JP2015536408A - 交換可能な流体容器 - Google Patents

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Abstract

車両、例えば、車両エンジンのための交換可能な流体容器であって、該容器は、一つの筐体であって、一つの流体貯留槽を含む筐体;少なくとも一つの流体ポートであって、前記筐体上に配置され、前記流体貯留槽と前記車両を流体連結状態に連結するための流体ポート;一つの通気ポートであって、前記筐体上に配置され、前記流体貯留槽と前記車両の前記流体システムを流体連結状態に連結するために設けられ、気体が前記流体貯留槽に流入しおよび流出することを許容するための通気ポート;一つの通気管であって、第一端において前記通気ポートに接続されるとともに前記流体貯留槽の中に配置されていて、前記流体容器が前記車両の流体システムと流体連結状態にある前記流体貯留槽と接続されているとき、該流体貯留槽の中に収容された液体を貫通し、前記流体貯留槽内の流体上部のヘッドスペースの中の通気管の第二端で前記通気ポートと前記ヘッドスペースの間の気体連結状態を許容する通気管を含み、ここで、前記通気管は、該通気管の第二端に一つの通気バルブを含んでおり、該通気バルブは、前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にないときには、前記流体貯留槽から流体と気体が前記通気管の中に流入することを防ぐため閉じるように調整されており、また前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にあるときには、前記通気管と前記通気ポートを介して、前記ヘッドスペースとエンジンの間の気体連結状態を許容するため開くように調整されている流体容器。【選択図】図1

Description

本発明は、車両およびエンジンのための交換可能な流体容器に関する。本発明はまた、一つの流体系と流体連結状態にある前記の一つの容器を含む一つの装置および前記の装置を含む車両にも関連する。
多くの車両エンジンは、その動作のために一つあるいはそれ以上の流体を利用する。そのような流体は、多くの場合液体である。例えば、内燃機関は液体の潤滑油組成物を利用している。同様に、電気エンジンも熱交換流体を利用しており、例えばエンジンを冷却し、暖め、あるいは異なる動作状態にあるエンジンを冷却し、暖めるためである。そのような流体は、一般にエンジンに結合した貯留槽の中に保持されており、そして定期的な交換を必要とする可能性のあるものである。
車両エンジンの中のエンジン潤滑油組成物の従来における定期的交換には、通常その組成物をエンジン廃油槽から排出することが含まれる。その工程はまた、エンジンオイルフィルタを取り除くことおよび交換することを含み得る。その処置は、通常エンジンの下側からエンジン廃油槽排出プラグおよびオイルフィルタにアクセスすることを必要とし、手工具を利用することが必要となる可能性があり、また排出された潤滑油組成物のための適切な収集方法が必要となる可能性のあることが通例である。
内燃機関のための迅速交換可能なオイルフィルタ/貯留槽システムを提供するための多くの試みがなされてきた。
米国特許US 4151823号は、一つの一次オイルポンプと一つのオイルフィルタエレメントおよびオイル供給を包含する一つのカートリッジを含む廃油槽を有する内燃機関のための迅速交換可能なオイルフィルタ/貯留槽システムに関連する。US 4151823号の図1に示され、そしてコラム3の22行から30行にかけて記載された一つの実施例では、そのカートリッジは従来的な直ぐに取り外しができる実装法により取付板に留められていると述べられている。この実施例におけるブリーザーキャップは、そのキャップに連結された一つのパイプとともに示されている。
米国特許US 6348149号は、オイルをろ過するための一つの製品に関する。
米国特許US 5640936号は、一つのドライサンプ4サイクル内燃機関のための取り外し可能な油貯蔵および供給タンクに関するものである。図3に図示され、およびカラム3の27行目からカラム4の46行目にかけて記載された実施例によれば、一つのタンク30は、三つの迅速交換式コネクタ60の雄型部62によって底部で支持されている。三つのオイル系統54、56および58の全ては、タンク30を貫通する迅速交換式コネクタ60によってタンク30に取り付けられていると述べられている。上記書類のカラム4の28行目から36行目によれば、一つのチューブ50がオイル捕集経路56に接続されたコネクタ60の雌要素64の頂部に取り付けられている。カラム4の37行から41行によれば、一つのチューブ51がオイル通気管路58に接続されたコネクタ60の雌要素64の頂部に取り付けられている。そこには、このチューブ51が、オイル通気管路58を超えて、タンク30の中の空隙の中でオイル面52の上部に伸びていて、クランク室にむけて通気するようになっていることが述べられている。
