JP2016001272A - ドア開閉機構、及び、画像形成装置 - Google Patents

ドア開閉機構、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インターロックスイッチの押し込み不良が生じた状態で本体側コネクタとドア側コネクタとが嵌合してしまったり、本体側コネクタとドア側コネクタとが充分に嵌合していない状態でインターロックスイッチが押し込まれてしまったりする不具合が生じにくい、ドア開閉機構、及び、画像形成装置、を提供する。【解決手段】ドア30の閉鎖動作に連動して、突出部31aがレバー部材55に係合してレバー部材55が第1本体側保持部材53をドア30の側に押動して本体側コネクタ52がドア側コネクタ32に嵌合した後に、突出部31aによるレバー部材55の係合が解除されて、第2本体側保持部材54の開閉方向の位置を変位させずに第1本体側保持部材53が第1引張スプリング57によって装置本体50の側に付勢されて位置が定められた状態で、突出部31aがインターロックスイッチ51のスイッチ部51aを押動する。【選択図】図5

Description

この発明は、電子部品が設置されたドアが装置本体に対して開閉されるドア開閉機構と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、電子部品が設置されたドアが画像形成装置本体に対して開閉されるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1において、画像形成装置本体に対して開閉可能に設置されたドアには、電子部品やドア側コネクタが設置されている。ドア側コネクタは、ドアが閉鎖された状態で画像形成装置本体に設置された本体側コネクタに嵌合して、電気的に接続された状態の本体側コネクタ及びドア側コネクタ(ドロアコネクタ)を介して装置本体側からドアの電子部品に向けて電力が供給されることになる。こうして、ドアに設置された電子部品が動作することになる。また、ドアが開放されると、本体側コネクタとドア側コネクタとの嵌合が解除されるのにともない、装置本体側からドアの電子部品に向けての通電も遮断されることになる。
一方、特許文献1には、ドアが開放された状態で装置本体側からドアの電子部品に向けての通電を確実に遮断することを目的として、ドア検知部がドアの開放状態を検知したときに、ドアの電子部品への電力の供給を遮断する技術が開示されている。
他方、特許文献2には、画像形成装置本体に対するドアの開閉状態を検知するインターロックスイッチを装置本体に設置する技術が開示されている。
従来の画像形成装置は、装置本体に対して開閉可能に設置されたドアに、電子部品やドア側コネクタを設置して、装置本体に、ドアの閉鎖にともないドア側コネクタに嵌合して電子部品に電力を供給するための本体側コネクタや、ドアの開閉状態を検知してその開閉状態に合わせて電力供給をオン・オフするためのインターロックスイッチを設置したときに、インターロックスイッチの押し込み不良が生じた状態で本体側コネクタとドア側コネクタとが嵌合してしまったり、本体側コネクタとドア側コネクタとが充分に嵌合していない状態でインターロックスイッチが押し込まれてしまったりする不具合が生じてしまっていた。そして、そのような不具合が生じてしまうと、ドアが閉鎖された状態であるにも関わらずドアの電子部品に装置本体側から電力が供給されなかったり、接触が不充分な状態のコネクタに電力が供給されてスパークが生じてしまったりしてしまう可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、電子部品が設置されたドアにドア側コネクタを設置して、ドア側コネクタに嵌合する本体側コネクタや、ドアの開閉状態を検知するインターロックスイッチを装置本体に設置しても、インターロックスイッチの押し込み不良が生じた状態で本体側コネクタとドア側コネクタとが嵌合してしまったり、本体側コネクタとドア側コネクタとが充分に嵌合していない状態でインターロックスイッチが押し込まれてしまったりする不具合が生じにくい、ドア開閉機構、及び、画像形成装置、を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるドア開閉機構は、電子部品が設置されたドアが装置本体に対して開閉されるドア開閉機構であって、前記ドアは、前記装置本体に対向するように設置されるとともに、前記電子部品に電気的に接続されたドア側コネクタと、前記装置本体に向けて突出するように設置された突出部と、を具備し、前記装置本体は、インターロックスイッチを保持するとともに、少なくとも前記ドアの開閉方向に沿って移動可能に当該装置本体に保持された第1本体側保持部材と、前記第1本体側保持部材を当該装置本体の側に付勢する付勢部材と、前記ドア側コネクタに嵌合して電気的に接続される本体側コネクタと、前記本体側コネクタを保持するとともに、前記ドアの開閉方向に沿って移動可能に前記第1本体側保持部材に保持された第2本体側保持部材と、当該装置本体に前記第1本体側保持部材とは別に保持された押動部材と、を具備し、前記ドアの閉鎖動作に連動して、前記突出部が前記押動部材に係合して前記押動部材が前記第1本体側保持部材を前記ドアの側に押動して前記本体側コネクタが前記ドア側コネクタに嵌合した後に、前記突出部による前記押動部材の係合が解除されて、前記第2本体側保持部材の開閉方向の位置を変位させずに前記第1本体側保持部材が前記付勢部材によって前記装置本体の側に付勢されて位置が定められた状態で、前記突出部がインターロックスイッチのスイッチ部を押動するものである。
