JP2015530043A - 個々に指定可能なドライバへの上方混合されたコンテンツの反射されたおよび直接的なレンダリング - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2012年8月31日に出願された米国仮特許出願第61/695,998号への優先権を主張するものである。同出願の内容はここに参照によってその全体において組み込まれる。
一つまたは複数の実装は概括的にはオーディオ信号処理に、より詳細には個々にアドレッシング可能なドライバを通じて反射されたオーディオおよび直接オーディオをレンダリングするための上方混合システムに関する。
本明細書において言及される各刊行物、特許および/または特許出願は、個々の各刊行物および/または特許出願が具体的かつ個別的に参照によって組み込まれることが指示される場合と同じように、ここに参照によってその全体において組み込まれる。
ある実施形態では、諸オーディオ・チャネルを反射されるサブチャネルおよび直接サブチャネルに因子分解するための上方混合器が、「空間的オーディオ・システム」または「適応オーディオ・システム」と称されてもよい音フォーマットおよび処理システムとともに機能するよう構成されているオーディオ・システムにおいて使用されてもよい。そのようなシステムは、向上した聴衆没入、より大きな芸術的制御およびシステムの柔軟性およびスケーラビリティを許容するためのオーディオ・フォーマットおよびレンダリング技術に基づく。全体的な適応オーディオ・システムは一般に、オーディオ・エンコード、配送およびデコード・システムを有する。該システムは、通常のチャネル・ベースのオーディオ要素およびオブジェクト・オーディオ符号化要素の両方を含む一つまたは複数のビットストリームを生成するよう構成されている。そのような組み合わされたアプローチは、チャネル・ベースまたはオブジェクト・ベースのアプローチを別々に採用するのに比べ、より大きな符号化効率およびレンダリング柔軟性を提供する。本願の実施形態との関連で使用されうる適応オーディオ・システムの一例は、2012年8月20日に出願され、「適応オーディオ信号生成、符号化およびレンダリングのためのシステムおよび方法」という名称の米国仮特許出願第61/636,429号に記載されている。同出願の内容はここに参照によって組み込まれる。
上述したように、適応オーディオ・フォーマットおよびシステムの初期の実装は、新規のオーサリング・ツールを使ってオーサリングされ、適応オーディオ・シネマ・エンコーダを使ってパッケージングされ、PCMもしくは独自の可逆コーデックを使って既存のデジタル・シネマ・イニシアチブ(DCI: Digital Cinema Initiative)頒布機構を使って配送されるコンテンツ・キャプチャ(オブジェクトおよびチャネル)を含むデジタル・シネマ(Dシネマ)コンテキストにある。この場合、オーディオ・コンテンツは、デジタル映画館でデコードおよびレンダリングされて、没入的な空間的オーディオ映画館体験を作り出すことが意図される。しかしながら、アナログ・サラウンドサウンド、デジタル多チャネル・オーディオなどといった以前の映画館改善と同様、適応オーディオ・フォーマットによって提供される向上されたユーザー体験を、家庭にいるユーザーに直接送達することが肝要である。これは、フォーマットおよびシステムのある種の特性が、より制限された聴取環境における使用のために適応されることを要求する。たとえば、家庭、部屋、小さな聴空間または同様の場所は、映画館または劇場環境に比べ、低下したスペース、音響属性および設備機能を有することがある。記述の目的のため、用語「消費者ベースの環境」は、家、スタジオ、部屋、コンソール・エリア、聴空間などといった、通常の消費者またはプロフェッショナルが使うための聴取環境を含む、任意の非映画館環境を含むことが意図される。オーディオ・コンテンツは単独で調達され、レンダリングされてもよいし、あるいはグラフィック・コンテンツ、たとえば静止画像、イルミネーション、ビデオなどと関連付けられていてもよい。
