JP2016004102A - 表示装置 - Google Patents

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数也 田中
Kazuya Tanaka
数也 田中
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Abstract

【課題】光源部からの光が支持部材に照射されることにより生じる影が、表示部上で視認されるのを抑制しながら、背面部材から背面側に漏れた光が視認されるのを抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この液晶テレビジョン装置100は、表示部1と、リアフレーム4と、LED6と、拡散板10と、拡散板10を背面側から支持する支持部13と、一方側がリアフレーム4に取り付けられるとともに、他方側が支持部13に取付可能に構成されているベース部14とを含むパネルポスト12とを備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、表示装置に関し、特に、光学シートを背面側から支持する支持部材を備えた表示装置に関する。
従来、光学シートを背面側から支持する支持部材を備えた表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、光学シートを背面側から支持する支持部材を備えた映像表示装置が開示されている。この映像表示装置には、支持部およびベース部を含む支持部材と下部シャーシとが設けられている。そして、支持部は、透明な材質により平板形状を有するように形成されている。また、ベース部は、支持部と同一の透明な材質により形成されているとともに、支持部と一体的に形成されている。また、ベース部は、固定突起を含み、下部シャーシに設けられた固定孔に、固定突起を挿入して固定されるように構成されている。そして、光学シートを背面側から支持する支持部材(支持部およびベース部)を透明な材質により形成することによって、光源からの光が支持部材に照射されることにより生じる影が、映像表示装置上の画面で視認されるのを抑制可能に構成されている。
特開2013−161793号公報
しかしながら、上記特許文献1の映像表示装置では、ベース部が透明材料に形成されているため、ベース部の固定突起を介して、下部シャーシ(背面部材)の背面側に光源からの光が漏れるという不都合がある。そして、下部シャーシ(背面部材)から背面側に漏れた光が、ユーザに視認される場合があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、光源部からの光が支持部材に照射されることにより生じる影が、表示部上で視認されるのを抑制しながら、背面部材から背面側に漏れた光が視認されるのを抑制することが可能な表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による表示装置では、表示部と、表示部の背面側に配置される背面部材と、表示部と背面部材との間に配置される光源部と、表示部と光源部との間に配置される光学シートと、光学シートを光学シートの背面側から支持する支持部と、光源部と離間した位置において、一方側が背面部材に取り付けられるとともに、他方側が支持部に取付可能に構成されているベース部とを含む支持部材とを備える。なお、光学シートとは、偏光フィルムなどの光学シートに限らず、拡散板などを含む、より広い概念の光学シートを表す。
この発明の一の局面による表示装置では、上記のように、支持部材を、光学シートを光学シートの背面側から支持する支持部と、光源部と離間した位置において、一方側が背面部材に取り付けられるとともに、他方側が支持部に取付可能に構成されているベース部とを含むように構成する。これにより、支持部とベース部とを一体的に設ける場合と異なり、支持部を光が透過することが可能な材料により構成するとともに、ベース部を光が透過することを抑制することが可能な材料により構成することができる。そして、支持部を光が透過することを可能な材料により構成することによって、光源部からの光が支持部に照射されることによって生じる影が薄くなる。また、ベース部を光が透過することを抑制することが可能な材料により構成することによって、ベース部を介して背面部材から背面側に光が漏れるのを抑制することができる。その結果、光源部からの光が支持部材に照射されることにより生じる影が、表示部上で視認されるのを抑制しながら、ベース部を介して背面部材から背面側に漏れた光が視認されるのを抑制することができる。また、複数の異なる形状の支持部を用いる場合でも、共通のベース部を用いることができるので、部品の種類の増加を抑制することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、ベース部は、光の透過を抑制する有色部分を含む。このように構成すれば、容易に、ベース部を介して背面部材から背面側に光が漏れるのを抑制することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、背面部材と光学シートとの間に設けられており、光源部からの光を反射可能に構成された反射シートをさらに備え、ベース部は、ベース部と背面部材とによって、反射シートを挟むように構成されている。このように構成すれば、背面部材との間に反射シートを挟むための専用の部材を別途設ける場合と異なり、部品点数が増加するのを抑制しながら、ベース部により、反射シートの撓みを抑制することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、支持部には、ベース部と嵌合可能に構成された支持部側嵌合部が設けられており、ベース部には、支持部に設けられた支持部側嵌合部に嵌合可能に構成されたベース部側嵌合部が設けられており、支持部側嵌合部とベース部側嵌合部とは、光学シートと平行な方向に沿って、ベース部に対して支持部を相対的に移動させることにより、嵌合されるように構成されている。このように構成すれば、支持部側嵌合部とベース部側嵌合部とが光学シートと垂直な方向に沿って、ベース部に対して支持部を相対的に移動させて嵌合されるように構成する場合と異なり、ベース部の厚み(光学シートと垂直な方向の長さ)を小さく構成することができる。その結果、ベース部の厚みを小さくする分、光源部からの光がベース部に照射されることによって生じる影が、表示部上で視認されるのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、ベース部側嵌合部は、支持部側嵌合部が嵌合方向に進入可能に設けられた開口部と、開口部の内側面の一部である壁部とを含み、壁部は、開口部から進入した支持部側嵌合部がベース部側嵌合部を越えて嵌合方向に移動するのを規制するように構成されている。このように構成すれば、ベース部側嵌合部と支持部側嵌合部とが嵌合した後に、支持部側嵌合部がベース部側嵌合部を越えて嵌合方向に移動して、ベース部側嵌合部から支持部側嵌合部が脱離するのを抑制することができる。