本発明によれば、電子部品が設置されたドアにドア側コネクタを設置して、ドア側コネクタに嵌合する本体側コネクタや、ドアの開閉状態を検知するインターロックスイッチを装置本体に設置しても、インターロックスイッチの押し込み不良が生じた状態で本体側コネクタとドア側コネクタとが嵌合してしまったり、本体側コネクタとドア側コネクタとが充分に嵌合していない状態でインターロックスイッチが押し込まれてしまったりする不具合が生じにくい、ドア開閉機構、及び、画像形成装置、を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 (A)画像形成装置本体に対してドアが閉鎖された状態を示す斜視図と、(B)画像形成装置本体に対してドアが開放された状態を示す斜視図と、である。 インターロックスイッチや本体側コネクタが設置された第1本体側保持部材の近傍を示す斜視図である。 (A)ドア側コネクタが設置されたドア側保持部材の近傍を示す斜視図と、(B)位置決め用ピンの近傍を示す側面図と、である。 画像形成装置本体に対してドアが閉鎖されるときの、ドア開閉機構の動作を示す概略上面図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機、3は原稿を原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、6は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、7は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部(給紙カセット)、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する2次転写ローラ、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、28は各作像部10Y、10M、10C、10BKの現像部に各色のトナーを補給するためのトナー容器、を示す。
図1に示すように、4つの作像部10Y、10M、10C、10BKは、中間転写ベルト17に対向するように並設されている。また、中間転写ベルト17は、不図示の駆動部によって、所定方向(図1の矢印方向であって、反時計方向である。)に走行するように構成されている。
以下、画像形成装置1における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部6に送信される。そして、書込み部6からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する作像部10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム11上に向けて照射される。
一方、各作像部10Y、10M、10C、10Bの感光体ドラム11は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11の表面は、帯電ローラとの対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部6において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。図示は省略するが、レーザ光は、ポリゴンミラーに入射して反射した後に、複数のレンズを透過する。複数のレンズを透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の作像部10Yの感光体ドラム11表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー(不図示である。)により、感光体ドラム11の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電ローラにて帯電された後の感光体ドラム11上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分のレーザ光は、紙面左から2番目の作像部10Mの感光体ドラム11表面に照射されて、マゼンタ成分の静電潜像が形成される。シアンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から3番目の作像部10Cの感光体ドラム11表面に照射されて、シアン成分に対応した静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の作像部10BKの感光体ドラム11表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11表面は、それぞれ、現像部との対向位置に達する。