例えば、通気管の形態による通気は、容器の流体貯留槽から流体が除去されあるいは流出するのを促進させ、および/または流体がその流体貯留槽に流れ込み、また流れ出るのを促進させるためにその流体貯留槽に備えることができる。時に、永遠の環境に対して容器の流体貯留槽を閉じることが望まれ、例えば、容器を輸送する場合であり、特にその容器が、例えば潤滑油組成物や熱交換流体などの流体を含む場合である。そのような容器の通気管に関する一つの問題は、その通気管自体が永遠の環境に対して閉じているときでさえ、流体がその通気管に入り得ることにある。
これらの容器に関する問題の少なくともいくつかを回避しあるいは少なくとも軽減するエンジンのための交換可能な流体容器に対する需要が依然として存在する。
したがって、本発明の一側面によれば、車両のための一つの交換可能な流体容器が提供され、その容器は
一つの筐体であって、一つの流体貯留槽を含む筐体;
少なくとも一つの流体ポートであって、前記筐体の上に配置され、前記流体貯留槽を車両の流体システムと流体連結状態で接続するための流体ポート;
一つの通気ポートであって、前記筐体の上に配置され、気体が前記流体貯留槽の中に流入し、また流出することを可能にするように、前記流体貯留槽をエンジンと流体連結状態で接続するための通気ポート;
一つの通気管であって、第一端において前記通気ポートに接続されるとともに前記流体容器の中に配置されており、前記流体容器が、前記流体システムと流体連結状態にある前記流体貯留槽に接続されているとき、前記流体貯留槽の中に含まれる流体を貫通し、前記流体貯留槽の中の流体の上部にできたヘッドスペースの中の前記通気管の第二端によって、前記通気ポートと前記流体の上部のヘッドスペースとの間の気体連結を許容する通気管
を含み、
ここで、前記通気管は、前記通気ポートが車両と流体連結状態にないとき、流体と気体が前記流体貯留槽から前記通気管の中に侵入するのを防ぐために閉じるように調整され、および前記通気ポートが車両と流体連結状態にあるとき、前記通気管と通気ポートを介して前記ヘッドスペースと前記エンジンとの気体連結を許容するため開くように調整された一つの通気バルブを前記通気管の第二端に含む。
本発明のさらなる一側面によれば、車両、例えば、車両のエンジン、の流体システムと流体連結状態にある一つの交換可能な流体容器を含む一つの装置が提供され、
ここで、前記流体容器は、
一つの流体貯留槽を含む一つの筐体;
少なくとも一つの流体ポートであって、前記筐体の上に配置され、前記流体貯留槽を車両、例えば、車両のエンジン、の流体システムと流体連結状態で接続するための流体ポート;
一つの通気ポートであって、前記筐体の上に配置され、気体が前記流体貯留槽の中に流入し、また流出することを可能にするため前記流体貯留槽を車両と流体連結状態で接続するための通気ポート;
一つの通気管であって、第一端において前記通気ポートに接続されるとともに前記流体貯留槽の中に配置されており、前記流体容器が、前記車両の流体システムと流体連結状態にある前記流体貯留槽に接続されているとき、前記流体貯留槽の中に含まれる流体を貫通し、前記流体貯留槽の中の流体の上部のヘッドスペースの中の前記通気管の第二端によって、前記通気ポートと前記ヘッドスペースとの間の気体連結を許容する通気管
を含み、
ここで、前記通気管は、前記通気ポートが車両と流体連結状態にないとき、流体と気体が前記流体貯留槽から前記通気管の中に侵入するのを防ぐために閉じるよう調整され、および前記通気ポートが車両と流体連結状態にあるとき、前記通気管と通気ポートを介して前記ヘッドスペースと前記車両のエンジンとの間の気体連結を許容するため開くように調整された一つの通気バルブを前記通気管の第二端に含む。
本発明のよりさらなる一側面によれば、上述の装置を含む一つの車両が提供される。
これらの、また他の例による開示は、車両、例えば、一つの車両エンジンが接続された車両、のための交換可能な流体容器の流体貯留槽の中のヘッドスペースの通気を促進させ、そして一つの通気バルブを利用することにより、前記流体容器が車両から取り外されたときに、流体が前記通気管に流入することを防ぎ、あるいは少なくとも減少させることができる一つの容器を提供する。このことは、交換可能な流体容器の形や大きさが、車両、例えば、車両のエンジン、に適合しているとき、流体はほとんど存在せず、仮にそれが存在する場合にも、通気管の中にはほとんど存在しないという利点を有し得る。例えば、車両が一つの内燃機関であるエンジンとエンジン潤滑油組成物を含む交換可能な容器の流体貯留槽を含むとき、潤滑油による不適切なエンジンの汚染を減少させ、あるいは流体貯留槽の通気管がエンジンと、例えばエンジンの空気取り込みポートによって、流体連結状態に接続されているときには除去さえされる。通気管は、流体を流体貯留槽から取り除き、あるいは流出させるのを促進し、および/または流体貯留槽に流体が流入し、また流出するのを促進する。通気バルブは、例えば容器が運搬されているときであって、特に容器が液体、例えば潤滑油組成物あるいは熱交換流体のような流体を含んでいるとき、永遠の環境に対して流体貯留槽が閉じることを促進する。
