JP2016000470A - 環状部材の成形装置及び成形方法 - Google Patents

環状部材の成形装置及び成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端の接合の精度を向上させて、環状部材を精度よく成形する。
【解決手段】帯状部材Hの前端H1を保持して、ドラム2に前端H1を貼り付ける。後端貼付手段により、前端H1がドラム2に貼り付けられた切断前の帯状部材Hの後端H2を保持し、帯状部材Hをドラム2への巻き付け長さに切断する。後端貼付手段を回転するドラム2に向かって移動させて、後端貼付手段を帯状部材Hの後端H2の貼り付けを行う貼付位置に配置する。帯状部材Hの巻き付け完了までのドラム2の回転時間と、後端貼付手段が貼付位置まで移動する移動時間とを一致させる。後端貼付手段により、切断後の帯状部材Hの後端H2をドラム2における前端H1との接合位置に貼り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帯状部材の前端と後端を接合して環状部材を成形する環状部材の成形装置及び成形方法に関する。
タイヤの製造には複数のタイヤ構成部材が用いられており、複数のタイヤ構成部材を組わせることで、グリーンタイヤが製造される。また、グリーンタイヤが加硫されて、タイヤが製造される。このグリーンタイヤの製造時には、各種の帯状部材を環状に成形するため、円筒状のドラムが使用されている。
図12は、従来の環状部材の成形装置100を示す図であり、図12Aは、一般的な環状部材の成形装置100の例を示している。また、図12B〜図12Dは、環状部材の成形装置100の一部であるドラム101を示している。
図示のように、帯状部材Hは、未加硫ゴム等により形成された後、所定長さに切断されて、回転するドラム101に巻き付けられる。環状部材の成形装置100は、ドラム101に巻き付けた帯状部材Hの前端H1と後端H2を接合して、環状部材Kを成形する。
ところが、帯状部材Hの切断後には、ゴムの収縮により、帯状部材Hの長さが変化して、帯状部材Hの長さが一定にならないことがある。また、帯状部材Hの前端H1と後端H2がドラム101に配置されるときに、前端H1の位置と後端H2の位置がずれることがある。そのため、前端H1と後端H2の接合の状態を常に一定に維持するのは難しい。帯状部材Hの接合量にばらつきが生じた場合には(図12B〜図12D参照)、作業者が前端H1と後端H2の接合を手直しする必要があり、環状部材Kの成形のための手間が増加する。従って、従来の環状部材の成形装置100に関して、前端H1と後端H2の接合の精度を向上させて、環状部材Kをより精度よく成形する観点から、改良の余地がある。
これに対し、従来、帯状部材の測定長さに基づいてドラム直径を変化させることで、帯状部材の接合量を調節する帯状部材の巻き付け装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された従来の巻き付け装置では、帯状部材の長さの測定後に、帯状部材の長さが変化する虞がある。帯状部材の長さが変化した場合には、帯状部材の前端と後端の接合の精度に影響が生じる。また、ドラム直径の変化に伴い、環状部材の直径が変化するため、成形後の環状部材の精度(寸法精度)が低下する虞もある。
特開2011−224908号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、ドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端の接合の精度を向上させて、環状部材を精度よく成形することである。
本発明は、回転するドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端を接合して環状部材を成形する環状部材の成形装置である。環状部材の成形装置は、帯状部材を供給する供給手段と、供給手段から供給される帯状部材の前端を保持し、ドラムに帯状部材の前端を貼り付ける前端貼付手段と、前端がドラムに貼り付けられた帯状部材をドラムへの巻き付け長さに切断する切断手段と、切断手段による切断前の帯状部材の後端を保持し、切断手段による切断後の帯状部材の後端をドラムにおける前端との接合位置に貼り付ける後端貼付手段と、帯状部材の後端を保持する後端貼付手段を回転するドラムに向かって移動させて、帯状部材の後端の貼り付けを行う貼付位置に後端貼付手段を配置する移動手段と、移動手段により後端貼付手段を移動させて切断後の帯状部材を回転するドラムに巻き付けるときに、帯状部材の巻き付け完了までのドラムの回転時間と、後端貼付手段が貼付位置まで移動する移動時間とを一致させる制御手段と、を備えている。