そして、各現像部から感光体ドラム11上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ14が設置されている。そして、1次転写ローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム11表面は、それぞれ、クリーニング部との対向位置に達する。そして、クリーニング部で、感光体ドラム11上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11表面は、除電部の位置を通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト17表面は、図中の矢印方向に走行して、2次転写ローラ18の位置に達する。そして、2次転写ローラ18の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部(不図示である。)の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部に回収されて、中間転写ベルト17上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、2次転写ローラ18位置の記録媒体Pは、給紙部7から搬送ガイド、レジストローラ19等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ19(タイミングローラ)に導かれる。レジストローラ19に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト17上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写ローラ18の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20に導かれる。定着部20では、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ29によって装置外に出力画像として排出された後に、排紙部5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、本実施の形態における画像形成装置1には、ドア30(開閉ドア)が画像形成装置本体50(装置本体)に対して開閉可能に設置されている。
そして、図2(A)に示すように、ドア30が閉鎖された状態で、先に図1を用いて説明した画像形成プロセスがおこなわれることになる。そして、装置本体50に設置された構成部材(例えば、トナー容器28や作像部10Y、10M、10C、10Bなどである。)の交換やメンテナンスをおこなう場合や、装置本体50の搬送経路中で紙詰まり(ジャム)してしまった記録媒体Pを除去する場合などに、図2(B)に示すように、ユーザーによってドア30が一点鎖線で示す開閉中心(回動軸)を中心に回動されるように操作されて(ドア30が開放状態になって)、装置本体50の内部が露呈されることになる。すなわち、本実施の形態における画像形成装置1には、ドア30が装置本体としての画像形成装置本体50に対して開閉されるドア開閉機構が設けられている。
以下、本実施の形態における画像形成装置1において、特徴的なドア開閉機構について詳述する。
本実施の形態における画像形成装置1に開閉可能に設置されたドア30には、図2に示すように電子部品としてのLEDユニット40が設けられている。電子部品としてのLEDユニット40は、装置本体としての画像形成装置本体50に設置された不図示の電源部(主電源)から、ドア30が閉鎖された状態で嵌合状態にあるドロアコネクタ(本体側コネクタ52及びドア側コネクタ32)を介して給電されて駆動するものである。本実施の形態において、LEDユニット40は、ドア30の開閉状態を含めて、画像形成装置1が正常に動作する状態であるか、そうでない状態であるか、を目視で区別するための表示をおこなうものである。
なお、本実施の形態では、ドア30に電子部品としてのLEDユニット40を設置したが、それ以外の電子部品をドア30に設置することもできる。
また、図4、図5を参照して、ドア30の裏側(装置本体50の内部に対向する側である。)には、ドロアコネクタとして機能するドア側コネクタ32や、突出部31aが形成されたドア側保持部材31が設置されている。
ドア側コネクタ32は、画像形成装置本体50に対向するように設置されていて、LEDユニット40(電子部品)にハーネスを介して電気的に接続されている。
突出部31aは、画像形成装置本体50に向けて突出するように設置されている。突出部31aの突出方向(開閉方向)の先端の位置は、ドア側コネクタ32の突出方向(開閉方向)の先端の位置よりも、画像形成装置本体50に近い側になるように設定されている。
