JP2016002272A - 測定装置及び測定方法 - Google Patents

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空悟 守田
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剛司 樋口
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    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/026Measuring blood flow
    • A61B5/0285Measuring or recording phase velocity of blood waves

Abstract

【課題】有用な生体情報を取得しやすい測定装置及び測定方法を提供する。【解決手段】被検部位を接触部16に接触させて生体情報を測定する測定装置10は、本体と、所定の時刻にアラームを出力するアラーム部12と、被検部位から生体測定出力を取得する生体センサ13と、生体センサ13が取得した生体測定出力に基づいて生体情報を測定し、生体情報に基づいてアラーム部12の駆動を制御する制御部17とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、測定装置及び測定方法に関する。
従来、被検者(ユーザ)の指先等の被検部位から生体出力情報を取得して、生体情報を測定する測定装置が知られている。例えば、生体情報として血流を測定する血流測定装置は、レーザ光を指先に照射し、指先の毛細血管の血流からの散乱光に基づいて血流を測定する(例えば、特許文献1参照)。
実公平3−21208号公報
被検者は、定期的に生体情報を測定することにより、継続的に生体情報を記録し、健康管理を行うことができる。また、被検者は、定期的に取得された生体情報に基づいて異常な値を発見しやすいため、疾患等を早期に発見しやすくなる。このように、定期的及び継続的に記録された生体情報は、被検者にとって有用な情報となる。しかしながら、従来の測定装置は、被検者が任意のタイミングで行うものであるため、定期的及び継続的な生体情報の記録が困難であった。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、有用な生体情報を取得しやすい測定装置及び測定方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る測定装置は、
被検部位を接触部に接触させて生体情報を測定する測定装置であって、
本体と、
所定の時刻にアラームを出力するアラーム部と、
前記被検部位から生体測定出力を取得する生体センサと、
前記生体センサが取得した生体測定出力に基づいて前記生体情報を測定し、前記生体情報に基づいて前記アラーム部の駆動を制御する制御部とを備える。
前記制御部は、前記生体情報に基づいて被検者が覚醒していると判断すると、前記アラーム部の駆動を停止してもよい。
被検者が覚醒している場合の覚醒生体情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記覚醒生体情報を参照して、被検者が覚醒しているか否かを判断してもよい。
前記接触部に作用する圧力を検出する圧力検出部と、
前記本体に対する前記接触部の突出状態を調整する突出調整部とをさらに備え、
前記制御部は、前記圧力検出部で検出される前記圧力が所定の圧力範囲内となるように、前記突出調整部により前記接触部の前記突出状態を調整してもよい。
前記接触部に作用する圧力を検出する圧力検出部と、
報知部とをさらに備え、
前記制御部は、前記圧力検出部で検出される前記圧力が所定の圧力範囲外であると判断すると、前記報知部から前記圧力に関する報知を行ってもよい。
前記制御部は、
前記アラーム部を所定の時間ごとに複数回駆動させるスヌーズ機能を有し、
前記測定と共に前記アラーム部の駆動を停止し、前記生体情報に基づいて被検者が覚醒していると判断すると、前記スヌーズ機能を停止させてもよい。
前記スヌーズ機能による前記アラーム部の駆動回数に対応付けて、前記生体情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記駆動回数の増加に伴う前記生体情報の変化に基づいて、前記アラーム部の出力を変化させてもよい。
前記生体情報は、血流に関する情報を含んでいてもよい。
また、本発明は上述した測定装置に実質的に相当する方法としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明に係る測定方法は、
被検部位を接触部に接触させて生体情報を測定するにあたり、
所定の時刻にアラーム部によりアラームを出力するアラーム出力ステップと、
生体センサにより前記被検部位から生体測定出力を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された生体測定出力に基づいて、制御部により前記生体情報を測定する測定ステップと、
前記測定ステップで測定された前記生体情報に基づいて、制御部により前記アラーム部の駆動を制御する制御ステップとを含む。
本発明に係る測定装置及び測定方法によれば、有用な生体情報を取得しやすくなる。
