JP2016005316A - 太陽光発電モジュール支持金具及び支持方法 - Google Patents

太陽光発電モジュール支持金具及び支持方法 Download PDF

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Abstract

【課題】据え付け、解体、補修、取り替えが容易で、劣悪な気候環境でも、堅固で長寿命の太陽光発電モジュールの支持架台に用いられる太陽光発電モジュール支持金具を提供する。【解決手段】太陽光発電モジュール1の支持架台は、地面に立設される複数の支柱12と、支柱12に支持され、縦方向に相互に間隔をあけて平行に配置される縦梁部材14と、縦梁部材14により支持され、横方向に相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材16と、横梁部材16により支持され、縦方向に相互に間隔をあけて平行に配置される複数のモジュール接着支持梁部材20と、を有してなり、太陽光発電モジュール1は、裏面側を接着剤層を介してモジュール接着支持梁部材20に接着固定して支持され、太陽光発電モジュール支持金具は、モジュール接着支持梁部材20と、これを横梁部材16に強固に固定する固定金具とにより構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、太陽光発電モジュール支持金具及び支持方法に関する。
例えば、特許文献1に示すような太陽電池モジュールを支持する支持架台が、太陽光発電システムに用いられている。
この支持架台は、地面上に互いに間隔を空けて立設される複数本の支柱と、互いに隣り合う各支柱間に架設される複数本の第1上部梁と、互いに隣り合う各第1上部梁間に架設される複数の第2上部梁と、を備えている。
ここで、第1上部梁と第2上部梁とは、相互に直交する方向に配置されていて、複数本の第2上部梁の上に、太陽光発電モジュールが固定される構造となっている。
上記のような支持架台に、太陽光発電モジュールを支持させる場合は、第2上部梁の上に、太陽光発電モジュールの端縁を帯板状の取付金具によって押さえ、これを第2上部梁にボルトにより締付固定しているので、据え付け、解体、補修、取り替えに手数がかかるという問題点があった。
又、特許文献1に示す太陽電池モジュールを支持する上記の支持架台では、第1上部梁と第2上部梁とは、直接的にボルトとナットとで連結されている。
支持架台の設置安定性を地面に打ち込まれた支柱で担保するのには、地面に対して鉛直方向に支柱を打ち込むことが好ましい。しかしながら、支持架台の組み立て現場には、整地された状態であっても実際には多少の傾斜等が残る場合がある。このため、特許文献1に示す支柱を地面に対して鉛直方向に打ち込むと、隣り合う各第1上部梁の高さが異なってしまい、第1上部梁に第2上部梁が片当たりして、互いの連結部分に余計な応力が生じる可能性があった。その場合には、結果的に支持架台の耐久性を損なうおそれがあった。
又、太陽光発電モジュールを、野外に設置する、いわゆる野立発電所の場合、風の影響を受け易く、太陽光発電モジュールに係る風圧が高いことが知られている。又、この風に乗って、砂や塩分、塩霧が、太陽光発電モジュールの表面あるいは裏面に当たって、これらを劣化させる。特に、帯板状の押え金具は、塩分の影響が大きくて、傷み易く、前述のような強い風圧がかかる場合は製品寿命が短くなるという問題点があった。近年の一般的な太陽光発電モジュールの製品寿命は約25年である。
上記の問題点は、太陽光発電モジュールを屋根に設置する場合も同様に生じていた。
WO2011/136350号公報
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、据え付け、解体、補修、取り替えが容易であるとともに、対候性を高め、製品寿命を延ばすようにした太陽光発電モジュール支持金具及び支持方法を提供することを課題とする。
又、支持架台の組み立て現場に多少の傾斜があっても、支持架台の設置安定性を確保しつつ、支持架台の耐久性低下を防止可能な太陽光発電モジュール支持金具及び支持方法を提供することを課題とする。
本発明は、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
(1)地面の前後左右に間隔をあけて立設される複数の支柱と、前記複数の支柱により支持され、平面視で横方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材とを有してなる太陽光発電モジュールの支持架台に、太陽電池セルを間にして配置された表面ガラス及び裏面ガラスを有してなる太陽光発電モジュールを、接着剤層を介して接着固定して、支持するための複数のモジュール接着支持梁部材を含む太陽光発電モジュール支持金具であって、前記モジュール接着支持梁部材は平面視で縦方向に配置され、相互に間隔をあけて平行に前記複数の横梁部材上に固定可能とされることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(2)(1)において、前記支柱と前記横梁部材との間に、前記支柱により支持され、平面視で縦方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の縦梁部材