また、本発明は、回転するドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端を接合して環状部材を成形する環状部材の成形方法である。環状部材の成形方法は、前端貼付手段により、供給手段から供給される帯状部材の前端を保持し、ドラムに帯状部材の前端を貼り付ける工程と、後端貼付手段により、前端がドラムに貼り付けられた切断前の帯状部材の後端を保持する工程と、後端貼付手段により後端が保持された帯状部材をドラムへの巻き付け長さに切断する工程と、帯状部材の後端を保持する後端貼付手段を回転するドラムに向かって移動させて、回転するドラムに切断後の帯状部材を巻き付ける工程と、後端貼付手段を帯状部材の後端の貼り付けを行う貼付位置に配置して、後端貼付手段により、帯状部材の後端をドラムにおける前端との接合位置に貼り付ける工程と、を有する。切断後の帯状部材を巻き付ける工程が、帯状部材の巻き付け完了までのドラムの回転時間と、後端貼付手段が貼付位置まで移動する移動時間とを一致させる工程を有する。
本発明によれば、ドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端の接合の精度を向上させて、環状部材を精度よく成形することができる。
本実施形態の環状部材の成形装置の概略構成を示す側面図である。 本実施形態の帯状部材の配置装置の一部を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 本実施形態の環状部材の成形手順を示す側面図である。 環状部材の成形の各段階における制御装置による速度制御を示すグラフである。 従来の環状部材の成形装置を示す図である。
本発明の環状部材の成形装置及び成形方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の環状部材の成形装置及び成形方法は、回転するドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端を接合して、環状部材を成形する。これにより、帯状部材が環状(例えば、円形状、筒状)に成形されて、接合部を有する環状部材(例えば、円形状部材、筒状部材)が製造される。なお、帯状部材の前端と後端は、ドラムに巻き付けるときの帯状部材の前方の端部と後方の端部である。
以下では、帯状部材が帯状のタイヤ構成部材ある場合を例にとり、環状部材の成形装置及び成形方法について説明する。従って、本実施形態の環状部材の成形装置及び成形方法は、環状のタイヤ構成部材を成形する成形装置及び成形方法である。タイヤ構成部材は、グリーンタイヤの製造に用いられるゴム部材であり、ゴム(未加硫ゴム)のみにより形成され、又は、ゴムと他の部材(コード等)により形成される。ここでは、帯状部材は、帯状のベルト部材であり、ゴムとコードにより形成されている。
図1は、本実施形態の環状部材の成形装置1(以下、成形装置という)の概略構成を示す側面図である。
図示のように、成形装置1は、帯状部材Hの供給装置10と、回転可能なドラム2と、ドラム2の駆動装置3と、帯状部材Hの切断装置4と、帯状部材Hの検出装置5と、帯状部材Hの保持装置6と、帯状部材Hの配置装置20と、帯状部材Hの固定装置30と、帯状部材Hの接合装置40と、制御装置7を備えている。制御装置7は、成形装置1の全体を制御する制御手段であり、成形装置1による環状部材K(ここでは、環状のベルト部材)の成形動作を制御する。
供給装置10は、未切断の帯状部材Hを供給する供給手段であり、帯状部材Hを巻き取ったロール(図示せず)と、帯状部材Hの搬送装置11と、帯状部材Hのガイド部12を有する。搬送装置11は、コンベア(例えば、ベルトコンベア)であり、帯状部材Hを供給方向Vに搬送する。供給装置10は、帯状部材Hのドラム2への巻き付けに合わせて、搬送装置11により、帯状部材Hをドラム2に所定速度で供給する。その際、帯状部材Hは、供給装置10により、供給方向Vに供給されるとともに、ガイド部12により、ドラム2の所定位置に向かってガイドされる。ガイド部12は、駆動部(図示せず)により移動する可動部13を有し、可動部13の移動により伸縮する(矢印F参照)。ガイド部12の伸縮に伴い、可動部13は、ドラム2に接近し、又は、ドラム2から離れる。
