JP2015535467A - 歯列矯正用歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

歯ブラシは、グリップ部を有するハンドルと、グリップ部の一端に取り付けられた少なくとも1つのアームと、少なくとも1つのアームに取り付けられた少なくとも1つのブラシヘッドと、ブラシヘッドから延び、ハンドルの面に対して非直交状に配置された、少なくとも1つのブリストル束と、を備える。更に、少なくとも1つのアームは、ブラシヘッドをハンドルのグリップ部から側方にずらしている。いくつかの実施形態において、歯ブラシは、ハンドルのグリップ部の両端に取り付けられた2つのアームを有し、各アームにはブラシヘッドが取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、歯の手入れに関し、更に詳細には、歯肉及び歯列矯正器が取り付けられた歯の塞がれた領域を手際よく簡単にブラッシングするのに適した歯ブラシに関する。
歯列矯正器は、典型的には、各歯の正面に接着されたブランケットと、ブランケット同士を連結するアーチ型のワイヤーを備える。このような歯の装置は、歯列をまっすぐに揃えることで、口腔衛生を総合的に改善する。しかしながら、歯列矯正器は、様々な口腔的問題を引き起こす。歯列矯正器によって引き起こされる最も知られている問題の一つに、白斑病巣や、更には、歯のエナメル質の脱灰によって起こる齲歯(即ち、虫歯)の原因となる歯垢の蓄積が挙げられる。歯の顔側面に沿って配置されたブランケットとワイヤーによって、食べかすが歯列矯正器の中又は周囲に捕捉される。このように食べかすが蓄積することで歯垢が容易に形成される。歯列矯正器を装着している人は、従って、歯列及び歯茎の健康を維持するために特別な口腔衛生を身に付けなければならない。
しかしながら、歯列矯正中の患者にとって、歯垢の蓄積を抑えるために必要となる口腔衛生を会得するのは、歯列矯正器の形状や患者の口腔の解剖学的形態に鑑みれば決して容易ではない。既存の歯ブラシは、歯列矯正器を装着した歯列を隅々まで掃除するには適していない。そのような歯ブラシは、特に、ブラケットと歯肉線(歯肉領域)の間の領域に届かないし、掃除することができず、その主な原因はブラケット自体がこの領域を塞いでしまっているからである。なお、既存の歯ブラシの頭部は、口腔前庭(即ち、唇側前庭と頬側前庭)内に適切且つ快適に差し込むようにはなっておらず、このような離れた場所には対処できない。
歯列矯正中の患者のために、よりより口腔衛生を促進するための新しいデザインを採用した歯ブラシも出てきている。例えば、フロップらが出願した米国特許第6,260,227号は、真っ直ぐな持ち手と、持ち手に対して直交する方向に植毛されて持ち手に取り付けられたブラシ頭部と、を備えた歯列矯正用の歯ブラシを開示している。ブラシ頭部は、外側に向かって上向きに傾斜する植毛束を少なくとも5列有し、歯列矯正器のブラケットを取り囲むのに適した凹んだ形状となっている。しかしながら、上記歯ブラシの直角な毛は、歯列矯正器と歯肉線の間の遠く離れた領域、特にブラケットのタイウィングの下、に良く届いて掃除できるには未だ至っていない。磨き方として、歯肉溝に向けて歯肉溝の中へ歯ブラシのブリストルを向けて行う従来のバス法を用いた場合、フロップ式歯ブラシであれ従来の歯ブラシであれ、歯列矯正器が装着された歯列のすべての面を適切には掃除することができなかった。というのは、歯列矯正器のブラケットに塞がれた歯列の面にブリストルを突き刺し届かせようとしても、ブラケットそのものが邪魔になるからである。そして、最適ではないけれど満足いく程度に歯肉領域を掃除するには、歯列矯正中の患者は、歯肉と歯列矯正器の間の隙間にブリストルがどうにか入っていくようにフロップ式歯ブラシを注意深く角度付けなければならなかった。従って、歯列矯正中の患者が手や腕を動かして歯磨きをする姿はぎこちないものだった。ブラシヘッドにはブリストルが5列で並んでいるので、(歯列矯正器が取り付けられた)歯と顎の間の空間に乏しい奥歯(即ち、臼歯)は尚更磨きにくい。特に、口腔の入口が大人よりも小さい子供にとっては、この問題は更に深刻である。この空間的な問題は、直角のブリストルを歯肉と歯列矯正器の間の奥まった隙間に向けるように歯ブラシを角度付けようとする歯列矯正中の患者にとって悩ましいものである。総じて、従来の歯列矯正用歯ブラシを使っても、バス法に採用される既存の歯ブラシを使っても、歯列矯正中である歯、特に歯列矯正器と歯肉線の間の遠く離れた部分、を十分には掃除することができないでいる。