を設け、前記複数の縦梁部材により前記横梁部材を支持したことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(3)屋根ふき要素により支持され、平面視で横方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材を有してなる太陽光発電モジュールの支持架台に、太陽電池セルを間にして配置された表面ガラス及び裏面ガラスを有してなる太陽光発電モジュールを、接着剤層を介して接着固定して、支持するための複数のモジュール接着支持梁部材を含む太陽光発電モジュール支持金具であって、前記モジュール接着支持梁部材は平面視で縦方向に配置され、相互に間隔をあけて平行に前記複数の横梁部材上に固定可能とされることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(4)(3)において、前記屋根ふき要素と前記横梁部材との間に、前記屋根ふき要素により支持され、平面視で縦方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の縦梁部材を設け、前記複数の縦梁部材により前記横梁部材を支持したことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(5)(2)又は(4)において、前記縦梁部材と前記横梁部材とを連結する縦横梁連結部材を、更に含んでなり、前記縦横梁連結部材は、前記縦梁部材に連結されるベース部と、前記横梁部材に連結され、該ベース部に角度調整可能に支持される支持部と、を備えることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(6)(5)において、前記支持部は、前記横梁部材を把持する一対の把持部を有し、2以上の締結部材で該一対の把持部の距離を狭めることで、前記ベース部に対する該横梁部材の位置および角度の固定を行うことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(7)(5)又は(6)において、前記ベース部は前記縦梁部材に係合した状態で該縦梁部材の長さ方向に移動可能で、且つ前記支持部は前記横梁部材に係合した状態で該横梁部材の長さ方向に移動可能とされていることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(8)(1)乃至(7)のいずれかにおいて、前記モジュール接着支持梁部材は、その長手方向両端部が、前記横梁部材の上面に固定可能とされたことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(9)(1)乃至(8)のいずれかにおいて、前記モジュール接着支持梁部材を、前記横梁部材の上面に押圧固定するための固定金具を含んでなり、この固定金具は、前記横梁部材の上面に形成された長手方向のチャネル形状の上面凹部内を移動自在の一対の固定部材からなり、前記モジュール接着支持梁部材の長手方向端部を、前記横梁部材の上面に押圧固定可能とされたことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(10)(9)において、前記モジュール接着支持梁部材は、その上端面部の幅方向中央部が開口してスリットとされた四角形状の内側空間を有するチャネル部と、このチャネル部の下端から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の被押え部と、前記チャネル部の前記上端面部における前記スリットの両側部、及び、これに連続して前記チャネル部から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の張出部から構成された一対の接着剤層貼付部と、を有してなり、前記一対の接着剤層貼付部の上面には、前記接着剤層が貼付け可能とされ、前記一対の固定部材は、前記一対の被押え部を上方から押え込んだ状態で、前記横梁部材に固定可能とされたことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(11)(10)において、前記被押え部の上面、及び、前記固定部材の、前記被押え部の上面に接触する下面には、相互に噛み合い可能な鋸歯状部が形成されていることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(12)(10)又は(11)において、前記チャネル部の底面は、前記横梁部材の上面にねじ止め可能とされ、前記スリットは、前記底面のねじ止めの際に、ねじ止め工具が挿通可能とされていることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
(13)平面視で横方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材を有してなる太陽光発電モジュールの支持架台における、前記複数の横梁部材上に、太陽電池セルを間にして配置された表面ガラス及び裏面ガラスを有してなる太陽光発電モジュールを接着剤層を介して接着固定した複数のモジュール接着支持梁部材を、平面視で縦方向に配置し、相互に間隔をあけて平行に固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