上記支持部側嵌合部とベース部側嵌合部とを含む表示装置において、好ましくは、ベース部側嵌合部は、支持部側嵌合部が嵌合方向に進入可能に設けられた開口部を含み、開口部の内側面および支持部側嵌合部の側面のうちの少なくとも一方には、ベース部側嵌合部と支持部側嵌合部との嵌合が外れるのを抑制可能な抜け止め部が設けられている。このように構成すれば、ベース部側嵌合部と支持部側嵌合部とが嵌合した際に、ベース部側嵌合部から支持部側嵌合部が脱離するのをより抑制することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、ベース部の背面部材からの突出高さは、光源部の背面部材からの突出高さよりも小さい。このように構成すれば、ベース部の背面部材からの突出高さが光源部の背面部材からの突出高さよりも大きい場合に比べて、光源部からベース部に照射される光により生じる影が、光学シート側に生じにくい。その結果、表示部上で、ベース部に光が照射されることに起因する影が視認されるのを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、光源部からの光が支持部材に照射されることにより生じる影が、表示部上で視認されるのを抑制しながら、背面部材から背面側に漏れた光が視認されるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による液晶テレビジョン装置の全体構成を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態による液晶テレビジョン装置の全体の構成を示した背面図である。 本発明の第1実施形態による液晶テレビジョン装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態によるパネルポストの斜視図である。 本発明の第1実施形態によるパネルポストの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による支持部の矢印Z2方向側から見た図である。 本発明の第1実施形態による支持部の矢印X2方向側から見た図である。 図6における500−500線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による支持部の矢印Y2方向側から見た図である。 本発明の第1実施形態によるベース部の矢印Z1方向側から見た図である。 図10における600−600線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態によるベース部の矢印Y2方向側から見た図である。 図2における400−400線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態による液晶テレビジョン装置の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態による液晶テレビジョン装置の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態によるパネルポストの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による支持部の変形例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるベース部の第1変形例を示す矢印Z1方向側から見た図である。 本発明の第1実施形態によるベース部の第2変形例を示す矢印Z1方向側から見た図である。 本発明の第1実施形態によるベース部の第2変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図13を参照して、本発明の第1実施形態による液晶テレビジョン装置100の構成について説明する。なお、液晶テレビジョン装置100は、本発明の「表示装置」の一例である。
本発明の第1実施形態による液晶テレビジョン装置100には、図1に示すように、表示部1が設けられている。表示部1は、液晶セルからなり映像が表示可能に構成されている。なお、以下の説明において、液晶テレビジョン装置100の表示部1に対向する位置から見て、左方向を矢印X1方向、右方向を矢印X2方向、正面方向(手前方向)を矢印Y1方向、背面方向を矢印Y2方向、上方向を矢印Z1方向、下方向を矢印Z2方向として説明する。
また、液晶テレビジョン装置100には、前部筐体2が設けられている。前部筐体2は、樹脂により形成されている。そして、前部筐体2は、表示部1を矢印Y1方向側から支持するように構成されている。また、前部筐体2の中央部には、表示部1を矢印Y1方向側に露出させるための矩形状の開口部2aが設けられている。
また、液晶テレビジョン装置100には、スタンド部材3が設けられている。スタンド部材3は、樹脂により形成されている。そして、スタンド部材3は、液晶テレビジョン装置100全体を矢印Z2方向側から支持するように構成されている。
また、図2に示すように、液晶テレビジョン装置100には、リアフレーム4が設けられている。リアフレーム4は、金属により形成されており、矢印Y2方向に窪む凹形状に形成されている。そして、リアフレーム4は、前部筐体2と矢印Y2方向側から組み合わされるように構成されている。そして、リアフレーム4は、ネジ部材(図示せず)によって前部筐体2に固定されている。なお、リアフレーム4は、本発明の「背面部材」の一例である。
また、液晶テレビジョン装置100には、カバー部材5が設けられている。カバー部材5は、樹脂により形成されており、リアフレーム4よりも小さい大きさにより形成されている。そして、カバー部材5は、リアフレーム4の矢印Y2方向側に配置されている。また、カバー部材5は、リアフレーム4の背面(矢印Y2方向側の面)に配置される電源基板や信号処理基板などの種々の基板(図示せず)を覆うように設けられている。また、カバー部材5は、ネジ部材(図示せず)によってリアフレーム4に固定されている。