本発明の一実施の形態に係る測定装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の測定装置の使用状態の一例を示す図である。 人の覚醒時及び睡眠時の血流量の変化の例を示す模式図である。 制御部によるアラーム部の駆動制御の一例を示すフローチャートである。 制御部による圧力調整支援の制御の一例を示すフローチャートである。 スヌーズ機能が有効な場合の制御部によるアラーム部の駆動制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る測定装置の概略構成を示す機能ブロック図である。測定装置10は、圧力検出部11と、アラーム部12と、生体センサ13と、突出調整部14と、報知部15と、接触部16と、制御部17と、記憶部18と、表示部19と、通知部23とを備える。測定装置10は、所定の時刻にアラーム部12により被検者に時刻を知らせるアラーム機能付きデバイスである。測定装置10は、例えば、目覚まし時計や、アラーム機能付きの携帯電話機等の電子機器である。電子機器は、携帯電話機の他、例えば、携帯型ミュージックプレイヤ、ノートパソコン、腕時計、タブレット端末、ゲーム機等の多岐にわたるアラーム機能付きのデバイスであってもよい。本明細書においては、以下、測定装置10は、目覚ましアラーム機能付き携帯電話機であるとして説明する。
測定装置10は、接触部16に接触する被検部位における生体情報を測定する。図2は、測定装置10の使用状態の一例を示す図である。図2(a)に示すように、測定装置10は、携帯電話機の本体20の背面側に接触部16を備える。被検者は、図2(b)に示すように、被検部位である手の指を接触部16に押し当てた状態で、測定装置10に生体情報を測定する。
測定装置10が測定する生体情報は、生体センサ13を使用して測定可能な任意の生体情報とすることができる。本実施の形態においては、測定装置10は、一例として、血流に関する情報である被検者の血流量を測定するものとして、以下説明を行う。
図1において、圧力検出部11は、接触部16に作用する圧力を検出する。圧力検出部11は、例えば圧電素子により構成される。圧力検出部11は、制御部17に接続されており、検出した圧力を圧力信号として制御部17に送信する。従って、圧力検出部11は、接触部16に被検部位が接触している場合、被検部位から接触部16に作用する圧力を検出し、検出した圧力を圧力信号として制御部17に送信する。生体情報の測定精度は、被検部位から接触部16に作用する圧力によって変化する場合があり、制御部17は、圧力検出部11から送信された圧力信号に基づいて、接触部16に作用する圧力が生体情報の測定に適当な範囲内であるか否かを判断できる。
アラーム部12は、所定の時刻にアラームを出力する。所定の時刻は、例えば、被検者が、測定装置10が備える入力部を使用して設定した時刻である。本実施の形態においては、所定の時刻は、被検者が設定した起床予定時刻である。被検者は、アラームが出力されたときに、アラームの出力を停止するために、接触部16に被検部位を接触させる。このとき、測定装置10は、被検部位から生体情報を測定する。
アラーム部12は、任意の方法によりアラームを出力する。アラーム部12は、例えば、予め記憶部18に記憶された音をアラームとして出力できる。アラーム部12は、例えば、バイブレータによって生じる振動をアラームとして出力できる。アラーム部12は、かかる方法以外に、睡眠状態の被検者が認識可能な任意の方法でアラームを出力できる。アラーム部12は、制御部17により所定の設定時刻に駆動される他、制御部17が後述するスヌーズ機能を有する場合には、所定の時間ごとに複数回駆動される。
生体センサ13は、被検部位から生体測定出力を取得する。本実施の形態のように、測定装置10が血流量を測定する場合、生体センサ13は、レーザ光源21と受光部22とを有する。
レーザ光源21は、制御部17の制御に基づいてレーザ光を射出する。レーザ光源21は、例えば、血液中に含まれる所定の成分を検出可能な波長のレーザ光を、測定光として被検部位に照射するもので、例えばLD(レーザダイオード:Laser Diode)により構成される。
受光部22は、生体測定出力として、被検部位からの測定光の散乱光を受光する。受光部22は、例えば、PD(フォトダイオード:Photo Diode)により構成される。生体センサ13は、受光部22において受光した散乱光の光電変換信号を制御部17に送信する。
突出調整部14は、制御部17の制御に基づいて、本体20に対する接触部16の突出状態を調整する。突出調整部14は、例えば、接触部16の突出状態を調整可能な任意の機構であり、例えば、カム機構等を有するアクチュエータにより構成される。制御部17は、例えば、接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲よりも弱いと判断した場合、突出調整部14により、接触部16を本体20に対して突出させることができる。所定の圧力範囲は、被検部位から接触部16に作用する圧力が血流量を測定可能な任意の圧力範囲とすることができ、特に、被検部位から接触部16に作用する圧力が血流量の測定に好適な圧力範囲とすることが好ましい。血流量の測定に好適な圧力範囲は、例えば、圧力と測定誤差との統計的な関係に基づいて、血流量の測定結果の誤差が、所定の誤差の範囲内に収まる圧力範囲である。
