JP2015532389A - 高効率低比速度遠心ポンプ - Google Patents

高効率低比速度遠心ポンプ Download PDF

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Abstract

ケーシング3と、ケーシング内に回転可能に配置された回転シャフト9と、複数のポンプ段15、17とを備えており、各々のポンプ段は、前記回転シャフト9に固定され、ケーシング3に形成されたそれぞれのインペラ室17に回転可能に配置されたインペラ15を備えている遠心ポンプが説明される。ポンプは、回転部品とそれぞれの静止部品との間の漏洩を減少させるための複数のシール部材をさらに備えている。シール部材27、29のうちの少なくとも1つは、面同士を向かい合わせる関係にて根元端部において前記それぞれの静止部品へと取り付けられ、前記静止部品と前記それぞれの回転部品との間のシールリングを形成する弾性プレート部材からなる機構を備えている。さらに、少なくとも幾つかのポンプ段は、25以下の比速度を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、遠心ポンプの改良に関し、特に多段遠心ポンプ(ただし、これに限られるわけではない)の改良に関する。より具体的には、本発明は、低い比速度を有する遠心ポンプの効率を向上させることを目的とした改良に関する。
多段遠心ポンプは、液体の圧力を高めるために幅広く使用されている。多段遠心ポンプは、通常は、ケーシングと、ケーシング内で回転するように構成されたシャフトとを備えている。複数のインペラが、シャフトへとキーによって取り付けられ、ポンプケーシングに形成されたそれぞれの室に回転可能に収容されている。
段間のシールリングおよびブシュが、ケーシングに取り付けられ、各々のインペラの各側をシールすることで、或るインペラの出口にもたらされる加圧された液体が上流段に向かって逆流することを防止するように、それぞれのインペラと協働する。シールリングおよびシールブシュの効果的な働きが、ポンプの全体の効率に大きく影響する。
一般に、ポンプをまたぐポンプ入口およびポンプ出口の間の所定の圧力差において、段の数が多いほど、各々のシールリングまたはシールブシュをまたいで存在する圧力低下が小さくなるがゆえに、段間のシールの効率が高くなる。結果として、ポンプの効率がより高くなる。反対に、特に高圧多段遠心ポンプの場合に、段の総数を少なくすると、段間のシールをまたぐ圧力低下が大きくなり、結果として液体の漏れが増加する。
全体としてのポンプの効率の低下は、低い比速度の段の場合、すなわち高水頭(すなわち、出口圧力と入口圧力との間の差が大きい)で少ない流量を処理するように設計されたポンプの段または多段ポンプにおいて、特に問題となる。
ブラシシールが、処理される流体が固体粒子を含んでおり、あるいは多相流体である用途の遠心ポンプにおいて提案されている。しかしながら、ブラシシールは、シール効率に限界があり、圧力低下の許容能力が限られている。
したがって、特に多段遠心ポンプの低い比速度の段において、より効率的な段間のシールの機構が必要とされている。
米国特許出願公開第2011/316237号明細書
本発明は、ケーシングと、前記ケーシング内に回転可能に配置された回転シャフトと、1つまたは複数のポンプ段とを備えている単段または多段遠心ポンプの効率を高めることができる改善されたシール機構に関する。各々のポンプ段は、回転シャフトに固定され、それぞれのインペラ室に回転可能に配置されたインペラを備えている。ポンプの回転部品とそれぞれの静止部品との間の漏洩を減少させるために、複数のシール部材がさらに設けられている。幾つかの実施形態においては、少なくとも1つのポンプ段のシール部材のうちの少なくとも1つは、面同士を向かい合わせる関係にて根元端部においてそれぞれの静止部品へと取り付けられ、静止部品とそれぞれの回転部品との間のシールリングを形成する弾性プレートまたは弾性プレート部材からなる機構を備える。ポンプ段のうちの1つ以上は、
Ns=(ωq1/2)/(h3/4
と定義される25以下の比速度を有し、ここで
ωは、ポンプのシャフトの回転速度(単位は、rpm)であり、
qは、最高効率点(BEP)における段をまたぐ流量(単位は、m3/s)であり、
hは、前記段をまたぐ揚程(単位は、m)である。
