JP2015526934A - キャリアアグリゲーション可能無線通信装置におけるrfチェーン管理 - Google Patents

キャリアアグリゲーション可能無線通信装置におけるrfチェーン管理 Download PDF

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Abstract

キャリアアグリゲーション可能無線通信装置において無線周波数(RF)チェーンを管理する方法が提供されている。方法は、無線通信装置が第1のコンポーネントキャリアに関連付けられた第1のRFチェーンと、第2のコンポーネントキャリアに関連付けられた第2のRFチェーンとを使用して、ネットワークへの接続をサポートすることを含み得る。方法は、無線通信装置が第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするように構成された不活性化メッセージをフォーマットすることを更に含み得る。方法は、無線通信装置が不活性化メッセージを送信して第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすること更に含み得る。方法は、無線通信装置が、不活性化メッセージを送信した後で、第2のコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートする第2のRFチェーンの使用を中止することも含み得る。

Description

記載されている実施形態は、全体的に、無線通信に関し、より詳細には、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置における無線周波数(RF)チェーン管理に関する。
最新無線通信装置は、進化を続けており、益々多くの機能を提供して、今や、事実上、無線ネットワークを介して様々なデータ集約サービスにアクセスするために消費者によって広範に利用されている。これに伴って、急速に増え続ける装置の数に対するデータ集約サービスのサポートを求めるネットワークへの要求が高まり、ネットワークオペレータは、データ容量の増大とより高速なデータレートをサポートできる改善されたネットワークの提供が要求されている。然るに、最新無線通信装置からのデータサービスの要求をサポートするために、無線ネットワークを介して送信されるデータのスループットを高める最新無線アクセス技術(RAT)を開発する作業が続けられている。例えば、ロングタームエボリューション(LTE)リリース10及びそれ以降のバージョン、又は、LTE−Advanced(LTE−A)とも称される、一部の最新移動体通信RATは、帯域幅を複数のコンポーネントキャリア(CC)の集約を通じて拡張し得る、キャリアアグリゲーションとして公知の技術をサポートしている。この点に関し、キャリアアグリゲーションは、単一のキャリアを使って装置とネットワーク間の通信をサポートするのではなく、無線通信装置とのデータ送信用の帯域幅が、データ送信を伝達する複数のCCを集約することによって増大できるように、複数のCCを平行して使用する。
LTE−Aシステムにおいて、各CCは、LTEリリース8キャリア構造と後方互換性を有する。キャリアアグリゲーションは、連続スペクトルと不連続スペクトルの両方を使用することによってサポートし得る。この点に関し、キャリアアグリゲーションに使用するCCは、隣接周波数帯域を利用することができ、又は非隣接周波数帯域を利用できる。
本明細書で開示されているいくつかの例示的実施形態は、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置におけるRFチェーン管理を提供する。この点に関し、いくつかの例示的な実施形態は、キャリアアグリゲーション可能ネットワーク(又は、多重コンポーネントキャリア可能(MCC)ネットワークとも称する)に信号を送り、セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化及び/又は活性化をトリガするように構成された無線通信装置を提供する。然るに、いくつかの例示的な実施形態に係る無線通信装置は、従来システムにおけるようにコンポーネントキャリアの活性化及び/又は不活性化の開始をネットワークに依存するのではなく、無線リソースの利用をより自発的に制御し得る。然るに、いくつかの例示的な実施形態に係る無線通信装置は、装置の電力消費を低減するため、又は他の理由で装置での帯域幅の必要性を変更に応じるなどの、装置が遭遇し得る動作条件の変化に適応するようにコンポーネントキャリアの活性化/不活性化を開始し得る。更にいくつかの例示的な実施形態は、RFチェーンに関連付けられたセカンダリコンポーネントキャリアの不活性化を引き起こして、セカンダリコンポーネントキャリア上でのキャリアアグリゲーションをサポートする以外の機能に再利用するためにRFチェーンを開放するように構成し得る無線通信装置を提供する。
本概要は、単に、本発明のいくつかの態様の基本的な理解を供するためにいくつかの例示的実施形態を要約することを目的とする。したがって、上記の例示的実施形態は単に実施例であって、本発明の範囲又は趣旨をいかなる意味においても狭めると解釈されるべきでないことが理解されよう。本発明の他の実施形態、態様及び利点は、例として、記載されている実施形態の原理を例示する添付図と共に、下記の「発明を実施するための形態」から明らかとなるであろう。
説明される実施形態、及びその利点は、添付図面と併せて以下の説明を参照することによって、最も良好に理解することができる。これらの図面は必ずしも縮尺どおりに描画されておらず、説明される実施形態の趣旨及び範囲から逸脱することなく、当業者によって、説明される実施形態に実施することができる、形態及び詳細のいかなる変更も、決して限定するものではない。
いくつかの例示的実施形態に係るキャリアアグリゲーションの一例を示す図である。 いくつかの例示的実施形態に係る、例示的な送受信機アーキテクチャを示す図である。 いくつかの例示的な実施形態に係る無線通信システムを示す図である。 いくつかの例示的実施形態に係る、無線通信装置上に実装し得る装置のブロック図である。 いくつかの例示的実施形態に係る、コンポーネントキャリアを不活性化する例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、コンポーネントキャリアを活性化する例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを再利用する例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンをページングメッセージの走査に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを高優先度ネットワークの走査に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを高優先度ネットワークの走査に再利用する別の例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを並列測定の実行に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを並列測定の実行に再利用する別の例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを自律測定の実行に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。 いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを自律測定の実行に再利用する別の例示的方法のフローチャートを示す。
上記のように、LTE−Aなどの一部の最新RAT、及びかかるRAT上で動作するように構成された最新の無線通信装置は、装置とネットワークとの間の通信が、装置とネットワーク間の通信の利用可能な帯域幅を増加するように複数のコンポーネントキャリアを介して伝達できる、キャリアアグリゲーション技術をサポートしている。図1は、いくつかの例示的実施形態に係るキャリアアグリゲーションの一例を示す。図1の実施例は、周波数帯域A 102と周波数帯域B 104内のコンポーネントキャリアを介した通信をサポートし得る。但し、コンポーネントキャリア#1(106)、コンポーネントキャリア#2(110)、及びコンポーネントキャリア#3(110)は、周波数帯域A 102内であり、コンポーネントキャリア#4(112)は、周波数帯域B 104内である。然るに、所与のキャリアアグリゲーション構成において使用されるコンポーネントキャリアの組み合わせによって、キャリアアグリゲーションは、帯域内アグリゲーション及び/又は帯域間アグリゲーションを利用し得る。例えば、帯域内キャリアアグリゲーションは、連続コンポーネントキャリア#2(108)及び#3(110)を使用し得る。更に、又はあるいは、帯域内キャリアアグリゲーションは、不連続コンポーネントキャリア#1(100)及び#3(110)上で発生し得る。更なる例として、帯域間キャリアアグリゲーションは周波数帯域A 102でコンポーネントキャリア#1(106)(及び/又は#2(108)及び#3(110)のうちの1つ以上)を、周波数帯域B 104でコンポーネントキャリア#4(112)を使用できる。
キャリアアグリゲーションを使用できる無線通信装置は、複数の無線周波数(RF)チェーン又は無線リソースを実施して、キャリアアグリゲーションをサポートする。但し、キャリアアグリゲーションが装置上で活性化されると、無線通信装置は、装置に割り当てられた各コンポーネントキャリアについて個別のRFチェーンを使用できる。したがって、無線通信装置が使用するそれぞれの活性コンポーネントキャリアは、装置上のそれぞれのRFチェーンに関連付け得る。
キャリアアグリゲーションは、以前ではネットワーク起動型メディアアクセス制御(MAC)シグナリングを介してのみ活性化及び不活性化されていた。例えば、既存のシステムにおいては、稼働中のデータサービスをサポートするために追加の帯域幅を必要としない場合、複数のRFチェーンを同時に使用すると装置の電力消費が増加するので、無線通信装置でのバッテリーを節約するために、ネットワークによってキャリアアグリゲーションを不活性化し得る。しかし、コンポーネントキャリアのネットワーク起動型の活性化/不活性化は、無線通信装置が経験し得る変化する状態に速やかに対応しうるだけの十分な自律性を無線通信装置に与えない。この点に関し、現在のシステムでは、無線通信装置は、ネットワークに信号を送りコンポーネントキャリアを活性化/不活性化することができず、代わりに、ネットワークがコンポーネントキャリアを活性化/不活性化するのを待たなければならない。しかし、この活性化/不活性化が発生するのに好ましい状態の発生後かなりの時間が経過する場合がある。いくつかの例示的な実施形態は、無線通信装置にコンポーネントキャリアの活性化/不活性化をトリガする高速メカニズムを備えることによってこの問題に対応している。いくつかの例示的な実施形態は、コンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に対してコンポーネントキャリアを不活性化することによって利用できるRFチェーンを再利用するように構成され得る無線通信装置を、更に提供している。
図2は、いくつかの例示的実施形態に係る、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置に実装し得る例示的送受信機アーキテクチャを示す。図2に示されるように、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置上の送受信機は、それぞれのコンポーネントキャリア(CC)をサポートするために使用できる複数のRFチェーンを含み得る。例えば、第1のRFチェーンは、CC1用に使用でき、第2のRFチェーンは、CC2用に、第n番目のRFチェーンはCCn用に使用できる。この点に関し、いくつかの例示的実施形態に係る送受信機アーキテクチャは、少なくとも、装置及び/又はネットワークの仕様に従って集約し得る数のCCに対応する数のRFチェーンを含み得る。例えば、いくつかのLTE−Aシステムは、5個までのCCの集約をサポートしており、かかるLTE−Aシステム上で動作するように構成された装置の送受信機構成は、5個のCCの使用をサポートする少なくとも5個のRFチェーンを含み得る。しかし、様々な例示的実施形態に係るキャリアアグリゲーション可能無線通信装置は、少なくとも2である、任意の数n個のRFチェーンを含み得ることが理解されよう。
図2に示される例示的アーキテクチャにおいて、各RFチェーンは、RF帯域フィルタ202、RFフロントエンド204、アナログ・デジタル変換器(ADC)を含み得る。この点に関し、第1のRFチェーンは、RF帯域フィルタ202aと、RFフロントエンド204aと、ADC206aとを含み得、第2のRFチェーンは、RF帯域フィルタ202bと、RFフロントエンド204bと、ADC206bとを含み得、第n番目のRFチェーンは、RF帯域フィルタ202cと、RFフロントエンド204cと、ADC206cとを含み得る。但し、図2に示されるRFチェーンアーキテクチャは、例として例示されたものであって、限定するものではないことが理解されよう。この点に関し、様々な例示的実施形態に係るRFチェーンは、図2に示される要素に対する追加的及び/又は代替的要素を含み得る。図1の例示的アーキテクチャにおいて、各RFチェーンは、デジタル信号プロセッサ(DSP)208に入り得る。