ある実施形態では、レンダラー454は、ネットワークに関連付けられた中央プロセッサにおいて具現される機能プロセスを有する。あるいはまた、レンダラーは、個々にアドレッシング可能なオーディオ・ドライバのアレイの各ドライバ内にあるまたは各ドライバに結合された回路によって少なくとも部分的に実行される機能プロセスを含んでいてもよい。中央集中式プロセスの場合、レンダリング・データは、個々のオーディオ・チャネルを通じて送られるオーディオ信号の形で個々のドライバに送られる。分散式処理の場合、中央プロセッサはレンダリングを実行しなくてもよいし、あるいはオーディオ・データの少なくとも何らかの部分的なレンダリングを実行して、最終的なレンダリングはドライバにおいて実行されるのでもよい。この場合、オンボード処理機能を可能にするために、電力を受けたスピーカー/ドライバが必要とされる。一つの例示的な実装は、統合されたマイクロホンをもつスピーカーの使用である。ここで、レンダリングは、マイクロホン・データに基づいて適応され、調整はスピーカー自身においてなされる。これは、較正および/または構成設定目的のためにマイクロホン信号を中央レンダラーに送り返す必要をなくす。
適応オーディオ・システムの実装は、多様な異なる環境において展開されることが意図されている。これらは、三つの主要な応用領域を含む:完全な映画館または家庭シアター・システム、テレビジョンおよびサウンドバーならびにヘッドホンである。図5は、例示的な映画館または家庭シアター環境における適応オーディオ・システムの展開を示している。図5のシステムは、適応オーディオ・システムによって提供されうるコンポーネントおよび機能の上位集合を表わしており、ある種の側面はユーザーの必要性に基づいて縮小されたりまたは除去されたりしてもよく、それでいて向上された体験を提供しうる。システム500は、多様な異なるキャビネットまたはアレイ504内にさまざまな異なるスピーカーおよびドライバを含む。スピーカーは、前方、側方および上方発射オプションならびにある種のオーディオ処理技法を使うオーディオの動的仮想化を提供する個々のドライバを含む。描画500は、標準的な9.1スピーカー構成において展開されるいくつかのスピーカーを示している。これらは、左右の高さスピーカー(LH、RH)、左右のスピーカー(L、R)、中央スピーカー(修正された中央スピーカーとして示されている)および左右のサラウンドおよび後方スピーカー(LS、RS、LBおよびRB;低域要素(low frequency effect)LFEは図示していない)を含む。
適応オーディオ・システムの主たる配慮は、スピーカー構成である。システムは個々にアドレッシング可能なドライバを利用し、そのようなドライバのアレイが、直接音源および反射音源両方の組み合わせを提供するよう構成される。システム・コントローラ(たとえばA/V受信器、セットトップボックス)への双方向リンクが、オーディオおよび構成データがスピーカーに送られ、スピーカーおよびセンサー情報がコントローラに送り返され、能動的な閉ループ・システムを作り出すことを許容する。
ひとたび構成されたら、スピーカーはレンダリング・システムに接続される必要がある。伝統的な相互接続は典型的には二つの型のものである:受動スピーカーのためのスピーカー・レベル入力および能動スピーカーのためのライン・レベル入力である。図4のCに示されるように、適応オーディオ・システム450は、双方向相互接続機能を含む。この相互接続は、レンダリング段454と増幅器/スピーカー458およびマイクロホン段460との間の物理的および論理的接続の組内で具現される。各スピーカー・キャビネット内の複数のドライバをアドレッシングする能力は、音源とスピーカーとの間のこうした知的な相互接続によってサポートされる。双方向相互接続は、音源(レンダラー)からスピーカーへの信号の伝送が、制御信号およびオーディオ信号の両方を含むことを許容する。スピーカーから音源への信号は、制御信号およびオーディオ信号の両方からなる。ここで、この場合のオーディオ信号は、任意的な組み込みマイクロホンを源とするオーディオである。少なくともスピーカー/ドライバが別個に電力を受けない場合、双方向相互接続の一部として電力が提供されてもよい。