突出調整部14は、接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲よりも弱い場合に接触部16を突出させることにより、被検部位の位置が変化しなければ、被検部位から接触部16に作用する圧力を強くすることができる。突出調整部14は、突出状態を段階的に調整することによって、接触部16に作用する圧力を調整してもよい。突出調整部14は、その構造上さらに突出させることができなくなる限界まで接触部16を突出させた場合、更なる突出を行わず、限界の突出状態を維持する。
報知部15は、制御部17の制御に基づいて、圧力検出部11で検出される圧力に関する情報の報知を行う。制御部17は、例えば、圧力検出部11で検出される圧力が、上述した所定の圧力範囲外であると判断すると、圧力に関する情報の報知を行う。報知部15が行う報知は、例えば、圧力検出部11で検出される圧力が、所定の圧力範囲外であることを示すものであってもよく、所定の圧力範囲よりも強い又は弱いことを具体的に示すものであってもよい。
報知部15は、例えば、画像、文字若しくは発光等による視覚的な方法、音声等の聴覚的な方法、又はそれらの組み合わせにより報知を行うことができる。報知部15は、視覚的な方法で報知を行う場合、例えば、表示部19に、画像又は文字を表示することにより報知を行う。報知部15は、例えば、LED等の発光素子を発光させることにより報知を行ってもよい。報知部15は、聴覚的な方法で報知を行う場合、例えば、スピーカ等の音発生デバイスから、アラーム音や音声ガイド等を出力することにより報知を行う。報知部15が行う報知は、視覚的又は聴覚的な方法に限られず、被検者が認識可能な任意の方法であってもよい。本実施の形態では、報知部15は、音声ガイドにより、圧力検出部11で検出される圧力が所定の圧力範囲よりも強い又は弱いことを具体的に示すものとする。
接触部16は、被検者が生体情報を測定するために、指等の被検部位を接触させる部分である。接触部16は、例えば、板状の部材により構成できる。接触部16は、少なくとも測定光及び接触する被検部位からの散乱光に対して透明な部材により構成される。
制御部17は、測定装置10の各機能ブロックをはじめとして、測定装置10の全体を制御及び管理するプロセッサである。制御部17は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサで構成され、かかるプログラムは、例えば記憶部18又は外部の記憶媒体等に格納される。
制御部17は、時計機能を有し、所定の時刻にアラーム部12を駆動する。制御部17は、アラーム部12を駆動している間に、被検部位が接触部16に接触しているか否かを判断する。制御部17は、被検部位が接触部16に接触しているか否かの判断を、例えば、接触部16に作用する圧力を圧力検出部11が検出しているか否かに基づいて行うことができる。
制御部17は、測定装置10による生体情報の測定精度を向上させるように、被検部位から接触部16に作用する圧力を調整させるための支援を行う。制御部17は、例えば、圧力検出部11で検出される圧力が、上述した所定の圧力範囲内となるように、突出調整部14により接触部16の突出状態を調整することにより、圧力の調整支援を行う。制御部17は、圧力検出部11で検出される圧力が、上述した所定の圧力範囲外であると判断すると、報知部15から圧力に関する報知を行うことにより、圧力の調整支援を行う。本実施の形態においては、制御部17は、突出調整部14及び報知部15の2つの機能部により、被検部位から接触部16に作用する圧力を調整させるための支援を行うものとする。制御部17が行う圧力の調整支援の具体的な制御については、後述する図5において説明する。
制御部17は、報知部15からの報知の回数を所定の回数に制限してもよい。所定の回数は、例えば、予め制御部17に設定され、又は予め被検者により測定装置10に入力された任意の回数であり、例えば1回である。この場合、制御部17は、圧力検出部11で検出される圧力が所定の圧力範囲外であると判断すると、圧力に関する報知を行う。その後、制御部17は、圧力検出部11で検出される圧力が所定の圧力範囲外であるか否かを再度判断するが、かかる2回目の判断において検出される圧力が所定の圧力範囲外であると判断しても、圧力に関する報知を1回行っているため、再度報知は行わない。制御部17は既に圧力に関する報知を1回行っているため、被検者が被検部位を接触部16に接触させる圧力を調整し、報知を行う前よりも、接触部16に作用する圧力は所定の圧力範囲に近づいており、生体情報の測定精度が報知を行う前よりも高いことが想定される。この場合に、再び被検者に報知を行うと、被検者は、精神的な負担を感じたり、生体情報の測定を煩わしく感じたりする可能性がある。制御部17は、報知の回数を所定回数に制限することにより、生体情報の測定精度を向上させつつ、かかる被検者への負担を低減させることができる。本実施の形態では、以下、制御部17は、報知の回数を1回に制限するものとする。
制御部17は、生体センサ13が取得した生体測定出力に基づいて生体情報を測定する。具体的には、制御部17は、受光部22の出力(生体情報出力)に基づいて、生体情報を生成する。
ここで、制御部17による、ドップラーシフトを利用した血流量測定技術について説明する。制御部17は、血流量を測定する際に、生体の組織内(被検部位)にレーザ光源21からレーザ光を照射させ、受光部22により生体の組織内から散乱された散乱光を受光する。そして、制御部17は、受光された散乱光に関する出力に基づいて血流量を算出する。
