JP2015532904A - 空気推力車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基盤と、前記基盤に取り付けられた上下逆転した皿型の本体と、前記基盤上の複数の所定位置に規定された複数の組の開口部と、前記本体上の複数の所定位置に規定された複数の組の開口部と、所定の組の開口部から空気を吸引して他の所定の組の開口部から空気を吐出することにより、前進動作及び後退動作のための浮上力を供給するとともに、前記基盤上での車両の水平方向の旋回を可能にするように構成された、複数の空気排出機構と、前記空気排出機構を前記複数の組の開口部のそれぞれと作動上接続するように適合された複数のダクトと、前記空気排出機構を作動するように結合されたエンジンと、を有することを特徴とする空気推力車両。【選択図】図1A
Description
本発明は飛行車両の分野に関わる。
現状では、道路は物の輸送および人員の通勤に広範囲で使用されている。その理由は、道路が他の輸送手段より費用効果が高い輸送方法であるからである。従って、過去数年間で道路を行き来する車両数は継続的に増加している。結果として、道路は益々渋滞してきた。道路の渋滞は貴重な時間の無駄を生む。さらに、地上車両の燃費は渋滞中に悪化し、このため地上車両の運用コストを高め、環境汚染の原因ともなっている。道路にまつわる問題を克服するため、航空機の到来による空を利用する代替的輸送形態が開発された。しかしながら、航空機による通勤は費用が高く、離着陸用に専用の場所を要する。さらに、航空機は環境汚染の原因となる化石燃料で運転される。従って、今日利用可能な輸送手段に関連する問題を解消するニーズが認識されている。
本発明の目的のうち少なくとも一件の実施例に対して適合された一部の項目を以下に説明する。
本発明の目的は、低生産費の空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、飛行のために翼が不要な空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、任意の種別の飛行場で運用可能な空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、運転し易い空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、低営業費の空気推力車両を提供することである。
本発明のその他の目的および優位点は、以下の説明を添付図と共に読むことにより明らかとなる。ここで、以下の説明と添付図は、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。
本発明の目的は、低生産費の空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、飛行のために翼が不要な空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、任意の種別の飛行場で運用可能な空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、運転し易い空気推力車両を提供することである。
本発明の目的は、低営業費の空気推力車両を提供することである。
本発明のその他の目的および優位点は、以下の説明を添付図と共に読むことにより明らかとなる。ここで、以下の説明と添付図は、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。
本発明の一実施形態の空気推力車両は、基盤と、前記基盤に取り付けられた上下逆転した皿型の本体と、前記基盤上の複数の所定位置に規定された複数の組の開口部と、前記本体上の複数の所定位置に規定された複数の組の開口部と、所定の組の開口部から空気を吸引して他の所定の組の開口部から空気を吐出することにより、前進動作及び後退動作のための浮上力を供給するとともに、前記基盤上での車両の水平方向の旋回を可能にするように構成された、複数の空気排出機構と、前記空気排出機構を前記複数の組の開口部のそれぞれと作動上接続するように適合された複数のダクトと、前記空気排出機構を作動するように結合されたエンジンと、を有している。
前記複数の所定位置は、前側、上側、後側、左前側、左後側、右前側、右後側、底面からなる一群の中から選択することができる。
前記空気排出機構は、アキシアルコンプレッサ、ブースタ、ブロワ、ガスタービンからなる一群の中から選択することができる。
前記空気排出機構は、前記上側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記底面に規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の上昇を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記前側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の前進動作を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記左前側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記左後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の左方向への回転を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記左前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記右前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の左方向への回転を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記右前側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記右後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の右方向への回転を