JP2016000506A - 厚み方向に高い熱伝導率を有する熱伝導性部材及び積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材と、前記基材上から上方に所定の配向角度をもって起立して配設された炭素材料層とを備える熱伝導性部材であり、前記炭素材料層は、前記炭素材料の前記所定の配向角度が45度以上90度以下の範囲であり、且つ、前記範囲に入る前記炭素材料の割合は50%以上100%以下であり、前記炭素材料の起立密度は1mg/cm2以上40mg/cm2以下であり、前記炭素材料の充填密度は1vol%以上50vol%以下であり、前記炭素材料層の表面に露出している前記炭素材料の比率は充填密度の10%以上100%以下であり、前記炭素材料層のショアA硬度は10以上90以下であり、前記炭素材料層の厚み方向の熱伝導率は15W/mK以上500W/mK以下である。
【選択図】図1
Description
本発明において、炭素材料層130は、炭素材料10の所定の配向角度が45度以上90度以下の範囲であり、且つ、この範囲に入る炭素材料10の割合は50%以上100%以下であり、好ましくは70%以上100%以下である。本発明に係る炭素材料層130において、配向角度が45度以上90度以下の範囲に入る炭素材料10の割合が50%よりも少ないと、熱伝導性部材100の厚み方向に対する高い熱伝導率を実現することができない。なお、本明細書において、炭素材料10の「配向角度」は、炭素材料層130の厚み方向と平行な断面の走査型電子顕微鏡(以下、SEMとも呼ぶ)により観察した像において、炭素材料層130を配設する基材110の面を基準として求めるものとする。
また、炭素材料層130において、炭素材料10の起立密度は1mg/cm2以上40mg/cm2以下であり、好ましくは1mg/cm2以上20mg/cm2以下である。本発明に係る炭素材料層130において、炭素材料10の起立密度が1mg/cm2より低いと、熱伝導性部材100の厚み方向に対する高い熱伝導率を実現することができない。本明細書において、基板面と炭素材料10の長軸が成す角度が45°以上90°以下の炭素材料10を「起立した炭素材料」と定義する。また、炭素材料層130の単位重さあたりに含まれる炭素材料10の密度に、炭素材料10全体に対して起立した炭素材料10の比を掛けたものを炭素材料10の「起立密度」と定義する。
本発明において、炭素材料10の充填密度は1vol%以上50vol%以下であり、好ましくは3vol%以上10vol%以下である。炭素材料10の充填密度が1vol%よりも低いと、炭素材料10の配向角度を45度以上90度以下の範囲に制御しても、TIMに要求される熱伝導率を得ることは困難である。また、炭素材料10の充填密度が50vol%を超えると、マトリクス30が有する特性が低下し、例えば、電子部品と緊密に接触をするのが困難となる。
また、発明に係る炭素材料層130において、表面(上面)に露出している炭素材料10の比率は充填密度の10%以上100%以下であり、好ましくは50%以上100%以下である。表面(上面)に露出している炭素材料10の比率が10%よりも小さいと、炭素材料10により炭素材料層130の厚み方向に伝わった熱が表面から放出、又は他の部材へ伝導されにくくなる。なお、本明細書において、炭素材料層130の「表面に露出している炭素材料の比率」とは、炭素材料層130の厚み方向と平行な断面を観察した3次元暗視野顕微鏡像において、100から200本の炭素材料10を任意に抽出し、炭素材料層130の表面(上面)よりも先端が上に出ている炭素繊維の本数の割合を算出したものである。
本発明に係る炭素材料層130のショアA硬度は10以上90以下であり、好ましくは10以上70以下である。ショアA硬度が90を超えると、例えば、電子部品の表面の凹凸に対する追従性が低下し、緊密に接触をするのが困難となる。
また、本発明に係る炭素材料層130の厚み方向の熱伝導率は、15W/mK以上500W/mK以下である。炭素材料層130において、炭素材料10が上述したような配向を有することにより、熱伝導性部材100は厚み方向に高い熱伝導率を有することができる。なお、熱伝導率の測定には、レーザーフラッシュ法、周期加熱放射測温法、平板熱流計法、温度波熱分析法(TWA法)、温度傾斜法(平板比較法)などの測定方法を採用することができる。
基材110は、接着剤が塗布できる表面、例えば、紙・金属・セラミクス・プラスチックあるいはガラスのような部材であれば、特に限定されず、シリコン基板やサファイア基板等を用いてもよい。後述する接着層を形成するために、基材110には、プラスチック基板を用いることが好ましい。また基材を使用しなくてもよい。