また、図3に示すように、液晶テレビジョン装置100には、LED(Light Emitting Diode)6が設けられている。LED6は、表示部1側(矢印Y1方向側)に光を照射可能に構成されている。なお、LED6は、本発明の「光源部」の一例である。
また、液晶テレビジョン装置100には、基板7が設けられている。基板7は、2つ設けられており、リアフレーム4の矢印Y1方向側に、Z方向に間隔を隔てて並列して配置されている。そして、基板7の表面には、それぞれ、LED6が8個ずつ基板7の延びる方向(X方向)に沿って、互いに間隔を隔てて実装されている。
また、液晶テレビジョン装置100には、レンズ8が設けられている。レンズ8は、基板7に配置されているLED6を覆うように、LED6に対してそれぞれ配置されている。そして、レンズ8は、アクリルなどの樹脂により構成されており、LED6からの出射光の出射角度を広げるように構成されている。また、レンズ8は、基板7の表面に接着されることにより、基板7に固定されている。なお、レンズ8は、本発明の「光源部」の一例である。
また、図3に示すように、液晶テレビジョン装置100には、反射シート9が設けられている。反射シート9は、リアフレーム4と後述する拡散板10との間に設けられており、LED6からの光を反射することが可能に構成されている。具体的には、反射シート9は、樹脂(たとえば、PET(Polyethyleneterephtalate)など)により形成されている。そして、反射シート9は、基板7の表面上に配置された状態で、リアフレーム4に沿った形状(矢印Y2方向側に窪む凹形状)を有するように構成されている。具体的には、反射シート9は、X方向に延びる長方形形状を有する反射シート底面部9aと、反射シート底面部9aの4辺を取り囲むように配置される4つの反射シート斜面部9bとを含む。なお、拡散板10は、本発明の「光学シート」の一例である。
また、反射シート底面部9aは、後述する拡散板10および偏光フィルタ11に対して平行に延びるように形成されている。また、反射シート斜面部9bは、反射シート底面部9aの端部からリアフレーム4の縁部に向かって傾斜して延びるように形成されている。なお、偏光フィルタ11は、本発明の「光学シート」の一例である。
そして、反射シート9の反射シート底面部9aには、16個(8個×2列)のLED6(レンズ8)のそれぞれの配置位置に対応する位置に光源用開口部9cが設けられている。また、反射シート底面部9aには、パネルポスト用開口部9dおよび9eが、それぞれ2つずつ設けられている。パネルポスト用開口部9dは、後述するパネルポスト12のベース部14の係止部14gを貫通させることが可能に形成されている。また、パネルポスト用開口部9eは、後述するパネルポスト12のベース部14の回転防止部14hを貫通させることが可能に形成されている。なお、パネルポスト12は、本発明の「支持部材」の一例である。
また、図3に示すように、液晶テレビジョン装置100には、拡散板10が設けられている。拡散板10は、樹脂等により形成されており、Z方向およびX方向に延びる平板形状に形成されている。また、拡散板10は、表示部1とLED6との間に配置されており、LED6からの光を拡散するように構成されている。
また、図3に示すように、液晶テレビジョン装置100には、偏光フィルタ11が設けられている。偏光フィルタ11は、拡散板10と同様の平板形状を有し、Z方向およびX方向に延びるように形成されている。そして、偏光フィルタ11は、拡散板10と表示部1との間に配置されており、拡散板10を透過した光の偏光方向を揃えて表示部1へ出射するように構成されている。また、表示部1は、偏光フィルタ11から出射された偏光方向を揃えられた光に対して、表示部1に含まれる液晶の透過率を変化させることなどにより、画像の表示が行われるように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図3に示すように、液晶テレビジョン装置100には、パネルポスト12が設けられている。そして、図4に示すように、パネルポスト12は、拡散板10を拡散板10の矢印Y2方向側から支持する支持部13を含む。また、パネルポスト12は、LED6と離間した位置(図3参照)において、リアフレーム4に取り付けられるとともに、支持部13に取付可能に構成されているベース部14を含む。また、支持部13は、LED6からの光を透過可能な樹脂材料により形成されている。また、ベース部14は、LED6からの光が透過するのを抑制する(透過率が低い)有色材料(たとえば、白色)により形成されている。そして、後述するように、ベース部14のシート押え部14fは、リアフレーム4の第1係止用開口部9dおよび第2係止用開口部9eを覆うように配置されている。これにより、ベース部14を介してリアフレーム4から矢印Y2方向側に光が漏れるのを抑制可能に構成されている。
そして、図5に示すように、支持部13には、接触部13aが設けられている。接触部13aは、支持部13の拡散板10側(矢印Y1方向)の先端部に設けられており、略半球形状(直径D1)に形成されている。そして、支持部13は、拡散板10の矢印Y2方向側から拡散板10に接触部13aを点接触させることにより、拡散板10を支持するように構成されている(図13参照)。
また、第1実施形態では、図5に示すように、支持部13には、ベース部14と嵌合可能に構成された第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cが設けられている。そして、第1支持部側嵌合部13bは、第2支持部側嵌合部13cと後述する支持基台部13hとの間に設けられており、矢印Z方向に延びる柱形状を有する。また、第2支持部側嵌合部13cは、XZ平面に延びる板形状を有する。また、ベース部14には、支持部13に設けられた第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cに嵌合可能に構成されたベース部側嵌合部14aが設けられている。
そして、図5に示すように、第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cとベース部側嵌合部14aとは、拡散板10と平行な方向(XZ方向)に沿って、ベース部14に対して支持部13を相対的に移動させることにより、嵌合されるように構成されている。たとえば、ベース部14に対して、支持部13を、矢印Z2方向に移動させることによって嵌合するように構成されている。