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記右前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記左前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の右方向への回転を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記左前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記右前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の左方向への移動を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記右前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記左前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の右方向への移動を可能にするように構成することができる。
前記空気排出機構は、前記後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記前側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の後退動作を可能にするように構成することができる。
前記複数の組の開口部にエアフィルタを搭載することができる。
空気推力車両は、前記基盤と前記本体の少なくとも一部を覆うゴム製コーティングをさらに有することができる。
空気推力車両は、前記本体の少なくとも一部に配置された窓ガラスをさらに有することができる。
前記基盤の中心に重心を位置させることができる。
空気推力車両は、少なくとも一人の乗員を搭載可能とすることができる。
次に、本開示内容を、以下の添付図面を用いて説明する。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、本発明の実施例に従い空気推力車両を浮上させる空気排出機構を表している。
空気推力車両の側面の遠近図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両を浮上させる空気排出機構を表している。
空気推力車両の底面を見上げた図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両を浮上させる空気排出機構を表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両を前進させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の正面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両を前進させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の背面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両を前進させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上左方向に回転させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の平面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上左方向に回転させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の平面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上左方向に回転させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上右方向に回転させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の平面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上右方向に回転させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の平面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上右方向に回転させる推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上左方向に動かす推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の平面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上左方向に動かす推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上右方向に動かす推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の平面図を図解したものであり、空気推力車両を作動上右方向に動かす推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の後退用推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の正面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の後退用推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の背面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の後退用推力を提供する空気排出機構を表している。
空気推力車両の遠近正面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両に規定された複数の開口部に配置されたエアフィルタを表している。
