JP2016003786A - 温度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンロバーナーの火力調整機能に異常が発生したことを速やかに検知可能な温度検出装置を提供する。【解決手段】コンロバーナーの中央に立設した支持パイプに、金属製のホルダー111を上下方向に移動可能に嵌め込み、ホルダー111の上端に集熱板112を取り付けて、調理容器に当接する当接部116を形成し、コイルバネでホルダー111を上方に付勢する。更に、ホルダー111の外側には、ホルダー111よりも大径の円筒形状に形成された金属製のホルダーカバー115を取り付け、ホルダーカバー115の上端と当接部116との間にはホルダーカバー115の熱を集熱板112に伝える複数の伝熱部115aを設けておく。こうすれば、コンロバーナーの火力を変更すると、ホルダーカバーから集熱板に伝わる熱量が変化するので、温度センサーの検出温度が変化するので何らかの理由で火力が変更されないと異常の発生を速やかに検知可能となる。【選択図】図4

Description

本発明は、ガスコンロの五徳上に載置された調理容器の底部に押し付けられて、調理容器の温度を検出する温度検出装置に関する。
円環形状に形成されたコンロバーナーの中央に突設されて、コンロバーナーで加熱調理されている調理容器の温度を検出する温度検出装置が広く知られている。温度検出装置は、コンロバーナーの中央の開口部に立設された支持パイプと、支持パイプに対して上下方向に移動可能に嵌め込まれた略円筒形状のホルダーと、ホルダーの上面を塞いで取り付けられた集熱板と、集熱板の下面に取り付けられた温度センサーと、ホルダーを上方に付勢するコイルバネとを備えている。
この温度検出装置は、集熱板の上面が、コンロバーナーの五徳上に調理容器が載置される面よりも上方に突出するような状態で取り付けられている。このため、五徳上に調理容器が置かれると、調理容器の底部によって集熱板およびホルダーが押し下げられて、ホルダーを付勢するコイルスプリングによって調理容器の底部に集熱板が押し付けられた状態となる。その結果、集熱板に取り付けられた温度センサーによって調理容器の温度を検出することが可能となる。そして、加熱調理中の調理容器の温度を検出することができれば、例えば、調理容器の温度が上がり過ぎたことを検知して自動的にコンロバーナーの火力を小さくすることにより、調理物の焦げ付きの発生などを回避することができる。あるいは、調理容器の温度が設定温度よりも下がったことを検知して自動的にコンロバーナーの火力を大きくすることにより、設定温度に保ちながら加熱調理することも可能となる。
また、加熱調理中にコンロバーナーの炎でホルダーが炙られると、炎からの輻射熱でホルダーが高温となり、そのホルダーの熱が集熱板に伝わってしまうので調理容器の正しい温度を検出することが困難となる。そこで、ホルダーを円筒形状のホルダーカバーで覆ってホルダーが炎で炙られないようにすると共に、ホルダーカバーの熱が集熱板に伝わることを避けるために、集熱板との間に隙間を設けた状態でホルダーカバーを取り付けることが提案されている(特許文献1)。
特開2008−170038号公報
しかし、上記の提案されている温度検出装置では、自動的に火力を小さくする制御をしたにも拘わらず、何らかの理由で火力が小さくならない異常が発生した場合、その異常の発生を直ちに検知することができないという問題があった。これは、次のような理由による。先ず、温度検出装置の集熱板に伝わる熱のほとんどは、調理容器の底部から伝わる熱なので、調理容器の温度が変わらなければ温度検出装置では温度変化を検出することができない。そして、調理容器は熱容量が大きいので、コンロバーナーの火力を小さくしても調理容器の温度が直ちに下がるわけではない。このため、火力を小さくした筈なのに調理容器の温度がなかなか下がらないことが分かって、始めて異常の発生を検知することが可能となるためである。その結果、異常の発生が分かるまでの間は、大きな火力のままで加熱調理が継続されてしまうこととなって調理物が焦げ付いてしまう。
また、何らかの理由で自動的に火力を大きくすることができなかった場合も同様に、調理容器の温度がなかなか上がらないことを検出して始めて異常の発生が検知されるので、異常の発生を速やかに検知することができないという問題がある。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題に対応してなされたものであり、コンロバーナーの火力を調整する機能に異常が発生したことを速やかに検知することが可能な温度検出装置の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の温度検出装置は次の構成を採用した。すなわち、
