JP2016005354A - 電気機械装置、電気機械装置の製造方法、ロボット、及び移動体 - Google Patents

電気機械装置、電気機械装置の製造方法、ロボット、及び移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】高特性の電気機械装置、ロボット、移動体、及び電気機械装置の製造方法を提供する。
【解決手段】電気機械装置は、巻線30が巻かれたボビン42を有する電気機械装置であって、ボビン42は、巻線30が巻かれる巻線部32と、巻線部32の外周面上に巻かれる巻線30を規制する第1鍔部34と第2鍔部36と、を含み、第2鍔部36は、巻線部32の軸方向に移動可能である。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気機械装置、電気機械装置の製造方法、ロボット、及び移動体に関するものである。
コイルの巻線は整列状態で巻かれ断面に占める導体部分割合が多いほど能率の良いモーターが得られる。これを占積率と称し、線径、巻数、巻具合(整列巻)、発熱等を考慮し最適な巻設計を行う。巻線が巻かれるボビンの巻幅寸法と巻線外径とのばらつきにより、巻具合が良好でない場合がある。この場合はボビン成形金型を修正することとなり、ボビン成形中も寸法管理が重要となる。また巻線径のばらつきも整列巻に大きく影響する。
具体的にはボビン巻幅が小さければ所定の回数巻線を巻くことができない。また巻線被覆に傷が入り絶縁不良を起こすおそれがある。幅が大きい場合は整列巻が困難となる。図12はボビン巻幅(巻線部32)の寸法が大きいため、巻線30が乱れた状態を示している。ボビン寸法と巻線径が巻品質に与える影響が大きい。なお、実際の機械上では線材の送りピッチにズレが生じ、巻きがもっと乱れる。
ボビンへの巻線巻は種々の工夫が凝らされているが、例えばテーパー状となる鍔部(フランジ)が形成されたボビンを用意して、これを事前の治具で平行となるように矯正しておき、巻線後、治具を解放して、鍔をテーパー状に戻すことによって、巻線へのストレスを低減している(例えば、特許文献1参照)。また、一方の鍔部は巻胴部に対して固定であるが、もう一方の鍔部を付帯する調整部によって可動できる構造となっている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−43101号公報 特開平2−278704号公報
しかしながら、特許文献1の巻線幅はボビンの成形品質で決まり、また巻線径のばらつきを考慮していない。両者あるいはどちらかにばらつきが生じた場合は整列巻ができないおそれがある。また、特許文献2では、付帯する調整部が小型化を阻害するおそれがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電気機械装置は、巻線が巻かれたボビンを有する電気機械装置であって、前記ボビンは、前記巻線が巻かれる巻線部と、前記巻線部の外周面上に巻かれる前記巻線を規制する第1鍔部と第2鍔部と、を含み、前記第2鍔部は、前記巻線部の軸方向に移動可能であることを特徴とする。
本適用例によれば、第2鍔部は、巻線部に対して軸方向に移動可能であり、巻線時に第2鍔部を巻線に当てることで、第1鍔部と第2鍔部との間の距離が巻線の直径の整数倍となり、巻線部幅を整列巻可能な巻線幅に正確に合わせることが可能であり、両鍔部の内側面に巻線を密着して沿わせることができる。したって、より好適に巻線を整列させることが可能となり、容易に整列巻ができる。これにより、高特性の電気機械装置を提供できる。
また、向かい合う第1鍔部と第2鍔部との間の距離を特許文献2のような調整部を付帯なしで可変できる。これにより、電気機械装置を小型化できる。
[適用例2]上記適用例に記載の電気機械装置において、前記巻線を規制する前記第1鍔部の第1規制面は、前記巻線部の外周面と略直角に交わり、前記巻線を規制する前記第2鍔部の第2規制面は、前記巻線部の外周面に対して前記第1鍔部に向かって傾斜している傾斜部を有していることを特徴とする。
本適用例によれば、傾斜部を含む第2鍔部は、巻線が接する傾斜部を備えるので、巻線時に巻線に傾斜部を突き当てることで、巻線の位置ずれの分を傾斜部が傾斜して拡げているので、安定した巻線が行える。
[適用例3]上記適用例に記載の電気機械装置において、前記巻線は、前記巻線部の外周面に巻き回される第1周目の巻線と、前記第1周目の巻線の外周面に巻き回される第2周目の巻線と、を含み、前記第1周目及び第2周目の巻線は、前記傾斜部に接することを特徴とする。