本発明に係る熱伝導性部材100において、炭素材料10は所定の配向角度で配置するため、炭素繊維が好ましい。炭素繊維としては、PAN(Polyacrylonitrile)系、ピッチ(PITCH)系からつくられた炭素繊維や黒鉛繊維、アーク放電法、レーザー蒸発法、CVD法(化学気相成長法)、CCVD法(触媒化学気相成長法)など、任意の原料あるいは合成方法で合成されたものを用いることができる。これらのうちピッチ系、気相法、さらに黒鉛化処理を行って得られるカーボンファイバーは、結晶性に優れ、繊維軸方向の熱伝導性に優れるため好ましい。
本発明に係る炭素材料層130を構成するマトリクス30としては、ゴム、樹脂、ゲル等を用いることができる。マトリクス30に用いる樹脂としては、シリコーン系樹脂、変成シリコーン系樹脂、アクリル系樹脂、クロロプレン系樹脂、ポリサルファイド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリイソブチル系樹脂、フロロシリコーン系樹脂の少なくとも1つを用いることができる。樹脂は、熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂のどちらも使用することができる。
上述した本発明の実施形態に係る熱伝導性部材100の製造方法について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る熱伝導性部材100の製造方法を示す模式図である。図2(a)は、静電植毛法を示す模式図である。炭素材料層130を形成する面に、接着層120を形成した基材110を準備する。
(実施例1)
上述した本発明に係る熱伝導性部材100の製造方法について、具体例を示して、詳細に説明する。なお、以下に説明する本発明に係る熱伝導性部材100の製造方法は一例であって、これらに限定されるものではない。
実施例1では、基材110の接着層120が形成された面全体に炭素材料10が付着する。この方法では、炭素材料10を付着させる量、すなわち、炭素材料層130中の炭素材料10の含有量を制御するのは難しい。また、炭素材料10の含有量を少なくした場合、接着層120を乾燥・固化した後も、マトリクス30を含浸させた際に、配向した炭素材料10が倒れるリスクが有る。この問題を解決するため、実施例2においては、接着層120の上面にメッシュを配設した。接着層120の上面にメッシュを配設したこと以外は、実施例1と同様に、熱伝導性部材を製造した。
上述して実施形態及び実施例においては、基材110上から上方に所定の配向角度をもって起立して配設された炭素材料10を含む炭素材料層130を備える熱伝導性部材100や、炭素材料層130の上面を研磨するとともに基材110を剥離して、厚み方向に対向する両面で炭素材料10を露出させた熱伝導性部材200を示した。本実施例においては、炭素材料10を露出させた熱伝導性部材200の露出面を互いに積層してなる積層体について説明する。
上述した実施例1及び2においては、マトリクス30としてフッ素ゴム(FKM)を用いた例を示した。本実施例においては、マトリクス30として様々な材料を用いた例を示す。本実施例においては、マトリクス30としてアクリルゴム(AR)、ブタジエンゴム(BR)、ニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)及び人肌ゲル(2液性ウレタンゲル)を用いた。なお、熱伝導性部材の製造方法は実施例1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
実施例1の熱伝導性部材200について、炭素材料10の配向角度を検証した。図7は、本発明の一実施例に係る炭素材料10の配向角度の分布を示す図である。植毛した基板のSEM観察像を基に、100から200本の植毛炭素材料10を任意に抽出し、基材110方向を角度0度とした時の角度(≦90度)をそれぞれ測定することで配向分布とした。実施例1において、基材110に対し45度以上90度以下の角度で植毛された炭素材料10の割合は83%であった。
上述した実施例においては、炭素材料層130において炭素材料10を厚み方向、基材110に対して垂直に配向させた例を示した。本実施例においては、実施例1と同様に接着層120を介して炭素材料10を起毛させた後、基材110に対して主たる配向が45度となるように炭素材料10を倒して、マトリクス30を含浸させた。これ以外は実施例1と同様に熱伝導性部材400を製造した。
比較例1として、実施例1と同量の炭素材料10を基材110上に形成した接着層120に倒したまま配置し、マトリクス30を含浸させて熱伝導性部材500を製造した。