円環形状のコンロバーナーの中央の開口部に設けられて、五徳上に置かれた調理容器の温度を検出する温度検出装置において、
前記コンロバーナーの前記開口部に立設された支持パイプと、
略円筒形状に形成されて前記支持パイプに同軸に嵌め込まれ、上下方向に移動可能な金属製のホルダーと、
前記ホルダーの上端に取り付けられることによって、前記調理容器に当接される当接部を形成する集熱板と、
前記集熱板の下面に取り付けられた温度センサーと、
前記ホルダーを上方に付勢するコイルバネと、
前記ホルダーよりも大径の略円筒形状に形成されて該ホルダーの外側に設けられ、該ホルダーを前記コンロバーナーの輻射熱から遮蔽する金属製のホルダーカバーと
を備え、
前記ホルダーカバーの上端と前記当接部との間には、該ホルダーカバーの熱を前記集熱板に伝える複数の伝熱部が設けられている
ことを特徴とする。
かかる本発明の温度検出装置においては、コンロバーナーの中央に立設された支持パイプに、金属製のホルダーが上下方向に移動可能に嵌め込まれており、ホルダーには上端に集熱板が取り付けられて当接部を形成すると共に、コイルバネによって上方に付勢されている。このため、コンロバーナーで調理容器を加熱すると集熱板が調理容器の底部に当接された状態となるので、集熱板に取り付けられた温度センサーを用いて調理容器の温度を検出することが可能となる。また、ホルダーの外側には、ホルダーよりも大径の円筒形状に形成された金属製のホルダーカバーが取り付けられているので、コンロバーナーの炎からの輻射熱でホルダーが炙られることもない。そして、ホルダーカバーの上端と当接部との間には、ホルダーカバーの熱を集熱板に伝える複数の伝熱部が形成されている。
こうすれば、コンロバーナーの火力を変更すると、ホルダーカバーが受ける輻射熱の大きさが変わるのでホルダーカバーから集熱板に伝わる熱量が変化し、その結果、温度センサーで検出される温度が変化する。このように、コンロバーナーの火力を変更すると、その結果を、短時間で温度の変化として検出することができるので、何らかの理由で火力が変更されていない場合には、速やかに異常の発生を検知することが可能となる。
また、上述した本発明の温度検出装置においては、複数の伝熱部を、集熱板の円周方向に対して互いに等間隔に形成することとしてもよい。
こうすれば、コンロバーナーの炎の大きさが場所によって異なり、その結果、ホルダーカバーの温度が円周方向に不均一になった場合でも、集熱板には、ホルダーカバーの全周から万遍なく熱が流入するので、円周方向の温度の偏りの影響を受けることがなく、コンロバーナーの火力が変更されたことを正しく検知することができる。
また、上述した本発明の温度検出装置においては、伝熱部がホルダーカバーまたは当接部と接触する部分を平坦に形成することとしてもよい。
こうすれば、ホルダーカバーから集熱板に熱を伝えるための接触面積を確保することができるので、熱が伝わり易くなる。その結果、コンロバーナーの火力が変更された時に温度センサーで検出される温度変化が大きくなるので、火力が変更されない異常が生じた場合には、そのことを確実に検出することが可能となる。
また、上述した本発明の温度検出装置においては、ホルダーカバーの上端から凸部を突設することによって伝熱部を形成しても良い。
こうすれば、部品点数を増やすことなく、簡単に複数の伝熱部を形成することができる。
あるいは、上述した本発明の温度検出装置においては、当接部の下面から凸部を突設することによって伝熱部を形成しても良い。
こうしても部品点数を増やすことなく、簡単に複数の伝熱部を形成することができる。
本実施例の温度検出装置100を搭載したガスコンロ1の構造を示す断面図である。 感熱ヘッド110の内部構造を示す断面図である。 感熱ヘッド110の他の態様を示す断面図である。 本実施例のホルダーカバー115をホルダー111に取り付ける様子を示す説明図である。 集熱板112に熱が伝わる経路についての説明図である。 コンロバーナーの火力の調整機能に異常が発生したことを速やかに検知可能な理由についての説明図である。 第1変形例のホルダーカバー115をホルダー111に取り付ける様子を示す説明図である。 第2変形例のホルダーカバー115をホルダー111に取り付ける様子を示す説明図である。