生体の組織内において、動いている血球から散乱された散乱光は、血液中の血球の移動速度に比例したドップラー効果による周波数シフト(ドップラーシフト)を受ける。制御部17は、静止した組織からの散乱光と、動いている血球からの散乱光との光の干渉によって生じるうなり信号(ビート信号ともいう)を検出する。このうなり信号は、強度を時間の関数として表したものである。そして、制御部17は、このうなり信号を、パワーを周波数の関数として表したパワースペクトルにする。このうなり信号のパワースペクトルでは、ドップラーシフト周波数は血球の速度に比例し、パワーは血球の量に対応する。そして、制御部17は、うなり信号のパワースペクトルに周波数をかけて積分することにより血流量を求める。
制御部17は、測定した生体情報に基づいてアラーム部12の駆動を制御する。例えば、制御部17は、測定した生体情報に基づいて、被検者が覚醒していると判断すると、アラームの駆動を停止する。
ここで、制御部17が、被検者が覚醒しているか否かを判断する方法について、具体的に説明する。図3は、人の睡眠時及び覚醒時の血流量の変化の例を示す模式図である。図3(a)及び(b)は、それぞれ睡眠時及び覚醒時の時間経過に伴う血流量の変化を示す。人は、睡眠時に副交感神経が優位に働く。副交感神経が優位に働くと、筋肉の緊張が緩むため、血管が拡張し、図3(a)に示すように、覚醒時と比較して脈拍が遅くなる。一方、人は、覚醒時には、交感神経が優位に働く。交感神経が優位に働くと、筋肉が緊張するため、血管が収縮し、図3(b)に示すように、睡眠時と比較して脈拍が速くなる。制御部17は、測定した血流量に基づいて脈拍を測定し、測定した脈拍に基づいて、被検者が覚醒しているか否かを判断する。
制御部17は、被検者が覚醒しているか否かを判断するに際し、被検者が覚醒している場合の覚醒生体情報を参照する。覚醒生体情報は、被検者が覚醒しているか否かを判断するための基準となる任意の情報である。覚醒生体情報は、例えば、脈拍数に関する所定の閾値であってもよい。覚醒生体情報は、例えば、被検者が覚醒時に予め測定装置10を使用して測定した脈拍数に関する情報であってもよい。覚醒生体情報は、例えば記憶部18に記憶される。
制御部17は、被検者の脈拍が覚醒時と同等である場合、被検者が覚醒していると判断して、アラームの駆動を停止する。これにより、測定装置10は、より確実に被検者を起こしやすくなり、例えば被検者が二度寝することを防止しやすくなる。
制御部17は、時計機能を用いて、被検部位が接触部16に接触してから、ユーザが覚醒していると判断してアラーム部12の駆動を停止するまでの時間(接触時間)を測定してもよい。制御部17は、接触時間を記憶部18に記憶させ、過去に記憶された接触時間と合わせて、接触時間に関する統計的な情報(接触時間統計情報)を作成する。作成した接触時間統計情報は、例えば記憶部18に記憶される。
制御部17は、測定した脈拍が覚醒時と同等でないと判断した場合、接触時間統計情報及び生体情報に基づき、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があるか否かを判断してもよい。例えば、被検者が被検部位を接触部16に接触させてから所定の時間が経過しても、制御部17が生体情報が覚醒時と同等であると判断しない場合、被検者が何らかの疾患に罹患していることにより、脈拍が遅くなっている可能性がある。このような場合に、制御部17は、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があると判断できる。制御部17は、疾患に罹患している可能性があるか否かを判断する所定の時間を、例えば、記憶部18に記憶された接触時間統計情報に基づいて決定できる。すなわち、制御部17は、接触時間統計情報を参照して、罹患していない場合の接触時間と比較して、所定の程度以上長い時間が経過しても、脈拍が覚醒時と同等でないと判断した場合、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があると判断できる。
制御部17は、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があると判断した場合、アラーム部17の駆動を停止するとともに、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があることを示す罹患情報を、予め登録された通知対象者に通知する。通知対象者は、例えば、被検者の家族若しくは知人、又は被検者が通院している医療機関などとすることができる。被検者は、例えば測定装置10が備える入力部を使用して、通知対象者を設定できる。制御部17は、罹患情報を、例えば通知部23から電子メールを送信することにより、通知できる。
制御部17は、アラーム部12を所定の時間ごとに複数回駆動させるスヌーズ機能を有していてもよい。被検者は、例えば測定装置10が備える入力部を使用して、スヌーズ機能を有効にすることができる。被検者は、例えば測定装置10が備える入力部を使用して、スヌーズ機能における繰り返しの所定の時間間隔(周期)を設定できる。
制御部17は、スヌーズ機構が有効である場合、被検者により設定された所定の設定時刻又はスヌーズ機能に基づく所定の時刻にアラーム部12を駆動する。制御部17は、アラーム部12がアラームを出力しているときに、被検者が被検部位を接触部16に接触させた場合、生体情報を測定すると共にアラーム部12の駆動を停止してもよい。制御部17は、測定した生体情報に基づいて、被検者が覚醒していると判断すると、スヌーズ機能を停止させる。制御部17は、スヌーズ機能を一度停止した後は、例えば被検者の操作により、再びスヌーズ機能が有効にされるまで、スヌーズ機能によるアラーム部12の駆動を行わない。制御部17は、スヌーズ機能を停止した場合、報知部15からスヌーズ機能の停止を示す報知を出力してもよい。かかる報知により、被検者は、スヌーズ機能が停止したことを知ることができる。