そして、図5に示すように、支持部13には、側面13d〜13gが設けられている。側面13d〜13gは、側面13dおよび側面13eを幅広の側面として、厚みt1(図7参照)を有する平板形状に形成されている。また、側面13d〜13gは、側面13d〜13gの矢印Y2方向側に設けられている支持基台部13hに接続されている。そして、側面13dおよび側面13eは、支持基台部13hから接触部13aに向かって延びるように形成されている。また、側面13dおよび13eは、矢印Z1方向側から見て、略三角形形状を有するように形成されている。また、厚みt1の大きさと直径D1の大きさとは、等しい大きさにより構成されている。
また、図5に示すように、支持基台部13hは、矢印Y1方向側から見て、角部が円弧状の長方形形状に形成されている。また、図6に示すように、支持基台部13hは、矢印Z1方向側から見て、矢印Y1方向側の辺が幅W1および矢印Y2方向側の辺が幅W1よりも大きい幅W2を有する台形形状に形成されている。
また、図7に示すように、支持部13には、第1支持部側嵌合部13bが設けられている。第1支持部側嵌合部13bは、支持基台部13hと支持基台部13hの矢印Y2方向側で接続されている。また、第1支持部側嵌合部13bは、第1支持部側嵌合部13bの矢印Y2方向側で、後述する第2支持部側嵌合部13cと接続されている。
ここで、第1実施形態では、図7および図8に示すように、第1支持部側嵌合部13bには、ベース部14と嵌合された際に、ベース部14との嵌合が外れるのを抑制可能な抜け止め部13iが設けられている。具体的には、図8に示すように、抜け止め部13iは、第1支持部側嵌合部13bの矢印Z1方向側で、かつ、第1支持部側嵌合部13bのX方向の両端に設けられている。第1支持部側嵌合部13b(図8のハッチングにより示す領域)は、矢印Y1方向側から見て、矢印Z2方向側が幅W3(X方向の幅)に形成されている。そして、抜け止め部13iは、第1支持部側嵌合部13bのうちの矢印Z1方向側で、かつ、第1支持部側嵌合部13bのX方向の両端を凹まされた形状(幅W4)を有する部分である。また、第1支持部側嵌合部13bの幅W3の大きさは、支持基台部13hの幅W2の大きさよりも小さく形成されている。すなわち、幅W2と幅W3と幅W4とは、以下の式(1)の関係がある。
W4<W3<W2 ・・・ (1)
そして、第1支持部側嵌合部13bは、Z方向に長さL1を有する。そして、第1支持部側嵌合部13bの側端面13jから長さL2の部分は、幅W3を有するように形成されており、第1支持部側嵌合部13bのうちの側端面13jから長さL2以外の部分は、幅W4を有するように形成されている。
また、第1支持部側嵌合部13bの矢印Z2方向側の側端面13jは、ベース部14と嵌合された際に、後述するベース部14の壁部14cと面接触するように構成されている(図5参照)。
また、図6に示すように、支持部13には、第2支持部側嵌合部13cが設けられている。第2支持部側嵌合部13cは、第1支持部側嵌合部13bの矢印Y2方向側と接続するように設けられている。そして、図9に示すように、第2支持部側嵌合部13cは、X方向に幅W3の大きさよりも大きく、幅W2よりも小さい幅W5を有するように形成されている。すなわち、幅W2と幅W3と幅W5とは、以下の式(2)の関係がある。
W3<W5<W2 ・・・ (2)
また、図6に示すように、第2支持部側嵌合部13cは、厚みt2(Y方向の幅)を有するように形成されている。また、図9に示すように、第2支持部側嵌合部13cは、長さL1の大きさよりも大きい長さL3(Z方向の幅)を有するように形成されている。すなわち、長さL1と長さL3とは、以下の式(3)の関係がある。
L3>L1 ・・・ (3)
また、図9に示すように、第2支持部側嵌合部13cの矢印Z2方向側の側端面13kは、ベース部14と嵌合された際に、後述するベース部14の壁部14dと面接触するように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図10に示すように、ベース部14のベース部側嵌合部14aは、第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cが嵌合方向(矢印Z2方向)に進入可能に設けられた開口部14bと、開口部14bの内側面の一部である壁部14cおよび14dとを含むように構成されている。そして、図5に示すように、壁部14cおよび14dは、開口部14bから進入した第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cと面接触することによって、支持部13がベース部側嵌合部14aを越えて嵌合方向(矢印Z2方向)に移動するのを規制するように構成されている。
具体的には、図10および図11に示すように、ベース部側嵌合部14aは、矢印Y1方向側から見て、中央部および上部に開口部14bを有するように形成されている。そして、図10に示すように、開口部14bは、矢印Z1方向側から見て、幅W5および高さh1を有する部分と、幅W3を有する部分とにより構成されている。また、高さh1は、第2支持部側嵌合部13cの厚みt2(図6参照)と略同じ大きさに構成されている。そして、開口部14bの矢印Y1方向側の部分に、壁部14cが設けられている。また、開口部14bの矢印Y2方向側の部分に、壁部14dが設けられている。そして、壁部14cおよび14dは、支持部13とベース部14とが嵌合された際に、開口部14bから進入した第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cと面接触するように構成されている(図5参照)。
また、図11に示すように、開口部14bは、矢印Y1方向側から見て、Z方向に長さL1を有する。そして、開口部14bのうちの壁部14cから長さL2の部分は、幅W3を有するように形成されており、開口部14bのうちの壁部14cから長さL2以外の部分は、幅W3から幅W4の大きさの幅を有するように形成されている。
ここで、第1実施形態では、図11に示すように、ベース部側嵌合部14aには、支持部13と嵌合された際に、支持部13との嵌合が外れるのを抑制可能な抜け止め部14eが設けられている。具体的には、図11に示すように、抜け止め部14eは、開口部14bの壁面14cから長さL2以上の矢印Z1方向で、かつ、矢印X方向の両端に2つ設けられている。また、抜け止め部14eは、開口部14bの内側方向(矢印X方向)に凸形状を有するように構成されている。