幾つかの実施形態において、各々のポンプ段は、25以下の低い比速度を有する。他の実施形態においては、ポンプを、N個の段で構成することができ、N−1個の段が、25以下の比速度を有する。第1の段、すなわちポンプの入口側または吸い込み側により近い段は、残りの段とは異なってよく、25よりも大きい比速度を有することができる。
幾つかの実施形態においては、多段ポンプの1つ以上の段、好ましくは1つを除くすべての段、またはすべての段の比速度が、23以下であってよく、好ましくは22以下であってよく、さらにより好ましくは20以下であってよく、例えば15以下であってよい。
幾つかの実施形態において、ポンプの各段は、入口側シール部材および出口側シール部材を備える。少なくとも1つの段、幾つかの段、またはすべての段の少なくとも入口側シール部材は、上述したように、面同士を向かい合わせる関係にて配置された弾性プレート部材で構成される。特に、少なくとも入口シール部材は、弾性プレート部材で構成される。入口側シール部材を、それぞれインペラのインペラアイと協働するように配置することができる。出口側シール部材を、それぞれのインペラのインペラハブと協働するように配置することができる。更なる実施形態においては、ポンプ段の1つ、幾つか、またはすべての出口側シール部材が、弾性プレート部材で構成される。
更なる実施形態においては、弾性プレート部材を備える幾つかのシール部材が、ケーシングの静止している部品または構成要素と、回転シャフトの一部分または回転シャフトと一体に回転するブシュなどの構成要素の一部分との間に使用される。
弾性プレート部材によって形成されるさらなるシール部材を、最も外側のポンプ段と、ポンプを大気から絶縁するメカニカルシールを含んでいるシャフトの端部との間に設けることができる。
幾つかの実施形態において、ポンプは、平衡ドラムを備えることができる。平衡ドラムと協働する1つ以上のシール部材を設けることができる。1つ以上の前記シール部材を、弾性プレート部材によって構成または形成することができる。
弾性プレート部材は、好都合には、平坦な構成を有し、軸方向の第1の寸法および接線方向の第2の寸法(プレートの厚さ)を有する断面を持ち、第1の寸法が第2の寸法よりも大きく、すなわち弾性プレートが、自身の厚さよりもはるかに大きい軸方向の幅を有する。例えば、軸方向の寸法が、接線方向の寸法の少なくとも10倍である。弾性プレートの細い断面が、接線方向の曲げ変形性および軸方向の剛性をもたらす。
弾性プレートによるシール機構は、それ自身は知られている。タービンにおける応用も知られている。しかしながら、弾性プレート部材は、ターボポンプについては想定されていない。弾性プレートシール部材は、弾性プレート部材の先端部と回転部品との間の漏洩および隣り合う弾性プレート部材間の漏洩の組み合わせである総漏洩流によって特徴づけられる。第1の寄与は、シール径に比例し、第2の寄与は、シール高さおよびシャフト径に比例する。ターボポンプのシール機構においては、シール高さとシール径との間の比が、タービンと比べて4〜5倍の大きさである。したがって、ポンプにおける弾性プレートシール機構は、容認できない漏洩流につながると考えられる。驚くべきことに、弾性プレートシール機構と低い比速度の段との組み合わせが、驚くほどに改善されたシール効率をもたらし、より高いポンプ効率をもたらすことが今や発見された。あるいは、所与の全体としての水頭の差において、公知のポンプと同じ効率を、より少ない段の数にて達成することができる。
特に好都合な構成は、最も径方向外側の根元端部からプレート高さにおける中間位置に向かって延びる1つ以上のスリットを有する弾性プレート部材を備えるラビリンスシールをもたらす。シール機構の不動の部分へと拘束された1つ以上の静止リングが、弾性プレート部材のスリットへと径方向内側に延びてラビリンスを形成し、シール機構の効率を向上させる。
特徴および実施形態が、本明細書において以下で開示され、本明細書の一体の一部分を形成する添付の特許請求の範囲に更に記載される。以上の簡単な説明は、以下の詳細な説明をよりよく理解することができ、且つ今回の技術的な貢献をよりよく評価できるように、本発明の種々の実施形態の特徴を述べている。当然ながら、本明細書において後述され、添付の特許請求の範囲に記載される本発明の他の特徴も存在する。この点に関し、本発明の幾つかの実施形態を詳細に説明する前に、本発明の種々の実施形態が、それらの応用において、以下の説明に記載され、あるいは図面に示される構成の詳細および構成要素の配置に限られないことを、理解すべきである。本発明は、他の実施形態も可能であり、様々な方法で実施および実行が可能である。また、本明細書において使用される表現および用語が、説明を目的とするものであり、限定として解釈されてはならないことを、理解すべきである。