図4のCに示されるように、適応オーディオ・システムの機能は較正機能462を含む。この機能は、図10に示されるマイクロホン1007および相互接続1008リンクによって可能にされる。システム1000内のマイクロホン・コンポーネントの機能は、全体的なシステム応答を導出するために、部屋内の個々のドライバの応答を測定することである。この目的のために、単一マイクロホンまたはマイクロホン・アレイを含む複数のマイクロホン・トポロジーが使用できる。最も単純な場合は、部屋の中心に位置された単一の無指向性マイクロホンが各ドライバの応答を測定するために使用されるというものである。部屋および再生条件がより洗練された解析を保証するなら、複数のマイクロホンが代わりに使用できる。複数マイクロホンについての最も便利な位置は、部屋内で使用される特定のスピーカー構成の物理的なスピーカー・キャビネット内である。各エンクロージャー内に設置されるマイクロホンは、システムが、部屋内の複数の位置において、各ドライバの応答を測定することを許容する。このトポロジーに対する代替は、部屋内の考えられる聴取者位置に置かれた複数の無指向性測定マイクロホンを使うものである。
部屋またはシアター全体において適応オーディオ・システムを実装する代わりに、テレビジョン、コンピュータ、ゲーム・コンソールまたは同様の装置のようなより局在化したアプリケーションにおいて適応オーディオ・システムの諸側面を実装することが可能である。このケースは事実上、閲覧スクリーンまたはモニタ表面に対応する平坦な面内に配列されたスピーカーに依拠する。図13は、例示的なテレビジョンおよびサウンドバー消費者使用ケースにおける適応オーディオ・システムの使用を示している。一般に、テレビジョン使用ケースは、設備(テレビ・スピーカー、サウンドバー・スピーカーなど)のしばしば低下した品質および空間的分解能の点で限定されていることがある(たとえばサラウンドまたは後方スピーカーがない)スピーカー位置/構成(単数または複数)に基づいて、没入的な消費者体験を作り出すことに対して困難を呈する。図13のシステム1300は、標準的なテレビジョンの左および右の位置にあるスピーカー(TV-LおよびTV-R)ならびに左および右の上方発射ドライバ(TV-LHおよびTV-RH)を含んでいる。テレビジョン1302は、何らかの種類の高さアレイにおけるサウンドバー1304またはスピーカーをも含んでいてもよい。一般に、テレビジョン・スピーカーのサイズおよび品質は、コスト制約および設計選択に起因して、単独のまたは家庭シアター・スピーカーに比べて低下している。しかしながら、動的仮想化の使用がこうした不足を克服する助けとなりうる。図13では、動的仮想化効果は、TV-LおよびTV-Rスピーカーについて示されている。これにより、特定の聴取位置1308にいる人々は、水平面内で個々にレンダリングされる適切なオーディオ・オブジェクトに関連付けられた水平要素を聞くことになる。さらに、適切なオーディオ・オブジェクトに関連付けられた高さ要素が、LHおよびRHドライバによって送信される反射されたオーディオを通じて正しくレンダリングされる。テレビジョンLおよびRスピーカーにおけるステレオ仮想化の使用は、LおよびR家庭シアター・スピーカーと同様である。ここでは、適応オーディオ・コンテンツによって与えられるオブジェクト空間的情報に基づくスピーカー仮想化アルゴリズム・パラメータの動的制御を通じて潜在的に没入的な動的スピーカー仮想化ユーザー体験が可能でありうる。この動的仮想化は、オブジェクトが部屋の側面に沿って動いている知覚を作り出すために使用されうる。