(14)(13)において、前記モジュール接着支持梁部材の長手方向両端部を、前記横梁部材の上面に固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
(15)(13)又は(14)において、前記横梁部材の上面に形成された長手方向のチャネル形状の上面凹部内を移動自在の一対の固定部材により、前記モジュール接着支持梁部材の長手方向端部を、前記横梁部材の上面に押圧固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
(16)(15)において、前記モジュール接着支持梁部材は、その上端面部の幅方向中央部が開口してスリットとされた四角形状の内側空間を有するチャネル部と、このチャネル部の下端から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の被押え部と、前記チャネル部の前記上端面部における前記スリットの両側部、及び、これに連続して前記チャネル部から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の張出部から構成された一対の接着剤層貼付部と、を有してなり、前記一対の接着剤層貼付部の上面に、前記接着剤層を介して、前記太陽光発電モジュールを貼付け、前記一対の固定部材により、前記一対の被押え部を上方から押え込んだ状態で、前記横梁部材に前記モジュール接着支持梁部材を固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
(17)(16)において、前記被押え部の上面、及び、前記固定部材の、前記被押え部の上面に接触する下面には、相互に噛み合い可能な鋸歯状部が形成されていて、これらの鋸歯状部を噛み合せて、前記被押え部と前記固定部材との相対移動を阻止した状態で、前記横梁部材に前記モジュール接着支持梁部材を固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
(18)(16)又は(17)において、前記スリットにねじ止め工具を挿通して、前記チャネル部の底面を、前記横梁部材の上面にねじ止めすることを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
本発明によれば、太陽光発電システムの据え付け、解体、補修、取り替えが容易であるとともに、太陽光発電モジュールの対候性能を高めることによって、劣悪な気候環境でもモジュール寿命を延長して発電性能を安定して維持することができる。
又、支持架台の組み立て現場に多少の傾斜があっても、支持架台の設置安定性を確保しつつ、支持架台の耐久性低下の防止が可能となる。
更に、本発明の方法によれば、短時間で容易且つ確実に太陽光発電モジュールを支持架台に取付けて支持することができる。
本発明の実施例1に係る太陽光発電モジュール支持金具を用いた太陽光発電モジュールの支持架台を含む太陽光発電システムを示す斜視図 同支持架台に太陽光発電モジュールを支持した状態を示す側面図 同正面図 太陽光発電モジュールを拡大して模式的に示す断面図 実施例1における横梁部材を示す図(斜視図(A)、断面図(B)) 図2のVI−VI線に沿う拡大断面図 図6の一部の拡大斜視図 同実施例1における太陽光発電モジュール支持金具の主たる部分を拡大して示す断面図 支柱から上側の太陽光発電システムを示す側面透視拡大図 縦横梁連結部材を示す図(正面図(A)、側面図(B)、上面図(C)) 固定ナット補材を拡大して示す図(斜視図(A)、側面図(B)、正面図(C)) 縦横梁連結部材の支持部を示す図(斜視図(A)、背面図(B)、断面図(C) 仮組み縦横梁連結部材を示す斜視図(仮組み後の図(A)、仮組みされる際の図(B)) 太陽光発電モジュールを支持架台により支持させる過程を示すフローチャート 実施例1に係る太陽光発電モジュール支持金具を用いて、太陽光発電モジュールを支持架台により支持させる過程の一部を模式的に示す斜視図 太陽光発電モジュールの他の形態を拡大して模式的に示す断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示される実施例1に係る太陽光発電モジュール支持金具(以下、モジュール支持金具)40を用いた支持架台10は、その上側に、図2、図3に示されるように、太陽光発電モジュール1を傾斜した状態で支持するものである。
この支持架台10は、地面の前後左右に間隔をあけて立設される複数の支柱12と、複数の支柱12により支持され、平面視(太陽光発電モジュールの表面と垂直な方向から見た場合)で縦方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の縦梁部材14と、これら複数の縦梁部材14により支持され、平面視で横方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材16と、これら複数の横梁部材16により支持され、平面視で縦方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数のモジュール接着支持梁部材20と、を備えて構成されている。