ドア側保持部材31(ドア側保持板)は、曲げ加工によって突出部31aなどが形成された金属材料からなる板状部材であって、ドア側コネクタ32が固定して保持され、ドア側コネクタ32を挟むように2つの位置決め用ピン33が装置本体50の側に起立するように設置されている。位置決め用ピン33の起立方向(開閉方向)の先端部33aの位置は、ドア側コネクタ32の突出方向(開閉方向)の先端の位置よりも、画像形成装置本体50に近い側になるように設定されている。このように構成されたドア側保持部材31は、ネジ34によって、ドア30の裏側に固定して保持(ネジ締結)されている。
また、図3、図5を参照して、画像形成装置本体50(ドア30に覆われる本体側フレームである。)には、第1本体側保持部材53、ドア開閉検知手段としてのインターロックスイッチ51、第2本体側保持部材54、本体側コネクタ52、押動部材としてのレバー部材55、付勢部材(第1付勢部材)としての第1引張スプリング57、第2付勢部材としての第2引張スプリング58、第1規制部材としての段付ネジ61、第2規制部材としての段付ネジ62、などが設けられている。
第1本体側保持部材53は、曲げ加工が施された金属材料からなる板状部材であって、少なくともドア30の開閉方向(図5の上下方向である。)に沿って移動可能に画像形成装置本体50に保持されている。
詳しくは、図3を参照して、第1本体側保持部材53は、2つの穴部にそれぞれ段付ネジ61が挿入されて、それらの段付ネジ61が装置本体50の雌ネジ部に螺合されることで、段付ネジ61の段部の範囲内で開閉方向にスライド移動できることになる。すなわち、第1本体側保持部材53は、第1規制部材としての段付ネジ61によって装置本体50に対して少なくとも開閉方向に移動可能な範囲が規制されることになる。
特に、本実施の形態では、上述した第1本体側保持部材53の穴部とそこに挿入される段付ネジ61の段部とには充分な隙間が形成されていて、第1本体側保持部材53は、開閉方向のスライド移動に加えて、開閉方向に直交する面方向(上下左右方向)にも移動可能できるように構成されている。すなわち、第1本体側保持部材53は、第1規制部材としての段付ネジ61によって、装置本体50に対して、開閉方向に移動可能な範囲に加えて、面方向に移動可能な範囲も規制されることになる。
これにより、後述する第1本体側保持部材53に形成された位置決め用穴部53a、53bと、ドア側保持部材31に設置された位置決め用ピン33と、の嵌合がスムーズにおこなわれて、位置決め用ピン33に追従するように第1本体側保持部材53の位置合わせをおこなうことができる。
また、第1本体側保持部材53には、装置本体50(本体側フレーム)に比較的近い位置にインターロックスイッチ51が保持され、装置本体50(本体側フレーム)から比較的遠い位置に第2本体側保持部材54を介して本体側コネクタ52が保持されている。
また、第1本体側保持部材53は、付勢部材(第1付勢部材)としての第1引張スプリング57によって、装置本体50の側に付勢されている。詳しくは、第1引張スプリング57は、一端側のフックが装置本体50(本体側フレーム)に接続されていて、他端側のフックが第1本体側保持部材53に接続されている。
また、第1本体側保持部材53には、ドア側保持部材31に設置された一方の位置決め用ピン33に嵌合して主基準穴部として機能する位置決め用穴部53aと、ドア側保持部材31に設置された他方の位置決め用ピン33に嵌合して従基準穴部として機能する長穴形状の位置決め用穴部53bと、が本体側コネクタ52を保持した第2本体側保持部材54を挟むように形成されている。
本体側コネクタ52は、ドア30が閉鎖された状態でドア側コネクタ32に嵌合して電気的に接続されるものであって、装置本体50に設置された不図示の電源部(主電源)にハーネスを介して電気的に接続されている。これにより、図2(A)に示すように装置本体50に対してドア30が閉鎖されると、電源部(主電源)から本体側コネクタ52及びドア側コネクタ32を介してLEDユニット40に電力が供給されることになる。この本体側コネクタ52は、第2本体側保持部材54に固定して保持されている。
第2本体側保持部材54は、金属材料からなる板状部材であって、ドア30の開閉方向(図5の上下方向である。)に沿って移動可能に第1本体側保持部材53に保持されている。詳しくは、図3を参照して、第2本体側保持部材54は、2つの穴部にそれぞれ段付ネジ62が挿入されて、それらの段付ネジ62が第1本体側保持部材53の雌ネジ部に螺合されることで、段付ネジ62の段部の範囲内で開閉方向にスライド移動できることになる。すなわち、第2本体側保持部材54は、第2規制部材としての段付ネジ62によって第1本体側保持部材53に対して開閉方向に移動可能な範囲が規制されることになる。
押動部材としてのレバー部材55は、装置本体50(本体側フレーム)に第1本体側保持部材53とは別に保持されている。詳しくは、レバー部材55(押動部材)は、支軸55a(回転軸)を中心にして回動可能に装置本体50(本体側フレーム)に保持されている。そして、レバー部材55は、後述するようにドア30の閉鎖動作に連動して突出部31aに係合して、第1本体側保持部材53を押動する押動部材として機能することになる。
