JP2016004410A - 印刷制御装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の可変情報を分割して複数の印刷手段に供給することにより、バリアブル印刷にかかる印刷時間を短縮できる印刷制御装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】印刷制御装置1は、雛形に従って印刷される複数の可変情報に基づいて印刷時間を算出し、算出される印刷時間に応じて複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する。印刷制御装置1は、1又は複数に分割される可変情報を複数の印刷手段のそれぞれに供給する。
【選択図】図2
【解決手段】印刷制御装置1は、雛形に従って印刷される複数の可変情報に基づいて印刷時間を算出し、算出される印刷時間に応じて複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する。印刷制御装置1は、1又は複数に分割される可変情報を複数の印刷手段のそれぞれに供給する。
【選択図】図2
Description
本発明は印刷制御装置及びプログラムに関する。
近年では、予め決められた印刷物の雛形に従って、複数の可変情報(例えば、住所や名前、クレジットカードの請求額など)を印刷するバリアブル印刷が行われている。
これに対し、特許文献1には、入力された製造番号に係る製品が、入力された納期までに製造を完成させるための着手日を出力し、算出された着手日が処理日より過去となる場合、処理日を着手日とし、補正された納期を出力する方法が開示されている。
また、特許文献2には、加工機械端末の稼働実績を取得して、工程管理及び工数管理を行うシステムが開示されている。
また、特許文献3には、印刷ジョブに含まれる情報(ページ数、データサイズ、配布先)に応じて、複数の印刷ジョブに対するグループ化を行う方法が開示されている。
ところで、上記特許文献には、複数の可変情報を分割して複数の印刷手段に供給することによってバリアブル印刷にかかる印刷時間を短縮することは開示されていない。
本発明の目的は、複数の可変情報を分割して複数の印刷手段に供給することにより、バリアブル印刷にかかる印刷時間を短縮できる印刷制御装置及びプログラムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、雛形に従って印刷される複数の可変情報を取得する可変情報取得手段と、前記雛形に従って印刷される前記複数の可変情報の印刷時間を算出する印刷時間算出手段と、前記算出される印刷時間に応じて前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する可変情報分割手段と、前記1又は複数ずつに分割される前記可変情報を複数の印刷手段のそれぞれに供給する供給手段と、を含む印刷制御装置である。
また、請求項2に記載の発明は、前記雛形を示す雛形情報を取得する雛形情報取得手段を更に含み、前記印刷時間算出手段は、前記雛形情報に少なくとも1つの前記可変情報を合成して成る合成印刷情報に基づいて、前記複数の可変情報の印刷時間を算出する、請求項1に記載の印刷制御装置である。
また、請求項3に記載の発明は、前記印刷時間算出手段は、前記合成印刷情報の印刷枚数に基づいて、前記複数の可変情報の印刷時間を算出する、請求項2に記載の印刷制御装置である。
また、請求項4に記載の発明は、前記印刷時間算出手段は、前記可変情報とは異なる他の印刷情報の印刷時間を更に算出し、可変情報分割手段は、前記算出される前記複数の可変情報の印刷時間と、前記他の印刷情報の印刷時間とに応じて、前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する、請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷制御装置である。
また、請求項5に記載の発明は、印刷処理が完了されるべき納期を示す納期情報を取得する納期情報取得手段を更に含み、前記可変情報分割手段は、前記算出される印刷時間が前記納期情報により示される納期の条件を充足しない場合、前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する、請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置である。
また、請求項6に記載の発明は、雛形に従って印刷される複数の可変情報を取得する可変情報取得手段、前記雛形に従って印刷される前記複数の可変情報の印刷時間を算出する印刷時間算出手段、前記算出される印刷時間に応じて前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する可変情報分割手段、及び、前記1又は複数ずつに分割される前記可変情報を複数の印刷手段のそれぞれに供給する供給手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
上記請求項1に記載の印刷制御装置によれば、可変情報を分割して複数の印刷手段に供給することによってバリアブル印刷にかかる印刷時間を短縮することができる。
また、上記請求項2に記載の印刷制御装置によれば、可変情報のみからバリアブル印刷にかかる印刷時間を算出する場合に比べて、算出される印刷時間の精度を向上することができる。
また、上記請求項3に記載の印刷制御装置によれば、バリアブル印刷の印刷枚数を利用して、バリアブル印刷にかかる印刷時間を算出することができる。
また、上記請求項4に記載の印刷制御装置によれば、可変情報とは異なる他の印刷情報の印刷時間を考慮して、バリアブル印刷にかかる印刷時間を短縮できる。
また、上記請求項5に記載の印刷制御装置によれば、納期の条件を充足するように複数の可変情報を分割することによりバリアブル印刷にかかる印刷時間を短縮できる。
また、上記請求項6に記載のプログラムによれば、可変情報を分割して複数の印刷手段に供給することによってバリアブル印刷にかかる印刷時間を短縮することができる。
以下に、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と呼ぶ)の例を、図面に従って説明する。なお、本明細書の各図について、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
[1.システム構成]
図1は、本実施形態に係る印刷システム5の機器構成の一例を示す図である。同図に示すように、印刷システム5は、サーバコンピュータなどにより構成される印刷制御装置1と、印刷システム5の利用者により利用されるパーソナルコンピュータなどである少なくとも1つのクライアント装置2と、印刷装置である複数のプリンタ3とを含んでいる。印刷制御装置1とクライアント装置2とプリンタ3は、バスやネットワークを介して接続され、相互にデータの授受が可能である。
図1は、本実施形態に係る印刷システム5の機器構成の一例を示す図である。同図に示すように、印刷システム5は、サーバコンピュータなどにより構成される印刷制御装置1と、印刷システム5の利用者により利用されるパーソナルコンピュータなどである少なくとも1つのクライアント装置2と、印刷装置である複数のプリンタ3とを含んでいる。印刷制御装置1とクライアント装置2とプリンタ3は、バスやネットワークを介して接続され、相互にデータの授受が可能である。
クライアント装置2のハードウェア構成について説明する。クライアント装置2は、マイクロプロセッサ、RAMやハードディスクドライブなどの記憶媒体により構成される記憶部、ネットワークに接続される他の装置とのデータの授受を実現する通信インタフェース、利用者の入力を受け付けるマウスやキーボードなどの入力デバイス、ディスプレイなどの表示部を備える。ここで、クライアント装置2の記憶部には、文書や画像などの印刷情報の作成及び印刷制御装置1へ印刷要求を送信するためのプログラムや、後述するフォームデータ、バリアブルデータなどが記憶されている。クライアント装置2のマイクロプロセッサは、上記クライアント装置2の記憶部に記憶されるプログラムに従って、各種情報処理を実行する。