支柱12の上端には、これと縦梁部材14とを連結するための支柱/梁連結部材19が設けられている。又、支柱12の途中には、斜支柱13が連結され、斜支柱13の先端は、縦梁部材14の支柱/梁連結部材19から離間した位置で同様の斜支柱/梁連結部材13Aにより連結されている。
上記モジュール接着支持梁部材20と後述の固定金具30及び縦横梁連結部材50とにより、前記モジュール支持金具40が構成されている。
太陽光発電モジュール1は、図4に示されるように、太陽電池セル2を間にして配置された表面ガラス3及び裏面ガラス4を一体的に貼り合わせた合わせガラス構造であって、裏面側が接着剤層5を介して、モジュール接着支持梁部材20に接着固定されることにより支持架台10に支持されている。
縦梁部材14は、図6に示されるように、その外側に長さ方向に延びる2つの凹部を備えるレール形状の部材であり、アルミ材で成形されていて、長さ方向と直交する断面形状において内側に閉じられた内部空間を有する中空構造とされている。
又、縦梁部材14は、上面にチャネル形状の上面凹部14A、下面にチャネル形状の下面凹部14Bを備えている。
横梁部材16は、太陽光発電モジュール1の、平面視で、傾斜の上側である縦方向上側端縁6Aに沿って配置された上部横梁部材16Aと、傾斜の下側である縦方向下側端縁6Bに沿って配置された下部横梁部材16Bとからなっている。
又、各横梁部材16は、図5(A)、(B)に示す如く、その外側に長さ方向Pに延びる2つの凹部を備えるレール形状の部材であり、アルミ材で成形されていて、図5(B)に示す如く、長さ方向Pに直交する断面形状において内側に閉じられた内部空間を有する中空構造とされている。
又、横梁部材16は、上面に上面凹部17A、下面に2つの張出し部17Bと下面凹部17Cとを備えている。各凹部17A、17Cの間口はいずれも一旦狭くなっており、内側が広く構成されている。上面凹部17Aは、固定ナット補材62と固定ナット60とが係合する形状とされている。このため、上面凹部17Aは、縦梁部材14の上面凹部14Aと同一形状(最大内幅L5、間口幅L6、間口厚みH6、内部高さH5)とされている。このため、上面凹部17Aについての説明は省略する。
張出し部17Bは、図5(B)に示す如く、横梁部材16の側面下端に突出した形状を有している。一対の張出し部17Bによる幅は距離L10とされ、張出し部17Bの斜面は、水平面に対して角度θ2とされている。ここで、距離L10は、図10(B)に示す縦横梁連結部材50の支持部54間の距離L9(支持部54の回転が全く不可能となるときの距離)よりもほんのわずかに大きくされている(L10>L9)。そして、角度θ2は、縦横梁連結部材50の把持部54Eの角度θ1よりもわずかに大きくされている(θ2>θ1)。このため、縦横梁連結部材50の(ベース部52の)屈曲板52Bを支持部54で把持し、2つの相応の長さのボルトBt(締結部材)を貫通孔54Fに挿通させて、貫通したボルトBtの部分をナットNt(締結部材)で締め込む。そして、一対の把持部54Eの距離を狭めることで、ベース部52に対する横梁部材16の位置および角度の固定を行うことが可能となる。なお、そのボルトBtが相応に緩んだ状態であれば、縦横梁連結部材50を横梁部材16と係合した状態のままで、横梁部材16の長さ方向に移動させることが可能となる。なお、横梁部材16の両側面内側には、図5(B)に示す如く、2つの凸部17Dがそれぞれ設けられている。上側の2つの凸部17Dの凸部側面17DAと底面凹部17AAの内側面17ABとは一直線上に並び、且つ下側の2つの凸部17Dの凸部側面17DBと下面凹部17Cの内側面17CAとは一直線上に並ぶようにされている。
図2、図3に示されるように、上下に隣接する太陽光発電モジュール1における縦方向上側端縁6Aと縦方向下側端縁6Bとの間は、平面視で上下に隙間18を持って配置されている。又、これら縦方向上側端縁6Aと縦方向下側端縁6Bを支持する上部横梁部材16Aと下部横梁部材16B間も隙間が設けられている。
図6に示されるように、縦梁部材14の上面には、縦横梁連結部材50を介して、横梁部材16が支持されている。モジュール接着支持梁部材20は、その長手方向両端部が、横梁部材16の上面に、ボルト23により固定可能とされていて、横梁部材16の上面には、図7に示されるように、上面凹部17Aが設けられている。
固定金具30は、上面凹部17A内を移動自在の一対の押え部材32A、32Bからなり、モジュール接着支持梁部材20の長手方向端部を、横梁部材16の上面に押圧固定可能とされている。
モジュール接着支持梁部材20は、例えばアルミ押出成型により形成された筒状の部材であり、図6〜8に示されるように、その上端面部20Aの幅方向中央部が開口してスリット21とされた四角形状の内側空間22Aを有するチャネル部22と、このチャネル部22の下端から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の被押え部24と、チャネル部22の上端面部20Aにおける前記スリット21の両側部、及び、これに連続して前記チャネル部22から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の張出部26A、26Bから構成された一対の接着剤層貼付部26とを備えて構成されている。