S2=(3〈cos2θ〉−1)/2
(θ:基板方向を基準方位とした方位角)
ここで、S2=1のときθ=90°(繊維は垂直配向)、S2=0のときθはランダム(繊維はランダムに配向)、S2=−0.5のときθ=0°(繊維は基板方向に配向)を示す。
実施例1の熱伝導性部材について、重量測定法により、植毛した基材110の単位面積重量から植毛前の接着層120を形成した基材110のそれを差し引くことで、単位面積あたりの炭素繊維重量(植毛密度)を求めた。本実施例においては、密度2.2g/cm3の炭素繊維を用い、単位面積あたりの炭素繊維重量(植毛密度)は12.54mg/cm2であった。
上述した実施例1の炭素繊維の植毛密度と、45度以上90度以下の角度で植毛された炭素材料の割合から起立密度を求めた。実施例1の炭素材料の起立密度は、10.4mg/cm2であった。
実施例1の熱伝導性部材について、重量測定法により求めた炭素繊維の重量%を、単位体積あたりの充填量(体積比率)に換算した。本実施例においては、密度2.2g/cm3の炭素繊維を用い、実施例1の炭素材料の充填密度(体積比率)は10.1vol%であった。
実施例1の熱電部材について、凍結研磨処理によって表面に露出した炭素繊維の比率は、50%であった。
実施例1及び実施例4の熱伝導性部材について、JIS K 6253, ASTM D 2240, ISO 7619に準拠してショアA硬度を測定した。図11に実施例の熱伝導性部材のショアA硬度を示す。図11において、白の棒グラフはマトリクス単体のショアA硬度を示し、黒の棒グラフは熱伝導性部材のショアA硬度を示す。実施例1の熱伝導性部材200の硬度は66であった。実施例4の各マトリクスを含有する熱伝導性部材の硬度は40〜69を示した。
基材上に、実施例1〜5に記載の炭素材料層を設けた熱伝導性部材である。基材としては、接着剤が塗布できる表面、例えば、紙・金属・セラミクス・プラスチックあるいはガラスのような部材であれば、特に限定されず、シリコン基板やサファイア基板等を用いてもよい。平面に限らず、立体面・湾曲面を用いてもよい。基材は、高い熱伝導性を有することが好ましい。基材は、炭素材料を起立させるために用いたものでもよく、また起立用ではなく異なる基材を別途用意したものでもよい。
Claims (6)
- 基材と、前記基材上から上方に所定の配向角度をもって炭素材料が起立して配設された炭素材料層とを備える熱伝導性部材であり、
前記炭素材料層は、前記炭素材料の前記所定の配向角度が45度以上90度以下の範囲であり、且つ、前記範囲に入る炭素材料の割合は50%以上100%以下であり、前記炭素材料の起立密度は1mg/cm2以上40mg/cm2以下であり、前記炭素材料の充填密度は1vol%以上50vol%以下であり、前記炭素材料層の表面に露出している前記炭素材料の比率は充填密度の10%以上100%以下であり、前記炭素材料層のショアA硬度は10以上90以下であり、前記炭素材料層の厚み方向の熱伝導率は15W/mK以上500W/mK以下であることを特徴とする熱伝導性部材。 - 基底面から、上方に所定の配向角度を持って炭素材料が起立して配設された炭素材料層を備える熱伝導性部材であり、
前記炭素材料は、基底面に対して配向角度が45度以上90度以下の範囲であり、且つ、前記範囲に入る炭素材料の割合が50%以上100%以下であり、
前記炭素材料の起立密度は1mg/cm2以上40mg/cm2以下であり、
前記炭素材料の充填密度は1vol%以上50vol%以下であり、
前記炭素材料層の前記基底面及び前記基底面に対向する表面に露出する前記炭素材料の比率が充填密度の10%以上100%以下であり、
前記炭素材料層のショアA硬度が10以上90以下であり、
前記炭素材料層の厚み方向の熱伝導率が15W/mK以上500W/mK以下であることを特徴とする熱伝導性部材。 - 前記炭素材料は炭素繊維であり、
前記炭素材料層は、ゴム、樹脂、ゲルに含浸した前記炭素繊維を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱伝導性部材。 - 前記炭素材料層において、前記炭素繊維の含有量は、0.1wt%以上30wt%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱伝導性部材。
- 前記炭素材料層中の前記炭素繊維は、静電植毛装置を用いて起立されることを特徴とする請求項3又は4に記載の熱伝導性部材。
- 請求項1乃至5の何れか一に記載の熱伝導性部材の露出面を互いに積層してなることを特徴とする積層体。
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