空気推力車両の背面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両に規定された複数の開口部に配置されたエアフィルタを表している。
空気推力車両の側面の遠近図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の本体および基盤上に施したゴムのコーティングを表している。
空気推力車両の底面を見上げた図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の基盤に施したゴムのコーティングを表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両本体に配置された窓ガラスを表している。
空気推力車両の底面を見上げた図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の基盤上の窓ガラスの配置を表している。
空気推力車両の側面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の重心の位置を表している。
空気推力車両の底面を見上げた図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の重心の位置を表している。
本発明の実施例に従う空気推力車両内部の同乗者用座席の配置を図解したものである。
本発明の実施例に従う空気推力車両内部の同乗者用座席の配置を図解したものである。
空気推力車両の遠近側面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の全体的構造を表している。
空気推力車両の平面図を図解したものであり、図1Aの空気推力車両の全体的構造を表している。
図1Aの空気推力車両が利用する空気排出機構を示す図である。
空気推力車両の概念図を図解したものであり、複数の開口部を持つ空気排出機構の接続態様を表している。
空気推力車両の底面を見上げた図を図解したものであり、エンジンを持つ空気排出機構の接続態様を表している。
次に、本発明の空気推力車両について、本開示の範囲および適用可能性を制限するものではない実施例を参照しながら説明する。この説明は、本開示システムおよびその考えうる用途についての有利な例示的実施例を示すのみである。
本発明のシステム、その多様な機能および優位性のある詳細項目を、以下の説明により限定性のない実施例を参照しながら説明する。周知の成分及び処理技術の説明は、実施例を不要に複雑にすることを避けるためにここでは省略する。
本発明で使用される事例は、ここに記載されている実施例の実施方法の理解の一助とするため及びここに記載されている実施例の実施を当該分野の技能を有する者が容易に行えるようにするためにのみ掲載している。従って、事例はここに記載の実施例の範囲を限定するものとして解釈することはできない。
本発明による空気推力車両は、基本的には、空気を特定方向に強制排気することにより生成される推力に基づいて空中飛行可能な飛行車両である。複数の空気排出機構を使用して複数の開口部から吸気および強制排気を行い空気推力車両の動作用浮力を得る。
次に、本発明の空気推力車両について、図1A〜図15Bに図解された基幹部品を全般的に参照して説明する。
空気推力車両100は、基盤130に取付けられた皿形本体132を有する。
空気推力車両100は、本体132上の複数の位置に規定された(設けられた、形成された)複数の組の開口部を有する。より具体的に、開口部の組114が前側部分107に規定され、開口部の組115が上側部分108に規定され、開口部の組116が後側部分109に規定され、開口部の組117と118が左側部分110に規定され、開口部の組119と120が右側部分111に規定されている。また、開口部の組121が基盤130の底面112に規定されて(設けられて、形成されて)いる。
空気推力車両100は、本体132の内部に配置された複数の空気排出機構105を有している。この複数の空気排出機構105は、複数のダクト122で複数の組の開口部と接続されている。空気排出機構105は、例えば、アキシアルコンプレッサ、ブースタ、ブロワ、ガスタービンとすることができる。空気排出機構105は、空気推力車両100の前進用と後退用の駆動力および基盤130上での空気推力車両100の水平旋回用の浮力を生成する。
図1A、図1B、図1Cは、空気排出機構105が生成する浮力による空気推力車両100の上昇の態様を表す図解である。図1Aに示す通り、空気排出機構105は、開口部の組115から複数のダクト122を通して空気を吸気(吸引)し、且つ、開口部の組121から複数のダクト122を通して強制排気(吐出)する。基盤130の底面112に規定された開口部の組121から強制的に空気を吐出するので(図1B、図1C)、反対方向の同じ強度を持つ力が基盤130の底面112に作用し、これにより車両を上昇させることができる。
図2A、図2B、図2Cは、空気排出機構105で生じる推力による空気推力車両100の前進を表す図解である。図2A、図2Bに示す通り、空気排出機構105は、開口部の組114から複数のダクト122を通して吸気(吸引)し、且つ、開口部の組116から複数のダクト122を通して強制排気(吐出)する。本体132の後側部分109に規定された開口部の組116を通して空気を吐出するので(図2C)、空気推力車両100の後側部分109に反作用力が作用し、従って空気推力車両100を前進させることができる。
図3A、図3B、図3Cは、空気推力車両100を作動上左方向に回転させる態様を表す図解である。
本発明の一実施例に従い、空気排出機構105は、左側部分110のフロント位置(左前部分)に規定された開口部の組117から吸気(吸引)し、且つ、左側部分110のリア位置(左後部分)に規定された開口部の組118から強制排気(吐出)する(図3A、図3C)。これにより、空気推力車両100を作動上左方向に回転させる力が発生する。
本発明の別の実施例に従い、空気排出機構105は、左側部分110のフロント位置(左前部分)に規定された開口部の組117および右側部分111のリア位置(右後部分)に規定された開口部の組120から吸気(吸引)する(図3B)。また空気排出機構105は、右側部分111のフロント位置(右前部分)に規定された開口部の組119および左側部分110のリア位置(左後部分)に規定された開口部の組118を通して強制通気(吐出)する。これにより、