図1は、本実施例の温度検出装置100を搭載したガスコンロ1の構造を示す断面図である。ガスコンロ1は、コンロ本体(図示せず)の上面を覆って設けられ且つバーナー用開口4が形成された天板2と、バーナー用開口4に臨んで設けられて燃料ガスを燃焼させることによって調理容器を加熱するコンロバーナー10と、鍋などの調理容器が置かれる五徳3と、五徳3上に置かれた調理容器の有無を検知するための温度検出装置100などを備えている。
コンロバーナー10は、円環形状に形成されたバーナーボディ11と、バーナーボディ11から延設された混合管12と、バーナーボディ11の上面に載置された円環形状のバーナーヘッド13とを備えている。バーナーヘッド13は、アルミニウムなどのダイカスト製であり、外周部の下面側には複数の溝(炎口溝)が形成されている。そして、バーナーヘッド13をバーナーボディ11に載置すると、バーナーヘッド13に形成された複数の炎口溝とバーナーボディ11の上面との間に複数の炎口13aが形成される。
バーナーボディ11から延設された混合管12の開口端には、燃料ガス供給通路20の先端に取り付けられた噴射ノズル23が設けられている。そして、噴射ノズル23から混合管12内に燃料ガスが噴射されると、混合管12の内部で燃料ガスと空気との混合ガスが生成されて、バーナーボディ11に供給される。また、燃料ガス供給通路20は、流量調整弁22、および開閉式の電磁弁21を介して燃料ガスの元栓に接続されている。このため、電磁弁21および流量調整弁22を開くと、噴射ノズル23から燃料ガスが噴出し、混合管12内で混合ガスが生成されて、炎口13aから混合ガスが流出する。そして、この混合ガスに図示しない点火プラグで点火することによって、コンロバーナー10の燃焼を開始することができる。電磁弁21や、流量調整弁22、図示しない点火プラグの動作は、制御部50によって制御されている。
また、コンロバーナー10の中央には開口部10aが形成されており、この開口部10aの内側に支持パイプ120が立設され、支持パイプ120の上端には、略円筒形の感熱ヘッド110が支持パイプ120に対して摺動可能に取り付けられている。この感熱ヘッド110および支持パイプ120によって、本実施例の温度検出装置100が形成されている。また、詳細には後述するが、感熱ヘッド110には温度センサーやコイルバネが内蔵されており、コイルバネが感熱ヘッド110を上方に付勢する結果、五徳3上に調理容器が置かれていない状態では、感熱ヘッド110の上端が五徳3の上面(調理容器が置かれる面)よりも突出している。そして、五徳3上に調理容器が置かれると、調理容器の底部で感熱ヘッド110が押し下げられると共に、感熱ヘッド110の上端がコイルバネによって押し付けられて調理容器の底部に当接する。このため、感熱ヘッド110に内蔵した温度センサーによって調理容器の底部の温度を検出することが可能となる。
また、感熱ヘッド110の温度センサーからはリード線が引き出されて、支持パイプ120の内部を通って制御部50に接続されている。このため制御部50は、加熱調理中も調理容器の温度を検出することが可能であり、調理容器の温度が上がり過ぎた場合には、流量調整弁22を絞って燃料ガスの流量を減らすことにより、コンロバーナー10の火力を小さくすることができる。また、逆に、調理容器の温度が、設定された目標温度よりも低い場合には、流量調整弁22を開いて燃料ガスの流量を増やすことによって、コンロバーナー10の火力を大きくすることができる。更に、故障などの何らかの異常が生じたと判断した場合には、電磁弁21を閉じて燃料ガスの供給を停止することによって、コンロバーナー10の燃焼を停止することも可能となっている。
図2は、感熱ヘッド110の断面を取ることによって温度検出装置100の内部構造を示した説明図である。感熱ヘッド110は、板金によって形成された略円筒形状のホルダー111と、ホルダー111の上端を閉塞するように取り付けられた金属製の集熱板112と、集熱板112の下面に取り付けられた温度センサー113と、ホルダー111よりも大径の略円筒形状に形成されて、ホルダー111の外側に設けられた金属製のホルダーカバー115と、ホルダー111を上方に付勢するコイルバネ114とを備えている。ホルダー111の上端にはフランジ部111aが形成されており、集熱板112は、そのフランジ部111aを上方から包み込むように折り曲げ加工されて、カシメ止めされている。従って、ホルダー111のフランジ部111aと集熱板112とによって、調理容器の底部裏面に当接する当接部116が形成されている。