ここで、レバー部材55は、第2付勢部材としての第2引張スプリング58によって第1本体側保持部材53を押動しない方向に付勢されている。詳しくは、第2引張スプリング58は、一端側のフックが装置本体50(本体側フレーム)に接続されていて、他端側のフックがレバー部材55の他端側(突出部31aに係合する一端側に対して、支軸55aを挟んで反対側の端部である。)に接続されている。
このように構成されたドア開閉機構において、ドア30の閉鎖動作(図2(B)の状態から図2(A)の状態への動作である。)は次のようにおこなわれることになる。
ドア30の閉鎖動作に連動して、図5(A)に示すように突出部31aがレバー部材55(押動部材)に係合してレバー部材55が第1本体側保持部材53をドア30の側に押動して本体側コネクタ52がドア側コネクタ32に嵌合した後に、図5(B)に示すように突出部31aによるレバー部材55の係合が解除されて、第2本体側保持部材54の開閉方向の位置を変位させずに第1本体側保持部材53が第1引張スプリング57(付勢部材)によって装置本体50の側に付勢されて位置が定められた状態(本体側フレームに突き当たった状態である。)で、突出部31aがインターロックスイッチ51のスイッチ部51aを押動(スイッチ・オン)する。
このようなドア開閉機構の構成・動作により、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32との篏合が確実に完了した後に、インターロックスイッチ51の押し込み(スイッチ・オン)がおこなわれることになるため、インターロックスイッチ51の押し込み不良が生じた状態で本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とが嵌合してしまったり、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とが充分に嵌合していない状態でインターロックスイッチ51が押し込まれてしまったりする不具合を抑止することができる。そのため、ドア30が閉鎖された状態であるにも関わらずドア30のLEDユニット40(電子部品)に装置本体50側から電力が供給されなかったり、接触が不充分な状態のコネクタ32、52に電力が供給されてスパークが生じてしまったりしてしまうような2次的な不具合も抑止されることになる。
また、このようなドア閉鎖時の動作において、ドア30の閉鎖動作に連動して本体側コネクタ52がドア側コネクタ32に嵌合する前に、第1本体側保持部材53に形成された位置決め用穴部53a、53bに、ドア側保持部材31に設置された位置決め用ピン33が嵌合することになる。
これにより、本体側コネクタ52がドア側コネクタ32に嵌合する直前に、第2本体側保持部材54を介して本体側コネクタ52を保持する第1本体側保持部材53に対する、ドア側コネクタ32を保持するドア側保持部材31の面方向(開閉方向に直交する方向である。)の位置が精度よく定められることになるため、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32との嵌合不良を防止することができる。
以下、図5を用いて、ドア30を閉鎖するときのドア開閉機構の一連の動作について、まとめて説明する。
まず、図5(A)を参照して、開放状態にあったドア30が閉鎖方向(装置本体50に近づく方向である。)に回動していくと、やがて突出部31aの当接部31a1がレバー部材55に接触する。そして、ドア30がさらに閉鎖方向に進むことで、レバー部材55が突出部31aに押し込まれて、レバー部材55は第2引張スプリング58のスプリング力に抗するように支軸55aを中心に図の時計方向に回動する。そして、回動したレバー部材55に当接した第1本体側保持部材53が、第1引張スプリング57のスプリング力に抗するように、ドア30側にスライド移動することになる。
ドア30側に移動した第1本体側保持部材53は、まず、位置決め用穴部53a、53bが、位置決め用ピン33の尖頭状の先端部33a(図4(B)を参照できる。)に案内されて、位置決め用穴部53a、53bと位置決め用ピン33とが篏合する。これにより、第1本体側保持部材53とドア側保持部材31との開閉方向に直交する面方向の位置が定められることになる。
そして、ドア30がさらに閉鎖方向に進むことで、突出部31aがレバー部材55をさらに押し込むのにともない第1本体側保持部材53もドア30側に進んで、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とが篏合する。このとき、本実施の形態では、位置決め用ピン33に段差部33b(図4(B)を参照できる。)を設けていて、この段差部33bが位置決め用穴部53a、53bの縁に突き当たる。これにより、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とが必要以上に大きな力で篏合して破損が生じる不具合を未然に防止している。