本適用例によれば、第2周目の巻線が、第1周目の巻線の屈曲形状に追従して変形することを緩和でき、巻線間に隙間が生じることを抑制できるので、各周間の巻線同士を重ねた状態で隙間なく整列させることが可能となる。また、第1周目の巻線と第2周目の巻線との位置ずれの分を傾斜部が傾斜して拡げているので、安定した巻線が行える。
[適用例4]上記適用例に記載の電気機械装置において、前記傾斜部は、前記巻線部の外周面に対して略60度の勾配であることを特徴とする。
本適用例によれば、傾斜部に巻線(第1周目の巻線及び第2周目の巻線)が接することで、容易に整列巻ができる。
[適用例5]上記適用例に記載の電気機械装置において、前記傾斜部は、コーナーRであることを特徴とする。
本適用例によれば、傾斜部を容易に設けることができる。
[適用例6]本適用例に係る電気機械装置の製造方法は、上記のいずれか一項に記載の電気機械装置の製造方法であって、前記巻線部の外周面に第1周目の巻線を巻き回す第1周目の巻線工程と、前記第2鍔部を前記第1周目の巻線の前記第2鍔部側の端部に接触させる第2鍔部移動工程と、前記第2鍔部を前記巻線部に固定する第2鍔部固定工程と、及び、前記第1周目の巻線上に第2周目の巻線を巻き回す第2周目の巻線工程と、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、第2鍔部は、巻線部に対して軸方向に移動可能であり、巻線時に第2鍔部を巻線に当てることで、第1鍔部と第2鍔部との間の距離が巻線の直径の整数倍となり、巻線部幅を整列巻可能な巻線幅に正確に合わせることが可能であり、両鍔部の内側面に巻線を密着して沿わせることができる。したがって、より好適に巻線を整列させることが可能となり、容易に整列巻ができる。これにより、高特性の電気機械装置の製造方法を提供できる。
[適用例7]本適用例に係るロボットは、上記のいずれか一項に記載の電気機械装置を用いたことを特徴とする。
本適用例によれば、高特性のロボットを提供できる。
[適用例8]本適用例に係る移動体は、上記のいずれか一項に記載の電気機械装置を用いたことを特徴とする。
本適用例によれば、高特性の移動体を提供できる。
第1実施形態に係るモーターの構造を示す模式断面図。 第1実施形態に係るボビンの構造を示す一部拡大図。 第1実施形態に係るコイルを示す模式断面図。 第2実施形態に係るボビンの構造を示す模式断面図。 第2実施形態に係るボビンを巻線機にセットした状態を示す図。 第2実施形態に係るボビンによりコイルを形成する状態を示す図、(A)はボビンセット、(B)は第一周巻、(C)は押し治具移動、(D)は巻完了を示す図。 本実施例によるモーターを利用したロボットの一例を示す説明図。 本実施例によるモーターを利用した双腕7軸ロボットの一例を示す説明図。 本実施例によるモーターを利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図。 本実施例によるモーターを利用した鉄道車両を示す説明図。 本実施例によるボビンを利用したソレノイドを示す説明図。 従来のボビンによりコイルを形成した状態を示す図。
以下、本発明を具体化した電気機械装置としてのモーターの実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大又は縮小して表示している。
(第1実施形態)
(モーター)
図1は、本実施形態に係るモーターの構造を示す模式断面図である。
本実施形態に係るモーター10は、図1に示すように、ハウジング11と、回転軸12と、ステーター14と、ローター16とを有している。なお、モーター10としては、特に限定されず、例えば、サーボモーター、ステッピングモーター等が挙げられる。
ハウジング11の上壁及び底壁には軸受18,20が設けられている。そして、この軸受18,20には回転軸12が回転可能に軸支されている。又はハウジング11内において、回転軸12にはローター16が固定されている。ローター16は、円柱状をなし、鉄等の軟磁性材料で構成されたコア22と、コア22の外周に設けられた永久磁石24とにより構成されている。また、ローター16の周囲にはステーター14が配置されている。ステーター14は、円筒状をなしており、周方向に所定間隔で配置された複数のボビン26と、それに巻き回された複数のコイル28を有している。
永久磁石24は、円環柱状をなしている。また、永久磁石24は、その周方向に複数の磁極が形成された多極構造を有している。