制御部17は、測定した生体情報に基づいて、被検者が覚醒していないと判断すると、スヌーズ機能を継続させる。この場合、制御部17は、所定の時間が経過したときに、再びアラーム部12を駆動する。
制御部17は、スヌーズ機能により複数回アラーム部12を駆動させる場合、スヌーズ機能によるアラーム部12の駆動回数に対応付けて、生体情報を記憶部18に記憶させる。そして、制御部17は、記憶部18に記憶された駆動回数の増加に伴う生体情報の変化に基づいて、アラーム部12の出力を変化させてもよい。例えば、制御部17は、駆動回数の増加に伴う脈拍の変化を分析する。制御部17は、分析の結果、駆動回数が増加しても脈拍がほとんど変化していない場合、被検者が睡眠状態を継続していると判断する。この場合、制御部17は、被検者を睡眠状態から覚醒状態にしやすくするために、アラーム部12の出力を変化させる。一方、制御部17は、分析の結果、駆動回数の増加と共に脈拍が速くなっている場合、被検者が睡眠状態から覚醒状態に変化していると判断する。この場合、制御部17は、アラーム部12の出力を変化させない。制御部17は、駆動回数の増加に伴う生体情報の変化を判断する場合、スヌーズ機能によりアラーム部12を駆動した直近の2回分の生体情報に基づく生体情報の変化を判断してもよい。
アラーム部12の出力の変化は、被検者を睡眠状態から覚醒状態にしやすくする任意の変化である。アラーム部12は、例えば音を出力する場合、出力する音を強くするように出力を変化させることができる。アラーム部12は、例えばバイブレータによって生じる振動を出力する場合、出力する振動のパターン及び強度等を変化させることができる。
制御部17は、このように生体情報の変化から、被検者の覚醒状態を判断し、判断した結果に基づいてアラーム部12の出力を変化させる。そのため、睡眠状態を継続している被検者に対してのみ、覚醒状態になりやすいようにアラーム部12の出力を変化させることができる。
制御部17は、スヌーズ機能を停止するまでにアラーム部12を駆動した回数を記憶部18に記憶させてもよい。制御部17は、過去に記憶された駆動回数と合わせて、駆動回数に関する統計的な情報(駆動回数統計情報)を作成する。作成した駆動回数統計情報は、例えば記憶部18に記憶される。
制御部17は、測定した脈拍が覚醒時と同等でないと判断した場合、駆動回数統計情報及び生体情報に基づき、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があるか否かを判断してもよい。例えば、所定の駆動回数以上、アラーム部12を駆動させても、制御部17が生体情報が覚醒時と同等であると判断しない場合、被検者が何らかの疾患に罹患していることにより、脈拍が遅くなっている可能性がある。このような場合に、制御部17は、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があると判断できる。制御部17は、疾患に罹患している可能性があるか否かを判断する所定の駆動回数を、例えば、記憶部18に記憶された駆動回数統計情報に基づいて決定できる。すなわち、制御部17は、駆動回数統計情報を参照して、罹患していない場合の駆動回数と比較して、所定の回数以上多い回数、アラーム部12を駆動しても、脈拍が覚醒時と同等でないと判断した場合、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があると判断できる。
制御部17は、被検者が何らかの疾患に罹患している可能性があると判断した場合、アラーム部17の駆動を停止するとともに、罹患情報を通知対象者に通知する。
制御部17は、測定した生体情報及び記憶部18に記憶された過去の生体情報に基づき、例えば被検者の血管の疾患に関する情報を推定してもよい。血管の疾患に関する情報とは、例えば、被検者が罹患している可能性のある疾患又は被検者が罹患する可能性の高い疾患に関する情報等である。
記憶部18は、半導体メモリ等で構成することができ、各種情報や測定装置10を動作させるためのプログラム等を記憶するとともに、ワークメモリとしても機能する。記憶部18は、例えば、制御部17が上述した圧力の調整支援を行う判断の基準となる所定の圧力範囲を記憶する。記憶部18は、例えば、測定装置10が測定した血流量を、履歴として記憶してもよい。さらに、記憶部18は、接触時間統計情報及び駆動回数統計情報を記憶する。記憶部18は、罹患情報の通知対象者及び通知対象者の通知先(メールアドレス等)を記憶してもよい。
表示部19は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、又は無機ELディスプレイ等の周知のディスプレイにより構成される表示デバイスである。表示部19は、例えば制御部17による制御により、測定された生体情報を表示する。表示部19は、例えば、制御部17が推定した疾患に関する情報を表示してもよい。
通知部23は、基地局等を介して通信ネットワークに無線接続される。通知部23は、例えば、制御部17の制御に基づいて、通信ネットワークを使用して罹患情報を通知対象者に送信する。