したがって、当業者であれば、本発明の根底にある概念を、本発明の幾つかの目的を実行するための他の構造、方法、および/またはシステムを設計するための基礎として容易に利用できることを、理解できるであろう。したがって、特許請求の範囲を、そのような同等の構成を、それらが本発明の技術的思想および技術的範囲から外れない限りにおいて含むものと理解することが重要である。
開示される本発明の実施形態およびそれらの付随の利点の多くについて、より完全な理解が、それらを以下の詳細な説明を参照し、添付の図面と併せて検討することによってよりよく理解することで、容易に得られるであろう。
多段低比速度ポンプの概略の断面を示している。 図1のポンプの1つの段を拡大して示している。 1つの弾性プレートシールの断面図を示している。 弾性プレートシール機構の概略図を示している。
典型的な実施形態を、添付の図面を参照して以下で詳細に説明する。種々の図において、同じ参照番号は、同一または類似の構成要素を指し示している。更に、図は、必ずしも比例尺で描かれてはいない。また、以下の詳細な説明は、本発明を限定するものではない。むしろ、本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲によって定められる。
明細書の全体を通して、「一実施形態」または「実施形態」あるいは「幾つかの実施形態」への言及は、或る実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、開示される主題の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書の種々の箇所において現れる「一実施形態において」または「実施形態において」あるいは「幾つかの実施形態において」という表現は、必ずしも同じ実施形態に言及しているわけではない。更に、特定の特徴、構造、または特性を、1つ以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることが可能である。
以下の説明および添付の図面は、とりわけ背中合わせ(back−to−back)の配置を有するいわゆる軸受間ポンプ(between−bearings pump)の典型的な実施の形態に関する。しかしながら、本発明の特徴の使用は、この種のポンプに限定されるものではない。これらの特徴は、例えばインラインロータの構成およびバランスドラムを備える多段ポンプへと容易に拡張することができる。本明細書に開示される主題の利点の幾つかは、単段の遠心ポンプ、すなわちインペラを1つだけ有するポンプにおいても実現することができる。
図1は、多段遠心ポンプ1について、鉛直面による縦断面を示している。遠心ポンプ1は、筒5とカバー7とで構成されたケーシング(全体が3で示されている)を有している。ケーシング3は、端部軸受11、13によって支持された被駆動シャフト9を収容している。複数のインペラ15が、シャフト9上にねじりに関して(torsionally)接続され、シャフト9と一緒に回転する。各々のインペラ15を、軸方向の入口19と径方向の出口21とを有する室17に収容することができる(特に図2を参照)。それ自体は公知のやり方で、室17は、直列に接続されている。各々のインペラ15およびそれぞれの室17が、1つのポンプ段を構成している。
図1に示されている典型的な実施形態において、遠心ポンプ1は、吸い込みマニホールド23Aと送出または排出マニホールド23Bとを有するいわゆる背中合わせ型のポンプである。インペラ15は、背中合わせの構成に配置された反対向きの2つのインペラ組(それぞれ15Xおよび15Yと標記されている)に分割されている。吸い込みマニホールド23Aを通って流入する流れは、第1の入口インペラ16、第1のインペラ組15X、およびその後の第2のインペラ組15Yにおいて順次処理され、最終的に排出マニホールド23Bを通って送り出される。2つのインペラ組を接続する流体チャネルが、外筒5と室17が形成された内側ケーシング部分4との間に設けられている。内側ケーシング部分4を、図1の断面に平行な平面に沿って互いに接続される2つの半分によって形成することができる。