従って、これらの欠点を克服し、歯列矯正器によって届き辛くなっている歯の顔側面の面(即ち、唇側と頬側の面)の歯肉領域に届き効率よく掃除できるようにした歯列矯正用の歯ブラシの提供が待たれている。
以降、「口腔前庭」とは、唇側前庭と頬側前庭を含む。また、「顔面側」とは、歯の唇側の面及び頬側の面の両方を含む。
本発明の目的は、既存の歯ブラシを補完し、歯列矯正器が取り付けられた歯の顔面側を最適に掃除できるようにした、歯列矯正用の歯ブラシを提供することにある。
本発明の他の目的は、歯列矯正器が取り付けられた歯を適切に掃除し、歯垢の蓄積を防ぎ、歯のトラブルを防ぐことができる、歯列矯正用の歯ブラシを提供することにある。
本発明のその他の目的は、ブラシヘッドのブリストルが自然と、歯肉線から離れ、歯列矯正器が取り付けられた歯の顔面側のブラケットによって覆い隠された歯肉領域を向くように構成されたハンドル形状及びブリストル形状を有する歯列矯正用の歯ブラシを提供することにある。ハンドル形状及びブリストル形状は、更に、歯列矯正器が取り付けられた歯の顔面側の、ブラケットによって覆い隠された歯肉領域にブリストルが届いて効果的に掃除できるようにブリストルを方向づけるように構成されている。
本発明の他の目的は、滑らかで丸みを帯びた面を有し、歯列矯正器が取り付けられた歯を最適に掃除できるように構成された、1つ又はそれ以上のブラシヘッドを有する、歯列矯正用の歯ブラシを提供することにある。
これらの及び他の目的は、ある実施形態によれば、ブラシヘッドの本体がずらされてハンドルに対して角度を持って配置され、口腔前庭のすべての領域にフィットできるように構成したブラシヘッドをソアネタ歯列矯正用の歯ブラシを提供することで達成される。好ましい実施形態では、ハンドルは、平らな面と矩形断面を有する。他の実施形態では、ハンドルは、平らな面と正方断面を有する。更に他の実施形態では、ハンドルは、円形断面を有する円柱形状である。
他の目的は、人の歯の顔側面の歯肉領域を掃除するのに適した位置に少なくとも1つのブラシヘッドを配置したハンドルを備えた歯列矯正用の歯ブラシを提供することで達成される。
他の目的は、ハンドルの平らな面に対して斜めに角度付けてブラシヘッドの本体から延びるブリストル束を備えた歯列矯正用の歯ブラシを提供することで達成される。
本発明の更なる目的は、並列配置又は千鳥配置されたブリストル束の列の数を2つ以下とした、小さく円柱状のブラシヘッドを備えた歯列矯正用の歯ブラシを提供することで達成される。
追加の目的は、歯列矯正器が取り付けられた顔側面の歯肉領域を適切に掃除するのに十分なように、1つの列のブリストル束の最小限の数を有する、小さく円柱形状のブラシヘッドを備えた歯列矯正用の歯ブラシを提供することで達成される。
他の目的は、従来の歯ブラシのブリストル(即ち、10mm)よりも短いブリストルを備えた歯列矯正用の歯ブラシを提供することで達成される。本発明のいくつかの実施形態において、ブリストルは、ブラシヘッドの本体から5〜10mmの間で延びている。例えば、ブリストルは、ブラシヘッドの本体から8mm延びてもよい。他の例では、ブリストルは、ブラシヘッドの本体から5mm延びていていもよい。
更なる目的は、舌側歯列矯正器が取り付けられた人の歯の舌側面の歯肉領域を掃除するのに適した位置に少なくとも1つのブラシヘッドを配置できるようにしたハンドルを備える歯列矯正用の歯ブラシを提供することで達成される。
本発明に係る、ずらして配置されたブラシヘッドと角度付けられたブリストルを備える歯列矯正用の歯ブラシは、歯列矯正器が取り付けられた歯の顔側面の歯肉領域の掃除を改善し、従来技術の歯ブラシに関連した不利及び不便を避ける。本発明の歯列矯正用の歯ブラシは、従来のブラッシング技術と異なるブラシハンドルの把持や操作を要求することなく、歯列矯正器が取り付けられた歯が掃除される方法を提供する。
