JP2015535285A - 親水性オルガノシランを含む化粧品組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2012年11月2日に出願された米国特許仮出願番号第61/721688号の利益を主張する。
本出願は、化粧品として許容可能な媒体中にポリオキシアルキレン部分を含有するオルガノシラン(A)、及び少なくとも1つの化粧品成分(B)、を含む化粧品組成物に関する。
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4(式中、
nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は水素、R1、又はアセチル基である)、
及び少なくとも1つの化粧品成分(B)、を含む化粧品組成物に関する。
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)bR4(式中、
−nは、1、2、又は3であるか、あるいはnは2であり、a≧1、0≦b≦30であり(但し、a≧bである)、
−R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であるか、あるいはR1はアルキル基又はフェニル基であるか、あるいはR1はメチル基であり、
−R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であるか、あるいはR2は、メチル又はエチルであるか、あるいはR2はエチルであり、
−R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であるか、R3は2〜6個の炭素原子を含有するか、あるいはR3は、プロピレン又はイソブチレンであるか、R3は、−CH2CH2C(CH3)2−であるか、あるいはR3はプロピレンであり、
−R4は、水素、R1、又はアセチル基であるか、R4はメチルである);
及び、少なくとも1つの化粧用成分(B)を含む組成物、又はその反応生成物に関する。
あるいは、aは、4〜30で変化してよく、
あるいは、aは、4〜20で変化してよく、
あるいは、aは、4〜10で変化してよく、
あるいは、aは、5〜8で変化してよく、
あるいは、aは7である。
あるいは、bは、1〜30で変化してよく、
あるいは、bは、1〜20で変化してよく、
あるいは、bは、10〜20で変化してよく、
あるいは、bは、15〜20で変化してよく、
但し、a≧bである。
(CH3)(CH3CH2O)2Si CH2CH2CH2 O(CH2CH2O)7CH3。
(CH3)(CH3O)2Si CH2CH2C(CH3)2 O(CH2CH2O)18(C3H6O)18H。
(a)式(R1)(3−n)(R2O)nSiHのオルガノシラン
(式中、R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素、又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
下付き文字nは、1、2、又は3であるか、あるいはnは2である)、
(b)式R5O(CH2CH2O)a(C3H6O)bR4のポリオキシアルキレン
(式中、下付き文字「a」は、1以上であり、
下付き文字「b」は、0〜30で変化し
(但し、a≧bである)、
R4は水素、R1、又はアセチル基であり、
R5は、2〜12炭素原子を含有する不飽和脂肪族炭化水素基であり)、及び
(c)ヒドロシリル化反応用触媒、を反応させることを含む方法によって調製され得る。
(CH3)(CH3CH2O)2SiH、
(CH3)(CH3O)2SiH、
(CH3CH2)(CH3CH2O)2SiH、
(CH3CH2)(CH3O)2SiH、
(CH3)(HC(CH3)2O)2SiH、
(CH3CH2O)2SiH2、が挙げられる。
1つの分子末端に不飽和脂肪族ヒドロカルビルを有する代表的、非限定的なポリオキシアルキレンの例としては:
H2C=CHCH2O[C2H4O]aH、
H2C=CHCH2O[C2H4O]a[C3H6O]bH、
H2C=CHCH2O[C2H4O]aCH3、
H2C=CHC(CH3)2O[C2H4O]aCH3、
H2C=CHC(CH3)2O[C2H4O]a [C3H6O]bH、
H2C=CHCH2O[C2H4O]aC(O)CH3、
H2C=C(CH3)CH2O[C2H4O]aH、
HC≡CCH2O[C2H4O]aH、
HC≡CC(CH3)2O[C2H4O]aH、
(式中、a及びbは、上述の通りである)が挙げられる。
i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4(式中、
nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
ii.少なくとも1つの化粧品成分(B)とを、
iii.任意選択的に、化粧品として許容可能な媒体の存在下で反応させる工程を含む方法によって調製され得る。
i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4(式中、
nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