図1および図2に示される典型的な実施形態において、各々のインペラ15は、インペラハブ15Hおよびインペラシュラウド15Sを備えており、両者の間に複数の羽根15Bが配置されている。各段について、入口側シール部材および出口側シール部材を設けることができる。より具体的には、インペラシュラウド15Sとケーシングとの間において、段間シールリング27が、段の入口側に配置されており、ポンプ段の入口側シール部材を形成している。段間シールリング27は、ポンプケーシングの不動の部分と、インペラシュラウド15Sによって形成されたインペラアイ15Eとの間に配置され、このインペラアイ15Eと協働する。同様に、段間シールブシュ29が、段の出口側において、ケーシング3とインペラ15のハブ15Hとの間に配置されている。シールブシュ29は、ポンプ段の出口側シール部材を形成している。
シールリングおよびシールブシュ(ここでは、まとめて「シール部材」とも称される)は、インペラを出る加圧された液体が段の入口へと戻ることを防止するとともに、次の段の入口の液体がインペラ15の後方から前の段に進入することを防止する。
幾つかの実施形態においては、さらなるシール機構が、遠心ポンプ1のシャフト9に沿った軸上の種々の位置に設けられる。図1においては、ラジアル軸シール部材が、シャフト9の軸受11、13の付近に31および35にて示されている。さらなる中間のラジアル軸シール部材33を、シャフトと不動のケーシング3との間において、背中合わせに配置された2つのインペラ組15Xおよび15Yを隔てているシャフト9の中間位置に配置することができる。
より具体的には、軸シール部材31は、シャフト末端部分9Aとインペラ組15Xの最も外側のインペラとの間に配置されている。軸シール部材35は、反対側のシャフト末端部分9Bとインペラ群15Yの最も外側のインペラとの間に配置されている。二重インペラ16を備える補助ポンプ段を、軸シール部材35とシャフト末端部分9Bとの間に設けることができる。シャフト末端部分9A、9Bは、それぞれ端部軸受11、13に支持されている。さらに、外側メカニカルシール部材12および14を、各々の軸受11、13とそれぞれの軸シール部材31および33との間に設けることができる。
好ましい実施形態において、シール部材27、29、31、33、35のうちの少なくとも1つは、弾性プレート(compliant plate)シール機構として設計される。幾つかの実施形態においては、回転シャフト9上に配置される軸シール部材31、33、35のうちのただ1つ、幾つか、またはすべてが、弾性プレートシール機構として設計される。更なる実施形態においては、入口側シール部材27のみ、出口側シール部材29のみ、または両方が、弾性プレートシール部材として設計される。また更なる実施形態では、すべてのシール部材27、31、33、および35が、弾性プレートシール部材として設計され、おそらくはシール部材29も、弾性プレートシール部材として設計される。
図3および図4は、シール部材を形成する弾性プレート部材の典型的な配置について、遠心ポンプ1の回転軸を含む平面に沿った縦断面図および斜視図を示している。あくまでも一例として、図3および図4は、インペラ15のインペラアイの周囲に設けられたシールリング27のうちの1つを示している。
図3および図4に示される典型的な実施形態において、シール部材27は、ポンプケーシング3へと不動に接続されたハウジング37を備えている。幾つかの実施形態において、ハウジング37は、後方リング39および前方リング41で構成されてよい。他の実施形態(図示せず)においては、後方リング39および/または前方リング41を省略することができる。図3および図4の概略図においては、前方リング41および後方リング39が、ハウジング37の一体の一部分として形成されている。他の実施形態においては、例えば前方リングを、ケーシング3に機械加工することができる。後方リングと前方リングとの間に、中間環状壁42が設けられている。ハウジング37は、シール機構の不動の構成要素を形成する。
ハウジング37内に、弾性プレート部材43が配置されている。図4に最もよく示されるとおり、各々の弾性プレート部材43は、根元端部すなわち根元43Rと、先端部すなわち先端部43Tとを有し、根元端部43Rは、弾性プレート部材の最も径方向外側の縁であり、先端は、弾性プレート部材の最も径方向内側の縁である。弾性プレート部材43は、それぞれの根元端部43Rにおいてハウジング37に固定されている。図4に示した典型的な実施形態においては、弾性プレート部材43の根元端部が、中間環状壁42に固定されている。弾性プレート部材43は、シャフト9の回転軸A−Aに向かって径方向内側へと延びており、それぞれの先端部43Tが、各回転部品(図3および図4に示される例では、各インペラ15のインペラアイ15E)の付近に配置され、あるいは各回転部品に接触する。弾性プレート部材43は、面同士の関係にて配置され、すなわち面と面とを向かい合わせて配置され、シャフト9が回転方向fRに回転できるように、径方向に対して傾けられている(図4)。