そして、支持部13とベース部14とが嵌合された際に、支持部13の抜け止め部13i(図8参照)とベース部14の抜け止め部14e(図11参照)とが接触するように構成されている。そして、上記したように、幅W3の大きさは、幅W4の大きさよりも大きいので、嵌合された後、嵌合が外れる方向(Z方向)に力が加わった場合でも、幅W3の第1支持部側嵌合部13bが、幅W4のベース部側嵌合部14aに引っ掛かるように接触して、嵌合が外れるのを抑制するように構成されている。
また、図10および図11に示すように、ベース部14には、シート押え部14fが設けられている。シート押え部14fは、幅W2の大きさよりも大きい大きさを有する幅W6の平板形状に形成されており、ベース部側嵌合部14aとベース部側嵌合部14aの矢印Y2方向側で接続されるように構成されている。
また、図10に示すように、ベース部14には、係止部14gが設けられている。係止部14gは、シート押え部14fから矢印Y2方向側に突出するように設けられており、一対の引っ掛かり部を有する。また、図3に示すように、リアフレーム4には、係止部14gを嵌めることが可能に形成された2つの第1係止用開口部4aが設けられている。
ここで、第1実施形態では、図13に示すように、ベース部14は、ベース部14とリアフレーム4とによって、反射シート9を挟むように構成されている。具体的には、係止部14gは、上記した反射シート9のパネルポスト用開口部9dを貫通するとともに、第1係止用開口部4aに係止されるように構成されている。そして、ベース部14は、反射シート9を挟みながらリアフレーム4に固定されるように構成されている。
また、図12に示すように、ベース部14には、回転防止部14hが設けられている。回転防止部14hは、シート押え部14fから矢印Y2方向側に突出するように設けられており、平板形状を有する。また、図3に示すように、リアフレーム4には、回転防止部14hを嵌めることが可能に形成された2つの第2係止用開口部4bが設けられている。そして、回転防止部14hは、上記した反射シート9のパネルポスト用開口部9eを貫通するとともに、第2係止用開口部4bに挿入されるように構成されている。これにより、ベース部14がリアフレーム4に固定されるとともに、ベース部14(パネルポスト12)の設置方向を定めること(回転することを防止すること)が可能に構成されている。
そして、図12に示すように、シート押え部14fは、第1係止用開口部4aおよび第2係止用開口部4bを覆うように配置されている。これにより、LED6から発せられた光が第1係止用開口部4aおよび第2係止用開口部4bの隙間を介して、リアフレーム4の矢印Y2方向側に漏れるのを抑制可能に構成されている。そして、シート押え部14fは、上記したように有色材料により形成されているので、光が透過ベース部14を介してリアフレーム4から矢印Y2方向側に光が漏れるのを抑制可能に構成されている。これにより、LED6からの光がリアフレーム4の矢印Y2方向側で視認されるのを抑制するように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図13に示すように、ベース部14のリアフレーム4からの突出高さh2は、拡散レンズ8のリアフレーム4からの突出高さh3よりも小さくなるように構成されている。すなわち、突出高さh2と突出高さh3とは、以下の式(4)の関係がある。
h2<h3 ・・・ (4)
具体的には、図13に示すように、ベース部14のリアフレーム4からの突出高さh2は、反射シート9の厚みとシート押え部14fおよびベース部側嵌合部14aの厚みt3(図10参照)とを合わせた大きさとなる。そして、拡散レンズ8のリアフレーム4からの突出高さh3は、拡散レンズ8の高さと基板7の厚みとを合わせた大きさとなる。そして、ベース部14のリアフレーム4からの突出高さh2は、拡散レンズ8のリアフレーム4からの突出高さh3よりも小さくなるように構成されている。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、パネルポスト12を、拡散板10を拡散板10の矢印Y2方向側から支持する支持部13と、LED6と離間した位置において、一方側がリアフレーム4に取り付けられるとともに、他方側が支持部13に取付可能に構成されているベース部14とを含むように構成する。そして、支持部13を光が透過することを可能な材料により構成するとともに、ベース部14を光が透過することを抑制することが可能な材料により構成する。これにより、LED6からの光が支持部13を透過することができるので、LED6からの光が支持部13に照射されることによって生じる影が薄くなる。また、ベース部14により光が透過することが抑制されるので、ベース部14を介してリアフレーム4から背面側(矢印Y2方向側)に光が漏れるのを抑制することができる。その結果、LED6からの光がパネルポスト12に照射されることにより生じる影が、表示部1上で視認されるのを抑制しながら、ベース部14を介してリアフレーム4から背面側(矢印Y2方向側)に漏れた光が視認されるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベース部14を、光の透過を抑制する有色材料により構成する。これにより、容易に、ベース部14を介してリアフレーム4から背面側(矢印Y2方向側)に光が漏れるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベース部14を、ベース部14とリアフレーム4とによって、反射シート9を挟むように配置する。これにより、リアフレーム4との間に反射シート9を挟むための専用の部材を別途設ける場合と異なり、部品点数が増加するのを抑制しながら、ベース部14により、反射シート9の撓みを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、支持部13に、ベース部14と嵌合可能に構成された第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cを設ける。そして、ベース部14に、支持部13に設けられた第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cに嵌合可能に構成されたベース部側嵌合部14aを設ける。そして、第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cとベース部側嵌合部14aとを、拡散板10と平行な方向(Z方向)に沿って、ベース部14に対して支持部13を相対的に移動させることにより、嵌合可能に構成する。