブを有するゴルフクラブヘッドであって、前記各ゴルフクラブは、シャフトとゴルフクラブヘッドとを有し、前記各ゴルフクラブヘッドは、クラウン部と、フェース部と、ソール部と、を備え、前記ソール部は、フェース−バック方向に沿って並ぶ、前記フェース側に配置される前方領域と、前記バック側に配置される後方領域と、を備え、前記前方領域は、前記フェース−バック方向に沿って平坦状に形成された前方面を有し、前記後方領域は、前記フェースバック方向に沿って、前記前方領域から連続するように曲面状に形成された後方面を有しており、前記複数のゴルフクラブのうち、少なくとも一組の隣接する番手のゴルフクラブにおいて、前記番手が大きいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径は、前記番手が小さいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径より、小さい。
本発明によれば、すべての番手のクラブで、前方領域が平坦状の前方面を有しているため、アドレス時にソール部を地面に設置したとき、ヘッドを安定して設置させることができる(いわゆる「座り」をよくすることができる)。一方、後方領域は、曲面状の後方面を有しているが、これにより、次の効果を得ることができる。
例えば、ロフト角の大きい高番手のクラブは、悪いライからの打撃機会が多いため、クラブを振り抜く際の抵抗が小さい方が好ましい(いわゆる抜け性能が高いことが好ましい)。そこで、本発明では、高番手のクラブになるほど、上記のように後方面の曲率半径を小さくし、抜け性能を高くしている。
一方、ロフト角の小さい低番手のクラブでは、高番手のクラブと比較してティーアップしたボールの打撃が多いため、抜け性能はあまり要求されない。そこで、低番手のクラブでは、後方面の曲率半径を大きくし、これによって、クラブの重心を下げている。その結果、クラブが低重心となり、ゴルフボールを上げやすくすることができる。
本発明の一実施形態に係るゴルフクラブセットのうちの1つのゴルフクラブヘッドの基準状態の斜視図である。 図1の平面図である。 、図1及び図2のゴルフクラブヘッドを下方から見た底面図、 基準状態にある複数のゴルフクラブヘッドの側面図である。 図3の他の例を示す底面図である。
以下、本発明に係るゴルフクラブセットの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係るゴルフクラブセットを構成するゴルフクラブは、ウッド型のゴルフクラブ(例えば、1〜9番ウッド)であり、後述するように、主として、ロフト角のほか、ソール部の形状が相違している。以下では、まず、ゴルフクラブの1つを例に取り、共通の構造を概説した後、ゴルフクラブセットにおける、番手ごとのソール部の形状について、詳細に説明する。
<1.ゴルフクラブヘッドの概要>
まず、本実施形態に係るゴルフクラブセットのうちの1つのゴルフクラブ(1番ウッド)を例に取り、そのゴルフクラブヘッドについて説明する。図1は本実施形態に係るゴルフクラブセットのうちの1つのゴルフクラブヘッドの基準状態の斜視図、図2は図1の平面図である。なお、ゴルフクラブヘッドの基準状態については、後述する。
図1に示すように、このゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある)は、中空構造であり、フェース部1、クラウン部2、ソール部3、サイド部4、及びホーゼル部5によって壁面が形成されている。
フェース部1は、ボールを打球する面であるフェース面を有しており、クラウン部2はフェース部1と隣接し、ヘッドの上面を構成する。ソール部3は、ヘッドの底面を構成し、フェース部1及びサイド部4と隣接する。また、サイド部4は、クラウン部2とソール部3との間の部位であり、フェース部1のトウ側からヘッドのバック側を通りフェース部1のヒール側へと延びる部位である。さらに、ホーゼル部5は、クラウン部2のヒール側に隣接して設けられる部位であり、ゴルフクラブのシャフト(図示省略)が挿入される挿入孔51を有している。そして、この挿入孔51の中心軸線Zは、シャフトの軸線に一致している。