当業者であれば、弾性プレート部材の類似の配置を、シール部材29ならびに/あるいは中間および端部のシール機構31、33、35にも使用できることを、理解できるであろう。シール部材31、33、および35は、シャフト9の外面と直接協働する径方向内側を向いた縁を有する弾性プレート部材を備えることができる。他の実施形態においては、図1に示されるように、シール部材31、33、35が、シャフト9上にキーによって固定されてシャフト9と一緒に回転するブシュ31A、33A、35Aで構成される。弾性プレート部材は、ブシュ31A、33A、35Aの外側円筒面と協働する。
幾つかの実施形態において、各々の弾性プレート部材は、おおむね層状の形状を有する。各々の弾性プレート部材は、軸方向の寸法が接線方向の寸法よりもはるかに大きい実質的に矩形の断面を有することができる。したがって、弾性プレート部材は、軸方向には堅固であるが、接線方向の曲げの柔軟性を有している。
幾つかの実施形態において、各々の弾性プレート部材43は、弾性プレート部材43の根元端部43Rから弾性プレート部材の径方向の延在における中間位置まで延びている少なくとも1つのスリットを備える。図3および図4に示される典型的な実施形態において、各々の弾性プレート部材43は、3本のスリット45A、45B、45Cを備えている。スリットは。好ましくは直線的であり、径方向に延びている。典型的な実施形態においては、中央のスリット45Bが、側方のスリット45A、45Cよりも長い。弾性プレート部材43は、スリット45A、45B、45Cが整列するように配置されている。この配置は、弾性プレート部材43によって形成されるシール機構を巡って延びる3つの環状スロットを形成する。ハウジング37に固定された対応するリング47A、47B、47Cが、弾性プレート部材の整列したスリット45A,45B,45Cによって形成されたそれぞれのスロットへと径方向に延びている。図4に示される典型的な実施形態において、リング47A、47B、47Cは、ハウジング37の中間環状壁42から延びている。
添付の図面に一例として示されているように、リング47A、47B、および47C、ならびに向かい合う弾性プレート部材43にスリット45A、45B、45Cによって形成された環状スロットは、種々の径方向の長さを有することができる。また、種々の軸方向の幅も有することができる。図3および図4に示される実施形態では、各々の弾性プレート部材43に3本のスリット45A,45B,45Cが設けられているが、例えば設計における考慮事項にもとづいて、別の数のスリットおよび対応する別の数のリング47A、47B、47Cを設けることが可能である。また、他の実施形態(あまり有利ではないかもしれない)においては、リングおよびスロットは設けられない。その場合、弾性プレート部材は、図に示されているようにスロットを有するよりもむしろ、中実になると考えられる。しかしながら、この単純化された実施形態では、後に明らかにされるとおり、シール効果があまり効率的でない。
スリットの形状およびリングの断面形状は、典型的な実施の形態に示されるように矩形であってよいが、他の形状を代わりに使用することも可能である。例えば、スリットおよび環状リングは、V字形またはU字形の断面を有することができる。
さらに、弾性プレート部材43の外周も、図示のように矩形であってよく、あるいは例えばT字形または台形など、別の形状であってよく、例えば根元端部から先端へと大きくなる幅、またはその反対の幅を有することができる。
各々の弾性プレート部材43の細い断面は、上述のとおり、軸方向の剛性および接線方向の曲げの柔軟性を提供する。環状に配置された弾性プレート部材43によって形成されるシール部材は、弾性プレート部材43の実質的に平坦な形状によってもたらされる軸方向の剛性のおかげで、シール部材の後ろ側と前側との間の圧力差が大きい場合、すなわち高水頭値の場合でも、効率的なシール機能をもたらす。弾性プレート部材43の軸方向の剛性のおかげで、たとえポンプ段をまたぐ水頭の差が大きい場合でも、シール機構の軸方向の変形は無視することができ、したがってシールの機能が保持される。