感熱ヘッド110が取り付けられる支持パイプ120は、上端がフランジ状に拡径されている。支持パイプ120は、フランジ状に拡径された部分がホルダー111の内側に挿入されて、ホルダー111の軸方向に移動可能となっている。また、ホルダー111の下端側は縮径されているため、支持パイプ120の上端のフランジ状に拡径した部分がホルダー111内に挿入された状態でホルダー111が移動しても、支持パイプ120から外れることはない。更に、コイルバネ114は、ホルダー111内で少し圧縮された状態で収納されており、このため、感熱ヘッド110を常に上方に付勢している。また、温度センサー113からは、2本のリード線130が引き出されて、支持パイプ120の内部を通って制御部50(図1参照)に接続されている。
尚、本実施例の感熱ヘッド110では、ホルダー111の上端に形成されたフランジ部111aを、集熱板112が包むように折り曲げ加工されてカシメ止めされることによって、集熱板112が取り付けられているものとしている。しかし、ホルダー111の上端に集熱板112を取り付ける方法は、このような方法に限られるわけではない。例えば、図3(a)に示したように、ホルダー111の上端に設けたフランジ部111aの上に集熱板112を載せた状態で、フランジ部111aと集熱板112とをロウ付け(あるいは溶接)などすることによって、集熱板112を取り付けても良い。この場合も、ホルダー111のフランジ部111aと集熱板112とによって当接部116が形成されるが、当接部116の下面側を形成する部材(従って、ホルダーカバー115の上端に面する部材)は、フランジ部111aとなる。
あるいは、図3(b)に示したように、ホルダー111の上端にフランジ部111aを設けることなく、集熱板112に凸部112b(あるいは凹部)を設けることによって位置決めした後、集熱板112をホルダー111の上端にロウ付け(あるいは溶接)などすることによって、集熱板112を取り付けても良い。この場合は、集熱板112が当接部116を形成することとなり、従って、集熱板112が、ホルダーカバー115の上面に面することになる。
図4は、本実施例の感熱ヘッド110の上端部分の詳細な形状を示す拡大図である。図4(a)には、上端部分の外観形状が示されており、図4(b)には、ホルダー111にホルダーカバー115を組み付ける様子が示されている。図4に示されるように、本実施例のホルダーカバー115の上端には、複数の伝熱部115aが等間隔で突設されている。そして、ホルダーカバー115は、伝熱部115aの接触部115bが、当接部116の下面側に接触した状態で組み付けられている。このため、コンロバーナー10の炎によってホルダーカバー115が炙られると、ホルダーカバー115の熱の一部が、伝熱部115aを介して集熱板112に伝わるようになっている。尚、本実施例のホルダーカバー115では、3つの伝熱部115aが設けられているものとしているが、伝熱部115aの数は2つ、あるいは4つ以上とすることもできる。
図5は、調理容器の加熱調理中に温度検出装置100の集熱板112に熱が伝わる様子を示した説明図である。前述したように、五徳3(図1参照)の上に調理容器が置かれると、調理容器が温度検出装置100の当接部116を押し下げる結果、調理容器の底部と集熱板112とが密着する。このため、コンロバーナー10の炎で調理容器が加熱されると、調理容器の底部から集熱板112に熱が流入する。図中に示した白抜きの矢印は、調理容器の底部を介して集熱板112に流入する熱の流れを表している。
また、上述したように、本実施例の温度検出装置100では、ホルダーカバー115の上端に伝熱部115aが設けられており、伝熱部115aが当接部116の下面側に接触している。このため、コンロバーナー10の炎からの輻射熱でホルダーカバー115が高温になると、ホルダーカバー115の上端の伝熱部115aからも集熱板112に熱が流入する。図中に破線で示した矢印は、コンロバーナー10の炎の輻射熱が、ホルダーカバー115の伝熱部115aから集熱板112に流入する様子を表している。本実施例の温度検出装置100は、このようにホルダーカバー115から集熱板112に熱が流入する経路が設けられているので、コンロバーナー10の火力を自動的に調整する機能に異常が発生した場合でも、そのことを速やかに検知することが可能である。
