JP2016005975A - シート搬送装置と画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート搬送方向の上流側の搬送ローラ対のシート搬送速度が速くなるようなことがあっても、下流側の給紙ローラがシートに傷をつけるのを防止すること。【解決手段】マルチ給紙部は、駆動軸10と回転方向で一体の軸心板50の段部50a,50bと、軸心板に対して回転自在な摩擦回転体52の突起52aとの回転方向J,Kの遊びの回転角θが式(1)の範囲内に設定されている。式(1):360?>θ>(L1—L2)?(1−(V1/V2))?C1/L1(θは遊びの回転角[?]、L1は摩擦回転体によるシート搬送距離、L2は摩擦回転体と摩擦回転体の下流側の搬送ローラ対との間のシート搬送距離、V1は搬送回転体によるシート搬送速度、V2は前記第2の搬送手段のシート搬送速度、C1は摩擦回転体がシートをシート搬送距離搬送するのに回転する角[?]を意味する)。【選択図】図3
Description
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置と、このシート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置は、画像形成部にシートを搬送するシート搬送装置を備えているものがある(特許文献1)。従来のシート搬送装置は、給送ローラによってカセットから送り出したシートをシート搬送ローラ対で搬送するようになっている。
しかし、シート搬送装置は、給送ローラとシート搬送ローラ対とのシート搬送速度を常時同じにしてシートを搬送するのが困難である。例えば、シート搬送方向の下流のシート搬送ローラ対に塵埃が付着した場合、シート搬送ローラ対の径が大きくなり、シート搬送ローラ対の方が、上流の給送ローラよりもシートを速く搬送する場合がある。このような場合、シート搬送ローラ対が、シートを引っ張り、給送ローラとシートとの間にスリップを生じさせて、シートに傷を付けることがある。特に、最近のシート搬送装置は、シート搬送速度の高速化を求められており、給送ローラとシート搬送ローラ対とによるシート搬送速度の管理が困難になってきている。
本発明は、シートに傷をつけるのを防止したシート搬送装置と、このシート搬送装置を装置本体に備えた画像形成装置とを提供することにある。
本発明のシート搬送装置は、駆動軸と、前記駆動軸に回転自在に設けられた回転体と、前記駆動軸と前記回転体との間に設けられて前記回転体の回転方向の遊びの回転角を規制する規制手段とを有して、前記回転体によってシートを搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段のシート搬送方向の下流に配置されて、前記第1の搬送手段によって搬送されるシートを搬送する第2の搬送手段と、を備え、前記遊びの回転角は、式(1)の範囲内に設定されていることを特徴とするシート搬送装置。
式(1):360°>θ>(L1―L2)×(1−(V1/V2))×C1/L1
(θは遊びの回転角[°]、
L1は前記第1の搬送手段の回転体によるシート搬送距離、
L2は前記第1の搬送手段の回転体と前記第2の搬送手段との間のシート搬送距離、
V1は前記第1の搬送手段の回転体によるシート搬送速度、
V2は前記第2の搬送手段のシート搬送速度、
C1は前記第1の搬送手段の回転体がシートを、前記シート搬送距離を搬送するのに回転する角[°]を意味する)。
式(1):360°>θ>(L1―L2)×(1−(V1/V2))×C1/L1
(θは遊びの回転角[°]、
L1は前記第1の搬送手段の回転体によるシート搬送距離、
L2は前記第1の搬送手段の回転体と前記第2の搬送手段との間のシート搬送距離、
V1は前記第1の搬送手段の回転体によるシート搬送速度、
V2は前記第2の搬送手段のシート搬送速度、
C1は前記第1の搬送手段の回転体がシートを、前記シート搬送距離を搬送するのに回転する角[°]を意味する)。
本発明の画像形成装置は、シート搬送装置と、前記シート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備え、前記シート搬送装置は、上記のシート搬送装置である、ことを特徴としている。