毛髪用染料、染毛剤から選択される少なくとも1つの化粧品成分(B)とを、任意選択的に化粧品として許容可能な媒体の存在下で混合する工程と、
ii.混合物をケラチン繊維に適用する工程と、
iii.任意選択的に混合物をケラチン繊維上に放置する工程と、
iv.任意選択的にそのケラチン繊維をすすぐ工程と、を含む。
i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4(式中、
nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
界面活性剤、毛髪用染料、染毛剤から選択される少なくとも1つの化粧品成分(B)とを、任意選択的に化粧品として許容可能な媒体の存在下で混合する工程と、
ii.混合物をケラチン繊維に適用する工程と、
iii.任意選択的に混合物をケラチン繊維上に放置する工程と、
iv.任意選択的にケラチン繊維をすすぐ工程と、を含む。
i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4(式中、
nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
水とを混合する工程と、
ii.混合物をケラチン繊維に適用する工程と、
iii.任意選択的に混合物をケラチン繊維上に放置する工程と、
iv.任意選択的にケラチン繊維をすすぐ工程と、を含む。
i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4(式中、
nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は水素、R1、又はアセチル基である)と、
少なくとも1つの化粧品成分(B)とを、任意選択的に化粧品として許容可能な媒体の存在下で混合する工程、
ii.及び、これを皮膚に適用する工程、
iii.及び任意選択的に皮膚をすすぐ工程、を含む。
ポリ(EO)メチル3−(メチルジエトキシシリル)プロピルエーテルの調製
PG SF−アリルEO7−Me(463.73g;NOF CorporationのUNIOX MUS−4)及び酢酸ナトリウム(0.05g;Fisher Biotech)を、三日月形パドル撹拌棒、水冷コンデンサとメチルジエトキシシラン(136.52g;Gelest,Inc)を入れた250mL滴下漏斗とを装着したクライゼン管、及び熱電対を装着した温度計アダプタを装着した2Lの三つ口丸底フラスコ(RBF)に、全てを窒素パージ下で入れた。メチルジエトキシシランの20重量%又は28gをRBFに供給したときに、反応混合物を60℃まで加熱し、その直後にIPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒(約400μL又は6ppm)を加えた。即座に観察された発熱は、18℃であった。滴下漏斗内の残りのメチルジエトキシシランをRBFに約1.21g/分の速度で供給し、その間、温度は80℃に設定して、滴下中は85℃未満に保持した。シランを加えてから1時間後に、IPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒の2回目の添加(約500μL又は7ppm)を行い、約5℃の発熱が確認された。メチルジエトキシシランを全てRBFに入れたら、温度を85℃設定点に設定し、IPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒の3回目の添加(約500μL又は7ppm)を行ったが、その間、発熱は観測されなかった。次に、生成混合物をヒドロシリル化を完了させるために更に1時間還流させた。反応終了を確認した後、残留SiHをIRで測定すると、2150cm−1ピークにおいて34ppmであった。その次の日に、クライゼン管を、水冷コンデンサを装着した250mL丸底フラスコに替えた。ストリップ処理のために装置を減圧した。生成混合物を、1.3〜5.3kPa(10〜40mmHg)の減圧下において90℃で1時間ストリップ処理した。IRで測定された最終残留SiH含量は、2150cm−1において4ppmであった。最終的な最終生成物を20μm径の濾紙で加圧濾過して酢酸ナトリウムを取り除いた。
ポリ(EO)メチル3−(メチルジメトキシシリル)プロピルエーテルの調製
PG−SF−アリルEO7−Me(489.378g;NOF CorporationのUNIOX MUS−4)及び酢酸ナトリウム(0.1g;Fisher Biotech)を、三日月形パドル撹拌棒、水冷コンデンサとDow Corning(登録商標)Z−6701シラン(110.622g)を入れた250mL滴下漏斗とを装着したクライゼン管、及び熱電対を装着した温度計アダプタを装着した2Lの三つ口丸底フラスコ(RBF)に、全てを窒素パージ下で入れた。Z−6701シランの10重量%又は11gをRBFに供給したときに、反応混合物を45℃まで加熱し、その直後にIPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒(約400μL又は6ppm)を加えた。直ちに観測された発熱は2〜3℃であった。滴下漏斗内の残りのZ−6701をRBFに約1.67g/分の速度で供給し、その間、温度は53℃に設定して、滴下中は+2℃の発熱を保持した。