少なくとも幾つかの例では、通気ポートは、一つの通気ポートバルブであって、車両、例えば、車両のエンジン、と流体連結状態にないときにその通気ポートバルブが閉じるように設定され、そして車両と流体連結状態にあるときには開き、それによって前記ヘッドスペースとエンジンとの間の気体流通を通気管および通気ポートを経て可能とする通気ポートバルブを含む。通気ポートバルブは、ポペットバルブとすることができる。
少なくとも幾つかの例では、通気バルブは、通気ポートが車両、例えば車両のエンジン、と流体連結状態にあるとき通気バルブを開くように作用されるように設定された一つのアクチュエーターロッドを含む。
少なくとも幾つかの例では、通気バルブは、通気ポートがエンジンと流体連結状態にあるとき通気バルブを開くよう作用するように設定された一つのアクチュエーターロッドを含み;通気ポートは、その通気ポートが車両と流体連結状態にあるときに開くように設定された一つの通気ポートバルブを含み;そして前記アクチュエーターロッドは、通気ポートバルブと通気バルブを連結して、通気バルブと通気ポートバルブが同時に開きそして閉じるようにする。
アクチュエーターロッドは、通気管の中に置くことができる。
少なくとも幾つかの例では、通気バルブは、一つのポペットバルブであって、通気ポートがエンジンと流体連結状態にないときにそのポペットバルブを閉じ、そして、通気ポートが車両、例えば、車両のエンジン、と流体連結状態にあるときそのポペットバルブを開けるように適合させた一つのステムを含むポペットバルブを含む。
少なくとも幾つかの例では、通気バルブは、一つのポペットバルブであって、通気ポートが車両、例えば、車両のエンジン、と流体連結状態にないときにそのポペットバルブを閉じ、そして、通気ポートが車両と流体連結状態にあるときその通気バルブを開けるように適合させた一つのステムを含む一つのポペットバルブを含み;および前記通気バルブのステムは、一つのアクチュエーターロッドに接続されていて、そのアクチュエーターロッドは、通気ポートが車両、例えば車両のエンジンと流体連結状態にあるときにその通気バルブを開くように作用し、そして通気ポートが車両と流体連結状態にないとき、その通気バルブを閉じように作用するよう設定されている。
少なくとも幾つかの例では、通気バルブは、一つのポペットバルブであって、通気ポートが車両、例えば、車両のエンジン、と流体連結状態にないときにその通気バルブを閉じ、そして、通気ポートが車両と流体連結状態にあるときその通気バルブを開けるように適合させた一つのステムを含む一つのポペットバルブを含み;前記通気バルブのステムは、一つのアクチュエーターロッドに接続されていて、そのアクチュエーターロッドは、通気ポートが車両、例えば車両のエンジンと流体連結状態にあるときにその通気バルブを開くように作用し、そして通気ポートが車両と流体連結状態にないとき、その通気バルブを閉じるように作用するよう設定されており;およびアクチュエーターロッドは、通気ポートバルブと通気バルブのステムを接続して、それら通気バルブおよび通気ポートバルブが同時に開きそして閉じることを可能にする。アクチュエーターロッドは、通気管の中に置くことができる。
ポペットバルブは、通気管の第二端の外縁を超えて拡がるように配置された一つのヘッドを含む一つのプラグを含むことができる。開示したこれらのそして他の例は、通気バルブが開いているとき、例えば、ヘッドスペース内の通気管の第二端に対する部分的な隔壁として作用するヘッドにより、流体が通気管の中に入る可能性を減少させるのに役立つ。
通気管の第二端は流体の侵入を抑止するように調整することができる。例えば、通気管の第二端に角度を付け、あるいは流体貯留槽に流体が含まれているときに流体の侵入を抑止する方向、例えば、流体入口ポートを通って流体が流体貯留槽に流れ込むどのような点からも逸れるような方向に向かせることができる。
少なくとも幾つかの例では、流体貯留槽は、気体が通気管に流れ込みそして流れ出ることを許容する一方で流体が通気管の中に流れ込むことを抑制するように調整された穴あき偏向板を含む。
少なくとも幾つかの例では、容器は少なくとも二つの流体ポートを含んでおり、それらは以下を含む:
少なくとも一つの流体出口ポートであって、流体貯留槽からエンジンに流体を供給するために、車両、例えば車両のエンジン、の流体システムと流体貯留槽とを流体連結状態に接続するため筐体上に配置された流体出口ポート;および