推力が右側部分111のフロント位置(右前部分)および左側部分110のリア位置(左後部分)に作用し、空気推力車両100を作動上左方向に回転させる力が発生する。
推力が右側部分111のフロント位置(右前部分)および左側部分110のリア位置(左後部分)に作用し、空気推力車両100を作動上左方向に回転させる力が発生する。
図4A、図4B、図4Cは、空気推力車両100を作動上右方向に回転させる態様を表す図解である。
本発明の一実施例に従い(図4A)、空気排出機構105は、開口部の組118から吸気(吸引)し、且つ、開口部の組117から強制排気(吐出)することにより、空気推力車両100を作動上右方向に回転させる。
本発明の他の実施例に従い(図4C)、空気排出機構105は、開口部の組119から吸気(吸引)し、且つ、開口部の組120から強制排気(吐出)することにより、空気推力車両100を作動上右方向に回転させる。
本発明のさらに他の実施例に従い(図4B)、空気排出機構105は、開口部の組119および開口部の組118から吸気(吸引)し、且つ、開口部の組117および開口部の組120から強制排気(吐出)する。これにより、右側部分111のリア位置(右後部分)および左側部分110のフロント位置(左前部分)に逆方向の等しい力が作用し、空気推力車両100を作動上右方向に回転させることができる。
図5A、図5Bは、空気推力車両100の作動上左方向への動作を表した図解である。空気排出機構105は、開口部の組117および開口部の組118から吸気(吸引)し、且つ、開口部の組119および開口部の組120から強制排気(吐出)することにより、空気推力車両100の作動上左方向への動作を可能にする推力を生成する。
図5A、図5Bは、空気推力車両100の作動上右方向への動作を表した図解である。空気排出機構105は、開口部の組119および開口部の組120から吸気(吸引)し、且つ、開口部の組117および開口部の組118から強制排気(吐出)することにより、空気推力車両100の作動上右方向への動作を可能にする推力を生成する。
図7A、図7B、図7Cは、空気推力車両100の後退の図解である。図7Aに示す通り、空気排出機構105は、開口部の組116から複数のダクト122を通して吸気(吸引)し、且つ、開口部の組114から複数のダクト122を通して強制排気(吐出)する。本体132の前側部分107に規定された開口部の組114から空気を吐出することにより(図7C、図7B)、空気推力車両100の前側部分107に反作用力が働いて、空気推力車両100を後退させることができる。
本発明の実施例に従い、開口部に、エアバッグ、紙類および他の廃棄物が空気排出機構105により吸引されるのを防止するためのエアフィルタ103、特にネットキャップが搭載されている(図8A、図8B)。
本発明の他の実施例に従い、ゴムのコーティングが、空気推力車両100の基盤130の底面112および本体132の回周部の低い位置に施されており、空気推力車両100が電信柱と接触した場合でも電流から保護し、本体132が地面の任意の物体と接触するのを防止することができる(図9A、図9B)。
本発明の他の実施例に従い、窓ガラス102が空気推力車両100の本体132および基盤130の底面112に配置されている(図10A、図10B)。窓ガラス102は、地上および周辺を見渡すために使用される。さらに、窓ガラス102は、風および粉塵、虫、岩石等の飛行残骸物から乗員を保護するために搭載されている。
本発明の他の実施例に従い、空気推力車両100の重心は、基盤130の中心126に位置している(図11A、図11B)。これにより、空気推力車両100が飛行中に適正なバランスを維持することができる。
本発明の他の実施例に従い、空気推力車両100には、少なくとも一人の同乗者(乗員)127が着席可能な座席129が配置されている(図12A、図12B)。
図13A、図13Bは、空気推力車両100の包括的な外面構造の図解である。同図に示すように、本体132および基盤130に規定された開口部にはネットキャップ103が配置されている。また、本体132および基盤130にはゴムコーティングが施されている。さらに、空気推力100の本体132上には、ドア101とバンパー113が設けられている。
図14は、空気推力車両100が使用する空気排出機構105を図解したものである。空気排出機構105は、回転型および定置型部品、特に、ロータの羽根123およびステータの羽根124を含んでいる。複数のダクト122は、空気排出機構105と両端で接続され、気流の取り込み及び排出を容易にする。
図15A、図15Bは、空気排出機構105の複数の開口部およびエンジン106との接続態様を表す図解である。空気排出機構105はエンジン106により作動されるが、特に、電動機を使用する。エンジン106は、電動機および空気排出機構105を操作するために使用可能な化石燃料を使用する任意の従来型エンジンには限定されない。
本発明による空気推力車両は、車輪、トランスミッション、サスペンションおよび翼構造が無く、従って生産費が低い。さらに、本発明による空気推力車両は、任意の表面で可動であり、また、改良されていない飛行場での離着陸が可能である。本発明による空気推力車両は、運転が容易であり、軽量化に優れた低燃費、及び飛行中効果的なバランスを維持し、従って車両が経済的で安全なものとなる。
[技術進歩及び経済的意味]
本発明が目指すシステムの技術的優位性は、以下の項目が実現されることにある。
・低生産費の空気推力車両
・飛行用の翼が不要な空気推力車両
・任意の種類の飛行場で運用可能な空気推力車両
・運転し易い空気推力車両
・低営業費の空気推力車両
本発明が目指すシステムの技術的優位性は、以下の項目が実現されることにある。
・低生産費の空気推力車両
・飛行用の翼が不要な空気推力車両
・任意の種類の飛行場で運用可能な空気推力車両
・運転し易い空気推力車両
・低営業費の空気推力車両
本明細書を一貫して、用語「構成」またはその類の表記「成る」あるいは「構成される」は、表記されている要素、完全体、手順、あるいは、要素、完全体、または手順の群を含意する一方、その他の要素、完全体、または手順、あるいは、要素、整数、または手順の群を除外するのではないものとして理解されるべきものである。