1つ以上の径方向リング47A、47B、47Cと、スリット45A、45B、45Cによって形成される弾性プレート部材43の周状のスロットとの組み合わせは、シール部材の圧力側から吸い込み側への漏洩流に対して曲がりくねった経路を強いるラビリンスシール効果をもたらし、漏洩流に対する抵抗を増大させる。
このきわめて効率的なシール機構は、低い比速度によって特徴づけられる遠心ポンプの効率の向上をもたらす。遠心ポンプの各段の比速度を、以下のように定義することができる。
Ns=ωq1/2/h3/4
ここで、
Ns=比速度
ω=ポンプのシャフトの回転速度(rpm)
q=最高効率点(BEP)における流量(m3/h、l/s、l/分、m3/分、米国ガロン/分、英国ガロン/分)
h=揚程(m、ft)
使用される単位(国際単位系(SI)または米国単位)に応じて、低い比速度の遠心ポンプ段とは、ここでは比速度が下記のとおりであるポンプ段と理解される。
Ns<25(SI単位系)
Ns<1290(米国単位系)
多段遠心ポンプは、通常は、同一のインペラを備えた複数の段を有している。したがって、低い比速度を有する多段ポンプは、すべての段が低い比速度を有する多段ポンプである。幾つかの実施形態においては、多段遠心ポンプの第1段が、この遠心ポンプの残りのインペラとは異なり、より高い比速度を有することができるインペラを有する。
遠心ポンプ(特に、多段遠心ポンプ)における弾性プレート部材の使用は、弾性プレートシール部材のシール機能ゆえに、段の数、したがってインペラの数を減らすことを可能にし、各段をまたぐ水頭、すなわち圧力差を大きくすることを可能にし、全体としてのポンプの効率を高く保つことを可能にする。
本明細書に記載の主題について開示される実施形態を、幾つかの典型的な実施形態に関する詳細および細部とともに図面に示して充分に上述したが、本明細書において説明した新規な教示、原理、および考え方の組、ならびに添付の特許請求の範囲に記載される主題の利点から実質的に離れることなく、多数の変更、変化、および省略が可能であることは、当業者にとって明らかであろう。したがって、開示された発明の適切な範囲は、そのような変更、変化、および省略をすべて包含するような添付の特許請求の範囲の最も広い解釈によってのみ決定されなければならない。更に、プロセスまたは方法の各段階の順序および順番は、別の実施形態にしたがって変更または並べ替えが可能である。
1 遠心ポンプ
3 ケーシング
4 内側ケーシング部分
5 筒、外筒
7 カバー
9 シャフト
9A、9B シャフト末端部分
11、13 軸受
12 外側メカニカルシール部材
15 インペラ
15、17 ポンプ段
15B 羽根
15E インペラアイ
15H インペラハブ
15S インペラシュラウド
15X インペラ組
15Y インペラ群、インペラ組
16 二重インペラ、入口インペラ
17 インペラ室、ポンプ段
19 入口
21 出口
23A 吸い込みマニホールド
23B 排出マニホールド
27 シールリング、入口側シール部材、シール部材
29 シール部材、出口側シール部材、シールブシュ
31、33、35 シール部材、シール機構、軸シール部材
31A、33A、35A ブシュ
37 ハウジング
39 後方リング
41 前方リング
42 中間環状壁
43 弾性プレート部材
43R 根元、根元端部
43T 先端部
45A、45B、45C スリット
47A、47B、47C リング
Ns 比速度
fR 回転方向

Claims (13)

  1. 遠心ポンプ(1)であって、
    ケーシング(3)と、
    前記ケーシング(3)内に回転可能に配置された回転シャフト(9)と、
    前記回転シャフト(9)上に固定されたインペラ(15)を備えており、該インペラ(15)は、前記ケーシング(3)内に形成された各インペラ室(17)に回転可能に配置されている少なくとも1つのポンプ段(15、17)と、
    各々が当該遠心ポンプ(1)の回転部品とそれぞれの静止部品との間の漏れを減らすように配置された複数のシール部材(27、29、31、33、35)と、
    を備えており、前記シール部材(27、29、31、33、35)のうちの少なくとも1つは、面同士を向かい合わせる関係にて根元端部において前記それぞれの静止部品へと取り付けられ、前記静止部品と前記それぞれの回転部品との間のシールリング(27)を形成する弾性プレート部材(43)からなる機構を備えており、
    前記少なくとも1つのポンプ段(15、17)は、
    Ns=(ωq1/2)/(h3/4
    と定義される25以下の比速度を有し、ここで
