JP2015536724A5

JP2015536724A5 -

Info

Publication number: JP2015536724A5
Application number: JP2015541173A
Authority: JP
Filing date: 2013-11-11
Publication date: 2017-02-09

Claims

金属合金から製造される支持構造（１）と、生分解性且つ吸収性の保護構造（７）を備え、
前記保護構造（７）が前記支持構造（１）とは異なる材料を含み、
前記支持構造（１）が前記保護構造（７）に包囲されている骨インプラントであって、
前記支持構造（１）は複数の個々に相互連結された支持部材（２）を備えており、
哺乳動物などの個体の骨に固定された位置で侵食性の体液との接触から前記支持構造（１）が保護されるように、前記保護構造（７）が前記支持構造（１）におよび／または前記支持構造（１）上に配置されていることを特徴とする骨インプラント。
前記金属合金が生分解性且つ吸収性の材料であることを特徴とする、請求項１に記載の骨インプラント。
前記支持構造（１）の材料が、マグネシウム、鉄、亜鉛、ストロンチウム、フッ素、マンガンおよびカルシウム、ならびにそれらから得られ得るイオンからなる群の少なくとも１つまたは複数を含むことを特徴とする、請求項１または２に記載の骨インプラント。
前記保護構造（７）が、前記支持構造（１）とは異なる材料から製造されている、請求項１から３のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記保護構造（７）が非金属材料であり、好ましくはプラスチック材料から製造され、さらに好ましくはポリラクチド化合物を含むことを特徴とする、請求項１から４のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記保護構造（７）がＰＬＡなどのポリ乳酸、および／またはポリグリコール酸（ＰＧＡ）、および／またはラクチド/ε-カプロラクトン共重合体などのポリカプロラクトン（ＰＣＬ）、および／またはＰＤＡ、ＰＤＬＬＡ−ＴＣＰ、および／またはＰＤＬＬＡ−炭酸カルシウムを含むことを特徴とする、請求項１から５のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記支持構造（１）と前記保護構造（７）が、材料複合成分またはハイブリッド成分のように互いに侵入しているまたは互いに混合していることを特徴とする、請求項１から６のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記支持構造（１）の前記支持部材（２）が、粒状体および／またはボール（３）などの隣接する支持粒子、および／または棒（１０）などの格子部材、および／または六角形部材、および／または三角形、および／またはクローフット状の部材、および／またはハニカム、および／または繊維（９）の形態を示すことを特徴とする、請求項１から７のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記支持構造（１）が発泡金属の構造を有する請求項１から７のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記支持構造（１）の前記支持部材（２）が間に空隙（８）が設けられるように互いに隣接していることを特徴とする、請求項８又は９に記載の骨インプラント。
少なくとも１個の空隙（８）または好ましくは複数の空隙（８）、好ましくは全ての空隙（８）が、少なくとも部分的に、好ましくは完全に前記保護構造の材料（７）で充填されていることを特徴とする、請求項１０に記載の骨インプラント。
一部の空隙（８）が前記保護構造（７）の材料で完全に充填されており、一部の空隙（８）が前記保護構造（７）の材料で部分的にしか充填されておらず、好ましくは完全に充填された空隙と部分的に充填された空隙との比が２０：１から１０：１であり、さらに好ましくは当該比が約１５：１であることを特徴とする、請求項１１に記載の骨インプラント。
前記支持構造（１）が前記保護構造（７）と絡まっている、および／またはサンドイッチ構造状に組み合わせられていることを特徴とする、請求項１から１２のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記支持構造（１）は前記保護構造（７）より、例えば機械的強度が高いことを特徴とする、請求項１から１３のいずれか一項に記載の骨インプラント。
前記骨インプラントがプレート、頭蓋骨インプラント、釘、格子、布、リベットまたはネジの形態であることを特徴とする、請求項１から１４のいずれか一項に記載の骨インプラント。