「少なくとも」あるいは「少なくとも一種(一つの)」という表現の使用は、その使用が目的の対象物または結果のうち一つまたは複数のものを実現するために本発明の実施例に採用されている通り、一つまたは複数の要素または成分または数量を使用することを意味する。
具体的実施例について以上で説明される内容は、現状の知識を応用した場合に他者が容易に当該実施例の多様な応用のために基本的な考え方から乖離せずとも修正及び/または適合可能なように、本実施例の汎用性を開示したものである。従って、こうした適合や修正は、開示された同実施例の意味及び範囲において理解すべきであるとともにそのように理解されることが意図されている。本説明で使用される句や用語の用法は、説明の目的のためであり、記述内容のみに限定するためではない。従って、ここに説明される実施例は優先実施例に基づいて説明されており、当該分野の技能を有する者は、同実施例がここに説明される実施例の発想及び範囲内で修正した場合において実践可能であることを認識可能である。
Claims (17)
- 基盤と、
前記基盤に取り付けられた上下逆転した皿型の本体と、
前記基盤上の複数の所定位置に規定された複数の組の開口部と、
前記本体上の複数の所定位置に規定された複数の組の開口部と、
所定の組の開口部から空気を吸引して他の所定の組の開口部から空気を吐出することにより、前進動作及び後退動作のための浮上力を供給するとともに、前記基盤上での車両の水平方向の旋回を可能にするように構成された、複数の空気排出機構と、
前記空気排出機構を前記複数の組の開口部のそれぞれと作動上接続するように適合された複数のダクトと、
前記空気排出機構を作動するように結合されたエンジンと、
を有することを特徴とする空気推力車両。 - 請求項1記載の空気推力車両において、
前記複数の所定位置は、前側、上側、後側、左前側、左後側、右前側、右後側、底面からなる一群の中から選択される空気推力車両。 - 請求項1記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、アキシアルコンプレッサ、ブースタ、ブロワ、ガスタービンからなる一群の中から選択される空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記上側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記底面に規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の上昇を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記前側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の前進動作を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記左前側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記左後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の左方向への回転を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記左前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記右前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の左方向への回転を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記右前側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記右後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の右方向への回転を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記右前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記左前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の右方向への回転を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記左前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記右前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の左方向への移動を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記右前側と前記右後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記左前側と前記左後側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の作動上の右方向への移動を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項2記載の空気推力車両において、
前記空気排出機構は、前記後側で規定された開口部の組から空気を吸引し、前記前側で規定された開口部の組から空気を吐出することにより、前記車両の後退動作を可能にするように構成されている空気推力車両。 - 請求項1記載の空気推力車両において、
前記複数の組の開口部にエアフィルタが搭載されている空気推力車両。 - 請求項1記載の空気推力車両において、
前記基盤と前記本体の少なくとも一部を覆うゴム製コーティングをさらに有する空気推力車両。 - 請求項1記載の空気推力車両において、
前記本体の少なくとも一部に配置された窓ガラスをさらに有する空気推力車両。 - 請求項1記載の空気推力車両において、
前記基盤の中心に重心が位置している空気推力車両。 - 請求項1記載の空気推力車両において、
少なくとも一人の乗員を搭載可能である空気推力車両。
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