また、本発明の他の目的は、歯列矯正用の歯ブラシの他の実施形態を提供することで達成される。特に、歯列矯正用の歯ブラシは、直線的なハンドルと、ハンドルの一端に取り付けられた単一のブラシヘッドと、を備え、ブリストル束がハンドルの面に対して斜めの角度でブラシヘッドの本体から延びている。
好ましい実施形態において、ブラシヘッドは、円形断面を有する円柱状のプロファイルと、丸みを帯びた半球状の端部を有し、一方でハンドルは正方断面を有する。ハンドルの断面形状が正方形であることで、ブリストルは互いに平行に配置され、ハンドルの少なくとも1つの側面/面の長手方向の面に対して45度を形成するように方向付けられている。
他の実施形態において、歯列矯正用の歯ブラシのハンドルは、円形断面を有する円柱形状としてもよい。この場合、ブリストルは、互いに平行となるように配置され、ブラシヘッドから同じ方向に延びるように方向付けられている。更に具体的には、ブリストルは、ブラシヘッドの本体から、円形ハンドルの表面の接面に対して0〜180度の間の何れかの角度を形成するように延びている。
本発明によれば、直線的なハンドルの面に対して特定の構成及び位置で配置されたブリストルを備えた歯列矯正用の歯ブラシは、歯列矯正器によって覆い隠された歯の顔側面の歯肉領域の掃除を改善し、また、従来技術の歯ブラシに関連した不利や不便を回避する。本発明によれば、歯列矯正用の歯ブラシは、また、歯列矯正中の患者の口腔前庭において歯ブラシをぎこちなく保持して位置決めしなくてはならないことから解放されて、歯列矯正器が取り付けられた歯が掃除される手法を改善する。更には、本発明の歯列矯正用の歯ブラシは、歯列矯正器が取り付けられた歯をブラッシングする際に歯ブラシが口腔に対して痛みを発生させたり怪我をさせたりする可能性を減らすような構造上の品質を有する。
本発明の他の目的及びその特定の構造及び効果は、後述する図面及びそれに付随する詳細な説明を考慮することで一層明らかなものとなるだろう。本発明の好適な実施形態を示しつつも、詳細な説明及び特定の事例は、あくまで例示を目的とするものであって、本発明の範囲を限定する意図はない。
図1は、本発明の実施形態に係る、円柱状のブラシヘッドを有する歯列矯正用の歯ブラシの平面図である。
図2は、図1の歯列矯正用の歯ブラシの側面図である。
図3は、図1の歯列矯正用の歯ブラシの底面図である。
図4は、図1の歯列矯正用の歯ブラシの一端から見た、円柱形状のブラシヘッドの側面図である。
図5は、図4のブラシヘッドの斜視図であって、複数のブリストル束が同じ高さの清掃面を形成している。
図6は、複数のブリストル束が平行な列に並んだ、歯列矯正用の歯ブラシのブラシヘッドの平面図である。
図7は、ブリストル束が千鳥状に並んだ、歯列矯正用の歯ブラシのブラシヘッドの平面図である。
図8は、複数のブリストル束が単一の列に並んだ、歯列矯正用の歯ブラシのブラシヘッドの平面図である。
図9は、図1の歯列矯正用の歯ブラシを使ってる様子を示す斜視図であって、歯の顔側面の歯肉領域と接触しているブリストル束の拡散を示している。
図10は、図1の歯列矯正用の歯ブラシを使っている様子を示す側面図であって、歯の顔側面の歯肉領域と接触しているブリストル束の拡散、及び、ブリストル束の、歯列矯正器のブラケットのタイウィングによって塞がれたタイウィングの裏側の領域へのアクセスを示している。
図11は、本発明の実施形態に係る歯列矯正用の歯ブラシの斜視図であって、歯ブラシは、正方断面を有する直線的なハンドルと、円柱状のブラシヘッドと、そこから延びるブリストルと、を有し、ブリストルはハンドルの面に対して斜めの角度に方向付けされている。
図12は、図11の歯列矯正用の歯ブラシの上端図である。
図面を詳細に参照し、先ず、図1〜3を参照し、歯列矯正用の歯ブラシの実施形態が示されている。図1〜3は、歯列矯正用の歯ブラシ10を示している。歯列矯正用の歯ブラシ10は、ハンドル12と、ハンドル12の両端に取り付けられたブラシヘッド20、22と、を有する。更に具体的には、ハンドル12は、長手軸26を有して実質的に直線的なグリップ部14を有する。好ましい実施形態では、ハンドル12及びグリップ部14は、矩形断面を有する平べったい形状を有する。ハンドル12の矩形断面は、歯ブラシをする際に歯ブラシ10を把持し操作するのに適した人間工学に基づいた設計を提供している。