ある実施形態では、適応オーディオ・システムは、もとの空間的オーディオ・フォーマットからメタデータを生成するコンポーネントを含む。システム300の方法およびコンポーネントは、通常のチャネル・ベースのオーディオ要素およびオーディオ・オブジェクト符号化要素の両方を含む一つまたは複数のビットストリームを処理するよう構成されたオーディオ・レンダリング・システムを有する。オーディオ・オブジェクト符号化要素を含む新しい拡張層が定義され、チャネル・ベースのオーディオ・コーデック・ビットストリームまたはオーディオ・オブジェクト・ビットストリームのいずれかに加えられる。このアプローチは、前記拡張層を含むビットストリームが、既存のスピーカーおよびドライバ設計または個々にアドレッシング可能なドライバおよびドライバ定義を利用する次世代スピーカーと一緒に使うためのレンダラーによって処理されることを可能にする。空間的オーディオ・プロセッサからの空間的オーディオ・コンテンツは、オーディオ・オブジェクト、チャネルおよび位置メタデータを含む。オブジェクトがレンダリングされるとき、オブジェクトは、位置メタデータおよび再生スピーカーの位置に従って、一つまたは複数のスピーカーに割り当てられる。再生位置を変更するまたは他の仕方で再生のために使用されるスピーカーを制限するために、追加的なメタデータがオブジェクトに関連付けられていてもよい。メタデータは、エンジニアのミキシング入力に応答してオーディオ・ワークステーションにおいて生成され、空間的パラメータ(たとえば位置、速度、強度、音色など)を制御し、聴取環境におけるどのドライバ(単数または複数)またはスピーカー(単数または複数)が展示の際にそれぞれの音を再生するかを指定するレンダリング手がかりを提供する。メタデータは、空間的オーディオ・プロセッサによるパッケージングおよび輸送のために、ワークステーション内でそれぞれのオーディオ・データに関連付けられる。
適応オーディオ・レンダリング・システムの諸実施形態は、オーディオ・チャネルを反射および直接サブチャネルに因子分解することに基づく上方混合器を含む。直接サブチャネルは、入力チャネルのうち、聴取者に早期反射音響波形を送達するドライバにルーティングされる部分である。反射されるまたは拡散サブチャネルは、もとのオーディオ・チャネルのうち、ドライバのエネルギーの主要部分を近くの表面および壁から反射させることが意図されている部分である。よって、反射サブチャネルは、もとのチャネルのうち、局所的な音響環境中への拡散後に聴取者に到達することが好ましい、あるいは表面(たとえば天井)のある点から室内の別の位置に特定的に反射される部分をいう。各サブチャネルは、独立したスピーカー・ドライバにルーティングされる。一方のサブチャネルについてのドライバの、他方のサブチャネルのドライバに対する物理的な動作は、それぞれの到来信号に音響的空間的ダイバーシチを加えるからである。ある実施形態では、反射サブチャネル(単数または複数)は、聴取者に到達する前の音波の反射のために、聴取室内のある表面に向けられているスピーカー・ドライバに送られる。そのようなドライバは、天井に向けた上方発射ドライバまたは所望される位置への音の間接的伝送のために壁もしくは他の表面に向けられている側方発射ドライバまたさらには前方発射ドライバであることができる。
alpha(i)=1.0f−sqrt(pICC*nICC);
else
alpha(i)=1.0f−sqrt(fabs(pICC*nICC));
上記のコード・セグメントにおいて、pICCは現在の入力チャネルiに空間的に隣接するi−1入力チャネルのICCを指し、nICCは現在の入力チャネルiに空間的に隣接するi+1のインデックスをもつ入力チャネルのICCを指す。ステップ1804では、システムは、各入力チャネルについて過渡的なスケーリング項を計算する。これらのスケーリング因子は、反射対直接の混合計算に寄与する。ここで、スケーリングの量は該過渡量におけるエネルギーに比例する。一般には、過渡信号は直接サブチャネルにルーティングされることが望まれる。よって、肯定的な過渡検出の場合、αは1.0(またはより弱い過渡量については1.0近く)に設定されるスケーリング因子sf.に比較される。このことは、次の式に示される。ここで、インデックスiは入力チャネルiに対応する。
各過渡スケーリング因子sfは、該スケーリング因子が該過渡後にどのように時間発展するかを制御するための、保持パラメータおよび減衰パラメータをもつ。これら保持および減衰パラメータは、一般に、ミリ秒のオーダーであるが、αの公称値まで減衰して戻るのは、まるまる一秒ほどまで延びることがある。ブロック1802において計算されたα値および1804において計算された過渡スケーリング因子を使って、システムは各入力チャネルを反射サブチャネルと直接サブチャネルに、両サブチャネルの間の合計エネルギーが保存されるように、分割する(ステップ1806)。