図2は、本実施形態に係るボビン26の構造を示す一部拡大図である。
本実施形態に係るボビン26は、巻線30(図3参照)が巻かれる巻線部32と、巻線部32の外周面上に形成され、巻線30を規制する第1及び第2鍔部34,36と、を備えている。第2鍔部36は、巻線部32に対して軸方向に移動可能である。第1鍔部34の内側面(第1規制面)と第2鍔部36の内側面(第2規制面)との間の距離は、巻線30の直径の整数倍となっている。ボビン26は、巻線部32に連続して設けられる第1鍔部34及び第2鍔部36を備えている。ピン38は、第1鍔部34に設置されている。なお、規制の意味を例示すると、巻線の位置を調整できる作用を意味する。本願の場合は鍔部の規制面が巻線の位置を規制していることになる。
図3は、本実施形態に係るコイル28を示す模式断面図である。
コイル28を構成する巻線30は、巻線部32上に巻き回して形成される第1周目の巻線56と、第1周目の巻線56上に巻き回して形成される第2周目の巻線58と、を備えている。第1周目及び第2周目の巻線56,58の第2鍔部36側の端部は、傾斜部40に接している。これによれば、第2周目の巻線58が、第1周目の巻線56の屈曲形状に追従して変形することを緩和でき、巻線30間に隙間が生じることを抑制できるので、各周の巻線30同士を重ねた状態で隙間なく整列させることが可能となる。また、第1周目の巻線56と第2周目の巻線58との位置ずれの分を傾斜部40が傾斜して拡げているので、安定した巻線が行える。
ボビン26の第1鍔部34の内側面と第2鍔部36の内側面との間の距離Dは、巻線30の直径の整数倍となっている。両鍔部34,36の内側面に巻線30を密着して沿わせることができる。したがって、好適に巻線30を整列巻させることが可能となる。整列巻とは、1本の巻線をらせん状に一周目を巻き回してから二周目を巻き回す巻き方であり、三周目以上も同様である。
傾斜部40は、巻線部32の外周面に対して略60度の勾配である。これによれば、傾斜部40に第1周目の巻線56及び第2周目の巻線58が接することで、容易に整列巻ができる。
ここで、「略60度」とは、完全に60度である構成に加えて、±2度以内の範囲で傾斜している構成を含むものと定義する。
傾斜部40は、コーナーRであってもよい。これによれば、傾斜部40を容易に設けることができる。
一対の鍔部34,36は、内側面が略平行となるように巻線部32に固定されている。また、一対の鍔部34,36は、内側面が略平行となっていることで、内側面間の距離は巻線部32の長さと同等となっており、その全周にわたって巻線30の直径の整数倍となっている。
ここで、「略平行」とは、完全に平行である構成に加えて、10度以内の範囲で交差している構成を含むものと定義する。
このボビン26はPPS樹脂を射出成形等で形状が製作される。なお、ボビン26の材料は、PPS樹脂以外に、ノリル、PA(ポリアミド)、PBTP(ポリブチレンテレフタレート)、PETP(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)であってもよい。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
本実施形態では、第2鍔部36は、巻線部32に対して軸方向に移動可能であり、巻線時に第2鍔部36を巻線30に当てることで、第1鍔部34と第2鍔部36との間の距離Dが巻線30の直径の整数倍となり、巻線部幅を整列巻可能な巻線幅に正確に合わせることが可能であり、両鍔部34,36の内側面に巻線30を密着して沿わせることができる。したがって、より好適に巻線30を整列させることが可能となり、容易に整列巻ができる。これにより、高特性のモーター10を提供できる。
(第2実施形態)
図4は、本実施形態に係るボビン42の構造を示す模式断面図ある。図5は、本実施形態に係るボビン42を巻線機62にセットした状態を示す図である。図6は、本実施形態に係るボビン42によりコイル28を形成する状態を示す図であり、(A)〜(D)は各形成状態を示している。以下、ボビン42の構造を、図4〜図6を参照しながら説明する。
本実施形態のボビン42は、二体構造を形成する点が、第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