加えて、矩形断面とすることで、歯列矯正中の患者は、ブリストル24を患者の歯列矯正器が取り付けられた歯や歯肉線に対して適切に角度付けできるようハンドルを把持することができ、もって、適切な清掃と効率がもたらされる。ハンドル12とグリップ部14は矩形断面を有することが好ましいが、その他の断面形状も採用することができる。例えば、ハンドル12及びグリップ部14は、正方断面を有する平べったい形状を有してもよい。他の実施形態では、ハンドル12及びグリップ部14は、円形断面を有する円柱形状であってもよい。矩形、正方形、円形などの、ハンドル12の断面設計は、歯ブラシをしっかり把持することに寄与し、もって、歯列矯正器が取り付けられた歯を適切に清掃できるようになる。更には、各断面設計によって、歯列矯正中の患者が右利きであろうと左利きであろうと、歯ブラシ10を快適に把持しコントロールすることができる。
グリップ部14の両端には、ブラシヘッド20、22に夫々連結されたアーム16,18が設けられている。アーム16、18は、何れも、ある角度(図1において角度X、X’で示されている)で長手軸26から同じ方向に離れるように延びており、もって、ブラシヘッド20、22をグリップ部14から側方にずらしている。例えば、いくつかの実施形態においては、長手軸26と各アーム16,18で定義された軸との間の角度Xは、35度〜90度とすることができる。換言すれば、角度X’は、90度〜145度とすることができる。
ブラシヘッド20、22は、何れも、取付端40と自由端42を有する円柱状の本体28を備える。取付端40は、各アーム16、18に連結可能に構成されている。ある実施形態においては、ブラシヘッドの取付端は、アームに取り外し不能に連結されている。他の実施形態においては、ブラシヘッドはアームから取り外し可能である。取り外し可能な構成によって、繰り返しブラッシングすることで円柱状の本体28に配置されたブリストル24(後述)が傷んだ際、ブラシヘッド20、22を交換することができる。本体28の自由端42は、丸みを帯びた滑らかな面を有する半球状の輪郭を有するので、歯磨きの際、歯列矯正中の患者の口腔内の組織に優しい。このように、丸みを帯びた端42によって、患者が歯をブラッシングする際、歯ブラシ10によって口腔内のいかなる部分に対しても痛みや怪我が生じないようになっている。
ブラシヘッド20、22、更に具体的には円柱状の本体28に設けられたブリストル束24は、ハンドル12に対して傾斜するように構成されている。図4及び5に示すように、本体28とブリストル束24は斜めに方向付けされており、グリップ部14及びアーム16、18によって定義された面に対して非直交(角度Y)となるように角度付けされている。ある実施形態においては、ブリストル束24は、角度Yが20〜50度となるように傾斜している。好ましい実施形態においては、ブリストル束24は、30〜45の角度Yを伴っている。ブラシヘッドとブリストル束が相対的に傾いていることで、ブリストルを歯肉線から遠ざけて歯の歯列矯正器によって塞がれた歯肉領域に向けて自然に方向付けできるようになっている。
ブラシヘッド20、22の全体的なサイズは、従来の歯ブラシよりも小さい。ブラシヘッド20,22は、歯列矯正中の患者の口腔前庭のあらゆる領域、患者の奥歯(即ち、臼歯)と顎の間の狭い空間を含む、にフィットできるようになっている。更には、ブラシヘッド20,22が取り付けられた歯列矯正用の歯ブラシ10は、子供の口腔内にも快適にフィットすることができる。図4及び図5に示すように、ブラシヘッド20、同様にブラシヘッド22の設計は、薄い円柱状の本体28を備え、本体28から複数のブリストル束24が延びている。各ブリストル束は、本体28に連結された多数のブリストルを有する。ある実施形態において、各ブリストル束24は、円形断面を有する円柱状に形成されている。
各ブリストル束24のブリストルは、異なる硬度となるように構成されている。例えば、歯列矯正用の歯ブラシのある実施形態において、ブリストルは軟らかい。歯列矯正用の歯ブラシの他の実施形態においては、極めて軟らかいブリストルを有する。軟らかい、また、極めて軟らかいブリストルは、特にブリストルの長さが従来の歯ブラシのものと比較して短いものだとすれば、柔軟性があり曲がりやすく、歯列矯正器の周囲のスペースに届きやすいので好ましい。