上述したように、適応オーディオ・エコシステムは、コンテンツ・クリエーターがメタデータを介して、混合の空間的意図(位置、サイズ、速度など)をビットストリーム内に埋め込むことを許容する。これにより、オーディオの空間的再生における信じられないほどの柔軟性が許容される。空間的レンダリングの観点からは、適応オーディオ・フォーマットにより、コンテンツ・クリエーターは、再生システムの幾何構成がオーサリング・システムと同一でないことにより引き起こされる空間的ゆがみを避けるために、室内のスピーカーの正確な位置に合わせて混合を適応させることができる。スピーカー・チャネルのためのオーディオのみが送られる現行のオーディオ再生システムでは、コンテンツ・クリエーターの意図は、固定したスピーカー位置以外の室内の諸位置についてはわからない。現行のチャネル/スピーカー・パラダイムのもとでは、わかっている唯一の情報は、特定のオーディオ・チャネルが室内のあらかじめ定義された位置をもつ特定のスピーカーに送られるべきであるということである。適応オーディオ・システムでは、生成および配送パイプラインを通じて伝達されるメタデータを使って、再生システムは、コンテンツ・クリエーターのもとの意図にマッチする仕方でコンテンツを再生するために、この情報を使用することができる。たとえば、スピーカー間の関係が種々のオーディオ・オブジェクトについて知られる。オーディオ・オブジェクトについての空間的位置を与えることによって、コンテンツ・クリエーターの意図がわかり、これが、その位置を含むスピーカー構成に「マッピング」されることができる。動的レンダリングするオーディオ・レンダリング・システムでは、このレンダリングは、追加的スピーカーを加えることによって更新され、改善されることができる。
いくつかの場合には、オーディオ・オブジェクトは適応オーディオ・コンテンツの所望されるコンポーネントであってもよいが、帯域幅制限に基づき、チャネル/スピーカー・オーディオおよびオーディオ・オブジェクトの両方を送ることが可能でないことがある。過去には、所与の配送システムについて可能であるよりも多くのオーディオ情報を伝達するために、行列エンコードが使われたことがある。たとえば、サウンド・ミキサーによって多チャネル・オーディオが生成された映画の初期にはそうであったが、フィルム・フォーマットはステレオ・オーディオを提供するだけであった。多チャネル・オーディオを二つのステレオ・チャネルに知的に下方混合するために行列エンコードが使われた。該ステレオ・チャネルはその後ある種のアルゴリズムで処理されて、該ステレオ・オーディオから上記多チャネル・ミックスの近い近似を再生成する。同様に、諸オーディオ・オブジェクトを基本スピーカー・チャネルに知的に下方混合し、適応オーディオ・メタデータおよび洗練された時間および周波数敏感な次世代サラウンド・アルゴリズムを通じてそれらのオブジェクトを抽出し、それらを消費者ベースの適応オーディオ・レンダリング・システムで正しく空間的にレンダリングすることが可能である。
適応オーディオ・エコシステムは、コンテンツ・クリエーターが個々のオーディオ・オブジェクトを生成し、再生システムに伝達されることのできる該コンテンツについての情報を加えることを許容する。これは、再生前のオーディオの処理において多大な柔軟性を許容する。処理は、オブジェクト位置およびサイズに基づくスピーカー仮想化の動的な制御を通じて、オブジェクトの位置および型に適応されることができる。スピーカー仮想化とは、仮想スピーカーが聴取者によって知覚されるようオーディオを処理する方法をいう。この方法は、しばしば、源オーディオがサラウンド・スピーカー・チャネル・フィードを含む多チャネル・オーディオであるときにステレオ・スピーカー再生のために使われる。仮想スピーカー処理は、サラウンド・スピーカー・チャネル・オーディオを修正して、ステレオ・スピーカーで再生されたときに、聴取者の横および後方にサラウンド・オーディオ要素が仮想化されて、あたかもそこに位置する仮想スピーカーがあるかのようにする。