これにより、第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cとベース部側嵌合部14aとが拡散板10と垂直な方向(Y方向)に沿って、ベース部14に対して支持部13を相対的に移動させて嵌合されるように構成する場合と異なり、ベース部13の厚みt3を小さくすることができる。その結果、ベース部14の厚みt3を小さくする分、LED6からの光がベース部14に照射されることによって生じる影が、表示部1上で視認されるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベース部側嵌合部14aに、第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cが嵌合方向(矢印Z2方向)に進入可能に設けられた開口部14bと、開口部14bの内側面の一部である壁部14cおよび14dとを設ける。そして、壁部14cおよび14dを、開口部14bから進入した第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cがベース部側嵌合部14aを越えて嵌合方向に移動するのを規制するように構成する。これにより、ベース部側嵌合部14aと第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cとが嵌合した後に、第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cがベース部側嵌合部14aを越えて嵌合方向に移動して、ベース部側嵌合部14aから第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cが脱離するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベース部側嵌合部14aに、第1支持部側嵌合部13bおよび第2支持部側嵌合部13cが嵌合方向(矢印Z2方向)に進入可能に設けられた開口部14bを設ける。そして、開口部14bの内側面および第1支持部側嵌合部13bの側面に、ベース部側嵌合部14aと第1支持部側嵌合部13bとの嵌合が外れるのを抑制可能な抜け止め部13iおよび14eを設ける。これにより、ベース部側嵌合部14aと第1支持部側嵌合部13bとが嵌合した際に、ベース部側嵌合部14aから第1支持部側嵌合部13bが脱離するのをより確実に抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ベース部14のリアフレーム4からの突出高さh2を、拡散レンズ8のリアフレーム4からの突出高さh3よりも小さく構成する。これにより、ベース部14のリアフレーム4からの突出高さh2が拡散レンズ8のリアフレーム4からの突出高さh3よりも大きい場合に比べて、拡散レンズ8(LED6)からベース部14に照射される光により生じる影が、拡散板10側に生じにくい。その結果、表示部1上で、ベース部14に光が照射されることに起因する影が視認されるのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図14を参照して、第2実施形態による液晶テレビジョン装置200の構成について説明する。第2実施形態では、第1実施形態による液晶テレビジョン装置100の構成に加えて、さらに複数のベース部がリアフレームに取付けられている。
図14に示すように、第2実施形態による液晶テレビジョン装置200は、リアフレーム204と、反射シート209とを含む。
そして、リアフレーム204には、第1実施形態のリアフレーム4の構成に加えて、第1係止用開口部4aおよび第2係止用開口部4bが、X方向の中央近傍に、直線上に間隔を隔てて、それぞれ3つずつ設けられている。また、リアフレーム204には、X方向のそれぞれの端部近傍に、第1係止用開口部4aおよび第2係止用開口部4bがそれぞれ2つずつ設けられている。すなわち、リアフレーム204には、第1実施形態のリアフレーム4の構成に加えて、さらに7つのベース部14を取付可能に構成されている。
また、図14に示すように、反射シート209には、第1実施形態の反射シート9の構成に加えて、リアフレーム204に第1係止用開口部4aおよび第2係止用開口部4bが設けられている位置に対応する位置に、パネルポスト用開口部9dおよび9eがそれぞれ設けられている。すなわち、反射シート209には、第1実施形態の反射シート9の構成に加えて、さらに7つのベース部14を貫通可能に構成されている。
ここで、第2実施形態では、図14に示すように、液晶テレビジョン装置200には、第1実施形態による液晶テレビジョン装置100の構成に加えて、ベース部14が、さらに7つ、反射シート209を挟むようにして、リアフレーム204に取付けられている。なお、ベース部14は、第1実施形態によるベース部14と同一の形状を有する。また、第2実施形態による液晶テレビジョン装置200のその他の構成は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、第1実施形態による液晶テレビジョン装置100の構成に加えて、リアフレーム204のX方向の中央近傍と、X方向のそれぞれの端部近傍とに、それぞれ、ベース部14を、反射シート209を挟むようにして設ける。これにより、反射シート209が撓みやすい箇所をリアフレーム204に固定することができる。また、ベース部14のみを用いるので、新たに固定用の別部材を設ける(設計する)必要がない。また、支持部13を取り付けないで、ベース部14を配置することによって、LED6から支持部13に照射される光に起因する表示部1上の影を考慮する必要がないので、LED6の近傍でも、ベース部14を配置して、反射シート209の撓みを抑制することができる。また、第2実施形態による液晶テレビジョン装置200のその他の効果は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
(第3実施形態)
次に、図15および図16を参照して、第3実施形態による液晶テレビジョン装置300の構成について説明する。第3実施形態では、平板形状を有する支持部を備えていた第1実施形態の液晶テレビジョン装置100とは異なり、略円錐形状を有する支持部を備える。