図3は、いくつかの例示的実施形態を適用し得る無線通信システム300を示す。この点に関し、図3は、無線通信装置302と、1つ以上の無線リンクを介して無線通信装置302にネットワークアクセスし得るサービング基地局304とを有する無線移動体通信アクセスネットワークを示す。限定されない例として、無線通信装置302は、スマートフォン装置などのセルラー電話、タブレットコンピュータ装置、ラップトップコンピュータ装置、又は、サービング基地局304を介して移動体通信ネットワーク及び/又は他の無線ネットワークにアクセスするように構成された他のコンピュータ装置であり得る。システム300がLTE技術を実施している実施形態などのいくつかの実施形態において、無線通信装置302は、ユーザ機器(UE)装置であり得る。サービング基地局304は、進化型ノードB(eNB)、ノードB、無線基地局装置(BTS)、及び/又は任意の他のタイプの基地局などの、任意の移動体通信基地局であり得る。
システム300の無線アクセスネットワークは、限定されない例として、LTE、LTE−Advanced(LTE−A)、及び/又は他のキャリアアグリゲーション可能LTE RAT(例えば、LTEリリース10又は最新のLTE RAT)などのLTE RATを含むキャリアアグリゲーション技術をサポートし得る任意のRATを実施した、キャリアアグリゲーション可能ネットワークであり得る。しかし、本明細書で開示されている実施形態は、LTEシステム内の適用に限定されず、現在又は将来に開発されるであろう、キャリアアグリゲーションをサポートするRATに適用し得ることが理解されよう。更に、いくつかの例示的な実施形態は、キャリアアグリゲーション技術を実施し得る非移動体通信無線RATに適用し得ることが理解されよう。したがって、例えば、任意のかかるRATにかかわる無線ネットワークアクセスポイントは、本開示の範囲内において、サービング基地局304に代用され得ることが理解されよう。更に、様々な実施形態が、例として、LTE及び/又は他のRATに適用されることが考察されたが、かかる実施例は、いくつかの例示的実施形態の適用の限定されない実施例として提供されたものであって、かかる技術は、本開示の範囲内においてキャリアアグリゲーション技術を使用した別のRATに適用し得ることが理解されよう。
無線通信装置302は、キャリアアグリゲーションをサポートする複数のRFチェーンを含み得る。この点に関し、無線通信装置302は、例えば、図2に示されているような送受信機アーキテクチャを含み得る。キャリアアグリゲーションが無線通信装置302上で活性化されると、無線通信装置302は複数のRFチェーンを同時に使用して複数のコンポーネントキャリアの集約をサポートし得る。各コンポーネントキャリアは、個別のサービングセルに対応し得る。いくつかの場合、無線通信装置302が使用できる各コンポーネントキャリアは、サービング基地局304によってサポートされ得る。但し、サービング基地局304は、いくつかの例示的実施形態において、複数の同一場所に配置されたセルをサポートし得る。しかし、いくつかの場合、無線通信装置302が使用できる1つ以上のコンポーネントキャリアは、システム300の無線アクセスネットワーク内に配設され得る1つ以上の更なる基地局によってサポートされ得る。
プライマリコンポーネントキャリアがサービスし得る、無線通信装置302の無線リソース制御(RRC)接続は、プライマリサービングセルによって処理され得る。プライマリコンポーネントキャリアの専用となり得る、無線通信装置302上のRFチェーンは、プライマリRFチェーンと称する場合がある。キャリアアグリゲーションが活性化された時に無線通信装置302が使用する更なるコンポ−ネントキャリアをセカンダリコンポーネントキャリアと称することがあり、活性化されたセカンダリコンポーネントキャリアの専用になり得る無線通信装置302上のRFチェーンをセカンダリRFチェーンと称する場合がある。
図4は、いくつかの例示的実施形態に係る、無線通信装置302上に実装し得る装置400のブロック図を示す。但し、無線通信装置302などのコンピュータ装置上に実装された時、装置400は、コンピュータ装置が1つ以上の例示的実施形態に係るシステム300内で動作することを可能にし得る。図4で図示され、図4に関して説明される構成要素、機器又は要素は、必須ではなく、したがって、一部は、特定の実施形態において省略できることが理解されよう。更に、いくつかの実施形態は、図4で図示され、図4に関して説明される構成要素、機器又は要素以外の異なるこれらの物を、更に含み得る。
いくつかの例示的実施形態において、装置400は、本明細書で開示される1つ以上の例示的実施形態に係る動作を実行するように構成可能な処理回路410を含み得る。この点に関し、処理回路410は、様々な例示的実施形態に係る装置400の1つ以上の機能を実行及び/又はその実行を制御するように構成でき、したがって、様々な例示的実施形態に係る装置400の機能を実行する手段を提供し得る。処理回路410は、1つ以上の例示的実施形態に係るデータ処理、アプリケーション実行及び/又は他の処理、並びに管理サービスを実行するように構成し得る。
いくつかの実施形態において、処理回路410などの装置400若しくはその一部分又はその構成要素は、それぞれ1つ以上のチップ含み得る、1つ以上のチップセットを含み得る。処理回路410及び/又は装置400の1つ以上の構成要素は、したがって、いくつかの場合、単一チップセット上で一実施形態を実装するように構成し得る。装置400の1つ以上の構成要素がチップセットとして具体化されるいくつかの例示的実施形態において、チップセットは、コンピュータ装置上に実装された時、又はコンピュータ装置と動作可能に連結されている時に、コンピュータ装置がシステム300内で動作することを可能にし得る。いくつかの例示的実施形態において、装置400は、無線通信装置302などのコンピュータ装置が1つ以上の移動体通信ネットワーク上で動作することを可能にするように構成され得る移動体通信チップセットを含み得る。
いくつかの実施形態において、処理回路410は、プロセッサ412を含み得、図3に示すようないくつかの実施形態において、メモリ414を、更に含み得る。処理回路410は、送受信機416及び/若しくはRFチェーンコントローラ418と通信でき、又は制御し得る。
プロセッサ412は、様々な形で例示できる。例えば、プロセッサ412は、マイクロプロセッサ、コプロセッサ、コントローラ、若しくは、様々な他のコンピュータ、又は、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、いくつかのこれらの組み合わせ等などの集積回路を含む処理装置などの、様々なハードウェアを主体とした処理手段として具体化し得る。単一プロセッサとして図示されるが、プロセッサ412は、複数のプロセッサを備えることが理解されよう。複数のプロセッサは、互いに動作通信が可能で、本明細書に記載されているように装置400の1つ以上の機能を実行するように一括して構成し得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ412は、メモリ414に記憶できる命令又はそうでなければプロセッサ412にアクセスできる命令を実行するように構成できる。このように、ハードウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって構成されるかどうかにかかわらず、プロセッサ412は、然るべく構成することによって、様々な実施形態における動作を実行できる。
いくつかの実施形態において、メモリ414は、1つ以上のメモリ機器を含み得る。メモリ414は、固定型及び/又は着脱式メモリ機器を含み得る。いくつかの実施形態において、メモリ414は、プロセッサ412によって実行できるコンピュータプログラム命令を記憶できる永続的コンピュータ可読記憶媒体を提供できる。この点に関し、メモリ414は、装置400が1つ以上の例示的実施形態に係る様々な機能を実行することを可能にする情報、データ、アプリケーション、命令等を記憶するように構成し得る。いくつかの実施形態において、メモリ414は、装置400の構成要素間で情報を渡すために、バスを介して、プロセッサ412、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上と通信し得る。
装置400は、1つ以上の送受信機416を、更に含み得る。送受信機416は、装置400が、1つ以上の無線ネットワークと無線信号を送受信することを可能にし得る。したがって、例えば、無線通信装置302上に実装された時、送受信機416は、1つ以上のコンポーネントキャリアを介して、サービング基地局304などの1つ以上の基地局への接続をサポートするように構成し得る。送受信機416は、キャリアアグリゲーションをサポートする2つ以上のRFチェーンを含み得る。いくつかの例示的実施形態において、送受信機416は、図2に示されるようなアーキテクチャを介して少なくとも部分的に実装され得る。いくつかの例示的実施形態において、RFチェーンは、単一チップ上で実施され得る。あるいは、いくつかの例示的実施形態において、RFチェーンは、互いに動作通信可能で、送受信機416の機能を一括して提供し得る、複数のチップに跨って分散し得る。送受信機416は、少なくとも2である任意の数n個のRFチェーンを含み得る。いくつかの例示的実施形態における送受信機416に含まれるRFチェーンの数は、装置400及び/又はサービングネットワークが、集約のためにサポートするように構成され得るコンポーネントキャリアの数に対応し得る。しかし、いくつかの例示的実施形態において、装置400は、サービングネットワークの機能に従って集約され得るコンポーネントキャリアの対応する数を上回る、追加のRFチェーン、又は下回るRFチェーンを含み得ることが理解されよう。
装置400は、RFチェーンコントローラ418を、更に含み得る。RFチェーンコントローラ418は、回路、ハードウェア、コンピュータ可読媒体(例えば、メモリ414)に記憶され、処理装置(例えば、プロセッサ412)によって実行されるコンピュータ可読プログラム命令を含むコンピュータプログラムプロダクト、又はこれらの組み合わせなどの、様々な手段として具体化され得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ412(又は、処理回路410)は、RFチェーンコントローラ418を含むか、又は、制御し得る。RFチェーンコントローラ418は、サービングネットワークと通信して、RFチェーンに関連付けられたコンポーネントキャリアの活性化/不活性化をトリガし、以下で更に説明されているように、送受信機416によって実施されるRFチェーンの動作を制御するように構成され得る。
装置トリガ型のコンポーネントキャリアの活性化/不活性化
いくつかの例示的実施形態のRFチェーンコントローラ418は、メッセージをフォーマットしてサービング基地局304などのサービングネットワークに送信して、コンポーネントキャリアの活性化/不活性化をトリガするように構成され得る。サービングネットワークは、無線通信装置から受信したメッセージに指示されたコンポーネントキャリアを活性化/不活性化することによって、かかるメッセージに対して応答するように構成され得る。
この点に関して、いくつかの例示的実施形態は、いくつかの例示的実施形態の無線通信装置が、コンポーネントキャリアを活性化/不活性化するためのネットワーク起動型の信号を待つ必要がないように、コンポーネントキャリアの装置起動型の活性化/不活性化を提供する。したがって、RFチェーンコントローラ418は、無線通信装置が経験する変化する条件に対応して、条件に値するコンポーネントキャリアの活性化/不活性化をトリガし得る。したがって、例えば、無線通信装置の帯域幅の必要性によって別のコンポーネントキャリアを活性化する必要がある場合、RFチェーンコントローラ418は、キャリア活性化要求メッセージを送信してコンポーネントキャリアの活性化をトリガし得る。更なる例として、RFチェーンコントローラ419は、装置の帯域幅の必要性が起動されるべきセカンダリコンポーネントキャリアの必要性をサポートしない場合、又は/及び装置が経験する条件がその他値する時に、ネットワークに不活性化メッセージを送信して、コンポーネントキャリアの不活性化をトリガし、RFチェーンを不活性化して装置の電力を節約し、キャリアアグリゲーション以外の機能に再利用するためにRFチェーンを開放することが可能である。
RFチェーンコントローラ418がフォーマット化し、送信できる不活性化メッセージは、ネットワークが理解できる任意のフォーマットを有し得る。いくつかの例示的実施形態の不活性化メッセージは、不活性化するコンポーネントキャリアの指示を含み得る。いくつかの例示的実施形態において、不活性化メッセージは、特定のコンポーネントキャリアのキャリア不活性化指示を含むメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)であり得る。しかし、無線通信装置とサービングネットワークとの間の通信に使用し得る他のタイプのメッセージ及び他のシグナリング層が本開示の範囲内で想到されることが理解されよう。