現在のところ、サラウンド・スピーカーの意図される位置が固定されていたので、仮想スピーカー位置の位置属性は静的である。しかしながら、適応オーディオ・コンテンツでは、種々のオーディオ・オブジェクトの空間的位置は動的であり、相異なる(すなわち、各オブジェクトに対して一意的)。仮想スピーカー仮想化のような後処理が今では、各オブジェクトについてのスピーカー位置角のようなパラメータを動的に制御し、次いでいくつかの仮想化されたオブジェクトのレンダリングされる出力を組み合わせることによって、より情報を与えられた仕方で制御でき、サウンド・ミキサーの意図をより密接に表わす、より没入的なオーディオ体験を作り出することがありうる。
米国特許出願公開第2011/216925号は、仮想サラウンドを生成するシステムを記載している。米国特許出願公開第2010/135510号は、オブジェクト・ベースのオーディオ・コンテンツを生成し、再生する装置を記載している。米国特許第5809150号は、サラウンドサウンド・ラウドスピーカー・システムを記載している。米国特許出願公開第2007/0230724号は、ラウドスピーカーの指向性を制御する方法を記載している。米国特許出願公開第2009/0080666号は環境信号を抽出する方法を記載している。国際公開第2009/056858号は、サウンド・プロジェクターのためのセットアップを記載している。欧州出願公開第1667488号は、音響特性を補正するシステムを記載している。米国特許出願公開第2010/0177903号は、サラウンドサウンド・オーディオ・チャネルを導出する方法を記載している。
Claims (25)
- オーディオ信号を処理するシステムであって、
それぞれのオーディオ・チャネルの聴取領域における再生位置を指定する情報を含む複数のオーディオ・チャネルを生成するよう構成されたレンダリング・コンポーネントと;
前記複数のオーディオ・チャネルを受領し、各オーディオ・チャネルについて、ドライバ・エネルギーの大半を前記聴取領域の一つまたは複数の表面から反射させるよう構成された少なくとも一つの反射サブチャネルおよびドライバ・エネルギーの大半を前記聴取領域内の前記再生位置まで直接伝搬させるよう構成された少なくとも一つの直接サブチャネルを生成する上方混合器コンポーネントとを有する、
システム。 - それぞれ前記少なくとも反射サブチャネルおよび前記少なくとも一つの直接サブチャネルを使う、前記一つまたは複数の表面からの音波の伝搬のための少なくとも一つの反射ドライバおよび前記再生位置までの直接の音波の伝搬のための少なくとも一つの直接ドライバを有する、前記上方混合器コンポーネントに結合された個々にアドレッシング可能なドライバのアレイをさらに有する、請求項1記載のシステム。
- 前記オーディオ・チャネルはチャネル・ベースのオーディオおよび/またはオブジェクト・ベースのオーディオを含み、前記再生位置を指定する情報は、各オーディオ・チャネルに関連付けられた一つまたは複数のメタデータ集合においてエンコードされており、さらに、前記チャネル・ベースのオーディオの前記再生位置は、スピーカー・アレイ内のスピーカーのスピーカー指定を含み、前記オブジェクト・ベースのオーディオの前記再生位置は三次元空間内の位置を含む、請求項2記載のシステム。
- オーディオ・ドライバの前記アレイは、定義されたオーディオ・サラウンドサウンド構成に従って前記聴取領域のあたりに分布しており、前記聴取領域は:家庭、映画館、シアター、業務用スタジオおよびオーディオ聴取コンソールのうちの一つを含み、さらに、前記オーディオ・ストリームは:映画館コンテンツ、家庭環境における再生のために変換された映画館コンテンツ、テレビジョン・コンテンツ、ユーザー作成コンテンツ、コンピュータ・ゲーム・コンテンツおよびデジタル・ストリーミング・オーディオ・コンテンツからなる群から選択されるオーディオ・コンテンツを含む、請求項3記載のシステム。
- オーディオ・ストリームの前記再生位置は、前記聴取領域において知覚的に人の頭の上の位置を含み、前記少なくとも一つの反射ドライバは、前記位置に向けた下方反射のために前記聴取領域の天井に向けて音波を投射するよう構成された上方発射ドライバを含む、請求項4記載のシステム。