少なくとも一つの流体入口ポートであって、車両から流体貯留槽に流体を受け容れるために、車両の流体システムと流体貯留槽とを流体連結状態に接続するため筐体上に配置された流体入口ポート。
それらの流体ポート、例えば、流体入口ポートおよび流体出口ポートは自己気密バルブを含むことができる。
少なくとも一つの流体ポートおよび通気ポートを一つの連結機構の上に配置することができる。
少なくとも幾つかの例では、その連結機構は、車両、例えば、車両のエンジンと流体貯留槽とを流体連結状態に連結するため、接続可能な容器であるように配置される。
各々の流体ポートは一つの自己気密ポートを含むことができる。一般的には、自己気密ポートは、対応するポートが連結されているときに、バルブの前段の連結ポートの間、あるいは流体が流れることを許容するように開く複数のバルブの間を気密にする特徴を有する。連結が解除されると、ポートの間の気密状態が破られる前に、各々のポートを気密にするために、バルブ、あるいは複数のバルブが閉じる。適切なバルブは、スプリング式ポペットバルブおよび偏向逆流防止バルブを含む。
容器の各々の自己気密ポートは、ポートが連結され、あるいは連結が解除されているときに、その中に流体が流れない「ドライブレイク」を提供することができる。あるいは、システムの各々の自己気密ポートは、ポートが連結され、あるいは連結が解除されているときに、その中に高々本質的でない量の流体の流れ、例えば、数滴の液体、しか存在しない「ダンプブレイク」を提供することができる。
幾つかの例では、流体入口ポートおよび流体出口ポートは、その各々、あるいは両方が一つの逆流防止バルブを含むことができる。適切には、通気ポートは逆流防止バルブを含まない。
少なくとも幾つかの例では、容器の流体貯留槽は流体、例えば、液体を含む。流体貯留槽は、液体である流体のための一つの流体貯留槽とすることができる。その液体は、潤滑油組成物、例えば、エンジン潤滑油組成物あるいは電気エンジンのための熱交換流体であり得る。その液体は、自立式流体システム、例えばエンジン潤滑油組成物であって、例えば潤滑油組成物のための、あるいは一つの熱交換流体、例えば電気エンジンのための熱交換流体のための、一つの液体であり得る。その液体は、非自立式流体システムのための一つの液体、例えば、除氷剤、水および/または洗剤であり得る。
したがって、容器は、新鮮、回復済み、あるいは未使用のエンジン潤滑油組成物を含み、エンジンの上の容器であって、便利に交換することができ、その容器が使用済みの、あるいは消費されたエンジン潤滑油組成物を収容する一つの流体貯留槽を含む容器を含む一つの自己充足型システムとして提供され得る。もし容器が一つのフィルターをも含むなら、これもまた消費された、あるいは使用済みの熱交換流体といっしょに交換される。
潤滑油組成物は、熱交換特性を有することができる。
潤滑油組成物は、少なくとも一つの基礎原料と少なくとも一つの潤滑油添加剤を含むことができる。適切な基礎原料は、生物由来の基礎原料、鉱物油由来の基礎原料、合成基礎原料および準合成基礎原料を含む。適切な潤滑油添加剤としては、例えば、エンジン潤滑油添加剤が当該技術分野において知られている。添加剤の例としては、有機および/または無機化合物が含まれる。典型的には、少なくとも幾つかの例によれば、エンジン潤滑油組成物は全基礎原料に対して約60から90重量%を占め、および約40から10重量%の添加剤を含む。適切なエンジン潤滑油組成物は内燃機関のための潤滑油組成物を含む。
潤滑油組成物は、単一粘度グレードあるいは複数粘度グレードのエンジン潤滑油組成物を含むことができる。適切なエンジン潤滑油組成物の例は、単一目的潤滑油組成物あるいは多目的潤滑油組成物を含む。
少なくとも幾つかの例によれば、潤滑油組成物は、例えば、一つの潤滑油組成物およびエンジン潤滑油組成物、例えば、内燃機関、例えば、火花点火機関および/または圧縮内燃機関のための潤滑油組成物である。
液体は、電気エンジンのための一つの熱交換流体であり得る。したがって、その容器は、使用済みあるいは消費済みの熱交換流体を収容する一つの流体貯留槽を含む容器であって、電気エンジン上の容器を便利に交換することができる電気エンジンのための新鮮、回復済み、あるいは未使用の熱交換流体を収容する自己充足型の容器として提供され得る。
電気エンジンのための適切な熱交換流体は、水性流体および非水性流体を含む。電気エンジンのための適切な熱交換流体は、有機および/または無機の能力向上添加剤を含む流体を含む。電気エンジンのための適切な熱交換流体は、人工あるいは生物由来の流体、例えばベタイン(Betaine)、を含む。少なくとも幾つかの実施例では、熱交換流体は、防火特性、および/または水力学的特性を有する。適切な熱交換流体は相変化流体を含む。適切な熱交換流体は溶融金属および塩を含む。適切な熱交換流体はナノ流体を含む。ナノ流体は、基礎流体中に浮遊するナノ粒子を含み、それは固体、液体あるいは気体であり得る。適切な熱交換流体は複数の気体および液体を含む。適切な熱交換流体は複数の液化ガスを含む。