この一対の接着剤層貼付部26の間にスリット21が設けられている。又、一対の接着剤層貼付部26の上面には図7、8に示されるように、接着剤層5が貼り付けられるようになっている。すなわち、一本のモジュール接着支持梁部材20には、接着剤層5が2列、平行に貼り付けられる。
押え部材32A、32Bは、モジュール接着支持梁部材20の両側で、一対の被押え部24を上方から押え込んだ状態で、横梁部材16にボルト23により固定可能とされている。
被押え部24の上面、及び、押え部材32A、32Bの被押え部24の上面に接触する押え部材32A、32Bの下面には、相互に噛み合い可能な鋸歯状部25が形成されていて、押え部材32A、32Bを、被押え部24を押えた状態でボルト23により固定したとき、押え部材32A、32Bが、被押え部24からずれないようにして、安定して固定することができるようにされている。
又、チャネル部22の底面は、横梁部材16の上面にねじ25Aにより固定可能とされ、スリット21は、底面のねじ止めの際に、ねじ止め工具、例えばドライバーを挿通可能としている。
支柱/梁連結部材19と縦梁部材14とは、固定ナット60と固定ナット補材62とにより連結されている。
図6、図9〜図13に示すように、縦梁部材14と、縦梁部材14とほぼ直交する横梁部材16とは縦横梁連結部材50により連結されている。縦横梁連結部材50は、図9に示すように、縦梁部材14に連結されるベース部52と、横梁部材16に連結され、ベース部52に角度調整可能に支持される支持部54と、を備える。
ベース部52は、図10(A)、(B)、(C)に示すように、底面板52Aと屈曲板52Bとを備える。底面板52Aは、角がとれた略長方形であり、2つの短辺側に打出し部52AAがそれぞれ設けられている。打出し部52AAの底面には隙間が設けられている。この隙間は、図11に示される固定ナット補材62の上端部62Bを逃がすために設けたものである。つまり、この隙間の高さH8は、上端部62Bの厚みH3よりも大きくされている(H8>H3)。そして、この隙間の幅L8は、上端部62Bの長さL2よりも大きくされている(L8>L2)。打出し部52AAにはボルトBtが挿通可能な貫通孔52ABがそれぞれ設けられている。屈曲板52Bは、「く」の字に屈曲した部材であり、底面板52Aの長辺側にその両端が溶接されている。なお、符号52BBは、打出し部であり、屈曲板52Bを高剛性化するために設けられている。
図11の符号62Aは円筒部、62AA、62ABは貫通孔、62Bは上端部、62Cは延在部、62CAは取手部をそれぞれ示す。
支持部54は、図10(A)、(B)、(C)、図11(A)、(B)、(C)に示す如く、一対の略二等辺三角形の板状の部材である。支持部54の頂角は角がなく丸みを帯びており、その内側に貫通孔54Aが設けられている(この頂角の角度は、回転可能角度により適宜定めることができる。本実施例では支持部54は、ベース部52に対して±15度程度の回転が可能とされている)。図12(C)に示すように、貫通孔54Aには屈曲部54Bを介して円筒部54Cが連続的に成形されている。この円筒部54Cの外周面は、屈曲板52Bの内周面と接触して、回転軸として機能する。貫通孔54Aの両側には、それぞれ貫通孔54Fが設けられている。この貫通孔54FにはボルトBtが挿通される。支持部54の底辺に該当する部分には、屈曲部54Dを介して把持部54Eが連続的に成形されている。把持部54Eは、横梁部材16を把持するための部分であり、図10(B)、図12(C)に示すように、水平面から角度θ1で傾斜している。
なお、支持架台10の組み立ての際には、図13(A)、(B)に示す、縦横梁連結部材50の組み込みに必要な部品を仮組みした仮組み縦横梁連結部材51が、組み立て現場に持ち込まれることとなる。
次に、上記実施例1に係る支持架台10に、太陽光発電モジュール1を取付けて支持する過程について説明する。
まず図14に示されるように、ステップS2において、支柱12を立設する。
次に、ステップS4において、支柱12の上端に、支柱/梁連結部材19を取付ける。
ステップS6に進み、支柱/梁連結部材19によって、支柱12の上端に、縦梁部材14を取付ける。
次のステップS8においては、縦梁部材14に縦横梁連結部材50を取付け、この縦横梁連結部材50を介して、次のステップS10において、横梁部材16を縦梁部材14に取付ける。
次のステップS12においては、太陽光発電モジュール1の裏面ガラス4側に接着剤層5によって、モジュール接着支持梁部材20を接着固定する。
次のステップS14において、太陽光発電モジュール1を接着固定した状態のモジュール接着支持梁部材20を、固定金具30により横梁部材16に固定する。
太陽光発電モジュールの支持過程の概略は、上記のとおりであり、次に、主要ステップの詳細について説明する。
ステップS8における、縦横梁連結部材50の取付け過程の詳細は次のとおりである。