その後、図5(B)を参照して、ドア30がさらに閉鎖方向に進むと、突出部31aのレバー部材55への当接が解除されて、レバー部材55は第2引張スプリング58のスプリング力によって支軸55aを中心に図の反時計方向に回動して、第1本体側保持部材53の押動が解除される。これにより、第1本体側保持部材53は、第1引張スプリング57のスプリング力により装置本体50側にスライド移動して、装置本体50(本体側フレーム)に接触する位置で位置決めされる。
このとき、本体側コネクタ52が保持された第2本体側保持部材54は、第1本体側保持部材53に対して開閉方向に相対的に移動可能に保持されているため、コネクタ32、52同士の嵌合力により、第1本体側保持部材53とともに装置本体50側に移動することなく、コネクタ32、52同士が篏合した位置に留まることになる。なお、このような動作がスムーズにおこなわれるために、コネクタ32、52同士の嵌合力を、第1引張スプリング57の付勢力(スプリング力)よりも充分に大きく設定することが好ましい。
その後、ドア30がさらに閉鎖方向に進むと、突出部31aによってインターロックスイッチ51のスイッチ部51aの押動が開始される。そして、ドア30が閉鎖動作が完了する位置に達すると、突出部31aによってインターロックスイッチ51のスイッチ部51aが充分に押し込まれた状態になって、インターロックスイッチ51がオン状態になる。そして、画像形成装置1が通電状態になって、LEDユニット40への給電がおこなわれるとともに、先に図1を用いて説明した画像形成プロセス(画像形成動作)の実行が可能になる。
ここで、本実施の形態におけるドア開閉機構において、ドア30の開放動作(図2(A)の状態から図2(B)の状態への動作である。)は次のようにおこなわれることになる。
ドア30の開放動作に連動して、突出部31aがインターロックスイッチ51のスイッチ部51aの押動を解除して、第2本体側保持部材54の開閉方向の位置を変位させずに第1本体側保持部材53が第1引張スプリング57(付勢部材)の付勢力に抗するようにドア30の側に移動した後に、開閉方向の移動が制限された状態の本体側コネクタ52に対するドア側コネクタ32の嵌合が解除される。
すなわち、ドア30の開放動作が開放されると、まず突出部31aがスイッチ部51aから離れて、ドア30を開放方向に移動させる力によって、コネクタ32、52が篏合した状態で第1本体側保持部材53がドア30側に移動する。そして、その後に第1本体側保持部材53がドア30側に移動可能な限界位置に達すると、ドア30を開放方向に移動させる力によって、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32との篏合が解除されて、ドア30とともにドア側コネクタ32が開放方向にさらに移動していくことになる。
なお、このような動作がスムーズにおこなわれるために、コネクタ32、52同士の嵌合力を、ユーザーがドア30を開放方向に移動させる力によって比較的容易に解除できる程度の大きさに設定することが好ましい。
このようなドア開閉機構の構成・動作により、インターロックスイッチ51の押し込みが確実に解除(スイッチ・オフ)された後に、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32との篏合が解除されることになるため、インターロックスイッチ51の押し込み解除が充分にされていない状態で本体側コネクタ52とドア側コネクタ32との嵌合が解除されてしまって、コネクタ32、52にスパークが生じてしまう不具合を抑止することができる。
ここで、図5等を参照して、本実施の形態における突出部31aには、ドア30の閉鎖動作に連動してレバー部材55に当接してレバー部材55を時計方向に回動させた後にレバー部材55との当接を解除する当接部31a1が形成されている。当接部31a1は、開閉方向に対して直交する方向であってレバー部材55に向かって突出するように延在する面部である。
また突出部31aには、ドア30の開放動作に連動してレバー部材55を時計方向に回動させることなくレバー部材55に当接した後にレバー部材55との当接を解除する傾斜部31a2が形成されている。傾斜部31a2は、開放方向に沿って当接部31a1の先端からレバー部材55から遠ざかる方向に傾斜するように形成された面部である。
このように突出部31aを形成することで、上述した突出部31aとレバー部材55との係合による第1本体側保持部材53の移動がスムーズにおこなわれることになる。
ここで、本実施の形態では、図4(B)を参照して、位置決め用ピン33の先端部33aが尖頭状(テーパ状)に形成されている。これにより、先に説明した位置決め用ピン33と位置決め用穴部31a、31bとのスムーズな篏合が可能になる。