ここで、上述した基準状態について説明する。まず、図1及び図2に示すように、上記中心軸線Zが地面(水平面)に対して垂直な平面P1に含まれ、且つ所定のライ角及びリアルロフト角で地面上にヘッドが載置された状態を基準状態と規定する。そして、上記平面P1を基準垂直面と称する。また、図2に示すように、上記基準垂直面P1と地面との交線の方向をトウ−ヒール方向と称し、このトウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ地面に対して平行な方向をフェース−バック方向と称することとする。なお、本実施形態に係るゴルフクラブセットでは、一般的なゴルフクラブセットと同様に、クラブの番手が大きくなるほど、ロフト角が大きくなる。
本実施形態において、ソール部3とフェース部1、及びソール部3とサイド部4の境界は次のように定義することができる。すなわち、ソール部3とフェース部1、及びソール部3とサイド部4の間に稜線が形成されている場合には、これが境界となる。また、本実施形態に係るゴルフクラブヘッドでは、サイド部4を有しているが、例えば、サイド部4を有さず、ソール部3がクラウン部2と直接連結されている場合には、ソール部3とクラウン部2との間の稜線が、両者の境界となる。また、明確な稜線が形成されていない場合には、ヘッドを基準状態に設置し、これをヘッドの重心の真上から見たときの輪郭が境界となる。
なお、ヘッド体積の上限は特に定めないが、実用上、例えば500cm3以下が望ましく、またR&AやUSGAのルール規制に従う場合には470cm3以下が望ましい。
また、ヘッドは、例えば、比重がほぼ4.4〜4.5程度のチタン合金(Ti−6Al−4V)で形成することができる。また、チタン合金以外にも、例えばステンレス鋼、マレージング鋼、アルミ合金、マグネシウム合金、またはアモルファス合金などの中から1種または2種以上を用いて形成することもできる。
なお、本実施形態に係るヘッドは、少なくともソール部3を有するヘッド本体と、他の部分を組み合わせることで構成される。例えば、フェース部1のみを別部材で構成してヘッド本体に取り付けることでヘッドを構成したり、あるいはクラウン部2やサイド部4に開口を設けたヘッド本体を形成し、この開口を別部材で塞ぐことでヘッドを構成することもできる。
<2.ソール部>
続いて、図3及び図4も参照しつつ、ソール部3について説明する。図3は、図1及び図2のゴルフクラブヘッドを下方から見た底面図、図4は基準状態にある複数のゴルフクラブヘッドの側面図である。なお、図4は、本実施形態に係るゴルフクラブセットのうち、番手が隣接する4つのゴルフクラブのヘッドを示しており、2番ウッド(a)、3番ウッド(b)、4番ウッド(c)、及び5番ウッド(d)が、左からこの順で並んでいる。
図3に示すように、このヘッドのソール部3は、前方領域31と後方領域32とを備え、これらの領域31,32は、フェース−バック方向にこの順で並んでいる。前方領域31及び後方領域32の境界は、例えば、次のように設定することができる。まず、フェース部1におけるトゥ−ヒール方向の中心を通り、フェース−バック方向に延びる直線をソール部3に投影した直線を規定し、これを第1基準線L1と称する。以下では、この第1基準線L1上におけるソール部3のフェース部1側の端部を先端点S1、バック側の端部を後端点S2と称する。また、この第1基準線L1に沿う、ソール部3の長さを基準ソール部長さLxと称することとする。
そして、前方領域31は、上記先端点S1から、基準ソール部長さLxの40〜70%の領域とし、この前方領域31よりもバック側が後方領域32となる。したがって、前方領域31と後方領域32との境界は、トゥーヒール方向に延びる直線となる。以下、この直線を基準境界線Lbと称する。なお、一例として、先端点から30mmの地点に、基準境界線Lbを設けることができる。
次に、前方領域31と後方領域32の相違点について説明する。まず、前方領域31は、少なくとも第1基準線L1を含む前方面311を有し、この前方面311では、第1基準線L1が平坦状となっている。「平坦状」とは、例えば、曲率半径が30インチ以上となるような面を形成していることをいい、わずかな湾曲を形成するほか、平坦であってもよい。なお、前方面311において、第1基準線L1が湾曲している場合には、その曲率半径を第1曲率半径R1と称する。また、前方面311を含む前方領域31は、例えば、トゥ−ヒール方向において湾曲していてもよいが、少なくとも第1基準線L1を含む前方面311は、上記のように平坦状となっている。