不活性化メッセージがMAC CEであるいくつかの実施形態において、不活性化通知MAC制御要素CEは、MACプロトコルデータユニット(PDU)によって特定され得る。限定されない例として、LTE−Aネットワークにおいて、予約された論理チャネルID(LCID)を有するMAC PDUサブヘッダーは、以下に指定のように使用し得る。
Figure 2015526934
インデックス LCID値
00000 CCCH
00001−001010 論理チャネルの特定
01011−11000 予備
10110 不活性化通知
10111 活性化要求
11001 拡張電力ヘッドルーム報告
11010 電力ヘッドルーム報告
11011 C−RNTI
11100 切頭BSR
11101 短BSR
11110 長BSR
11111 パディング
MAC CEは、固定のサイズを有し、例えば、7ビットCフィールド及び1ビットRフィールドを含む単一オクテットから構成され得る。制御要素は、以下のように定義し得る。C:SCellIndex iで構成されるセカンダリセル(SCell)(又は、セカンダリキャリアコンポーネント(CC))が存在する場合、このフィールドを使用して、SCellIndex iを有するSCellの不活性化通知を指示し得る。このCフィールドを1に設定して、SCellIndex iを有するSCellが不活性化されることを通知し得る。かかる実施形態において、「0」に設定されたCフィールドはネットワークによって無視され得る。R:予約ビットであって、「0」に設定し得る。不活性化MAC CEを送信した後で、RFチェーンコントローラ418は、kサブフレーム内で、SCellを不活性化するように構成され得る。値kは、例えば、8サブフレームであり得る。但し、他の値のkも使用できることが理解されよう。
いくつかの例示的実施形態の不活性化メッセージは、ネットワークがコンポーネントキャリアを不活性化することを要求する不活性化要求メッセージであり得る。かかる例示的な実施形態において、RFチェーンコントローラ418は、キャリアアグリゲーションの要求対象であるセカンダリコンポーネントキャリアに関連付けられたRFチェーンの使用を中止する前に、不活性化許可応答を待機し得る。ネットワークがコンポーネントキャリアを不活性化する要求を承諾しない場合、RFチェーンコントローラ418は、コンポーネントキャリアに関連付けられたRFチェーンの使用を継続して、コンポーネントキャリアを介したネットワーク接続をサポートし得る。かかる例示的な実施形態において、ネットワークが、コンポーネントキャリアを不活性化する要求を承諾するか拒否するかを決定し得るので、コンポーネントキャリアの不活性化が無線通信装置によって起動され得る時に、コンポーネントの不活性化についての制御は、ネットワーク内に残り得る。
いくつかの例示的実施形態の不活性化メッセージは、その代わりとして、不活性化通知メッセージであり得る。かかる例示的実施形態において、ネットワークは、無線通信装置との通信についての不活性化通知メッセージで特定されたコンポーネントキャリアの使用を中止することによって不活性化通知メッセージに応答するように構成され得る。かかる例示的実施形態において、かかる例示的実施形態の無線通信装置はコンポーネントキャリアの不活性化についてネットワークの許可に依存しないので、無線通信装置は、コンポーネントキャリアの不活性化についてより大きな自律を有し得る。かかる例示的実施形態において、RFチェーンコントローラ418は、不活性化通知メッセージがネットワークにより受信された旨のネットワークからの確認応答(ACK)を待つことなく、メッセージを送信した後で、キャリアアグリゲーションによって不活性化されたコンポーネントキャリアに関連付けられたRFチェーンの使用を中止し得る。あるいは、いくつかのかかる例示的実施形態において、RFチェーンコントローラ418は、不活性化対象のコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートするRFチェーンの使用を中止する前に、不活性化通知メッセージの受信を確認応答するネットワークからのACKの受信を待つことができる。
RFチェーンコントローラ418がフォーマット化し、送信できるキャリア活性化要求メッセージは、ネットワークが理解できる任意のフォーマットを有し得る。いくつかの例示的実施形態のキャリア活性化要求メッセージは、不活性化対象のコンポーネントキャリアの指示を含み得る。いくつかの例示的実施形態において、キャリア活性化要求メッセージは、特定のコンポーネントキャリアのキャリア活性化指示を含むメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)であり得る。しかし、無線通信装置とサービングネットワークとの間の通信に使用し得る他のタイプのメッセージ及び他のシグナリング層が本開示の範囲内で想到されることが理解されよう。
キャリア活性化要求メッセージがMAC CEであるいくつかの実施形態において、活性化要求MAC制御要素CEは、例示的な不活性化通知MAC CEに関して上述されているようにLCIDを有するMACプロトコルデータユニット(PDU)によって特定され得る。Ci:SCellIndex iで構成されるSCell(即ち、セカンダリキャリアコンポーネントCC)が存在する場合、このフィールドは、SCellIndex iを有するSCellの活性化要求を指示し得る。Ciフィールドを、「1」に設定して、SCellIndex iを有するSCellを活性化することが要求されていることを通知し得る。「0」に設定されたCiフィールドはネットワークによって無視され得る。R:予約ビットであって、「0」に設定し得る。
図5は、いくつかの例示的実施形態に係る、コンポーネントキャリアを不活性化する例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図5は、いくつかの例示的実施形態に係る少なくとも2個のRFチェーンを有する無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能無線通信装置により実行し得る動作を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図5で示され、図5に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作500は、無線通信装置302が、第1のコンポーネントキャリアに関連付けられた第1のRFチェーンと、第2のコンポーネントキャリアに関連付けられた第2のRFチェーンとを使用して、キャリアアグリゲーション可能ネットワークへの接続をサポートすることを含み得る。第1のコンポーネントキャリアは、プライマリコンポーネントキャリアであってもよいし、セカンダリコンポーネントキャリアであってもよい。第2のコンポーネントキャリアは、セカンダリコンポーネントキャリアであり得る。
動作510は、無線通信装置302が第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするように構成された不活性化メッセージをフォーマットすることを含み得る。不活性化メッセージは、不活性化対象のコンポーネントキャリアをネットワークに知らせる第2のコンポーネントキャリアの指示を含み得る。無線通信装置302が、不活性化をトリガし、ネットワークの許可なしにコンポーネントキャリアの使用を中止できる実施形態において、不活性化メッセージは、例えば、不活性化通知メッセージであり得る。無線通信装置302が、ネットワークの許可を待ってコンポーネントキャリアの使用を中止する実施形態において、不活性化メッセージは、不活性化要求メッセージであり得る。不活性化メッセージは、例えば、上記の実施例において説明されているような第2のコンポーネントキャリアの不活性化指示を含むMAC CEであり得る。
動作520は、無線通信装置302が不活性化メッセージをネットワークに送信して第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすることを含み得る。動作530は、無線通信装置302が不活性化メッセージを送信した後で、第2のコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートする第2のRFチェーンの使用を中止することを含み得る。
動作520で送信された不活性化メッセージが不活性化要求メッセージである実施形態において、無線通信装置302は、動作530を実行する前にネットワークからの不活性化許可応答を待つことができる。ネットワークが、第2のコンポーネントキャリアの不活性要求を拒否する場合、動作530は省略され得る。
動作520で送信された不活性化メッセージが不活性化通知メッセージである実施形態において、無線通信装置302は、動作530を実行する前に、不活性化通知メッセージに応じてネットワークからのACKの受信を待つことができる。ACKが(例えば、特定の時間内に)受信されず、及び/又は否定応答(NACK)が受信された場合、動作520が反復され得る。あるいは、無線通信装置302は、ネットワークからのACKの受信を待つことなく、不活性化通知メッセージを送信した後で動作530を実行し得る。
図6は、いくつかの例示的実施形態に係る、コンポーネントキャリアを活性化する例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図6は、いくつかの例示的実施形態に係る少なくとも2個のRFチェーンを有する無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能無線通信装置により実行し得る動作を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図6で示され、図6に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。図6に示され、図6に関連して説明されている動作は、無線通信装置が利用可能なRFチェーンを有し、追加の活性コンポーネントキャリアをサポートできるキャリアアグリゲーション可能ネットワーク上にある時はいつでも実行され得る。したがって、例えば、図6に示される動作は、動作530を実行した後に実行され得る。更なる実施例として、図6に示される動作は、図5で示されず5に関連して説明されている動作を実行する前に実行され得る。
動作600は、無線通信装置302がプライマリコンポーネントキャリアに関連付けられた第1のRFチェーンを使用してキャリアアグリゲーション可能ネットワークへの接続をサポートすることを含み得る。いくつかの場合、無線通信装置302は、動作600で活性化されるプライマリコンポーネントキャリアのみを有し得る。しかし、他の場合では、無線通信装置302は、追加で1つ以上の活性セカンダリコンポーネントキャリアを有し得るが、利用可能なRFチェーンにおけるキャリアアグリゲーション可能ネットワークへの接続をサポートするために使用する、少なくとも更に1つのセカンダリコンポーネントキャリアを活性化することを判定し得る。
動作610は、無線通信装置302が第2のRFチェーンに関連付けられたセカンダリコンポーネントキャリアの活性化を要求するキャリア活性化要求メッセージをフォーマット化することを含み得る。キャリア活性化要求メッセージは、活性化が要求されるキャリアを特定する指示を含み得る。いくつかの例示的実施形態において、キャリア活性化要求メッセージは、例えば、上記の実施例で説明されているように、活性化が要求されるセカンダリコンポーネントキャリアを特定するキャリア活性化指示を含むMAC CEであり得る。
動作620は、無線通信装置302がキャリア活性化要求メッセージをネットワークに送信することを含み得る。ネットワークは、要求に応じてコンポーネントキャリアを活性化するように構成され得、動作630において無線通信装置302が受信し得る活性化確認で応答し得る。セカンダリコンポーネントキャリアが活性化された後で、動作640において、無線通信装置302は、第2のRFチェーンを使用して、セカンダリコンポーネントキャリアを介した(例えば、プライマリコンポーネントキャリアを介した接続をサポートする第1のRFチェーンと共に)ネットワークへの接続をサポートし得る。
利用可能なRFチェーンの再利用
考察されたように、キャリアアグリゲーションが可能な無線通信装置は、組み合わせて2つ以上の受信信号を集約して装置の処理スループットを高め得る、2つ以上のRFチェーンを含み得る。受信された信号は、(周波数において)互いに隣り合うか、又は、互いに分離してはいるものの、共通の周波数帯域であり得る。いくつかの場合、受信信号は、受信信号が個別の周波数帯域に含まれ得るように、大きな周波数によって互いに分離され得る。したがって、RFチェーンは、典型的には、互いに独立して相対的に同調、及び制御され得る。