ドラム2は、環状部材Kを成形する円筒状の成形ドラムであり、軸線を中心に回転する(矢印R参照)。帯状部材Hは、ドラム2の外周に巻き付けられて、ドラム2により環状に成形される。帯状部材Hの前端H1と後端H2は、ドラム2の外周に貼り付けられて、ドラム2の外周に保持される。駆動装置3は、ドラム2を回転させる回転手段であり、モータ(図示せず)等により、ドラム2を所定の周速度で回転する。ドラム2の周速度は、帯状部材Hが巻き付けられるドラム2の外周における周方向の速度である。駆動装置3により、ドラム2の周速度と回転角度が制御され、ドラム2が所定角度だけ回転して停止する。
帯状部材Hのドラム2への巻き付け時に、駆動装置3は、ドラム2を回転して、帯状部材Hを前端H1から後端H2まで回転するドラム2に巻き付ける。その際、帯状部材Hは、長手方向に移動して、回転するドラム2の周方向に沿って配置され、ドラム2に1周巻き付けられる。また、帯状部材Hは、切断装置4により切断されて、前端H1と後端H2が所定の接合量(接合寸法)で重なるように、ドラム2に配置される。
切断装置4は、帯状部材Hをドラム2への巻き付け長さに切断する切断手段であり、供給装置10による帯状部材Hの供給経路中(ここでは、搬送装置11とガイド部12の間の位置)に配置されている。また、切断装置4は、カッター4Aを有し、移動部(図示せず)によりカッター4Aを移動させて、カッター4Aにより帯状部材Hを切断する。これにより、切断装置4は、前の帯状部材H(ドラム2へ供給中の帯状部材H)の後端H2と、次の帯状部材H(次にドラム2へ供給される帯状部材H)の前端H1とを切断する。また、切断装置4により、帯状部材Hは、幅方向に切断されて、所定の巻き付け長さに形成される。
検出装置5は、帯状部材Hの前端H1を検出する検出手段(検出センサ)であり、供給装置10による帯状部材Hの供給経路中で、切断装置4により切断された帯状部材Hの前端H1を検出する。保持装置6は、供給装置10から供給される帯状部材Hの前端H1を保持する保持手段であり、例えば、帯状部材Hを吸着して保持する吸着装置からなる。また、保持装置6は、切断装置4よりも帯状部材Hの供給方向Vの上流側において、切断装置4に隣接する位置に配置され、切断装置4による帯状部材Hの切断前に帯状部材Hを保持する。即ち、保持装置6は、切断装置4の切断により帯状部材Hの前端H1となる部分(次の帯状部材Hの前端H1)を保持し、その状態で、切断装置4は、帯状部材Hを切断する。帯状部材Hの切断前から次の帯状部材Hの巻き付け開始まで、保持装置6は、帯状部材H(次の帯状部材H)の前端H1を保持する。
帯状部材Hの前端H1と後端H2は、前端H1と後端H2の配置手段である配置装置20により、それぞれドラム2の周方向の所定位置に貼り付けられて、ドラム2の外周に配置される。配置装置20は、前端H1と後端H2の貼付装置50と、貼付装置50を帯状部材Hの供給方向Vに沿って移動させる移動装置21を有する。移動装置21は、帯状部材Hの供給方向Vに平行なガイドレール22と、ガイドレール22に連結された移動部23を有する。移動部23は、移動機構(図示せず)により、ガイドレール22に沿って移動する。貼付装置50は、移動部23に取り付けられ、帯状部材Hに向けて配置される。移動装置21は、移動部23を移動させて、貼付装置50を帯状部材Hの供給方向Vに沿って移動させる(矢印M参照)。
配置装置20により、帯状部材Hの前端H1がドラム2に貼り付けられた後、前端H1の固定手段である固定装置30により、帯状部材Hの前端H1がドラム2に固定される。その状態で、帯状部材Hが回転するドラム2に巻き付けられる。帯状部材Hのドラム2への巻き付けが完了したときに、配置装置20により、帯状部材Hの後端H2がドラム2に貼り付けられる。その後、帯状部材Hの接合手段である接合装置40により、前端H1と後端H2が接合される。
図2は、本実施形態の帯状部材Hの配置装置20の一部を示す側面図であり、固定装置30、接合装置40、及び、検出装置5も示している。
図示のように、固定装置30は、配置装置20の貼付装置50に取り付けられ、接合装置40と検出装置5は、配置装置20の移動部23に取り付けられている。そのため、固定装置30、接合装置40、及び、検出装置5は、配置装置20の移動装置21により、貼付装置50とともに移動する。従って、移動装置21は、貼付装置50の移動手段であり、かつ、固定装置30、接合装置40、及び、検出装置5の移動手段でもある。貼付装置50、固定装置30、接合装置40、及び、検出装置5は、移動装置21により移動する移動ユニット8であり、帯状部材Hの供給方向Vと供給方向Vの反対方向に同時に移動する。従って、貼付装置50が移動装置21により移動するときには、貼付装置50を含む移動ユニット8が移動装置21により一体に移動する。