ここでは、例えば車両エンジン流体システムのための車両流体システムについて述べているが、本発明は、それが車両に関するか否かに関わらず、エンジンのための流体システム一般にも関連する。
したがって、本発明のさらなる側面によれば、一つのエンジンのための交換可能な流体容器が提供され、その容器は、
一つの筐体であって、一つの流体貯留槽を含む筐体;
少なくとも一つの流体ポートであって、前記筐体の上に配置され、前記流体貯留槽をエンジンの流体システムと流体連結状態で接続するための流体ポート;
一つの通気ポートであって、前記筐体の上に配置され、気体が前記流体貯留槽の中に流入し、また流出することを可能にするため前記流体貯留槽をエンジンと流体連結状態で接続するための通気ポート;
一つの通気管であって、第一端において前記通気ポートに接続されるとともに前記流体貯留槽の中に配置されており、前記流体容器が、前記エンジンの流体システムと流体連結状態に前記流体貯留槽に接続されているとき、前記流体貯留槽の中に含まれる流体を貫通し、前記流体貯留槽の中の流体の上部にできたヘッドスペースの中の前記通気管の第二端によって、前記通気ポートと前記ヘッドスペースとの間の気体連結を許容する通気管
を含み、ここで、前記通気管は、前記通気ポートがエンジンと流体連結状態にないとき、流体と気体が前記流体貯留槽から前記通気管の中に侵入するのを防ぐために閉じるよう調整され、および前記通気ポートがエンジンと流体連結状態にあるとき、前記通気管と前記通気ポートを介して前記ヘッドスペースと前記エンジンとの気体連結を許容するため開くように調整された一つの通気バルブを該通気管の第二端に含む。
もう一つ別の側面によれば、ここに述べた一つの容器であって、車両の流体システム、例えば一つの車両エンジンの流体システムと流体入口ポートおよび流体出口ポートを介して流体連結状態にある容器と、車両、例えば、車両のエンジン、すなわち、車両エンジンの流体システムおよび/またはエンジンが一つの内燃機関エンジンであるとき車両エンジンの一つの空気吸入マニホールドとを含む一つの装置が提供される。
もう一つ別の側面によれば、ここに述べた一つの容器であって、流体入口ポートと流体出口ポートを介して一つのエンジンの流体システムと流体連結状態にある容器と、エンジン、例えば、エンジンの流体システムと流体連結状態にある通気ポート、および/またはエンジンが一つの内燃機関であるときエンジンの一つの空気吸入マニホールドとを含む装置が提供される。
もう一つ別の側面によれば、上に述べたような装置を備えた車両が提供される。
エンジンは一つの内燃機関であり得る。適切な内燃機関は、火花点火内燃機関および圧縮内燃機関を含む。エンジンは、電気エンジンでもあり得る。
適切な車両には、自動二輪車、地ならし車、採掘車、大型車両および乗用車が含まれる。
本願発明は、添付図面への参照とともに実質的にここに記載した方法および/または装置に拡大適用される。
本願発明の一側面のいかなる特徴も、それらの適切な組み合わせにより、本願発明の他の側面に適用され得る。特に、方法側面の特徴は、装置側面に適用し得るものであり、その逆も同様である。
単なる例示の目的で、下記の図面を参照しつつ本願発明について説明する。ここで:
図1は、閉位置にある一つの通気バルブを有する本願発明に係る一つの容器の垂直断面図であり、そして 図2は、通気バルブが開位置にある図1の容器の垂直断面図である。
付図では、同種の要素に同様の数字表示が用いられる。
図1および2を参照すると、容器1は、一つの流体貯留槽2と一つの連結機構3を含む。連結機構3は、使用中において、一つのエンジン16、例えば、一つの内燃機関に接続されるように配置される。使用状態において流体貯留槽2は流体4を収容しており、流体4は一つの流体出口ポート5を経てエンジンの流体システム17に供給され、また使用済みの流体は流体入口ポート6を経て流体貯留槽2に還流される。これにより、流体4を、流体出口ポート5を経て自重送り式で供給できるようになり、このことは気体、通常は空気、を流体貯留槽2に流入させるために必要なことである。これは、通気管9の第一端14に連結された一つの通気ポート7を備えることによって達成される。通気管9は、流体貯留槽2の流体4の上のヘッドスペース18の中の通気管9の第二端15により流体貯留槽2の中に収容された流体4を貫通し、通気ポート7とヘッドスペース8の間の気体連結を可能にする。通気管9は、通気ポート7がエンジンと流体連結状態にないときには流体貯留槽1から流体および気体の侵入を防ぐため閉じるように調整されており、また通気ポート7がエンジンと流体連結状態にあるときには通気管9と通気ポート7を介してヘッドスペース8とエンジンの間の気体連結を可能とするため開くように調整されている一つの通気バルブ10を通気管9の第二端15において含む。