印刷制御装置1のハードウェア構成について説明する。印刷制御装置1は、クライアント装置2と同様に、マイクロプロセッサや記憶部、通信インタフェース、入力デバイス、表示部などを備える。ここで、印刷制御装置1の記憶部には、印刷制御に用いる各種のデータが記憶されるとともに、印刷制御用のプログラムが記憶されている。印刷制御装置1のマイクロプロセッサは、上記印刷制御用のプログラムに従って、以下に説明する各種印刷制御処理を実行する。
なお、印刷制御装置1及びクライアント装置2のそれぞれに記憶されるプログラムは、フラッシュメモリなどの情報記憶媒体を介して、または、ローカルエリアネットワークやインターネットなどの電気通信網を介して供給されることとしてもよい。
[2.機能ブロック]
図2は、印刷制御装置1の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、印刷制御装置1は、機能的には、印刷要求取得部110と、印刷データ格納部120と、合成印刷データ生成部131と、印刷条件取得部132と、プリンタ情報取得部141と、印刷状況取得部142と、印刷スケジュール管理部150と、印刷スケジュール登録部160と、バリアブルデータ分割部170と、印刷データ供給部180と、印刷スケジュール通知部190と、を含む。これらの機能は、印刷制御装置1の記憶部に記憶される印刷制御用のプログラムを、印刷制御装置1のマイクロプロセッサなどが実行することにより実現される。以下、印刷制御装置1に備えられた各部の詳細について説明する。
図2は、印刷制御装置1の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、印刷制御装置1は、機能的には、印刷要求取得部110と、印刷データ格納部120と、合成印刷データ生成部131と、印刷条件取得部132と、プリンタ情報取得部141と、印刷状況取得部142と、印刷スケジュール管理部150と、印刷スケジュール登録部160と、バリアブルデータ分割部170と、印刷データ供給部180と、印刷スケジュール通知部190と、を含む。これらの機能は、印刷制御装置1の記憶部に記憶される印刷制御用のプログラムを、印刷制御装置1のマイクロプロセッサなどが実行することにより実現される。以下、印刷制御装置1に備えられた各部の詳細について説明する。
[2−1.印刷要求取得部]
印刷要求取得部110は、印刷物の印刷要求を取得する。本実施形態では、印刷要求取得部110は、クライアント装置2から送信される印刷要求を受信することにより、印刷要求を取得することとする。
印刷要求取得部110は、印刷物の印刷要求を取得する。本実施形態では、印刷要求取得部110は、クライアント装置2から送信される印刷要求を受信することにより、印刷要求を取得することとする。
また、印刷要求取得部110は、印刷要求を取得するとともに、この印刷要求に応じて印刷される各種データを取得する。より具体的には、印刷要求取得部110は、図2の機能ブロック図に示すように、バリアブルデータ取得部111と、フォームデータ取得部112と、通常印刷データ取得部113と、納期情報取得部114とを含む。以下、印刷要求取得部110に含まれる各部の詳細について説明する。
[2−1−1.バリアブルデータ取得部]
バリアブルデータ取得部111は、バリアブル印刷の雛形に従って印刷される複数の可変情報を含むバリアブルデータを取得する。本実施形態では、バリアブルデータ取得部111は、クライアント装置2から印刷要求と共に送信されるバリアブルデータを受信して取得することとする。この他にも、バリアブルデータ取得部111は、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶されるバリアブルデータの中から、取得した印刷要求により示されるバリアブルデータを取得することとしてもよい。
バリアブルデータ取得部111は、バリアブル印刷の雛形に従って印刷される複数の可変情報を含むバリアブルデータを取得する。本実施形態では、バリアブルデータ取得部111は、クライアント装置2から印刷要求と共に送信されるバリアブルデータを受信して取得することとする。この他にも、バリアブルデータ取得部111は、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶されるバリアブルデータの中から、取得した印刷要求により示されるバリアブルデータを取得することとしてもよい。
図3は、バリアブルデータの一例を示す図である。同図に示すように、本実施形態に係るバリアブルデータは、「氏名」フィールドを含むテーブル形式のデータであることとする。また、ここでの可変情報は、バリアブルデータに含まれるレコード単位の情報であることとする。なお、バリアブルデータは、「氏名」フィールドとは異なる他のフィールド(例えば、住所やクレジットカードの請求額など)を含むこととしてよもよく、また、可変情報には、テキストデータに限らず、フォントデータや画像データなどの種々の形式のデータが含まれることとしてもよい。
[2−1−2.フォームデータ取得部]
フォームデータ取得部112は、バリアブル印刷の雛形を示すフォームデータを取得する。本実施形態では、フォームデータ取得部112は、バリアブルデータ取得部111と同様に、印刷要求とともに送信されるフォームデータを受信して取得することとするが、これに限らず、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶されるフォームデータの中から、取得した印刷要求により示されるフォームデータを取得することとしてもよい。
フォームデータ取得部112は、バリアブル印刷の雛形を示すフォームデータを取得する。本実施形態では、フォームデータ取得部112は、バリアブルデータ取得部111と同様に、印刷要求とともに送信されるフォームデータを受信して取得することとするが、これに限らず、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶されるフォームデータの中から、取得した印刷要求により示されるフォームデータを取得することとしてもよい。
図4は、フォームデータの一例を示す図である。同図に示すフォームデータは、バリアブルデータの「氏名」を描画するごとに描画開始ポイントを印刷用紙のY軸方向にずらし、Y軸方向の描画位置が予め定められた閾値以上である場合、改ページ処理を行って印刷することを示す雛形のデータである。
[2−1−3.通常印刷データ取得部]
通常印刷データ取得部113は、可変情報とは異なる他の印刷データとして、通常印刷データを取得する。ここで、通常印刷データとは、バリアブル印刷とは異なる印刷方法(以下、通常印刷とも呼ぶ)により印刷される印刷データである。また、この通常印刷データには、用紙サイズ及びカラー情報、印刷枚数などに関する情報(以下、印刷条件とも呼ぶ)が予め含まれている。本実施形態では、通常印刷データ取得部113は、印刷要求とともに送信される通常印刷データを受信して取得することとするが、これに限らず、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶される通常印刷データの中から、取得した印刷要求により示される通常印刷データを取得することとしてもよい。
通常印刷データ取得部113は、可変情報とは異なる他の印刷データとして、通常印刷データを取得する。ここで、通常印刷データとは、バリアブル印刷とは異なる印刷方法(以下、通常印刷とも呼ぶ)により印刷される印刷データである。また、この通常印刷データには、用紙サイズ及びカラー情報、印刷枚数などに関する情報(以下、印刷条件とも呼ぶ)が予め含まれている。本実施形態では、通常印刷データ取得部113は、印刷要求とともに送信される通常印刷データを受信して取得することとするが、これに限らず、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶される通常印刷データの中から、取得した印刷要求により示される通常印刷データを取得することとしてもよい。