無線通信装置がMCCネットワーク内で動作しているが、RFチェーンに関連付けられたコンポーネントキャリアが不活性化されている時などの、RFチェーンがキャリアアグリゲーションのために使用されていない時は、RFチェーンは、ネットワークへのキャリアアグリゲーション接続をサポートする第2のコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に再利用し得る。したがって、例えば、いくつかの例示的実施形態に係る動作530が実行された後で、RFチェーンコントローラ418によってRFチェーンが利用可能になり、再利用し得る。更なる実施例として、無線通信装置302が、非MCCネットワーク(つまり、キャリアアグリゲーションのための複数のコンポーネントキャリアの使用をサポートしていないネットワーク)で動作している時、及び/又は、キャリアアグリゲーションが活性化されていない時に、RFチェーンの再利用が可能になる。
キャリアアグリゲーション可能無線通信装置に含まれるRFチェーンのうちの少なくとも1つを一時的に再利用することによって、ユーザエクスペリエンスが改善され得る。この点に関し、1つ以上のRFチェーンを連続して使用してサービングネットワークへの接続をサポートしながら、利用可能なRFチェーンを再利用して様々な機能を実行し得る。したがって、利用可能なRFチェーンを再利用して、進行中の通信セッション(例えば、音声呼、データセッション、及び/又は他の通信セッション)と並行して、1つ以上の更なるRFチェーンによってサポートされ得る進行中の通信セッションを中断することなく、サービングネットワークを介して発生し得る機能を実行し得る。活性コンポーネントキャリアに関連付けられていない再利用のRFチェーンを使用して実行され得る様々な機能は、以下で更に詳細に説明されている。このようにしてRFチェーンを一時的に再利用することによって、無線通信装置の環境条件に対する反応時間を短縮してユーザエクスペリエンスを改善し得る。
図7は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを再利用する例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図7は、いくつかの例示的実施形態に係る少なくとも2個のRFチェーンを含む、無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能装置により実行し得る動作を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図7で示され、図7に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作700は、無線通信装置302がネットワークへの接続をサポートする第1のRFチェーンを使用することを含み得る。ネットワークが、キャリアアグリゲーション可能又はMCCネットワークである場合、動作700は、プライマリコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートする第1のRFチェーンを使用することを含み得る。
動作710は、無線通信装置302が再利用する第2のRFチェーンを選択することを含み得る。動作720は、無線通信装置302が第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの有無を判定することを含み得る。いくつかの例示的実施形態において、動作720は、装置が接続されているネットワークがMCCネットワークに接続されているかを判定する無線通信装置302を含み得る。ネットワークがMCCネットワークでない場合、無線通信装置302は、第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在しないと判定し得る。
第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在することが動作720で判定された場合、方法は、動作730に進み得る。動作730は、無線通信装置302が不活性化メッセージをネットワークに送信して、第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすることを含み得る。不活性化メッセージは、例えば、動作510及び520でフォーマット化し送信できる不活性化メッセージに対応し得る。不活性化メッセージは、不活性化するコンポーネントキャリアをネットワークに知らせるセカンダリコンポーネントキャリアの指示を含み得る。無線通信装置302が、不活性化をトリガし、ネットワークの許可なしにコンポーネントキャリアの使用を中止できる実施形態において、不活性化メッセージは、例えば、不活性化通知メッセージであり得る。無線通信装置302が、ネットワークの許可を待ってコンポーネントキャリアの使用を中止する実施形態において、不活性化メッセージは、不活性化要求メッセージであり得る。不活性化メッセージは、例えば、セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化指示を含むMAC CEであり得る。
動作740は、無線通信装置302がネットワークへの接続をサポートするセカンダリコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に第2のRFチェーンを再利用することを含み得る。動作740の実行に付随する再利用のRFチェーンを使用して実行し得る様々な例示的機能は、図8〜14を参照して以下で更に詳細に説明されている。
動作730で送信された不活性化メッセージが不活性化要求メッセージである実施形態において、無線通信装置302は、動作740を実行する前にネットワークからの不活性化許可応答を待つことができる。ネットワークが、セカンダリコンポーネントキャリアの不活性要求を拒否する場合、動作740は省略され得る。
動作730で送信された不活性化メッセージが不活性化通知メッセージである実施形態において、無線通信装置302は、動作740を実行する前に、不活性化通知メッセージに応じて、ネットワークからのACKの受信を待つことができる。ACKが(例えば、特定の時間内に)受信されず、及び/又はNACKが受信された場合、動作730が反復され得る。あるいは、無線通信装置302は、ネットワークからのACKの受信を待つことなく、不活性化通知メッセージを送信した後で動作740を実行し得る。
第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在しないと動作720で判定された場合、動作730が省略され、方法は、代わりに、直接に動作740に進むことができる。
ページングメッセージをリッスンするRFチェーンの再利用
いくつかの例示的実施形態において、RFチェーンを再利用して、着信ページなどの環境条件に反応する時間を短縮することによってユーザエクスペリエンスを改善し得る。例えば、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置が、音声呼(VOIP)をサポートできないLTE又は他のパケット交換ネットワークで動作している場合、無線通信装置は、一般に回路交換フォールバック(CSFB)と呼ばれているメカニズムを介して音声呼をサポートするネットワークに切り替える必要がある。簡単に説明すると、CSFBは、無線通信装置に対して、LTEネットワークから、移動通信用のグローバルシステネットワーク(GSM)などの第2世代(2G)ネットワーク、又は音声呼を処理するように構成された回路交換ドメインを有するCDMA2000(1x)ネットワークなどの第3世代(3G)ネットワークなどのレガシーネットワークに移行することを要求する。音声呼が終了した後で、無線通信装置はLTEネットワークに戻ることができる。
ネットワークから無線通信装置への回路交換呼のページは、サービングネットワーク(例えば、LTEネットワーク)、又は音声呼を提供し得る、レガシーネットワーク(例えば、2G又は3Gネットワーク)上のいずれかで送信し得る。多くの場合、回路交換呼ページは、ネットワークによりレガシーネットワークからLTE(又は、他のサービングネットワーク)ネットワークを通じて無線通信装置に送信され得る。しかし、いくつかの場合では、ページは、レガシーネットワーク上でのみ発生し得、ページを受信及びデコードするために少なくとも一時的にレガシーネットワークに同調する必要がある。CSFBをサポートしないLTEネットワークにキャンプオンしている装置が、単一の無線接続をLTEネットワークから1xネットワークに同調して、1xネットワークを介して音声呼を受信及びデコードする場合、装置が1xネットワークに同調されて、ページを受信及びデコードする期間の間、装置のLTEネットワークとの通信は中断される。このLTEネットワークとの通信の中断はユーザエクスペリエンスを低下することになり、ページをデコードするために必要な時間が長すぎると、LTEネットワークとの無線リソース制御(RRC)接続の終了を生じ得る。更に、いくつかの場合、ページのサービングネットワークへの転送は、装置の遅延の受信に遅延を生じ得る。
動作していない又は利用可能なRFチェーンを有するキャリアアグリゲーション可能無線通信装置は、一時的にRFチェーンを再利用して、第2のネットワーク(例えば、LTEネットワーク)に活性的に接続されながら、第1のネットワーク(例えば、レガシーネットワーク)のページングメッセージを監視し得る。第1のネットワークを監視することによって、回路交換音声呼を処理する応答時間を短縮し得る。更に、RFチェーンを再利用して、1つ以上の他のRFチェーンを介して第2のネットワークへの接続を維持しながら、第1のネットワークのページングメッセージを監視することによって、キャリアアグリゲーション可能装置は、第2のネットワークへの接続を維持して、したがって、より良いユーザエクスペリエンスを提供し得る。
図8は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンをページングメッセージの走査に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図8は、RFチェーンが、ページングメッセージを走査するために無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能無線通信装置によって再利用され得る、図7の実施形態を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図8で示され、図8に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作800は、無線通信装置302が第1のネットワークへの接続をサポートする第1のRFチェーンを使用することを含み得る。第1のネットワークは、MCCネットワークであってもよいし、又は、キャリアアグリゲーションをサポートしないネットワークであってもよい。第1のネットワークが、MCCネットワークであるいくつかの場合、第1のRFチェーンを使用して、プライマリコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートし得る。いくつかの例示的実施形態において、第1のネットワークは、音声呼VOIPをサポートしないLTEネットワーク又は他のパケット交換ネットワークであってもよい。動作800は、例えば、動作700の一実施形態に相当し得る。
動作810は、無線通信装置302が再利用する第2のRFチェーンを選択することを含み得る。動作820は、無線通信装置302が第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの有無を判定することを含み得る。第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在することが動作820で判定された場合、方法は、動作830に進み得る。動作830は、無線通信装置302が不活性化メッセージを第1のネットワークに送信して、第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガする活性化メッセージを第1のネットワークに送信することを含み得る。この点に関し、動作810〜830は、上述されているように動作710〜730に相当し得る。
動作840は、無線通信装置302が第1のRFチェーンを使用して第1のネットワークへの接続をサポートしながら、第2のRFチェーンを再利用して第2のネットワーク上でページングメッセージを走査することを含み得る。この点に関し、動作840は、動作740の一実施形態に相当し得る。第2のネットワークは、例えば、2Gネットワーク、3Gネットワーク、又は、回路交換音声呼をサポートし得る他のレガシーネットワークであってもよい。
第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在しないと動作820で判定された場合、動作830が省略され、方法は、代わりに、直接に動作840に進むことができる。
PLMN検索を実行するRFチェーンの再利用