図15に示すように、第3実施形態による液晶テレビジョン装置300は、反射シート309を含む。反射シート309は、2列の直線上に複数の光源用開口部9cが設けられていた第1実施形態による反射シート9と異なり、千鳥状に配列された複数の光源用開口部9cが設けられている。具体的には、4つの基板7が間隔を隔てて並列して設けられており、4つの基板7のうちの2つには、LED6が4つずつ所定の間隔を隔てて配置されており、残りの2つの基板7には、LED6が5つずつ所定の間隔を隔てて配置されている。これにより、LED6が千鳥状に配置されるように構成されている。そして、LED6が配置されている位置に対応する位置に光源用開口部9cがそれぞれ設けられている。
ここで、第3実施形態では、図15に示すように、液晶テレビジョン装置300には、略円錐形状に形成された支持部313を備えたパネルポスト312が設けられている。具体的には、パネルポスト312は、支持部313とベース部14とにより構成されている。また、ベース部14は、第1実施形態によるベース部14と同一の構成を有する。
そして、図16に示すように、支持部313は、支持本体部313aと、接触部313bと、第1支持部側嵌合部13bと、第2支持部側嵌合部13cと、支持基台部13hとにより構成されている。そして、支持部313は、接触部313bを頂点とした略円錐形状を有するように形成されている。具体的には、支持本体部313aは、接触部313bから矢印Y2方向側に延びるように形成されており、支持基台部13hの矢印Y1方向側と接続されている。そして、支持本体部313aと支持基台部13hとが接続する部分は、直径D2の円形形状に形成されている。また、直径D2の大きさは、接触部313bの直径D3の大きさよりも大きく構成されている。また、第3実施形態による液晶テレビジョン装置300のその他の構成は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、液晶テレビジョン装置300に、略円錐形状に形成された支持部313を備えたパネルポスト312を設ける。ここで、第1実施形態のように複数のLED6が直線上に配置された場合、パネルポスト12には、主に上下方向(Z方向)からLED6の光が照射される。この場合、第1実施形態による平板形状を有する支持部13を含むパネルポスト12を用いることによって、LED6からの光がパネルポスト12に照射されることに起因する表示部1上の影が生じるのを抑制することができる。一方、第3実施形態のように複数のLED6が千鳥状に配置された場合には、パネルポスト312に、平面方向(XZ方向)の全方向からLED6の光が照射される。このような場合には、第3実施形態による略円錐形状を有する支持部313を含むパネルポスト312を用いることによって、LED6からの光がパネルポスト312に照射されることに起因する表示部1上の影が生じるのを抑制することができる。したがって、上記のように、LED6の配置方法に応じて、複数の異なる形状の支持部(支持部13または支持部313など)を用いる場合でも、共通のベース部14を用いることができるので、部品の種類の増加を抑制することができる。また、第3実施形態による液晶テレビジョン装置300のその他の効果は、第1実施形態における液晶テレビジョン装置100と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、本発明の表示装置として、液晶テレビジョン装置を用いる例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、表示装置として液晶テレビジョン装置以外を用いてもよい。たとえば、PC(Personal Computer)用の表示装置などの一般的な表示装置に用いてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ベース部に支持部を嵌合させて取り付ける例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ベース部に支持部を嵌合させる以外の方法により取り付けるように構成してもよい。たとえば、ベース部に対して支持部(支持基台部)を挟むようにビスを螺合させて、ベース部に支持部を取り付けるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、支持部とベース部とを拡散板の表面に平行な方向に沿って、相対的に移動させることによって、嵌合させる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、支持部とベース部とを拡散板の表面に平行な方向以外の方向に沿って、相対的に移動させることによって、嵌合させるように構成してもよい。たとえば、支持部とベース部とを拡散板と垂直な方向に沿って、相対的に移動させることによって、嵌合させてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明のベース部を光の透過を抑制する白色の有色部分を含むように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、ベース部を白色以外の有色部分を含むように構成して光の透過を抑制してもよい。たとえば、ベース部を黒色の有色部分を含むように構成して光の透過を抑制してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、本発明の支持部を矢印Z1方向側から見て、略三角形形状(図6参照)を有するように形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、支持部を矢印Z1方向側から見て、略三角形形状以外の形状を有するように形成してもよい。たとえば、図17に示す変形例による支持部413では、矢印Z1方向側から見て、矢印Y2方向側の長方形形状の部分413aと矢印Y1方向側の三角形形状の部分413bとを組み合わせた形状をするように構成されている。
ここで、変形例による支持部413は、図17に示すように、長方形形状の部分413aと、三角形形状の部分413bと、接触部413cと、第1支持部側嵌合部13bと、第2支持部側嵌合部13cと、支持基台部13hとにより構成されている。具体的には、長方形形状の部分413aは、矢印Y1方向に向かって支持基台部13hから延びるように設けられている。そして、長方形形状の部分413aの矢印Y1方向側は、三角形形状の部分413bの矢印Y2方向側に接続されている。そして、三角形形状の部分413bの矢印Y1方向側は、接触部413cに接続されている。