[2−1−4.納期情報取得部]
納期情報取得部114は、印刷処理が完了されるべき納期を示す納期情報を取得する。本実施形態では、納期情報取得部114は、クライアント装置2から印刷要求とともに送信される納期情報を受信して取得することとするが、これに限らず、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶される納期情報を取得することとしてもよい。
納期情報取得部114は、印刷処理が完了されるべき納期を示す納期情報を取得する。本実施形態では、納期情報取得部114は、クライアント装置2から印刷要求とともに送信される納期情報を受信して取得することとするが、これに限らず、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶される納期情報を取得することとしてもよい。
[2−2.納期情報取得部]
印刷データ格納部120は、印刷要求に応じて印刷される各種データを格納する。より具体的には、印刷データ格納部120は、バリアブルデータ取得部111により取得されるバリアブルデータと、フォームデータ取得部112により取得されるフォームデータと、通常印刷データ取得部により取得される通常印刷データを格納する。本実施形態では、印刷データ格納部120は、クライアント装置2から送信される各種のデータを格納する。なお、印刷データ格納部120は、印刷制御装置1の記憶部により実現されることとしてよい。
印刷データ格納部120は、印刷要求に応じて印刷される各種データを格納する。より具体的には、印刷データ格納部120は、バリアブルデータ取得部111により取得されるバリアブルデータと、フォームデータ取得部112により取得されるフォームデータと、通常印刷データ取得部により取得される通常印刷データを格納する。本実施形態では、印刷データ格納部120は、クライアント装置2から送信される各種のデータを格納する。なお、印刷データ格納部120は、印刷制御装置1の記憶部により実現されることとしてよい。
[2−3.合成印刷データ生成部]
ところで、プリンタ3において行われるバリアブル印刷が完了するまでの印刷時間は、用紙サイズ、カラー印刷かモノクロ印刷かを示すカラー情報の内容、印刷枚数などに依存する。しかし、特に印刷枚数に関する情報は、フォームデータとバリアブルデータとのいずれにも含まれていないため、印刷制御装置1は、これらのデータから直接に印刷枚数を把握することができず、そこから予想される印刷時間と実際の印刷時間との差異は大きいものとなってしまう。
ところで、プリンタ3において行われるバリアブル印刷が完了するまでの印刷時間は、用紙サイズ、カラー印刷かモノクロ印刷かを示すカラー情報の内容、印刷枚数などに依存する。しかし、特に印刷枚数に関する情報は、フォームデータとバリアブルデータとのいずれにも含まれていないため、印刷制御装置1は、これらのデータから直接に印刷枚数を把握することができず、そこから予想される印刷時間と実際の印刷時間との差異は大きいものとなってしまう。
そこで、印刷枚数を把握するために、合成印刷データ生成部131は、フォームデータに少なくとも1つの可変情報を合成して、合成印刷データを生成する。
図5は、合成印刷データ生成部131により生成される合成印刷データの一例を示す図である。同図に示す合成印刷データは、図4に示すフォームデータに、図3に示すバリアブルデータの可変情報が合成されることにより作成されるものである。図5に示すように、合成印刷データには、改ページ処理を行うための制御文(図5の下線部)がM個(Mは0以上の整数)含まれることとなる。このため、後述の印刷条件取得部132は、改ページ処理を行う制御文の個数から、バリアブル印刷の印刷枚数を取得することが可能となる。
図6は、図5に示す合成印刷データの印刷イメージを表す図である。図6に示すように、合成印刷データの印刷枚数は、N枚(Nは1以上の整数であり、N=M+1)であることが分かる。
なお、合成印刷データ生成部131は、バリアブルデータに含まれる可変情報の全てを合成して合成印刷データを生成することとしてよいし、ランダムに選択された1又は複数の可変情報を合成して、合成印刷データを生成することとしてもよい。また、合成印刷データ生成部131は、最終的には用紙サイズやカラー情報、印刷枚数が示されるデータを生成すればよく、それ以外の情報(例えば、実際に印刷されるテキストや画像などの情報)を含まない合成印刷データを生成することとしてもよい。
[2−4.印刷条件取得部]
印刷条件取得部132は、合成印刷データ及び通常印刷データの印刷条件を取得する。より具体的には、印刷条件取得部132は、合成印刷データ生成部131により生成される合成印刷データと、通常印刷データ取得部113により取得される通常印刷データとを解析して、それぞれの印刷条件を取得する。ここで、印刷条件は、後述の印刷時間算出部161における印刷時間の算出に必要な情報を含むものであり、本実施形態では、用紙サイズやカラー情報、印刷枚数を含むこととする。
印刷条件取得部132は、合成印刷データ及び通常印刷データの印刷条件を取得する。より具体的には、印刷条件取得部132は、合成印刷データ生成部131により生成される合成印刷データと、通常印刷データ取得部113により取得される通常印刷データとを解析して、それぞれの印刷条件を取得する。ここで、印刷条件は、後述の印刷時間算出部161における印刷時間の算出に必要な情報を含むものであり、本実施形態では、用紙サイズやカラー情報、印刷枚数を含むこととする。
なお、合成印刷データがバリアブルデータに含まれる一部の可変情報から生成される場合、印刷条件取得部132は、この合成印刷データの印刷枚数に基づいて、バリアブルデータに含まれる全ての可変情報に係る印刷枚数を算出することとしてもよい。例えば、バリアブルデータに含まれる可変情報の全体のS%(Sは0以上の整数)から合成印刷データが生成される場合、この合成印刷データの印刷枚数に対しS分の100を掛けた値を、全体の印刷枚数として取得することとしてもよい。
[2−5.プリンタ情報取得部]
プリンタ情報取得部141は、プリンタ3において実行可能な印刷の仕様を示すプリンタ情報を取得する。プリンタ情報取得部141は、プリンタ3から送信される上記プリンタ情報を受信して取得することとしてよいし、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶されるプリンタ情報を取得することとしてもよい。
プリンタ情報取得部141は、プリンタ3において実行可能な印刷の仕様を示すプリンタ情報を取得する。プリンタ情報取得部141は、プリンタ3から送信される上記プリンタ情報を受信して取得することとしてよいし、印刷制御装置1の記憶部や他の記憶装置に予め記憶されるプリンタ情報を取得することとしてもよい。
図7は、プリンタ情報の一例を示す図である。同図に示すように、プリンタ情報取得部141は、例えば、カラーページ印刷速度と、モノクロページ印刷速度と、使用可能用紙の情報と、オンラインかオフラインかを示す情報とを含むプリンタ情報を取得する。
[2−6.印刷状況取得部]
印刷状況取得部142は、プリンタ3における印刷状況を示す情報を取得する。本実施形態では、印刷状況取得部142は、印刷が完了したことを示す印刷完了通知を、プリンタ3から受信することにより取得することとするが、これに限らず、印刷状況取得部142は、実行中の印刷の進捗を示す情報(例えば、既に印刷した印刷枚数や残りの印刷枚数など)を印刷状況として取得することとしてもよい。