    ωは、ポンプのシャフトの回転速度(単位は、rpm)であり、
    qは、最高効率点(BEP)における前記段をまたぐ流量(単位は、m3/s)であり、
    hは、前記段をまたぐ揚程(単位は、m)である、遠心ポンプ(1)。
  2. 複数のポンプ段(15、17)を備えており、各々のポンプ段(15、17)が、前記回転シャフト(9)に固定され、それぞれのインペラ室(17)に回転可能に配置されたインペラ(15)を備えている請求項1に記載の遠心ポンプ(1)。
  3. N個の段を備えており、(N−m)個の段が、25以下の比速度Nsを有している請求項2に記載の遠心ポンプ(1)。
  4. m=1である請求項3に記載の遠心ポンプ(1)。
  5. すべての段が、25以下の比速度を有している請求項2乃至4のいずれか1項に記載の遠心ポンプ(1)。
  6. 各々のポンプ段(15、17)が、入口側シール部材(27)を備えており、前記入口側シール部材(27)のうちの少なくとも1つは、弾性プレート部材(43)からなる機構を備えている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遠心ポンプ(1)。
  7. 前記複数のポンプ段(15、17)の各々の入口側シール部材(27)が、弾性プレート部材(43)からなる機構を備えている請求項6に記載の遠心ポンプ(1)。
  8. 弾性プレート部材(43)からなる機構を備えている各々の入口側シール部材(27)は、それぞれのインペラ(15)のインペラアイ(15E)と協働するように配置および構成されている請求項6または7に記載の遠心ポンプ(1)。
  9. 少なくとも1つのポンプ段(15、17)が、インペラハブ(15H)と協働するように配置および構成され、弾性プレート部材(43)からなる機構を備えている出口側シール部材(29)を備えている請求項2乃至8のいずれか1項に記載の遠心ポンプ(1)。
  10. 各々のポンプ段(15、17)が、弾性プレート部材(43)からなる機構を備えている出口側シール部材(29)を備えている請求項2乃至9のいずれか1項に記載の遠心ポンプ(1)。
  11. 静止部品と前記シャフト(9)または前記シャフト(9)に取り付けられたブシュ(31A、33A、35A)との間の少なくとも1つの軸シール部材(31、33、35)を備えており、前記少なくとも1つの軸シール部材(31、33、35)は、面同士を向かい合わせる関係にて根元端部において前記静止部品へと取り付けられ、前記静止部品と前記回転シャフト(9)または前記回転シャフト(9)に取り付けられた前記ブシュ(31A、33A、35A)との間のシールリング(27)を形成する弾性プレート部材(43)からなる機構で構成されている請求項1乃至10のいずれか1項に記載の遠心ポンプ(1)。
  12. 前記シール部材(27、29、31、33、35)のうちの少なくとも1つの前記弾性プレート部材(43)の各々が、前記弾性プレート部材(43)の最も径方向外側の根元端部から、前記弾性プレート部材(43)の前記根元端部と最も径方向内側の先端部との間の径方向における中間位置まで、前記弾性プレート部材(43)へと径方向に延びている少なくとも1つのスリット(45A、45B、45C)を備えており、前記弾性プレート部材(43)の前記スリット(45A、45B、45C)が、環状スロットを形成するように整列させられており、前記静止部品へと取り付けられた少なくとも1つの静止リングが、前記弾性プレート部材(43)によって形成された前記環状スロットへと径方向に延びている請求項1乃至11のいずれか1項に記載の遠心ポンプ(1)。
  13. 前記シール部材(27、29、31、33、35)のうちの少なくとも1つの前記弾性プレート部材(43)の各々が、前記弾性プレート部材(43)の最も径方向外側の根元端部から、前記弾性プレート部材(43)の前記根元端部と最も径方向内側の先端部との間の径方向における中間位置まで、前記弾性プレート部材(43)へと径方向に延びている複数のスリット(45A、45B、45C)を備えており、前記弾性プレート部材(43)の前記スリット(45A、45B、45C)が、環状スロットを形成するように整列させられており、前記静止部品へと取り付けられた複数の静止リングが、前記弾性プレート部材(43)によって形成された前記環状スロットへと径方向に延びている請求項1乃至12のいずれか1項に記載の遠心ポンプ(1)。
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