無線通信装置は、公衆地上移動体通信網(PLMN)に接続することによって動作し得る。無線通信装置及び/又はそれに関連付けられた加入者は、多くの場合、動作する装置にとって好ましいネットワークである、ホームPLMN(HPLMN)を有する。装置がそのHPLMNのカバレッジ領域を超えてローミングする場合、装置は、別の異なるPLMNを通じて接続し得る。HPLMN以外のPLMNに接続された装置は、「ローミングしている」と呼ぶことができる。ローミング中、装置は、ローミングしている現在のサービングPLMNの代わりに使用する、限定されない例としてのHPLMNなどの高優先度PLMNを検索し得る。
いくつかの例示的な実施形態に係る、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置におけるRFチェーンを再利用して、ローミングしながら優先度の高いPLMNを検索することによってユーザエクスペリエンスを改善し得る。RFチェーンを再利用して優先度の高いPLMNを走査することによって、装置が、サービングPLMNへの接続をサポートするために使用するプライマリRFチェーン上で優先度の高いPLMNを走査するtuneawayを実行するなどのサービングPLMN(例えば、ローミングPLMN)上での進行中のセッションに並行して、サービングPLMNへの接続を中断することなく、PLMN検索を実行することを可能にする。したがって、PLMN検索を実行している時にデータ又は他の通信セッションの中断及び遅延を低減することを通じてユーザエクスペリエンスを改善し得る。更に、かかる例示的な実施形態は、無線通信装置が優先度の高いPLMNをより迅速に特定し、移行することを可能にするので、装置がそのHPLMN外でローミングしている時に加入者が負担するローミング料金を低減し得る。
図9は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを高優先度ネットワークの走査に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図9は、無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能無線通信装置がRFチェーンを再利用して現在のサービングPLMN以外の優先度の高いPLMNを走査できる、図7の一実施形態を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図9で示され、図9に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作900は、無線通信装置302が第1のPLMNへの接続をサポートする第1のRFチェーンを使用することを含み得る。第1のPLMNは、MCCネットワークであってもよいし、又は、キャリアアグリゲーションをサポートしないネットワークであってもよい。第1のPLMNが、MCCネットワークであるいくつかの場合、第1のRFチェーンを使用して、プライマリコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートし得る。いくつかの例示的実施形態において、第1のPLMNは、無線通信装置302が、第1のPLMNに接続されながら、ローミングし得るように、PLMNをローミングし得る。動作900は、例えば、動作700の一実施形態に相当し得る。
動作910は、無線通信装置302が再利用する第2のRFチェーンを選択することを含み得る。動作920は、無線通信装置が第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの有無を判定することを含み得る。第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在することが動作920で判定された場合、方法は、動作930に進み得る。動作930は、無線通信装置302が不活性化メッセージを第1のPLMNに送信して、第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすることを含み得る。この点に関し、動作910〜930は、上述されているように動作710〜730に相当し得る。
動作940は、無線通信装置302が第1のRFチェーンを使用して第1のPLMNへの接続をサポートしながら、第2のRFチェーンを再利用して第1のPLMNより高い優先度を有するPLMNを走査することを含み得る。この点に関し、動作940は、動作740の一実施形態に相当し得る。
第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在しないと動作930で判定された場合、動作930が省略され、方法は、代わりに、直接に動作940に進むことができる。
図10は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを高優先度ネットワークの走査に再利用する別の例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図10は、いくつかの例示的実施形態に係る無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能装置により実行し得る方法を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図10で示され、図10に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作1000は、無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作しているか判定することを含み得る。上述されているように、複数のキャリアネットワークがキャリアアグリゲーションを使用して帯域幅を無線通信装置まで増大し得る。無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作している場合、方法は、動作1010に進むことができる。動作1010は、無線通信装置302が不活性化メッセージをネットワークに送信してコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすることを含み得る。しかし、無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作していないことが動作1000で判定された場合、装置は既に未使用のRFチェーンを有している可能性があり、動作1010が省略され得る。動作1020において、無線通信装置302は、未使用RFチェーンを特定し得る。特定されるRFチェーンは、動作1010において送信された不活性化メッセージに応じてリリースされたRFチェーンであるか、又は、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置を非MCCネットワークで作動することによって生じるRFチェーンであり得る。
動作1030は、無線通信装置302が特定されたRFチェーンを使用して高優先度のPLMNを走査することによって、特定されたRFチェーンを再利用することを含み得る。いくつかの実施形態において、走査は、周期的であり得る。いくつかの例示的な実施形態において、動作1030の走査は、無線通信装置302に関連付けられた1つ以上の他のRFチェーンを、サービングPLMNなどの別のネットワークに接続しながら、実行され得る。現在のサービングPLMN以外より高い優先度のPLMNが位置付けされた場合、無線通信装置302は、その高優先度PLMNに接続し得る。
並列測定を実行するRFチェーンの再利用
いくつかの例示的実施形態において、RFチェーンを再利用して並列測定を実行し得る。この点に関して、無線通信装置は、音声アプリケーション又は映像アプリケーション(又は他のデータアプリケーション)などのネットワーク通信を必要とするアプリケーションを提供する一方で、サービングネットワーク周波数間測定(例えば、LTE周波数間測定)及び/又は、サービングネットワークが実行するRATに対する代替的なRATの特性を測定するRAT間測定を実行し得る。無線通信装置は、典型的には、無線送信におけるギャップの間に周波数間及びRAT間特性を測定し得る。しかし、サービングRAT上のサービングセルからの信号品質が(例えば、受信信号強度が低いか、若しくは、近傍信号干渉又はブロッカーのため)所定の閾値を下回る時などの特定の条件において、以下で更に説明されている利用可能なRFチェーンを再利用して並列測定動作モードを実行することによって、より良いユーザエクスペリエンスを提供し得る。
サービングセルの信号品質が低下しつつある時に、ギャップを待って近傍周波数及び/又は代替的RATを測定及び特徴づけると、無線通信装置のサービングセルからより良い信号品質をもたらし得るターゲットセルへの移行を遅らせる。これは、装置が、移動する車両内にある時など、移動している場合に、特に言える。この遅延を低減するために、第2のRFチェーンでターゲットセルの周波数間測定及び/又はRAT間測定を実行しながら、第1のRFチェーンのサポートによって、音声呼又はデータ転送がサービングセル上で並行して発生することを可能にする並列測定モードを使用し得る。
図11は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを並列測定の実行に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。この点に関して、図11は、無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能無線通信装置が、RFチェーンを再利用して、サービングネットワーク上のターゲットセルの周波数間測定及び/又は代替のRAT上のターゲットセルのRAT間測定などの、ターゲットセルの並列測定を実行し得る、図7の一実施形態を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図11で示され、図11に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作1100は、無線通信装置302がネットワークのサービングセルへの接続をサポートする第1のRFチェーンを使用することを含み得る。ネットワークは、MCCネットワークであってもよいし、又は、キャリアアグリゲーションをサポートしないネットワークであってもよい。ネットワークが、MCCネットワークであるいくつかの場合、第1のRFチェーンを使用して、プライマリコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートし得る。動作1100は、例えば、動作700の一実施形態に相当し得る。
いくつかの例示的な実施形態において、基準信号受信品質(RSRQ)、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度(RSSI)、受信信号符号電力(RSCP)及び/又は信号品質の他の測定値などの、サービングセルの信号品質が閾値数量を下回っていると判定されると、それに応じて、図11の方法に係る並列測定の実行がトリガされ得る。かかる例示的な実施形態において、方法は、無線通信装置302がサービングセルの信号品質が閾値数量を下回っていることを判定することを含み得る、動作1110を任意で含み得る。しかし、代替的な実施形態において、並列測定はサービングセルの信号品質に関係なく(例えば、周期的に)実行でき、動作1110を省略し得る。
動作1120は、無線通信装置302が再利用する第2のRFチェーンを選択することを含み得る。動作1130は、無線通信装置302が第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの有無を判定することを含み得る。第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在することが動作1130で判定される場合、方法は、動作1140に進み得る。動作1140は、無線通信装置302が不活性化メッセージをネットワークに送信して、第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすること、を含み得る。この点に関し、動作1120〜1140は、上述されているように動作710〜730に相当し得る。
動作1150は、無線通信装置302が第1のRFチェーンを使用してネットワークのサービングセルへの接続をサポートしていながら、第2のRFチェーンを再利用してターゲットセルの並列測定を実行することを含み得る。この点に関し、動作1150は、動作740の一実施形態に相当し得る。いくつかの例示的な場合、ターゲットセルは、サービングネットワーク上のターゲットセルであり得、並列測定の実行は、周波数間測定の実行を含み得る。いくつかの場合、ターゲットセルは、代替的RATのターゲットセルであり得、並列測定の実行は、RAT間測定の実行を含み得る。いくつかの例示的実施形態において、動作1150は、第1のRFチェーンによってサポートされ得るサービングネットワークのサービングセルへの接続を介したアクティブ通信セッションと同時に(例えば、並行して)実行され得る。いくつかの例示的実施形態において、動作1150は、第2のRFチェーンを使用し、サービングセルからターゲットセルへの早いハンドオフを促すようにターゲットセルとの同期を実行することを、更に含み得る。