この先端部33aの開閉方向の長さ(図4(B)において、段差部33bから先端面までの左右方向の距離である。)は、ドア側保持部材31(位置決め用ピン33)によって第1本体側保持部材53が開閉方向に案内される長さに相当する。そのため、装置本体50に対するドア30の開閉方向の位置を所定の調整範囲内で調整できるように構成されている場合には、尖頭状の先端部33aの開閉方向の長さがその調整範囲の長さよりも大きくなるように形成することが好ましいことになる。これにより、装置本体50に対してドア30が開閉方向の位置を調整して組み付けられた場合であっても、ドア30の閉鎖時にドア側保持部材31(位置決め用ピン33)によって第1本体側保持部材53が開閉方向に案内される範囲を確保することができることになる。
さらに、装置本体50に対するドア30の面方向(開閉方向に直交する方向である。)の位置をも所定の調整範囲内で調整できるように構成されている場合には、尖頭状の先端部33aのテーパ量(傾斜量)がその調整範囲の長さよりも大きくなるように形成することが好ましいことになる。これにより、装置本体50に対してドア30が面方向の位置を調整して組み付けられた場合であっても、ドア30の閉鎖時にドア側保持部材31(位置決め用ピン33)によって第1本体側保持部材53が面方向に案内される範囲を確保することができることになる。
また、本実施の形態では、図2(B)を参照して、インターロックスイッチ51と本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とは、ドア30の開閉動作がおこなわれる開閉中心(図中、一点鎖線で示す位置である。)から離れたドア30の端部に相当する位置(図中、破線で囲んだ位置である。)に配設されている。
これにより、インターロックスイッチ51と本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とをドア30の開閉中心に近い位置に配設する場合に比べて、先に図5を用いて説明したドア開閉機構の動作に関わるドア30側の部材と装置本体50側の部材とが平行に近い状態で相対的に移動することになるため、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32との篏合を含めたドア開閉機構の全体的な動作がスムーズにおこなわれることになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ドア30の閉鎖動作に連動して、突出部31aがレバー部材55(押動部材)に係合してレバー部材55が第1本体側保持部材53をドア30の側に押動して本体側コネクタ52がドア側コネクタ32に嵌合した後に、突出部31aによるレバー部材55の係合が解除されて、第2本体側保持部材54の開閉方向の位置を変位させずに第1本体側保持部材53が第1引張スプリング57(付勢部材)によって装置本体50の側に付勢されて位置が定められた状態で、突出部31aがインターロックスイッチ51のスイッチ部51aを押動する。これにより、LEDユニット40(電子部品)が設置されたドア30にドア側コネクタ32を設置して、ドア側コネクタ32に嵌合する本体側コネクタ52や、ドアの開閉状態を検知するインターロックスイッチ51を装置本体50に設置しても、インターロックスイッチ51の押し込み不良が生じた状態で本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とが嵌合してしまったり、本体側コネクタ52とドア側コネクタ32とが充分に嵌合していない状態でインターロックスイッチ51が押し込まれてしまったりする不具合を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、ドア側保持部材31に位置決め用ピン33を設けて、第1本体側保持部材53に位置決め用穴部53a、53bを設けた。これに対して、ドア側保持部材31に位置決め用穴部を設けて、第1本体側保持部材53に位置決め用ピンを設けることもできる。
そして、その場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1に設置されるドア開閉機構に対して本発明を適用したが、その他のあらゆる装置に設置されるドア開閉機構に対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、その場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置、
30 ドア、
31 ドア側保持部材(ドア側保持板)、
31a 突出部、
31a1 当接部、 31a2 傾斜部、
32 ドア側コネクタ(ドロアコネクタ)、
33 位置決め用ピン、
33a 先端部(尖頭部)、 33b 段差部、
34 ネジ、
40 LEDユニット(電子部品)、
50 画像形成装置本体(装置本体)、
51 インターロックスイッチ(ドア開閉検知手段)、
51a スイッチ部、
52 本体側コネクタ(ドロアコネクタ)、
53 第1本体側保持部材(第1本体側保持板)、
53a 位置決め用穴部(主基準穴部)、
53b 位置決め用穴部(従基準穴部)、
54 第2本体側保持部材(第2本体側保持板)、
55 レバー部材(押動部材)、
55a 支軸(回転軸)、
57 第1引張スプリング(付勢部材、第1付勢部材)、
58 第2引張スプリング(第2付勢部材)、
61 段付ネジ(第1規制部材)、