本発明のシート搬送装置およびこのシート搬送装置を備えた画像形成装置は、回転体とシートとの間にスリップが生じることが少なく、シートに傷を付けるのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態の画像形成装置としての複写機と、シート搬送手段とを図に基づいて説明をする。
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置としての複写機100のシート搬送方向に沿った断面図である。複写機100は、原稿台ガラス106に載置された原稿を画像読取部108で読み取り、その原稿の画像を画像形成部139でシートにトナー画像として複写し、そのトナー画像を定着器128でシートに定着して排出するようになっている。
ユーザによって、原稿圧着板104が矢印A−Aの部分から上方に開かれて、原稿台ガラス106に画像面を下にして原稿が載置される。そして、原稿圧着板104が閉じられて、原稿が、原稿圧着板104によって原稿台ガラス106に押し付けられる。不図示の操作パネルの操作ボタン等がユーザに押される。すると、画像読取部108が図1において右方向Bに移動して、原稿を読み取る。読み取られた原稿の画像は、デジタル信号に変換されて、レーザースキャナ110に送信される。
レーザースキャナ110に送信された信号は、レーザ光に変換されて、高速回転するスキャナミラー110a、折り返しミラー110bを経由して感光ドラム112に照射される。感光ドラム112は、帯電器114によって一様に帯電されており、レーザ光が照射された部分に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ローラ116から供給されたトナー現像剤によって現像されて、可視像化したトナー画像になる。
一方、カセット102は、複写機100の装置本体100Aに着脱自在に設けられて、中板101にシートPを載置されて収納している。中板101は、ばね119に押し上げられて、シートPを給紙ローラ118に圧接している。カセット102からは、給紙ローラ118によって矢印E方向(シート搬送方向)にシートが搬送され、搬送ローラ対23とレジストローラ対122とによって感光ドラム112と転写ローラ124との間に搬送される。転写ローラ124は、搬送されてきたシートに、感光ドラム112に形成されているトナー画像を転写する。搬送装置126は、トナー画像を転写されたシートを定着器128に搬送する。定着器128は、定着ローラ128aと加圧ローラ128bとで、シートを加熱加圧して、シートにトナー画像を定着する。最後、排紙ローラ対130が、トナー画像を定着されたシートを排紙トレイ132に排出する。
また、マルチ給紙部40からも、給紙ローラ43によって矢印F方向(シート搬送方向)にシートが搬送されて、トナー画像が定着される。
以上の構成において、帯電器114、感光ドラム112などはプロセスカートリッジ138として、複写機100の装置本体100Aに着脱自在に装着されている。プロセスカートリッジ138と転写ローラ124等は、シートに画像を形成する画像形成部139を形成している。
図1において、給紙ローラ118と搬送ローラ対23等は、カセットシート搬送装置201を構成している。給紙ローラ43と搬送ローラ対23等は、マルチ給紙部40を構成している。
図2は、手差しトレイ側(図1矢印F方向)から見たシート搬送装置としてのマルチ給紙部40の斜視図である。図3は、給紙ローラ43の図である。(A)は、給紙ローラの斜視図である。(B)は、(A)の給紙ローラを左側から見た図である。図4は、駆動軸を抜き取られた給紙ローラの断面図であり、軸心板と摩擦回転体との間に設けられて、摩擦回転体を一方向に回転付勢する捩じりばね48を示した図である。
図2のマルチ給紙部40における給紙ローラ43は、断面半円形状の後述する摩擦回転体52の部分で上昇する手差しトレイ45に載置されたシートPを受け止めて回転し、シートを搬送ローラ対23に搬送するようになっている。給紙ローラ43は、駆動軸10によって回転するようになっている。給紙ローラ43の構造は、後述する。