前述したように、ブラシヘッド20、22のブリストルは、更に、方向付けに関して適用可能である。ある実施形態では、各ブリストル束24は、従来の歯ブラシで典型的に見られるように、ハンドル12に対して直角となるように本体28に取り付けられる。好ましい実施形態では、各ブリストル束24は、ハンドル12に対して斜めの角度で、円柱状の本体28に配置されている。ブリストル24の角度付けされた方向付けは、ブリストルと、歯32の歯列矯正器(図9及び図10参照)によって塞がれた顔側面と、の最適化(最大化)された接触を提供する。更には、ブリストル束24を非直交状に方向付けすることで、ブリストルは歯肉線32から遠ざかるように向き、ブラケット34の裏側や周囲に届くようになる。
各ブリストル束のブリストルの長さは、従来の歯ブラシよりも短い。ある実施形態では、ブリストルの長さは5〜10mmである。一例として、ブリストルは本体28から8mm延びている。
各ブリストル束24は、歯列矯正器が取り付けられた歯を適切に掃除できるよう、更に、ブリストルの異なる先端形状を採用してもよい。特に、図4は、平坦で水平な掃除面によって特徴付けられたブリストル構成を示している。換言すれば、ブラシヘッド20のブリストル束24における各ブリストルは、実質的に同じ長さを有する。
小さいサイズを維持するために、ブラシヘッド20、22は、ブリストル束24の列数を2以下としている。図6では、歯ブラシの一実施形態であって、ブラシヘッド20はブリストル束24の2つの平行な列を有する。図7では、ブラシヘッド20はブリストル束24の千鳥配置された2つの列を有する。ブリストル束の千鳥配置は、並列配置と比較して必要とするスペースが小さく、もって、本体28のサイズを一層小さくすることができる。また、図8では、ブラシヘッド20は、ブリストル束24を1列のみ有し、もって、本体28のサイズを更に一層小さくしている。
ブラシヘッド20、22のサイズは、各列に存在しているブリストル束24の数を変えることで調整することもできる。いくつかの実施形態においては、1つの列に4〜8つのブリストル束がある。図6〜8は、ブラシヘッドの1つの列に6つのブリストル束を有する歯列矯正用の歯ブラシの実施形態を示している。
円柱状の本体を小さくし、ブリストルを短くしたことで、ブラシヘッド20、22は、臼歯と顎の間の口腔の後部を含む、口腔前庭のあらゆる領域にフィットできるようになっている。図9及び図10に示すように、ブラシヘッド20、22の上記構成を有する歯列矯正用の歯ブラシ10によって、ブリストル束24は歯列矯正器(即ち、ブラケット34及びアーチワイヤ36)によって塞がれた歯30の顔側面の歯肉領域に容易に届き清掃することができる。従って、歯列矯正器と歯の間の空間に留まっている食べ物やそこに形成されている既存の歯垢は、本発明の歯列矯正用の歯ブラシを用いることで取り除くことができる。
本発明の他の実施形態では、歯列矯正用の歯ブラシ10は、舌側歯列矯正器によって塞がれた歯の舌側面の歯肉領域を清掃しアクセスできるように構成されている。
歯列矯正用の歯ブラシ10の使い方は一般的に以下の通りである。即ち、ユーザーはハンドル12を把持する。ブラシヘッド20は、口腔の下段の右側の部分(下段の門歯の中心から下段の右側の臼歯の後ろまで)及び口腔の上段の左側の部分(上段の門歯の中心から上段の左側の臼歯の後ろまで)をブラッシングするのに用いられる。ブラシヘッド22は、口腔の下段の左側の部分(下段の門歯の中心から下段の左側の臼歯の後ろまで)及び口腔の上段の右側の部分(上段の門歯の中心から上段の右側の臼歯の後ろまで)をブラッシングするのに用いられる。このように、2つのブラシヘッド20、22は、夫々、掃除するように設計された口腔の領域にアクセスし掃除するのに用いられる。ブラシヘッド20、22は、歯列矯正器と歯肉線との間の掃除し難いところにある食べ物かすや歯垢を取り除くのに効果的である。歯列矯正用の歯ブラシ10、更に具体的にはブラシヘッド20、22の動作は、典型的な従来の歯ブラシで歯列矯正器の有無に拘らず歯を掃除するときのように、実質的にまっすぐで水平である。