印刷状況取得部142は、プリンタ3における印刷状況を示す情報を取得する。本実施形態では、印刷状況取得部142は、印刷が完了したことを示す印刷完了通知を、プリンタ3から受信することにより取得することとするが、これに限らず、印刷状況取得部142は、実行中の印刷の進捗を示す情報(例えば、既に印刷した印刷枚数や残りの印刷枚数など)を印刷状況として取得することとしてもよい。
[2−7.印刷スケジュール管理部]
印刷スケジュール管理部150は、通常印刷データの印刷が行われる印刷スケジュールと、合成印刷データに関するバリアブル印刷が行われる印刷スケジュールとを管理する。印刷スケジュール管理部150は、例えば、印刷スケジュールの内容を示す印刷スケジュールデータを印刷制御装置1の記憶部に記録し、これを更新したりすることにより、上記各印刷データに係る印刷スケジュールを管理することとしてよい。
印刷スケジュール管理部150は、通常印刷データの印刷が行われる印刷スケジュールと、合成印刷データに関するバリアブル印刷が行われる印刷スケジュールとを管理する。印刷スケジュール管理部150は、例えば、印刷スケジュールの内容を示す印刷スケジュールデータを印刷制御装置1の記憶部に記録し、これを更新したりすることにより、上記各印刷データに係る印刷スケジュールを管理することとしてよい。
図8は、印刷スケジュール管理部150により管理される印刷スケジュールの一例を示す図である。同図の例では、通常印刷データである「ジョブ1」乃至「ジョブ7」と、合成印刷データである「ジョブ8」のそれぞれに係る印刷スケジュールが管理されている。また、同図の例は、「ジョブ1」から「ジョブ6」に係る印刷スケジュールが予め管理されており、そこへ新たに、「ジョブ7」、「ジョブ8」の順番で、後述の印刷スケジュール登録部160により印刷スケジュールが登録される場合を示している。なお、本実施形態では、図中の先頭に登録される印刷スケジュールから順番に印刷が開始されることとし、また、「ジョブ8」のような合成印刷データの印刷スケジュールには、この合成印刷データに係る可変情報の数(すなわち、バリアブルデータにおけるレコード数)が含まれることとする。
また、印刷スケジュール管理部150は、印刷状況取得部142により取得されるプリンタ3の印刷状況に応じて印刷スケジュールを更新する。より具体的には、印刷状況取得部142がプリンタ3からの印刷完了通知を取得すると、印刷スケジュール管理部150は、このプリンタ3が割り当てられる印刷スケジュールの状態を「印刷中」から「完了」に更新するとともに、このプリンタ3で次の印刷が予定される印刷スケジュールの状態を「待機中」から「印刷中」に更新する。
例えば、図8に示す印刷スケジュールが管理される場合であって、かつ、「プリンタA」の印刷完了通知が取得される場合、印刷スケジュール管理部150は、「プリンタA」で「印刷中」とされる「ジョブ1」の状態を「完了」に更新するとともに、その次の印刷スケジュールである「ジョブ4」の状態を「印刷中」に更新する。
なお、このように印刷スケジュールが更新される場合、後述の印刷データ供給部180により、この印刷スケジュールに係る通常印刷データ、又は、合成印刷データに係るフォームデータ及びバリアブルデータが、当該印刷スケジュールに割り当てられるプリンタ3へ供給されることとなる。
[2−8.印刷スケジュール登録部]
印刷スケジュール登録部160は、通常印刷データと合成印刷データとのそれぞれに係る印刷スケジュールを登録する。より具体的には、印刷スケジュール登録部160は、図2の機能ブロック図に示すように、印刷時間算出部161と、納期条件判定部162と、印刷スケジュール入れ替え判定部163と、印刷スケジュール分割判定部164とを含む。以下、印刷スケジュール登録部160に含まれる各部の詳細について説明する。
印刷スケジュール登録部160は、通常印刷データと合成印刷データとのそれぞれに係る印刷スケジュールを登録する。より具体的には、印刷スケジュール登録部160は、図2の機能ブロック図に示すように、印刷時間算出部161と、納期条件判定部162と、印刷スケジュール入れ替え判定部163と、印刷スケジュール分割判定部164とを含む。以下、印刷スケジュール登録部160に含まれる各部の詳細について説明する。
[2−8−1.印刷時間算出部]
印刷時間算出部161は、フォームデータの雛形に従って印刷される、バリアブルデータに含まれる複数の可変情報の印刷時間と、上記可変情報とは異なる他の印刷データ(すなわち、通常印刷データ)の印刷時間とを算出する。すなわち、印刷時間算出部161は、通常印刷にかかる印刷時間と、バリアブル印刷にかかる印刷時間を算出する。
印刷時間算出部161は、フォームデータの雛形に従って印刷される、バリアブルデータに含まれる複数の可変情報の印刷時間と、上記可変情報とは異なる他の印刷データ(すなわち、通常印刷データ)の印刷時間とを算出する。すなわち、印刷時間算出部161は、通常印刷にかかる印刷時間と、バリアブル印刷にかかる印刷時間を算出する。
より具体的には、印刷時間算出部161は、通常印刷データ取得部113により取得される通常印刷データと、合成印刷データ生成部131により生成される合成印刷データとのそれぞれから取得される印刷条件(具体的には、用紙サイズ及びカラー情報、印刷枚数などに関する情報)に基づいて、通常印刷にかかる印刷時間と、バリアブル印刷にかかる印刷時間を算出する。また、印刷時間算出部161は、更にプリンタ情報取得部141により取得されるプリンタ情報に基づいて、通常印刷データと合成印刷データの印刷時間を算出する。
例えば、印刷時間算出部161は、図8において新たに登録される「ジョブ7」、「ジョブ8」に対して、印刷時間を算出する。ここで、「ジョブ7」の印刷条件は、カラー情報が「カラー」、出力用紙が「A4」、印刷枚数が「200枚」であり、また、図5に示すプリンタ情報によれば、「プリンタA」と「プリンタC」が、A4の印刷用紙への印刷に対応し、かつ、カラー印刷に対応することが分かる。この場合、印刷時間算出部161は、「ジョブ7」の印刷を「プリンタA」「プリンタC」の双方で行う場合の印刷時間を算出する。具体的には、印刷時間算出部161は、「ジョブ7」について、「プリンタA」で印刷する場合の印刷時間を8時間(200000枚÷25000枚/時)と算出し、「プリンタC」で印刷する場合の印刷時間を4時間(200000枚÷50000枚/時)と算出する。
また、図8において、「ジョブ8」は合成印刷データであり、カラー情報が「モノクロ」、出力用紙が「A4」、印刷枚数が「350枚」となっている。ここで、図7に示すプリンタ情報によれば、「プリンタA」「プリンタB」「プリンタC」はいずれもA4の印刷用紙、モノクロ印刷、バリアブル印刷に対応しており、モノクロページの印刷速度はいずれのプリンタでも同一である。この場合、印刷時間算出部161は、各プリンタ3における「ジョブ8」の印刷時間を7時間(350000枚÷50000枚/時)と算出する。
なお、このように印刷時間算出部161により印刷時間が算出されると、印刷スケジュール登録部160は、新たに登録する印刷スケジュールに対し、印刷時間と、印刷を行うプリンタ3を識別する割り当てプリンタと、印刷処理が完了する予定時間を示す印刷完了予定をそれぞれ設定する。より具体的には、印刷スケジュール登録部160は、印刷完了予定が最も早くなる場合のプリンタ3を割り当てプリンタに設定し、この場合における印刷完了予定を設定する。
図9は、印刷スケジュールの印刷時間及び印刷完了予定の一例を表す図である。同図に示すように、「プリンタC」で「ジョブ7」の印刷を行う場合、「ジョブ7」の印刷は「ジョブ6」の印刷終了後(すなわち、5時間後)に開始され、「ジョブ7」の印刷時間は4時間と算出されるため、「ジョブ7」の印刷完了予定は9時間後となる。一方、図示は省略するが、「プリンタA」で「ジョブ7」の印刷を行う場合の印刷完了予定は、「ジョブ4」の印刷終了後の5時間後から印刷時間の8時間を足した13時間後となるが、この時間よりも「プリンタC」で印刷を行う場合の印刷完了予定(9時間後)の方が早い時間となるため、印刷スケジュール登録部160は、「ジョブ7」の割り当てプリンタに「プリンタC」を設定するとともに、印刷完了予定を「9時間後」に設定する。