次に、制御部17が行う生体情報の測定及びアラーム部12の駆動について説明する。図4は、制御部17によるアラーム部12の駆動制御の一例を示すフローチャートである。図4は、制御部17がスヌーズ機能を有さない場合又はスヌーズ機能を起動させていない場合における駆動制御のフローである。
制御部17は、例えば被検者により予め設定された所定の設定時刻に、アラーム部12を駆動する(ステップS101)。アラームが出力されていることを認識した被検者は、接触部16に被検部位を接触させる。
次に、制御部17は、接触部16に作用する圧力を圧力検出部11が検出しているか否かに基づいて、被検部位が接触部16に接触しているか否かを判断する(ステップS102)。
制御部17は、被検部位が接触部16に接触していないと判断した場合(ステップS102のNo)、被検部位が接触部16に接触していると判断するまで、アラーム部12を駆動したまま、ステップS102を繰り返す。
制御部17は、被検部位が接触部16に接触していると判断した場合(ステップS102のYes)、接触時間の測定を開始する(ステップS103)。
次に、制御部17は、突出調整部14及び報知部15により圧力調整の支援を行う(ステップS104)。圧力調整支援の具体的な制御については、図5において説明する。
制御部17は、圧力調整の支援を行った後、生体センサ13から生体測定出力を取得する(ステップS105)。そして、制御部17は、取得した生体測定出力に基づいて、生体情報を測定する(ステップS106)。
制御部17は、記憶部18が記憶する覚醒生体情報を参照して、測定した生体情報が被検者の覚醒時と同等であるか否かを判断する(ステップS107)。
制御部17は、測定した生体情報が測定した生体情報が覚醒時と同等であると判断した場合(ステップS107のYes)、すなわち被検者が覚醒したと判断した場合、アラーム部12の駆動を停止する(ステップS108)。
制御部17は、アラーム部12の駆動を停止すると、接触時間の測定を終了する(ステップS109)。なお、制御部17は、測定した生体情報が測定した生体情報が覚醒時と同等であると判断してアラーム部12の駆動を停止した場合、記憶部18に記憶された接触時間統計情報に、測定した接触時間に係る情報を加えることにより、接触時間統計情報を更新する。
制御部17は、ステップS107において、測定した生体情報が覚醒時と同等でないと判断した場合(ステップS107のNo)、すなわち被検者が覚醒していないと判断した場合、接触時間統計情報及び測定した生体情報に基づいて、被検者が何らかの疾患に罹患しているか否かを判断する(ステップS110)。
制御部17は、被検者が疾患に罹患していないと判断した場合(ステップS110のNo)、アラーム部12を駆動させたまま、ステップS102の処理に移行する。
一方、制御部17は、被検者が何らかの疾患に罹患していると判断した場合(ステップS110のYes)、通知対象者に罹患情報を通知する(ステップS111)。この場合、制御部17は、アラームの駆動を停止する(ステップS108)。
なお、制御部17は、通知対象者に罹患情報を通知した場合(ステップS111)、図4に示すフローのようにアラーム部12を停止せずに、ステップS102に移行してもよい。
ここで、図4のステップS104で行われる、制御部17による圧力調整支援の制御について説明する。図5は、制御部17における圧力調整支援の制御の一例を示すフローチャートである。図5のフローは、制御部17が、図4のステップS102において、被検部位が接触部16に接触していると判断した場合(ステップS102のYes)に開始される。
制御部17は、圧力検出部11により検出した、接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲内であるか否かを判断する(ステップS201)。
制御部17は、接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲内であると判断した場合(ステップS201のYes)、報知部15から圧力が適切であることを報知し(ステップS202)、圧力調整支援のフローを終了する。
制御部17は、接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲内でないと判断した場合(ステップS201のNo)、突出調整部14が接触部16の突出状態を変化させることができるか否かを判断する(ステップS203)。例えば、制御部17は、接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲よりも弱いと判断した場合、突出調整部14が、その構造上接触部16を本体20に対してさらに突出させることができるか否かを判断する。
制御部17は、突出調整部14が接触部16の突出状態を変化させることができると判断した場合(ステップS203のYes)、例えば突出状態を段階的に調整することによって、接触部16の突出状態を変化させる(ステップS204)。この場合、制御部17は、接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲内であるか否かを、再び判断する(ステップS201)。制御部17は、ステップS201において接触部16に作用する圧力が所定の圧力範囲内であると判断するまで、又はステップS203において突出調整部14が接触部16の突出状態を変化させることができなくなったと判断するまで、ステップS201、S203及びS204を繰り返す。