第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在しないと動作1130で判定された場合、動作1140が省略され、方法は、代わりに、直接に動作1150に進むことができる。
図12は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを並列測定の実行に再利用する別の例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図12は、いくつかの例示的実施形態に係る無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能装置により実行し得る方法を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図12で示され、図12に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作1200は、無線通信装置302がサービングセルからの信号品質が所定の閾値未満であるか判定することを含み得る。いくつかの実施形態において、信号品質は、受信電力レベル測定値であり得る。他の実施形態において、信号品質は、更に、又は別の方法としては、近傍周波数からの干渉を測定することによって判定し得る。更に他の実施形態において、信号品質は、更に、又は他の方法としては、他の近隣無線アクセス技術からの干渉を測定することによって判定し得る。
信号品質が閾値以上の場合、方法は、終了し得る。一方、信号品質が閾値未満であると判定された場合、方法は動作1210に進み得る。動作1210は、無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作しているか判定することを含み得る。無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作していると動作1210において判定された場合、方法は、動作1220に進み得る。動作1220では、無線通信装置302は、不活性化メッセージをネットワークに送信して、再利用のためのRFチェーンを開放するために、コンポーネントキャリアの不活性化をトリガし得る。しかし、無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作していないと動作1210で判定された場合、装置は既に未使用のRFチェーンを有している可能性があり、動作1220が省略され得る。動作1230において、無線通信装置302は、未使用RFチェーンを特定し得る。特定されるRFチェーンは、動作1220において送信された不活性化メッセージに応じて、リリースされたRFチェーンであるか、又は、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置を非MCCネットワークで作動することによって生じるRFチェーンであり得る。
動作1240は、無線通信装置302が特定されたRFチェーンを使用して、近傍セル(例えば、近傍LTE周波数)の周波数間測定及び/又は近傍RAT周波数のRAT間測定などの並列測定を実行することによって、特定されたRFチェーンを再利用することを含み得る。並列測定は、未使用のRFチェーンを使って実行され得、その間、装置は、別のRFチェーンのサポートで、サービングセルを介して音声呼アプリケーション及び/又は他のデータアプリケーションを実行し得る。
候補セルとの同期もステップ1240で実行し得る。同期は、典型的には、装置が現在のサービングセルからターゲットセルにハンドオフされる前に発生し得る。周波数及びタイミング情報をハンドオフの前に装置とターゲットセルとの間で同期して、迅速で円滑な移行を確実にし得る。未使用のRFチェーンを使用して同期タスクを実行することによって、特に、サービングセルの信号品質が閾値未満であるか急激に低下する時に、ハンドオフをより円滑にし得る。
いくつかの例示的実施形態において、図11及び12で説明されているような並列測定モードは、サービングネットワーク及び/又はRAT間周波数を測定および特徴付けるために、無線送信におけるギャップを待つよりも電力を消費し得る。並列測定モードは、装置がモビリティ状態であり、サービングセルからの信号品質が急激に低下する時に、より良いユーザエクスペリエンスを提供し得る。特定の場合、特徴付け及び同期が迅速に完了しない場合、UEが別のセルにハンドオーバされる前に呼(又はデータサービス)が低下する場合がある。したがって、いくつかの例示的実施形態に係る並列測定モードは、装置がモビリティ状態であることに応じて、及び/又はサービングセルの信号品質が低下する(例えば、閾値未満)ことに応じて実行され得る。
自律測定を実行するRFチェーンの再利用
いくつかの例示的実施形態において、RFチェーンを再利用して自律測定を実行し得る。自律測定は、動作基準によって定義され得る。自律測定を使用して、無線通信装置が利用し得る閉加入者グループ(CSG)セルなどのフェムトセルの存在を判定し得る。しかし、サービングネットワーク/サービングセルへの接続上でデータを転送する代わりに自律測定の無線リソースを一時的に使用することによって自律測定を実行する時、装置はスループットのある程度の悪化を経験し得る。いくつかの場合、装置は、自律測定を実行するために周期的に150ミリ秒(ms)を要し得る。この150msの接続の中断は、サービングネットワーク/サービングセルへのアクティブコネクションの音声又はデータスループットに影響を及ぼし得る。いくつかの例示的実施形態は、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置上でRFチェーンを再利用して、別のRFチェーンによって同時にサポートされ得る、サービングネットワーク/サービングセル上で進行中の通信セッション(例えば、音声及び/又はデータセッション)と並行して自律測定を実行することによってこの問題に対応している。
図13は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを自律測定の実行に再利用する例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図13は、RFチェーンが、自律測定を実行するために無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能無線通信装置によって再利用され得る、図7の実施形態を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図13で示され、図13に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作1300は、無線通信装置302がネットワークのサービングセルへの接続をサポートする第1のRFチェーンを使用することを含み得る。ネットワークは、MCCネットワークであってもよいし、又は、キャリアアグリゲーションをサポートしないネットワークであってもよい。ネットワークが、MCCネットワークであるいくつかの場合、第1のRFチェーンを使用して、プライマリコンポーネントキャリアを介したネットワークへの接続をサポートし得る。動作1300は、例えば、動作700の一実施形態に相当し得る。
動作1310は、無線通信装置302が再利用する第2のRFチェーンを選択することを含み得る。動作1320は、無線通信装置が第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの有無を判定することを含み得る第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在することが動作1320で判定された場合、方法は、動作1330に進み得る。動作1330は、無線通信装置302が不活性化メッセージをネットワークに送信して、第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすること、を含み得る。この点に関し、動作1310〜1330は、上述されているように動作710〜730に相当し得る。
動作1340は、無線通信装置302が第1のRFチェーンを使用してサービングセルへの接続をサポートしながら、第2のRFチェーンを再利用してターゲットセルの自律測定を実行し、ターゲットセルのシステム情報を取得することを含み得る。この点に関し、動作1340は、動作740の一実施形態に相当し得る。ターゲットセルは、例えば、サービングネットワークの一セルであり得、また、別のネットワークの一セルでもあり得る。取得したシステム情報を使用して、セル検出、同期及びハンドオーバ手順を容易にし得る。
第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在しないと動作1320で判定された場合、動作1330が省略され、方法は、代わりに、直接に動作1340に進むことができる。
いくつかの例示的実施形態において、動作1340に付随して実行し得る自律測定などの自律測定を使用して、ホーム進化型ノードB(eNB)又は他のフェムトセルなどのCSGセルの検出及び関連付けを容易にし得る。ホームeNBは、家庭や事務所などの限定された領域内でのセルサービスを改善するためにユーザが配備できる、非常に小規模のサービングセルであり得る。多くの場合、ネットワークオペレータは、ホームeNBの配備についての知識を有さない場合があり、無線通信装置によるホームeNBの存在の認識を促すために自律測定を必要とし得る。更に、ホームeNBの使用は、CSGとして公知の、認可されたユーザのグループのみに限定され得る。したがって、自律測定を使用して、(1)ホームeNB又は他のCSGセルの存在を検出し、(2)CSGセルの受信した信号レベル及び品質を測定し、(3)CSGのシステム情報を検出し得る。システム情報の検出は、例えば、セルIDを判定すること、及び無線通信装置302がCSGセルに登録することを許可されているか(例えば、装置又はそれに関連付けられたユーザがCSGの要素であるか)判定することを含み得る。
図14は、いくつかの例示的実施形態に係る、RFチェーンを自律測定の実行に再利用する別の例示的方法のフローチャートを示す。この点に関し、図14は、いくつかの例示的実施形態に係る無線通信装置302などのキャリアアグリゲーション可能装置により実行し得る方法を示す。処理回路410、プロセッサ412、メモリ414、送受信機416、又はRFチェーンコントローラ418のうちの1つ以上が、例えば、図14で示され、図14に関連して説明されている動作を実行する手段を提供し得る。
動作1400は、無線通信装置302が、装置がMCCネットワーク内で動作しているか、判定することを含み得る。無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作していると動作1400において判定された場合、方法は、動作1410に進み得る。動作1410では、無線通信装置302は、不活性化メッセージをネットワークに送信して、再利用のためのRFチェーンを開放するために、コンポーネントキャリアの不活性化をトリガし得る。しかし、無線通信装置302がMCCネットワーク内で動作していないことが動作1400で判定された場合、装置は既に未使用のRFチェーンを有している可能性があり、動作1410が省略され得る。動作1420において、無線通信装置302は、未使用RFチェーンを特定し得る。特定されるRFチェーンは、動作1410において送信された不活性化メッセージに応じてリリースされたRFチェーンであるか、又は、キャリアアグリゲーション可能無線通信装置を非MCCネットワークで作動することによって生じるRFチェーンであり得る。
動作1430は、無線通信装置302が特定されたRFチェーンを使用して自律測定を実行することによって特定されたRFチェーンを再利用することを含み得る。動作1430において実行し得る自律測定は、例えば、ホームeNB又は他のCSGセルの自律測定であり得る。したがって、動作1430の自律測定を使用して、(1)ホームeNB又は他のCSGセルの存在を検出し、(2)CSGセルの受信した信号レベル及び品質を測定し、(3)CSGのシステム情報を検出し得る。システム情報の検出は、例えば、セルIDを判定すること、及び無線通信装置302がCSGセルに登録することを許可されているか(例えば、装置又はそれに関連付けられたユーザがCSGの要素であるか)判定することを含み得る。
説明される実施形態の様々な態様、実施形態、実装、又は機構は、個別に若しくは任意の組み合わせで使用できる。説明される実施形態の様々な態様は、ソフトウェア、ハードウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実装できる。説明される実施形態はまた、製造作業を制御するためのコンピュータ可読媒体上のコンピュータ可読コードとして、又は製造ラインを制御するためのコンピュータ可読媒体上のコンピュータ可読コードとして具体化することもできる。このコンピュータ可読媒体は、後にコンピュータシステムによって読み込むことが可能なデータを記憶することができる、任意のデータ記憶機器である。コンピュータ可読媒体の例としては、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、CD−ROM、HDD、DVD、磁気テープ、及び光学的データ記憶機器が挙げられる。コンピュータ可読媒体はまた、そのコンピュータ可読コードが分散方式で記憶及び実行されるように、ネットワーク結合されたコンピュータシステム上に分散させることもできる。
