JP2015535497A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、螺旋巻回溶接管の製造方法と製造装置に関する。このようなタイプの溶接螺旋巻回管は、欧州特許第714346号(特許文献1)および欧州特許第1237708号(特許文献2)に示されている。そこでは、単純で信頼性の高い溶接作業が、一つの押出し成形装置によって外部から一つの作業で行われる。
熱可塑性材料において良好な溶接シームのための要件には、溶接されるべき表面が適正な温度のまで均一に加熱されること、そして、互いに溶接される表面が互いに対して押し付けられる、ことが含まれる。
これらの従来の解決構成において、ドラムを回転させて、熱可塑性プロファイルをドラムの全周長に巻き付けると共にその上で溶接が行われてきた。前記管がドラムに当接される時、前記管の外表面上の溶接継ぎ目が平滑化される。これは、当該管の回転運動中に、静止している平滑化部材を、加熱された溶接継ぎ目に当ててスライドさせることによって行われる。管内部の継ぎ目は、欧州特許第714346号(特許文献1)におけるように、前記回転ドラムに対して形成されるか、もしくは、欧州特許第1237708号(特許文献2)におけるように、余分の熱と溶接継ぎ目に当接して位置する静止部材とによって平滑化される。
従来の解決構成は、溶接塊を塗付し溶接シーム表面をある程度良好に平滑化することによって課題を解決してきた。しかしながら、それによって溶接されるプロファイルが引っ張られ、互いに接合される力を制御することは困難であった。というのは、これは、主として、プロファイルの温度を制御し、それによって、当該プロファイルのドラムに対する摩擦を制御することによって行われるからである。又、管は実質的にソリッドなドラム上に巻きつけられるので、管の内部から加熱しシームを平滑化することが問題であった。
本発明の目的は、溶接シームの形成を制御するために改善された方法と装置を提供することにある。
本発明に係る方法は、実質的に矩形の断面を備える熱可塑性プロファイルを、管の軸心方向に配設されるとともにこの製造される管の内径に対応する直径を有する円筒状巻回面を規定するスライド手段上に受ける工程と、
螺旋状経路に沿って離間配置され且つ径方向に配置された複数のローラの軸心方向位置を前記螺旋状経路に沿って調節することで、これら径方向に配置された複数のローラによって、この受け取られたプロファイルを、前記スライド手段上で螺旋状経路に沿って、前記円筒状面上で前記プロファイルの先行の巻回部に向けて案内する工程と、
溶接ステーションにおいて前記プロファイル巻回部の両側エッジを、これらプロファイル巻回部間に押出し溶接塊を供給し、その後、それらを互いに対して押し付けることによって溶接する工程と、
前記管を、それを回転支持部上にスライドさせることによって前記ローラによって軸心方向に前進させる工程と、を有する。
螺旋状経路に沿って離間配置され且つ径方向に配置された複数のローラの軸心方向位置を前記螺旋状経路に沿って調節することで、これら径方向に配置された複数のローラによって、この受け取られたプロファイルを、前記スライド手段上で螺旋状経路に沿って、前記円筒状面上で前記プロファイルの先行の巻回部に向けて案内する工程と、
溶接ステーションにおいて前記プロファイル巻回部の両側エッジを、これらプロファイル巻回部間に押出し溶接塊を供給し、その後、それらを互いに対して押し付けることによって溶接する工程と、
前記管を、それを回転支持部上にスライドさせることによって前記ローラによって軸心方向に前進させる工程と、を有する。
本発明に係る方法の一好適実施例において、各ローラの軸心方向位置は、軸心方向位置調節とその大きさとの必要性を示す力ゲージに応答してシフトされる。
本発明に係る方法の別の好適実施例において、前記径方向ローラと軸心方向スライド手段とは、異なる直径の管を形成するために、溶接装置の星形フレームワークの径方向延出部に沿ってユニットとして移動される。
本発明の装置は、
前記管の軸心方向に配設されるとともに、熱可塑性プロファイルを受ける円筒状巻回面を規定するスライド手段であって、前記巻回面は、製造される管の内径に対応する直径を有するスライド手段と、