図6、図9に示されるように縦横梁連結部材50を縦梁部材14に連結させるには、貫通孔52ABに、ボルトBtで固定ナット60が組み込まれた固定ナット補材62を係合した状態とする。そして、縦梁部材14の上面凹部14Aに、固定ナット60が組み込まれた固定ナット補材62の円筒部62Aを挿入する。挿入した後にボルトBtを締め込むと、底面板52Aにより固定ナット補材62の取手部62CAは上面凹部14Aの内部に押し込まれる。すると、固定ナット補材62の上端部62Bは上面凹部14Aの間口の外側に残るものの、延在部62Cは間口を上下に横切ることとなる。これにより、延在部62Cは、固定ナット60の回り止めとして機能する。このとき、そのボルトBtが緩んだ状態であれば、縦横梁連結部材50(のベース部52)を固定ナット60により縦梁部材14と係合した状態のままで、縦梁部材14の長さ方向に移動させることが可能となる。そのボルトBtをきつく締め込むことで、固定ナット補材62の上端部62Bの厚みH3に影響されることなく、縦横梁連結部材50の位置を縦梁部材14に対して安定して固定することができる。
次に、縦横梁連結部材50を縦梁部材14に取付ける(図14のステップS8)。固定ナット60を組み込んだ固定ナット補材62を縦梁部材14の上面凹部14Aに押し込む。そして、仮組み縦横梁連結部材51の貫通孔に挿通されたボルトBtを締め込んで、縦横梁連結部材50を縦梁部材14に取り付ける。
次に、横梁部材16を縦横梁連結部材50に取付ける(図14のステップS10)。つまり、仮組み縦横梁連結部材51の支持部54に係合している2つのボルトBtを緩めて、一対の把持部54Eの間に横梁部材16の張出し部17Bを挿入する。そして、2つのボルトBtを締め込んでいく。この過程で、一対の把持部54Eが横梁部材16の張出し部17Bに均一に接触するように、貫通孔54Aを中心として、支持部54を回転調整して角度を確定する。なお、この時点では、縦梁部材14に対するベース部52の位置を確定しておく。
この実施例1においては、図15に示されるように、太陽光発電モジュール1の裏面ガラス4側に、接着剤層5によって、モジュール接着支持梁部材20を予め接着固定しておく。
次に、太陽光発電モジュール1と一体のモジュール接着支持梁部材20を、その長手方向両端において、図7に示されるように、横梁部材16の上面にねじ25Aにより締め付け固定する。この時、ねじ止め工具、例えばドライバーを、スリット21から通してねじ25Aを締め付ける。
次に、横梁部材16の上面に形成されている上面凹部17A内で押え部材32A、32Bを摺動させて、横梁部材16に固定されたモジュール接着支持梁部材20の左右の被押え部24を押えつけるようにセットし、被押え部24の上面の鋸歯状部25と、押え部材32A、32Bの下面の鋸歯状部25を噛合わせた状態で、ボルト23により押え部材32A、32Bを、横梁部材16上面に強く締め付け固定する。
これにより、太陽光発電モジュール1の支持架台10への取り付けが終了する。
上記のように、モジュール接着支持梁部材20は、強く固定され、強い風圧などがかかった場合でも、ボルト23を緩ませるようなことは生じない。
なお、上記実施例1において、太陽光発電モジュール1は、図4に示されるように、太陽電池セル2を間にして配置された表面ガラス3及び裏面ガラス4を一体とした合わせガラス構造であるが、本発明はこれに限定されるものでなく、図16に示されるような、前記合わせガラス構造の裏面側に、スペーサー7を介して強化ガラス8を貼り付けて空気層9を設けた複層ガラス構造であってもよい。
通常の太陽光発電モジュールの重量は、250Wのモジュールで18kgであるのに対して、合わせガラス構造では24kg、複層ガラス構造では30kgとなる。
本発明によれば、太陽光発電モジュールの裏側を指示するモジュール接着支持梁部材は、太陽光発電モジュールから長手方向両端が突出した状態で、横梁部材に強固に固定され、太陽光発電モジュールは、接着剤層を介してモジュール接着支持梁部材に接着、固定されているので、据え付け、解体、補修、取り替えが容易である。
又、太陽光発電モジュールの表面に露出する押え金具やボルトなどがなく、紫外線による劣化が少なく、特に、固定金具に相当する接着剤層が直接紫外線や風雨にさらされることがなく、対候性を高くすることができる。
台風などの高い風圧が加わった場合、特に、太陽光発電モジュールは、2重ガラス構造であるので、通常の発電モジュールよりも重く、接着剤層による貼式の効果に加えて、強い風による風圧に耐えることができる(従来比3〜4倍)。その結果、製品寿命を25年から30年に増大することができた。
更に、平面視で上下方向に並べられた太陽光発電モジュール上面に付着した埃などは、雨天時に、雨水によって流され、これが上下の太陽光発電モジュール間に設けられた隙間から流し落とされるという効果がある。
なお、上記実施例は、地面に立設された支柱の上に太陽光発電モジュールを支持するものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、屋根の上に太陽光発電モジュールを支持する場合(屋根式)にも適用されるものである。
屋根式では、縦梁部材を省略するか、あるいは縦梁部材と横梁部材の両方を省略する場合がある。又、後者の場合は、縦横梁連結部材が不要となる。
又、太陽光発電モジュール支持金具は、モジュール接着支持梁部材と固定金具からなり、縦横梁連結部材を省略した場合も含むものである。
本発明は、大面積の太陽光発電モジュールの設置、運転の産業に利用することができる。
1…太陽光発電モジュール
2…太陽電池セル
3…表面ガラス
4…裏面ガラス
5…接着剤層
6A…縦方向上側端縁
6B…縦方向下側端縁
7…スペーサー
8…強化ガラス
9…空気層
10…支持架台
12…支柱
13…斜支柱