上記の説明では、説明の一部を構成し、例として、説明されている実施形態に係る具体的な実施形態が示されている、添付図面が参照されている。当業者が説明される実施形態を実施できるように十分詳細にこれらの実施形態は説明されるが、これらの実施例は限定的なものでなく、他の実施形態が使用されてもよく、説明される実施形態の趣旨又は範囲から逸脱せずに変更が行われてもよいということが理解されよう。
更に、上記の説明では、説明の目的上、説明されている実施形態の完全の理解を提供するために特定の専門用語が使用されている。しかしながら、それらの具体的詳細は、説明される実施形態を実践するために必須のものではないことが、当業者には明らかとなるであろう。それゆえ、上述の具体的な実施形態の説明は、例示及び説明の目的のために提示される。上記の説明で呈示されている実施形態に関して開示された実施例の説明は、単に、記載の実施形態に対して文脈を追加し、その理解を助けることを目的とする。記載内容は、網羅的であることを意図しておらず、又は記載の実施形態を開示された厳密な形態に限定することも意図していない。上記の教示を考慮して、多くの改変、代替的適用、及び変形が可能であることが、当業者には明らかとなるであろう。この点に関し、記載の実施形態は、これらの具体的な詳細の一部又はすべてがなくても実践し得ることが当業者には容易に理解できるであろう。更に、いくつかの場合、記載の実施形態を不必要に不明瞭化することを回避するために、周知の方法手順は、詳細に説明されていない。

Claims (52)

  1. キャリアアグリゲーション可能無線通信装置において無線周波数(RF)チェーンを管理する方法であって、前記無線通信装置が、
    第1のコンポーネントキャリアに関連付けられた第1のRFチェーンと、第2のコンポーネントキャリアに関連付けられた第2のRFチェーンとを使用して、キャリアアグリゲーション可能ロングタームエボリューション(LTE)技術を実施するネットワークへの接続をサポートすることと、
    前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするように構成された不活性化メッセージをフォーマットすることと、
    前記不活性化メッセージを前記ネットワークに送信して、前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすることと、
    前記不活性化メッセージを送信した後で、前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止することと、
    を含む方法。
  2. 前記不活性化メッセージをフォーマットすることが、前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化指示を含むメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)をフォーマットすることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MAC CEが、無線通信装置によってコンポーネントキャリア不活性化シグナリングとして指定された予約論理チャネルID(LCID)を有するMACパケットデータユニット(PDU)を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記不活性化メッセージが、不活性化要求メッセージを含み、前記無線通信装置が、
    前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止する前に、前記ネットワークからの不活性化許可応答を待つことを更に含む、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記不活性化メッセージが、不活性化通知メッセージを含み、前記無線通信装置が、
    前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止する前に、前記不活性化通知メッセージに応じて、前記ネットワークからの確認応答(ACK)の受信を待つことを更に含む、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記無線通信装置が、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記ネットワークへの前記接続をサポートした前記第2のコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に前記第2のRFチェーンを再利用することを更に含む、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して、第2のネットワーク上でページングメッセージを走査することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して前記ネットワークより高い優先度を有する公衆地上移動体通信網(PLMN)を走査することを含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの並列測定を実行することを含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記無線通信装置が、
    前記サービングセルの信号品質が閾値信号品質未満に低下したことを判定することを更に含み、
    前記不活性化メッセージを送信することと、前記第2のRFチェーンを使用して前記ターゲットセルの並列測定を実行することが、前記信号品質が前記閾値信号品質未満に低下したことに応じて実行される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記ネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの自律測定を実行し、前記ターゲットセルのシステム情報を取得することを含む、請求項6に記載の方法。
  12. 前記ターゲットセルが、閉加入者グループ(CSG)セルである、請求項11に記載の方法。
  13. 無線通信装置であって、
    第1の無線周波数(RF)チェーンと、
    第2のRFチェーンであって、前記第1のRFチェーン及び前記第2のRFチェーンが、キャリアアグリゲーションをサポートするように構成された、第2のRFチェーンと、
    処理回路と、
    を備え、前記処理回路は、
    前記第1のRFチェーンを使用して、第1のコンポーネントキャリアを介した多重コンポーネント可能(MCC)ネットワークへの接続をサポートし、
    前記第2のRFチェーンを使用して、第2のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートし、
    前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするように構成された不活性化メッセージをフォーマットし、
    前記不活性化メッセージを前記MCCネットワークに送信して、前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガし、
    前記不活性化メッセージを送信した後で、前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止するように
    前記無線通信装置を少なくとも制御するように構成された、無線通信装置。
  14. 前記不活性化メッセージが、前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化指示を含むメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)を具備する、請求項13に記載の無線通信装置。
  15. 前記処理回路が、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記MCCネットワークへの前記接続をサポートした前記第2のコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に前記第2のRFチェーンを再利用するように、前記無線通信装置を制御するように更に構成された、請求項13〜請求項14のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  16. キャリアアグリゲーション可能無線通信装置において無線周波数(RF)チェーンを管理するコンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラムコードを内部に記憶する、少なくとも1つの永続的コンピュータ可読記憶媒体を備え、前記コンピュータプログラムコードが、
    第1のコンポーネントキャリアに関連付けられた第1のRFチェーンと、第2のコンポーネントキャリアに関連付けられた第2のRFチェーンとを使用して、多重コンポーネントキャリア可能(MCC)ネットワークへの接続をサポートするためのプログラムコードと、
    前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするように構成された不活性化メッセージをフォーマットするためのプログラムコードと、
    前記不活性化メッセージを前記MCCネットワークに送信して前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするためのプログラムコードと、
    前記不活性化メッセージを送信した後で、前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止するためのプログラムコードと、
    を含む、コンピュータプログラム製品。
  17. キャリアアグリゲーション可能無線通信装置において無線周波数(RF)チェーンを管理する装置であって、
    第1のコンポーネントキャリアに関連付けられた第1のRFチェーンと、第2のコンポーネントキャリアに関連付けられた第2のRFチェーンとを使用して、多重コンポーネントキャリア可能(MCC)ネットワークへの接続をサポートするための手段と、
    前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするように構成された不活性化メッセージをフォーマットするための手段と、
    前記不活性化メッセージを前記MCCネットワークに送信して前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするための手段と、
    前記不活性化メッセージを送信した後で、前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止するための手段と
    を備える装置。
  18. 前記不活性化メッセージをフォーマットする前記手段が、前記第2のコンポーネントキャリアの不活性化指示を含むメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)をフォーマットする手段を含む、請求項17に記載の装置。
  19. 前MAC CEが、無線通信装置によってコンポーネントキャリア不活性化シグナリングとして指定された予約論理チャネルID(LCID)を有するMACパケットデータユニット(PDU)を含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記不活性化メッセージが、不活性化要求メッセージを含み、前記装置が、
    前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止する前に、前記MCCネットワークからの不活性化許可応答を待つ手段を更に備える、請求項17〜請求項19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記不活性化メッセージが、不活性化通知メッセージを含み、前記装置が、
    前記第2のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートする前記第2のRFチェーンの使用を中止する前に、前記不活性化通知メッセージに応じて、前記MCCネットワークからの確認応答(ACK)の受信を待つ手段を更に備える、請求項17〜請求項19のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記MCCネットワークへの前記接続をサポートした前記第2のコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に前記第2のRFチェーンを再利用する手段を更に備える、請求項17〜請求項19のいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して、第2のネットワーク上でページングメッセージを走査する手段を含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して前記MCCネットワークより高い優先度を有する公衆地上移動体通信網(PLMN)を走査する手段を含む、請求項22に記載の装置。