固定装置30は、帯状部材Hを押さえる押さえ部材31と、押さえ部材31の着脱装置32を有する。押さえ部材31は、着脱装置32の保持部材33により保持されて、貼付装置50と帯状部材H(ドラム2)の間に配置される。着脱装置32は、移動機構(図示せず)により保持部材33を移動させて、保持部材33による押さえ部材31の保持と、保持部材33による押さえ部材31の保持の解除を行う。また、保持部材33の移動により、着脱装置32は、押さえ部材31のドラム2への取り付けと、押さえ部材31のドラム2からの取り外しとを行う。
帯状部材Hの前端H1を固定するときに、着脱装置32により、固定装置30は、押さえ部材31をドラム2に取り付けて、押さえ部材31の保持を解除する。押さえ部材31は、例えば、内部の磁石によりドラム2に付着して、ドラム2に固定される。ドラム2への取り付けに伴い、押さえ部材31は、帯状部材Hをドラム2に押さえる。押さえ部材31により、帯状部材Hが押さえ部材31とドラム2に挟まれて、帯状部材Hの前端H1が押さえ部材31によりドラム2に固定される。帯状部材Hの前端H1の固定を解除するときには、着脱装置32により、固定装置30は、押さえ部材31を保持して、押さえ部材31をドラム2から取り外す。これにより、押さえ部材31が固定装置30に回収される。
接合装置40は、帯状部材Hを加圧する加圧部材41と、加圧部材41の移動機構42を有する。移動機構42は、ピストン・シリンダ機構であり、加圧部材41を移動させて、帯状部材Hに加圧部材41を接触させる。帯状部材Hの前端H1と後端H2をドラム2の外周で重ねた後、移動機構42により、加圧部材41が、前端H1と後端H2の重なる部分に押し付けられる。加圧部材41により、接合装置40は、前端H1と後端H2の重なる部分を加圧して、帯状部材Hの前端H1と後端Hを接合する。
配置装置20の貼付装置50は、帯状部材Hの前端H1と後端H2を保持する保持部51と、保持部51の移動機構52を有する。ここでは、保持部51は、帯状部材Hの幅方向の全体を吸着する吸着手段を有し、吸着により、帯状部材Hの前端H1と後端H2の幅方向の全体を保持する。移動機構52は、ピストン・シリンダ機構であり、移動機構52により、保持部51は、帯状部材Hから離れた位置(図2に示す位置)と、帯状部材Hに接触する位置とに移動する。その際、保持部51は、押さえ部材31に形成された通過孔34を通過し、押さえ部材31の一方側から他方側まで移動する。
貼付装置50は、保持部51を帯状部材Hの前端H1と後端H2に接触させて、保持部51により、帯状部材Hの前端H1と後端H2を保持する。また、貼付装置50は、移動機構52により保持部51を移動させて、保持部51により保持された帯状部材Hの前端H1と後端H2をドラム2に押し付ける。これにより、帯状部材Hの前端H1と後端H2がドラム2に貼り付けられる。また、前端H1と後端H2の貼り付け後に、貼付装置50は、保持部51による帯状部材Hの前端H1と後端H2の保持を解除し、移動機構52により、保持部51を帯状部材Hから離す。このように、貼付装置50は、帯状部材Hの前端H1の貼り付けを行う前端貼付手段であり、かつ、帯状部材Hの後端H2の貼り付けを行う後端貼付手段である。
この成形装置1では(図1参照)、前端貼付手段と後端貼付手段は、帯状部材Hの前端H1と後端H2のそれぞれを保持して移動する1つの貼付装置50である。貼付装置50は、移動装置21により移動して、保持部51により保持した帯状部材Hの前端H1と後端H2のそれぞれを移動させる。成形装置1は、貼付装置50を移動させて、帯状部材Hをドラム2に巻き付け、ドラム2により環状部材Kを成形する。以下、成形装置1による環状部材Kの成形手順について説明する。
図3〜図10は、本実施形態の環状部材Kの成形手順を示す側面図である。図11は、環状部材Kの成形の各段階における制御装置7による速度制御を示すグラフであり、成形装置1の各部の速度変化を示している。また、図11に示す速度は、供給装置10による帯状部材Hの供給速度、貼付装置50の移動速度、又は、ドラム2の周速度である。これら3つの速度は、それぞれ環状部材Kの成形中に制御装置7により変更される。
