JP2016002832A - 乗物用シート - Google Patents

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【課題】配設された電装品のコントローラ全体を効果的に冷却することのできる乗物用シートを提供する。【解決手段】乗物用シートには、シートクッションの着座面の空調用の送風装置60が、クッションフレーム22に配設されている。そして、シートヒータ20のコントローラ26が、送風装置60に吸い込まれるエア(矢印88の方向に流れるエア)の流路に配設されている。これにより、送風装置60の作動により流れるエアによって、コントローラ26全体が冷却される。【選択図】図3

Description

本発明は、着座面に配設される電装品を備えた乗物用シートに関する。
乗物用シートには、シートヒータ等の電装品が着座面に配設されたものがあり、電装品により乗物用シートの利便性が向上する。下記特許文献には、電装品としてシートヒータが配設されたシートの一例が記載されている。
特開平6−178715号公報
電装品が配設されたシートでは、電装品により利便性が向上する。ただし、電装品には、例えば、シートヒータ等のように、比較的多くの量の電力が供給されるものがあり、このような電装品では、コントローラ内の基板内素子が発熱し、基板内素子,はんだ等が劣化する虞がある。また、放熱フィンを用いて基板内素子を冷却することが考えらえるが、放熱フィンは、基板内素子単体を冷却するものであり、コントローラ全体を冷却することはできず、冷却効果は低い。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、乗物用シートの着座面に配設された電装品のコントローラを効果的に冷却するための技術の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の乗物用シートは、着座面の空調用に配設される送風装置と、着座面に配設される電装品とを備えた乗物用シートであって、前記電装品のコントローラが、前記送風装置から送り出される風、若しくは、前記送風装置に吸い込まれる風の流路に配設されることを特徴とする。
また、請求項2に記載の乗物用シートでは、請求項1に記載の乗物用シートにおいて、前記送風装置が、前記電装品の作動時に、着座面の空調を目的とした送風量より少ない量の風を送風するように作動することを特徴とする。
請求項1に記載の乗物用シートには、着座面の空調用の送風装置が配設されており、電装品のコントローラが、送風装置から送り出される風、若しくは、送風装置に吸い込まれる風の流路に配設されている。これにより、送風装置の作動により流れる風によって、コントローラ全体を効果的に冷却することが可能となる。また、請求項1に記載の乗物用シートでは、既存の送風装置を利用して、コントローラが冷却される。これにより、新たな装置等を配設することなく、コントローラを冷却することが可能となり、コスト的に非常に有利である。
また、請求項2に記載の乗物用シートでは、送風装置が、電装品の作動時に、着座面の空調を目的とした送風量より少ない量の風を送風する。つまり、着座面の冷却を目的として送風装置が作動する際の送風量より少ない量の風によって、電装品のコントローラが冷却される。これにより、送風装置から吹き出される風による着座者の違和感を抑制することが可能となる。
車両用シートを示す斜視図である。 図1の車両用シートのクッションフレームを示す平面図である。 図1の車両用シートのクッションフレームを示す側面図である。 図1の車両用シートのシートパッドの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
図1に、実施例の車両用シート10を示す。車両用シート10は、着座者の臀部を支持するシートクッション12と、着座者の背部を支持するシートバック14と、シートバック14の上端に設けられて着座者の頭部を支持するヘッドレスト16とによって構成されている。その車両用シート10のシートクッション12には、シートヒータ(図2及び図3参照)20が内蔵されており、シートヒータ20により、シートクッション12の着座面が加温される。
詳しくは、シートクッション12のシートカバー18の裏面には、シートヒータマット(図示省略)が縫着されており、そのシートヒータマットには、銅製のヒータ線(図示省略)が配設されている。また、シートクッション12の骨格をなすクッションフレーム22には、図2および、図3に示すように、シートヒータ20のコントローラ26と複数のケーブル28とが配設されている。なお、図2は、クッションフレーム22を下方からの視点において示す図であり、図3は、クッションフレーム22を側方からの視点において示す図である。
クッションフレーム22は、左右1対の鋼板製のサイドフレーム30,32と、それら1対のサイドフレーム30,32の前端部に架け渡された鋼板製のフロントフレーム34と、1対のサイドフレーム30,32の後端部に架け渡された円鋼管製のリアフレーム36によって構成され、概して四角枠形状とされている。その四角枠形状のクッションフレーム22の内側には、車両前後方に延びるように、複数のSバネ38が配設されており、Sバネ38の前端部は、フロントフレーム34に固定され、後端部は、リアフレーム36に固定されている。そのSバネ38に、シートヒータ20の複数のケーブル28は固定されており、車両前後方向、および左右方向に延びるように配設されている。
また、四角枠形状のクッションフレーム22の内側には、車両前後方に延びるように、ブラケット50が配設されており、ブラケット50の前端部は、フロントフレーム34に固定され、後端部は、リアフレーム36に固定されている。そのブラケット50には、ホルダ52が固定されており、そのホルダ52により、シートヒータ20のコントローラ26が保持されている。そして、複数のケーブル28の一端部が、コントローラ26に接続され、他端部が、ヒータ線に接続されている。
このような構造により、コントローラ26を介して、ケーブル28に電流が流されることで、銅製のヒータ線24に電流が流れる。これにより、ヒータ線24が昇温し、シートクッション12の着座面が加温される。
また、車両用シート10のシートクッション12には、送風装置60が内蔵されており、シートクッション12の着座面にエアが吹き出される。詳しくは、シートクッション12のシートパッド62には、図4に示すように、エア流路70が形成されている。エア流路70は、シートパッド62の裏面に開口する凹部72と、凹部72とシートパッド62の表面とを連通する貫通孔76とによって構成されている。その凹部72の開口は、一部を除いて面状の部材78によって塞がれており、その面状の部材78によって覆われていない箇所に、ダクト80が接続されている。