通気管9は、容器1が直立位置にあるとき流体4を貫通し、そして気体が妨げられることなく流体貯留槽2の中の流体4を通ってヘッドスペース8に通り抜けることを許容する。通気バルブ10は、通気ポート7とエンジン16、例えば、一つの内燃機関の空気取入口マニホールド、とが流体連結にあるとき、通気バルブ10が開くよう作用させるために配置された一つのアクチュエーターロッド11を含む。このアクチュエーターロッドは、通気管9の中に位置している。
図1に示したように、通気ポート7がエンジン16と流体連結状態にないとき通気バルブ10を閉じ、そして流体4とヘッドスペース8からの気体が流体貯留槽2から通気管9の中に侵入することを妨げる。
流体入口ポート6および流体出口ポート5は、セルフシール式バルブとすることができる(表示せず)。そこで、輸送目的のため、流体貯留槽2を外部環境から密閉し、流体4が漏れないようにすることができる。バイアス機構(表示せず)、例えばバネなどのような、を、容器が輸送されているときに通気バルブ10を閉じた状態に確実に保つために提供することができる。
図2は、図1の対応する容器1を示しており、ここでは、流体ポート5、6を有する一つのエンジン16がエンジンの流体システム17と流体連結状態にあり、および通気ポート7がエンジン16、例えば、一つの内燃機関の空気吸入マニホールド、と流体連結状態の位置にある。
連結機構3がエンジン17と咬合すると、通気ポート7をエンジン16(例えば、エンジンが一つの内燃機関であるとき、エンジンの空気吸入マニホールド)との流体連結状態に導き、また流体ポート5、6をエンジン流体システム17との流体連結状態に導き、かつアクチュエーターロッド11が通気バルブ10に作用してこれを開かせる。
これにより、ヘッドスペース8とエンジン16、例えば、一つの内燃機関の空気吸入マニホールドが、通気管9と通気ポート7を介して気体連結状態となることが許容される。
図1および2の両方から分かるように、一つの偏向板13を具備することができる。この偏向板13には穴が開けられており、そして流体4が跳ねかかり、また、例えば、仮にエンジンが一つの車両のエンジンであって、ブレーキ状態あるいは他の運動状態にあるようなエンジンの突然の動作により、通気管9の第二端15の中に流入することを抑止するように配置される。同様に、通気バルブ10は、一つのヘッド19であって通気管9の第二端15の外縁部20を超えて拡がるように配置されたヘッドを含む一つのプラグ18を含む一つのポペットバルブである。これらの、そして他の実施例の開示には、通気バルブが開いた場合でさえ、通気バルブ10のヘッド19に何かの事情で到達するどのような流体4も、通気管9の中に入るよりも、通気バルブ9の周囲から後退するという利点がある。
本願発明によれば、エンジンに取り外し可能な一つの容器であって、流体をそのエンジンに供給することができ、また輸送のため気密状態にして使用されている間にも通気することができる容器を提供することができる。
本発明の側面を車両エンジンに関連させて述べ、また本願発明の例としてエンジン潤滑油組成物の使用について述べたが、本発明の特徴は他の用途においても見出しうるものであると考えられる。
例えば、本発明の一側面による流体容器は、装置あるいは設備の広い範囲に関連して用いることができる。例えば、その流体容器は、様々な静止機械および移動機械、例えば、旋盤、あるいは製造および組立設備などの産業機械のエンジンや車両に関する適用を見出すことができる。
したがって、本発明の一側面による流体容器の例は、装置あるいは設備の領域、例えば、一つあるいはそれ以上の可動部品を含む領域であり、例えばギアボックス、に潤滑油組成物を供給するために使用することができる。本発明の一つの側面の一例としては、一つの風力タービン、例えば、風力タービンの一つあるいはそれ以上の稼働部品に潤滑油組成物を供給するための流体容器を提供する。
その容器は、潤滑油組成物を装置に供給し得るものであり、あるいは装置に潤滑油以外の流体を供給することができる。例えば、流体は、燃料組成物、例えば、ガソリンやディーゼルを含むことができる。本発明の一側面による流体貯留槽は、例えば、装置の燃料供給システムに対する流体の供給を目的とすることができる。例えば、流体貯留槽は、車両あるいは工具、例えば、自動車、自動二輪車あるいは芝刈り機、に対して燃料を供給することができる。
もう一つ別の例では、容器は、流体、例えば、潤滑油および/または燃料を、手工具、例えば、植木用の電気バリカンやリーフブロアに供給するために用いられる。
流体は、例えば一つの水性あるいは溶剤型組成物、例えば、洗剤組成物を含むことができる。流体は、例えば、車のフロントガラス洗浄用の流体を含むことができる。本発明の一側面による容器は、例えば、車両のフロントガラス洗浄用流体配送システムに対して流体を供給する目的とすることができる。