図示のように、成形装置1は、移動装置21により、移動ユニット8(貼付装置50、固定装置30、接合装置40、及び、検出装置5)を移動させて、検出装置5により、帯状部材Hの前端H1を検出する(図3参照)。帯状部材Hの前端H1は、供給装置10による帯状部材Hの供給経路中に位置し、保持装置6により保持されている。次に、貼付装置50が、移動装置21により、検出装置5により検出された帯状部材Hの前端H1の位置に移動して、帯状部材Hの前端H1を保持する。その状態で、保持装置6による前端H1の保持を解除し、移動装置21により、移動ユニット8をドラム2に向かって移動させる(図4参照)。これにより、移動装置21は、前端H1を保持する貼付装置50をドラム2に向かって移動させて、帯状部材Hの前端H1の貼り付けを行う貼付位置(第1貼付位置P1)に貼付装置50を配置する(図5参照)。
貼付装置50の移動時には、ガイド部12の可動部13を移動させて、供給装置10のガイド部12を伸ばす。また、貼付装置50の移動に合わせて、供給装置10は、搬送装置11により帯状部材Hを搬送して、帯状部材Hをドラム2に供給する。貼付装置50は、供給装置10から供給される帯状部材Hの前端H1を保持して、ドラム2に向かって前端H1を移動させる。続いて、移動装置21により、貼付装置50は、第1貼付位置P1まで移動して、第1貼付位置P1に配置される。貼付装置50の第1貼付位置P1への配置と同時に、供給装置10は、搬送装置11による帯状部材Hの搬送を停止して、帯状部材Hのドラム2への供給を中断する。その状態で、帯状部材Hの前端H1をドラム2に押し付けることで、貼付装置50は、前端H1をドラム2の所定位置に貼り付けて配置する(図6参照)。その後、貼付装置50は、帯状部材Hの前端H1の保持を解除する。
このように、前端貼付手段である貼付装置50により、帯状部材Hの前端H1を保持し、ドラム2に帯状部材Hの前端H1を貼り付ける。その際、制御装置7は、供給装置10と移動装置21を制御して、供給装置10による帯状部材Hの供給速度(搬送速度)(図11Aの速度S1)と、移動装置21による貼付装置50の移動速度(前端H1の移動速度)(図11Aの速度S2)とを一致させる。供給装置10と移動装置21は、制御装置7の制御により同期して作動する。
貼付装置50により帯状部材Hの前端H1をドラム2に貼り付けた後、固定装置30は、ドラム2に押さえ部材31を取り付けて、押さえ部材31により、ドラム2に貼り付けられた帯状部材Hの前端H1をドラム2に固定する。その際、押さえ部材31は、前端H1の近傍で帯状部材Hを押さえる。帯状部材Hのドラム2への巻き付け中に、固定装置30は、押さえ部材31により、帯状部材Hの前端H1をドラム2に固定した状態に維持する。
続いて、駆動装置3により、ドラム2を回転させて、帯状部材Hを前端H1からドラム2に巻き付ける(図7参照)。ドラム2の回転に合わせて、供給装置10は、搬送装置11により帯状部材Hを搬送して、帯状部材Hをドラム2に供給する。その際、制御装置7は、供給装置10とドラム2の駆動装置3を制御して、供給装置10による帯状部材Hの供給速度(図11Bの速度S3)と、ドラム2の周速度(帯状部材Hの巻き付け速度)(図11Bの速度S4)とを一致させる。供給装置10と駆動装置3は、制御装置7の制御により同期して作動する。
帯状部材Hの巻き付け中に、貼付装置50は、移動装置21により、切断装置4の位置まで移動する。また、帯状部材Hを前端H1から後端H2まで回転するドラム2に巻き付ける途中に、駆動装置3により、ドラム2の回転を停止して、帯状部材Hの巻き付けを中断する。ドラム2の回転停止と同時に、供給装置10は、搬送装置11による帯状部材Hの搬送を停止して、帯状部材Hのドラム2への供給を中断する。このように、駆動装置3は、帯状部材Hのドラム2への巻き付け途中に、ドラム2の回転を停止することで、供給装置10から供給される帯状部材Hのドラム2への巻き付けを一旦中断する。
帯状部材Hの前端H1を貼り付けたドラム2の回転が停止した状態で、貼付装置50は、切断装置4による切断前の帯状部材Hの後端H2を保持する。貼付装置50により保持される帯状部材Hの後端H2は、切断装置4の切断により帯状部材Hの後端H2となる部分(後端予定部)である。ここでは、帯状部材Hがドラム2に所定長さ巻き付けられたときに、駆動装置3がドラム2の回転を停止し、駆動装置3により帯状部材Hの巻き付けを中断した状態で、貼付装置50が切断前の帯状部材Hの後端H2を保持する。貼付装置50により、前端H1がドラム2に貼り付けられた切断前の帯状部材Hの後端H2が保持される。