また、クッションフレーム22に固定されたブラケット50には、図3に示すように、ホルダ52と隣り合うように、送風装置60が吊り下げられている。そして、その送風装置60に、ダクト80が接続されている。なお、送風装置60は、側方からエアを吸い込み、上方に向かって、エアを送風する構造とされており、送風装置60の作動により、エアは、図3に示す矢印88の方向に流れる。このため、ダクト80は、送風装置60の上面側に接続されている。
このような構造により、送風装置60からエアが供給されることで、ダクト80を介して、エアがエア流路70の凹部72に流入し、貫通孔76から吹き出される。これにより、エアが、シートクッション12の着座面から吹き出される。なお、車両用シート10には、送風装置60の作動を制御するための操作ボタン(図示省略)が設けられている。その操作ボタンには、3つのボタンが用意されており、第1のボタンが操作されると、送風装置60から強風が吹き出され、第2のボタンが操作されると、送風装置60から弱風が吹き出され、第3のボタンが操作されると、送風装置60の作動が停止する。
上述したように、車両用シート10では、例えば、夏場に、送風装置60を作動させることで、シートクッション12の着座面から吹き出されるエアによって、着座者の快適性を担保することが可能となる。一方、冬場に、シートヒータ20を作動させることで、シートクッション12の着座面を加温し、着座者の快適性を担保することが可能となる。このように、車両用シート10では、季節毎に、送風装置60とシートヒータ20とを使い分けることで、着座者の快適性を担保することが可能となる。
しかしながら、シートヒータ20使用時には、多量の電流がヒータ線24に流されるため、シートヒータ20のコントローラ26の基板内素子が高温となり、基板内素子,はんだ等が劣化する虞がある。また、放熱フィンを用いて基板内素子を冷却することが考えらえるが、放熱フィンは、基板内素子単体を冷却するものであり、コントローラ26全体を冷却することはできず、冷却効果は低い。このようなことに鑑みて、車両用シート10では、シートヒータ20使用時に、送風装置60を作動させることで、送風装置60の作動により流れるエアによって、コントローラ26を冷却している。
詳しくは、図3に示すように、シートヒータ20のコントローラ26は、送風装置60の隣に配設されており、送風装置60の作動により、矢印88に向かう方向にエアが流れる。つまり、コントローラ26は、送風装置60の作動により流れるエアの経路に配設されている。これにより、送風装置60の作動により流れるエアによってコントローラ26全体を効果的に冷却することが可能となり、基板内素子,はんだ等の劣化を抑制することが可能となる。
また、シートヒータ20使用時に送風装置60が作動する際に、送風装置60は、夏場等にユーザ操作により作動される送風装置60の送風量より少ない量のエアを吹き出す。詳しくは、シートヒータ20使用時において、送風装置60は、ユーザが操作ボタンを操作することなく、自動で作動するが、その際に、送風装置60は、送風装置60の操作ボタンの第2のボタンが操作された際に吹き出される弱風の風量より少ない量のエアを吹き出す。これにより、シートクッション12の着座面から吹き出されるエアによる着座者への違和感を抑制することが可能となる。ただし、送風装置60の作動により、コントローラ26周辺の温かいエアが送風装置60に吸い込まれるため、その温かいエアがシートクッション12の着座面に吹き出される。これにより、シートクッション12の着座面の保温効果を高めることが可能となる。
ちなみに、上記実施例において、車両用シート10は、乗り物用シートの一例である。シートヒータ20は、電装品の一例である。コントローラ26は、コントローラの一例である。送風装置60は、送風装置の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。具体的には、例えば、上記実施例では、送風装置60の作動により流れるエアの経路の上流側にコントローラ26が配設されているが、下流側に配設してもよい。つまり、送風装置60の代わりに、矢印88の方向と反対の方向にエアを吹き出す送風装置を採用することが可能である。このような送風装置が採用される場合には、コントローラ26は、送風装置から吹き出されたエアにより冷却される。
また、上記実施例では、ファンの回転軸の軸方向に交わる方向からエアを吸い込み、ファンの軸方向にエアを吹き出す構造の送風装置60が採用されているが、軸流送風構造の送風装置を採用してもよい。軸流送風構造の送風装置とは、ファンの軸方向の一方からエアを吸い込み、ファンの軸方向の他方にエアを吹き出す構造の送風装置である。このような軸流送風構造の送風装置が採用される場合には、ファンの軸方向の一方側に、シートクッション12の着座面にエアを導くためのダクトが配設され、他方側にコントローラ26が配設される。
また、上記実施例では、車両用シート10の着座面に配設される電装品として、シートヒータ20が採用されているが、パワーシート用の電磁モータ,センサ等の種々の電装品を採用することが可能である。
また、上記実施例では、シートヒータ20および送風装置60が、シートクッション12に配設されているが、シートバック14,ヘッドレスト16,アームレスト等、シートを構成する部材であれば、種々の部材に配設することが可能である。
また、上記実施例では、シートヒータ20および送風装置60が、車両用シート10の着座面に配設されているが、他の乗物、例えば、飛行機,船等の種々の乗物用のシートの着座面に配設することが可能である。
10:車両用シート(乗物用シート)
20:シートヒータ(電装品)
26:コントローラ
60:送風装置

Claims (2)

  1. 着座面の空調用に配設される送風装置と、
    着座面に配設される電装品と
    を備えた乗物用シートであって、
    前記電装品のコントローラが、
    前記送風装置から送り出される風、若しくは、前記送風装置に吸い込まれる風の流路に配設されることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記送風装置が、
    前記電装品の作動時に、着座面の空調を目的とした送風量より少ない量の風を送風するように作動することを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
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