したがって、本発明の側面による例の幾つかでは、流体システムは流体循環システムを含み、あるいは含まないものとすることができる。
本発明のさらなる一側面は、装置のための交換可能な流体容器を提供し、その容器は、
一つの流体貯留槽を含む一つの筐体;
少なくとも一つの流体ポートであって、前記筐体の上に配置され、前記流体貯留槽を装置の流体システムと流体連結状態で接続するための流体ポート;
一つの通気ポートであって、前記筐体の上に配置され、気体が前記流体貯留槽の中に流入し、また流出することを可能にするため前記流体貯留槽を装置と流体連結状態で接続するための通気ポート;
一つの通気管であって、第一端において前記通気ポートに接続されるとともに前記流体容器の中に配置されており、前記流体容器が、前記流体システムと流体連結状態にある前記流体貯留槽に接続されているとき、前記流体貯留槽の中に収容されている流体を貫通し、前記流体貯留槽の中の流体の上部にできたヘッドスペースの中の前記通気管の第二端によって、前記通気ポートと前記ヘッドスペースとの間の気体連結を許容する通気管
を含み、
ここで、前記通気管は、前記通気ポートが装置と流体連結状態にないとき、流体と気体が前記流体貯留槽から前記通気管の中に侵入するのを防ぐために閉じ、および前記通気ポートが装置と流体連結状態にあるとき、前記通気管と通気ポートを介して前記ヘッドスペースと前記装置との気体連結を許容するため開くように調整された一つの通気バルブを該通気管の第二端に含む。
上に記載した本願発明は純粋な例として記載したものであることが理解されるのであり、また本願発明の特許請求の範囲内において細部を改良のため変更することができる。
上記の説明で開示した特徴の各々、および(必要に応じて)請求項および図は、それぞれ独立にあるいはいかなる適切な組み合わせにおいても提供され得るものである。

Claims (18)

  1. 車両のための交換可能な流体容器であって、該容器は、
    一つの筐体であって、一つの流体貯留槽を含む筐体;
    少なくとも一つの流体ポートであって、前記筐体の上に配置され、前記流体貯留槽を車両の流体システムと流体連結状態で接続するための流体ポート
    一つの通気ポートであって、前記筐体の上に配置され、気体が前記流体貯留槽の中に流入し、また流出することを可能にするため前記流体貯留槽をエンジンと流体連結状態で接続するための通気ポート;
    一つの通気管であって、第一端において前記通気ポートに接続されるとともに前記流体容器の中に配置されており、前記流体容器が、前記流体システムと流体連結状態にある前記流体貯留槽に接続されているとき、前記流体貯留槽の中に収容されている流体を貫通し、前記流体貯留槽の中の流体の上部にできたヘッドスペースの中の前記通気管の第二端によって、前記通気ポートと前記ヘッドスペースとの間の気体連結を許容する通気管
    を含み、
    ここで、前記通気管は、該通気管の第二端に一つの通気バルブを含んでおり、該通気バルブは、前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にないときには、前記流体貯留槽から流体と気体が前記通気管の中に流入することを防ぐため閉じるように調整されており、また前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にあるときには、前記通気管と前記通気ポートを介して、前記ヘッドスペースとエンジンの間の気体連結状態を許容するため開くように調整されている流体容器。
  2. 前記通気ポートは一つの通気ポートバルブを含んでおり、該通気ポートバルブは、それが前記車両と流体連結状態にないときには閉じるように整えられており、およびそれが前記車両と流体連結状態にあるときには、前記通気管と前記通気ポートを介して前記ヘッドスペースと前記車両の間の気体連結を許容するために開くように整えられている請求項1に記載の流体容器。
  3. 前記通気バルブは、前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にあるときに前記通気バルブを開くよう作用するように整えられている一つのアクチュエーターロッドを含む請求項1に記載の流体容器。
  4. 前記通気ポートは、該通気ポートが前記車両と流体連結状態にあるときに開くように整えられている一つの通気ポートを含み、前記アクチュエーターロッドは、前記通気バルブと前記通気ポートバルブの同時開閉を許容するため、前記通気ポートバルブと前記通気バルブを連結する請求項3に記載の流体容器。
  5. 前記通気バルブは一つのステムを含む一つのポペットバルブを含んでおり、前記ステムは前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にないときに前記バルブを閉じるように調整されており、また前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にあるときには前記バルブを開くように調整されている請求項1に記載の流体容器。