また、「ジョブ8」の印刷完了予定は、「プリンタA」で印刷を行う場合の12時間後が最も早い時間となるため、印刷スケジュール登録部160は、「ジョブ8」の割り当てプリンタに「プリンタA」を設定するとともに、印刷完了予定を「12時間後」に設定する。
[2−8−2.納期条件判定部]
納期条件判定部162は、印刷スケジュールに対して算出される印刷時間が、納期情報により示される納期の条件を充足するか否かを判定する。より具体的には、納期条件判定部162は、印刷時間に基づいて算出される印刷完了予定が納期情報取得部114により取得される納期情報の納期を超過しない場合には納期の条件を充足すると判定し、納期を超過する場合には納期の条件を充足しないと判定する。
納期条件判定部162は、印刷スケジュールに対して算出される印刷時間が、納期情報により示される納期の条件を充足するか否かを判定する。より具体的には、納期条件判定部162は、印刷時間に基づいて算出される印刷完了予定が納期情報取得部114により取得される納期情報の納期を超過しない場合には納期の条件を充足すると判定し、納期を超過する場合には納期の条件を充足しないと判定する。
例えば、図9に示す印刷スケジュールの例において、「ジョブ7」について取得される納期情報の納期が「8時間後」である場合、「ジョブ7」の印刷完了予定は「9時間後」であるため、このままでは納期を超過することとなる。また、「ジョブ8」について取得される納期が「10時間後」である場合、「ジョブ8」の印刷完了予定は「12時間後」なので、「ジョブ7」の場合と同様に納期を超過することとなる。すなわち、図9に示す例では、納期条件判定部162は、「ジョブ7」、「ジョブ8」のそれぞれの印刷スケジュールについて、納期の条件を充足しないと判定する。
[2−8−3.印刷スケジュール入れ替え部]
納期条件判定部162により納期の条件を充足しないと判定される場合、印刷スケジュール入れ替え判定部163は、この印刷スケジュールと入れ替えることにより納期の条件を充足する他の印刷スケジュールがあるか否かを判定する。
納期条件判定部162により納期の条件を充足しないと判定される場合、印刷スケジュール入れ替え判定部163は、この印刷スケジュールと入れ替えることにより納期の条件を充足する他の印刷スケジュールがあるか否かを判定する。
図10は、入れ替え及び分割後の印刷スケジュールの印刷時間及び印刷完了予定の一例を表す図である。例えば、「ジョブ6」の納期には、「ジョブ7」の納期よりも遅い時間である「10時間後」が設定されている。ここで、「ジョブ7」と「ジョブ6」の双方の印刷スケジュールを入れ替えると、「ジョブ7」の印刷完了予定は2時間繰り上がり「7時間後」となり、「ジョブ7」の納期の「8時間後」を超過しないものとなる。一方、「ジョブ6」の印刷完了予定は、4時間繰り下がり「9時間後」となるが、「ジョブ6」の印刷完了予定も、納期である「10時間後」を超過しないため、全体として納期の超過が発生しないものとなる。このため、印刷スケジュール入れ替え判定部163は、「ジョブ7」の印刷スケジュールと入れ替えることにより納期の条件を充足する他の印刷スケジュールとして、「ジョブ6」の印刷スケジュールがあると判定する。
なお、このように他の印刷スケジュールがあると判定される場合、印刷スケジュール登録部160は、上記他の印刷スケジュールと入れ替えて印刷スケジュールを登録する。
図11は、正規に登録された後の印刷スケジュールの一例を示す図である。同図に示すように、印刷スケジュール登録部160は、「ジョブ7」と「ジョブ6」の印刷スケジュールを入れ替えて、「ジョブ7」の印刷が「ジョブ6」に先行して行われるように印刷スケジュールを登録する。
[2−8−4.印刷スケジュール分割判定部]
納期条件判定部162により印刷スケジュールが納期の条件を充足しないと判定される場合であって、かつ、このように判定される印刷スケジュールが合成印刷データに係るもの(すなわち、バリアブル印刷に関するもの)である場合、印刷スケジュール分割判定部164は、この印刷スケジュールを複数の印刷スケジュールに分割することにより納期の条件を充足するか否かを判定する。
納期条件判定部162により印刷スケジュールが納期の条件を充足しないと判定される場合であって、かつ、このように判定される印刷スケジュールが合成印刷データに係るもの(すなわち、バリアブル印刷に関するもの)である場合、印刷スケジュール分割判定部164は、この印刷スケジュールを複数の印刷スケジュールに分割することにより納期の条件を充足するか否かを判定する。
例えば、図9に示す印刷スケジュールの例では、「ジョブ8」の印刷スケジュールは、いずれの印刷スケジュールと入れ替えても納期の超過が発生すると判定されるものである。この場合、印刷スケジュール分割判定部164は、「ジョブ8」の印刷スケジュールを複数に分割し、分割後の各印刷スケジュールにそれぞれ異なるプリンタ3を割り当てることにより、納期の超過が発生しない印刷スケジュールとなるか否かを判定する。
より具体的には、図10に示すように、「ジョブ8」を「ジョブ8(1)」「ジョブ8(2)」「ジョブ8(3)」の3つの印刷スケジュールに分割し、それぞれの割り当てプリンタを「プリンタA」「プリンタB」「プリンタC」に設定した場合、印刷完了予定は、いずれも「ジョブ8」の納期である10時間以内となる。このため、印刷スケジュール分割判定部164は、「ジョブ8」に係る印刷スケジュールを複数に分割することにより納期の条件を充足すると判定する。
なお、このように印刷スケジュールを複数に分割すれば納期の条件を充足すると判定される場合、印刷スケジュール登録部160は、印刷スケジュールを分割して登録する。例えば、図11に示すように、印刷スケジュール分割判定部164は、「ジョブ8」の状態を「完了」に変更するか、又は、削除するとともに、「ジョブ8」の印刷スケジュールから分割した「ジョブ8(1)」「ジョブ8(2)」「ジョブ8(3)」の印刷スケジュールを新たに登録する。なお、上記分割後の各印刷スケジュールの納期は、分割前の元の印刷スケジュールの納期と同一であり、また、上記分割後の印刷スケジュールの印刷時間の合計、印刷枚数の合計、可変情報の数の合計は、それぞれ、分割前の元の印刷スケジュールに含まれる要素と一致するものとなる。
以上のように、印刷スケジュール登録部160は、新たな印刷スケジュールを登録する場合、必要に応じて印刷スケジュールを入れ替えて、又は、分割して、印刷スケジュールを登録する。
[2−9.バリアブルデータ分割部]
バリアブルデータ分割部170は、印刷スケジュール登録部160により分割して登録される印刷スケジュールに応じて、この印刷スケジュールの合成印刷データに係るバリアブルデータを複数に分割する。より具体的には、バリアブルデータ分割部170は、バリアブルデータに含まれる複数の可変情報について算出される印刷時間と、上記可変情報とは異なる他の印刷データ(すなわち、通常印刷データ)について算出される印刷時間とに応じて、バリアブルデータに含まれる複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する。また、バリアブルデータ分割部170は、算出される印刷時間が納期情報により示される納期の条件を充足しない場合、上記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する。
バリアブルデータ分割部170は、印刷スケジュール登録部160により分割して登録される印刷スケジュールに応じて、この印刷スケジュールの合成印刷データに係るバリアブルデータを複数に分割する。より具体的には、バリアブルデータ分割部170は、バリアブルデータに含まれる複数の可変情報について算出される印刷時間と、上記可変情報とは異なる他の印刷データ(すなわち、通常印刷データ)について算出される印刷時間とに応じて、バリアブルデータに含まれる複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する。また、バリアブルデータ分割部170は、算出される印刷時間が納期情報により示される納期の条件を充足しない場合、上記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する。