帯状部材Hの巻き付けを中断した状態で、切断装置4により、貼付装置50により後端H2が保持された帯状部材Hを、帯状部材Hのドラム2への巻き付け長さに切断する(図8参照)。これにより、切断装置4は、前端H1がドラム2に貼り付けられた帯状部材Hを巻き付け長さに切断する。帯状部材Hの巻き付け長さは、環状部材Kの周長と帯状部材Hの接合量とに基づいて算出される。制御装置7の制御により、前端H1から切断装置4による切断位置までの帯状部材Hの長さが巻き付け長さになったときに、帯状部材Hの巻き付けが中断され、保持装置6が次の帯状部材Hの前端H1を保持する。また、前の帯状部材Hの後端H2が貼付装置50により保持されて、保持装置6により保持された部分と貼付装置50により保持された部分の間で、帯状部材Hが切断装置4により切断される。
切断装置4による帯状部材Hの切断後に、駆動装置3により、ドラム2を回転させて、帯状部材Hのドラム2への巻き付けを再開し、切断後の帯状部材Hを後端H2まで回転するドラム2に巻き付ける。帯状部材Hは、ガイド部12によりガイドされて、ドラム2に供給される。また、切断後の帯状部材Hのドラム2への巻き付けに合わせて、移動装置21は、帯状部材Hの後端H2を保持する貼付装置50を回転するドラム2に向かって移動させる(図9参照)。貼付装置50により、帯状部材Hの巻き付けに合わせて、帯状部材Hの後端H2がドラム2に向かって移動する。続いて、移動装置21は、帯状部材Hの後端H2の貼り付けを行う貼付位置(第2貼付位置P2)まで貼付装置50を移動させて、貼付装置50を第2貼付位置P2に配置する。貼付装置50の第2貼付位置P2への配置と同時に、駆動装置3がドラム2の回転を停止する。
移動装置21により貼付装置50を移動させて切断後の帯状部材Hを回転するドラム2に巻き付けるときに、制御装置7は、ドラム2の駆動装置3と移動装置21を制御して、ドラム2の回転時間T1と貼付装置50の移動時間T2とを一致させる。ドラム2の回転時間T1は、帯状部材Hの巻き付け完了までのドラム2の回転時間、つまり、ドラム2の回転開始から帯状部材Hの巻き付け完了によるドラム2の回転停止までの時間(ドラム2が回転する時間)である。貼付装置50の移動時間T2は、貼付装置50が第2貼付位置P2まで移動する移動時間、つまり、貼付装置50の移動開始から第2貼付位置P2への配置による貼付装置50の移動停止までの時間(貼付装置50が移動する時間)である。制御装置7は、時間T1、T2の一方又は両方を調整する時間調整手段を有し、時間調整手段により2つの時間T1、T2を一致させる。これにより、制御装置7は、帯状部材Hの巻き付けが完了してドラム2の回転が停止したときに、貼付装置50を第2貼付位置P2に配置する。
具体的には、切断後の帯状部材Hの巻き付け開始時に、帯状部材Hの残余の長さとドラム2の残余の回転角度(長さと角度の制御情報という)に基づいて、制御装置7は、ドラム2の駆動装置3と移動装置21を制御する。帯状部材Hの残余の長さは、ドラム2に巻き付けられていない部分の帯状部材Hの長さであり、ドラム2の残余の回転角度は、帯状部材Hの巻き付け完了までのドラム2の回転角度である。長さと角度の制御情報に基づいて、ドラム2の回転時間T1と貼付装置50の移動時間T2とが一致するように、制御装置7は、ドラム2の周速度(帯状部材Hの巻き付け速度)と、移動装置21による貼付装置50の移動速度(後端H2の移動速度)を調整する。これにより、2つの時間T1、T2を一致させて、ドラム2が残余の回転角度だけ回転して停止するときに、貼付装置50を第2貼付位置P2に配置する。
ここでは、ドラム2の周速度(図11Cの速度S5)を変更せずに、貼付装置50の移動速度(図11Cの速度S6〜S7)を変更する。制御装置7は、ドラム2を予め設定された周速度で残余の回転角度だけ回転させたときのドラム2の回転時間T1を算出する。また、制御装置7は、帯状部材Hの残余の長さとドラム2の回転時間T1の算出値(T2)に基づいて、貼付装置50の移動速度を算出する。制御装置7は、算出された貼付装置50の移動速度で、移動装置21により貼付装置50を移動させる。