  6. 通気用の前記ポペットバルブは、前記通気管の前記第二端の外縁部を超えて拡がるように配置された一つのヘッドを含む一つのプラグを含む請求項5に記載の流体容器。
  7. 前記通気バルブの前記柄は、前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にあるときには前記通気バルブを開けるように作用し、また前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にないときには前記通気バルブを閉じるように作用するよう整えられた一つのアクチュエーターロッドに接続されている請求項5または6に記載の流体容器。
  8. 前記通気ポートは一つの通気ポートバルブを含んでおり、該通気ポートバルブは、前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にあるときに開くように整えられており、また前記通気ポートが前記車両と流体連結状態にないときに閉じるように整えられているとともに、前記アクチュエーターロッドが前記通気ポートバルブと前記通気バルブの前記ステムを連結して前記通気バルブと前記通気ポートバルブの同時開閉を許容する請求項7に記載の流体容器。
  9. 前記アクチュエーターロッドが前記通気管の中に配置されている請求項3、4または8のいずれか一項に記載の流体容器。
  10. 前記通気ポートバルブは一つのポペットバルブである請求項2から9のいずれか一項に記載の流体容器。
  11. 前記通気管の前記第二端は流体の侵入を抑止するように適合されている請求項1から10のいずれか一項に記載の流体容器。
  12. 前記流体容器は少なくとも二つの流体ポートを含んでおり、該流体ポートは、
    少なくとも一つの流体出口ポートであって、前記筐体の上に配置され、前記流体貯留槽と前記車両の流体システムを流体連結状態に連結して前記流体貯留槽から前記車両に流体を供給するための流体出口ポート;および
    少なくとも一つの流体入口ポートであって、前記筐体の上に配置され、前記流体貯留槽と前記車両の流体システムを流体連結状態で連結して前記車両からの流体を受け取り、前記流体貯留槽に渡すための流体入口ポート
    を含む請求項1から11のいずれか一項に記載の流体容器。
  13. 前記流体貯留槽は、気体が前記通気管に流れ込みそして流れ出ることを許容する一方で、流体が前記通気管の中に流れ込むことを抑制するように調整された穴あき偏向板を含む請求項1から12のいずれか一項に記載の流体容器。
  14. 前記流体貯留槽が一つの流体を収容する請求項1から13のいずれか一項に記載の流体容器。
  15. 前記流体が一つのエンジン潤滑油組成物または電気エンジンのための一つの熱交換流体である請求項14に記載の流体容器。
  16. 一つの装置であって、請求項1から15のいずれか一項に記載の流体容器を含み、該流体容器が少なくとも一つの前記流体ポートを介して車両エンジンと流体連結状態にあり、且つ前記車両エンジンと流体連結状態にある前記通気ポートを備える装置。
  17. 請求項16に記載の装置を含む一つの車両。
  18. 装置のための交換可能な流体容器であって、該容器は、
    一つの筐体であって、一つの流体貯留槽を含む筐体;
    少なくとも一つの流体ポートであって、前記筐体上に配置され、前記流体貯留槽と前記装置の流体システムを流体連結状態に連結するための流体ポート;
    一つの通気ポートであって、前記筐体上に配置され、前記流体貯留槽と前記装置を流体連結状態に連結するために設けられ、気体が前記流体貯留槽に流入しおよび流出することを許容するための通気ポート;
    一つの通気管であって、第一端において前記通気ポートに接続されるとともに前記流体貯留槽の中に配置されていて、前記流体容器が前記流体システムと流体連結状態にある前記流体貯留槽と接続されているとき、該流体貯留槽の中に収容された液体を貫通し、前記流体貯留槽内の流体上部のヘッドスペースの中の通気管の第二端で前記通気ポートと前記ヘッドスペースの間の気体連結状態を許容する通気管
    を含み、
    ここで、前記通気管は、該通気管の第二端に一つの通気バルブを含んでおり、該通気バルブは、前記通気ポートが前記装置と流体連結状態にないときには、前記流体貯留槽から流体と気体が前記通気管の中に流入することを防ぐため閉じ、および前記通気ポートが前記装置と流体連結状態にあるときには、前記通気管と前記通気ポートを介して、前記ヘッドスペースと前記装置の間の気体連結状態を許容するため開くように調整されている流体容器。
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