駆動軸10の両端には、カム11が一体に取り付けられている。一方のカム11は、図示省略。手差しトレイ45は、手差しトレイ45と装置本体100Aとの間に設けられた引張ばね70によって上方に引っ張られて、カム11に受け止められている。給紙ローラ43がシートを搬送しないとき、カム11は、径の大きい部分で手差しトレイ45を受け止めて押し下げた状態にし、手差しトレイ45を給紙ローラ43から離間させている。
ユーザによって手差しトレイ45にシートが載置されると、駆動軸10が回転して給紙ローラ43が回転するとともにカム11も回転する。すると、カム11は、径の小さい部分が手差しトレイ45側に回転していく。これに伴って、手差しトレイ45が引張ばね70に引っ張られて上昇し、手差しトレイ45に載置されているシートPを給紙ローラ43に圧接する。給紙ローラ43は、回転して、シートPを給紙ローラ43より下流に配置された搬送ローラ対23に搬送する。給紙ローラ43は、分離パッド44にも接触している。このため、シートPが複数枚重なっているとき、下側のシートは分離パッド44によって搬送を阻止されて、最上位のシートのみ搬送される。
搬送ローラ対23にシートPが搬送されると、そのタイミングで、カム11は、径の大きい部分が手差しトレイ45側に回転し、引張ばね70に抗して手差しトレイ45を押し下げる。すると、給紙ローラ43は、半月状の径の小さい部分がシートに対向し、搬送ローラ対23が搬送しているシートの搬送抵抗にならないようにする。このようにして、駆動軸10が回転すると、給紙ローラ43とカム11との回転によって、シートが1枚ずつ搬送ローラ対23に搬送される。
給紙ローラ43の構造を説明する。図3において、給紙ローラ43は、駆動軸10に支持されている。給紙ローラ43と駆動軸10は、第1の搬送手段を構成している。給紙ローラ43は、軸心板50、回転体としての摩擦回転体52、図2に示すシート押さえ円板54、図4に示す捩じりばね48等で構成されている。
駆動軸10は、複写機100の装置本体100A(図1)に回転自在に設けられて、不図示の駆動源によって回転するようになっている。駆動軸10は、断面U字状に形成されている。
軸心板50は、略円板状に形成されて、駆動軸10に軸方向に抜き取り自在に設けられている(片方の軸心板は図示省略)。軸心板50は、後述する摩擦回転体52を間にして1対設けられている(片方の軸心板は図示省略)。軸心板50には、駆動軸10が貫通する方形状の角孔50dが形成されている。したがって、軸心板50は、角孔50dに断面U字状の駆動軸10が貫通していることによって、駆動軸10と一体に回転するようになっている。軸心板50の外周には、3箇所の段部50a,50b,50cが形成されている。
摩擦回転体52は、筒状に形成されて駆動軸10が貫通しており、両側面には1対の突起52a,52bが180度間隔で突設されている。一方の突起52aは、段部50a,50bの間の円弧部50eに当接している。他方の突起52bは、段部50cが形成されている円弧部50fに当接している。一方の突起52aが円弧部50eに当接し、他方の突起52bが円弧部50fに当接することによって、摩擦回転体52が軸心板50に回転角を制限されて回転自在に支持されている。
摩擦回転体52は、一方の突起52aが、段部50a,50bに選択的に当接するようになっているので、突起52aと段部50bとの間の中心角θのみ、軸心板50に対して回転するようになっている。すなわち、摩擦回転体52は、所定角度θだけ遊び部を設けられており、摩擦回転体52のみ駆動軸10に対して角度θだけ遊び回転可能になっている。すなわち、角度θは、遊び角或いは逃げ角である。
また、摩擦回転体52は、外周に、摩擦係数の高いゴム、樹脂等の摩擦部材で摩擦部52cと、摩擦部52cより摩擦係数の低い樹脂製の円弧状のシート押さえ部52dと、平坦な逃げ部52eとで形成されている。そして、摩擦回転体52は、平坦な逃げ部52eによって、全体的に半月状に形成されて、全周で半径方向の寸法が異なる形状をしている。
段部50a,50bと突起52aは、規制手段を構成している。段部50a,50bは、摩擦回転体52の回転方向J、Kに離間した1対の回転規制部を形成している。突起52aは、段部50a,50bの間に位置して段部50a,50bの各々に当接可能な当接部を形成している。なお、段部は摩擦回転体52に設けられ、突起は軸心板50に設けられていてもよい。