図6は、本実施例の温度検出装置100では、コンロバーナー10の火力を自動的に調整する機能に異常が発生した場合でも、異常の発生を速やかに検知することが可能な理由についての説明図である。図6(a)には、本実施例の温度検出装置100で検出される温度変化が例示されている。また、図6(b)には、参考として、本実施例の温度検出装置100でホルダーカバー115の伝熱部115aが設けられていないとした場合に検出される温度変化が示されている。
説明の都合上、先ず始めに図6(b)を参照して、ホルダーカバー115の伝熱部115aが設けられていない場合について説明する。例えば、煮込み調理を行う場合には、加熱を開始すると調理容器の温度が次第に上昇して、ある温度で安定するが、そのまま加熱を継続していると、調理容器内の煮汁の減少などに伴って調理容器の温度が再び上昇し始める。そして、調理容器の温度が、予め設定しておいた閾値温度Tthに達したら、制御部50が流量調整弁22を制御して燃料ガスの流量を絞ることによって、自動的にコンロバーナー10の火力を小さくする。図6中の時刻taは、制御部50が火力を小さくしたタイミングを表している。通常、調理容器は大きな熱容量を有しており、しかも温度が上昇中であるため、時刻taで火力を小さくした以降も暫くの間は調理容器の温度が上昇するが、やがては低下に転じる。このため、温度検出装置100で検出される温度は、図6(b)中の実線で示すようにゆっくりと変化する。
ここで、例えば流量調整弁22の故障などの原因で、制御部50がコンロバーナー10の火力を小さくする制御を行っても実際には火力が小さくならなかったとする。この場合は、火力が大きいままなので調理容器の温度はそのまま上昇していく。しかし、上述したように、制御部50による制御が正常に行われた場合でも、火力が小さくなってから暫くの間は調理容器の温度が上昇することは珍しくないので、温度の上昇が継続されるからと言って直ちに異常と判断することはできない。そして、時刻taで火力を小さくする制御を行ってからある程度の時間が経過した後も、依然として温度の上昇が継続していた場合に始めて、異常の発生を検知することが可能となる。
異常の発生を検知すると、制御部50は、電磁弁21を閉じてコンロバーナー10での燃焼を停止させるので、それに伴って調理容器の温度も低下する。しかし、それまでの間は、大きな火力での加熱が継続されるので、図6(b)中の破線で示したように調理容器の温度は大きく上昇しており、調理容器内では既に焦げ付きが生じている。
これに対して、図6(a)には、本実施例の温度検出装置100で検出される温度変化が示されている。コンロバーナー10での加熱を開始した直後は、本実施例の温度検出装置100を用いた場合でも、温度が次第に上昇して、ある温度で一旦安定した後、そのまま加熱を継続していると再び温度が上昇し始める。そして、温度が閾値温度Tthに達すると、制御部50が、流量調整弁22を制御して燃料ガスの流量を絞ることによって、コンロバーナー10の火力を小さくする。
ここで、前述したように本実施例の温度検出装置100では、ホルダーカバー115の上端に突設された複数の伝熱部115aが当接部116の下面側に接触しており(図4参照)、コンロバーナー10の炎からの輻射熱でホルダーカバー115が加熱されると、ホルダーカバー115の熱の一部が伝熱部115aから集熱板112に流入する(図5参照)。このため、制御部50がコンロバーナー10の火力を小さくすると、ホルダーカバー115が受ける炎の輻射熱が減少するので、伝熱部115aから集熱板112に流入する熱も減少して、温度検出装置100で検出される温度が短時間で低下し始める。その結果、図6(a)中に実線で示したように、時刻taで制御部50がコンロバーナー10の火力を小さくすると、その影響が短時間で温度検出装置100の検出温度に現れる。
もちろん、ホルダーカバー115の伝熱部115aから集熱板112に流入する熱量は、調理容器の底部から流入する熱量に比べれば小さいので、コンロバーナー10の火力を小さくした時に生じる温度低下は、それほど大きなものではない。しかし、図6(a)中に破線で示したように、制御部50が火力を小さくする制御を行っても温度低下が検出できなかった場合には、実際には火力が小さくなっておらず、何らかの異常が発生したものと判断することができる。そして、この場合は、火力を小さくする制御を行ってから短時間しか経過していないので、電磁弁21を閉じてコンロバーナー10での燃焼を停止させれば、調理容器内での焦げ付きを回避することが可能となる。