制御部17は、突出調整部14がその構造上さらに突出させることができなくなる限界まで接触部16を突出させた結果、突出調整部14が接触部16の突出状態を変化させることができないと判断した場合(ステップS203のNo)、報知部15による圧力に関する情報の報知を実施済みか否かを判断する(ステップS205)。
制御部17は、未だ報知部15による圧力に関する情報の報知を行っていないと判断した場合(ステップS205のNo)、報知部15から圧力に関する情報の報知を行う(ステップS206)。
一方、制御部17は、報知部15による圧力に関する情報の報知を1回行っていると判断した場合(ステップS205のYes)、2回目の報知は行わず、このフローを終了する。そして、制御部17は、図4のフローのステップS105において説明したように、生体センサ13から生体測定出力を取得する。
次に、スヌーズ機能が有効な場合に制御部17が行う生体情報の測定及びアラーム部12の駆動について説明する。図6は、スヌーズ機能が有効な場合の制御部17によるアラーム部12の駆動制御の一例を示すフローチャートである。このフローのスタートの段階において、スヌーズ機能は有効にされた状態である。
図6のフローにおいて、ステップS301からステップS305は、それぞれ図4のステップS101、ステップS102、ステップS104、ステップS105及びステップS106と同じであるため、説明を省略する。
制御部17は、ステップS305において生体情報を測定した後、アラームの駆動回数に対応付けて生体情報を記憶部18に記憶させる(ステップS306)。
制御部17は、生体情報を記憶部18に記憶させると、アラーム部12の駆動を停止する(ステップS307)。
制御部17は、記憶部18が記憶する覚醒生体情報を参照して、測定した最新の生体情報が被検者の覚醒時と同等であるか否かを判断する(ステップS308)。
制御部17は、測定した生体情報が覚醒時と同等であると判断した場合(ステップS308のYes)、スヌーズ機能を停止させる(ステップS309)。なお、制御部17は、測定した生体情報が測定した生体情報が覚醒時と同等であると判断してスヌーズ機能を停止した場合、記憶部18に記憶された駆動回数統計情報に、今回のフローにおいてアラーム部12を駆動した駆動回数に係る情報を加えることにより、駆動回数統計情報を更新する。
制御部17は、測定した生体情報が覚醒時と同等でないと判断した場合(ステップS308のNo)、すなわち被検者が覚醒していないと判断した場合、駆動回数統計情報及び測定した生体情報に基づいて、被検者が何らかの疾患に罹患しているか否かを判断する(ステップS310)。
制御部17は、被検者が疾患に罹患していないと判断した場合(ステップS310のNo)、アラームの駆動回数が1回であるか否かを判断する(ステップS311)。
制御部17は、アラームの駆動回数が1回であると判断した場合(ステップS311のYes)、ステップS301に移行して、スヌーズ機能に基づく所定の時刻に、再びアラーム部12を駆動する。
一方、制御部17は、アラームの駆動回数が1回でないと判断した場合(ステップS311のNo)、すなわち、アラーム部12を2回以上駆動したと判断した場合、記憶部18に記憶させた駆動回数の増加に伴う生体情報の変化に基づき、被検者が睡眠状態から覚醒状態に変化しているか否かを判断する(ステップS312)。
制御部17は、被検者が睡眠状態から覚醒状態に変化しつつあると判断した場合(ステップS312のYes)、ステップS301に移行して、スヌーズ機能に基づく所定の時刻に、再びアラーム部12を駆動する。
一方、制御部17は、被検者が睡眠状態から覚醒状態に変化していないと判断した場合(ステップS312のNo)、アラーム部12の出力を変更する(ステップS313)。そして、制御部17は、ステップS301に移行して、スヌーズ機能に基づく所定の時刻に、変更した出力でアラーム部12を駆動する。
一方、制御部17は、ステップS310において、被検者が何らかの疾患に罹患していると判断した場合(ステップS310のYes)、通知対象者に罹患情報を通知する(ステップS314)。この場合、制御部17は、スヌーズ機能を停止する(ステップS309)。
なお、制御部17は、通知対象者に罹患情報を通知した場合(ステップS314)、図6に示すフローのようにスヌーズ機能を停止せずに、ステップS301に移行してもよい。
このように、本実施の形態に係る測定装置10は、アラーム機能付きデバイスとして実現され、制御部17は、生体情報の測定とアラーム部12の駆動とを対応付けた制御を行う。被検者は、測定装置10のアラームを、例えば目覚ましのアラームとして使用することにより、継続して生体情報を測定しやすくなり、定期的及び継続的な生体情報の記録を行いやすくなる。そのため、測定装置10によれば、有用な生体情報を取得しやすくなる。
制御部17は、突出調整部14を制御することにより、被検部位から接触部16に作用する圧力を調整できるため、被検者に圧力を調整させるという身体的及び精神的な負担を軽減させることができる。
図4のフローにおいては、制御部17は、被検者が覚醒したと判断するまでアラーム部12を駆動し続ける。従来のアラーム機能付きデバイスは、ユーザがアラーム停止操作を行うとアラームの出力を停止させていたため、ユーザが実際に覚醒していなくてもアラームの出力が停止し、例えばユーザが二度寝する場合があった。しかし、測定装置10は、被検者が覚醒したと判断するまでアラームを出力し続けるため、被検者をより確実に覚醒させやすくなる。