図2に示すように、軸心板50の両側には、シート押さえ円板54が、駆動軸10に回転自在に設けられている。なお、図3には、シート押さえ円板54を省略してある。また、図4に示すように、軸心板50と摩擦回転体52との間には、弾性体としての捩じりばね48が設けられている。捩じりばね48は、巻き部分48aが駆動軸10に遊嵌支持されて、一端48bが軸心板50に設けられ、他端48cが摩擦回転体52に設けられている。このため、捩じりばね48は、図4において、摩擦回転体52に駆動軸10の回転方向Jに対して反対方向Kに回転付勢している。そして、摩擦回転体52の突起52aが軸心板50の段部50aに当接して、摩擦回転体52が軸心板50に回転止めされている。
駆動軸10には、移動止め部材60が1対のシート押さえ円板54(図2)の両側にねじ止めされている。移動止め部材60は、シート押さえ円板54、軸心板50、摩擦回転体52が、駆動軸10の軸方向(スラスト方向)へ、移動するのを止めるために設けられている。
以上の構成により、図3、図4において、駆動軸10がシート搬送方向に右回転Jすると、給紙ローラ43もシート搬送方向に右回転Jする。このとき、駆動軸10と軸心板50は、角孔50dを介して一体に回転をする。また、捩じりばね48の弾力が、軸心板50の段部50a,50cに摩擦回転体52の突起52a、52bが当接するように作用している。このため、軸心板50と摩擦回転体52は、段部と突起とが互いに当接した状態で、一体に右回転Jする。
すると、給紙ローラ43は、最初にシート押さえ部52dがシートを手差しトレイ45に押さえ付けるようにして回転し、その後、摩擦部52cがシートに接触し、摩擦部52cの摩擦力によってシートを搬送ローラ対23に搬送する。
搬送ローラ対23にシートが搬送されると、共通のシートを搬送ローラ対23と給紙ローラ43とで搬送することになる。搬送ローラ対23と給紙ローラ43とのシート搬送速度が同じであれば、シートに引張力が加わることなくそのまま円滑に搬送される。
しかし、搬送ローラ対23の方が、給紙ローラ43よりシート搬送速度が速い場合がある。このような場合、シートに引張力が加わり、摩擦回転体52が軸心板50の回転角速度より速い回転角速度の回転力が加わる。すると、摩擦回転体52は、捩じりばね48の弾力に抗して、シートに引っ張られて、軸心板50より速く回転する。すなわち、逃げ回転をする。このため、給紙ローラ43は、従来と異なって、搬送ローラ対42に追従回転して、シートに対してスリップすることがなく、シートに傷を付けることがない。
そして、摩擦回転体52の摩擦部52cの部分でシートを搬送し終わり、平坦な逃げ部52eがシートに対向すると、駆動軸10の回転が停止して、給紙ローラ43の回転が停止する。このため、給紙ローラ43がシートに接触しなくなり、搬送ローラ対23がシートの搬送を継続していく。シートが搬送されている間、給紙ローラ43のシート押さえ円板54がシートを押さえ続けている。シート押さえ円板54は、駆動軸10に回転自在に設けられているので、搬送ローラ対23によって搬送されるシートに追従回転して、現在搬送されているシートに後続のシートが重なって追従していくのを防止している。駆動軸10の回転が停止すると、摩擦回転体52は、捩じりばね48によって突起52a,52bが軸心板50の段部50a,50cに当接する元の位置に戻り回転をする。
ところで、搬送ローラ対23の回転速度が速く、摩擦回転体52がシートに引かれて軸心板50に対して逃げ回転している途中において、突起52aが段部50bに当接すると、逃げ回転をできなくなる。このような場合、搬送ローラ対23によって搬送されているシートと摩擦回転体52との間にスリップが生じて、シートに傷が付くことになる。
このため、突起52aが段部50a,50cの間にある段部50bに当接しないように、角度θを次の式1の範囲内に設定してある。
式(1):360°>θ>(L1―L2)×(1−(V1/V2))×C1/L1
θは遊びの回転角[°]、
L1は、摩擦回転体52によるシート搬送距離、
L2(図1)は、摩擦回転体2と第2の搬送手段としての搬送ローラ対23との間のシート搬送距離、
V1は、給紙ローラ43によるシート搬送速度、
V2は、搬送ローラ対23のシート搬送速度、
C1は、摩擦回転体52がシートをシート搬送距離(L1)搬送するのに回転する角[°]を意味するものである。
式(1):360°>θ>(L1―L2)×(1−(V1/V2))×C1/L1