図11〜図12は、歯列矯正用の歯ブラシの他の実施形態を示している。特に、歯列矯正用の歯ブラシ50は、ハンドル52と、ハンドル52の一端に取り付けられたアーム54と、アーム54に取り付けられたブラシヘッド56と、を備える。ブラシヘッド56は、図1のブラシヘッド20、22と同じ構成と特徴を有する。いくつかの実施形態において、ハンドル52とアーム54は何れも直線的で、まとめると実質的に直線的な構造を形成している。他の実施形態において、しかしながら、ハンドル52及び/又はアーム54は、人間工学的な構成を歯ブラシに追加するために曲げられており、歯ブラシを把持し操作し易くなっている。好ましい実施形態においては、ハンドル52は、図11に示すように、平面62を有する正方断面を有する。しかしながら、他の実施形態においては、ハンドル52は、円形断面を有する円柱形状としてもよい。
アーム54は、ハンドル52の一端に対して取り外し不能に取り付けられている。アーム54は、円柱形状と円形断面を有する。アーム54の滑らかで湾曲した面は、歯ブラシの際、歯列矯正中の患者の口腔の細胞に対する優しい接触を提供する。更には、アーム54の断面プロファイルは、ハンドル52よりも小さく又は薄い。アーム54の小さい断面は、患者の口腔前庭内においてアームが必要とする空間を最小化できるので有利である。従って、アーム54は、大きな口腔にも例えば子供の口腔などの小さな口腔にもフィットできるようになっている。アーム54の小さなプロファイルは、アーム54が患者の口腔に挿入された際の歯ブラシ50の簡単な操作も提供している。アーム54に取り付けられているハンドル52の端部は、アームに向かって先細っており、2つの構成要素間における滑らかで湾曲した移り変わりを提供している。この特定の設計構造は、歯ブラシの、口腔と接触する可能性のある尖った角を最小化している。その結果、ハンドルとアームの間の先細った移り変わりは、歯ブラシの際に歯ブラシでユーザーに苦痛を与え又はユーザーを傷つけてしまうことを防いでいる。
ブラシヘッド56は、アーム54に取り外し可能に取り付けられている。歯ブラシ50の取り外し可能な構成によって、繰り返しブラッシングすることでブラシヘッドに搭載されたブリストル58が痛んだとき、ブラシヘッドを容易に交換することができる。このようにして、歯列矯正中の患者は、ブリストルが傷むたびに歯ブラシ全体を廃棄する必要がなくなり、ハンドル52を再利用することができる。他の実施形態においては、しかしながら、ブラシヘッド56及びアーム54は取り外し不能に互いに取り付けられている。アーム54のように、ブラシヘッド56は、図11及び図12に示すように、円柱形状と円形断面を有する。ブラシヘッド56の端部は、同様に丸みを帯びており、半球形状を有するように構成されている。ブラシヘッド56は、従って、滑らかで湾曲した面を有し、歯ブラシの際に歯列矯正中の患者の口腔内の細胞に対して優しい接触を提供する。更には、ブラシヘッド56のサイズは、従来の歯ブラシで見受けられるブラシヘッドと比較して小さい。この結果、ブラシヘッド56は、口腔前庭のすべての領域、特に患者の最後尾の歯(即ち、臼歯)と顎の間の狭い空間に、フィットできるようになっている。
複数のブリストル束58は、ブラシヘッド56から延びている。各ブリストル束58は、ブラシヘッド56の本体60に連結された多数のブリストルを有する。いくつかの実施形態において、ブリストル束のブリストルは、全体としてみれば円形断面を有する円柱形状を形成している。しかしながら、他の実施形態では、ブリストル束58のブリストルは、円形以外の異なる断面形状を形成している。ブリストル束58は、異なるレベルの硬さに構成されていてもよい。特に、硬さのレベルは、軟らかいから極めて軟らかいの間の範囲としてよい。ブリストルが軟らかい又は極めて軟らかいレベルの硬さを有すると、柔軟性があり、歯列矯正器(図10参照)によって覆い隠された歯の歯肉領域に容易く届くことができるので好ましい。