本実施形態のボビン42は、巻線部32と、巻線30を規制する第1及び第2鍔部34,36と、巻線部32の外周面と第2鍔部36との間のコーナー部に形成され、巻線30が接する傾斜部40と、を備えている。また、第1鍔部34の第1規制面は、巻線部32の外周面と略直角に交わる。第2鍔部36の第2規制面は、巻線部32の外周面に対して第1鍔部34に向かって傾斜している傾斜部40を有している。これによれば、傾斜部40を含む第2鍔部36は、巻線30が接する傾斜部40を備えるので、巻線時に巻線30に傾斜部40を突き当てることで、巻線30の位置ずれの分を傾斜部40が傾斜して拡げているので、安定した巻線が行える。
ここで、「略直角」とは、完全に直角である構成に加えて、±2度以内の範囲で傾いている構成を含むものと定義する。
ボビン42は、第1鍔部34と巻線部32とで構成される第1ボビン44と、傾斜部40を含む第2鍔部36で構成される第2ボビン46と、の二体構造である。第2ボビン46は、第1ボビン44の巻線部32に挿入される。第2ボビン46の傾斜部40は、巻線部32の外周面に対して略60度の勾配である。第2ボビン46は、第1ボビン44の巻線部32に対して軸方向に移動可能である。ボビン42は、巻線30を巻く際に、使用する巻線30の外径のばらつきに合わせ、ボビン42の巻線部32の幅を第2ボビン46を移動させることより調整し、容易に整列巻ができる。その際、第1鍔部34の内側面と第2鍔部36の内側面との間の距離は、巻線30の直径の整数倍となっている。
(モーターの製造方法)
本実施形態に係る巻線30の巻き回し方法は以下の工程で行われる。
先ず、図5及び図6(A)に示すように、ボビン42を巻線機62の巻線治具50の中心治具52にセットする。巻線治具50は、中心治具52と、押し治具54とを備えている。
次に、図6(B)に示すように、巻線部32に巻線30を巻き回して、第1周目の巻線56を形成する(第1周目の巻線工程)。
次に、図6(C)に示すように、押し治具54を移動して、第2ボビン46の傾斜部40を第1周目の巻線56に接触させる(第2鍔部移動工程)。第2ボビン46の傾斜部40が第1周目の巻線56に接触した後、押し治具54を完全固定し、第2ボビン46が動かないよう固定する(第2鍔部固定工程)。これにより、第2ボビン46の傾斜部40を図6(C)の右側の第1周目の巻線56に適切な力で当てることにより第2ボビン46の位置が決まり、巻線30の径の整数倍に合わせた最適な巻線部32の幅が得られる。
次に、図6(D)に示すように、第1周目の巻線56上に巻線30を巻き回して、第2周目の巻線58を形成する(第2周目の巻線工程)。このときボビン42の巻線部32の幅は巻線30の径の整数倍に正確にあった寸法になっており、容易に整列巻が行える。
なお、実施形態は上記に限定されず、以下のような形態で実施することもできる。
(実施例)
本実施形態のモーター10は、電動自転車、電気自動車、及び鉄道車両等の移動体に適用することができる。また、本実施形態のモーター10は、ロボットに適用することができる。
図7は、本実施例によるモーター10を利用したロボット3400の一例を示す説明図である。このロボット3400は、第1と第2アーム3410,3420と、モーター3430とを有している。このモーター3430は、被駆動部材としての第2アーム3420を水平回転させる際に使用される。このモーター3430としては、上述した各種のモーター10を利用することが可能である。
図8は、本実施例によるモーター10を利用した双腕7軸ロボット500の一例を示す説明図である。図8に示すように、この双腕7軸ロボット500は、間接駆動部501と、担持部駆動部502と、アーム503と、担持部504とを有している。間接駆動部501は、アーム503を駆動する。担持部駆動部502は、担持部504を駆動する。この間接駆動部501及び担持部駆動部502には、上述したモーター10を用いる。これにより、双腕7軸ロボット500のアーム503及び担持部504を効率良く駆動することができる。
図9は、本実施例によるモーター10を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)3300を示す説明図である。この自転車3300は、前輪にモーター3310が設けられており、サドルの下方のフレームに制御回路3320と充電池3330とが設けられている。モーター3310は、充電池3330からの電力を利用して前輪を駆動することによって、走行をアシストする。また、ブレーキ時にはモーター3310で回生された電力が充電池3330に充電される。制御回路3320は、モーターの駆動と回生とを制御する回路である。このモーター3310としては、上述した各種のモーター10を利用することが可能である。