13A…斜支柱/梁連結部材
14…縦梁部材
14A…上面凹部
14B…下面凹部
16…横梁部材
16A…上部横梁部材
16B…下部横梁部材
17A…上面凹部
17AA…底面凹部
17AB…内側面
17B…張出し部
17C…下面凹部
17CA…内側面
17D…凸部
17DA…凸部側面
17DB…凸部側面
18…隙間
19…支柱/梁連結部材
20…モジュール接着支持梁部材
20A…上端面部
21…スリット
22…チャネル部
22A…内側空間
24…被押え部
25…鋸歯状部
26…接着剤層貼付部
26A、26B…張出部
30…固定金具
32A、32B…押え部材
40…太陽光発電モジュール支持金具
50…縦横梁連結部材
51…仮組み縦横梁連結部材
52…ベース部
52A…底面板
52AA…打出し部
52AB…貫通孔
52B…屈曲板
54…支持部
54A…貫通孔
54B…屈曲部
54C…円筒部
54D…屈曲部
54E…把持部
54F…貫通孔
60…固定ナット
62…固定ナット補材
62A…円筒部
62B…上端部
62C…延在部
62CA…取手部

Claims (18)

  1. 地面の前後左右に間隔をあけて立設される複数の支柱と、前記複数の支柱により支持され、平面視で横方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材とを有してなる太陽光発電モジュールの支持架台に、
    太陽電池セルを間にして配置された表面ガラス及び裏面ガラスを有してなる太陽光発電モジュールを、接着剤層を介して接着固定して、支持するための複数のモジュール接着支持梁部材を含む太陽光発電モジュール支持金具であって、
    前記モジュール接着支持梁部材は平面視で縦方向に配置され、相互に間隔をあけて平行に前記複数の横梁部材上に固定可能とされることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  2. 請求項1において、
    前記支柱と前記横梁部材との間に、前記支柱により支持され、平面視で縦方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の縦梁部材を設け、
    前記複数の縦梁部材により前記横梁部材を支持したことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  3. 屋根ふき要素により支持され、平面視で横方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材を有してなる太陽光発電モジュールの支持架台に、
    太陽電池セルを間にして配置された表面ガラス及び裏面ガラスを有してなる太陽光発電モジュールを、接着剤層を介して接着固定して、支持するための複数のモジュール接着支持梁部材を含む太陽光発電モジュール支持金具であって、
    前記モジュール接着支持梁部材は平面視で縦方向に配置され、相互に間隔をあけて平行に前記複数の横梁部材上に固定可能とされることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  4. 請求項3において、
    前記屋根ふき要素と前記横梁部材との間に、前記屋根ふき要素により支持され、平面視で縦方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の縦梁部材を設け、
    前記複数の縦梁部材により前記横梁部材を支持したことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  5. 請求項2又は4において、
    前記縦梁部材と前記横梁部材とを連結する縦横梁連結部材を、更に含んでなり、
    前記縦横梁連結部材は、前記縦梁部材に連結されるベース部と、前記横梁部材に連結され、該ベース部に角度調整可能に支持される支持部と、を備えることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  6. 請求項5において、
    前記支持部は、前記横梁部材を把持する一対の把持部を有し、2以上の締結部材で該一対の把持部の距離を狭めることで、前記ベース部に対する該横梁部材の位置および角度の固定を行うことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  7. 請求項5又は6において、
    前記ベース部は前記縦梁部材に係合した状態で該縦梁部材の長さ方向に移動可能で、且つ前記支持部は前記横梁部材に係合した状態で該横梁部材の長さ方向に移動可能とされている
    ことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記モジュール接着支持梁部材は、その長手方向両端部が、前記横梁部材の上面に固定可能とされたことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記モジュール接着支持梁部材を、前記横梁部材の上面に押圧固定するための固定金具を含んでなり、この固定金具は、前記横梁部材の上面に形成された長手方向のチャネル形状の上面凹部内を移動自在の一対の固定部材からなり、前記モジュール接着支持梁部材の長手方向端部を、前記横梁部材の上面に押圧固定可能とされたことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  10. 請求項9において、