一方、後方領域32は、少なくとも第1基準線L1を含む後方面321を有し、この後方面321では、第1基準線L1が湾曲している。すなわち、後方面321は、前方領域31を通過する第1基準線L1から連続して滑らかな円弧を描きながら、バック側へいくにしたがって、サイド部4まで、上方に湾曲するように形成されている。なお、後方面321において、第1基準線L1の曲率半径を第2曲率半径R2と称する。また、後方面321を含む後方領域32は、例えば、トゥ−ヒール方向において湾曲していてもよいが、少なくとも第1基準線L1を含む後方面321は上記のようにフェース−バック方向に湾曲している。なお、第1曲率半径R1及び第2曲率半径R2は、例えば、Rゲージを用いて測定することができる。
後方領域32における第1基準線L1の湾曲は、種々の設定が可能であるが、図4に示すように、クラブの番手が大きくなるほど、つまりロフト角が大きくなるほど、後方面321における第2曲率半径R2を小さくすることができる。例えば、1番ウッド(ドライバー)、2番ウッド、3番ウッド、4番ウッド、及び5番ウッドの第2曲率半径R2は、それぞれ、平坦から0.5インチの間で段階的に小さくすることができる。このうち、一例を挙げると、以下の通りである。
<3.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、すべての番手のクラブで、前方領域31が平坦状の前方面311を有しているため、アドレス時にソール部3を地面に設置したとき、ヘッドを安定して設置させることができる(いわゆる「座り」をよくすることができる)。一方、後方領域32は、湾曲した後方面321を有しているが、これにより、次の効果を得ることができる。
例えば、ロフト角の大きい高番手のクラブは、悪いライからの打撃機会が多いため、クラブを振り抜く際の抵抗が小さい方が好ましい(いわゆる抜け性能が高いことが好ましい)。そこで、本実施形態では、高番手のクラブになるほど、上記のように後方面321の第2曲率半径R2を小さくし、抜け性能を高くしている。
一方、ロフト角の小さい低番手のクラブでは、高番手のクラブと比較してティーアップしたボールの打撃が多いため、抜け性能はあまり要求されない。そこで、高番手のクラブでは、後方面321の第2曲率半径R2を大きくし、これによって、クラブの重心を下げている。その結果、クラブが低重心となり、ゴルフボールを上げやすくすることかできる。
また、クラブ長さを番手によって異なるようにすることもできる。すなわち、高番手になり、ロフト角が大きくなるほど、クラブ長さを短くしてもよい。このようにすると、次の効果を得ることができる。例えば、高番手のクラブでは、クラブ長さが短いため、ヘッドの通る軌跡を円周とするスイング半径が小さくなる。そのため、スイング半径が小さいクラブほど、第2曲率半径R2が小さくなっていることから、抜け性能が高くなる。なお、クラブ長さとは、R&Aが定めるゴルフ規則の「付属規則IIクラブのデザイン」における記載に基づいて測定される長さであ
る。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。
<4.1>
上記実施形態では、ソール部3に第1基準線L1を規定し、少なくともこの第1基準線L1を含む前方面及び後方面について説明をした。しかしながら、前方面311及び後方面321は、これ以外の規定方法もある。例えば、図5に示すように、第1基準線L1からヒール側へずれた位置(例えば、0〜60mm)に、第1基準線L1と平行な第2基準線L2を規定する。そして、この第1基準線L1と第2基準線L2との間の領域を前方面311及び後方面321とする。このようにヒール側に前方面311を設けると、アドレス時にヘッドを地面に設置したときの安定性がさらに向上する。但し、前方面311及び後方面321を設ける位置は、特には限定されず、少なくとも第1基準線L1が含まれていればよい。
<4.2>
上記実施形態では、特に、番手が大きくなるにしたがって、第2曲率半径R2が小さくなるようにしているが、ゴルフクラブセットの中で、必ずしも番手順に第2曲率半径R2が変化していなくてもよい。すなわち、ゴルフクラブセットの中で、少なくとも1組の隣接する番手間で第2曲率半径R2が変化していればよい。例えば、3番ウッドの第2曲率半径R2よりも4番ウッドの第2曲率半径R2を小さくする。そして、3番ウッドを含めた、これよりも低番手のすべてクラブの第2曲率半径R2を同一とし、4番ウッドを含めた、これよりも高番手のすべてクラブの第2曲率半径R2を同一とすることができる。