例えば、図11に示すように、印刷スケジュール登録部160により、「ジョブ8」の印刷スケジュールが「ジョブ8(1)」「ジョブ8(2)」「ジョブ8(3)」の複数の印刷スケジュールに分割して登録される場合、バリアブルデータ分割部170は、これら分割して登録される印刷スケジュールに応じて、「ジョブ8」に係る複数の可変情報を1又は複数に分割する。すなわち、バリアブルデータ分割部170は、印刷データ格納部120に格納されるバリアブルデータのうち、「ジョブ8」に係るバリアブルデータを複数に分割する。
より具体的には、バリアブルデータ分割部170は、「ジョブ8(1)」「ジョブ8(2)」「ジョブ8(3)」の各印刷スケジュールに含まれる可変情報の数に応じて、「ジョブ8」に係るバリアブルデータを複数のバリアブルデータに分割する。例えば、「ジョブ8」に係るバリアブルデータは、可変情報の数を、それぞれ750000個、150000個、150000個とした3つのバリアブルデータに分割される。
[2−10.印刷データ供給部]
印刷データ供給部180は、通常印刷データと、合成印刷データに係るフォームデータ及びバリアブルデータを、印刷を行うプリンタ3に供給する。また、印刷データ供給部180は、バリアブルデータ分割部170により1又は複数に分割される可変情報(すなわち、複数に分割されるバリアブルデータ)を、複数のプリンタ3のそれぞれに供給する。
印刷データ供給部180は、通常印刷データと、合成印刷データに係るフォームデータ及びバリアブルデータを、印刷を行うプリンタ3に供給する。また、印刷データ供給部180は、バリアブルデータ分割部170により1又は複数に分割される可変情報(すなわち、複数に分割されるバリアブルデータ)を、複数のプリンタ3のそれぞれに供給する。
より具体的には、印刷データ供給部180は、印刷スケジュールに係る通常印刷データ、又は、フォームデータ及びバリアブルデータを、この印刷スケジュールに割り当てられるプリンタ3に供給する。例えば、図11に示す印刷スケジュールが管理される場合において、印刷状況取得部142が「プリンタA」から「ジョブ1」の印刷完了通知を取得する場合、印刷データ供給部180は、その次の印刷スケジュールに係る通常印刷データ「ジョブ4」を「プリンタA」に供給して、「ジョブ4」の印刷を開始する。また、その後、印刷状況取得部142が「ジョブ4」の印刷完了通知を取得する場合、印刷データ供給部180は、その次の印刷スケジュールに係る印刷データ、すなわち、合成印刷データ「ジョブ8(1)」に係るフォームデータ及び分割されるバリアブルデータを「プリンタA」に供給して、「ジョブ8(1)」の印刷を開始する。
このように、印刷データ供給部180は、納期の条件に応じて分割される1又は複数の可変情報を、複数のプリンタ3のそれぞれに供給することで、1つの印刷要求に伴うバリアブル印刷を複数のプリンタ3が並行して行うようになるため、バリアブル印刷にかかる印刷時間が短縮されることとなる。
[2−11.印刷スケジュール通知部]
印刷スケジュール通知部190は、印刷スケジュール管理部150において管理される印刷スケジュールを、クライアント装置2に通知する。印刷スケジュール通知部190は、例えば、印刷要求を送信したクライアント装置2に、この印刷要求に応じて登録される印刷スケジュールを通知する。このようにすることで、クライアント装置2の利用者は、要求した印刷が完了するまでの印刷完了予定や、印刷中であるか否かなどの印刷スケジュールの状態を把握することが可能となる。
印刷スケジュール通知部190は、印刷スケジュール管理部150において管理される印刷スケジュールを、クライアント装置2に通知する。印刷スケジュール通知部190は、例えば、印刷要求を送信したクライアント装置2に、この印刷要求に応じて登録される印刷スケジュールを通知する。このようにすることで、クライアント装置2の利用者は、要求した印刷が完了するまでの印刷完了予定や、印刷中であるか否かなどの印刷スケジュールの状態を把握することが可能となる。
また、印刷スケジュール通知部190は、クライアント装置2が送信した印刷要求に係る印刷スケジュールのみならず、印刷スケジュール管理部150において管理される印刷スケジュールの一部又は全部を、クライアント装置2に通知することとしてもよい。このようにすることで、クライアント装置2の利用者は、他のクライアント装置から送信される印刷要求の印刷スケジュールを把握することが可能となる。
また、印刷スケジュール入れ替え判定部163と、印刷スケジュール分割判定部164により、印刷スケジュールの入れ替え、分割を行っても納期の条件を充足しないと判定される場合、印刷スケジュール通知部190は、その旨を警告として、クライアント装置2に通知するようにしてもよい。
[3.フローチャート]
以下では、本実施形態に係る印刷制御装置1において実行される処理の一例を、図12〜図14に示したフローチャートに基づいて説明する。
以下では、本実施形態に係る印刷制御装置1において実行される処理の一例を、図12〜図14に示したフローチャートに基づいて説明する。
[3−1.全体処理(1)]
図12は、本実施形態に係る印刷制御装置1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、印刷制御装置1の印刷要求取得部110がクライアント装置2からの印刷要求を取得すると(ステップS101:Y)、納期情報取得部114は、この印刷要求とともに送信される納期情報を取得し(ステップS102)、印刷条件取得部132は、印刷条件取得処理を実行する(ステップS103)以下、ステップS103で実行される処理の詳細について、図13に示すフローチャートに基づき説明する。
図12は、本実施形態に係る印刷制御装置1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、印刷制御装置1の印刷要求取得部110がクライアント装置2からの印刷要求を取得すると(ステップS101:Y)、納期情報取得部114は、この印刷要求とともに送信される納期情報を取得し(ステップS102)、印刷条件取得部132は、印刷条件取得処理を実行する(ステップS103)以下、ステップS103で実行される処理の詳細について、図13に示すフローチャートに基づき説明する。
[3−2.印刷条件取得処理]
図13は、印刷条件取得処理の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、バリアブルデータ取得部111がバリアブルデータを取得し、かつ、フォームデータ取得部112がフォームデータを取得する場合(ステップS201:Y)、合成印刷データ生成部131は、バリアブルデータに含まれる可変情報をフォームデータに合成して、合成印刷データを生成し(ステップS202)、印刷条件取得部132は、生成される合成印刷データから、カラー情報、出力用紙、印刷枚数などの印刷条件を取得する(ステップS203)。印刷条件取得部132は、例えば、図8に示すように、合成印刷データ「ジョブ8」から、カラー情報を「モノクロ」、出力用紙を「A4」、印刷枚数を「350000枚」とした印刷条件を取得して、印刷条件取得処理を終了する。