Z−6701を全てRBFに入れたときに、混合物の温度を53℃設定点に戻し、IPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒の2回目の添加(約500μL又は7ppm)を行った。混合物をその後更に2時間保持して反応を完了させ、ここで1時間還流させた後にIPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒の3回目の添加(約500μL又は7ppm)を行った。触媒を加えられる毎に観測される2℃の一定の発熱は、最後の添加以外では1時間続いたが、最後の添加では30分しか続かなかった。反応完了を確認した後、残留SiHをIRで測定すると、2150cm−1ピークにおいて35ppmであった。その次の日に、クライゼン管を、水冷コンデンサが装着された250mL丸底フラスコに替えた。ストリップ処理のために装置を減圧した。生成混合物を、1.3〜2.7kPa(10〜20mmHg)の減圧下において60℃で1時間ストリップ処理した。IRで測定された最終残留SiH含量は、2150cm−1において4ppmであった。最終的な最終生成物を20μm径の濾紙で加圧濾過して酢酸ナトリウムを取り除いた。
ポリ(EO)ヒドロキシ3−(メチルジエトキシシリル)プロピルエーテルの調製
PG SF−アリルEO7−OH(191.85g;Dow Chemical Company)及び酢酸ナトリウム(0.05g;Fisher Biotech)を、三日月形パドル撹拌棒、水冷コンデンサとメチルジエトキシシラン(58.67g;Gelest,Inc)を入れた250mL滴下漏斗とを装着したクライゼン管、及び熱電対を装着した温度計アダプタを装着した500mLの三つ口丸底フラスコ(RBF)に、全てを窒素パージ下で入れた。メチルジエトキシシランの10重量%又は6gをRBFに供給したときに、反応混合物を60℃まで加熱し、その直後にIPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒(約230μL又は8ppm)を加えた。即座に観察された発熱は、7℃であった。滴下漏斗内の残りのメチルジエトキシシランをRBFに約0.88g/分の速度で供給し、その間、温度は67℃に設定して、滴下中は約75℃未満に保持した。メチルジエトキシルシランを全てRBFに加えたときに、温度を75℃に設定して1時間還流させて反応を完了させた。反応混合物を60℃まで冷却して、IRにより、159ppmの残留SiHが2150cm−1ピークにおいて観測された。IPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒の2回目の添加(約50μL又は約1.7ppm)を反応混合物に入れたが、発熱は検出されなかった。反応温度を80℃まで上げて、1時間還流させた。残留SiHは126ppmと測定された。その次の日に、生成混合物を、ロータリーエバポレーションするために1L丸底フラスコに移した。一部材料をストリップさせたが、その間、減圧は約0.4〜0.5kPa(約3〜4mmHg)であり、水浴は80℃であった。この方法を2時間続けて、最終生成物には残留SiHが13ppm残っていた。最終的な最終生成物を20μmの濾紙で加圧濾過して酢酸ナトリウムを取り除いた。
ポリ(EO)ヒドロキシ3−(メチルジメトキシシリル)プロピルエーテルの調製
PG SF−アリルEO7−OH(80.58g;Dow Chemical Company)及び酢酸ナトリウム(0.03g;Fisher Biotech)を、三日月形パドル撹拌棒、水冷コンデンサとDow Corning(登録商標)Z−6701シラン(20.06g)を入れた250mL滴下漏斗とを装着したクライゼン管、及び熱電対を装着した温度計アダプタを装着した250mLの三つ口丸底フラスコ(RBF)に、全てを窒素パージ下で入れた。Dow Corning(登録商標)Z−6701シランの10重量%又は2gをRBFに供給したときに、反応混合物を45.6℃まで加熱し、その直後にIPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒(約60μL又は5ppm)を加えた。即座に観察された発熱は0.9℃であった。滴下漏斗内の残りのDow Corning(登録商標)Z−6701シランをRBFに約0.21g/分の速度で供給し、その間、温度は50℃に設定して、滴下中は約49〜51℃未満に保持した。メチルジエトキシルシランを全てRBFに入れたときに、温度を57℃に設定して2.5時間還流させて反応を完了させた。反応混合物を室温まで冷却し、IRにより、121ppmの残留SiHが2150cm−1ピークにおいて観測された。その次の日に、反応混合物に更にPG−SF−アリルEO7−OH(5.48g;Dow Chemical Company)を加え、反応混合物を57±1℃において4.5時間保持し、結果として20ppmの残留SiHが得られた。クライゼン管を、水冷コンデンサが装着された250mL丸底フラスコに替えた。ストリップ処理のために装置を減圧した。生成混合物を、1.3〜6.7kPa(10〜50mmHg)の減圧下、80℃において3時間ストリップ処理した。IRで測定された最終残留SiH含量は、2150cm−1ではまだ20ppmであった。最終的な最終生成物を20μm径の濾紙で加圧濾過して酢酸ナトリウムを取り除いた。