θは遊びの回転角[°]、
L1は、摩擦回転体52によるシート搬送距離、
L2(図1)は、摩擦回転体2と第2の搬送手段としての搬送ローラ対23との間のシート搬送距離、
V1は、給紙ローラ43によるシート搬送速度、
V2は、搬送ローラ対23のシート搬送速度、
C1は、摩擦回転体52がシートをシート搬送距離(L1)搬送するのに回転する角[°]を意味するものである。
このように、突起52aが段部50a,50cの間にある段部50bに当接しないように、角度θを遊び角或いは逃げ角として設けてあるので、摩擦回転体52が確実に逃げ回転をすることができる。この結果、マルチ給紙部40は、シートと摩擦回転体52との間にスリップが生じるのを防止することができる。
なお、本発明のシート搬送装置は、マルチ給紙部40のみならず、カセットシート搬送装置201にも適用できるのであって、マルチ給紙部に限定されるものではない。
10:駆動軸(第1の搬送手段)、23:搬送ローラ対(第2の搬送手段)、40:マルチ給紙部(シート搬送手段)、43:給紙ローラ(第1の搬送手段)、48:捩じりばね(弾性体)、50:軸心板、50a,50b:段部(1対の回転規制部、規制手段)、52:摩擦回転体(回転体)、52a:突起(当接部、規制手段)、100:複写機(画像形成装置)、100A:複写機の装置本体、139:画像形成部、201:カセットシート搬送装置(シート搬送装置)、J,K:回転方向、P:シート、θ:逃げ角、遊び角。
Claims (5)
- 駆動軸と、前記駆動軸に回転自在に設けられた回転体と、前記駆動軸と前記回転体との間に設けられて前記回転体の回転方向の遊びの回転角を規制する規制手段とを有して、前記回転体によってシートを搬送する第1の搬送手段と、
前記第1の搬送手段のシート搬送方向の下流に配置されて、前記第1の搬送手段によって搬送されるシートを搬送する第2の搬送手段と、を備え、
前記遊びの回転角は、式(1)の範囲内に設定されていることを特徴とするシート搬送装置。
式(1):360°>θ>(L1―L2)×(1−(V1/V2))×C1/L1
(θは遊びの回転角[°]、
L1は前記第1の搬送手段の回転体によるシート搬送距離、
L2は前記第1の搬送手段の回転体と前記第2の搬送手段との間のシート搬送距離、
V1は前記第1の搬送手段の回転体によるシート搬送速度、
V2は前記第2の搬送手段のシート搬送速度、
C1は前記第1の搬送手段の回転体がシートを、前記シート搬送距離を搬送するのに回転する角[°]を意味する)。 - 前記規制手段は、前記駆動軸と前記回転体との一方に設けられて、該一方の回転方向に離間した1対の回転規制部と、他方に設けられて、前記1対の回転規制部の間に位置し、1対の前記回転規制部の各々に当接可能な当接部と、を有し、
前記当接部が、1対の前記回転規制部の内、一方の回転規制部から他方の回転規制部に当接するまでの、前記回転体の回転角が前記遊びの回転角に設定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。 - 前記駆動軸と前記回転体との間に設けられて、前記回転体を前記駆動軸の回転方向に対して反対方向に回転付勢する弾性体を備えた、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。 - 前記回転体は、全周で半径方向の寸法が異なる形状をしている、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - シート搬送装置と、
前記シート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備え、
前記シート搬送装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
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---|---|---|---|
JP2014126999A JP2016005975A (ja) | 2014-06-20 | 2014-06-20 | シート搬送装置と画像形成装置 |
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