- 前記上方発射ドライバに伝送される前記オーディオ・ストリームに関連付けられたメタデータ集合は、前記反射に関する一つまたは複数の特性を定義する、請求項5記載のシステム。
- オーディオ・ストリームの前記再生位置は、前記聴取領域において人を知覚的に取り巻く位置を含み、前記少なくとも一つの反射ドライバは、前記位置に向けた反射のために前記聴取領域の壁に向けて音波を投射するよう構成されている側方発射ドライバを含む、請求項4記載のシステム。
- 前記側方発射ドライバに伝送される前記オーディオ・ストリームに関連付けられたメタデータ集合は、前記反射に関する一つまたは複数の特性を定義する、請求項7記載のシステム。
- オーディオ・レンダラーから複数の入力オーディオ・チャネルを受領する段階と;
第一の分解プロセスにおいて、各入力オーディオ・チャネルを、少なくとも一つの反射サブチャネルおよび少なくとも一つの直接サブチャネルに分割する段階と;
前記反射サブチャネルおよび直接サブチャネルによって生成される音波の伝搬において費やされるエネルギーの量が前記第一の分解プロセスの間、保存されることを検証する段階と;
聴取領域における聴取者のまわりに音を空間的に像形成するために反射サブチャネルと直接サブチャネルの最適な混合が得られるまで、その後の分解プロセスにおいて各サブチャネルをそれぞれのサブチャネルにさらに分割する段階とを含む、
方法。 - 前記サブチャネルの各サブチャネルに対応するオーディオ信号を個々にアドレッシング可能なドライバのアレイに伝送する段階をさらに含み、前記アレイは、一つまたは複数の表面からの音波の伝搬のための少なくとも一つの反射ドライバおよび前記位置までの直接の音波の伝搬のための少なくとも一つの直接ドライバを有する、請求項9記載の方法。
- 前記少なくとも一つの反射サブチャネルは、ドライバ・エネルギーの大半を前記聴取領域の前記一つまたは複数の表面から反射させるよう構成されており、前記少なくとも一つの直接サブチャネルは、ドライバ・エネルギーの大半を前記聴取領域内の前記位置まで直接伝搬させるよう構成されている、請求項10記載の方法。
- 前記反射サブチャネルおよび直接サブチャネルによって生成される音波の伝搬において費やされるエネルギーの量が、周波数領域変換プロセスを使って決定される、請求項9記載の方法。
- 各入力チャネルについて、二つの最も近い隣接チャネルの間のチャネル間相関値を計算して一対のサブチャネル間の共通信号の量を決定する段階と;
各入力チャネルについて、一つまたは複数の過渡スケーリング項を計算する段階であって、スケーリング項は、各入力チャネルについての過渡成分におけるエネルギーに比例する値を表わす、段階と;
前記チャネル間相関値および十分大きな過渡スケーリング項を使って、前記一対のサブチャネル間のエネルギーの和が保存されるという制約条件を用いて、前記直接サブチャネル出力に向けられる部分を増加させ、一方、前記反射サブチャネルに向けられる部分を減少させることによって、前記入力オーディオ・チャネルの混合を変更する段階と;
前記反射サブチャネルおよび直接サブチャネルに対して等化および遅延プロセスを実行して、直接ドライバの主波面が前記位置における主たる反射エネルギーと位相コヒーレントになるようにする段階とをさらに含む、
請求項9記載の方法。 - 各反射サブチャネルを少なくとも一つの残響サブチャネルおよび少なくとも一つの非残響サブチャネルに分解する段階をさらに含む、請求項13記載の方法。
- 諸ブロックを横断する周波数領域変換プロセスの各周波数領域変換に対して作用する脱相関器機能を使って、前記直接チャネルから前記反射チャネルを脱相関させる段階をさらに含む、請求項13記載の方法。
- 前記レンダラーが、任意的なチャネル・ベースのオーディオ・コンテンツとの関連でオブジェクト・ベースのオーディオ・コンテンツを処理するために前記入力オーディオ・チャネルにオブジェクト・メタデータを適用するコンポーネントを有する、請求項9記載の方法。