貼付装置50は、移動装置21により第2貼付位置P2に配置されて、帯状部材Hの後端H2をドラム2に押し付ける。これにより、貼付装置50は、帯状部材Hの後端H2をドラム2に貼り付けて、後端H2を前端H1と重ねて配置する。このように、後端貼付手段である貼付装置50により、切断後の帯状部材Hの後端H2を保持し、帯状部材Hの後端H2を、ドラム2における前端H1との接合位置に貼り付ける。接合位置は、後端H2が前端H1に接合されるドラム2上の所定位置であり、ドラム2に貼り付けられる前端H1の位置に対応して設定される。帯状部材Hの後端H2は、ドラム2に設定された接合位置に貼り付けられて、ドラム2に巻き付けられた帯状部材Hの前端H1に接合される。後端H2が前端H1との接合位置のドラム2に貼り付けられた後、固定装置30は、押さえ部材31をドラム2から取り外して、帯状部材Hの前端H1の固定を解除する。
帯状部材Hの接合時には、移動装置21により、移動ユニット8を移動させて、接合装置40を前端H1と後端H2の加圧を行う位置(加圧位置P3)に配置する(図10参照)。接合装置40は、加圧部材41により、接合位置の帯状部材Hの前端H1と後端H2を加圧して、帯状部材Hの前端H1と後端Hを接合する。その際、加圧部材41により、前端H1と後端H2の重なる部分が加圧されて、前端H1と後端H2が重なる状態で接合される。前端H1と後端H2の接合により、帯状部材Hが環状に成形されて、環状部材Kの成形が完了する。その後(図3参照)、ガイド部12の可動部13を移動させて、供給装置10のガイド部12を縮める。また、貼付装置50は、移動装置21により待機位置に移動し、次の帯状部材Hの巻き付け開始まで待機する。
以上説明したように、帯状部材Hの前端H1と後端H2を保持する貼付装置50により、帯状部材Hの前端H1と後端H2をドラム2に正確に貼り付けることができる。また、帯状部材Hの後端H2を保持した状態で、前端H1がドラム2に貼り付けられた帯状部材Hを切断するため、帯状部材Hの変形と帯状部材Hの長さの変化を抑制して、帯状部材Hをドラム2に精度よく巻き付けることができる。帯状部材Hが、大きな残留応力を有する部材、又は、変形し易い部材であっても、帯状部材Hの変形と帯状部材Hの長さの変化を確実に抑制することができる。貼付装置50により帯状部材Hの前端H1又は後端H2を常に保持しつつ、帯状部材Hをドラム2に正確に巻き付けることができる。
ドラム2の回転時間T1と貼付装置50の移動時間T2とを一致させることで、帯状部材Hの後端H2を前端H1との接合位置に正確に貼り付けることができる。また、帯状部材Hの長さにばらつきが生じたとしても、帯状部材Hを伸ばしながら、又は、帯状部材Hを縮めながら、帯状部材Hをドラム2に精度よく巻き付けることができる。帯状部材Hの前端H1と後端H2の接合量を調整することもできる。
従って、本実施形態の成形装置1と環状部材Kの成形方法によれば、ドラム2に巻き付けた帯状部材Hの前端H1と後端H2の接合の精度を向上させて、環状部材Kを精度よく成形することができる。帯状部材Hの接合量のばらつきが低減するため、作業者による接合の手直しをなくすこともできる。帯状部材Hの巻き付け途中に、切断装置4により帯状部材Hを巻き付け長さに切断することで、ドラム2と切断装置4の間の距離を短くすることができる。その結果、成形装置1をコンパクトにすることができる。固定装置30により、帯状部材Hの前端H1をドラム2に固定するため、前端H1の不要な動きを防止して、前端H1をドラム2の所定位置に確実に保持することができる。
なお、2つの貼付装置(前端貼付手段、後端貼付手段)により、それぞれ帯状部材Hの前端H1と後端H2を保持して貼り付けるようにしてもよい。ただし、1つの貼付装置50により帯状部材Hの前端H1と後端H2の貼り付けを行うときには、成形装置1の構造を、より簡単にすることができる。また、帯状部材Hの前端H1のみをドラム2に貼り付けた状態(帯状部材Hのドラム2への巻き付けを開始する状態)で、貼付装置50により帯状部材Hの後端H2を保持して、切断装置4により帯状部材Hを切断してもよい。この場合には、帯状部材Hの巻き付けを中断することなく、帯状部材Hをドラム2に連続して巻き付ける。貼付装置50を配置する第1貼付位置P1と第2貼付位置P2は、同じ位置であってもよく、互いに異なる位置であってもよい。
以上、帯状部材Hがタイヤ用のベルト部材である例を説明したが、帯状部材Hは、ベルト部材以外の帯状のタイヤ構成部材(トレッド、サイドゴム等)であってもよく、タイヤ構成部材以外の帯状部材であってもよい。また、帯状部材Hは、幅や断面形状を問わず、帯状をなす部材であればよい。帯状部材Hの前端H1と後端H2は、重ねずに、突き合わせた状態で接合してもよい。