一般的に、ブリストル束58は、互いに平行となるように配置されている。更には、ブリストル束58は、ブラシヘッド56及びハンドル52に対して相対的に方向付けされており、歯列矯正中の患者が適切にハンドル52を把持し、アーム54及びブラシヘッド56を口腔内に挿入した際、ブリストルが自動的に自然に、歯列矯正器によって覆い隠された歯の顔側面の歯肉領域に向けられるようになっている。ハンドル52が正方断面と平面62を有する場合、ブリストル束58は、面62(図12参照)の長手方向における面に対して斜めの角度、更に具体的には45度の角度を成すように、ブラシヘッド56から延びている。これに代えて、ハンドル52が円柱形状と円形断面を有する場合、ブリストル束は、ブラシヘッドから同じ方向に並列配置で延びている。ブリストルは、特に、円形のハンドルの面の接面に対して0〜180の範囲内の任意の角度を形成するように、ブラシヘッドに搭載されている。
ブラシヘッド56は、ブリストル束58の1つ又は2つの列を備えて構成してもよい。ブリストル束の列の数を制限することで、ブラシヘッド56の全体的なサイズを最小化することができる(図6〜8参照)。いくつかの実施形態において、歯ブラシ50は、ブリストル束58の2つの平行な列を有する。他の実施形態において、歯ブラシ50は、ブリストル束58の2つの千鳥配置された列を有する。更に他の実施形態では、歯ブラシ50は、ブリストル束58の単一の列のみを有する。
1つの列に存在しているブリストル束58の数は、4つ〜8つの間で変更することができる。1つの列に4つのブリストル束を有するように歯ブラシを設計することで、ブラシヘッド56は小さいサイズのプロファイルを有し、歯列矯正器によって覆い隠された歯の顔側面の歯肉領域の効率よい清掃を提供する。
本発明の他の実施形態において、歯列矯正用の歯ブラシ50は、舌側歯列矯正器によって塞がれた歯の舌側面の歯肉領域を掃除しアクセスできるように構成されている。
歯列矯正用の歯ブラシ50の使い方は、一般的に以下の通りである。即ち、ユーザーはハンドル52を把持する。ブラシヘッド56は、口腔の下段の右側の部分(下段の門歯の中心から下段の右側の臼歯の後ろまで)をブラッシングするのに用いられる。その後、ユーザーは、歯ブラシ50を90度回転させてハンドル52の把持を調整する。そして、ブラシヘッド56は、口腔の下段の左側の部分(下段の門歯の中心から下段の左側の臼歯の後ろまで)をブラッシングするのに用いられる。その後、ユーザーは、歯ブラシ50を更に90度回転させて、口腔の上段の左側の部分(上段の門歯の中心から上段の左側の臼歯の後ろまで)をブラッシングする。最後に、ユーザーは、歯ブラシ50を更に90度回転させてハンドル52の把持を調整する。このとき、ブラシヘッド56は、口腔の上段の右側の部分(上段の門歯の中心から上段の右側の臼歯の後ろまで)をブラッシングできるように方向付けされている。上述の構成のブラシヘッド56によれば、歯ブラシ50は、歯列矯正器によって覆い隠された歯の顔側面の歯肉領域に堆積している食べかすや歯垢を取り除く効率のよい手段を提供する。歯列矯正用の歯ブラシ50、更に具体的にはブラシヘッド56の動かし方は、典型的な従来の歯ブラシで歯列矯正器の有無に拘らず歯を掃除するときのように、実質的にまっすぐで水平である。
歯列矯正用の歯ブラシ50は、ハンドル52に搭載されアーム54、ブラシヘッド56、ブリストル58を取り囲むようなカバー又はキャップを含んでいてもよい。カバーは、周囲の空気から、アーム、ブラシヘッド、及びブリストルを孤立させ、歯ブラシが使用していないときのこれらの構成要素の衛生面での保護を提供する。図1の歯列矯正用の歯ブラシ10は、同様に、ブラシヘッドに取り付けられ、衛生面で周囲の空気からブラシヘッドを保護するカバーを備えていてもよい。
本発明は、部分の特定の配置、構成等によって説明したが、これらは設計や構成のあらゆる可能性を排除することを意図したものではない。

Claims (19)

  1. グリップ部を有するハンドルと、
    前記グリップ部の一端に取り付けられた少なくとも1つのアームと、
    前記少なくとも1つのアームに取り付けられた少なくとも1つのブラシヘッドと、
    前記ブラシヘッドから延び、前記ハンドルの面に対して非直交状に配置された、少なくとも1つのブリストル束と、
    を備え、
    前記少なくとも1つのアームは、前記ブラシヘッドを前記グリップ部から側方にずらしている、
    歯ブラシ。
  2. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記少なくとも1つのアームは、前記ハンドルの前記面に沿って配置されている、
    歯ブラシ。