以上では、制御部50が火力を小さくする場合について説明したが、コンロバーナー10の火力を大きくする場合にも同様なことが当て嵌まる。すなわち、温度検出装置100のホルダーカバー115に伝熱部115aが突設されておらず、従って、ホルダーカバー115から伝熱部115aを介して集熱板112に熱が流入しない場合には、火力を大きくしても、調理容器の温度が上昇しなければ集熱板112に熱が流入することがなく、温度上昇が検出されることがない。このため、制御部50が火力を大きくする制御を行ったにも拘わらず、実際には火力が大きくならなかった場合でも、ある程度の時間が経過しなければ、その異常の発生を検知することができない。
これに対して、本実施例の温度検出装置100では、ホルダーカバー115の上端に突設された伝熱部115aが当接部116の下面側に接触しており、ホルダーカバー115から集熱板112に熱が流入する。このため、制御部50がコンロバーナー10の火力を大きくすると、コンロバーナー10の炎の輻射熱でホルダーカバー115が加熱され、その熱の一部が伝熱部115aを介して集熱板112に流入するので、温度検出装置100で検出される温度が短時間で上昇する。逆に言えば、制御部50が火力を大きくする制御を行っても温度上昇が検出できなかった場合には、実際には火力が大きくなっておらず、何らかの異常が発生したものと判断することが可能となる。
以上に説明したように、本実施例の温度検出装置100では、ホルダーカバー115の上端と、当接部116とが、伝熱部115aを介して接触した状態となっているので、コンロバーナー10の火力を調整した影響が速やかに検出温度に反映される。このため、何らかの理由で火力を調整することができない異常が発生した場合でも、異常の発生を速やかに検出することが可能となる。
また、図4(b)に示したように、ホルダーカバー115を取り付ける際にも、ホルダーカバー115の上端と当接部116の下面側とを、伝熱部115aを介して接触させるだけで、ホルダーカバー115の上端と当接部116の下面側との隙間を管理することができる。このため、温度検出装置100の製造バラツキを小さくすることも可能となる。
更に、本実施例の温度検出装置100では、複数(図4に示した例では3つ)の伝熱部115aが、円周方向に等間隔に設けられている。このため、コンロバーナー10が円周状に形成する炎の大きさが場所によって偏っているためにホルダーカバー115が均一に加熱されなかった場合でも、その偏りを平均化した状態で、集熱板112に熱を伝えることができる。その結果、コンロバーナー10の火力が調整されたことを精度良く検出することが可能となる。
加えて、ホルダーカバー115の伝熱部115aの接触部115bを平坦な形状に形成しておけば、ホルダーカバー115の伝熱部115aと当接部116の下面側との間の接触面積を確保することができる。このため、ホルダーカバー115を組み付ける際にホルダーカバー115を安定させることができるだけでなく、ホルダーカバー115から伝熱部115aを介して集熱板112に流入する熱量も増やすことができる。その結果、コンロバーナー10の火力の変更に伴って、温度検出装置100で検出される温度変化が大きくなるので、火力の調整機能に異常が発生したことを容易に検出することが可能となる。
また、上述した本実施例の温度検出装置100では、ホルダーカバー115の上端に、3つの伝熱部115aが突設されているものとして説明したが、それら伝熱部115aの外側に円環状の外壁を設けても良い。図7は、伝熱部115aの外側に円環状の外周壁115cが設けられた第1変形例の感熱ヘッド110の上端部分を拡大して示した説明図である。図7(a)には、上端部分の外観形状が示されており、図7(b)には、ホルダー111にホルダーカバー115を組み付ける様子が示されている。このような変形例のホルダーカバー115でも、伝熱部115aが当接部116の下面側に接触した状態で組み付けられるので、コンロバーナー10の火力を調整した影響が速やかに検出温度に反映される。このため、何らかの理由で火力を調整することができない異常が発生した場合でも、異常の発生を速やかに検出することが可能となる。