    前記モジュール接着支持梁部材は、その上端面部の幅方向中央部が開口してスリットとされた四角形状の内側空間を有するチャネル部と、このチャネル部の下端から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の被押え部と、
    前記チャネル部の前記上端面部における前記スリットの両側部、及び、これに連続して前記チャネル部から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の張出部から構成された一対の接着剤層貼付部と、
    を有してなり、
    前記一対の接着剤層貼付部の上面には、前記接着剤層が貼付け可能とされ、
    前記一対の固定部材は、前記一対の被押え部を上方から押え込んだ状態で、前記横梁部材に固定可能とされたことを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  11. 請求項10において、
    前記被押え部の上面、及び、前記固定部材の、前記被押え部の上面に接触する下面には、相互に噛み合い可能な鋸歯状部が形成されていることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  12. 請求項10又は11において、
    前記チャネル部の底面は、前記横梁部材の上面にねじ止め可能とされ、前記スリットは、前記底面のねじ止めの際に、ねじ止め工具が挿通可能とされていることを特徴とする太陽光発電モジュール支持金具。
  13. 平面視で横方向に、且つ、相互に間隔をあけて平行に配置される複数の横梁部材を有してなる太陽光発電モジュールの支持架台における、前記複数の横梁部材上に、
    太陽電池セルを間にして配置された表面ガラス及び裏面ガラスを有してなる太陽光発電モジュールを接着剤層を介して接着固定した複数のモジュール接着支持梁部材を、平面視で縦方向に配置し、相互に間隔をあけて平行に固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
  14. 請求項13において、
    前記モジュール接着支持梁部材の長手方向両端部を、前記横梁部材の上面に固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
  15. 請求項13又は14において、
    前記横梁部材の上面に形成された長手方向のチャネル形状の上面凹部内を移動自在の一対の固定部材により、前記モジュール接着支持梁部材の長手方向端部を、前記横梁部材の上面に押圧固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
  16. 請求項15において、
    前記モジュール接着支持梁部材は、その上端面部の幅方向中央部が開口してスリットとされた四角形状の内側空間を有するチャネル部と、このチャネル部の下端から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の被押え部と、
    前記チャネル部の前記上端面部における前記スリットの両側部、及び、これに連続して前記チャネル部から幅方向両側に水平に突出して形成されている一対の張出部から構成された一対の接着剤層貼付部と、
    を有してなり、
    前記一対の接着剤層貼付部の上面に、前記接着剤層を介して、前記太陽光発電モジュールを貼付け、
    前記一対の固定部材により、前記一対の被押え部を上方から押え込んだ状態で、前記横梁部材に前記モジュール接着支持梁部材を固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
  17. 請求項16において、
    前記被押え部の上面、及び、前記固定部材の、前記被押え部の上面に接触する下面には、相互に噛み合い可能な鋸歯状部が形成されていて、これらの鋸歯状部を噛み合せて、前記被押え部と前記固定部材との相対移動を阻止した状態で、前記横梁部材に前記モジュール接着支持梁部材を固定することを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
  18. 請求項16又は17において、
    前記スリットにねじ止め工具を挿通して、前記チャネル部の底面を、前記横梁部材の上面にねじ止めすることを特徴とする太陽光発電モジュール支持方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108111126A (zh) * 2018-03-06 2018-06-01 中清能绿洲科技股份有限公司 光伏组件隐裂试验支架和系统
CN108377121A (zh) * 2016-11-25 2018-08-07 阿特斯阳光电力集团有限公司 双玻光伏组件安装支架
CN113922737A (zh) * 2021-09-08 2022-01-11 云南宝业金属结构工程有限公司 一种光伏板的安装配件、安装方法与光伏屋面

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