ポリ(EO)アセテート3−(メチルジメトキシシリル)プロピルエーテルの調製
PG SF−アリルEO7−Ac(247.77g)及び酢酸ナトリウム(0.05g;Fisher Biotech)を、三日月形パドル撹拌棒、水冷コンデンサとDow Corning(登録商標)Z−6701シラン(52.98g)を入れた250mL滴下漏斗とを装着したクライゼン管、及び熱電対を装着した温度計アダプタを装着した500mLの三つ口丸底フラスコ(RBF)に、全てを窒素パージ下で入れた。Dow Corning(登録商標)Z−6701シランの10重量%又は5gをRBFに供給したときに、反応混合物を47℃まで加熱し、その直後にIPA中1%のDow Corning(登録商標)2−0707 INT触媒(約270μL又は8ppm)を加えた。直ちに観測された発熱は1〜2℃であった。滴下漏斗内の残りのDow Corning(登録商標)Z−6701シランをRBFに約0.79g/分の速度で供給し、その間、温度は54℃に設定して、滴下中は約58℃未満に保持した。Dow Corning(登録商標)Z−6701シランを全てRBFに入れたときに、温度を54℃に設定して1時間還流させて反応を完了させた。IRにより、540ppmの残留SiHが2150cm−1において確認された。更に1時間還流を行い、残留SiHは300ppmと測定された。その次の日に、クライゼン管を、水冷コンデンサを装着した250mL丸底フラスコに替えた。ストリップ処理のために装置を減圧した。生成混合物を、2.7〜11kPa(20〜80mmHg)の減圧下、62℃において3時間ストリップ処理した。IRで測定された最終残留SiH含量は、2150cm−1において28ppmであった。最終的な最終生成物を20μm径の濾紙で加圧濾過して酢酸ナトリウムを取り除いた。
三つ口丸底フラスコに、酢酸ナトリウム0.20g(2.4ミリモル)、及びアリル末端と、約12個のエチレンオキシド単位とを含み、アセテートでキャップされたポリエーテル171.8g(0.29モル)を加えた。次いでフラスコに、メチルジエトキシシラン28.2g(0.21モル)(MDES)を加えた。N2下で撹拌しながら、混合物を75℃±5℃まで加熱し、その後、Pt触媒3ppmを加えた。少し発熱した(<10℃±1℃)後、混合物を85℃±5℃で6時間保持した。この時点では、反応は、FTIRによってSiH消費を測定したところ、98.9%完了していた。120℃±5℃/0.7〜1.3kPa(5〜10mmHg)まで4時間加熱することにより、混合物中の揮発物をストリップさせた。最後に、混合物を室温まで冷却し、ナイロンフィルターに担持されたセライトで濾過することで、淡黄色油167g(収率83%)が得られた。この物質の特性評価からは、29Si−NMRにおける約−5.6ppmの単一ピークから分かるように、所望の生成物が得られたことが示された。
三つ口丸底フラスコに、酢酸ナトリウム0.25g(3.0ミリモル)、及びアリル末端と、約18個のエチレンオキシド単位及び18個のプロピレンオキシド単位とを含み、アセテートでキャップされたポリエーテル189.3g(97ミリモル)を加えた。次いでフラスコに、メチルジエトキシシラン10.9g(81モル)(MDES)を加えた。N2下で撹拌しながら、混合物を75℃±5℃まで加熱し、その後、Pt触媒4ppmを加えた。少し発熱した(<10℃±1℃)後、混合物を85℃±5℃で3時間保持した。この時点では、反応は、FTIRによってSiH消費を測定したところ、99.6%完了していた。120℃±5℃/0.7〜1.3kPa(5〜10mmHg)まで5時間加熱することにより、混合物中の揮発物をストリップさせた。最後に、混合物を室温まで冷却し、ナイロンフィルターに担持されたセライトで濾過することで、淡黄色油153g(収率76%)が得られた。この物質の特性評価からは、29Si−NMRにおける約−5.6ppmの単一ピークから分かるように、所望の生成物が得られたことが示された。
三つ口丸底フラスコに、酢酸ナトリウム0.25g(3.0ミリモル)、及びアリル末端と、約12個のエチレンオキシド単位とを含み、アセテートでキャップされていないポリエーテル168.7g(0.31モル)を加えた。次いで、メチルジエトキシシラン31.4g(0.24モル)(MDES)をフラスコに加えた。N2下で撹拌しながら、混合物を75℃±5℃まで加熱し、その後、Pt触媒3ppmを加えた。少し発熱した(<10℃±1℃)後、混合物を85℃±5℃で3時間保持した。この時点では、反応は、FTIRによってSiH消費を測定したところ、99.5%完了していた。120℃±5℃/0.7〜1.3kPa(5〜10mmHg)まで4時間加熱することにより、混合物中の揮発物をストリップさせた。最後に、混合物を室温まで冷却し、ナイロンフィルターに担持されたセライトで濾過することで、淡黄色油149g(収率74%)が得られた。この物質の特性評価からは、29Si−NMRにおける約−5.6ppmの単一ピークから分かるように、所望の生成物が得られたことが示された。
縮毛の減少に関してのヘアケア評価