前記巻回面に沿って実質的に径方向に突出し、前記受けられたプロファイルを当該プロファイルの先行の巻回部に向けて案内する螺旋状経路を形成する複数のローラであって、前記螺旋状経路に沿ったそれらの軸心方向位置を調節するための手段を備えている複数のローラと、
押し出された溶接塊を受け取り、当該溶接塊を、前記プロファイル巻回部の両側エッジの少なくとも一方に供給するように構成された溶接ステーションと、
前記プロファイル巻回部を互いに溶接されるべく押し付けるための手段と、
前記管を前記スライド手段から離間する軸心方向に移動させるために前記管を受け取り回転させるように構成された前進手段とを有する。
前記管の軸心方向に配設されるとともに、熱可塑性プロファイルを受ける円筒状巻回面を規定するスライド手段であって、前記巻回面は、製造される管の内径に対応する直径を有するスライド手段と、
前記巻回面に沿って実質的に径方向に突出し、前記受けられたプロファイルを当該プロファイルの先行の巻回部に向けて案内する螺旋状経路を形成する複数のローラであって、前記螺旋状経路に沿ったそれらの軸心方向位置を調節するための手段を備えている複数のローラと、
押し出された溶接塊を受け取り、当該溶接塊を、前記プロファイル巻回部の両側エッジの少なくとも一方に供給するように構成された溶接ステーションと、
前記プロファイル巻回部を互いに溶接されるべく押し付けるための手段と、
前記管を前記スライド手段から離間する軸心方向に移動させるために前記管を受け取り回転させるように構成された前進手段とを有する。
本発明の装置の一好適実施例は、各ローラの軸心方向位置をシフトさせるように構成された調節手段を有し、そして、更に、軸心方向位置調節の必要とその大きさとを示す力ゲージを備えている。好ましくは、前記径方向ローラと軸心方向スライド手段とは、二つの軸心方向回転スチールローラと一つの径方向回転ローラとを含むユニットとして構成されている。
本発明の装置の別の好適実施例は、上述したユニットを、溶接装置の星形フレームワークの径方向延出部上に配設された状態で備え、そして、更に、異なる直径の管を形成するために、前記延出部に沿って前記装置を移動可能とするための調節手段を備える。
次に、本発明を添付の図面を参照してより詳細に説明する。
図1の従来の装置において、螺旋状巻回管4は、概して矩形の断面を備える熱可塑性プロファイル1から製造される。前記プロファイル1は、製造されるべき管4の内径に対応する直径を備える回転溶接ドラム2へと案内される。前記プロファイル1は、図示されているように、螺旋状又はネジ様移動によって前記溶接ドラム2の周りに巻回される。
溶接ヘッド3が、そのうちの一つは前記溶接ドラムに入り、他方は溶接ドラムの周りに第1巻回部として巻回されている前記プロファイル1の二つの巻回部の間に形成される楔状ギャップ又は溶接領域に配置されている。当該溶接ヘッド3は、溶接塊6を作り出す押出成形機(図示せず)に接続されている。前記溶接塊6は、外側溶接シーム5および/又は内側溶接シーム7を形成する(図2を参照)。勿論、前記溶接塊6の供給と特性は前記押出成形機によって制御される。
前記溶接塊6の押し出された片が付着した前記プロファイル1の両側エッジ1a,1bは、単数又は複数のローラ10によって互いに押される。これらローラ10の軸心は前記溶接ドラム2と管4に対して径方向に配向されている。前記ローラ10がプロファイル1に対して付与するべき適正な力は、プロファイルの張力、及び、プロファイル1と溶接ドラム2との間の摩擦に依存する。前記プロファイル1の温度を調節することによって、巻回プロファイルは多少収縮し、それによってドラム2に対する摩擦が増減し、プロファイル1自身の張力が増減する。前記ローラ10は、前記プロファイルエッジ1aおよび1bをそれらが互いにシームされ溶接作業が完了するまで互いに対して徐々に押し付けることによってシーム手段として機能する。次に、前記管4は、右側へ、すなわち次の製造又は搬送工程に向けて押し出される。