  3. 請求項2に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシヘッドの本体は、前記ハンドルの前記面に沿って配置されている、
    歯ブラシ。
  4. 請求項2に記載の歯ブラシであって、
    前記ブラシヘッドの本体は、前記ハンドルの前記面に対して角度付けて配置されている、
    歯ブラシ。
  5. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記アームは、前記ハンドルの長手軸から35度〜90度の角度で離れるように延びている、
    歯ブラシ。
  6. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記少なくとも1つのブリストル束は、前記ブラシヘッドから延びる複数のブリストル束を備え、前記ブリストル束は、前記ブラシヘッド、前記アーム、及び、前記ハンドルに対して鋭角を成している、
    歯ブラシ。
  7. 請求項6に記載の歯ブラシであって、
    前記鋭角は、20〜50度である、
    歯ブラシ。
  8. 請求項7に記載の歯ブラシであって、
    前記鋭角は、30〜45度である、
    歯ブラシ。
  9. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記少なくとも1つのブリストル束は、一列に配置された4つ又はそれ以上のブリストル束を有する、
    歯ブラシ。
  10. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記少なくとも1つのブリストル束は、二列に配置された4つ又はそれ以上のブリストル束を有する、
    歯ブラシ。
  11. 請求項10に記載の歯ブラシであって、
    前記ブリストル束は、並列配置状に配置されている、
    歯ブラシ。
  12. 請求項10に記載の歯ブラシであって、
    前記ブリストル束は、千鳥配置状に配置されている、
    歯ブラシ。
  13. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記少なくとも1つのアームは、前記グリップ部の両端に取り付けられた2つのアームを有し、
    前記少なくとも1つのブラシヘッドは、各アームに夫々取り付けられた、2つのブラシヘッドを有する、
    歯ブラシ。
  14. 請求項13に記載の歯ブラシであって、
    前記アームは、前記ハンドルの長手軸から同じ方向に同じ角度で離れるように延びている、
    歯ブラシ。
  15. 請求項1に記載の歯ブラシであって、
    前記ハンドルは、矩形断面を有し、
    前記ブラシヘッドは、円形断面を有する円柱形状と、半球状の端部を有する、
    歯ブラシ。
  16. ハンドルと、
    前記ハンドルの一端に取り付けられたアームであって、前記ハンドルの前記端部は前記アームに向かって先細っており、前記アームは円柱断面を有する、アームと、
    前記アームに取り付けられたブラシヘッドであって、前記ブラシヘッドは円柱断面と半球状の端部を有する、ブラシヘッドと、
    前記ブラシヘッドから延びる少なくとも1つのブリストル束であって、前記ブリストル束は前記ハンドルの面に対して角度を持って配置されている、ブリストル束と、
    を備えた、
    歯ブラシ。
  17. 請求項16に記載の歯ブラシであって、
    前記ハンドルは、正方断面を有し、
    前記ハンドルの面に対する前記角度は、45度である、
    歯ブラシ。
  18. 請求項16に記載の歯ブラシであって、
    前記ハンドルは、円形断面と湾曲した面を有し、
    前記ハンドルの面に対する前記角度は、前記ブリストル束と前記湾曲した面の接面との間の角度であり、
    前記角度は、0〜180度である、
    歯ブラシ。
  19. 請求項16に記載の歯ブラシであって、
    前記少なくとも1つのブリストル束は、少なくとも1つの列に並べられた、4つ又はそれ以上のブリストル束を有する、
    歯ブラシ。
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