- 前記入力オーディオ・チャネルがレガシーのチャネル・ベースのコンテンツを含み、前記レンダラーが、サラウンドサウンド構成におけるドライバのアレイへの伝送のためのスピーカー・フィードを生成するコンポーネントを有する、請求項9記載の方法。
- 前記聴取領域の直接対残響比の計算を助けるために前記聴取領域にマイクロホンを配備する段階と;
前記直接対残響比を使って、聴取者のまわりの音の空間的な像形成のための反射サブチャネルと直接サブチャネルの最適な混合を決定する段階とをさらに含む、
請求項13記載の方法。 - オーディオ・レンダラーから複数の入力オーディオ・チャネルを受領する受領器段と;
第一の分解プロセスにおいて、各入力オーディオ・チャネルを、少なくとも一つの反射サブチャネルおよび少なくとも一つの直接サブチャネルに分割する分割器コンポーネントと;
前記反射サブチャネルおよび直接サブチャネルによって生成される音波の伝搬において費やされるエネルギーの量が前記第一の分解プロセスの間、保存されることを検証する際に使う一つまたは複数のエネルギー値を計算するエネルギー計算段と;
前記複数の入力オーディオ・チャネルの各チャネルについて少なくとも一つのサブチャネルに対応するいくつかのサブチャネルを生成する出力段とを有する、
システム。 - 聴取領域における聴取者のまわりに音を空間的に像形成するために反射サブチャネルと直接サブチャネルの最適な混合が得られるまで、その後の分解プロセスにおいて各サブチャネルをそれぞれのサブチャネルに分割するコンポーネントをさらに有する、請求項19記載のシステム。
- 前記エネルギー計算段が:
各入力チャネルについて、一対のサブチャネル間の共通信号の量を決定するよう二つの最も近い隣接チャネルの間の値を計算するチャネル間相関ユニットと;
各入力チャネルについて、一つまたは複数の過渡スケーリング項を計算する過渡値計算器であって、スケーリング項は、各入力チャネルについての過渡成分におけるエネルギーに比例する値を表わし、前記チャネル間相関値および前記過渡スケーリング項は、前記一対のサブチャネル間のエネルギーの和が保存されるという制約条件を用いて、前記直接サブチャネル出力に向けられる部分を増加させ、一方、前記反射サブチャネルに向けられる部分を減少させることによって、前記入力オーディオ・チャネルの混合を変更するために使われる、過渡値計算器と;
前記反射サブチャネルおよび直接サブチャネルに対して等化および遅延プロセスを実行して、直接ドライバの主波面が前記位置における主たる反射エネルギーと位相コヒーレントになるようにするコンポーネントとを有する、
請求項20記載のシステム。 - 前記聴取領域の直接対残響比の計算を助けるために前記聴取領域に配備されたマイクロホンと;
前記直接対残響比を使って、聴取者のまわりの音の空間的な像形成のための反射サブチャネルと直接サブチャネルの最適な混合を決定する制御コンポーネントとをさらに有する、
請求項21記載のシステム。 - 前記聴取領域を囲む部屋における当該システムの諸コンポーネントをつなぐネットワークと;
前記部屋のあたりでの配送のための個々にアドレッシング可能なドライバのアレイであって、各ドライバは前記ネットワークの通信プロトコル内で一意的に同定され、前記アレイの第一の部分は、前記部屋内のある位置に音を直接伝送するよう構成されたドライバを含み、前記アレイの第二の部分は、前記部屋の内側表面からの反射後に前記位置に音を伝送するよう構成されたドライバを含む、アレイとをさらに有する、
請求項19記載のシステム。 - オーディオ・ストリームの前記再生位置は、前記聴取領域において知覚的に人の頭の上の位置を含み、ドライバの前記アレイのうち少なくとも一つのドライバは、前記部屋内の聴取領域に向けた下方反射のために前記部屋の天井に向けて音波を投射するよう構成されている、請求項23記載のシステム。
- オーディオ・ストリームの前記再生位置は、前記聴取領域において人を知覚的に取り巻く位置を含み、ドライバの前記アレイのうち少なくとも一つのドライバは、前記部屋内のある位置に向けた反射のために前記部屋の壁に向けて音波を投射するよう構成されている、請求項23記載のシステム。
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