図2は、本発明の一実施例による基本的な巻回と溶接装置を図示している。ここで、図1のドラム2は、多数のローラとスライドバーとによって置き換えられ、これらの作用については後述する。図1のソリッドドラム2の代わりに、ここでは、スライドバー12および13の比較的オープンな構造を有する巻回装置が設けられ、これにより多くの利点が得られる。これらの利点の一つは、プロファイルと溶接シームの、案内、加熱および平滑化が、遥かに容易になること、又、内部からも可能となることである。溶接後、前記管4は、次の製造又は搬送工程のために回転ドラム2A上にスライドされる。前記スライドバー12,13は、前記管の軸心方向に沿って配設されるとともに、それらの長さDと半径Rとによって、製造される管の内径にほぼ対応する直径を備える円筒状面を規定する。実質的に矩形の断面を有する熱可塑性プロファイル1が前記スライドバー12,13上で巻回されて、前記ローラ10によって、これらのスライドバー12,13上で螺旋状経路S(図3も参照)に沿って前記プロファイルの先行の巻回部に向けて案内される。前記ローラは、調節されたこれらローラ10の位置によって所望の螺旋状経路Sが規定されるように、螺旋状経路に沿って調節可能(矢印d)に離間配置されている。
プロファイル1の間の左側のギャップ(a)に、押出成形機(図示せず)によって、二つのプロファイル面1aおよび1bの好ましくは予熱された上方および下方エッジ部に沿って塗付された溶接塊ストリング8,9が図示されている。これらストリング8および9が塗付される巻回作業における正確な位置は、前記ギャップ(a)がこれらストリングを受け入れるのに十分な幅を有する限りにおいて、本発明において重要ではない。これは前記両スライドバー12,13によって規定される経路に沿った任意の場所で、あるいは、プロファイルがこれらバーと接触する前においてさえも、行うことが可能である。プロファイルの次の右側の巻回部においては、前記ギャップは閉じられており、上方および下方の溶接シーム5および7が既に形成されている。本発明の範囲において塗付される前記溶接塊ストリングは任意な構成であってよく、たとえば、各プロファイルに一つのストリングのみ(一つのストリーム8と一つのストリーム9)としたり、あるいは、プロファイル1上の図示の両ストリング8又は9の一方のストリング、のみとして構成することができる。
前記プロファイルに対して前記ローラ10によって付与される力Fは、本発明に依れば、図示されているように、前記プロファイル1からのローラ10の距離(d)を調節することによって制御される。最後に、前記溶接シーム5および/又は7を、溶接直後に、これら溶接されたシームの表面に当接して配置されたスライドシュー(図示せず)等によって平滑化することができる。本発明のこの実施例において、回転ドラム2Aがスライドバー12,13から溶接されたプロファイルを引き離し管4を次の製造工程に搬送する間、スライドバー12, 13は静止している。管4を支持し前進させる回転ドラム2Aは、いかなる構成のものであってもよい。又、スライドバー12および13は、それらの長手軸心周りで自転するものであってもよい。
次に図3を参照すると、ここには前記ローラ10が参照番号15でその全体を示すユニットに組み込まれている本発明の実施例が図示されている。当該ユニットにおいて、ローラ10が、プロファイル1を、前記溶接装置上でのその最初の巻回中、傾斜した螺旋状経路Sに沿って案内する。ブラケット11に、スライドバー12および13とローラ10のための調節ロッド14とが取り付けられている。前記調節ロッド14を矢印で示すいずれかの方向に回すことによって、前記ローラ10は、プロファイル1の二つの最も近い巻回部間のギャップ(図2におけるギャップa)を狭める又は広げるべくシフトされるが、その目的はプロファイル1に対して付与される力Fを各ローラ10において一定に維持することにある。初期調節は、溶接装置に入るプロファイルのための経路を可能な限り平滑にするために、各ユニット15とそのローラ10との間の軸心方向変位を均等にするために行うことができる。プロファイル1の巻回作業が開始される第1ローラから計算される各ローラ「r」の距離Lrは、Lr=nr×S/Nであり、ここでnはローラの順番、Sはプロファイル1の幅(mm)、そしてNはローラ10の総数であり、図4の例ではN=16である。
尚、図3中の既に溶接されたプロファイル1は前記スライドバー12および13に対して垂直に延出しているように見えるが、常に図1に示すような傾斜があることは勿論である。