<4.3>
また、最も番手の低いクラブを含めた低番手のクラブでは、上記のように、後方面を平坦にすることができるが、最も番手の低いクラブであっても、後方面を湾曲させてもよい。なお、平坦な後方面は、湾曲した後方面よりも曲率半径が大きいと解釈される。これは、曲率半径が無限に大きくなると平坦になるためである。
<4.4>
また、上記実施形態では、前方面311及び後方面321、特に後方面321を1つの曲率半径を有する曲面で構成しているが、曲率半径の異なる複数の曲面を、フェース−バック方向に沿って組み合わせることもできる。この場合、第2曲率半径R2は、複数の曲面の曲率半径の値の平均を指す。
<4.5>
上記実施形態では、ウッド型ゴルフクラブと、これらを含むゴルフクラブセットについて説明したが、本発明に係るゴルフクラブ、及びゴルフクラブセットは、これに限定されない。例えば、いわゆるユーティリティ型及びハイブリッド型等を含むゴルフクラブセットであってもよい。
1 :フェース部
2 :クラウン部
3 :ソール部
31 :前方領域
32 :後方領域
311 :前方面
321 :後方面

Claims (5)

  1. ロフト角が異なる複数の番手により構成されたゴルフクラブを有するゴルフクラブセットに含まれるゴルフクラブであって、
    シャフトと、
    ゴルフクラブヘッドと、を有し、
    前記ゴルフクラブヘッドは、
    クラウン部と、
    フェース部と、
    ソール部と、を備え、
    前記ソール部は、フェース−バック方向に沿って並ぶ、前記フェース側に配置される前方領域と、前記バック側に配置される後方領域と、を備え、
    前記前方領域は、前記フェース−バック方向に沿って平坦状に形成された前方面を有し、
    前記後方領域は、前記フェースバック方向に沿って、前記前方領域から連続するように曲面状に形成された後方面を有しており、
    前記ゴルフクラブセットに含まれる複数のゴルフクラブのうち、少なくとも一組の隣接する番手のゴルフクラブにおいて、前記番手が大きいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径は、前記番手が小さいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径より、小さい、ゴルフクラブ。
  2. 前記前方領域の前記フェース−バック方向の長さは、前記ソール部の前記フェース−バック方向の長さの40〜70%である、請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記複数のゴルフクラブのクラブ長さは、前記番手が大きいほど、短く形成されている、請求項1または2に記載のゴルフクラブ。
  4. 前記複数のゴルフクラブのうち、少なくとも、番手が最も小さいゴルフクラブは、前記後方面が平坦である、請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブ。
  5. ロフト角が異なる複数の番手により構成されたゴルフクラブを有するゴルフクラブセットであって、
    前記各ゴルフクラブは、シャフトと、ゴルフクラブヘッドと、を有し、
    前記各ゴルフクラブヘッドは、
    クラウン部と、
    フェース部と、
    ソール部と、を備え、
    前記ソール部は、フェース−バック方向に沿って並ぶ、前記フェース側に配置される前方領域と、前記バック側に配置される後方領域と、を備え、
    前記前方領域は、前記フェース−バック方向に沿って平坦状に形成された前方面を有し、
    前記後方領域は、前記フェースバック方向に沿って、前記前方領域から連続するように曲面状に形成された後方面を有しており、
    前記複数のゴルフクラブのうち、少なくとも一組の隣接する番手のゴルフクラブにおいて、前記番手が大きいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径は、前記番手が小さいゴルフクラブにおける後方面の曲率半径より、小さい、ゴルフクラブセット。
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