1・・・成形装置、2・・・ドラム、3・・・駆動装置、4・・・切断装置、5・・・検出装置、6・・・保持装置、7・・・制御装置、8・・・移動ユニット、10・・・供給装置、11・・・搬送装置、12・・・ガイド部、13・・・可動部、20・・・配置装置、21・・・移動装置、22・・・ガイドレール、23・・・移動部、30・・・固定装置、31・・・押さえ部材、32・・・着脱装置、33・・・保持部材、34・・・通過孔、40・・・接合装置、41・・・加圧部材、42・・・移動機構、50・・・貼付装置、51・・・保持部、52・・・移動機構、H・・・帯状部材、K・・・環状部材。

Claims (6)

  1. 回転するドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端を接合して環状部材を成形する環状部材の成形装置であって、
    帯状部材を供給する供給手段と、
    供給手段から供給される帯状部材の前端を保持し、ドラムに帯状部材の前端を貼り付ける前端貼付手段と、
    前端がドラムに貼り付けられた帯状部材をドラムへの巻き付け長さに切断する切断手段と、
    切断手段による切断前の帯状部材の後端を保持し、切断手段による切断後の帯状部材の後端をドラムにおける前端との接合位置に貼り付ける後端貼付手段と、
    帯状部材の後端を保持する後端貼付手段を回転するドラムに向かって移動させて、帯状部材の後端の貼り付けを行う貼付位置に後端貼付手段を配置する移動手段と、
    移動手段により後端貼付手段を移動させて切断後の帯状部材を回転するドラムに巻き付けるときに、帯状部材の巻き付け完了までのドラムの回転時間と、後端貼付手段が貼付位置まで移動する移動時間とを一致させる制御手段と、
    を備えた環状部材の成形装置。
  2. 請求項1に記載された環状部材の成形装置において、
    ドラムを回転して帯状部材を前端から後端までドラムに巻き付けるとともに、帯状部材の巻き付け途中に、ドラムの回転を停止して帯状部材の巻き付けを中断する回転手段を備え、
    後端貼付手段が、帯状部材の巻き付けを中断した状態で、切断前の帯状部材の後端を保持し、
    切断手段が、帯状部材の巻き付けを中断した状態で、後端貼付手段により後端が保持された帯状部材を切断する環状部材の成形装置。
  3. 請求項1又は2に記載された環状部材の成形装置において、
    前端貼付手段と後端貼付手段が、帯状部材の前端と後端のそれぞれを保持して移動する1つの貼付装置である環状部材の成形装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された環状部材の成形装置において、
    ドラムに貼り付けられた帯状部材の前端をドラムに固定する固定手段を備えた環状部材の成形装置。
  5. 回転するドラムに巻き付けた帯状部材の前端と後端を接合して環状部材を成形する環状部材の成形方法であって、
    前端貼付手段により、供給手段から供給される帯状部材の前端を保持し、ドラムに帯状部材の前端を貼り付ける工程と、
    後端貼付手段により、前端がドラムに貼り付けられた切断前の帯状部材の後端を保持する工程と、
    後端貼付手段により後端が保持された帯状部材をドラムへの巻き付け長さに切断する工程と、
    帯状部材の後端を保持する後端貼付手段を回転するドラムに向かって移動させて、回転するドラムに切断後の帯状部材を巻き付ける工程と、
    後端貼付手段を帯状部材の後端の貼り付けを行う貼付位置に配置して、後端貼付手段により、帯状部材の後端をドラムにおける前端との接合位置に貼り付ける工程と、を有し、
    切断後の帯状部材を巻き付ける工程が、帯状部材の巻き付け完了までのドラムの回転時間と、後端貼付手段が貼付位置まで移動する移動時間とを一致させる工程を有する環状部材の成形方法。
  6. 請求項5に記載された環状部材の成形方法において、
    帯状部材を前端から後端まで回転するドラムに巻き付ける途中に、ドラムの回転を停止して帯状部材の巻き付けを中断する工程を有し、
    切断前の帯状部材の後端を保持する工程が、帯状部材の巻き付けを中断した状態で、後端貼付手段により切断前の帯状部材の後端を保持する工程を有し、
    帯状部材をドラムへの巻き付け長さに切断する工程が、帯状部材の巻き付けを中断した状態で、後端貼付手段により後端が保持された帯状部材を切断する工程を有する環状部材の成形方法。
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