また、上記第1〜第3実施形態では、ベース部に一対の引っ掛かり部を有する係止部を設けることにより、ベース部をリアフレームに取付可能に構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、ベース部に一対の引っ掛かり部以外を有する係止部を設けることにより、ベース部をリアフレームに取付可能に構成してもよい。たとえば、図18に示す第1変形例によるベース部514では、係止部514aおよび係止部514bが設けられている。そして、係止部514aおよび係止部514bには、それぞれに引っ掛かり部514cおよび514dが設けられている。また、図19に示す第2変形例によるベース部614では、係止部614aおよび係止部614bと、回転防止部614cおよび614dが設けられている。そして、係止部614aおよび係止部614bには、それぞれに引っ掛かり部614eおよび614fが設けられている。
ここで、第1変形例によるベース部514は、図18に示すように、係止部514aおよび係止部514bを含む。係止部514aおよび係止部514bは、それぞれ、シート押え部14fから矢印Y2方向側に突出するように設けられている。そして、係止部514aの矢印X1方向側の端部と、係止部514bの矢印X2方向側の端部とを結ぶ長さL4の大きさは、リアフレーム4の第1係止用開口部4aの直径と略等しい大きさを有するように形成されている。そして、係止部514aの先端部には、矢印X1方向側に凸形状の引っ掛かり部514cが設けられているとともに、係止部514bの先端部には、矢印X2方向側に凸形状の引っ掛かり部514dが設けられている。
ここで、第2変形例によるベース部614は、図19および図20に示すように、係止部614aおよび係止部614bを含む。係止部614aおよび係止部614bは、それぞれ、シート押え部14fから矢印Y2方向側に突出するように設けられている。そして、係止部614aの先端部には、矢印Z2方向側に凸形状の引っ掛かり部614eが設けられているとともに、係止部614bの先端部には、矢印Z1方向側に凸形状の引っ掛かり部614fが設けられている。そして、回転防止部614cおよび614dは、それぞれ、シート押え部14fから矢印Y2方向側に突出するように設けられている。回転防止部614cは、係止部614aおよび係止部614bを覆うように形成されている。また、回転防止部614dは、柱状に形成されている。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の光源として、LEDを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、光源として、LED以外の光源を用いてもよい。たとえば、光源として冷陰極蛍光管などの線光源を用いてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、LEDが実装されている基板を並列してリアフレームに配置するように構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、LEDが実装されている基板を並列以外の方法により配置するように構成してもよい。たとえば、LEDが実装されている基板を、X形状を有するように配置してもよいし、ランダムに配置してもよい。
1 表示部
4、204 リアフレーム(背面部材)
6 LED(光源部)
8 拡散レンズ(光源部)
9、209、309 反射シート
10 拡散板(光学シート)
11 偏光フィルム(光学シート)
12、312 パネルポスト(支持部材)
13、313、413 支持部
13b 第1支持部側嵌合部
13c 第2支持部側嵌合部
13i 抜け止め部
14、514、614 ベース部
14a ベース部側嵌合部
14b 開口部
14c、14d 壁部
14e 抜け止め部
100、200、300 液晶テレビジョン装置(表示装置)

Claims (7)

  1. 表示部と、
    前記表示部の背面側に配置される背面部材と、
    前記表示部と前記背面部材との間に配置される光源部と、
    前記表示部と前記光源部との間に配置される光学シートと、
    前記光学シートを前記光学シートの背面側から支持する支持部と、前記光源部と離間した位置において、一方側が前記背面部材に取り付けられるとともに、他方側が前記支持部に取付可能に構成されているベース部とを含む支持部材とを備える、表示装置。
  2. 前記ベース部は、光の透過を抑制する有色部分を含む、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記背面部材と前記光学シートとの間に設けられており、前記光源部からの光を反射可能に構成された反射シートをさらに備え、
    前記ベース部は、前記ベース部と前記背面部材とによって、前記反射シートを挟むように構成されている、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記支持部には、前記ベース部と嵌合可能に構成された支持部側嵌合部が設けられており、
    前記ベース部には、前記支持部に設けられた前記支持部側嵌合部に嵌合可能に構成されたベース部側嵌合部が設けられており、
    前記支持部側嵌合部と前記ベース部側嵌合部とは、前記光学シートと平行な方向に沿って、前記ベース部に対して前記支持部を相対的に移動させることにより、嵌合されるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記ベース部側嵌合部は、前記支持部側嵌合部が嵌合方向に進入可能に設けられた開口部と、前記開口部の内側面の一部である壁部とを含み、
    前記壁部は、前記開口部から進入した前記支持部側嵌合部が前記ベース部側嵌合部を越えて前記嵌合方向に移動するのを規制するように構成されている、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記ベース部側嵌合部は、前記支持部側嵌合部が嵌合方向に進入可能に設けられた開口部を含み、
    前記開口部の内側面および前記支持部側嵌合部の側面のうちの少なくとも一方には、前記ベース部側嵌合部と前記支持部側嵌合部との嵌合が外れるのを抑制可能な抜け止め部が設けられている、請求項4または5に記載の表示装置。
  7. 前記ベース部の前記背面部材からの突出高さは、前記光源部の前記背面部材からの突出高さよりも小さい、請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置。
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