溶接作業中、前記調節ロッド14の一端部に設けられた力センサ(図4を参照)が各ローラ10に加えられる力Fを感知する。これにより、所望値からの偏差が検出され、ローラ位置(s)の調節を、表示される個々の力の値に基づいて、各ローラユニットにおいて手動によって、あるいは、溶接装置(図示せず)のコントロールパネルにおいて集中的および/又は自動的に、行うことができる。
前記ローラユニット15は、本発明に依れば、製造される管の周部に沿って周方向に配置されている。図4の例において、16のユニットが星形状に、径方向延出部17上に等間隔で円状に配置されている。図示されているように、各ユニット15は、その位置が矢印dに沿って調節可能な(図2も参照)ローラ10を備えている。
ブラケット11は、スライドバー12,13と調節ロッド14のための支持ポイントを有する。更に、力センサ16の位置がマーキングされている。又、前記スライドバー12,13の長さDと半径Rも図示されている。それらは、図2に関連して記載したように、その上で管を製造可能な円筒状表面を規定する。
本発明の溶接方法および装置に関連する一つの利点は、溶接が、閉じられたドラム又はシリンダ上ではなく、ローラ構造上で行われることにある。従って、溶接されるべきプロファイル部分を加熱するために、管内部においてもシーム平滑化手段を使用するため、又、ローラ構造自身のために、溶接塊押出成形機ヘッド、様々の加熱手段を受け入れる十分な空間が存在することにある。前記加熱手段は、それぞれLEISTERやINFRA等の熱風ブロワや赤外線暖房装置、を含むことができ、前記シーム平滑化手段は、PTFEや低摩擦係数のその他類似の材料から成る圧力調節可能シューを含むことができる、たとえば欧州特許第1237708号が参照される。これらの補助装置は当該産業において周知であり、当業者は良好な溶接結果を達成するためにそれらを容易に適用、使用することができる。
又、溶接済管4を、処理、切断および保存作業のために更に搬送するために、図2のドラム2のような回転式の従来のドラム、あるいは、図4のものに類似の構造体へと転送し、そこで管4をローラ等によって回転させたり支持させたり、あるいはそれらの両方を行うことも本発明の範囲内であることは明らかである。更に、図4から理解されるように、形成されるべき管4の直径を変化させるべく、そのそれぞれの径方向延出部上の各ローラユニット15は、軸心又はバー18に沿ってスライドさせることができる。
尚、ここに開示した本発明の実施例はここに開示される具体的な構造、処理工程又は材料に限定されるものではなく、当業者によって認識されるそれらの均等物をも含むものであると理解される。又、ここで使用した用語は具体的実施例を記載する目的で使用されるものであって、限定のためのものではない。
本明細書全体を通じて「一実施例」、「実施例」とは、その実施例に関連して記載される具体的特徴、構造又は特徴構成が本発明の少なくとも一つの実施例に含まれるということを意味する。従って、本明細書全体を通じて様々な箇所で「一実施例において」や「実施例において」という文言が使用されることはそれらすべてが必ずしも同じ実施例に言及しているものとは限らない。
ここでの使用において、複数の品、構造部材、構成要素、および/又は構成材料は便宜的に共通のリストに提供されることがある。しかしながら、これらのリストは、あたかもそのリストの各部材がそれぞれ別々の固有の部材として個々に同定されるものであるかのようにみなされてはならない。従って、特に明記されない限り、そのようなリストのいかなる個々の部材も、ただ単に、共通のグループに中に提示されているからという理由によって、その同じリストのその他の部材の事実上の同等なものとして解釈されてはならない。更に、本発明の様々な実施例および具体例は、ここでは、その様々な要素に対する代替物と共に言及されうる。そのような実施例、具体例、および代替構造は、互いの事実上の同等物と解釈されてはならず、本発明のそれぞれ別々の自律的な表示として解釈されるべきものである。