  25. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの並列測定を実行する手段を含む、請求項22に記載の装置。
  26. 前記サービングセルの信号品質が閾値信号品質未満に低下したことを判定する手段と、
    前記不活性化メッセージを送信し、前記第2のRFチェーンを使用して前記信号品質が前記閾値信号品質未満に低下したことに応じて、前記ターゲットセルの並列測定を実行する手段と、
    を更に備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記第1のコンポーネントキャリアを介した前記MCCネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの自律測定を実行し、前記ターゲットセルのシステム情報を取得する手段を含む、請求項22に記載の装置。
  28. 前記ターゲットセルが、閉加入者グループ(CSG)セルである、請求項27に記載の装置。
  29. キャリアアグリゲーション可能無線通信装置において無線周波数(RF)チェーンを再利用する方法であって、前記無線通信装置が、
    第1のRFチェーンを使用してネットワークへの接続をサポートすることと、
    再利用する第2のRFチェーンを選択することと、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの存在の有無を判定することと、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合、不活性化メッセージを前記ネットワークに送信して、前記第2のRFチェーンを再利用する前に、前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガすることと、
    前記ネットワークへの前記接続をサポートするセカンダリコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に前記第2のRFチェーンを再利用することと、
    を含む方法。
  30. 前記不活性化メッセージを送信することが、不活性化要求メッセージを前記ネットワークに送信することを含み、前記無線通信装置が、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合に、前記第2のRFチェーンを再利用する前に、前記ネットワークからの不活性化許可応答の受信を待つことを更に含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記無線通信装置が、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合に、前記第2のRFチェーンを再利用する前に、前記不活性化メッセージに応じて、前記ネットワークからの確認応答(ACK)の受信を待つことを更に含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記不活性化メッセージを送信することが、前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化指示を含むメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)を送信することを含む、請求項29〜請求項31のいずれか1項に記載の方法。
  33. 前記RFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの存在の有無を判定することが、前記ネットワークが、多重コンポーネントキャリア可能(MCC)ネットワークであるかを判定することを含み、前記不活性化メッセージを送信することが、前記ネットワークがMCCネットワークであると判定された場合にのみ前記不活性化メッセージを送信することを含む、請求項29〜請求項31のいずれか1項に記載の方法。
  34. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して、第2のネットワーク上でページングメッセージを走査することを含む、請求項29〜請求項31のいずれか1項に記載の方法。
  35. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して前記ネットワークより高い優先度を有する公衆地上移動体通信網(PLMN)を走査することを含む、請求項29〜請求項31に記載の方法。
  36. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの並列測定を実行することを含む、請求項29〜請求項31のいずれか1項に記載の方法。
  37. 前記第2のRFチェーンを使用して前記ターゲットセルの並列測定を実行することが、前記ネットワークの前記サービングセルの信号品質が閾値信号品質未満に低下したことに応じて実行される、請求項36に記載の方法。
  38. 前記第2のRFチェーンを再利用することが、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの自律測定を実行し、前記ターゲットセルのシステム情報を取得することを含む、請求項29〜請求項31のいずれか1項に記載の方法。
  39. 前記ターゲットセルが、閉加入者グループ(CSG)セルである、請求項38に記載の方法。
  40. 無線通信装置であって、
    第1の無線周波数(RF)チェーンと、
    第2のRFチェーンであって、前記第1のRFチェーン及び前記第2のRFチェーンが、キャリアアグリゲーションをサポートするように構成された、第2のRFチェーンと、
    処理回路と、
    を備え、前記処理回路は、
    前記第1のRFチェーンを使用してネットワークへの接続をサポートし、
    再利用する前記第2のRFチェーンを選択し、
    前記の第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの存在の有無を判定し、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合、不活性化メッセージを前記ネットワークに送信して、前記の第2のRFチェーンを再利用する前に、前記の第2のRFチェーンに関連付けられた前記活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガし、
    前記ネットワークへの前記接続をサポートするセカンダリコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に前記第2のRFチェーンを再利用するように
    前記無線通信装置を少なくとも制御するように構成された、無線通信装置。
  41. キャリアアグリゲーション可能無線通信装置において無線周波数(RF)チェーンを再利用するコンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラムコードを内部に記憶する、少なくとも1つの永続的コンピュータ可読記憶媒体を有し、前記コンピュータプログラムコードが、
    第1のRFチェーンを使用してネットワークへの接続をサポートするプログラムコードと、
    再利用する第2のRFチェーンを選択するプログラムコードと、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの存在の有無を判定するプログラムコードと、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合、不活性化メッセージを前記ネットワークに送信して、前記第2のRFチェーンを再利用する前に、前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガするプログラムコードと、
    前記ネットワークへの前記接続をサポートするセカンダリコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に前記第2のRFチェーンを再利用するプログラムコードと、を含む、コンピュータプログラム製品。
  42. キャリアアグリゲーション可能無線通信装置において無線周波数(RF)チェーンを再利用する装置であって、
    第1のRFチェーンを使用してネットワークへの接続をサポートする手段と、
    再利用する第2のRFチェーンを選択する手段と、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの存在の有無を判定する手段と、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合、不活性化メッセージを前記ネットワークに送信して、前記第2のRFチェーンを再利用する前に、前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記活性セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化をトリガする手段と、
    前記ネットワークへの前記接続をサポートするセカンダリコンポーネントキャリアを介した通信以外の機能に前記第2のRFチェーンを再利用する手段と、
    を備える装置。
  43. 前記不活性化メッセージを送信する前記手段が、不活性化要求メッセージを前記ネットワークに送信する手段を含み、前記装置が、
    前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合に、前記第2のRFチェーンを再利用する前に、前記ネットワークからの不活性化許可応答の受信を待つ手段を更に備える、請求項42に記載の装置。
  44. 前記第2のRFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアが存在すると判定された場合に、前記第2のRFチェーンを再利用する前に、前記不活性化メッセージに応じて、前記ネットワークからの確認応答(ACK)の受信を待つ手段を更に備える、請求項42に記載の装置。
  45. 前記不活性化メッセージを送信する前記手段が、前記第2のRFチェーンに関連付けられた前記セカンダリコンポーネントキャリアの不活性化指示を含むメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)を送信する手段を含む、請求項42〜請求項44のいずれか1項に記載の装置。
  46. 前記RFチェーンに関連付けられた活性セカンダリコンポーネントキャリアの存在の有無を判定する前記手段が、前記ネットワークが、多重コンポーネントキャリア可能(MCC)ネットワークであるかを判定する手段を含み、前記不活性化メッセージを送信する前記手段が、前記ネットワークがMCCネットワークであると判定された場合にのみ前記不活性化メッセージを送信する手段を含む、請求項42〜請求項44のいずれか1項に記載の装置。
  47. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して、第2のネットワーク上でページングメッセージを走査する手段を含む、請求項42〜請求項44のいずれか1項に記載の装置。
  48. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークへの前記接続をサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用して前記ネットワークより高い優先度を有する公衆地上移動体通信網(PLMN)を走査する手段を含む、請求項42〜請求項44のいずれか1項に記載の装置。
  49. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの並列測定を実行する手段を含む、請求項42〜請求項44のいずれか1項に記載の装置。
  50. 前記第2のRFチェーンを使用して前記ターゲットセルの並列測定を実行する前記手段が、前記ネットワークの前記サービングセルの信号品質が閾値信号品質未満に低下したことに応じて、前記第2のRFチェーンを使用して前記ターゲットセルの並列測定を実行する手段を含む、請求項49に記載の装置。
  51. 前記第2のRFチェーンを再利用する前記手段が、前記第1のRFチェーンを使用して前記ネットワークのサービングセルへの接続を経てアクティブな通信セッションをサポートしながら、前記第2のRFチェーンを使用してターゲットセルの自律測定を実行し、前記ターゲットセルのシステム情報を取得する手段を含む、請求項42〜請求項44のいずれか1項に記載の装置。
  52. 前記ターゲットセルが、閉加入者グループ(CSG)セルである、請求項51に記載の装置。
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