図13は、印刷条件取得処理の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、バリアブルデータ取得部111がバリアブルデータを取得し、かつ、フォームデータ取得部112がフォームデータを取得する場合(ステップS201:Y)、合成印刷データ生成部131は、バリアブルデータに含まれる可変情報をフォームデータに合成して、合成印刷データを生成し(ステップS202)、印刷条件取得部132は、生成される合成印刷データから、カラー情報、出力用紙、印刷枚数などの印刷条件を取得する(ステップS203)。印刷条件取得部132は、例えば、図8に示すように、合成印刷データ「ジョブ8」から、カラー情報を「モノクロ」、出力用紙を「A4」、印刷枚数を「350000枚」とした印刷条件を取得して、印刷条件取得処理を終了する。
また、フォームデータ及びバリアブルデータを取得しない場合、すなわち、通常印刷データ取得部113が通常印刷データを取得する場合(ステップS201:N)、印刷条件取得部132は、取得される通常印刷データから印刷条件を取得する(ステップS204)。印刷条件取得部132は、例えば、図8に示すように、通常印刷データ「ジョブ7」から、カラー情報を「カラー」、出力用紙を「A4」、印刷枚数を「200000枚」とする印刷条件を取得して、印刷条件取得処理を終了する。ここで、図12に示したフローチャートに戻り説明を続ける。
[3−3.全体処理(2)]
図12に戻り、印刷制御装置1のプリンタ情報取得部141は、プリンタ3において実行可能な印刷の仕様を示すプリンタ情報を取得し(ステップS104)、印刷スケジュール登録部160は、印刷スケジュール登録処理を実行する(ステップS105)。以下、ステップS105で実行される処理の詳細について、図14に示すフローチャートに基づき説明する。
図12に戻り、印刷制御装置1のプリンタ情報取得部141は、プリンタ3において実行可能な印刷の仕様を示すプリンタ情報を取得し(ステップS104)、印刷スケジュール登録部160は、印刷スケジュール登録処理を実行する(ステップS105)。以下、ステップS105で実行される処理の詳細について、図14に示すフローチャートに基づき説明する。
[3−4.印刷スケジュール登録処理]
図14は、印刷スケジュール登録処理の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、印刷時間算出部161は、ステップS103において取得された印刷条件と、ステップS104において取得されたプリンタ情報に基づいて、新たに登録される印刷スケジュールの印刷時間を算出する(ステップS301)。印刷時間算出部161は、例えば、図8に示す印刷スケジュールのうち、「ジョブ7」の印刷時間を8時間(印刷枚数:200000枚÷「プリンタA」のカラーページ印刷速度:25000枚/時)、又は、4時間(印刷枚数:200000枚÷「プリンタC」のカラーページ印刷速度:50000枚/時)と算出し、「ジョブ8」の印刷時間を7時間(印刷枚数:350000枚÷「プリンタA,B,C」のモノクロページ印刷速度:50000枚/時)と算出する。
図14は、印刷スケジュール登録処理の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、印刷時間算出部161は、ステップS103において取得された印刷条件と、ステップS104において取得されたプリンタ情報に基づいて、新たに登録される印刷スケジュールの印刷時間を算出する(ステップS301)。印刷時間算出部161は、例えば、図8に示す印刷スケジュールのうち、「ジョブ7」の印刷時間を8時間(印刷枚数:200000枚÷「プリンタA」のカラーページ印刷速度:25000枚/時)、又は、4時間(印刷枚数:200000枚÷「プリンタC」のカラーページ印刷速度:50000枚/時)と算出し、「ジョブ8」の印刷時間を7時間(印刷枚数:350000枚÷「プリンタA,B,C」のモノクロページ印刷速度:50000枚/時)と算出する。
印刷スケジュール登録部160は、新たに登録される印刷スケジュールについて、ステップS301において算出される印刷時間に基づいて印刷完了予定を算出し(ステップS302)、このうち最も早い時間となる印刷完了予定と、この場合に割り当てられるプリンタ3とを、上記印刷スケジュールに設定する(ステップS303)。印刷スケジュール登録部160は、例えば、図10に示すように、「ジョブ7」の印刷完了予定を「9時間後」、割り当てプリンタを「プリンタC」に設定する。また例えば、印刷スケジュール登録部160は、「ジョブ8」の印刷完了予定を「12時間後」、割り当てプリンタを「プリンタA」に設定する。
納期条件判定部162は、上記設定される印刷完了予定が、ステップS102において取得した納期情報により示される納期の条件を充足するか否かを判定する(ステップS304)。納期条件判定部162は、例えば、ステップS303において設定される印刷完了予定が納期情報の納期を超過しない場合、納期の条件を充足すると判定する。
ここで、印刷完了予定が納期の条件を充足すると判定される場合(ステップS304:Y)、印刷スケジュール登録部160は、S303において設定される内容で印刷スケジュールを登録し(ステップS305)、印刷スケジュール登録処理を終了する。
また、印刷完了予定が納期の条件を充足しないと判定される場合(ステップS304:N)、印刷スケジュール入れ替え判定部163は、新たに登録される印刷スケジュールと入れ替えることにより納期の条件を充足する、他の印刷スケジュールがあるか否かを判定する(ステップS306)。ここで、上記他の印刷スケジュールがあると判定される場合(ステップS306:Y)印刷スケジュール登録部160は、上記他の印刷スケジュールと入れ替えて、印刷スケジュールを登録する(ステップS307)。印刷スケジュール登録部160は、例えば、図10及び図11に示すように、納期の超過が発生しないように「ジョブ7」と「ジョブ6」のそれぞれの印刷スケジュールを入れ替えて印刷スケジュールを登録し、印刷スケジュール登録処理を終了する。
また、入れ替えて納期の条件を充足する他の印刷スケジュールがないと判定される場合(ステップS306:N)であって、かつ、新たに登録される印刷スケジュールが合成印刷データに関するものである場合(ステップS308:Y)、印刷スケジュール分割判定部164は、印刷スケジュールを分割することで納期の条件を充足するか否かを判定する(ステップS309)。ここで、印刷スケジュールを分割することで納期の条件を充足すると判定される場合(ステップS309:Y)、印刷スケジュール登録部160は、新たに登録される印刷スケジュールを複数に分割して登録する(ステップS310)。印刷スケジュール分割判定部164は、例えば、図10及び図11に示すように、「ジョブ8」の印刷スケジュールを「ジョブ8(1)」「ジョブ8(2)」「ジョブ8(3)」の複数に分割して印刷スケジュールを登録し、印刷スケジュール登録処理を終了する。
なお、図示は省略するが、印刷スケジュールが通常印刷データに関するものであるか(ステップS308:N)、又は、分割しても納期の条件を充足しないと判定される場合(ステップS309:N)、印刷スケジュール通知部190は、その旨を警告としてクライアント装置2に通知することとしてよく、またこの場合、印刷スケジュール登録部160は、印刷スケジュールを登録せずに印刷スケジュール登録処理を終了することとしてもよい。ここで、図12に示したフローチャートに戻り説明を続ける。
[3−5.全体処理(3)]
図12に戻り、印刷スケジュール登録部164により、登録される印刷スケジュールが複数に分割して登録される場合(ステップS106:Y)、バリアブルデータ分割部170は、クライアント装置2から取得したバリアブルデータを複数に分割する(ステップS107)。バリアブルデータ分割部170は、例えば、図11に示す合成印刷データ「ジョブ8」に係るバリアブルデータを、「ジョブ8(1)」「ジョブ8(2)」「ジョブ8(3)」の各印刷スケジュールに含まれる可変情報の数に応じて、可変情報の数をそれぞれ750000個、150000個、150000個とした3つのバリアブルデータに分割する。