図6のフローにおいては、制御部17は、被検者が覚醒したと判断するまでスヌーズ機能を停止せず、所定の時間間隔でスヌーズ機能によるアラームの出力を継続する。従来のスヌーズ機能を有するアラーム機能付きデバイスは、所定の回数スヌーズ機能によるアラームを出力した後は、ユーザが覚醒しているか否かにかかわらず、スヌーズ機能を停止し、また、所定の回数スヌーズ機能によるアラームを出力するまでは、ユーザが覚醒していても、ユーザがスヌーズ機能を停止する操作を行うまで、スヌーズ機能によるアラームを出力し続けるものであった。しかし、測定装置10は、被検者が覚醒したと判断するまでスヌーズ機能を停止することがなく、一方、被検者が覚醒したと判断した場合には、自動的にスヌーズ機能を停止する。測定装置10は、このように被検者の覚醒状態に応じて動的にスヌーズ機能を制御するため、被検者にとって利便性が高い。
本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、上記実施の形態では、測定装置10が備える制御部17が、受光部22の出力に基づいて生体情報を生成すると説明したが、生体情報の生成は、測定装置10が備える制御部17が行う場合に限られない。例えば、測定装置10と、有線若しくは無線又はこれらの組み合わせからなるネットワークで接続されたサーバ装置が、制御部17に相当する機能部を備え、生体情報の生成は、この機能部を有するサーバ装置で行われてもよい。この場合、測定装置10は、生体センサ13により生体情報出力を取得して、取得した生体情報出力を、別途備える通信部からサーバ装置に送信する。そして、サーバ装置は、生体情報出力に基づいて生体情報を生成し、生成した生体情報を測定装置10に送信する。ユーザは、測定装置10が受信した生体情報を、表示部19に表示させることにより、閲覧することができる。このように、サーバ装置が生体情報を生成する場合、図1に示す全ての機能部を1つの測定装置10上で実現する場合に比べて、測定装置10の小型化等を実現することができる。
10 測定装置
11 圧力検出部
12 アラーム部
13 生体センサ
14 突出調整部
15 報知部
16 接触部
17 制御部
18 記憶部
19 表示部
20 本体
21 レーザ光源
22 受光部
23 通知部

Claims (9)

  1. 被検部位を接触部に接触させて生体情報を測定する測定装置であって、
    本体と、
    所定の時刻にアラームを出力するアラーム部と、
    前記被検部位から生体測定出力を取得する生体センサと、
    前記生体センサが取得した生体測定出力に基づいて前記生体情報を測定し、前記生体情報に基づいて前記アラーム部の駆動を制御する制御部と
    を備える測定装置。
  2. 前記制御部は、前記生体情報に基づいて被検者が覚醒していると判断すると、前記アラーム部の駆動を停止する、請求項1に記載の測定装置。
  3. 被検者が覚醒している場合の覚醒生体情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記覚醒生体情報を参照して、被検者が覚醒しているか否かを判断する、請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記接触部に作用する圧力を検出する圧力検出部と、
    前記本体に対する前記接触部の突出状態を調整する突出調整部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記圧力検出部で検出される前記圧力が所定の圧力範囲内となるように、前記突出調整部により前記接触部の前記突出状態を調整する、請求項1に記載の測定装置。
  5. 前記接触部に作用する圧力を検出する圧力検出部と、
    報知部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記圧力検出部で検出される前記圧力が所定の圧力範囲外であると判断すると、前記報知部から前記圧力に関する報知を行う、請求項1に記載の測定装置。
  6. 前記制御部は、
    前記アラーム部を所定の時間ごとに複数回駆動させるスヌーズ機能を有し、
    前記測定と共に前記アラーム部の駆動を停止し、前記生体情報に基づいて被検者が覚醒していると判断すると、前記スヌーズ機能を停止させる、請求項1に記載の測定装置。
  7. 前記スヌーズ機能による前記アラーム部の駆動回数に対応付けて、前記生体情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記駆動回数の増加に伴う前記生体情報の変化に基づいて、前記アラーム部の出力を変化させる、請求項6に記載の測定装置。
  8. 前記生体情報は、血流に関する情報を含む、請求項1に記載の測定装置。
  9. 被検部位を接触部に接触させて生体情報を測定するにあたり、
    所定の時刻にアラーム部によりアラームを出力するアラーム出力ステップと、
    生体センサにより前記被検部位から生体測定出力を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された生体測定出力に基づいて、制御部により前記生体情報を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップで測定された前記生体情報に基づいて、制御部により前記アラーム部の駆動を制御する制御ステップと
    を含む測定方法。
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