また、上述した本実施例あるいは第1変形例の温度検出装置100では、ホルダーカバー115の上端から、伝熱部115aが突設されているものとして説明したが、当接部116の下面から伝熱部115aを突設しても良い。また、当接部116の下面から伝熱部115aを突設させた場合でも、伝熱部115aがホルダーカバー115の上面に接触する接触部115bを平坦な形状としても良い。
図8は、当接部116の下面からホルダーカバー115に向けて3つの伝熱部115aが突設された第2変形例の感熱ヘッド110の上端部分を拡大して示した説明図である。図8(a)には、上端部分の外観形状が示されており、図8(b)には、ホルダー111にホルダーカバー115を組み付ける様子が示されている。尚、図示した例では、集熱板112がホルダー111のフランジ部111a(図2参照)を包み込むようにして当接部116が形成されているので、伝熱部115aは、当接部116の下面側を形成する集熱板112から突設されている。これに対して、図3(a)に示したように、当接部116の下面側を形成する部材がホルダー111のフランジ部111aである場合には、フランジ部111aから伝熱部115aを突設させても良い。
このような変形例のホルダーカバー115でも、当接部116から突設されたホルダーカバー115に接触した状態で組み付けられるので、コンロバーナー10の火力を調整した影響が速やかに検出温度に反映される。このため、何らかの理由で火力を調整することができない異常が発生した場合でも、異常の発生を速やかに検出することが可能となる。
以上、本実施例および各種変形例の温度検出装置100について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
1…ガスコンロ、 2…天板、 3…五徳、
10…コンロバーナー、 10a…開口部、 11…バーナーボディ、
12…混合管、 13…バーナーヘッド、 20…燃料ガス供給通路、
21…電磁弁、 22…流量調整弁、 23…噴射ノズル、
50…制御部、 100…温度検出装置、 110…感熱ヘッド、
111…ホルダー、 112…集熱板、 113…温度センサー、
114…コイルバネ、 115…ホルダーカバー、 115a…伝熱部、
115b…接触部、 115c…外周壁、 116…当接部、
120…支持パイプ、 130…リード線。

Claims (5)

  1. 円環形状のコンロバーナーの中央の開口部に設けられて、五徳上に置かれた調理容器の温度を検出する温度検出装置において、
    前記コンロバーナーの前記開口部に立設された支持パイプと、
    略円筒形状に形成されて前記支持パイプに同軸に嵌め込まれ、上下方向に移動可能な金属製のホルダーと、
    前記ホルダーの上端に取り付けられることによって、前記調理容器に当接される当接部を形成する集熱板と、
    前記集熱板の下面に取り付けられた温度センサーと、
    前記ホルダーを上方に付勢するコイルバネと、
    前記ホルダーよりも大径の略円筒形状に形成されて該ホルダーの外側に設けられ、該ホルダーを前記コンロバーナーの輻射熱から遮蔽する金属製のホルダーカバーと
    を備え、
    前記ホルダーカバーの上端と前記当接部との間には、該ホルダーカバーの熱を前記集熱板に伝える複数の伝熱部が設けられている
    ことを特徴とする温度検出装置。
  2. 請求項1に記載の温度検出装置において、
    前記複数の伝熱部は、前記集熱板の円周方向に対して、互いに等間隔に形成されている
    ことを特徴とする温度検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の温度検出装置において、
    前記伝熱部は、前記ホルダーカバーまたは前記当接部と接触する部分が平坦に形成されている
    ことを特徴とする温度検出装置。
  4. 請求項1ないしは請求項3の何れか一項に記載の温度検出装置において、
    前記伝熱部は、前記ホルダーカバーの上端から突設された凸部である
    ことを特徴とする温度検出装置。
  5. 請求項1ないしは請求項3の何れか一項に記載の温度検出装置において、
    前記伝熱部は、前記当接部の下面から突設された凸部である
    ことを特徴とする温度検出装置。
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