図12に戻り、印刷スケジュール登録部164により、登録される印刷スケジュールが複数に分割して登録される場合(ステップS106:Y)、バリアブルデータ分割部170は、クライアント装置2から取得したバリアブルデータを複数に分割する(ステップS107)。バリアブルデータ分割部170は、例えば、図11に示す合成印刷データ「ジョブ8」に係るバリアブルデータを、「ジョブ8(1)」「ジョブ8(2)」「ジョブ8(3)」の各印刷スケジュールに含まれる可変情報の数に応じて、可変情報の数をそれぞれ750000個、150000個、150000個とした3つのバリアブルデータに分割する。
また、印刷状況取得部142によりプリンタ3からの印刷完了通知が取得され(ステップS108:Y)、かつ、印刷スケジュール管理部150において、このプリンタ3について状態を「待機中」とされる印刷スケジュールが管理されている場合(ステップS109:Y)、印刷スケジュール管理部150は、この印刷スケジュールの状態を「待機中」から「印刷中」に更新し(ステップS110)、印刷データ供給部180は、この印刷スケジュールに係る通常印刷データ、又は、フォームデータ及びバリアブルデータを上記のプリンタ3に供給して、次の印刷処理を開始する(ステップS111)。なお、印刷スケジュールが複数に分割される場合、印刷データ供給部180は、この印刷スケジュールとともに分割されるバリアブルデータをプリンタ3に供給して、次の印刷処理を開始する。
なお、上記印刷制御処理の終了する場合(例えば、印刷制御装置1が印刷制御処理の終了指示を受け付けた場合)(ステップS112)、印刷制御装置1は、印刷制御処理を終了することとしてよい。
以上説明した印刷制御装置1は、フォームデータとバリアブルデータに含まれる可変情報を合成して合成印刷データを生成することにより、バリアブルデータの印刷時間を算出する。また、印刷制御装置1は、納期の条件を充足するか否かに応じて、印刷スケジュール及びバリアブルデータを複数に分割し、分割されたバリアブルデータを複数のプリンタ3にそれぞれ供給する。
[4.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。以下、本発明の実施形態を変形した一例(変形例)について説明する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。以下、本発明の実施形態を変形した一例(変形例)について説明する。
(1)実施形態においては、フォームデータに少なくとも1つの可変情報を合成した合成印刷データを生成することにより、バリアブル印刷の印刷時間を算出する場合について説明したが、印刷制御装置1は、このような合成をおこなわず、バリアブルデータのみに基づいて印刷時間を算出することとしてもよい。
より具体的には、印刷制御装置1の印刷条件取得部132は、バリアブルデータに含まれる可変情報の数から、印刷枚数を算出することとしてもよい。この場合、上記実施形態の場合と比べて、算出される印刷枚数の精度は低下するものの、合成印刷データを生成することなく印刷時間を算出することができ、また、実施形態の場合と同様に、バリアブルデータを分割して複数のプリンタ3のそれぞれに供給することにより、印刷時間を短縮することが可能である。
(2)また、実施形態においては、クライアント装置2から送信される通常印刷データ、フォームデータ、バリアブルデータを受信して取得する場合について説明したが、上記に挙げた各種のデータは、印刷制御装置1の記憶部に記憶される中から取得されることとしてもよい。また、印刷制御装置1において生成される印刷要求に応じて、新規印刷スケジュールの登録などの印刷制御処理を行うこととしてもよい。この場合、印刷システム5は、クライアント装置2を含めずに構成されることとしてもよい。
1 印刷制御装置、2 クライアント装置、3 プリンタ、5 印刷システム、110 印刷要求取得部、111 バリアブルデータ取得部、112 フォームデータ取得部、113 通常印刷データ取得部、114 納期情報取得部、120 印刷データ格納部、131 合成印刷データ生成部、132 印刷条件取得部、141 プリンタ情報取得部、142 印刷状況取得部、150 印刷スケジュール管理部、160 印刷スケジュール登録部、161 印刷時間算出部、162 納期条件判定部、163 印刷スケジュール入れ替え判定部、164 印刷スケジュール分割判定部、170 バリアブルデータ分割部、180 印刷データ供給部、190 印刷スケジュール通知部。
Claims (6)
- 雛形に従って印刷される複数の可変情報を取得する可変情報取得手段と、
前記雛形に従って印刷される前記複数の可変情報の印刷時間を算出する印刷時間算出手段と、
前記算出される印刷時間に応じて前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する可変情報分割手段と、
前記1又は複数ずつに分割される前記可変情報を複数の印刷手段のそれぞれに供給する供給手段と、
を含む印刷制御装置。 - 前記雛形を示す雛形情報を取得する雛形情報取得手段を更に含み、
前記印刷時間算出手段は、前記雛形情報に少なくとも1つの前記可変情報を合成して成る合成印刷情報に基づいて、前記複数の可変情報の印刷時間を算出する、
請求項1に記載の印刷制御装置。 - 前記印刷時間算出手段は、前記合成印刷情報の印刷枚数に基づいて、前記複数の可変情報の印刷時間を算出する、
請求項2に記載の印刷制御装置。 - 前記印刷時間算出手段は、前記可変情報とは異なる他の印刷情報の印刷時間を更に算出し、
可変情報分割手段は、前記算出される前記複数の可変情報の印刷時間と、前記他の印刷情報の印刷時間とに応じて、前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する、
請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷制御装置。 - 印刷処理が完了されるべき納期を示す納期情報を取得する納期情報取得手段を更に含み、
前記可変情報分割手段は、前記算出される印刷時間が前記納期情報により示される納期の条件を充足しない場合、前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する、
請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置。 - 雛形に従って印刷される複数の可変情報を取得する可変情報取得手段、
前記雛形に従って印刷される前記複数の可変情報の印刷時間を算出する印刷時間算出手段、
前記算出される印刷時間に応じて前記複数の可変情報を1又は複数ずつに分割する可変情報分割手段、及び、
前記1又は複数ずつに分割される前記可変情報を複数の印刷手段のそれぞれに供給する供給手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2014124126A JP2016004410A (ja) | 2014-06-17 | 2014-06-17 | 印刷制御装置及びプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7408436B2 (ja) | 2020-02-28 | 2024-01-05 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷方法 |
-
2014
- 2014-06-17 JP JP2014124126A patent/JP2016004410A/ja active Pending
Cited By (1)
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JP7408436B2 (ja) | 2020-02-28 | 2024-01-05 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷方法 |
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