62 段付ネジ(第2規制部材)。
特開2002−202698号公報 特開2006−164918号公報

Claims (8)

  1. 電子部品が設置されたドアが装置本体に対して開閉されるドア開閉機構であって、
    前記ドアは、
    前記装置本体に対向するように設置されるとともに、前記電子部品に電気的に接続されたドア側コネクタと、
    前記装置本体に向けて突出するように設置された突出部と、
    を具備し、
    前記装置本体は、
    インターロックスイッチを保持するとともに、少なくとも前記ドアの開閉方向に沿って移動可能に当該装置本体に保持された第1本体側保持部材と、
    前記第1本体側保持部材を当該装置本体の側に付勢する付勢部材と、
    前記ドア側コネクタに嵌合して電気的に接続される本体側コネクタと、
    前記本体側コネクタを保持するとともに、前記ドアの開閉方向に沿って移動可能に前記第1本体側保持部材に保持された第2本体側保持部材と、
    当該装置本体に前記第1本体側保持部材とは別に保持された押動部材と、
    を具備し、
    前記ドアの閉鎖動作に連動して、前記突出部が前記押動部材に係合して前記押動部材が前記第1本体側保持部材を前記ドアの側に押動して前記本体側コネクタが前記ドア側コネクタに嵌合した後に、前記突出部による前記押動部材の係合が解除されて、前記第2本体側保持部材の開閉方向の位置を変位させずに前記第1本体側保持部材が前記付勢部材によって前記装置本体の側に付勢されて位置が定められた状態で、前記突出部がインターロックスイッチのスイッチ部を押動することを特徴とするドア開閉機構。
  2. 前記ドアの開放動作に連動して、前記突出部がインターロックスイッチのスイッチ部の押動を解除して、前記第2本体側保持部材の開閉方向の位置を変位させずに前記第1本体側保持部材が前記付勢部材の付勢力に抗するように前記ドアの側に移動した後に、開閉方向の移動が制限された状態の前記本体側コネクタに対する前記ドア側コネクタの嵌合が解除されることを特徴とする請求項1に記載のドア開閉機構。
  3. 前記押動部材は、前記装置本体に回動可能に保持されたレバー部材であって、第2付勢部材によって前記第1本体側保持部材を押動しない方向に付勢され、
    前記突出部は、前記ドアの閉鎖動作に連動して前記レバー部材に当接して当該レバー部材を回動させた後に当該レバー部材との当接を解除する当接部と、前記ドアの開放動作に連動して前記レバー部材を回動させることなく当該レバー部材に当接した後に当該レバー部材との当接を解除する傾斜部と、を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドア開閉機構。
  4. 前記ドアは、前記ドア側コネクタを保持するとともに、前記突出部が形成されたドア側保持部材を具備し、
    前記ドア側保持部材は、前記ドアの閉鎖動作に連動して前記本体側コネクタが前記ドア側コネクタに嵌合する前に、前記第1本体側保持部材に形成された位置決め用穴部又は位置決め用ピンに嵌合する位置決め用ピン又は位置決め用穴部を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のドア開閉機構。
  5. 前記装置本体に対する前記ドアの開閉方向の位置を所定の調整範囲内で調整できるように構成され、
    前記位置決め用ピンは、その先端部が尖頭状に形成され、その尖頭状の先端部の開閉方向の長さが前記調整範囲の長さよりも大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項4に記載のドア開閉機構。
  6. 前記第1本体側保持部材は、第1規制部材によって前記装置本体に対して少なくとも前記開閉方向に移動可能な範囲が規制され、
    前記第2本体側保持部材は、第2規制部材によって前記第1本体側保持部材に対して前記開閉方向に移動可能な範囲が規制されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のドア開閉機構。
  7. 前記インターロックスイッチと前記本体側コネクタと前記ドア側コネクタとは、前記ドアの開閉動作がおこなわれる開閉中心から離れた前記ドアの端部に相当する位置に配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のドア開閉機構。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のドア開閉機構が前記装置本体としての画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105703232A (zh) * 2016-04-26 2016-06-22 乐清致轩电气有限公司 一种断路器联锁机构
JP7370945B2 (ja) 2020-07-21 2023-10-30 キヤノン株式会社 画像形成装置

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