更に、先に記載された特徴、構造又は特徴構成は、単数又は複数の実施例において任意の適当な状態で組み合わせることが可能である。以下の記載において、本発明の実施例の完全な理解を提供するために、長さ、幅、形状等の具体例として、多くの具体的詳細が提供される。しかしながら、当業者は、本発明は、これら具体的詳細、又はその他の方法、コンポーネント、材料等無しでも、実施することが可能であることを認識するであろう。その他のケースにおいて、本発明の態様が不明確になることを回避するべく、周知の構造、材料又は作業は図示又は記載を省略されている。
以上の例は単数又は複数の具体的用途における本発明の原理を例示するものであって、当業者には、本発明の機能を実施することなく、また、本発明の原理と概念から逸脱することなく、実施の形態、用途および詳細において多様な変更を行うことが可能であることが理解されるであろう。従って、本発明は、特許請求の範囲により限定されるものであるというほかにならない。
Claims (5)
- 螺旋状に巻回され溶接された管を製造する方法であって、
実質的に矩形の断面を備える熱可塑性プロファイル(1)を、前記管の軸心方向に配設されるとともにこの製造される管の内径に対応する直径を有する円筒状巻回面を規定するスライド手段(12,13)上に受ける工程と、
螺旋状経路(S)に沿って離間配置され且つ径方向に配置された複数のローラ(10)の軸心方向位置(d)を前記螺旋状経路に沿って調節することで、これら径方向に配置された複数のローラ(10)によって、前記受けられたプロファイル(1)を、前記スライド手段(12,13)上で前記螺旋状経路(S)に沿って前記円筒状の表面上における前記プロファイルの先行の巻回部に向けて案内する工程と、
溶接ステーションにおいて前記プロファイルの巻回部の両側エッジ(1a,1b)を、これらプロファイル巻回部間に押出し溶接塊(6)を供給し、その後、それらを互いに対して押し付けることによって溶接する工程と、
前記管(4)を、それを回転支持部(2A)上にスライドさせることによって前記ローラ(10)によって軸心方向に前進させる工程とを有し、
各ローラ(10)の軸心方向位置(d)は、軸心方向位置(d)調節とその大きさとの必要性を示す力センサ(16)に応答してシフトされる、方法。 - 前記径方向ローラ(10)と軸心方向スライド手段(12,13)とは、異なる直径の管(4)を形成するために、溶接装置の星形フレームワークの径方向延出部(17)に沿ってユニット(15)として移動される、請求項1に記載の方法。
- 螺旋状に巻回され溶接された管を製造する装置であって、
前記管の軸心方向に配設されるとともに、熱可塑性プロファイル(1)を受ける円筒状巻回面を規定するスライド手段(12,13)であって、前記巻回面は、製造される管(4)の内径に対応する直径を有する、スライド手段(12,13)と、
前記巻回面に沿って実質的に径方向に突出し、前記受けられたプロファイル(1)を当該プロファイルの先行の巻回部に向けて案内する螺旋状経路(S)を形成する複数のローラ(10)であって、前記螺旋状経路(S)に沿ったそれらの軸心方向位置(d)を調節するための調節手段(14)を備えている複数のローラ(10)と、
押し出された溶接塊(6)を受け取り、当該塊を、前記プロファイルの巻回部の両側エッジ(1a,1b)の少なくとも一方に供給するように構成された溶接ステーションと、
前記プロファイルの巻回部を互いに溶接されるべく押し付けるための手段(10)と、
前記管(4)を前記スライド手段(12,13)から離間する方向に移動させるために前記管(4)を受け取り回転させるように構成された回転支持部(2A)とを備え、
前記調節手段(14)は、各ローラ(10)の軸心方向位置(d)をシフトさせるように構成され、そして、前記調節手段(14)において、軸心方向位置(d)調節の必要とその大きさを示す力センサ(16)を備えている、装置。 - 前記ローラ(10)とスライド手段(12,13)とは、二つの軸心方向回転スチールローラ(12,13)と一つの径方向回転ローラ(10)とを含むユニット(15)として構成されている、請求項3に記載の装置。
- 前記ユニットは、溶接装置の星形フレームワークの径方向延出部(17)上に配設され、前記延出部は、異なる直径の管を形成するために、これらユニット(15)を前記延出部に沿って移動可能とするための調節手段(18)を備える、請求項4に記載の装置。
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