縮毛を減少させる本発明のシランポリエーテルのコンディショニング能力を実証するために、以下の手順及び材料を使用して、実施例8のシランポリエーテルにおいて一連のコンディショニング評価を行った。
Claims (15)
- i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4
(式中、nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
ii.少なくとも1つの化粧品成分(B)と、を含む、化粧品組成物。 - nが2である、請求項1に記載の化粧品組成物。
- aが4〜30の範囲である、請求項1又は2に記載の化粧品組成物。
- R1がメチルであり、R2がメチル又はエチルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- R3がプロピレン又は−CH2CH2C(CH3)2−である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
- オルガノシラン(A)が、以下の平均式:
(CH3)(CH3CH2O)2Si CH2CH2CH2 O(CH2CH2O)7CH3を有する、請求項1に記載の化粧品組成物。 - オルガノシラン(A)が、以下の平均式:
(CH3)(CH3O)2Si CH2CH2C(CH3)2 O(CH2CH2O)18(C3H6O)18Hを有する、請求項1に記載の化粧品組成物。 - 化粧品として許容可能な媒体を含む、請求項1に記載の化粧品組成物。
- 前記化粧品成分(B)は、皮膚軟化剤、ワックス、保湿剤、表面活性物質、増粘剤、水相安定化剤、pH調整剤、防腐剤及び化粧用殺生物剤、皮脂吸収剤、皮脂調整剤、野菜抽出物、植物抽出物、ビタミン、タンパク質及びその誘導体、アミノ酸及びその誘導体、顔料、着色剤、充填剤、シリコーンコンディショニング剤、カチオン性コンディショニング剤、UV吸収剤、日焼け止め剤、フケ防止剤、制汗剤、消臭剤、皮膚保護剤、毛髪用染料、ネイルケア成分、芳香剤、香料、酸化防止剤、酸化剤、還元剤、噴射ガス、脂肪族アルコール、カラーケア添加剤、真珠様光沢化剤、キレート剤、被膜形成剤、スタイリング剤、セラミド、懸濁化剤、及びこれらの混合物から選択される、請求項1に記載の化粧品組成物。
- 前記化粧品成分は、顔料、着色剤、染料から選択される、請求項に記載の化粧品組成物。
- 以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4
(式中、nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
少なくとも1つの化粧品成分(B)とを混合する工程を含む、化粧品組成物の調製方法。 - i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4
(式中、nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
少なくとも1つの化粧品成分(B)とを混合する工程、
ii.及び、これを皮膚に適用する工程、
iii.及び任意選択的に皮膚をすすぐ工程、を含む、皮膚の水和方法。 - i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4
(式中、nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
毛髪用染料、染毛剤、から選択される少なくとも1つの化粧品成分(B)とを混合する工程と、
ii.前記混合物をケラチン繊維に適用する工程と、
iii.任意選択的に前記混合物を前記ケラチン繊維上に放置する工程と、
iv.任意選択的に前記ケラチン繊維をすすぐ工程と、を含む、ケラチン繊維を染色する方法。 - i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4
(式中、nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
界面活性剤、毛髪用染料、染毛剤、から選択される少なくとも1つの化粧品成分(B)とを混合する工程と、
ii.前記混合物をケラチン繊維に適用する工程と、
iii.任意選択的に前記混合物を前記ケラチン繊維上に放置する工程と、
iv.任意選択的に前記ケラチン繊維をすすぐ工程と、を含む、ケラチン繊維への染色を維持する方法。 - i.以下の式を有するオルガノシラン(A);
(R1)(3−n)(R2O)nSiR3O(CH2CH2O)a(C3H6O)b R4
(式中、nは、1、2、又は3であり、
a≧1であり、bは0〜30で変化してよく(但し、a≧bである)、
R1は、1〜12個の炭素原子を含有する炭化水素基であり、
R2は、水素又は1〜6個の炭素原子を含有するアルキル基であり、
R3は、2〜12個の炭素原子を含有する二価の炭化水素基であり、
R4は、水素、R1、又はアセチル基である)と、
水とを混合する工程と、
ii.前記混合物をケラチン繊維に適用する工程と、
iii.任意選択的に前記混合物を前記ケラチン繊維上に放置する工程と、
iv.任意選択的に前記ケラチン繊維をすすぐ工程と、を含む、ケラチン繊維の縮れを減少させる方法。
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