図10は、本実施例によるモーター10を利用した鉄道車両3500を示す説明図である。この鉄道車両3500は、モーター3510と、車輪3520とを有している。このモーター3510は、車輪3520を駆動する。さらに、モーター3510は、鉄道車両3500の制動時には発電機として利用され、電力が回生される。このモーター3510としては、上述した各種のモーター10を利用することができる。
図11は、本実施例によるボビン26(42)を利用したソレノイド64を示す説明図である。このソレノイド64は、ケース66と、励磁コイル68と、可動鉄芯70と、固定鉄芯72とを有している。このソレノイド64は、励磁コイル68に電流を流したときに、可動鉄芯70を励磁コイル68内に引き込む力が利用される。励磁コイル68は、上述したボビン26(42)に整列巻されている。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…モーター 11…ハウジング 12…回転軸 14…ステーター 16…ローター 18,20…軸受 22…コア 24…永久磁石 26…ボビン 28…コイル 30…巻線 32…巻線部 34…第1鍔部 36…第2鍔部 38…ピン 40…傾斜部 42…ボビン 44…第1ボビン 46…第2ボビン 50…巻線治具 52…中心治具 54…押し治具 56…第1周目の巻線 58…第2周目の巻線 62…巻線機 64…ソレノイド 66…ケース 68…励磁コイル 70…可動鉄芯 72…固定鉄芯 500…双椀7軸ロボット 501…間接駆動部 502…担持部駆動部 503…アーム 504…担持部 3300…自転車 3310…モーター 3320…制御回路 3330…充電池 3400…ロボット 3410…第1アーム 3420…第2アーム 3430…モーター 3500…鉄道車両 3510…モーター 3520…車輪。

Claims (8)

  1. 巻線が巻かれたボビンを有する電気機械装置であって、
    前記ボビンは、
    前記巻線が巻かれる巻線部と、
    前記巻線部の外周面上に巻かれる前記巻線を規制する第1鍔部と第2鍔部と、
    を含み、
    前記第2鍔部は、前記巻線部の軸方向に移動可能であることを特徴とする電気機械装置。
  2. 請求項1に記載の電気機械装置において、
    前記巻線を規制する前記第1鍔部の第1規制面は、前記巻線部の外周面と略直角に交わり、
    前記巻線を規制する前記第2鍔部の第2規制面は、前記巻線部の外周面に対して前記第1鍔部に向かって傾斜している傾斜部を有していることを特徴とする電気機械装置。
  3. 請求項2に記載の電気機械装置において、
    前記巻線は、
    前記巻線部の外周面に巻き回される第1周目の巻線と、
    前記第1周目の巻線の外周面に巻き回される第2周目の巻線と、
    を含み、
    前記第1周目及び第2周目の巻線は、前記傾斜部に接することを特徴とする電気機械装置。
  4. 請求項2又は3に記載の電気機械装置において、
    前記傾斜部は、前記巻線部の外周面に対して略60度の勾配であることを特徴とする電気機械装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の電気機械装置において、
    前記傾斜部は、コーナーRであることを特徴とする電気機械装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気機械装置の製造方法であって、
    前記巻線部の外周面に第1周目の巻線を巻き回す第1周目の巻線工程と、
    前記第2鍔部を前記第1周目の巻線の前記第2鍔部側の端部に接触させる第2鍔部移動工程と、
    前記第2鍔部を前記巻線部に固定する第2鍔部固定工程と、及び、
    前記第1周目の巻線上に第2周目の巻線を巻き回す第2周目の巻線工程と、
    を含むことを特徴とする電気機械装置の製造方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気機械装置を用いたことを特徴とするロボット。
  8. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気機械装置を用いたことを特徴とする移動体。
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